JPH05199367A - 光源装置 - Google Patents
光源装置Info
- Publication number
- JPH05199367A JPH05199367A JP4009320A JP932092A JPH05199367A JP H05199367 A JPH05199367 A JP H05199367A JP 4009320 A JP4009320 A JP 4009320A JP 932092 A JP932092 A JP 932092A JP H05199367 A JPH05199367 A JP H05199367A
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- JP
- Japan
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- lens
- light source
- source device
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 複数のＬＥＤを直線状に配列したＬＥＤアレ
イと、ＬＥＤアレイに対向して配置されＬＥＤアレイの
出射する光を対象物に集光するロッドレンズを備えた光
源装置において、ＬＥＤアレイの発光部がロッドレンズ
の光軸から直角方向に所定距離だけ離れて配置されたこ
とを特徴とする。 【効果】 照度が光軸に対して非対称に分布する光源が
得られ、原稿を斜めから照明する光源装置として使用す
ると、照度分布の変化率を低下させることができ、原稿
の読み取りを行う場合に読み取り線が変動しても安定し
た鮮明な画像を得ることができる。
イと、ＬＥＤアレイに対向して配置されＬＥＤアレイの
出射する光を対象物に集光するロッドレンズを備えた光
源装置において、ＬＥＤアレイの発光部がロッドレンズ
の光軸から直角方向に所定距離だけ離れて配置されたこ
とを特徴とする。 【効果】 照度が光軸に対して非対称に分布する光源が
得られ、原稿を斜めから照明する光源装置として使用す
ると、照度分布の変化率を低下させることができ、原稿
の読み取りを行う場合に読み取り線が変動しても安定し
た鮮明な画像を得ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、主にファクシミリに
用いられ、原稿の読み取り部を照明するための光源装置
に関する。
用いられ、原稿の読み取り部を照明するための光源装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の光源装置においては、複
数のＬＥＤを直線状に配列し、それに対向して設置した
ロッドレンズによってＬＥＤからの光を対象物に集光す
るようにしている。
数のＬＥＤを直線状に配列し、それに対向して設置した
ロッドレンズによってＬＥＤからの光を対象物に集光す
るようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
に、光源装置Ｓは図７のように、ＣＣＤ２１によって読
み取られるファクシミリの原稿２２の読み取り線２３を
照明するためにその光が原稿２２の面を斜めから照射す
るように配置される。従って、読み取り線２３の近傍
（たとえば±２mmの範囲）の照度分布が、図８のように
ＰからＱまで大きく変化するので、何かの原因によって
読み取り線２３がずれた場合には読み取り線２３の照度
が著しく変化して、ＣＣＤ２１によって読み取られる画
像の画質が低下するという問題点があった。この発明は
このような事情を考慮してなされたもので、光源の配光
特性をロッドレンズの光軸を中心に非対称となるように
設定することにより、原稿の読み取り線がずれても、読
み取られる画質が低下することのない光源装置を提供す
るものである。
に、光源装置Ｓは図７のように、ＣＣＤ２１によって読
み取られるファクシミリの原稿２２の読み取り線２３を
照明するためにその光が原稿２２の面を斜めから照射す
るように配置される。従って、読み取り線２３の近傍
（たとえば±２mmの範囲）の照度分布が、図８のように
ＰからＱまで大きく変化するので、何かの原因によって
読み取り線２３がずれた場合には読み取り線２３の照度
が著しく変化して、ＣＣＤ２１によって読み取られる画
像の画質が低下するという問題点があった。この発明は
このような事情を考慮してなされたもので、光源の配光
特性をロッドレンズの光軸を中心に非対称となるように
設定することにより、原稿の読み取り線がずれても、読
み取られる画質が低下することのない光源装置を提供す
るものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のＬＥ
Ｄを直線状に配列したＬＥＤアレイと、ＬＥＤアレイに
対向して設置されＬＥＤアレイの出射する光を対象物に
集光するロッドレンズを備えた光源装置において、ＬＥ
Ｄアレイの発光部がロッドレンズの光軸から直角方向に
所定距離だけ離れて設置されたことを特徴とする光源装
置を提供する。
Ｄを直線状に配列したＬＥＤアレイと、ＬＥＤアレイに
対向して設置されＬＥＤアレイの出射する光を対象物に
集光するロッドレンズを備えた光源装置において、ＬＥ
Ｄアレイの発光部がロッドレンズの光軸から直角方向に
所定距離だけ離れて設置されたことを特徴とする光源装
置を提供する。
【０００５】また、この発明は複数のＬＥＤを直線状に
配列したＬＥＤアレイと、ＬＥＤアレイに対向して設置
されＬＥＤアレイの出射する光を対象物に集光するロッ
ドレンズを備えた光源装置において、ロッドレンズは、
その光軸によって２分される一方のレンズ部分の焦点距
離が他方のレンズ部分の焦点距離と異なるように形成さ
れたことを特徴とする光源装置を提供する。
配列したＬＥＤアレイと、ＬＥＤアレイに対向して設置
されＬＥＤアレイの出射する光を対象物に集光するロッ
ドレンズを備えた光源装置において、ロッドレンズは、
その光軸によって２分される一方のレンズ部分の焦点距
離が他方のレンズ部分の焦点距離と異なるように形成さ
れたことを特徴とする光源装置を提供する。
【０００６】
【作用】ＬＥＤアレイの発光部がロッドレンズの光軸か
ら直角方向に所定距離だけ離れて設置されると、原稿を
斜めから照明しても原稿上の照度分布が平坦になるの
で、原稿の読み取り部が多少ずれても読み取られる画質
の低下を抑制することができる。また、光軸によって２
分される一方のレンズ部分の焦点距離が他方のレンズ部
分の焦点距離が異なるように形成されたロッドレンズを
使用しても同様に作用する。
ら直角方向に所定距離だけ離れて設置されると、原稿を
斜めから照明しても原稿上の照度分布が平坦になるの
で、原稿の読み取り部が多少ずれても読み取られる画質
の低下を抑制することができる。また、光軸によって２
分される一方のレンズ部分の焦点距離が他方のレンズ部
分の焦点距離が異なるように形成されたロッドレンズを
使用しても同様に作用する。
【０００７】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。これによってこの発明が限定されるもので
はない。図１はこの発明の一実施例を示す側面図、図２
はその縦断面図である。これらの図において、１は光源
装置，２はロッドレンズ，３はプリント配線基板，４は
プリント配線基板３上に実装され直線状に配列されたＬ
ＥＤ，４ａはＬＥＤ４の発光部（光出射部），５はプリ
ント配線基板３およびロッドレンズ２を互に対向させて
装着するケースであり、ＬＥＤ４は、発光部４ａがロッ
ドレンズ２の光軸６から直角方向に距離ｄ（たとえば
０．５mm）だけ離れる位置に設置されている。
を詳述する。これによってこの発明が限定されるもので
はない。図１はこの発明の一実施例を示す側面図、図２
はその縦断面図である。これらの図において、１は光源
装置，２はロッドレンズ，３はプリント配線基板，４は
プリント配線基板３上に実装され直線状に配列されたＬ
ＥＤ，４ａはＬＥＤ４の発光部（光出射部），５はプリ
ント配線基板３およびロッドレンズ２を互に対向させて
装着するケースであり、ＬＥＤ４は、発光部４ａがロッ
ドレンズ２の光軸６から直角方向に距離ｄ（たとえば
０．５mm）だけ離れる位置に設置されている。
【０００８】このような構成の光源装置１を用いて光軸
６に直交する平面を照明すると、その照度は図３の曲線
（ａ）のように光軸６に対して非対称に分布する。な
お、曲線（ｂ）は従来の光源装置による照度分布を示し
ている。
６に直交する平面を照明すると、その照度は図３の曲線
（ａ）のように光軸６に対して非対称に分布する。な
お、曲線（ｂ）は従来の光源装置による照度分布を示し
ている。
【０００９】従って、この光源装置１をファクシミリの
原稿の読み取り線２３を照明するために、図７のように
配置すると、読み取り線２３からの距離に対して照度が
図４の曲線（ａ）のように分布する。そして、読み取り
線２３の近傍、例えば±２mmだけ離れたところの照度
Ｍ，Ｎは、従来の光源装置による照度分布の曲線（ｂ）
におけるＰ，Ｑに比べると、それぞれ、Ｍ＞Ｐ，Ｑ＜Ｎ
となり、この実施例の光源装置による照度の変化率が従
来のものに比べて小さくなることを示している。
原稿の読み取り線２３を照明するために、図７のように
配置すると、読み取り線２３からの距離に対して照度が
図４の曲線（ａ）のように分布する。そして、読み取り
線２３の近傍、例えば±２mmだけ離れたところの照度
Ｍ，Ｎは、従来の光源装置による照度分布の曲線（ｂ）
におけるＰ，Ｑに比べると、それぞれ、Ｍ＞Ｐ，Ｑ＜Ｎ
となり、この実施例の光源装置による照度の変化率が従
来のものに比べて小さくなることを示している。
【００１０】つまり、この実施例の光源装置を用いるこ
とにより、原稿の読み取り位置がずれても、照度の変化
が少ないので、鮮明な画像を読み取ることが可能とな
る。
とにより、原稿の読み取り位置がずれても、照度の変化
が少ないので、鮮明な画像を読み取ることが可能とな
る。
【００１１】図５はこの発明の他の実施例の光源装置１
１を示す図１対応図であり、ロッドレンズ２はその光軸
６によって２分される一方のレンズ部分２ａと他方のレ
ンズ部分２ｂとからなり、ＬＥＤ４は発光部４ａが光軸
６上にあるように配置されているが、その他の構成は前
述の実施例と同等であるので説明を省略する。なお、レ
ンズ部分２ａの焦点距離（光指向角）Ｆａとレンズ部分
２ｂの焦点距離（光指向角）Ｆｂについては、Ｆａ＜Ｆ
ｂとなるように設定されている。
１を示す図１対応図であり、ロッドレンズ２はその光軸
６によって２分される一方のレンズ部分２ａと他方のレ
ンズ部分２ｂとからなり、ＬＥＤ４は発光部４ａが光軸
６上にあるように配置されているが、その他の構成は前
述の実施例と同等であるので説明を省略する。なお、レ
ンズ部分２ａの焦点距離（光指向角）Ｆａとレンズ部分
２ｂの焦点距離（光指向角）Ｆｂについては、Ｆａ＜Ｆ
ｂとなるように設定されている。
【００１２】このような構成の光源装置１１を用いて光
軸６に直交する平面を照明すると、レンズ部分２ａを通
過する光は、レンズ部分２ｂを通過する光に比べて光軸
の方へより集中するので、その照度は図６の曲線（ｃ）
のように光軸６に対して非対称に分布する。なお、図６
の曲線（ｂ）は、従来の光源装置による照度分布を示し
ている。
軸６に直交する平面を照明すると、レンズ部分２ａを通
過する光は、レンズ部分２ｂを通過する光に比べて光軸
の方へより集中するので、その照度は図６の曲線（ｃ）
のように光軸６に対して非対称に分布する。なお、図６
の曲線（ｂ）は、従来の光源装置による照度分布を示し
ている。
【００１３】従って、この光源装置１１を前述の実施例
と同様にファクシミリの原稿の照明に使用すると、原稿
上の照度分布は、図４に示すようにその変化率が従来よ
りも小さくなり、前述の実施例と同様の効果を得ること
ができる。
と同様にファクシミリの原稿の照明に使用すると、原稿
上の照度分布は、図４に示すようにその変化率が従来よ
りも小さくなり、前述の実施例と同様の効果を得ること
ができる。
【００１４】
【発明の効果】この発明によれば、照度が光軸に対して
非対称に分布する光源が得られ、原稿を斜めから照明す
る光源装置として使用すると、照度分布の変化率を低下
させることができ、原稿の読み取りを行う場合に読み取
り線が変動しても安定した鮮明な画像を得ることができ
る。
非対称に分布する光源が得られ、原稿を斜めから照明す
る光源装置として使用すると、照度分布の変化率を低下
させることができ、原稿の読み取りを行う場合に読み取
り線が変動しても安定した鮮明な画像を得ることができ
る。
【図１】この発明の一実施例を示す側面図である。
【図２】図１に示す実施例の縦断面図である。
【図３】図１に示す実施例の照度分布を示す説明図であ
る。
る。
【図４】実施例と従来例の原稿上の照度分布を示す説明
図である。
図である。
【図５】この発明の他の実施例の図１対応図である。
【図６】図５に示す実施例の図３対応図である。
【図７】原稿に対する光源装置の配置を示す配置図であ
る。
る。
【図８】従来の原稿面上の照度分布を示す説明図であ
る。
る。
１ 光源装置 ２ ロッドレンズ ３ プリント配線基板 ４ ＬＣＤ ４ａ発光部 ５ ケース ６ 光軸
Claims (2)
- 【請求項１】 複数のＬＥＤを直線状に配列したＬＥＤ
アレイと、ＬＥＤアレイに対向して設置されＬＥＤアレ
イの出射する光を対象物に集光するロッドレンズを備え
た光源装置において、ＬＥＤアレイの発光部がロッドレ
ンズの光軸から直角方向に所定距離だけ離れて設置され
たことを特徴とする光源装置。 - 【請求項２】 複数のＬＥＤを直線状に配列したＬＥＤ
アレイと、ＬＥＤアレイに対向して設置されＬＥＤアレ
イの出射する光を対象物に集光するロッドレンズを備え
た光源装置において、ロッドレンズは、その光軸によっ
て２分される一方のレンズ部分の焦点距離が他方のレン
ズ部分の焦点距離と異なるように形成されたことを特徴
とする光源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4009320A JP2914808B2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 光源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4009320A JP2914808B2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 光源装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05199367A true JPH05199367A (ja) | 1993-08-06 |
| JP2914808B2 JP2914808B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=11717176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4009320A Expired - Fee Related JP2914808B2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 光源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2914808B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007276183A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Fuji Xerox Co Ltd | マイクロレンズ付き発光素子アレイチップ及び光書き込みヘッド |
| JP2009246462A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Kyocera Mita Corp | 画像読取装置及び画像形成装置 |
| WO2013042348A1 (ja) * | 2011-09-21 | 2013-03-28 | パナソニック株式会社 | 読取装置 |
| JP2014103588A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Canon Inc | 画像読取用照明装置及びそれを用いた画像読取装置 |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP4009320A patent/JP2914808B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007276183A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Fuji Xerox Co Ltd | マイクロレンズ付き発光素子アレイチップ及び光書き込みヘッド |
| JP2009246462A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Kyocera Mita Corp | 画像読取装置及び画像形成装置 |
| WO2013042348A1 (ja) * | 2011-09-21 | 2013-03-28 | パナソニック株式会社 | 読取装置 |
| JP2014103588A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Canon Inc | 画像読取用照明装置及びそれを用いた画像読取装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2914808B2 (ja) | 1999-07-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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