JPH05204928A - 部屋運用管理方式 - Google Patents

部屋運用管理方式

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JPH05204928A
JPH05204928A JP1553292A JP1553292A JPH05204928A JP H05204928 A JPH05204928 A JP H05204928A JP 1553292 A JP1553292 A JP 1553292A JP 1553292 A JP1553292 A JP 1553292A JP H05204928 A JPH05204928 A JP H05204928A
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JP
Japan
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room
electric lock
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time
host device
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JP1553292A
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Inventor
Naoki Kawazoe
直樹 河添
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホスト装置で行っていた入室条件照合、運用
実績判断等の処理を各電気錠制御装置で分散処理させ、
ホストの処理負荷を低減する。 【構成】 電気錠制御装置13に、タイマ13aと、部
屋利用情報管理部13bと、入室条件判断部13cと、
解錠・施錠部13dと、入退室実績を管理する利用実績
管理部13eを設け、部屋利用情報管理部13bは部屋
利用情報入力装置11から入力された部屋の利用情報を
ホスト装置12より受信して記憶・管理し、入室条件判
断部13cは利用者特定データを伴った入室要求があっ
た時、入室要求発生時刻が部屋の入室可能時間帯である
か、及び利用者が正当な者であるかを部屋利用情報に基
づいて判断し、解錠・施錠部13dは入室条件を満たせ
ば電気錠を解錠し、退室信号に基づいて電気錠を施錠
し、利用実績管理部13eは部屋の入退室実績を管理
し、適宜ホスト装置に通知する.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホスト装置と多数の電気
錠制御装置を有するビル管理システムの部屋運用管理方
式に係わり、特に、ビル内の各部屋の管理あるいは監視
をホスト装置と連動して各電気錠制御装置側で代替して
行う部屋運用管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ビル内の会議室や事務フロア等の運用を
コンピュータで制御するビル管理システムがある。図8
はかかるビル管理システムの全体構成図、図9は詳細構
成図(電気錠制御装置は1台のみ示す)である。1は各
部屋の部屋番号、利用開始時刻、利用終了時刻及び利用
者等を特定するためのデータを入力する部屋利用情報入
力装置、2は部屋利用情報に基づいて各部屋の運用を管
理するホスト装置、3a〜3nは部屋毎に設けられ、ホ
スト装置2からの指示に基づいて部屋の電気錠の解錠、
施錠を制御する電気錠制御装置である。
【0003】各電気錠制御装置には、図9に示すよう
に、ICカードより利用者ID等のデータを読み取るI
Cカード読取部4、テンキー、解錠キー、施錠キー等で
構成されたキー部5、電気錠付きの扉(電気錠・電気
扉)6、利用期限警告用のブザー7等が接続されてい
る。
【0004】ホスト装置2には、全部屋の利用情報を記
憶する利用情報テーブル2a、入室可能時間帯のチェッ
クをしたり、あるいは、部屋の利用期限を監視したりす
る時刻参照処理部2b、利用者が正当な者であるか否か
をチェックする入室条件チェック処理部2c、全部屋の
入退室実績を記録・管理する利用実績記録処理部2d、
現時刻を監視するタイマ2eが設けら、又、各電気錠制
御装置には、電気錠を解錠及び施錠する解錠・施錠制御
部3a-1等が設けられている。
【0005】予め部屋利用者の要求に基づいてオペレー
タが部屋利用情報入力装置1より各部屋の利用情報、す
なわち、部屋番号、利用開始時刻、利用終了時刻、利用
者IDをホスト装置2に入力すると、ホスト装置2は部
屋利用情報を受け付けて利用情報テーブル2aに格納す
る。かかる状態において、部屋利用者が部屋の入口に設
けられたICカード読取部4にICカードを挿入して解
錠キー5aを押下すると、電気錠制御装置3aはICカ
ードから読み取った利用者ID及び部屋IDを付けてホ
スト装置2に解錠しても良いかの照合依頼(入力情報照
合依頼)を行う。
【0006】ホスト装置2の時刻参照処理部2bは入力
情報照合依頼があると、入力情報照合依頼時刻が部屋I
Dが示す部屋の利用時間帯に属するか否かを利用情報テ
ーブル2aに記憶されている部屋利用情報より調べ、利
用時間帯外であれば入室不許可を電気錠制御装置3aに
通知して解錠させない。
【0007】一方、利用時間帯内であれば、入室条件チ
ェック処理部2cは該利用時間帯の利用者IDを利用情
報テーブル2aに記憶されている利用情報より求め、該
利用者IDが電気錠制御装置3aから通知された利用者
IDと一致するかチェックし、一致しなければ入室不許
可を電気錠制御装置3aに通知して解錠させない。しか
し、利用者IDが一致すれば、入室許可を電気錠制御装
置3aに通知する。これにより、解錠・施錠制御部3a-1
は部屋の電気扉の電気錠を解錠し、部屋の利用を可能に
する。
【0008】電気錠が解錠状態になると、センサにより
検出されて電気錠制御装置3aに入力されるから、該電
気錠制御装置3aは入室情報をホスト装置2に通知す
る。入室情報の受信により、ホスト装置2の利用実績記
録処理部2dは部屋利用開始時刻、部屋利用者を記録し
て部屋の利用実績を管理する。
【0009】時刻参照処理部2bは、以後、利用終了時
刻の所定時間前になった監視し、所定時間前になると利
用期限警告を電気錠制御装置3aに通知する。電気錠制
御装置3aは利用期限警告通知によりブザー7を鳴ら
す。部屋利用者が部屋利用を終了して退室し、ICカー
ド読取部4にICカードを挿入して施錠キー5bを押下
すると、電気錠制御装置3aの解錠・施錠制御部3a-1は
部屋の電気錠を施錠する。電気錠が施錠状態になると、
センサにより検出されて電気錠制御装置3aに入力され
るから、該電気錠制御装置3aは退室情報をホスト装置
2に通知する。退室情報の受信により、ホスト装置2の
利用実績記録処理部2dは部屋利用終了時刻、部屋利用
者を記録して部屋の利用実績を管理する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
ビル管理システムにおいては、電気錠制御装置に現時刻
を監視するタイマ手段が設けられていないため、入室要
求信号を受信すると電気錠制御装置は入室関連情報(部
屋ID、利用者ID等)をホスト装置に通知し、ホスト
装置で入室要求時刻と部屋利用可能時間帯の照合や入室
条件照合等を行うものであった。すなわち、ホスト装置
で、時刻計時、入室要求信号発生時の時間照合、入室条
件照合、許可・不許可判断、利用期限警告、利用実績管
理等の処理を全て行う必要があり、通信電文も多数発生
する。従って、ホスト配下の電気錠制御装置が多数接続
されている場合には、処理の負荷、通信回線の負荷が非
常に重くなる問題があった。又、従来のビル管理システ
ムにおいては、ホスト装置がダウンしたり、メンテナン
スなどにより動作を停止すると、部屋の運用管理ができ
なくなる問題があった。
【0011】以上から本発明の目的は、タイマ手段を各
電気錠制御装置に設けると共に、部屋利用情報を対応す
る電気錠制御装置に管理させ、これにより、ホスト装置
で行っていた時刻照合関連の処理や、入室条件照合、許
可・不許可判断、運用実績判断等の処理を各電気錠制御
装置で分散処理させ、又、ホスト・電気錠制御装置間の
通信度数を減らし、ホストの処理負荷を低減するビル管
理システムの部屋運用管理方式を提供することである。
又、本発明の別の目的は、ホスト装置がダウンしたり、
メンテナンスなどにより動作停止状態になっても、部屋
の運用管理ができるビル管理システムの部屋運用管理方
式を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。11は各部屋の利用開始時刻、利用終了時刻
及び利用者等を特定するためのデータを入力する部屋利
用情報入力装置、12は全部屋の運用を管理するホスト
装置、13は部屋毎に設けられ、部屋利用情報に基づい
て部屋の電気錠の解錠、施錠を制御する電気錠制御装
置、16は電気錠付きの扉(電気錠・電気扉という)で
ある。電気錠制御装置13において、13aは現時刻を
監視するタイマ、13bは部屋の利用情報を管理する部
屋利用情報管理部、13cは部屋の入室条件を判断する
入室条件判断部、13dは電気錠を解錠及び施錠する解
錠・施錠制御部、13eは部屋の入退室実績を記録・管
理する利用実績管理部である。
【0013】
【作用】電気錠制御装置13に、時刻計時を行うタイマ
13aと、部屋利用情報を管理する部屋利用情報管理部
13bと、入室可能時間帯及び入室者条件を判断する入
室条件判断部13cと、電気錠の解錠、施錠を行う解錠
・施錠制御部13dと、入退室実績を管理する利用実績
管理部13eを設け、部屋利用情報管理部13bは部屋
利用情報入力装置11から入力された部屋の利用情報を
ホスト装置12より受信して編集・管理し、入室条件判
断部13cは利用者IDを伴った入室要求があった時、
入室要求発生時刻が部屋の入室可能時間帯(利用時間
帯)であるか、及び利用者が正当な者であるかを部屋利
用情報に基づいて判断し、解錠・施錠制御部13dは入
室条件を満たせば電気錠を解錠し、利用者が退室したこ
とを示す信号に基づいて電気錠を施錠し、利用実績管理
部13eは部屋の入退室実績を管理し、適宜ホスト装置
に通知する。
【0014】このように、タイマを電気錠制御装置に設
けると共に、部屋利用情報を対応する電気錠制御装置に
管理させ、これにより、ホスト装置で行っていた時刻照
合関連の処理や、入室条件照合、許可・不許可判断、運
用実績判断等の処理を各電気錠制御装置で分散処理する
ことができ、しかも、ホスト・電気錠制御装置間の通信
度数を減らすことができ、ホスト装置12の処理負荷を
低減することが可能となる。又、ホスト装置がダウンし
たり、メンテナンスなどにより動作停止状態になって
も、電気錠制御装置のみで部屋の運用管理ができる。
【0015】
【実施例】全体の構成 図2は本発明のビル管理システムの構成図であり、図1
と同一部分には同一符号を付している。図中、11は各
部屋の部屋番号(部屋ID)、利用開始時刻、利用終了
時刻及び利用者等を特定するためのデータを入力する部
屋利用情報入力装置、12は全部屋の運用を管理するホ
スト装置、13は部屋毎に設けられた電気錠制御装置
で、対応する部屋の利用情報管理処理、時刻照合関連の
処理、入室条件照合処理、入室許可・不許可判断処理、
電気錠の解錠・施錠処理、部屋利用実績管理処理等を実
行する。14はICカードより利用者ID等のデータを
読み取るICカード読取部、15はテンキー、解錠キ
ー、施錠キーを有するキー部、16は電気錠付きの扉
(電気錠・電気扉)、17は利用期限警告用のブザーで
ある。
【0016】ホスト装置12において、12aは部屋利
用情報入力装置11から入力された全部屋の部屋利用情
報をテーブル形式で記憶する利用情報テーブル格納部、
12bは各電気錠制御装置から受信した利用実績通知に
基づいて全部屋の利用実績を管理する全部屋利用実績管
理部である。
【0017】利用情報テーブル格納部12aに格納され
る利用情報テーブルは、図3に示すように、部屋番号
(部屋ID)12a-1に対応させて、部屋の利用時間帯
(利用開始時刻(日時分)、利用終了時刻)12a-2、利
用者ID12a-3、部屋利用に際して入力されるパスワー
ド12a-4等を備えている。パスワードは、部屋運用管理
を厳しくしたい場合、例えば電算機室等機密性の高い部
屋の利用あるいは予約運用に際して、部屋利用予約時に
利用者に与えられると共にパスワード欄に記入される。
尚、予約運用とは、特定の人のみが利用時間帯欄に記入
された時間帯において利用できる運用であり、又、定期
運用とは、誰もが利用時間帯欄に記入された時間帯にお
いて利用できる運用であり、定期運用の場合にはパスワ
ードは与えられない。
【0018】ホスト装置12は、部屋利用情報が新規に
入力される毎に、あるいは変更情報が入力される毎に、
部屋IDが示す電気錠制御装置13に該利用情報、変更
情報を通知して管理させる。尚、以上は、予約可能な全
日程の部屋利用情報を電気錠制御装置に管理させる場合
であるが、当日分のみの部屋利用情報を電気錠制御装置
に管理させるように構成することもできる。例えば、一
日の始めに一括してその日の部屋の利用情報を各部屋の
電気錠制御装置に通知すると共に、その日の部屋利用情
報が新規に入力される毎に、あるいはキャンセル、変更
情報が入力される毎に、対応する電気錠制御装置13に
該利用情報、変更情報を通知するように構成する。
【0019】電気錠制御装置13において、13aは現
時刻を監視するタイマ、13bは対応する部屋の利用情
報を管理する部屋利用情報管理部であり、ホスト装置1
2から通知される部屋利用情報、変更情報に基づいて利
用情報テーブルを編集処理する利用情報テーブル編集処
理部13b-1と、編集された利用情報テーブルを格納する
利用情報テーブル格納部13b-2を備えている。13cは
部屋の入室条件を判断する入室条件判断部であり、時刻
参照関連の処理(入室要求時刻と部屋利用可能時間帯の
照合、利用期限警告時刻監視等)を行う時刻参照処理部1
3c-1と、利用者が正当な者であるかを利用者ID、パス
ワードを用いてチェックする入室条件チェック処理部13
c-2を備えている。13dは入室条件が満たされた時に
電気錠を解錠し、退室したことを示す退室情報により施
錠する解錠・施錠制御部、13eは部屋の入退室実績を
記録・管理する利用実績管理部であり、利用実績記録処
理部13e-1と利用実績格納部13e-2を有している。
【0020】解錠・施錠制御部と電気錠・電気扉の構成 電気錠・電気扉16は図4に示すように、ソレノイドを
オン・オフすることにより施錠・解錠する電気錠16a
と、施錠・解錠状態を検出するマイクロスイッチ16b
と、扉の開閉状態を検出するリードスイッチ16cを備
えている。解錠・施錠制御部13dは、マイコン構成の
コントローラ13d-1と、電気錠16aにおけるソレノイ
ドの通電をオン・オフさせるEFT13d-2と、解錠・施錠
状態を検出するフォトカプラー13d-3,13d-4と、扉の開
閉状態を検出するフォトカプラー13d-5等を有してい
る。
【0021】コントローラ13d-1は入室条件判断部13
c(図2)から解錠指令を受信すると施解錠制御信号E
KCをハイレベルにしてFET13d-2をオンし、ソレノ
イドを通電して電気錠16aを解錠する。解錠状態にな
ると、マイクロスイッチ16bが図示の実線状態になり
フォトカプラー13b-4よりローレベルの解錠信号ULK
がコントローラ13d-1に入力される。コントローラ13d-1
は解錠信号を受信すれば部屋利用開始を利用実績管理部
13e等に通知する。尚、部屋利用者が扉を開けるとリ
ードスイッチ16cが図示の状態になり、扉状態信号D
RSがハイレベルとなって扉開がコントローラ13d-1に
入力される。又、部屋利用者が扉を閉めるとリードスイ
ッチ16cがオン状態になり、扉状態信号DRSがロー
レベルとなって扉閉がコントローラ13d-1に入力され
る。
【0022】又、コントローラ13d-1は入室条件判断部
13cから施錠指令を受信すると施解錠制御信号EKC
をローレベルにしてFET13d-2をオフし、ソレノイド
の通電を切断して電気錠16aを施錠する。施錠状態に
なると、マイクロスイッチ16bが点線状態に切り替わ
り、フォトカプラー13b-3よりローレベルの施錠信号L
KSがコントローラ13d-1に入力される。コントローラ1
3d-1は施錠信号を受信すれば部屋利用終了を利用実績管
理部13e等に通知する。
【0023】全体の動作 以下、部屋運用管理の全体の動作を部屋利用情報入力処
理、解錠・施錠処理、利用実績通知処理に分けて説明す
る。 (a) 部屋利用情報入力処理(図5参照) 部屋利用者の要求に基づいてオペレータが部屋利用情報
入力装置11より各部屋の利用情報(部屋ID、利用開
始時刻、利用終了時刻、利用者ID、パスワード)ある
いはキャンセル等の変更情報をホスト装置12に入力す
ると、ホスト装置12はこれら利用情報、変更情報を受
け付け(ステップ101、102)、入力された情報に
基づいて利用情報テーブル(図3)を編集して利用情報
テーブル格納部12aに格納すると共に(ステップ10
3)、入力情報を部屋IDに応じた電気錠制御装置に通
知する(ステップ104)。尚、ホストは以後次の部屋
利用情報あるいは変更情報の入力待ちになる。
【0024】各電気錠制御装置の部屋利用情報管理部1
3bは、ホスト装置から部屋利用情報あるいは変更情報
の通知があれば(ステップ105)、これら情報に基づ
いて時間順に利用情報テーブルを編集して格納し(ステ
ップ106,107)、以後次の情報の通知待ちにな
る。
【0025】(b) 解錠・施錠処理(図6参照) 入室条件判断部13cは入室要求があるか監視する(ス
テップ201)。尚、部屋利用者が部屋の入口に設けら
れたICカード読取部14にICカードを挿入して解錠
キー15aを押下すると入室要求が発生する。この場
合、必要に応じて(パスワードが与えられていると
き)、パスワードを入力する。
【0026】入室要求が発生すると、時刻参照処理部13
c-1は入室要求発生時刻をタイマ13aより求め、該時
刻が部屋の利用時間帯に属するか否かを利用情報テーブ
ルを参照して調べ(ステップ202)、利用時間帯外で
あれば入室要求を無視し(ステップ203)、次の入室
要求の発生を待つ。
【0027】一方、入室要求発生時刻が部屋の利用時間
帯に属していれば、入室条件チェック処理部13c-2は該
時間帯の利用者IDを利用情報テーブルより求め、該利
用者IDがICカードから読み取った利用者IDと一致
するかチェックし(ステップ204)、一致しなければ
入室要求を無視し(ステップ203)、次の入室要求の
発生を待つ。尚、パスワードの照合が必要な場合には、
利用者IDの照合後にパスワードの照合を行い、一致し
てなければ入室要求を無視する。
【0028】利用者ID、パスワードが一致すれば、入
室許可を解錠・施錠制御部13dに通知する。これによ
り、解錠・施錠制御部13dは電気扉の電気錠を解錠
し、部屋の利用を可能にする(ステップ205)。電気
錠が解錠状態になると、マイクロスイッチ16b(図
4)により検出されるから(入室確認)、解錠・施錠制
御部13dは部屋利用開始を利用実績管理部13eに通
知する(ステップ206)。これにより、利用実績管理
部13eは部屋利用開始時刻、部屋利用者を記録して部
屋の利用実績を管理する(ステップ207)。
【0029】入室条件判断部13cの時刻参照処理部部
13c-1は、部屋利用が開始されると、利用終了時刻の所
定時間前になったか監視し(ステップ208)、所定時
間前になると利用期限警告指示を出してブザー17を鳴
らし、利用期限が近づいていることを部屋利用者に知ら
せる(ステップ209)。部屋利用を終了した部屋利用
者が退室し、ICカード読取部14にICカードを挿入
して施錠キー15bを押下すると、退室信号が入室条件
判断部13cに入力される(退室確認、ステップ21
0)。
【0030】退室確認により、入室条件判断部13cは
施錠指令を解錠・施錠制御部13dに入力して施錠する
(ステップ211)。電気錠が施錠状態になると、マイ
クロスイッチ16bにより検出されるから、解錠・施錠
制御部13dは部屋利用終了を利用実績管理部13eに
通知する。これにより、利用実績管理部13eは部屋利
用終了時刻を記録して部屋の利用実績を管理する(ステ
ップ212)。以上により、解錠、施錠処理が終了し、
以後次の入室要求を待つことになる。
【0031】(c) 利用実績通知処理(図7参照) 利用実績管理部13eは、ホスト装置12から利用実績
通知の要求があったか、あるいは一定時刻になったかチ
ェックし(ステップ301,302)、ホスト装置より
要求があった場合、あるいは一定時刻になった場合、利
用実績格納部13e-2に記憶されている部屋の利用実績デ
ータをホスト装置12に通知し(ステップ303)、利
用実績格納部13e-2の内容をクリアする(ステップ30
4)。尚、ホスト装置より要求があった場合のみ、ある
いは一定時刻になった場合のみ利用実績をホスト装置に
通知するようにもできる。又、ホスト装置が動作停止中
の場合には、動作が開始するまで利用実績格納部13e-2
に利用実績情報を保持しておく。
【0032】以上では、ホスト装置を介して各電気錠制
御装置に部屋利用情報を入力しているが、電気錠制御装
置に部屋利用情報入力装置を接続し、ホスト装置を介さ
ず直接、部屋利用情報を電気錠制御装置に入力するよう
に構成することもできる。又、ホスト装置が認識してい
る現在時刻と電気錠制御装置で認識している現在時刻と
の同期をとる必要がある場合には、定期的に時刻合わせ
をするように構成する。
【0033】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々
の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するもので
はない。
【0034】
【発明の効果】以上本発明によれば、タイマを電気錠制
御装置に設けると共に、部屋の利用情報を対応する電気
錠制御装置に管理させ、これにより、ホスト装置で行っ
ていた時刻照合関連の処理や、入室条件照合、許可・不
許可判断、運用実績判断等の処理を各電気錠制御装置で
分散処理することができ、しかも、ホスト・電気錠制御
装置間の通信度数を減らすことができ、ホスト装置12
の処理負荷を著しく低減することが可能となった。
【0035】又、本発明によれば、ホスト装置がダウン
したり、メンテナンスなどにより動作停止状態になって
も、電気錠制御装置のみで部屋の運用管理を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明のビル管理システムの構成図である。
【図3】利用情報テーブルである。
【図4】解錠・施錠制御部と電気錠・電気扉の構成図で
ある。
【図5】部屋利用情報入力処理の流れ図である。
【図6】解錠・施錠処理の流れ図である。
【図7】利用実績通知処理の流れ図である。
【図8】従来のビル管理システムの全体構成図である。
【図9】従来のビル管理システムの詳細構成図である。
【符号の説明】
11・・部屋利用情報入力装置 12・・ホスト装置 13・・電気錠制御装置 13a・・タイマ 13b・・部屋利用情報管理部 13c・・入室条件判断部 13d・・解錠・施錠制御部 13e・・利用実績管理部 16・・電気錠付きの扉(電気錠・電気扉)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部屋の利用開始時刻、利用終了時刻及び
    利用者を特定するためのデータを含む部屋利用情報を入
    力する入力装置(11)と、各部屋の運用を管理するホスト
    装置(12)と、部屋毎に設けられ、各部屋の電気錠の解
    錠、施錠を制御する電気錠制御装置(13)を備えたビル管
    理システムの部屋運用管理方式において、 電気錠制御装置(13)に、対応する部屋の利用情報を管理
    する部屋利用情報管理手段(13b)と、時刻計時手段(13a)
    と、入室条件を判断する入室条件判断手段(13c)と、電
    気錠の解錠、施錠を行う解錠・施錠手段(13d)と、入退
    室実績を管理する利用実績管理手段(13e)を設け、 部屋利用情報管理手段(13b)は入力された部屋の利用情
    報を管理し、 入室条件判断部(13c)は利用者特定データを伴った入室
    要求があった時、入室要求発生時刻が部屋の利用可能時
    間帯であるか、及び利用者が正当な者であるかを前記部
    屋利用情報に基づいて判断し、 解錠・施錠手段(13d)は入室条件を満たせば電気錠を解
    錠し、利用者の退室を指示する信号に基づいて電気錠を
    施錠し、 利用実績管理手段(13e)は部屋の入退室実績を管理し、
    適宜ホスト装置に通知することを特徴とする部屋運用管
    理方式。
  2. 【請求項2】 ホスト装置(12)は入力装置(11)から入力
    された全部屋の利用情報を管理すると共に、各部屋の利
    用情報を対応する電気錠制御装置に入力し、部屋利用情
    報管理手段(13b)は入力された部屋利用情報を管理する
    ことを特徴とする請求項1記載の部屋運用管理方式。
JP1553292A 1992-01-30 1992-01-30 部屋運用管理方式 Pending JPH05204928A (ja)

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