JPH05204771A - メモリ制御システム - Google Patents

メモリ制御システム

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Publication number
JPH05204771A
JPH05204771A JP4038620A JP3862092A JPH05204771A JP H05204771 A JPH05204771 A JP H05204771A JP 4038620 A JP4038620 A JP 4038620A JP 3862092 A JP3862092 A JP 3862092A JP H05204771 A JPH05204771 A JP H05204771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
memory
ram
register
rom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4038620A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuko Sugiura
敦子 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4038620A priority Critical patent/JPH05204771A/ja
Publication of JPH05204771A publication Critical patent/JPH05204771A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ROM10のアドレス空間21によって置換
えられて得られた未使用空間部分22を含めてRAM
9、アドレス空間を構成する。RAM9について障害の
有無を診断する。アクセスしようとするアドレスとその
診断により障害が検出された部分のアドレスとが一致し
たとき、そのアクセスしようとするアドレスの代りに未
使用空間部分22のアドレスをアクセスするように制御
する。 【効果】 障害が検出された部分の代りに本来未使用の
はずの空間部分22を使用することにより、メモリを縮
小せずに運転できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はメモリ制御システムに関し、特に
読出し及び書込み可能な記憶装置に読出し専用の記憶装
置がオーバラップされるメモリに対するアクセスの制御
システムに関する。
【0002】
【従来技術】一般に、読出し書込み可能な記憶装置のア
ドレス空間に読出し専用の記憶装置のアドレス空間がオ
ーバラップされて配置されるメモリシステムがある。従
来、そのシステムにおけるシステム立上げ時のメモリ診
断においてメモリの一部に障害の発生を確認した場合、
その障害に該当する部分を使用しないように縮小運転を
していた。
【0003】そのため、読出し専用の記憶装置のアドレ
ス空間とオーバラップする読出し書込み可能な記憶装置
の部分は通常使用されないにも拘わらず、メモリの一部
障害が発生したときにこの使用されない読出し書込み可
能な記憶装置の一部を有効利用できずにメモリの縮小運
転をせねばならないという欠点があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は上述した従来の欠点を解決する
ためになされたものであり、その目的はメモリの一部に
障害が発生した場合でもメモリを縮小させずに運転でき
るメモリ制御システムを提供することである。
【0005】
【発明の構成】本発明によるメモリ制御システムは、第
1の記憶装置と、前記第1の記憶装置のアドレス空間の
一部によって置換えられて得られた未使用領域を、自装
置のアドレス空間に含んでなる第2の記憶装置と、前記
第2の記憶装置の診断をする診断手段と、アクセスしよ
うとするアドレスと前記診断手段により障害が検出され
た部分のアドレスとが一致したとき該アクセスしようと
するアドレスの代りに前記未使用領域のアドレスをアク
セスするアクセス手段とを有することを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】図1は本発明によるメモリ制御システムの
一実施例の構成を示すブロック図である。図において、
本発明の一実施例によるメモリ制御システムにおける中
央処理装置(以下、CPUと記す)1はアドレスバス1
1、データバス12及びコントロール信号群13に接続
されている。
【0008】コントローラ2はアドレスバス11、デー
タバス12及びコントロール信号群13に接続され、レ
ジスタコントロール信号23及びコンパレータコントロ
ール信号24を生成する。
【0009】レジスタ3はデータバス12に接続され、
レジスタコントロール信号23によってコントロールさ
れる。そして、データバス12からデータを取込み、又
保存しているデータをレジスタデータ34として出力す
る。
【0010】コンパレータ4はアドレスバス11に接続
され、レジスタデータ34とアドレスバス上のデータと
を比較するものである。そして、マルチプレクサコント
ロール信号57を経由してマルチプレクサ5及びデコー
ダ7へ比較結果を通知する。又、このコンパレータ4は
コンパレータコントロール信号24によってコントロー
ルされ、不一致に相当する信号を出す場合もある。
【0011】マルチプレクサ5はアドレスバス11上の
データ及びレジスタデータ65を入力とする。このマル
チプレクサ5はコンパレータ4からのマルチプレクサコ
ントロール信号57を受け、比較結果が一致の場合はメ
モリアドレスバス14へレジスタデータ65の内容を出
力し、不一致の場合はアドレスバス11上のアドレスの
上位4バイトの内容をメモリアドレスバス14へ出力す
る。
【0012】レジスタ6はレジスタデータ65をマルチ
プレクサ5に出力するものである。すなわち、ROMア
ドレスとRAMアドレスとがオーバラップしている部分
のアドレスの上位4バイトが予め格納されており、これ
をマルチプレクサ5に出力するのである。
【0013】デコーダ7はマルチプレクサコントロール
信号57が一致である旨を通知してきた場合はRAM9
を選択するチップセレクト信号79を生成する。一方、
不一致である旨を通知してきた場合はメモリコントロー
ラ8から出力されるチップセレクト信号78を、ROM
チップセレクト信号710 としてROM10へ通知すると
共に、RAMチップセレクト信号79としてRAM9へ
通知する。
【0014】メモリコントローラ8はアドレスバス1
1、データバス12及びコントロール信号群13に接続
されており、必要に応じてROM及びRAMのチップセ
レクト信号78を生成する。
【0015】RAM9及びROM10は、アドレスの上
位4バイトがメモリアドレスバス14を経由してマルチ
プレクサ5に接続されており、その下位4バイトがアド
レスバス11に接続されている。また、デーコーダ7か
らのチップセレクト信号710又は79がチップセレクト
端子CSに入力されることによってコントロールされ
る。
【0016】ここで、図2は図1におけるRAM9及び
ROM10のアドレス空間を示すメモリマップである。
ROM10のアドレス空間はアドレス000F0000〜000FFF
FFの64KBの空間部分21である。また、RAM9の
アドレス空間は全体でアドレス00000000〜00FFFFFFの1
6MBの空間があり、アドレス000F0000〜000FFFFFの6
4KBの空間部分22はROMアドレス空間とオーバラ
ップする空間である。つまり、ROM10のアドレス空
間によって置換えられて得られた部分がRAM9のアド
レス空間に含まれているのである。
【0017】次に、図1及び図2を用いて本システムの
動作を説明する。
【0018】CPU1はRAM9の診断を行うために、
アドレス00000000から00FFFFFFまでを順にアクセスす
る。システムの電源投入後、コンパレータ4は不一致に
相当する信号を出力するようにコントローラ2によりコ
ントロールされる。
【0019】CPU1がRAM9を診断し、その結果障
害が発見した場合、CPU1はレジスタ3に障害を発見
したアドレスを保存するため、データバス12上にその
障害のあるアドレスの値を出力する。
【0020】コントローラ2はCPU1からのコントロ
ール信号群13、アドレスバス12及びデータバス11
をデコードし、レジスタ3がデータバス12よりデータ
を読込むように制御する。
【0021】レジスタ3はコントローラ2からの制御信
号を受けて、CPU1から出力されたデータ、すなわち
障害のあるアドレスの上位4バイトを読込む。以上によ
り障害が発生したメモリアドレスを保存する動作は完了
する。なお、CPU1がRAM9を診断した結果、障害
を発見しなかった場合、コンパレータ4は不一致に相当
する信号を出力し続ける。
【0022】CPU1が任意のメモリアドレスをアクセ
スしたとき、コンパレータ4はアドレスバス11上のア
ドレスの上位4バイトとレジスタ3に保存されているデ
ータ、すなわち障害のあるメモリアドレスの上位4バイ
トとを比較する。この比較の結果、現在CPU1がアク
セスしているメモリアドレスと障害のあるメモリアドレ
スとが一致した場合、コンパレータ4はアドレスが一致
した旨を信号線57を通じてマルチプレクサ5及びデコ
ーダ7へ通知する。
【0023】マルチプレクサ5は通常時はアドレスバス
11上の上位4バイトのアドレスを出力している。しか
し、コンパレータ4からアドレスが一致した旨の通知を
受けてマルチプレクサ5は出力するアドレスをアドレス
バス11上のアドレスからレジスタ6に切替える。ここ
で、レジスタ6には予めROMアドレスとRAMアドレ
スとがオーバラップしている部分22のアドレスの上位
4バイト000Fが格納されている。このため、メモリアド
レスバス14上にはレジスタ6の内容000Fが出力され
る。
【0024】デコーダ7は通常はメモリコントローラが
出力するROM10及びRAM9へのチップセレクト信
号79又は710 を出力しているが、コンパレータ4のア
ドレスが一致したという通知を受けてRAM9を選択す
るチップセレクト信号79を出力する。デコーダ7のR
AMチップセレクト信号79及びレジスタ6からマルチ
プレクサ5を経由して出力されたアドレスの上位4バイ
ト000FによってRAM9のオーバラップ部分22がアク
セスされる。
【0025】以上の結果、障害の発生したメモリアドレ
スをCPU1がアクセスしたとき、そのアドレスの代り
にROMアドレスとRAMアドレスとがオーバラップし
ている本来未使用領域のアドレスがアクセスされる。
【0026】一方、障害の発生していないメモリアドレ
スをCPU1がアクセスしたとき、コンパレータ4は不
一致である旨をマルチプレクサ5及びデコーダ7に通知
する。すると、マルチプレクサ5は不一致である旨の通
知をコンパレータ4から受け、アドレスバス11上の内
容をメモリアドレスバス14に出力する。デコーダ7は
コンパレータ4から不一致の旨の信号を受け、メモリコ
ントローラ8からのチップセレクト信号78をRAM9
又はROM10に出力する。このため、通常のメモリア
クセスが行われる。
【0027】CPU1がRAM9を診断した結果、障害
を発見した場合でもROM10を隠してシステムを使用
するときは、コントローラ2のコントロールによってコ
ンパレータ4は不一致に相当する信号を出力し続ける。
【0028】なお、以上はROMとRAMとがオーバラ
ップする場合について説明したが、RAM同士がオーバ
ラップする場合についても同様に本発明が適用できるこ
とは明らかである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、読出し書
込み可能な記憶装置の一部に障害が発生した場合におい
て、障害の発生した領域をCPUがアクセスしても、実
際は障害の発生していない通常は利用されない部分をア
クセスすることになり、記憶装置を有効利用でき、また
メモリの縮小運転も生じないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるメモリ制御システムの構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1におけるRAM及びROMによるアドレス
空間を示すメモリマップである。
【符号の説明】
1 CPU 2 コントローラ 3,6 レジスタ 4 コンパレータ 5 マルチプレクサ 7 デコーダ 8 メモリコントローラ 9 RAM 10 ROM 11 データバス 12 アドレスバス 13 コントロール信号群

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の記憶装置と、前記第1の記憶装置
    のアドレス空間の一部によって置換えられて得られた未
    使用領域を、自装置のアドレス空間に含んでなる第2の
    記憶装置と、前記第2の記憶装置の診断をする診断手段
    と、アクセスしようとするアドレスと前記診断手段によ
    り障害が検出された部分のアドレスとが一致したとき該
    アクセスしようとするアドレスの代りに前記未使用領域
    のアドレスをアクセスするアクセス手段とを有すること
    を特徴とするメモリ制御システム。
JP4038620A 1992-01-29 1992-01-29 メモリ制御システム Pending JPH05204771A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4038620A JPH05204771A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 メモリ制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4038620A JPH05204771A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 メモリ制御システム

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Publication Number Publication Date
JPH05204771A true JPH05204771A (ja) 1993-08-13

Family

ID=12530288

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4038620A Pending JPH05204771A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 メモリ制御システム

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JP (1) JPH05204771A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006521637A (ja) * 2003-03-25 2006-09-21 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド データ処理システムにおけるメモリ管理

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006521637A (ja) * 2003-03-25 2006-09-21 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド データ処理システムにおけるメモリ管理
JP4814786B2 (ja) * 2003-03-25 2011-11-16 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド データ処理システムにおけるメモリ管理

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