JP4424873B2 - 監視装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の監視区域(以下、「ブロック」と呼ぶ)への出入を監視する、電気錠を使用した出入監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、監視対象における扉に電気錠を設置し、正規の利用者であることをIDカード操作や指紋照合等により認証できると、電気錠を解錠させる出入監視システムがある。
ところで、出入監視システムには、監視対象内に扉センサ、窓センサ、人体センサなどが設置され、監視モード中に例えば扉センサが扉の開きを検出すると、監視センタに異常通報する機能を持つものがある。
【0003】
また、電気錠は、施錠状態か解錠状態かを出力できる。そこで、出入監視システムから電気錠に施錠/解錠の制御をしていないときに解錠状態を検出すると、不正解錠(ピッキングによる解錠)であると判断し、異常通報することも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、電気錠は、鍵又はサムターンによって解錠されることもあり、従来の出入監視システムでは、正規の利用者が鍵などによって解錠しても不正解錠となり、不必要な異常通報を行うこととなる。ただし、出入監視システムの運用において、たとえ正規の利用者でも鍵又はサムターンでの解錠を禁止することにより、鍵等による解錠をも不正解錠とすることもある。
【0005】
また、監視対象には出入監視システムの適用形態により、扉センサ等の監視と共に電気錠の不正解錠の監視を欲する形態、扉センサ等は監視しないでも電気錠の不正解錠の監視を欲する形態、全く電気錠の不正解錠の監視をする必要のない形態など様々な形態がある。即ち、電気錠の施錠状態/解錠状態の制御に対する要求は、監視対象における扉センサ、窓センサ、人体センサなどの監視状態に対するものと必ずしも一致しない。
【0006】
このため、従来の出入監視システムでは、監視対象の各ブロック毎の監視に関するモード(以下、ブロックモードと呼ぶ)が監視モードであるときに電気錠が解錠された場合のみ不正解錠を異常通報するようにするか、ブロックモードが監視モードであるか否かに関係なく電気錠を常時監視するようにするか、あるいは電気錠に関しては全く監視しないかの選択しかできない。従って、従来の出入監視システムでは上記のような様々な要求に対して柔軟なシステムの構築が困難であった。
【0007】
本発明は、電気錠の施錠状態又は解錠状態に関する情報を、多種多様な監視対象の適用形態に適応させることが可能な出入監視システムに用いる監視装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる目的を達成するために、電気錠と、利用者の識別情報を入力する入力装置が接続され、正当な識別情報が入力されると電気錠の施錠/解錠制御を行う、出入監視システム用監視装置において、監視装置は、電気錠における施錠/解錠状態を監視し、電気錠に対する制御コマンドを出力する電気錠制御手段と、電気錠が解錠状態になると異常とする監視モード及び電気錠が解錠状態になっても異常としない解除モードの2つのモードを有する錠モードを設定し、この錠モードのモード移行の制御・管理を行う錠モード管理手段であって、識別情報にて上記利用者が正規利用者と判断すると、現在の錠モードを解除モードとし、その後に再び元の錠モードにする錠モード管理手段と、を具備する出入監視システム用監視装置を提供する。
【0009】
上記の監視装置は更に、電気錠が属するブロックの監視状態を表すモードとして監視モード及び解除モードの2つのモードを有するブロックモードを設定し、このブロックモードのモード移行の制御・管理を行うブロックモード管理手段と、当該ブロックのブロックモードと錠モードとを連動して移行させるモード連動管理手段と、を備える。
【0010】
上記のようにブロックモードの監視モード/解除モードとは別に、電気錠の錠モードに監視モード及び解除モードを設ける。かかる構成によればブロックモードと錠モードとを独立に制御することができるので、正規利用者の操作の有無により錠モードを切替える(つまり、錠モードの監視モードと解除モードの間の移行を制御する)ことにより、不正解錠か否かの判定が可能となる。
【0011】
更に、モード連動管理手段を設けたことにより、ブロックの監視の状態に応じて(つまり、ブロックモードに応じて)錠モードを移行させることにより、多種多様な形態での運用が可能となる。特に、上記モード連動管理手段により、ブロックモードが監視モード又は解除モードのいずれでも錠モードを常時監視モードとし、常に不正解除を異常とすることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、本発明を適用した出入監視システムを説明する。
図1は、出入監視システムの全体構成を示す。
出入監視システムは、ビル等の建物である監視対象1を監視単位に区分けした複数のブロック5,6,…の出入監視を行う監視装置4が設けられ、更に上位に監視センタ2が通信回線3を介して接続されている。
【0013】
以下ブロック5の監視について説明するが、他のブロック6,…についても同様である。
ブロック5には、当該ブロックについて正規利用者(解錠の権利を有する利用者)が入室又は退室の際に、識別情報である識別コードを入力するためのカードリーダである入室又は退室用カードリーダ11,12、ブロック5に入るための扉に設置される電気錠14、当該電気錠14に対して施錠/解錠制御を行う電気錠制御器13が設置される。
【0014】
更にブロック5への侵入行為や在室者の有無を検出するための扉センサ21・窓センサ22・人体センサ23などの防犯センサ20が設置されている。各センサは、防犯システムに一般的に使用されるマグネットセンサ・赤外線センサなどであり、センサI/F(インターフェース)15によりLAN(Local Area Network)に接続されている。
【0015】
なお、他の機器も、監視対象1内のLANに接続され、各機器に付与され記憶されているブロック番号・機器アドレスを用いて監視装置4との通信を行なっている。
入力装置として用いられる入室用カードリーダ11又は退室用カードリーダ12は、正規利用者が所持している認証用カードから識別コードを読み取る装置であり、本実施例では非接触式のICカードリーダが用いられている。これらのカードリーダ11,12は、監視装置4から現在のブロックモード(監視モード又は解除モード)を取得し、現在のブロックモードが監視モード又は解除モードのいずれのモードになっているかを記憶している。
【0016】
そして、ブロックモードが監視モードの際は、利用者から正規の暗証番号を入力された場合にのみ、カードデータの読み込みを可能としている。これは、ブロックモードが監視モード中には例え正規の利用者であっても正規の暗証番号を入力しない限り当該ブロックへの入室を禁止するものである。すなわち、ブロックモードを解除モードにできる権限を持つ利用者によって正規の暗証番号が入力されてブロックモードの監視モードが解除される(解除モードになる)までは、その他の利用者が入室するのを制限している。
【0017】
電気錠制御器13は、監視装置4からの解錠コマンドを受信すると、接続された電気錠14に対して解錠制御を行い、扉が一旦開けられた後に扉が閉じられると自動的に施錠制御を行う。なお、電気錠14は施錠中か解錠中かの状態が変化すると、その度に錠状態を監視装置4に送信する。本実施例では、電気錠制御器13は、解錠コマンドを受信すると解錠制御し、その後自動的に施錠制御するという、いわゆる自動施錠モードに設定されたものとして説明するが、これに限るものではなく手動施錠モードに設定されていても良い。
【0018】
次に、図2を参照して、監視装置4を説明する。監視装置4は、一般的に使用されているマイコン、メモリ(ROM,RAM)、通信ボード等のハードウェアにて実現されている。図2は、監視装置4の機能ブロックを示す。
監視装置4は、各ブロック5,6内に設置された監視用の機器との通信を行うLAN通信手段41、上位の監視センタ2との通信を行う通信手段42、ブロック5内のイベント、後述する連動テーブル、認証用識別コード、プログラムなどを記憶している記憶手段45、及びこれらの制御やブロック5内の監視用の機器の制御を行う制御手段43と、ブロック5のブロックモード及び錠モードの制御・管理を行うモード管理手段44と、から構成されている。
【0019】
制御手段43は、監視しているブロック5内での異常の有無を判定する異常判定手段51、入室用カードリーダ11又は退室用カードリーダ12からの識別情報を受信すると、当該識別コードと記憶手段45に記憶している認証用識別コードとの照合を行い、正規の利用者の認証を行う認証手段52、電気錠14の施錠/解錠制御を行う電気錠制御手段53等から構成される。
【0020】
モード管理手段44は、ブロック5のブロックモードの監視モードとブロックモードの解除モードの間のモード移行の制御等を行うブロックモード管理手段61、電気錠14の錠モードの監視モードと錠モードの解除モードの間のモード移行の制御等を行う錠モード管理手段62、及びブロックモードのモード移行に連動して錠モードを移行させるモード連動管理手段63から構成されている。
【0021】
図3は、ブロックモードと電気錠14の錠モードとの連動関係を示すモード連動テーブルの設定例であり、このテーブルの1行目は左がブロックモード、右が電気錠の錠モードを示す。このようなテーブルは監視装置4の記憶手段45に記憶されている。なお、モード連動テーブルは、各ブロック5,6,…毎に使用勝手に応じて予め設定がされている。かかる設定は、上位の監視センタ2から通信手段3を介してデータをダウンロードして一括して設定することができる。
【0022】
同図では、ブロックモードが監視モードから解除モードに移行すると、電気錠14のモード(錠モード)は監視モードのままとし、扉センサ21・窓センサ22・人体センサ23などの防犯センサ20を解除モードに移行させる設定である。また、ブロックモードが解除モードから監視モードに移行すると、電気錠14の錠モードは監視モードのままとする。なお、扉センサ21・窓センサ22・人体センサ23などの防犯センサ20はブロックモードに従って監視される。つまり、電気錠14の錠モードはブロックモードとは無関係に設定でき、この場合は常に監視モードのままとしている。
【0023】
次に、監視装置4のモード連動管理手段63によって行われる処理について概略説明する。
今、ブロック5のブロックモードが監視モードであるときにそれを解除モードに移行させる場合の処理について説明する。正規利用者は、入室用カードリーダ11における図示しない操作部を操作し、暗証番号及び解除要求の入力をする。入室用カードリーダ11は、暗証番号にて正規利用者の入力であると確認すると、非接触ICカードの読み込みを開始する。そして、入室用カードリーダ11は、非接触ICカードから読み込んだ識別情報とともに解除要求信号を監視装置4に送信する。
【0024】
監視装置4は、受信した識別情報が正規利用者の認証用識別コードと一致することを認証手段52により認証する。なお、ここで、入室用カードリーダ11から送信される信号には、基本的にそのカードリーダ自体が属しているブロック番号、及びそのカードリーダ自体の機器アドレスが含まれている。上記の認証の結果、記憶手段45に記憶されている正規利用者からのブロックの監視モード解除の要求であることを判断すると、ブロックモード管理手段61によってブロック5のブロックモードを監視モードから解除モードに移行させる。
【0025】
反対に、ブロックモードを解除モードから監視モードに移行させる場合は、正規の利用者は、退室用カードリーダ12における図示しない監視開始操作ボタンを押下するとともに、所持している非接触ICカードを退室用カードリーダ12に読み込ませる。退室用カードリーダ12は、非接触ICカードから読み込んだ識別情報とともに監視開始の要求信号をLANを介して監視装置4に送信する。
【0026】
監視装置4では、受信した識別情報が記憶手段45に記憶されている正規利用者の認証用識別コードと一致することを認証手段52によって認証し、監視開始の要求コマンドを認識する。なお、ここで、退室用カードリーダ12から送信される信号には、基本的にそのカードリーダ自体が属しているブロック番号、及びそのカードリーダ自体の機器アドレスが含まれている。
【0027】
上記の認証・認識の結果、正規利用者からのブロック監視開始の要求であることを判断すると、ブロックモード管理手段61によってブロック5のブロックモードを解除モードから監視モードに移行させる。
図4は上記の動作を詳細に説明するフローチャートである。ブロックモード管理手段61によってブロックモードが移行すると図示の処理が開始される。ブロックモードの監視モードから解除モードへの移行の場合は、ステップS41にて、「いいえ」となり、ステップS43に進む。ステップS43では、モード連動管理手段63が図3に示したモード連動テーブルを参照し、錠モードはそのままの監視モードに維持すると共に、扉センサ21、窓センサ22、及び人体センサ23(解除連動機器)のモードを解除モードに移行させる。つまり、モード連動管理手段63は解除連動機器のモードをブロックモードの移行に連動して解除モードに移行させる。そして、ステップS44にてモードの変化履歴を記憶手段45に記憶する。なお、ブロックモードが解除モードに移行すると、電気錠制御手段53は電気錠制御器13に対して電気錠14の解錠制御を指示し、正規利用者はブロック5の扉から入室することができる。
【0028】
反対に、ブロックモードが解除モードから監視モードへ移行する場合はステップS41にて「はい」となり、ステップS42に進む。ステップS42では、モード連動管理手段63が図3に示したモード連動テーブルを参照し、錠モードはそのままの監視モードに維持すると共に、扉センサ21、窓センサ22、及び人体センサ23(監視連動機器)のモードを監視モードに移行させる。つまり、モード連動管理手段63は監視関連機器をブロックモードの移行に連動して監視モードに移行させる。そして、ステップS44にてモードの変化履歴を記憶手段45に記憶する。
【0029】
このように、本実施例では、錠モードは、ブロックモードとは無関係に常に監視モードとなるように、連動テーブルにて設定され、扉センサ21等はブロックモードと連動したモードとしている。
また、図には示していないが、ある特定の期間のみ、錠モードを解除モードとしておきたい場合は、当該ブロックの監視モードが解除されたこと(つまりブロックモードが解除モードになったこと)を検出すると、その後に、監視センタ2から錠モードを解除モードに変更させることができる。なお、正規利用者が当該ブロックの使用を終了し、ブロックモードを監視モードに移行させると、前述のように錠モードが監視モードに移行され、常時監視に戻る。
【0030】
図3に示すモード連動テーブルを適切に設定することにより、監視対象1における使用形態に合致した運用を実現できる。例えば、電気錠14の施錠/解錠状態も、ブロック5のブロックモードに一致させたい場合は、図3に示す連動テーブルにおける電気錠の2行目を解除と設定すれば良い。また、全く監視しない場合は、電気錠の設定を全て解除に設定することとなる。
【0031】
このように、錠モードを設けることにより、種々の使用形態に応じた柔軟な出入監視システムを構築できる。
次に、図5を参照して監視装置4における異常判定手段51によって行われる処理について説明する。先ず、異常判定は、錠状態の変化を示す信号、窓センサ21等からの検出信号を監視装置4が受信したときに処理が開始される。つまり、例えば、電気錠14が施錠状態から解錠状態となった場合に、電気錠制御器13から解錠状態の通知が監視装置4に対してなされる。また、例えば窓センサ22にて窓が開いたのを検出すると、窓開状態信号がセンサI/F15を介してやはり監視装置4に対して通知される。なお、図5のフローには記載していないが、監視装置4の記憶手段45には錠状態や扉センサなどの防犯センサの状態が記憶されており、各状態の変化を受信すると、その内容を新しい状態に更新する。
【0032】
今、電気錠14の異常判定について述べると、解錠状態が監視装置4に通知された場合、錠モード管理手段62によって記憶手段45に記憶されている現在の電気錠14の錠モードを確認し(S51)、それが監視モードであるか否かを判定する(S52)。錠モードが監視モードであれば異常判定手段51により異常信号を生成し、この異常信号を通信手段42を介して監視センタ2に通報する(S53)。監視センタ2では、対処者を向かわせるなど、適切な処置をとる。そして、かかる錠の状態や検出したセンサの状態を記憶手段45に変化履歴として記憶しておく(S54)。また、S52で解除モードと判定されたときは直接S54へ進む。
【0033】
この変化履歴は、監視センタ2からの要求があった場合に、監視対象1の運行状況を送信できるようにすることで、メンテナンスや監視状況報告に利用する。
すなわち、錠モードが監視モードであれば、解錠を検出すると、異常判定する。
なお、前提として、ブロック5のブロックモードを監視モードに設定できるのは、施錠状態・窓が閉じられた状態・扉が閉じられた状態・人体を検出していない状態であることが条件となっており、防犯センサ20についても同様の処理がされる。
【0034】
一方、ブロックモードと錠モード等が共に解除モードであれば、正常な状態として異常判定の処理を行わず、変化履歴のみを記憶する。
次に、図6を基づいて、入室用カードリーダ11から電気錠14の解錠要求があった場合の動作フローについて説明する。
先ず、入室用カードリーダ11に正規利用者が所持する非接触ICカードの識別コードが読み込まれ、監視装置4が解錠要求を受信したとする。
【0035】
先ず、監視装置4では、識別コードの認証を行う(S60)。すなわち、受信した識別コードが記憶手段45に登録されている当該ブロックの認証用識別コードに一致するかどうかの照合を行う。正規利用者以外と判定すれば、電気錠14の解錠制御等を行わずそのまま終了する。
一方、認証により正規利用者と判定すれば、現在の錠モードを記憶しておく(S61)。次に、電気錠14の錠モードを解除モードにする(S62)。
【0036】
そして、電気錠制御器13に対してLAN通信手段41によって解錠コマンドを送信する(S63)。電気錠制御器13は、解錠コマンドを受信すると、電気錠14を解錠させる。次に、電気錠14の解錠がなされたかどうかを確認し(S64)、その確認ができなければ、S64で「いいえ」となり、再度S63で解錠コマンドを送信する。解錠コマンドを複数回(n回)送信しても解錠確認できなければ(S67で「はい」のとき)、何らかの障害が発生しているので所定の処理を行う。かかる処理については、一般的に行われており、本発明と直接関連しないので図面等での説明は省略する。なお、電気錠14の解錠の確認は、前述したように、電気錠14の錠状態が施錠状態から解錠状態に変化することにより、電気錠制御器13から送信される解錠状態の通知により行う。
【0037】
また、電気錠制御器13は、いわゆる自動施錠モードに設定がされているので、扉が閉じられると自動的に施錠される。このため、監視装置4は、電気錠制御器13から施錠状態の通知を受信することにより、施錠状態を確認する(S65)。
施錠状態を確認できると、電気錠14の錠モードをS61にて記憶した錠モード(元の錠モード)である監視モードに戻す設定をする(S66)。ここで、施錠状態の確認を条件として錠モードの前の錠モードに戻したが、解錠状態を検出してから所定時間(例えば、10秒)経過をもって戻すようにしても良い。なお、施錠状態の確認は例えば所定時間が経過しても施錠状態にならない場合は何らかの異常状態として処理するようにすることができるが、本発明と直接関係しないので説明は省略する。
【0038】
【発明の効果】
このように、電気錠に錠モードを設け、かかる錠モードを利用者の認証の正否により制御できるので、多種多様な監視対象の形態に適応させることが可能な出入監視システムが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する出入監視システムの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の監視装置の機能ブロックを示す図である。
【図3】図2の監視装置で使用されるモード連動テーブルを示す図である。
【図4】図2のモード連動管理手段による処理の動作フローを示す図である。
【図5】図2の異常判定手段による処理の動作フローを示す図である。
【図6】図2の監視装置の、電気錠の解錠要求に対する動作フローを示す図である。
【符号の説明】
1…監視対象
2…監視センタ
3…通信回線
4…監視装置
5、6…ブロック
11…入室用カードリーダ
12…退室用カードリーダ
13…電気錠制御器
14…電気錠
15…センサI/F
20…防犯センサ
21…扉センサ
22…窓センサ
23…人体センサ
41…LAN通信手段
42…通信手段
43…制御手段
44…モード管理手段
45…記憶手段
51…異常判定手段
52…認証手段
53…電気錠制御手段
61…ブロックモード管理手段
62…錠モード管理手段
63…モード連動管理手段
Claims (3)
- 電気錠と、利用者の識別情報を入力する入力装置とが接続され、正当な識別情報が入力されると前記電気錠を施錠/解錠制御する監視装置において、
前記監視装置は、
前記電気錠における施錠/解錠状態を監視し、前記電気錠に対する解錠コマンドを出力する電気錠制御手段と、
前記電気錠が解錠状態になると異常とする監視モード及び前記電気錠が解錠状態になっても異常としない解除モードを有する錠モードを設定し、前記錠モードのモード移行の制御を行い、かつ、前記電気錠制御手段からの解錠状態の通知と現在設定されている錠モードに基づいて、当該解錠が異常か否かを判定する錠モード管理手段と、
監視対象を監視単位に区分けした複数のブロックのうち、前記電気錠が属するブロックの監視状態を表すブロックモードを、当該ブロックを監視する防犯センサが異常検知すると当該検知を異常とする監視モードと、前記防犯センサが異常検知しても当該検知を異常と判定しない解除モードとの間でモード移行の制御を行うブロックモード管理手段と、
前記ブロックごとに前記ブロックモードと前記錠モードの連動関係を示すモード連動テーブルを記憶する記憶手段と、
前記ブロックモードのモード移行時に前記モード連動テーブルを参照して、前記錠モードを、当該モード移行に対応するモードに設定するモード連動手段と、
を具備する監視装置。 - 前記モード連動管理手段は、前記ブロックモードが監視モード又は解除モードの何れの場合でも前記錠モードを監視モードとする請求項1に記載の監視装置。
- 前記錠モードが監視モードの場合において、前記識別情報にて前記利用者が正規利用者と判断すると、現在の前記錠モードを解除モードとし、前記電気錠に解錠コマンドを出力し、その後に、前記電気錠の施錠を確認すると再び元の錠モードにする、請求項1または2に記載の監視装置。
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