JPH05198675A - 配線パターンの許容電流検証方法及び検証装置 - Google Patents

配線パターンの許容電流検証方法及び検証装置

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JPH05198675A
JPH05198675A JP4010305A JP1030592A JPH05198675A JP H05198675 A JPH05198675 A JP H05198675A JP 4010305 A JP4010305 A JP 4010305A JP 1030592 A JP1030592 A JP 1030592A JP H05198675 A JPH05198675 A JP H05198675A
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JP
Japan
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current path
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Withdrawn
Application number
JP4010305A
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English (en)
Inventor
Itaru Sakai
至 坂井
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は配線パターンの許容電流の検証を容易
にかつ確実に行うことを目的とする。 【構成】階層の異なるレイアウトパターンデータを同一
の階層のレイアウトパターンデータに変換し、次いで前
記同一の階層のレイアウトパターンデータから高電位側
電源から低電位側電源に連なる多数の電流路を抽出し、
次いで各電流路の最小パターン幅に基づいて各電流路の
最大許容電流値を算出するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はバイポーラトランジス
タで構成される半導体集積回路のレイアウトパターンの
許容電流を検証する検証方法及び検証装置に関するもの
である。
【0002】近年の半導体集積回路では高品質かつ短納
期化が要求されているため、特にバイポーラトランジス
タで構成される半導体集積回路ではレイアウトパターン
の許容電流の検証を効率よくかつ正確に行う必要があ
る。
【0003】
【従来の技術】従来、半導体集積回路の設計時において
作成されたレイアウトパターンが適切か否かを検証する
際には、レイアウトパターンデータのパターン間隔や配
線幅等が適切か否かを図形的に検証し、また設計された
回路とレイアウトパターンデータから抽出された回路の
接続情報としてのネットリストを比較することにより検
証されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な検証ではバイポーラトランジスタによる集積回路で重
要となる配線パターンの電流密度を検証することができ
ないため、その電流密度については配線パターン図を作
業者が目視で検証する必要があった。従って、検証作業
に要する時間が長くなるとともに、製品製造後の動作試
験で欠陥が発見されてレイアウト変更を行う必要が生じ
る場合があり、これらが納期遅延の原因となるという問
題点がある。
【0005】この発明の目的は、配線パターンの許容電
流の検証を容易にかつ確実に行い得る検証方法及び検証
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、階層の異なる
レイアウトパターンデータを同一の階層のレイアウトパ
ターンデータに変換し、次いで前記同一の階層のレイア
ウトパターンデータから高電位側電源から低電位側電源
に連なる多数の電流路を抽出し、次いで各電流路の最小
パターン幅に基づいて各電流路の最大許容電流値を算出
するようにした。
【0007】また、階層の異なるレイアウトパターンデ
ータを格納する第一のデータ記憶装置と、前記第一のデ
ータ記憶装置に格納されているレイアウトパターンデー
タを同一階層のレイアウトパターンデータに変換する変
換装置と、前記変換装置で変換されたレイアウトパター
ンデータを一時格納する第二のデータ記憶装置と、前記
第二のデータ記憶装置に格納されているレイアウトパタ
ーンデータから多数の電流路を抽出して前記第二のデー
タ記憶装置に電流路データとして格納する電流路抽出装
置と、前記電流路データに基づいて各電流路の最大許容
電流を算出する演算装置とで許容電流検証装置を構成し
た。
【0008】
【作用】階層の異なるレイアウトパターンデータが同一
の階層のレイアウトパターンデータに変換され、そのレ
イアウトパターンデータの高電位側電源から低電位側電
源に連なる多数の電流路が抽出され、次いで各電流路の
最小パターン幅に基づいて各電流路の最大許容電流値が
算出されるので、このような演算動作に基づいて配線パ
ターンの許容電流の検証が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に従って説明する。図2はレイアウトパターンデータの
許容電流密度を検証するための検証装置の構成を示し、
格納用ディスク1にはあらかじめレイアウトパターンデ
ータが格納されている。すなわち、一般的にレイアウト
設計は階層的に行われ、この格納用ディスク1には例え
ば異なるブロックに分割された配線パターンが各ブロッ
ク毎に異なる階層のレイアウトパターンデータとして格
納されている。
【0010】前記格納用ディスク1にはCPU2が接続
され、そのCPU2はプログラムメモリ3にあらかじめ
格納されているプログラムに基づいて動作する。前記C
PU2に接続される作業用ディスク4はCPU2で演算
されたデータを一時格納する際に使用され、プリンタ5
はCPU2の演算結果を印刷出力するものであり、グラ
フィックディスプレイ6はCPU2の演算結果を画像表
示及び文字表示するものである。
【0011】次に、上記のように構成された検証装置の
動作を説明する。図3に示す配線パターンは図4に示す
ように電源VccとグランドGNDとの間でNPNトラン
ジスタTr1〜Tr3を直列に接続した回路に基づいて作成
された配線パターンを示すものであり、前記検証装置で
この配線パターンの許容電流密度を検証する動作を図1
に従って説明する。
【0012】先ず、CPU2は格納用ディスク1に格納
されているレイアウトパターンデータを読み出し(ステ
ップ1)、そのレイアウトパターンデータを同一の階層
のデータに変換して図3に示すような配線パターンに相
当する座標データとしての配線パターンデータを作業用
ディスク4に格納する(ステップ2)。
【0013】次いで、CPU2は作業用ディスク4に格
納された配線パターンデータについて例えば電源Vccか
らグランドGNDに連なる多数の電流路を抽出し、各電
流路毎にそれぞれ番号を付与して作業用ディスク4に格
納する(ステップ3)。
【0014】すなわち、一般にNPNトランジスタにお
いてはコレクタからエミッタへ大きな電流が流れ、PN
Pトランジスタにおいてはエミッタからコレクタに大き
な電流が流れる。そして、例えばCPU2は図3に示す
電源Vccを供給する配線6とトランジスタTr1のコレク
タC1を接続する配線7aと、トランジスタTr1のエミ
ッタE1とトランジスタTr2のコレクタC2とを接続す
る配線7bと、トランジスタTr2のエミッタE2とトラ
ンジスタTr3のコレクタC3とを接続する配線7cと、
トランジスタTr3のエミッタE3とグランドGNDの電
位を供給する配線8とを接続する配線7dとを一つの電
流路として抽出し、各配線7a〜7dに共通の番号を付
与して作業用ディスク4に格納する。
【0015】なお、電源VccとグランドGNDとの間で
分枝あるいは合流する電流路についてはそれぞれ独立し
た電流路として処理し、配線9a,9b,9cのように
各トランジスタのベースB1,B2,B3に接続される
配線には大きな電流が流れないため、上記のような処理
からは除外する。また、電流路内に抵抗素子が存在する
場合にはその抵抗素子も当該電流路内の配線として認識
し、容量については上記処理から除外する。
【0016】次いで、CPU2は上記のように抽出され
た電流路を順次作業用ディスク4から読出し、各電流路
を構成する配線パターンの最小パターン幅を各配線パタ
ーンの座標データから算出し(ステップ4)、その最小
パターン幅部分の配線パターンの許容電流値を算出して
作業用ディスク4に格納する(ステップ5)。このと
き、許容電流値は配線パターンの材質に応じてあらかじ
め設定されたパラメータを加味して算出される。
【0017】そして、CPU2は抽出された全ての電流
路に対し上記のような許容電流値の算出を行い(ステッ
プ6,7)、算出結果を作業用ディスク4から読み出し
てプリンタ5あるいはグラフィックディスプレイ6に出
力する(ステップ8)。
【0018】以上のようにこの実施例では、配線パター
ンデータの許容電流値をCPU2で検証することができ
るので、作業者によって配線パターン図を目視によりチ
ェックする必要はなく、また試作により許容電流値の検
証を行う必要もない。従って、検証作業に要する時間を
短縮することができるとともに、製品製造後のレイアウ
ト変更が必要となることもないため、納期を短縮するこ
とができる。
【0019】なお、前記実施例では各トランジスタのベ
ース・エミッタ間に流れるベース電流は考慮していない
が、より高い精度が必要な場合には各トランジスタのベ
ース電流を加味して各電流路の許容電流値の検証を行う
ようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は配線パ
ターンの許容電流の検証を容易にかつ確実に行い得る検
証方法及び検証装置を提供することができる優れた効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の検証装置の動作を示すフロ
ーチャート図である。
【図2】本発明の一実施例の検証装置を示すブロック図
である。
【図3】一実施例の検証動作を説明するための配線パタ
ーン図である。
【図4】一実施例の検証動作を説明するための回路図で
ある。
【符号の説明】
1 格納用ディスク 2 CPU 4 作業用ディスク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階層の異なるレイアウトパターンデータ
    を同一の階層のレイアウトパターンデータに変換し、 次いで前記同一の階層のレイアウトパターンデータから
    高電位側電源から低電位側電源に連なる多数の電流路を
    抽出し、 次いで各電流路の最小パターン幅に基づいて各電流路の
    最大許容電流値を算出することを特徴とする配線パター
    ンの許容電流検証方法。
  2. 【請求項2】 階層の異なるレイアウトパターンデータ
    を格納する第一のデータ記憶装置と、 前記第一のデータ記憶装置に格納されているレイアウト
    パターンデータを同一階層のレイアウトパターンデータ
    に変換する変換装置と、 前記変換装置で変換されたレイアウトパターンデータを
    一時格納する第二のデータ記憶装置と、 前記第二のデータ記憶装置に格納されているレイアウト
    パターンデータから多数の電流路を抽出して前記第二の
    データ記憶装置に電流路データとして格納する電流路抽
    出装置と、 前記電流路データに基づいて各電流路の最大許容電流を
    算出する演算装置と、を備えたことを特徴とする配線パ
    ターンの許容電流検証装置。
JP4010305A 1992-01-23 1992-01-23 配線パターンの許容電流検証方法及び検証装置 Withdrawn JPH05198675A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014041665A1 (ja) * 2012-09-13 2014-03-20 株式会社日立製作所 プリント基板設計検証システム、プリント基板設計検証方法及び記録媒体
JP2016097121A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 ラトックシステムエンジニアリング株式会社 ネットワークの評価方法および評価プログラム
CN114184831A (zh) * 2021-11-04 2022-03-15 苏州浪潮智能科技有限公司 一种电源铜皮的通流能力检测方法和系统

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Effective date: 19990408