JP3143184B2 - ビル管理システムの運用再開方式 - Google Patents

ビル管理システムの運用再開方式

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JP3143184B2
JP3143184B2 JP1553392A JP1553392A JP3143184B2 JP 3143184 B2 JP3143184 B2 JP 3143184B2 JP 1553392 A JP1553392 A JP 1553392A JP 1553392 A JP1553392 A JP 1553392A JP 3143184 B2 JP3143184 B2 JP 3143184B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビル管理システムの運用
再開方式に係わり、特に扉に設けられた錠を駆動する電
源に異常が生じた場合におけるビル管理システムの運用
再開方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ビル内の会議室や事務フロア等の運用を
コンピュータで制御するビル管理システムがある。図6
はかかるビル管理システムの全体構成図、図7は詳細構
成図(電気錠制御装置は1台のみ示す)である。1は各
部屋の部屋番号、利用開始時刻、利用終了時刻及び利用
者等を特定するためのデータを入力する部屋利用情報入
力装置、2は部屋利用情報に基づいて各部屋の運用を管
理するホスト、3a〜3nは部屋毎に設けられ、ホスト
2からの指示に基づいて部屋の電気錠の解錠、施錠を制
御する電気錠制御装置である。電気錠制御装置3a〜3
nには、ICカードより利用者ID等のデータを読み取
るICカード読取部4、テンキー、解錠キー、施錠キー
等で構成されたキー部5、電気錠付き扉(電気錠・電気
扉)6、利用期限警告用のブザー7等が接続されてい
る。
【0003】ホスト2は、全部屋の利用情報テーブルを
記憶する利用情報テーブル格納部2a、入室可能時間帯
のチェックをしたり、あるいは、部屋の利用期限を監視
したりする時刻参照処理部2b、利用者が正当な者であ
るか否かをチェックする入室条件チェック処理部2c、
全部屋の入退室実績を記録・管理する利用実績記録処理
部2d、現時刻を監視するタイマ2eを備えている。利
用情報テーブル格納部2aに格納される利用情報テーブ
ルには図8に示すように、部屋番号(部屋ID)2a-1に
対応させて、部屋の利用時間帯(利用開始時刻(日時
分)、利用終了時刻)2a-2、利用者ID2a-3等が保持さ
れるようになっている。
【0004】電気錠制御装置3a〜3nは解錠・施錠制
御部31を有している。この解錠・施錠制御部31は図
9に示すように、マイコン構成のコントローラ31aと
スイッチ部31bと電源31cとヒューズ部31dを有
している。スイッチ部31bには、電気錠におけるソレ
ノイドの通電をオン・オフさせるEFT31b-1と、解錠・
施錠状態を検出するフォトカプラー31b-2,31b-3と、扉
の開閉状態を検出するフォトカプラー31b-4が設けられ
ている。電気錠付き扉6は図9に示すように、ソレノイ
ドをオン・オフすることにより施錠・解錠する電気錠6
aと、施錠・解錠状態を検出するマイクロスイッチ6b
と、扉の開閉状態を検出するリードスイッチ6cを備え
ている。
【0005】コントローラ31aはホストから解錠指令
を受信すると施解錠制御信号EKCをハイレベルにして
FET31b-1をオンし、ソレノイドを通電して電気錠6
aを解錠する。解錠状態になると、マイクロスイッチ6
bが図示の実線状態になりフォトカプラー31b-3よりロ
ーレベルの解錠信号ULKがコントローラ31aに入力
される。コントローラ31aは解錠信号を受信すれば部
屋利用開始をホスト2に通知する。尚、部屋利用者が扉
を開けるとリードスイッチ6cが図示の状態になり、扉
状態信号DRSがハイレベルとなって扉開がコントロー
ラ31aに入力される。部屋利用者が扉を閉めるとリー
ドスイッチ6cがオン状態になり、扉状態信号DRSが
ローレベルとなって扉閉がコントローラ31aに入力さ
れる。
【0006】又、コントローラ31aはホスト2から施
錠指令を受信すると施解錠制御信号EKCをローレベル
にしてFET31b-1をオフし、ソレノイドの通電を切断
して電気錠6aを施錠する。施錠状態になると、マイク
ロスイッチ6bが点線状態に切り替わり、フォトカプラ
ー31b-2よりローレベルの施錠信号LKSがコントロー
ラ31aに入力される。コントローラ31aは施錠信号
を受信すれば部屋利用終了をホスト2に通知する。
【0007】予め部屋利用者の要求に基づいてオペレー
タが部屋利用情報入力装置1より各部屋の利用情報、す
なわち、部屋番号、利用開始時刻、利用終了時刻、利用
者ID等をホスト2に入力すると、ホスト2は部屋利用
情報を受け付けて利用情報テーブル格納部2aに格納す
る。かかる状態において、部屋利用者が部屋の入口に設
けられたICカード読取部4にICカードを挿入して解
錠キー5aを押下すると、電気錠制御装置3はICカー
ドから読み取った利用者ID及び部屋IDを付けてホス
ト2に解錠しても良いかの照合依頼(入力情報照合依
頼)を行う。
【0008】ホスト2の時刻参照処理部2bは入力情報
照合依頼があると、入力情報照合依頼時刻が部屋IDが
示す部屋の利用時間帯に属するか否かを利用情報テーブ
ル格納部2aに記憶されている部屋利用情報より調べ、
利用時間帯外であれば入室不許可を電気錠制御装置3に
通知して解錠させない。
【0009】一方、利用時間帯内であれば、入室条件チ
ェック処理部2cは該利用時間帯の利用者IDを利用情
報テーブル格納部2aに記憶されている利用情報より求
め、該利用者IDが電気錠制御装置3から通知された利
用者IDと一致するかチェックし、一致しなければ入室
不許可を電気錠制御装置3に通知して解錠させない。し
かし、利用者IDが一致すれば、入室許可を電気錠制御
装置3に通知する。これにより、解錠・施錠制御部31
のコントローラ31aは施解錠信号EKCをハイレベル
にし、部屋の電気扉の電気錠6aを解錠し、部屋の利用
を可能にする。
【0010】電気錠が解錠状態になると、マイクロスイ
ッチ6bにより検出されてコントローラ31aに入力さ
れるから、コントローラ31aは入室情報をホスト2に
通知する。入室情報の受信により、ホスト2の利用実績
記録処理部2dは部屋利用開始時刻、部屋利用者を記録
して部屋の利用実績を管理する。時刻参照処理部2b
は、以後、利用終了時刻の所定時間前になった監視し、
所定時間前になると利用期限警告を電気錠制御装置3a
に通知する。電気錠制御装置3aは利用期限警告通知に
よりブザー7を鳴らす。部屋利用者が部屋利用を終了し
て退室し、ICカード読取部4にICカードを挿入して
施錠キー5bを押下すると、解錠・施錠制御部31のコ
ントローラ31aは施解錠信号EKCをローレベルに
し、部屋の電気扉の電気錠6aを施錠する。電気錠が施
錠状態になると、マイクロスイッチ6bにより検出され
てコントローラ31aに入力されるから、コントローラ
31aは退室情報をホスト2に通知する。退室情報の受
信により、ホスト2の利用実績記録処理部2dは部屋利
用終了時刻、部屋利用者を記録して部屋の利用実績を管
理する。
【0011】以上の部屋運用制御中に、何等かの原因で
錠駆動信号線31f、錠状態信号線31g、扉状態信号
線31hがショートすると、過電流が流れ、信号線に挿
入してあるヒューズ31dが溶解し、電源31cを保護
する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のビ
ル管理システムにおける電源異常時の制御は、保護回路
としてヒューズを設け、何等かの原因によって錠を制御
する信号線がショートした場合、ヒューズを溶解して電
源の安全性を確保するものであった。しかし、従来のビ
ル管理システムではヒューズによって保護を行っている
のみで、何時、どの錠制御装置に異常が発生したのかを
上位装置が認識できず、電源切断時における保守性、安
全性に問題があった。例えば、扉を開けた状態におい
て、異常が発生して電源が切断されると、部屋の扉を閉
めることができなくなり、そのまま放置されると部屋に
自由に出入りでき安全上問題がある。又、施錠時に異常
が発生して電源が切断されると、正当な部屋利用者が部
屋に入れなくなる問題がある。このように、従来のビル
管理方式では、速やかに電源切断異常を認識できず、保
守が遅れ、安全な部屋利用ができない問題がある。
【0013】以上から本発明の目的は、電源切断状態を
ソフト的に検知して上位装置に通知するように構成し、
電源切断異常発生時に速やかに保守を行え、しかも部屋
運用管理の安全性を向上できるビル管理システムにおけ
る運用再開方式を提供することである。本発明の別の目
的は、運用再開時に電源切断異常が発生した時の錠状態
に復旧し、該状態より部屋運用管理を再開するビル管理
システムにおける運用再開方式を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。11は入室、退室を要求するための入力装置
であり、ICカード読取部、キー部を含んでいる。12
は入室、退室の際に扉に設置されている錠を解錠、施錠
する錠制御装置、13aは扉に設けられた電気錠、13
bは施解錠状態を検出する錠状態検出部である。錠制御
装置12において、12aは運用制御部ACTRと錠制
御部KCTRを備えたコントローラ、12bは錠及び錠
状態検出部等を駆動する電源、12cは錠の通電をオン
・オフしたり、施解錠状態信号を受信するスイッチ部、
12dは錠駆動信号線12eにおける過電流を検出して
錠駆動電源を切断する電源保護回路である。
【0015】
【作用】錠13aに該錠の施錠状態、解錠状態を検出す
るための錠状態検出部13bを設けると共に、錠制御装
置12に解錠、施錠するための施解錠制御信号を出力す
る錠制御部KCTRと、錠駆動信号線における過電流を
検出し、過電流検出時に錠駆動電源を切断すると共に、
電源切断PWRALMを錠制御部KCTRに通知する電
源保護回路12dを設ける。錠制御部KCTRは、電源
保護回路12dより電源切断が通知された時、スイッチ
部12cを介して入力されている錠の施解錠状態UL
K,LKS等を運用制御部ACTRに通知し、運用制御
部ACTRは錠の電源切断発生時の施解錠状態を記憶あ
るいはホストに通知して保存し、異常除去後の電源復旧
時に保存した錠状態と合致するように施解錠制御信号E
KCを出力して電源切断発生時の錠状態を回復して運用
を再開する。
【0016】電源切断状態を検知して上位装置に通知す
るように構成したから、電源切断異常を速やかに認識し
て保守を行うことができ、部屋運用管理の安全性を向上
できる。又、異常除去後の運用再開時に、自動的に異常
発生時の錠状態に復旧し、しかる後、該状態より部屋運
用管理を再開するようにしているため、一々手作業で異
常発生時の錠状態に戻す必要が無く、保守性能を向上で
きる。
【0017】
【実施例】全体の構成 図2は本発明に係わる錠制御装置の構成図である。図
中、11は入室、退室を要求するための入力装置であ
り、図示しないがICカード読取部、キー部を含んでい
る。12は入室、退室の際に扉に設置されている錠を解
錠、施錠する制御等を実行する錠制御装置、13は電気
錠付き扉部、14はブザーである。
【0018】錠制御装置12において、12aはコント
ローラであり、運用プログラムに従って制御を行うマイ
コン構成の運用制御部ACTRと錠制御プログラムに従
って処理を行う錠制御部KCTRを有している。錠制御
部KCTRは図3に示すように、プロセッサ12a-1、制
御プログラム(錠制御プログラム)を記憶するROM12a-
2、各種データを記憶するRAM12a-3、運用制御部AC
TRとデータ授受を行うインターフェース12a-4、電気
錠付き扉部13側とデータ授受を行うI/Oポート12a-
5を有している。
【0019】12bは錠、各種検出部等を駆動する電
源、12cは錠の通電をオン・オフしたり、施解錠状態
信号や扉開閉状態信号等を受信するスイッチ部、12d
は錠駆動信号線12eにおける過電流を検出して錠駆動
電源を切断する電源保護回路である。電気錠付き扉部1
3において、13aはソレノイドをオン・オフすること
により施錠・解錠する電気錠、13bは施錠・解錠状態
を検出するマイクロスイッチ、13cは扉の開閉状態を
検出するリードスイッチである。
【0020】各部の接続関係 錠制御部KCTRのI/Oポート12a-5、電源12b、
スイッチ部12c、電源保護回路12d、電気錠付き扉
部13の各部は図3に示すように接続されており、スイ
ッチ部12cは、電気錠13aにおけるソレノイドの通
電をオン・オフさせるEFT12c-1と、解錠・施錠状態を
検出するフォトカプラー12c-2,12c-3と、扉の開閉状態
を検出するフォトカプラー12c-4を有している。
【0021】錠制御部KCTRは運用制御部ACTRか
ら解錠指令を受信すると施解錠制御信号EKCをハイレ
ベルにしてFET12c-1をオンし、ソレノイドを通電し
て電気錠13aを解錠する。解錠状態になると、マイク
ロスイッチ13bが図示の実線状態になりフォトカプラ
ー12c-3よりローレベルの解錠信号ULKが錠制御部K
CTRに入力される。錠制御部KCTRは解錠信号を受
信すれば部屋利用開始を運用制御部ACTRに通知す
る。尚、部屋利用者が扉を開けるとリードスイッチ13
cが図示の状態になり、扉状態信号DRSがハイレベル
となって扉開が錠制御部KCTRに入力される。又、部
屋利用者が扉を閉めるとリードスイッチ13cがオン状
態になり、扉状態信号DRSがローレベルとなって扉閉
が錠制御部KCTRに入力される。又、錠制御部KCT
Rは運用制御部ACTRから施錠指令を受信すると施解
錠制御信号EKCをローレベルにしてFET12c-1をオ
フし、ソレノイドの通電を切断して電気錠13aを施錠
する。施錠状態になると、マイクロスイッチ13bが点
線状態に切り替わり、フォトカプラー12c-2よりローレ
ベルの施錠信号LKSが錠制御部KCTRに入力され
る。錠制御部KCTRは施錠信号を受信すれば部屋利用
終了を運用制御部ACTRに通知する。
【0022】電源保護回路12dは錠駆動信号線12e
に流れる過電流を検出するように構成されており、過電
流を検出すると、グランドGNDと電気錠13a間を切
断して電気錠13aへの電流供給を切断すると共に、電
源切断信号PWRALMを錠制御部KCTRに入力す
る。
【0023】電源保護回路 電源保護回路12dは図4に示す構成を有している。電
気錠13aとグランドGND間には、正常時オンしてい
るFET12d-1と抵抗12d-2が直列に挿入され、該抵抗の
端子電圧VがCR構成のローパスフィルタ12d-3を介し
て電圧検出部12d-4に入力され、ここで一定の検出電圧
Vr(=1.23V)と大小比較されるようになっている。過電
流が流れていない正常時にはV<Vrとなり、トランジ
スタ12d-5はオフする。この結果、フォトカプラー12d-6
もオフし、電源切断を示す信号PWRALMはハイレベ
ル(電源正常)となっている。尚、トランジスタ12d-7は
オンしているため、フォトカプラー12d-8もオンし、F
ET12d-1はオン状態を維持する。
【0024】錠駆動信号線12eが何等かの原因で×印
部でショートして過電流が流れると、V>Vrとなり、
トランジスタ12d-5はオンする。この結果、フォトカプ
ラー12d-6もオンし、代わってトランジスタ12d-7がオフ
し、フォトカプラー12d-8もオフし、FET12d-1はオフ
状態になり、グランドGNDと電気錠13a間を切断し
て電気錠13aへの電流供給を切断し、電源を保護す
る。又、これと同時に電源保護回路12はローレベルの
電源切断信号PWRALMを錠制御部KCTRのI/O
ポート12a-5に入力する。
【0025】全体の動作 以下図5の流れ図に従って、本発明のビル管理システム
における運用再開方式を説明する。部屋利用者が部屋の
入口に設けられた入力装置11より利用者IDを入力す
ると共に、解錠キーを押下して入室要求を入力すると、
運用制御部ACTRは利用者ID及び部屋IDをホスト
に通知して入室許可の照合依頼(入力情報照合依頼)を
行う。尚、ホストに依頼せず運用制御部ACTR自身で
入室の許可、不許可を判断することもできる。この入室
要求が正当な要求であれば、ホストは入室許可を錠制御
装置12に通知する(ステップ101)。
【0026】これにより、錠制御状態になり(ステップ
102)、運用制御部ACTRは錠制御部KCTRに解
錠制御指示を出す(ステップ103)。尚、部屋利用者
が部屋利用を終了して退室し、入力装置11より施錠要
求を入力すると、同様に錠制御状態になり(ステップ1
02)、運用制御部ACTRは錠制御部KCTRに施錠
制御指示を出す(ステップ103)。
【0027】以後、あるいはステップ102において錠
制御状態でない場合には、運用制御部ACTRは錠制御
部KCTRより電源切断が通知されているかチェックし
(ステップ104)、電源切断が通知されていなければ
ステップ101に戻り通常の運用を処理を継続する。
【0028】錠制御部KCTRは錠制御プログラムに従
ってI/Oポート12a-5に入力されている錠の施解錠状
態データ、扉の開閉状態データ、電源状態データを読み
取り(ステップ201)、電源状態データに基づいて電
源が切断されているか検知し(ステップ202,20
3)、電源断が発生してなければ、運用制御部ACTR
より錠の施解錠が指示されたかチェックし(ステップ2
04)、施解錠が指示されてなければステップ201に
戻り上記処理を繰り返す。
【0029】施解錠が指示されていれば、解錠又は施錠
指示をI/Oポート12a-5にセットしてスイッチ部12
cのFET12c-1をオン又はオフし、電気錠13aを解
錠又は施錠させる(ステップ205)。
【0030】ついで、I/Oポート12a-5に入力されて
いる錠の施解錠状態データ、扉の開閉状態データを読み
取り、錠が指示された状態になったか判断する(ステッ
プ206,207)。尚、自動扉のような場合には、錠
のみならず扉も指示された状態になったか判断するよう
にしてもよい。
【0031】錠が指示された状態になっていなければ、
ステップ201に戻り、錠が指示された状態になるまで
上記処理を繰り返す。錠が指示された状態になれば、錠
制御部KCTRは錠、扉、電源の状態を運用制御部AC
TRに通知し(ステップ208)、ステップ201に戻
り、上記処理を繰り返す。
【0032】しかし、錠駆動信号線12eのショートに
より電源切断が発生すると、ステップ203において
「YES」となる。これにより、錠制御部KCTRは電
源切断発生時の、錠の施解錠状態、扉の開閉状態、電源
状態(電源切断を示している)を運用制御部ACTRに
通知する(ステップ208)。
【0033】運用制御部ACTRは電源切断が通知され
ると、ステップ104で「YES」となり、錠及び扉の
状態及び電源切断発生をホストに通知すると共に、ホス
トより切り離し、運用を中断する(ステップ105〜1
07)。尚、運用制御部ACTRは錠及び扉の状態を内
蔵の不揮発性メモリに記憶するように構成することもで
きる。
【0034】ホストは錠及び扉の状態を保持すると共
に、電源異常を保守者に知らせる。これにより、保守者
は錠制御装置12の保守を行い、電源切断のハード的要
因を取り除き、電源を投入して運用を再開する(ステッ
プ108)。これにより、運用制御部ACTRはホスト
に運用再開を通知し、ホストより電源切断発生時の錠及
び扉の状態を受信する(ステップ109)。
【0035】ついで、運用制御部ACTRは電源切断発
生時の錠状態になるように錠制御指示を錠制御部KCT
Rに与え、錠制御を実行させ、電源切断時の状態を復旧
し(ステップ110)、以後、運用を継続する。
【0036】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々
の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するもので
はない。
【0037】
【発明の効果】以上本発明によれば、電源切断状態を検
知して上位装置に通知するように構成したから、電源切
断異常を速やかに認識して保守を行うことができ、部屋
運用管理の安全性を向上できる。
【0038】又、本発明によれば、電源切断発生時の錠
の状態を保持しておき、異常除去後の運用再開時に、自
動的に異常発生時の錠状態に復旧し、しかる後、該状態
より部屋運用管理を再開するようにしているため、一々
手作業で電源切断時の錠状態に戻す必要が無く、保守性
能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の錠制御装置の全体構成図である。
【図3】錠制御装置の各部の構成図である。
【図4】電源保護回路の構成図である。
【図5】本発明のビル管理システムにおける運用再開方
式の処理の流れ図である。
【図6】ビル管理システムの全体構成図である。
【図7】ビル管理システムの詳細構成図である。
【図8】利用情報テーブル構成図である。
【図9】従来の電気錠制御部の構成図である。
【符号の説明】
11・・入力装置 12・・錠制御装置 12a・・コントローラ 12b・・電源 12c・・スイッチ部 12d・・電源保護回路 13a・・電気錠 13b・・錠状態検出部 ACTR・・運用制御部 KCTR・・錠制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 47/00 E05B 49/00 - 49/04 G06F 15/21

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部屋毎に入室、退室を指示入力するため
    の入力装置と、入室、退室の際に扉に設置されている錠
    を解錠、施錠制御する錠制御装置を備えたビル管理シス
    テムの運用再開方式において、 錠に該錠の施錠状態、解錠状態を検出するための検出手
    段を設けると共に、 錠制御装置に解錠、施錠するための施解錠制御信号を出
    力するコントローラと、錠駆動信号線における過電流を
    検出し、過電流検出時に錠駆動電源を切断すると共に、
    電源切断をコントローラに通知する保護回路を設け、 コントローラは、保護回路より電源切断が通知された
    時、錠の施解錠状態を記憶あるいは上位装置に通知して
    保存し、 電源復旧時に前記保存した錠の状態となるように施解錠
    制御信号を出力して電源切断時の錠状態を回復して運用
    を再開することを特徴とするビル管理システムの運用再
    開方式。
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