JPH05200781A - 成形方法 - Google Patents

成形方法

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JPH05200781A
JPH05200781A JP3435492A JP3435492A JPH05200781A JP H05200781 A JPH05200781 A JP H05200781A JP 3435492 A JP3435492 A JP 3435492A JP 3435492 A JP3435492 A JP 3435492A JP H05200781 A JPH05200781 A JP H05200781A
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JP
Japan
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molded product
molding cavity
molded
cavity
molding
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JP3435492A
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English (en)
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JP2745261B2 (ja
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Takahiro Harada
高宏 原田
Kenichi Suzuki
研一 鱸
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 一組の金型内で複数の成形品を組立て状態で
取り出せるようにする。 【構成】 第二の成形品の成形用キャビティ40を第一
の成形品の成形用キャビティ30の孔部相当位置に配置
し、各キャビティ30,40にゲート1,2を設けると
共に、第二の成形品の係止突部相当位置に突き出しピン
5を設け、第一の成形品の成形用キャビティ30に樹脂
を充填する工程と、突き出しピン5を下げて第二の成形
品の係止突部用空間を形成し、第二の成形品の成形用キ
ャビティ40に樹脂を充填する工程と、型開き後に突き
出しピン5を押し上げることにより各成形品3,4を組
立て状態で型から取り出す工程とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の成形品を、組み
立て状態で一組の金型により取り出せるようにした成形
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の成形品を成形して組み立てる場
合、従来は、夫々の成形品を別型で成形した後、ロボッ
ト等にて組み立てていた。すなわち、図10及び図11
のように、孔部3aを有するカバー3と、この孔部3a
に嵌合され抜け止め防止用の係止突部4aを備えたプラ
ンジャ4とを別型で成形し、突き出しピン5,5’を突
き出して取り出し、更に、図12のように、組立てロボ
ット又は作業者により組み立てていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の成形方
法によると、工程が成形工程と組立工程との2つにな
り、作業が煩雑であると共に、組立てミスを生じるおそ
れがあった。本発明は斯かる課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、一組の金型内で
複数の成形品を組立て状態で取り出し得る成形方法を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、孔部を有する第一の成形品と、前記孔部
に嵌合され抜け止め防止用の係止突部を備えた第二の成
形品とを、一組の金型により組立て状態で取り出すよう
にした成形方法において、前記第二の成形品の成形用キ
ャビティを第一の成形品の成形用キャビティの孔部相当
位置に配置し、各キャビティにゲートを設けると共に、
第二の成形品の係止突部相当位置に突き出しピンを設
け、第一の成形品の成形用キャビティに樹脂を充填する
工程と、突き出しピンを下げて第二の成形品の係止突部
用空間を形成し、第二の成形品の成形用キャビティに樹
脂を充填する工程と、型開き後に突き出しピンを押し上
げることにより第一と第二の成形品を組立て状態で型か
ら取り出す工程とから成ることを特徴とする。
【0005】
【作用】前記構成により、本発明においては、1組の金
型内で射出時間をずらすことにより、孔部を有する第一
の成形品に、抜け止め防止用の係止突部を備えた第二の
成形品を嵌合した状態で取り出せるようにしたものであ
り、このために、第二の成形品の成形用キャビティを第
一の成形品の成形用キャビティの孔部相当位置に配置す
ると共に、各キャビティにゲートを設け、かつ第二の成
形品の係止突部相当位置に突き出しピンを設けている。
そして、第一の成形品の成形用キャビティに樹脂を充填
してから、第二の成形品の係止突部相当位置に設けた突
き出しピンを下げて係止突部用の空間を形成し、続いて
この第二の成形品の成形用キャビティに樹脂を充填し、
成形完了後に突き出しピンを押し上げることにより、第
一と第二の成形品が組立てられた状態で型から取り出せ
るようにした。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の好ましい実施例
を説明する。なお、同一又は相当する部材には、同一の
符号を付して説明する。
【0007】(実施例1)図1に本実施例方法に用いる
金型構成を示し、この金型は固定側型部10と可動側型
部20を有する。又、図2に、孔部3aを有するカバー
3と、この孔部3aに嵌合され抜け止め防止用の係止突
部4aを備えたプランジャ4とを組立てた状態を示す。
図1において、プランジャ用キャビティ40をカバー用
キャビティ30の孔部相当位置に形成し、これらの各キ
ャビティ30,40に夫々ゲート1,2を設けている。
又、プランジャ4における抜け止め防止用の係止突部4
aの相当位置に、突き出しピン5を設けている。
【0008】次に、本実施例方法の工程を説明する。先
ず、図3(a)のように、ゲート1からキャビティ30
に樹脂を充填し、カバー3を先に成形する。この場合、
図3(b)のように、キャビティ30と40との間に隙
間を設ける。続いて、プランジャ4を成形するが、図4
のように、突き出しピン5を若干下げた状態で、プラン
ジャ4の係止突部用空間(4a)を形成する。そして、
ゲート2からキャビティ40に樹脂を充填する。このと
き、突き出しピン5は、突き出しプレートの中にあり、
機械とプレートを直結することにより、作動させること
ができる。
【0009】こうして、図5のように、成形完了後、固
定側型部10に対し可動側型部20を移動させて突き出
しピン5を押し上げ、カバー3とプランジャ4との同時
組立てを行いながら、製品を取り出す。この場合、カバ
ー3の孔部3aとプランジャ4の外周とは金型で隙間を
設けているため、上下に摺動させることができる。
【0010】(実施例2)図6に本実施例方法に用いる
金型構成を示し、また、孔部3aを有するカバー3と、
この孔部3aに嵌合されるプランジャ4とを組立て状態
で成形するのは、実施例1と同様である。図6におい
て、プランジャ用キャビティ40をカバー用キャビティ
30の孔部相当位置に形成し、これらの各キャビティ3
0,40に夫々ゲート1,2を設けている。なお、プラ
ンジャ用キャビティ40を形成する中央部のコア6は、
コイルバネ7の付勢圧により常時上方に押し上げられて
いる。
【0011】次に、本実施例方法の工程を説明する。先
ず、図7(a)のように、ゲート1からキャビティ30
に樹脂を充填し、カバー3を先に成形する。この場合、
図7(b)のように、コア6の周壁で射出圧力を受けて
いる。続いて、プランジャ4を成形するが、図8のよう
に、ゲート2からキャビティ40に樹脂を充填すること
で、その射出圧力によりコア6が下方へ下がる。このと
き、突き出しピン5も同時に機械的に下げるが、突き出
しピン5を若干下げたことにより空間が生じ、この空間
に樹脂を充填してプランジャ4の係止突部4aを設ける
ことができる。
【0012】こうして、図9のように、成形完了後、固
定側型部10に対し可動側型部20を移動させて突き出
しピン5を押し上げ、カバー3とプランジャ4との同時
組立てを行いながら、製品を取り出す。なお、コア6は
コイルバネ7の復元力により元の位置に復帰する。この
実施例によりできた製品には、実施例1の場合と異なり
カバー3とプランジャ4との間に隙間はない。
【0013】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、第二の成
形品の成形用キャビティを第一の成形品の成形用キャビ
ティの孔部相当位置に配置し、各キャビティにゲートを
設けると共に、第二の成形品の係止突部相当位置に突き
出しピンを設け、第一の成形品の成形用キャビティに樹
脂を充填する工程と、突き出しピンを下げて第二の成形
品の係止突部用空間を形成し、第二の成形品の成形用キ
ャビティに樹脂を充填する工程と、型開き後に突き出し
ピンを押し上げることにより第一と第二の成形品を組立
て状態で型から取り出す工程とから成ることにより、一
組の金型内で複数の成形品を組立て状態で取り出すこと
ができ、従って組立て工程の簡略化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における金型の構成を示す図である。
【図2】成形品の組立て状態を示す図である。
【図3】(a)はカバーの成形状態を示す図であり、
(b)はそのA部拡大図である。
【図4】プランジャの成形状態を示す図である。
【図5】成形品の取り出し状態を示す図である。
【図6】実施例2における金型の構成を示す図である。
【図7】(a)はカバーの成形状態を示す図であり、
(b)はそのB部拡大図である。
【図8】プランジャの成形状態を示す図である。
【図9】成形品の取り出し状態を示す図である。
【図10】従来例によるカバーの成形方法を示す図であ
る。
【図11】従来例によるプランジャの成形方法を示す図
である。
【図12】従来例による成形品の組立て方法を示す図で
ある。
【符号の説明】
1,2 ゲート 3 カバー 3a 孔部 4 プランジャ 4a 係止突部 5 突き出しピン 6 コア 7 コイルバネ 10 固定側型部 20 可動側型部 30,40 キャビティ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔部を有する第一の成形品と、前記孔部
    に嵌合され抜け止め防止用の係止突部を備えた第二の成
    形品とを、一組の金型により組立て状態で取り出せるよ
    うにした成形方法において、 前記第二の成形品の成形用キャビティを第一の成形品の
    成形用キャビティの孔部相当位置に配置し、各キャビテ
    ィにゲートを設けると共に、第二の成形品の係止突部相
    当位置に突き出しピンを設け、第一の成形品の成形用キ
    ャビティに樹脂を充填する工程と、突き出しピンを下げ
    て第二の成形品の係止突部用空間を形成し、第二の成形
    品の成形用キャビティに樹脂を充填する工程と、型開き
    後に突き出しピンを押し上げることにより第一と第二の
    成形品を組立て状態で型から取り出す工程とから成るこ
    とを特徴とする成形方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0948029A (ja) * 1995-05-31 1997-02-18 Sumitomo Wiring Syst Ltd 樹脂成形組立品の製造金型および製造方法
JPH09141676A (ja) * 1995-03-17 1997-06-03 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタの製造方法、コネクタの製造用金型、樹脂成形品の製造方法およびこれに使用する金型
JP2003276052A (ja) * 2002-03-22 2003-09-30 Matsushita Electric Works Ltd 成形品の組立て方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09141676A (ja) * 1995-03-17 1997-06-03 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタの製造方法、コネクタの製造用金型、樹脂成形品の製造方法およびこれに使用する金型
JPH0948029A (ja) * 1995-05-31 1997-02-18 Sumitomo Wiring Syst Ltd 樹脂成形組立品の製造金型および製造方法
JP2003276052A (ja) * 2002-03-22 2003-09-30 Matsushita Electric Works Ltd 成形品の組立て方法

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