JPH0520374Y2 - - Google Patents

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JPH0520374Y2
JPH0520374Y2 JP14161987U JP14161987U JPH0520374Y2 JP H0520374 Y2 JPH0520374 Y2 JP H0520374Y2 JP 14161987 U JP14161987 U JP 14161987U JP 14161987 U JP14161987 U JP 14161987U JP H0520374 Y2 JPH0520374 Y2 JP H0520374Y2
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pole
throwing
legs
reflector
leg
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は槍投げや砲丸投げなどの投擲競技の計
測に光波距離計と一緒に用いるもので、計測点に
立てて光波距離計からの光を反射させる投擲競技
用反射鏡装置に関する。
〔従来技術〕
投擲競技の計測には従来から巻尺を使用するの
が一般的である。これは投擲用サークルから一定
の間隔で計測基準ラインが引かれており、係員が
投擲落下点の最も近いラインからこの投擲落下点
までの距離を巻尺で測定し、加減算してその投擲
長を出していた。しかし人が巻尺によつて行う計
測であり、正確な計測とはいえなかつた。
最近では光波距離計を用いて計測するようにな
つており、これは予め所定の位置に光波距離計を
設置しておき、係員が投擲落下点に立てた反射鏡
装置を利用して測距するものであり、迅速かつ正
確な計測ができるというものである。
そして従来のこの種の反射鏡装置としては、第
8図に示されるように、三脚1の脚頭2の中央部
にスベリ軸受4が組付けられ、この軸受4によつ
てポール6が上下方向摺動および如何なる方向へ
の揺動も可能なように支承されている。ポール6
には反射鏡本体8および気泡管9が取付けられて
おり、投擲落下点にポール6が鉛直となるように
本装置をセツトして反射鏡本体8を光波距離計に
向けるようにすればよい。
〔考案の解決しようとする問題点〕
しかし前記反射鏡装置を計測ができる状態にセ
ツトするには、ポール6を三脚1によつて鉛直状
態に固定保持させる必要があり、そのためには投
擲落下点上にポール6を鉛直状態に立て、この鉛
直状態を崩さないように三脚1の3本の脚3をそ
れぞれ位置調節しなければならない。しかし、3
本の脚3はそれぞれ独自に揺動できるため操作が
非常に面倒でセツトに時間がかかるという問題点
があつた。
本考案は前記従来技術の問題点に鑑みなされた
もので、その目的は誰でも投擲落下点に簡単にセ
ツトすることの可能な投擲競技用反射鏡装置を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
次に、本考案の一実施例を示す第1図乃至第3
図を参照して本考案を説明する。
本考案に係る投擲競技用反射鏡装置は、反射鏡
本体26及び水準器(気泡管18)の取付けられ
たポール10と、このポール10回りに配設され
てポール10を立てた状態に支持する脚体20
と、この脚体20のポール支持部に設けられ、ポ
ール10の摺動及び揺回動などの自在な動きを許
容するスベリ軸受30とを備えており、脚体のそ
れぞれの脚部が独立して動くことができないよう
に、脚体を一体化された枠体によつて構成する。
〔作用〕
ポール10に対し脚体20は一体に移動変位で
き、脚体脚部の開きが固定されて、ユニバーサル
構造(第2図)なのでポール10は容易に鉛直に
できる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図〜第4図は本考案の第1の実施例を示す
ものである。
これらの図において、本考案に係る反射鏡装置
は、反射鏡本体26および水準器18が取付けら
れたポール10と、このポール10を立てた状態
に支持する脚体20と、脚体20のポール支持部
に設けられ、ポール10の摺動及び揺回動などの
自由な運動を許容するスベリ軸受30とから構成
されている。
ポール10は、円形パイプ11の一端部に反射
鏡本体支持枠12が円筒形状の軸部材14を介し
て連結一体化された構造となつている。支持枠1
2には反射鏡本体26が枢支されて枢軸25回り
(第1図矢印A方向)に揺動できるようになつて
いる。支持枠12の下端部にも円筒形状の軸部材
14がビス止めにより固定されており、この軸部
材14の内周面には雌螺子14aが形成され、外
周面には丸溝14bが周設されている。パイプ1
1の下端部に突出されている雄螺子部13aは上
部軸部材14に螺合されて支持枠12とパイプ1
1とが連結されている。
下部軸部材14には先端の尖つた石突き部材1
6が固着されており、石突き部材16には水平方
向に突出する水平アーム17が形成され、その先
端部に円形気泡管18が取付けられている。石突
き部材16には前記軸部材14の嵌まり込む凹部
16aが形成されており、側壁に螺合し凹部16
a内に先端部を突出させた螺子16bを下部軸部
材14の丸溝14bに押付けることにより、石突
き部材46が軸部材14に連結されるようになつ
ている。またこの螺子17を緩めると石突き部材
46が軸部材14に対し回動でき、これによつて
気泡管18の位置を係員の最も見やすい位置に調
整することが出来るようになつている。
ポール10を支持する脚体20は、中央の開口
された円盤形状の底板22と、略正三角形上の上
板24とが円周方向等間隔に配置された3本の脚
23によつて連結一体化された構造となつてい
る。底板22は、ポール10の回りを載置面に沿
つて滑動しやすいように平坦な形状とされてい
る。脚23は断面コの字形状のチヤンネル材で、
脚23と底板22、および上板24とはそれぞれ
ボルト・ナツト25により締結されて強固な連結
構造体となつている。
上板24の中央部にはポール10挿通用の開口
部26が形成されている。上板24のこの開口部
周縁部は上方に垂直に立ち上がり、この立上り部
27はポール10を支持するスベリ軸受30のケ
ーシングの一部(下部ケーシング)を構成してい
る。この上板の立上り部27外周面には、ポール
10挿通用の開口部28が形成された締め環29
が螺合されており、締め環29はスベリ軸受30
の上部ケーシングを構成している。なお符号27
aは立上り部27と締め環29との螺合連結部を
示している。
立上り部27と締め環29とによつて形成され
る軸受ケーシング内には、ケーシング内周面にち
ようど整合する大きさのプラスチツク製ボール3
2が収容されている。このボール32は、第3図
aに示されるように、中央にポール挿通孔32a
が形成され、外周部は直交する4本のスリツト3
3によつて上下部がそれぞれ2分割され、全体と
して4分割されたクランプ片32bが形成されて
いる。そして上部ケーシングである締め環29を
締めた状態では、ポール10はボールの挿通孔3
2a内を自由に軸方向に摺動でき、またボール3
2と一体にポール軸回り360度の全周囲方向への
揺動及び回動といつたユニバーサルな運動ができ
るようになつている。ところが締め環29を締め
付けた状態では、ボール32のクランプ片32b
が締め環内周面に押圧されて縮径し、ポール10
の外周面がクランプ片32bによつてクランプさ
れる。このためポール10はスベリ軸受30によ
つて上板24に固定された状態となる。
なお、ボール32を、第3図bに示されるよう
に、上部に設けられた直交する4本のスリツトに
よる4分割片32cによつて構成することもでき
るが、第3図aに示すごとき構造とすることによ
り、ポール10をポール挿通孔32a内において
上下方向に均一な大きさの力でクランプすること
ができ、それだけ効率よくクランプできる。
次に本実施例に係る反射鏡装置の使用手順につ
いて説明する。
まず投擲が終わると、係員が本装置を持つて投
擲落下地点に行き、ポール10下端の石突き部を
落下点に突き刺して本装置を地面に載置する。次
に気泡管18を見ながらポール10を鉛直状態に
修正するとともに、脚体20をポール10回りに
移動させてポール10の鉛直状態を支持できるよ
うな位置に修正する。脚体20は底板22、脚2
3および上板24が連結一体化された構造となつ
ているので、例えばポール10を斜めの状態から
鉛直の状態に起こすときには、脚体20を載置面
に沿つて滑らせるようにすれば、脚体20とポー
ル10との間に介在されているスベリ軸受30の
作用(ユニバーサルな動きを許容する作用)によ
り、脚体20をポール10の変異に追随させるこ
とは容易である。
そしてポール10が脚体20によつて鉛直状態
に支持された状態、即ち、底板22の真中に石突
き部が位置した状態になると、ポール10を回動
させて反射鏡本体26を予め所定位置に設置され
ている光波距離計に向け、この状態で締め環29
を締め付けてポール10をロツクする。最後に反
射鏡本体26の仰角を調整して測距を行う。
なお前記した説明では、締め環29を緩めた状
態で投擲落下点に本装置を載置し、ポール10を
鉛直状態とした後にポール10をロツクするよう
にしているが、締め環29を半締め状態にしてス
ベリ軸受30内の相対摺動面にある程度の摩擦力
が働くような状態の下でポール10の鉛直調整を
行うようにしても良い。締め環29を緩めた状態
ではポール10は僅かの力でも回転しやすいが、
このようにスベリ軸受30内にある程度の摩擦を
持たせるようにした場合には、ポール10が簡単
に回転するようなこともなく、より迅速に反射鏡
装置のセツトを行うことができる。
また前記実施例では底板22を直接地面等の装
置載置面に接触させるようにしているが、底板2
2に3個以上のキヤスタを設けて脚体20の移動
の円滑化を図ることもできる。
第5図は本考案の第2の実施例の要部を示すも
のである。
この図において1本の長尺丸棒材が折り込り曲
げられて、底部リング部42、立上り部43、上
部リング部44が形成されている。そして上部リ
ング部44に上板44aに一体的に組付けられた
軸受30が溶接されて取付けられた構造となつて
いる。
第6図及び第7図は本考案の第3及び第4の実
施例をそれぞれ示すもので、脚46が水平部材4
8a,48bによつて互いに連結一体化された構
造となつている。第6図では脚46の下端部が、
また第7図では脚中央部がそれぞれ水平部材48
a,48bで連結されて脚体として一体化された
構造となつている。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、従来は三脚を
地面につきさしてポールをまつすぐに立て、投擲
落下点とずれていれば三脚を抜いて移動させてポ
ール先端と合せていたが、本考案によれば脚体を
投擲落下点の真上に置き、ポール先端をまつすぐ
に立てながら落下点上に全体をわずかに移動し
て、反射鏡本体を光波距離計に向け距離計測する
ものであるから、脚体を容易にずらすことがで
き、安定した状態を保つて移動できる。即ち、脚
体脚部の開きの固定化とユニバーサル構造(第2
図)によつて、誰でも迅速かつ手軽に投擲落下点
に反射鏡装置をセツトすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例に係る反射鏡装
置の斜視図、第2図はそのポール支持部の断面
図、第3図a,bはスベリ軸受内のボールの斜視
図、第4図はポールの分解図、第5図〜第7図は
それぞれ本考案の第3、第4、第5の実施例の要
部斜視図、第8図および第9図は従来の反射鏡装
置の断面図である。 10……ポール、18……水準器である円形気
泡管、20……脚体、26……反射鏡本体、30
……スベリ軸受、32……ボール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反射鏡本体および水準器の取付けられたポール
    と、前記ポール回りに配設されてポールを立てた
    状態に支持する脚体と、前記脚体のポール支持部
    に設けられ、ポールの摺動および揺回動などの自
    在な動きを許容するスベリ軸受とを備えた投擲競
    技用反射装置であつて、前記脚体は一体化された
    枠体によつて構成されていることを特徴とする投
    擲競技用反射鏡装置。
JP14161987U 1987-09-18 1987-09-18 Expired - Lifetime JPH0520374Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14161987U JPH0520374Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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JP14161987U JPH0520374Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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JPS6449278U JPS6449278U (ja) 1989-03-27
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