JPH05202368A - ノルマルパラフィンの再循環を伴う、c5/c6ノルマルパラフィンの異性化方法 - Google Patents

ノルマルパラフィンの再循環を伴う、c5/c6ノルマルパラフィンの異性化方法

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JPH05202368A
JPH05202368A JP4190456A JP19045692A JPH05202368A JP H05202368 A JPH05202368 A JP H05202368A JP 4190456 A JP4190456 A JP 4190456A JP 19045692 A JP19045692 A JP 19045692A JP H05202368 A JPH05202368 A JP H05202368A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記工程からなる、C5 /C6 n−パラフィ
ンのイソパラフィンへの異性化方法である。−軽質ナフ
サからなる仕込原料Fと脱着工程からの流出物を、脱イ
ソペンタンDIする工程[1] 、−脱イソペンタン残渣を
異性化反応Iする工程[2] 、−n−パラフィンを取込み
得る吸着剤上に異性化流出物を通過させ吸着Aする工程
[3]、および、−圧力の降下、および脱イソペンタン工
程からのイソペンタンに富む気体流を用いたストリッピ
ングによって脱着Dを行う工程[4] 。工程[3] でn−パ
ラフィンが除去された異性化物は、高オクタン価の生成
物である。 【効果】 本発明の異性化方法によると、高オクタン価
の異性化物を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、n−パラフィンのイソ
パラフィンへの異性化方法に関し、特に、いつくかの石
油留分、より詳しくは、ノルマルペンタンおよびノルマ
ルヘキサン並びに分枝状ペンタンおよび分枝状ヘキサン
を含む留分(C5 /C6 留分)のオクタン価を改善する
ことを目的とする、異性化方法に関する。
【0002】
【従来技術および解決すべき課題】高活性の塩素含有ア
ルミナ型の白金触媒を用いるC5 /C6 炭化水素の現在
の異性化方法は、分別後に、未転換n−パラフィンの再
循環をしないで(英語では“once throug
h”)、または一部再循環を行って、または、液相の分
子ふるい装置の通過後に全体の再循環を行って、操作が
行なわれる。
【0003】再循環をしない実施方法は、簡単ではある
が、オクタン価の増加における効率は悪い。高いオクタ
ン価を得るためには、液体もしくは蒸気相での分離塔
(例えば脱イソヘキサン器)の通過後、あるいは分子ふ
るいの通過後に、低オクタン価の成分の再循環を行なわ
なければならない。
【0004】未転換n−パラフィンの蒸気相分離に分子
ふるいを用いる既知の異性化方法では、反応工程に分子
ふるいによる吸着工程を組入れている。これは、例えば
特許US−A−4210771に記載されている“トー
タル異性化方法(Total Isomerization Process )”
(または“TIP”)と称する方法である。これは、仕
込原料、脱着の流出物および水素の混合物が供給される
異性化反応器の使用と、分子ふるいによるn−パラフィ
ンの吸着による分離区域の使用とを組み合わせており、
脱着は水素ストリッピングによって行なわれる。このよ
うな方法では、反応装置は、組入れられた分子ふるいの
塩酸による汚染のリスクを考慮して、高活性の塩素含有
アルミナを有する工程から構成されない。従って、塩素
を使用しないゼオライトをベースとする、あまり活性の
高くない触媒系が用いられる。その結果、塩素含有アル
ミナをベースとする触媒を用いて得られたものよりは、
1〜2ポイント低いオクタン価を示す生成物を生じる。
【0005】実際、異性化温度が低下すればするほど、
n−パラフィンのイソパラフィンへの転換率が増加し、
さらには、低オクタン価のC6 異性体(メチルペンタ
ン)のより高オクタン価のC6 異性体(ジメチルブタ
ン)への転換率がより良くなることは、先行技術におい
て知られている。
【0006】さらに、白金を含浸した塩素含有アルミナ
をベースとする触媒によって、より安定な塩素を含まな
いゼオライト型の触媒よりも低温で、異性化反応を行う
ことが可能であることも知られている。
【0007】従って、(“再循環を行なわない”でオク
タン価の最も優れた増加を得るために)低温反応系と、
塩素を組入れていないかまたは塩素に耐性のある、低オ
クタン価成分の再循環装置とを組み合わせ得る方法を考
案することが特に有利であった。
【0008】分離塔が塩素の汚染に耐えるようにでき得
るということから、分離塔(脱イソペンタン器および脱
イソヘキサン器)を用いる従来の図式を考えることが可
能である。しかしながら、これらの図式は設備が大がか
りであり、かつエネルギーを多く消費するので、実施す
るのに費用がかかる。1つの分離塔(脱イソヘキサン器
のみ)を有する図式はあまり費用がかからないが、ノル
マルペンタンをすべてイソペンタンに転換する能力はな
いであろうし、その結果、再循環を伴う図式のオクタン
価の増加レベルを得ることは不可能であろう。
【0009】分離に使用される分子ふるいの、塩素によ
る汚染を回避するために、吸着工程に異性化の流出物を
送る前に、異性化流出物の安定化工程を実施する組入れ
られていない装置を考えてもよい。このアプローチはす
でに "ペネックス・モレックス(PENEX MOLEX)"と称する
組合わされた方法において提案されている。この方法で
は、C5 /C6 炭化水素は塩素含有アルミナを有する触
媒反応において異性化され、ついで(安定化器の)底部
温度で、安定化器の底部から、ノルマルパラフィンの液
相での分子ふるいによる吸着を行う。
【0010】液体での吸着および脱着における分子ふる
いの使用は、蒸気相でよりも実施が困難である。実際、
移動段階で存在するイソパラフィンの量に対する吸着さ
れるノルマルパラフィンの量の比は、明らかに蒸気相で
の実施が有利である。
【0011】高活性の触媒系の使用におけるもう1つの
障害は、仕込原料の汚染物すなわち硫黄および水に対し
てこれらの触媒系が敏感であることである。液体仕込原
料と水素供給は、反応装置へ導入される前に、スイート
ニング(硫黄の除去)および脱水されなければならな
い。
【0012】塩素含有アルミナをベースとする触媒系を
用いる現在の技術状態においては、仕込原料は分子ふる
いを用いる予備処理操作において乾燥される。
【0013】本発明の目的は、エネルギーの消費を制限
して、ノルマルパラフィンを含む石油留分のオクタン価
を出来るだけ増加させる得る新規方法を提案することで
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によって特に、例
えば白金を含浸された塩素含有アルミナからなる触媒を
用いる高活性装置と、蒸気相での分子ふるいを用いる元
来の吸着−脱着装置(組入れていない装置)とを組合わ
せることによって、公知方法の欠点を解決することがで
きる。さらに、n−パラフィンの脱着は、エネルギーの
観点から、有利な条件で、圧力の低下とイソペンタンに
富む蒸気を用いるストリッピング操作とを組み合わせて
実施される。
【0015】脱着サイクル用にイソペンタンに富む蒸気
溶離剤を供給するために、装置の上流に脱イソペンタン
塔を組込む。この塔はさらに、下記機能を果たす。すな
わち、 −仕込原料中に存在するイソペンタンの除去。このこと
によって異性化工程における処理される仕込原料の量を
低減させることができ、その結果、反応器に要求される
容量を低減させることができる。さらにこのように除去
せられたイソペンタンを分解から保護しておく。このこ
とは本方法全体の高オンタン価ガソリンの収率の改善と
なって表われる; −仕込原料の脱水。この脱水は特別な脱水工程を必要と
しない;および −イソペンタンに富む蒸気を伴う脱着されたn−パラフ
ィンの回収。このことによって、脱イソペンタン工程の
残渣として、異性化工程に方へn−パラフィンの効率的
な再循環を確実に行なう。
【0016】さらに、脱着工程における、脱イソペンタ
ンによって供給されるイソペンタンの適切な使用によっ
て、この工程の終わりにパージ工程を省くことが可能で
ある。実際、このようにイソペンタンで満たされた吸着
塔は、直ちに吸着に再使用されうる。この場合、吸着流
出物は、この吸着の初期においても、n−パラフィンを
含まない。このことは特に、2つの吸着床のみを有する
装置の使用を可能にして、装置の大きな簡略化を導く。
各床は交互に吸着および脱着の操作を行なう。
【0017】本発明のもう1つの側面によると、脱イソ
ペンタン器の再循環物と純留出物の凝縮によって、脱イ
ソペンタン器の再沸騰用の全エネルギーを供給するため
に、脱イソペンタン器の頂部の蒸気の再圧縮装置(熱ポ
ンプ)を用いてもよい。熱ポンプの圧縮器はさらに、分
子ふるいの脱着に必要なイソペンタンに富む頂部流のフ
ラクションを再循環させるための動力として用いること
ができる。
【0018】本発明の方法は、図1、2および3と関連
して、以下に記載される。これらの図面は下記の通りで
ある: −図1は、本方法の原則的図式を表わす; −図2は、本発明の方法のより詳細な図式を表わす;お
よび −図3は、安定化工程を図式的に表わす。
【0019】より詳しくは、C5 およびC6 炭化水素を
優勢な割合で含む軽質ナフサの仕込原料の、高オクタン
価を有する異性化物への異性化を記載する。
【0020】本発明の方法は、主として脱イソペンタン
工程[1] 、異性化工程[2] 、吸着工程[3] および脱着工
程[4] からなる。
【0021】工程[1] では、脱イソペンタン塔に、管路
(1) からC5 /C6 軽質ナフサの湿潤仕込原料を、そし
て、管路(11)から後で記載される脱着工程[4] から来る
流出物を、例えば圧力1〜2バール(絶対圧力)で供給
する。
【0022】脱イソペンタン塔は、一般には分別内壁(i
nternes)(構造化装填物または棚段)を備える蒸留塔で
ある。脱イソペンタン操作は、仕込原料を、例えばn−
ペンタン5〜20モル%を含むイソペンタンに富む留出
物と、例えばイソペンタン5〜15モル%を含むイソペ
ンタンプアな残渣とに分離する。
【0023】脱イソペンタン塔に導入する前に、仕込原
料を、例えば30〜60℃の温度で、場合によっては、
熱交換器(E1 )で、吸着工程[3] から生じる異性化物
との熱交換によって予備加熱してもよい。
【0024】脱イソペンタン塔は一般には、40〜90
℃の底部温度と20〜60℃の頂部温度で操作を行な
う。
【0025】ついで管路(3) を経て出る脱イソペンタン
の熱残渣を、異性化反応器に方へ送る。
【0026】管路(2) を経て出る頂部蒸気(留出物)
は、一般に、塔底部の再沸騰に必要な温度より10〜2
5℃高い温度で凝縮するのに十分な圧力(5〜6バール
の)で、圧縮器(熱ポンプ)で圧縮される。従ってこれ
らの蒸気の凝縮は、外部エネルギーの供給を避けなが
ら、熱交換器(E2 )を介して、再沸騰器に必要なエネ
ルギーを供給するのに用いることができる。凝縮はこの
ようにして大部分が行なわれ、このことによって還流物
と留出物の全体の凝縮に必要な冷却手段を省略すること
ができる。凝縮物は、一部は脱イソペンタン器の頂部で
再循環され(還流物)、一部はポンピングによって、蒸
発後、管路(7) を経て吸着工程[3] に方へ送られる。
【0027】工程[2] では、脱イソペンタン工程[1] か
ら管路(3) を経て来る残渣を、異性化反応の圧力、例え
ば5〜30バールで、ポンピングによって異性化帯域
(I)に送る。
【0028】異性化反応は、水素の存在下、140〜3
00℃の温度で行なわれる。処理される残渣は、供給水
素および場合によっては管路(5) を経て来る再循環水素
と混合され、ついで熱交換器(E3 )での仕込原料/流
出物熱交換によって、および炉(H)での最終加熱によ
って、例えば140〜300℃の温度で加熱される。
【0029】異性化反応は、好ましくは高活性触媒上
で、例えば塩素含有アルミナと白金をベースとする、低
温例えば130〜220℃で、高圧例えば20〜35バ
ールで作用する触媒上で、例えば0.1/1〜1/1の
水素/炭化水素の低モル比で、行なわれる。使用可能な
既知触媒は、例えば塩素2〜10重量%、白金0.1〜
0.35重量%、および場合によっては存在する他の金
属を含む、高純度のγおよび/またはηアルミナ担体か
らなる。これらは0.5〜10h-1、好ましくは1〜4
-1の空間速度で使用されうる。触媒の塩素含有率の維
持には、一般に塩素化合物、例えば50〜600重量p
pmの濃度で仕込原料との混合物として注入される四塩
化炭素の連続供給が必要である。
【0030】もちろん、他の既知触媒、例えば好ましく
は元素周期律表の第VIII族の1つまたは複数の金属を含
むモルデナイト型ゼオライトからなるものも同様に使用
されうる。よく知られた触媒は、0.2〜0.4重量%
の白金を含み、SiO2 /Al2 3 比が10〜40、
好ましくは15〜25であるモルデナイトからなる。し
かしながら、本発明の対象となる方法の枠内において、
この族に属する触媒は、塩素含有アルミナをベースとす
る触媒よりも有利ではない。それは、これらがより高い
温度(240〜300℃)で作用をし、ノルマルパラフ
ィンの高オクタン価イソパラフィンへの転換をあまり進
行させないからである。
【0031】これらの条件下で、n−パラフィンの一部
がイソパラフィンに転換される。しかしながら、管路
(4) を経て異性化反応器から出る流出物にn−パラフィ
ンの大きな割合が残留し、この大きな割合は約30モル
%まであり、好ましくは15〜25モル%である。
【0032】異性化工程[2] の流出物は、冷却後、分離
器(S1 )内に入ってもよい。この蒸気は管路(5) を経
て異性化反応器(I)の入口に再循環され、管路(6) を
経て出る液体流出物(異性化物)は熱交換器(E4 )で
気化されて、その後、吸着工程[3] の方へ送られる。
【0033】管路(8) を経て吸着器(A)に導入される
前に、この異性化物は、脱イソペンタン器の頂部で再循
環されなかった脱イソペンタン工程[1] の留出物の凝縮
から生じる凝縮物の一部からなる流れと混合される。こ
の流れは、例えば熱交換器(E5 )での、吸着器(A)
の蒸気留出物との熱交換によって気化され、この留出物
はその少なくとも一部が凝縮される。この流れは管路
(7) を経て来る。
【0034】吸着工程[3] において、このようにして構
成された蒸気混合物を、上昇流で、吸着器(A)内を通
過させる。この吸着内(A)内でn−パラフィンが取込
まれる。n−パラフィンが除去された異性化物は、管路
(9) を経て出て、少なくとも一部、熱交換器(E5 )
で、ついで熱交換器(E1 )で凝縮されてもよい。この
異性化物はさらに交換器(E6 )内で冷却されてもよ
い。
【0035】吸着床は、一般には、選択的にn−パラフ
ィンを吸着でき、かつ見掛け細孔直径が約5オングスト
ロームである、ゼオライトをベースとする分子ふるいか
らなる。ゼオライト5Aがこの使用に完全に適する。そ
の細孔直径は約5オングストロームであり、n−パラフ
ィン吸着能が高い。しかしながら、その他の吸着剤、例
えばカバザイト(chabazite )またはエリオナイトを用
いてもよい。好ましい操作条件は温度200〜400
℃、圧力10〜40バールである。吸着サイクルは一般
に2〜10分である。管路(9) を経て吸着器(A)の出
口で回収される流出物は、実質的にイソパラフィン(イ
ソペンタンおよびイソヘキサン)のみを含む。この流出
物は例えばすでに前述されたように熱交換によって凝縮
される。この流出物は、例えば脱イソペンタン工程[1]
に供給する仕込原料との熱交換によってさらに冷却され
て、本発明の方法の最終生成物(異性化物)となる。
【0036】ついで、工程[3] の間に吸着されたn−パ
ラフィンは、図2に示された吸着器(D)によって脱着
工程[4] で脱着される。この吸着器(D)は、n−パラ
フィンで飽和された吸着器(A)に他ならず、脱着作用
を行なう。操作は、5バール以下の値まで、好ましくは
3バール以下まで圧力を低下させることによって、か
つ、イソペンタンに富む気体流を用いるストリッピング
によって行なわれる。この気体流は、例えば、熱ポンプ
圧縮器(P1 )の適切な圧力レベルで抜出され、管路(1
0)を経てもたらされ、下降流で吸着器(D)を通るもの
である。この気体流は、一般に、熱交換器(E7 )で2
50〜350℃の温度にされる。脱着に必要なイソペン
タンに富む流の割合は、有利には、脱着されるn−パラ
フィン1モル当りイソペンタン1〜2モルに相当する。
操作は一般には、2〜10分間続く。脱着工程[4] の流
出物は、管路(11)を経て脱イソペンタン工程の方へ再循
環される。この流出物は、脱イソペンタン塔に、新品仕
込原料またはこの新品仕込原料との混合物の供給レベル
より低いレベルに導入される。
【0037】脱着後、吸着器(D)は再び吸着に使用さ
れる。
【0038】本発明の方法の好ましい変形例によると、
特に塩素含有アルミナをベースとする触媒を用いる場合
は、異性化工程[2] と吸着工程[3] との間に、異性化留
出物の安定化工程を挿入する。この工程は、主として、
水素とC1 〜C4 軽質炭化水素と同時に、触媒に由来す
る塩酸を除去することが目的である、例えば、前記反応
器に供給する仕込原料との熱交換器(E3 )での熱交換
による冷却後、二相混合物からなる異性化反応器の流出
物は、管路(4) を経て、安定化塔(S2 )に直接送られ
る。この塔は、一般に圧力10〜20バール、有利には
約15バールで操作を行なう。安定化塔(S2 )は図3
に図式的に示される。
【0039】安定化塔は、頂部で、最も軽質な生成物と
場合によっては存在する過剰水素を除去し、過剰水素は
管路(12)を経て出る。留出物は一部、熱交換器(E8 )
内で水での冷却によって凝縮され、得られた凝縮物は少
なくとも一部が、管路(13)、ポンプ(P4 )および管路
(14)を経て、安定化塔の頂部に方へ再循環されてもよ
い。所望であれば、管路(15)を経て、純留出物として、
LPGを回収してもよい。
【0040】場合によっては存在する塩酸(異性化触媒
が、白金を含浸された塩素含有アルミナをベースとする
場合)は、安定化塔の頂部を完全に通過するほど十分に
揮発性であり、管路(12)を経て気体生成物と共に排出さ
れる。塩酸を除去された、安定化塔の底部の生成物は、
安定化塔の圧力での蒸気流の形態で、管路(6) を経て、
抜出され、ついで熱交換器(E4 )での補足加熱後、吸
着器の方へ送られる。
【0041】従って、安定化塔の再沸騰器は、蒸気相で
の仕込原料の供給を可能にする約150〜200℃の温
度で、吸着器(A)の仕込原料を気化するのに用いられ
る。
【0042】本方法のもう1つの変形例によれば、図3
に示される安定化塔(S2 )には、管路(6) を介して分
離器(S1 )の底部液体も供給される。
【0043】本発明の方法によって、リサーチ法オクタ
ン価(IOR)65〜75を示す、C5 /C6 に富む軽
質ナフサの仕込原料から、IOR87〜91を示す異性
化物を得ることが可能である。
【0044】次の実施例は本発明を限定することなく、
本発明を例証する。
【0045】
【実施例】本発明の対象となる方法を、図3の図式に従
って改善された、図1の簡略化図式に対応するパイロッ
ト装置において実施する。従って、分離器(S1 )は安
定化塔(S2 )と置き替わり、水素は異性化反応器
(I)に方へ再循環されない。
【0046】仕込原料(F)は、下記モル組成を有す
る、予め脱硫された軽質ナフサからなる。
【0047】
【表1】 この硫黄含量は0.5重量ppmであり、水含量は50
0重量ppmであり、リサーチ法オクタン価(IOR)
は70.2である。
【0048】液体仕込原料を、導管(1) を経て、流量7
7.6kg/hで蒸留塔(DI)に導入する。同時に、
この塔に、46.8kg/hの平均流量で、管路(11)を
経て、脱着帯域(D)から生じる再循環流を注入する。
約40段の理論段の効果を示す構造化装填物を充填され
た塔は、純留出物に対する還流比6で、頂部圧力2バー
ルで作動する。還流タンクは、最も低い箇所に水相を排
出できるデカンタを備える。頂部では、管路(2) を経
て、平均6.9モル%のnC5 を含むiC5 に富む留出
物39.8kg/hを抜出す。底部では、iC5 12モ
ル%、nC5 39.7モル%およびnC6 17.5モル
%を含む液体84.6kg/hを抜出す。底部の液体の
水含量は0.1〜0.5重量ppmである。
【0049】ポンプによって、取り上げられる底部液体
を、水素の補給および圧力30バール、温度140℃で
の予備加熱後に、管路(3) を経て、異性化反応器(I)
の方へ送る。反応器は、塩素7重量%と白金0.23重
量%とを含むηアルミナベースの異性化触媒52リット
ルを含んでいる。触媒活性を維持するために、四塩化炭
素42g/時間を連続して、仕込原料中に供給する。こ
れは500重量ppmの含量に相当する。異性化反応
は、温度140℃(入口)〜160℃(出口)および平
均圧力30バールで行なわれる。これらの条件で、異性
化反応器の炭化水素流出物はnC5 約13.9モル%お
よびnC6 4.6モル%を含む。
【0050】異性化反応の流出物全体は、管路(4) を経
て、安定化塔(S2 )(図3)に直接送られる。この塔
は、圧力15.5バール、再沸騰器の温度約200℃お
よび還流タンクの温度30℃で作動する。頂部では、管
路(12)を経て、主として水素を含む気体混合物をパージ
する。0.5重量ppm以下のHClを含む、底部フラ
クションは、再沸騰器のレベルで蒸気相で、管路(6) を
経て、抜出される。このフラクションは、管路(7) を経
て来る塔(DI)の頂部流出物の一部(約8kg/h)
と混合され、この混合物は、温度300℃で予備加熱さ
れて、管路(8)を経て、吸着器(A)の底部に蒸気相で
導入される。この吸着塔は15バールの平均圧力、30
0℃の平均温度で、約6分続く吸着段階の間作動する。
内径12.7cmおよび高さ4mの吸着器は、直径1.
6mmの押出し物形態のゼオライト5Aを38kg含
む。吸着器の出口で、管路(9) を経て、平均流量約77
kg.hで、C5 およびC6 ノルマルパラフィンを1モ
ル%以下で含み、かつIOR88〜88.5を示す異性
化物を回収する。これが最終生成物である。
【0051】吸着器(A)の吸着床と同じ大きさの、吸
着器(D)に含まれる吸着床は、先行吸着段階で使用さ
れていたが、同時に脱着段階になる。この脱着は、圧力
15バールから2バールへの低下によって、および3
1.8kg/hの平均流量で、温度300℃で、iC5
に富む塔(DI)の頂部留出物の残部を、反応器の上部
から注入することによって実施される(管路(10) )。
吸着床の温度は、6分間続く脱着段階にわたって約30
0℃である。吸着器(D)の底部で抜出される脱着流出
物は、nC5 約27モル%とnC6 7.5モル%を含
む。この流出物を管路(11)を経て蒸留塔(DI)の方へ
再循環する。
【0052】6分間の各期間の終わりに、吸着器(A)
と(D)は弁の作用によって切り替えられ、交互に吸着
段階と脱着段階として作動するようにする。
【0053】本方法は、前記条件で45日にわたって連
続的に実施され、リサーチ法オクタン価(IOR)が8
8〜88.5である異性化物を生じた。
【0054】
【発明の効果】本発明のn−パラフィンのイソパラフィ
ンへの異性化方法によると、高オクタン価の異性化物を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の工程を示すフローシートであ
る。
【図2】本発明の方法の工程を示すフローシートであ
る。
【図3】本発明の方法の安定化工程を示すフローシート
である。
【符号の説明】
(F)…仕込原料 (DI)…脱イソペンタン塔 (I)…異性化反応器 (S1 )…分離器 (S2 )…安定化塔 (A)…吸着器 (D)…脱着器 (E1 )(E2 )(E3 )(E4 )(E5 )(E6 )
(E7 )(E8 )…熱交換器 (P1 )(P2 )(P3 )(P4 )…ポンプ (H)…炉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラリー マンク フランス国 オルジュヴァル リュ ドゥ ピクナール 207 (72)発明者 ソフィー ジュリアン フランス国 ブローニュ リュ ミシュレ 14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本質的にC5 /C6 留分からなる仕込原
    料中のn−パラフィンのイソパラフィンへの異性化方法
    において、この方法が下記工程、すなわち、 −前記仕込原料と脱着工程[4] から来る流出物を用いて
    蒸留塔に供給を行い、残渣と留出物を得て、前記留出物
    が一部凝縮され、凝縮されたフラクションが一部、液体
    還流物として前記塔の頂部の方へ再循環される、脱イソ
    ペンタン工程[1] 、 −脱イソペンタン工程[1] から来る残渣を異性化反応器
    に送り、この工程の流出物が分離器に送られ、この分離
    器で、反応器の入口に再循環される蒸気相と、粗異性化
    物を構成する液相とを分離する、異性化工程[2] 、 −n−パラフィンを取込みできる分子ふるいを備えた吸
    着器に、気化した異性化工程の液体流出物と、気化した
    脱イソペンタン工程の留出物の再循環されない凝縮フラ
    クションとの混合から生じる蒸気流を上昇流として送
    り、n−パラフィンが除去された異性化物を回収する、
    吸着工程[3] 、および、 −吸着器内の圧力を低下させ、脱イソペンタン工程の留
    出物から抜出された気体流を分子ふるいを通して通過さ
    せ、この脱着工程の流出物を脱イソペンタン工程の方へ
    送る、工程[3] と交互に替わる、脱着工程[4] 、 を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記C5 /C6 留出物が軽質ナフサであ
    ることを特徴とする、請求項1による方法。
  3. 【請求項3】 脱イソペンタン工程[1] において、圧力
    1〜2バール、40〜90℃の底部温度と20〜60℃
    の頂部温度で操作を行ない、留出物がn−ペンタン5〜
    20モル%を含み、かつ、残渣がイソペンタン5〜15
    モル%を含むようにすることを特徴とする、請求項1ま
    たは2による方法。
  4. 【請求項4】 脱イソペンタン工程の留出物が圧力5〜
    6バールで圧縮され、その凝縮が脱イソペンタン塔の底
    部の再沸騰に必要な熱を供給することを特徴とする、請
    求項1〜3のうちのいずれか1つによる方法。
  5. 【請求項5】 異性化工程[2] において、水素の存在
    下、脱イソペンタン工程の残渣を、元素周期表の第VIII
    族金属から選ばれる少なくとも1つの金属を含むゼオラ
    イトまたは白金を含浸された塩素含有アルミナから実質
    的に構成される触媒上に、圧力5〜30バール、温度1
    40〜300℃で通過させることを特徴とする、請求項
    1〜4のうちのいずれか1つによる方法。
  6. 【請求項6】 200〜400℃の温度、10〜40バ
    ールの圧力にされた吸着工程[3] が、2〜10分間続く
    ことを特徴とする、請求項1〜5のうちのいずれか1つ
    による方法。
  7. 【請求項7】 脱着工程[4] において、圧力が5バール
    以下の値に低下され、工程[1] の留出物から抜出された
    イソペンタンに富む気体流を、250〜350℃の温度
    に維持して、脱着されるnーパラフィンの1モル当りイ
    ソペンタン1〜2モルに相当する割合で、2〜10分間
    通過させることを特徴とする、請求項1〜6のうちのい
    ずれか1つによる方法。
  8. 【請求項8】 異性化工程[2] の流出物が、10〜20
    バールの圧力で、安定化塔に送られ、この塔で、頂部で
    は、最も軽質な生成物と異性化触媒に由来する場合によ
    っては存在する塩酸が排出され、底部では、流出物は吸
    着工程[3] に方へ送られることを特徴とする、請求項1
    〜7のうちのいずれか1つによる方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のうちの1つによる方法に
    よって得られるハイオクタン価を有する異性化物。
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