JPH05197859A - 乗客管理システム - Google Patents
乗客管理システムInfo
- Publication number
- JPH05197859A JPH05197859A JP3334202A JP33420291A JPH05197859A JP H05197859 A JPH05197859 A JP H05197859A JP 3334202 A JP3334202 A JP 3334202A JP 33420291 A JP33420291 A JP 33420291A JP H05197859 A JPH05197859 A JP H05197859A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passenger
- data
- passengers
- read
- card
- Prior art date
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- Pending
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- Passenger Equipment (AREA)
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 乗客に固有のIDカードを交付し、それによ
って交通機関での乗客を管理できるようにすること。 【構成】 各乗客に固有のIDコードと乗車,降車デー
タを有するIDカード4を交付する。そして乗物の出入
口にIDカードとデータ通信を行うリードライトアンテ
ナ13を設ける。そして乗客の乗車及び降車時に乗客の
IDカード4のデータを読出し、記録手段によって記録
する。こうしてあらかじめ保持されている乗客のIDコ
ードを識別することによって乗客の管理を行うようにし
ている。
って交通機関での乗客を管理できるようにすること。 【構成】 各乗客に固有のIDコードと乗車,降車デー
タを有するIDカード4を交付する。そして乗物の出入
口にIDカードとデータ通信を行うリードライトアンテ
ナ13を設ける。そして乗客の乗車及び降車時に乗客の
IDカード4のデータを読出し、記録手段によって記録
する。こうしてあらかじめ保持されている乗客のIDコ
ードを識別することによって乗客の管理を行うようにし
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバス等の交通機関におけ
る乗客の管理システムに関するものである。
る乗客の管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来観光バスや送迎バス等のような公共
の交通機関において、駅等で乗客が乗り降りする場合に
は、停車,出発毎に人数を確認したり、搭乗者の氏名を
確認する必要があった。このような確認は通常は運転手
やバスガイドによって行われていた。
の交通機関において、駅等で乗客が乗り降りする場合に
は、停車,出発毎に人数を確認したり、搭乗者の氏名を
確認する必要があった。このような確認は通常は運転手
やバスガイドによって行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な確認作業は手間がかかるだけでなく不正確である。そ
のため誤って送迎バスの送り先で乗客を下車させたつも
りでも、バス内で残っていてバス中に閉じ込めてしまう
ような事故が発生する恐れがあった。又観光バス等にお
いては目的地に着くまでに休息することがあり、出発時
には乗客の確認に誤りがあって乗り忘れ事故が生じる場
合があるという欠点があった。
な確認作業は手間がかかるだけでなく不正確である。そ
のため誤って送迎バスの送り先で乗客を下車させたつも
りでも、バス内で残っていてバス中に閉じ込めてしまう
ような事故が発生する恐れがあった。又観光バス等にお
いては目的地に着くまでに休息することがあり、出発時
には乗客の確認に誤りがあって乗り忘れ事故が生じる場
合があるという欠点があった。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、停車や発車時に乗客の乗車,降
車を認識できるようにすることを技術的課題とする。
なされたものであって、停車や発車時に乗客の乗車,降
車を認識できるようにすることを技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明は
乗客にIDカードを交付し、該IDカードによって乗客
を管理する乗客管理システムであって、IDカードは、
各乗客に固有のデータを保持するメモリ、外部から与え
られるコマンドとデータを復調しメモリより読出された
データを伝送するデータ伝送手段を有するものであり、
乗物には、その出入口に設けられ乗車又は降車する乗客
が所持するIDカードとの間で非接触でのデータ伝送を
行い、該メモリのデータを読出すデータ伝送手段と、デ
ータ伝送手段より読出されたデータを記憶する記憶手段
と、記憶手段に記憶される乗客データに基づいて乗客の
車両の発進可能状態を判別する制御手段と、を有するこ
とを特徴とするものである。
乗客にIDカードを交付し、該IDカードによって乗客
を管理する乗客管理システムであって、IDカードは、
各乗客に固有のデータを保持するメモリ、外部から与え
られるコマンドとデータを復調しメモリより読出された
データを伝送するデータ伝送手段を有するものであり、
乗物には、その出入口に設けられ乗車又は降車する乗客
が所持するIDカードとの間で非接触でのデータ伝送を
行い、該メモリのデータを読出すデータ伝送手段と、デ
ータ伝送手段より読出されたデータを記憶する記憶手段
と、記憶手段に記憶される乗客データに基づいて乗客の
車両の発進可能状態を判別する制御手段と、を有するこ
とを特徴とするものである。
【0006】本願の請求項2の発明では、IDカードは
交付時にそのメモリに乗客に固有のコードと乗車駅,降
車駅データを記録したものであり、記憶手段は各乗客の
IDコードの乗車駅,降車駅データを更に記憶するもの
であり、制御手段はあらかじめ記録手段に保持されてい
る乗客の乗車駅データ,降車駅データと、データ伝送手
段より得られるIDカードからのデータに基づいて、未
乗車乗客者又は未降車乗客者数を更新し、これらが0と
なれば乗物の発進可能を判別することを特徴とするもの
である。
交付時にそのメモリに乗客に固有のコードと乗車駅,降
車駅データを記録したものであり、記憶手段は各乗客の
IDコードの乗車駅,降車駅データを更に記憶するもの
であり、制御手段はあらかじめ記録手段に保持されてい
る乗客の乗車駅データ,降車駅データと、データ伝送手
段より得られるIDカードからのデータに基づいて、未
乗車乗客者又は未降車乗客者数を更新し、これらが0と
なれば乗物の発進可能を判別することを特徴とするもの
である。
【0007】本願の請求項3の発明では、データ伝送手
段は乗物の1つのドアの通過域を検知領域とするリード
ライトアンテナであって、ドアを通過する乗客が所持す
るIDカードとの間でデータ伝送を行うものであり、そ
の検知領域の外側及び内側に夫々乗客の通過を検知する
第1,第2の通過センサを有し、制御手段は、該第1,
第2の通過センサの通過方向とデータ伝送手段より得ら
れるIDカードからのデータに基づいて記憶手段のデー
タを更新することを特徴とするものである。
段は乗物の1つのドアの通過域を検知領域とするリード
ライトアンテナであって、ドアを通過する乗客が所持す
るIDカードとの間でデータ伝送を行うものであり、そ
の検知領域の外側及び内側に夫々乗客の通過を検知する
第1,第2の通過センサを有し、制御手段は、該第1,
第2の通過センサの通過方向とデータ伝送手段より得ら
れるIDカードからのデータに基づいて記憶手段のデー
タを更新することを特徴とするものである。
【0008】本願の請求項4の発明では、データ伝送手
段は乗物のドアの通過経路に対して外側及び内側に検知
領域を有する2つのリードライトアンテナによって構成
され、記憶手段はリードライトアンテナの検知領域を通
過する乗客のIDコードとリードライトアンテナを記憶
するものであり、制御手段は該リードライトアンテナの
検知領域を通過する乗客が所持するIDカードからのI
Dコードとリードライトアンテナの記録順序に基づいて
乗車及び降車を判別し、データを更新することを特徴と
するものである。
段は乗物のドアの通過経路に対して外側及び内側に検知
領域を有する2つのリードライトアンテナによって構成
され、記憶手段はリードライトアンテナの検知領域を通
過する乗客のIDコードとリードライトアンテナを記憶
するものであり、制御手段は該リードライトアンテナの
検知領域を通過する乗客が所持するIDカードからのI
Dコードとリードライトアンテナの記録順序に基づいて
乗車及び降車を判別し、データを更新することを特徴と
するものである。
【0009】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1の発明
によれば、乗客に夫々IDカードを交付しておき、乗物
への乗車時又は降車時にはドアの近傍に設けたデータ伝
送手段によってデータ伝送を行っている。そして記憶手
段によってそのIDコードを記憶し、あらかじめ記録さ
れている乗客データに基づいて発進の可否を判別してい
る。又請求項2の発明では、IDコードに乗車駅と降車
駅とを記録しておき、記憶手段にもあらかじめそのデー
タを記憶しておく。そしてデータ伝送時にそのデータを
更新し、各駅での未乗車乗客数及び未降車乗客数が0と
なれば乗物の発進可能を判別している。更に請求項3の
発明では、データ伝送手段の検知領域の両側に通過セン
サを設け、その通過方向によって乗客の乗車又は降車を
判別しており、請求項4の発明では、2つのリードライ
トアンテナを用いてその通過順序によって乗客の降車及
び乗車を判別するようにしている。
によれば、乗客に夫々IDカードを交付しておき、乗物
への乗車時又は降車時にはドアの近傍に設けたデータ伝
送手段によってデータ伝送を行っている。そして記憶手
段によってそのIDコードを記憶し、あらかじめ記録さ
れている乗客データに基づいて発進の可否を判別してい
る。又請求項2の発明では、IDコードに乗車駅と降車
駅とを記録しておき、記憶手段にもあらかじめそのデー
タを記憶しておく。そしてデータ伝送時にそのデータを
更新し、各駅での未乗車乗客数及び未降車乗客数が0と
なれば乗物の発進可能を判別している。更に請求項3の
発明では、データ伝送手段の検知領域の両側に通過セン
サを設け、その通過方向によって乗客の乗車又は降車を
判別しており、請求項4の発明では、2つのリードライ
トアンテナを用いてその通過順序によって乗客の降車及
び乗車を判別するようにしている。
【0010】
【実施例】図2は本発明の一実施例によるIDカードを
用いた乗客管理システムにおいてIDカードを発行する
ための装置を示す図である。本図において上位コンピュ
ータ1にはIDコントローラ2が接続される。IDコン
トローラ2にはリードライトアンテナ3が接続されてお
り、リードライトアンテナ3とIDカード4との間で非
接触でデータ伝送が行われる。IDカード4はリードラ
イトアンテナ3との間で非接触でデータ伝送を行い、必
要なデータをメモリ内に保持するものである。ここでI
Dカード4は例えば長距離バスにおいては切符、常時同
一人を送迎するバス等においては乗車パスに相当するも
のとする。IDカードを乗客に発行する際には、図示の
ように個別のIDコードに加えて乗車駅,降車駅のデー
タを書込んでおく。又これに加えて、乗客の氏名自体を
記録しておいてもよい。
用いた乗客管理システムにおいてIDカードを発行する
ための装置を示す図である。本図において上位コンピュ
ータ1にはIDコントローラ2が接続される。IDコン
トローラ2にはリードライトアンテナ3が接続されてお
り、リードライトアンテナ3とIDカード4との間で非
接触でデータ伝送が行われる。IDカード4はリードラ
イトアンテナ3との間で非接触でデータ伝送を行い、必
要なデータをメモリ内に保持するものである。ここでI
Dカード4は例えば長距離バスにおいては切符、常時同
一人を送迎するバス等においては乗車パスに相当するも
のとする。IDカードを乗客に発行する際には、図示の
ように個別のIDコードに加えて乗車駅,降車駅のデー
タを書込んでおく。又これに加えて、乗客の氏名自体を
記録しておいてもよい。
【0011】図3はこの乗客管理システムが使用される
バスの一例を示す概略図である。本図においてバス10
の運転席近傍には操作部11と他のIDコントローラ1
2が設けられる。そしてドアの近傍には、乗車及び降車
する乗客のIDカード4のデータを検出するためのデー
タ伝送手段、即ちリードライトアンテナ13が設けられ
る。破線で示す楕円の領域はIDカード4との間でデー
タ伝送可能な領域を示している。このバスは前方に1つ
のドアを有するバスとするが、車両の前後に2つのドア
がある場合には複数のリードライトアンテナを用いるも
のとする。又ドアを通過する乗客を検知するための通過
センサ16を同時に付設するようにしてもよい。
バスの一例を示す概略図である。本図においてバス10
の運転席近傍には操作部11と他のIDコントローラ1
2が設けられる。そしてドアの近傍には、乗車及び降車
する乗客のIDカード4のデータを検出するためのデー
タ伝送手段、即ちリードライトアンテナ13が設けられ
る。破線で示す楕円の領域はIDカード4との間でデー
タ伝送可能な領域を示している。このバスは前方に1つ
のドアを有するバスとするが、車両の前後に2つのドア
がある場合には複数のリードライトアンテナを用いるも
のとする。又ドアを通過する乗客を検知するための通過
センサ16を同時に付設するようにしてもよい。
【0012】図1はバス内に取付けられる乗客管理シス
テムの構成を示すブロック図である。本図において操作
部11にはIDコントローラ12が接続され、ドアの近
傍には前述したようにリードライトアンテナ13が接続
される。さて運転席には更にIDコントローラ12に表
示器14が接続され、又外部記憶装置15が接続されて
いる。そしてドアの近傍には人の通過を検知する通過セ
ンサ16と、搭乗する乗客に対して警告する警報ブザー
17が接続される。ここで外部記憶装置15は例えばフ
レキシブルディスクドライブ装置とし、図2に示すよう
にIDカード4を発行したときの発行データをフレキシ
ブルディスク等の記憶媒体を通じてこの乗客管理システ
ムのIDコントローラ12に取込む。こうすればバス内
で乗客についてのデータが得られる。
テムの構成を示すブロック図である。本図において操作
部11にはIDコントローラ12が接続され、ドアの近
傍には前述したようにリードライトアンテナ13が接続
される。さて運転席には更にIDコントローラ12に表
示器14が接続され、又外部記憶装置15が接続されて
いる。そしてドアの近傍には人の通過を検知する通過セ
ンサ16と、搭乗する乗客に対して警告する警報ブザー
17が接続される。ここで外部記憶装置15は例えばフ
レキシブルディスクドライブ装置とし、図2に示すよう
にIDカード4を発行したときの発行データをフレキシ
ブルディスク等の記憶媒体を通じてこの乗客管理システ
ムのIDコントローラ12に取込む。こうすればバス内
で乗客についてのデータが得られる。
【0013】図4はIDコントローラ12とリードライ
トアンテナ13の詳細なブロック図である。本図におい
て、IDカード4へのデータの読取りや乗客の乗車,降
車等を判別する制御手段であるマイクロプロセッサ(C
PU)21が設けられる。CPU21にはそのシステム
プログラム及びデータを保持する記憶手段であるメモリ
22が接続される。又操作部11,通過センサ16との
間に入力インターフェース23、表示器14,警報ブザ
ー17との間に出力インターフェース24が設けられて
いる。一方リードライトアンテナ13はCPU21より
出力が与えられIDカード4に伝送すべきデータを変調
する変調回路25と、その出力によって駆動される送信
部26を有している。送信部26は例えばコイルからF
SK変調された信号を出力することによってIDカード
4にコマンドやデータを伝送するものである。又IDカ
ード4から得られる受信信号は受信部27を介して復調
回路28に与えられる。復調回路28はこの信号を復調
してCPU21に与えるものである。ここでリードライ
トアンテナ13はIDカード4との間でデータ伝送を行
うデータ伝送手段を構成している。
トアンテナ13の詳細なブロック図である。本図におい
て、IDカード4へのデータの読取りや乗客の乗車,降
車等を判別する制御手段であるマイクロプロセッサ(C
PU)21が設けられる。CPU21にはそのシステム
プログラム及びデータを保持する記憶手段であるメモリ
22が接続される。又操作部11,通過センサ16との
間に入力インターフェース23、表示器14,警報ブザ
ー17との間に出力インターフェース24が設けられて
いる。一方リードライトアンテナ13はCPU21より
出力が与えられIDカード4に伝送すべきデータを変調
する変調回路25と、その出力によって駆動される送信
部26を有している。送信部26は例えばコイルからF
SK変調された信号を出力することによってIDカード
4にコマンドやデータを伝送するものである。又IDカ
ード4から得られる受信信号は受信部27を介して復調
回路28に与えられる。復調回路28はこの信号を復調
してCPU21に与えるものである。ここでリードライ
トアンテナ13はIDカード4との間でデータ伝送を行
うデータ伝送手段を構成している。
【0014】次にIDカード4の構成について図5を参
照しつつ説明する。図5において、送受信部31はリー
ドライトアンテナ13より出射される周波数の信号を受
信及び送信するものであり、その受信出力は復調回路3
2に与えられる。復調回路32はこの信号を復調し、そ
のデータを元の信号に変換して制御部33に与えてい
る。制御部33にはバスを介してメモリ34が接続され
る。制御部33はIDコントローラ12から与えられた
コマンド及びデータに従ってデータを書込み、又は読出
すものである。メモリ34から読出されたデータはシリ
アル信号に変換され、変調回路35を介して送受信部3
1に与えられる。送受信部31は例えば共振回路の共振
周波数を異ならせることによって信号をリードライトア
ンテナ13側に与えるものである。ここで送受信部3
1,復調回路32及び変調回路35はIDコントローラ
12から与えられたコマンドのデータを復調すると共
に、読出されたデータを伝送するデータ伝送手段を構成
している。
照しつつ説明する。図5において、送受信部31はリー
ドライトアンテナ13より出射される周波数の信号を受
信及び送信するものであり、その受信出力は復調回路3
2に与えられる。復調回路32はこの信号を復調し、そ
のデータを元の信号に変換して制御部33に与えてい
る。制御部33にはバスを介してメモリ34が接続され
る。制御部33はIDコントローラ12から与えられた
コマンド及びデータに従ってデータを書込み、又は読出
すものである。メモリ34から読出されたデータはシリ
アル信号に変換され、変調回路35を介して送受信部3
1に与えられる。送受信部31は例えば共振回路の共振
周波数を異ならせることによって信号をリードライトア
ンテナ13側に与えるものである。ここで送受信部3
1,復調回路32及び変調回路35はIDコントローラ
12から与えられたコマンドのデータを復調すると共
に、読出されたデータを伝送するデータ伝送手段を構成
している。
【0015】図6はIDコントローラ12内のメモリ2
2のメモリマップである。本図においてメモリ22に
は、このバスに搭乗する予定の乗客のIDコード,乗車
駅,降車駅のデータが外部記憶装置15から転送されて
記録される。そしてメモリの他の領域には、乗客がバス
に搭乗しているかどうかを示すための「0/1」の乗客
フラグ領域が設けられる。更に現在バスに乗車している
乗客数を示すエリア及び各駅についての乗車予定者数,
未乗車乗客数,降車予定者数,未降車乗客数を示すエリ
アを有している。
2のメモリマップである。本図においてメモリ22に
は、このバスに搭乗する予定の乗客のIDコード,乗車
駅,降車駅のデータが外部記憶装置15から転送されて
記録される。そしてメモリの他の領域には、乗客がバス
に搭乗しているかどうかを示すための「0/1」の乗客
フラグ領域が設けられる。更に現在バスに乗車している
乗客数を示すエリア及び各駅についての乗車予定者数,
未乗車乗客数,降車予定者数,未降車乗客数を示すエリ
アを有している。
【0016】次に本実施例の動作について図7のフロー
チャートを参照しつつ説明する。まず乗車時には運転手
自身が図7に示す乗車時のフローチャートを実行するよ
うに設定する。そうすれば乗車時にはステップ41, 42に
示すようにリードライトアンテナ13よりリードコマン
ド状態としておき、IDカード4を持った乗客が乗車す
る際にはそのデータが読出される。そしてステップ43に
進んで乗車駅を照合する。乗車駅が一致していなければ
ステップ45に進んでブザーを一定時間鳴らして処理を終
え、乗車しようとする乗客に乗車駅の誤りを報知する。
乗車駅が一致している場合には、ステップ46に進んでそ
の乗客を示すIDコードの乗車フラグを立てる。そして
ステップ47において乗客数をインクリメントし、未乗車
乗客数をディクリメントする。次いでステップ48に進ん
でその乗車駅で未乗車乗客数が0となったかどうかをチ
ェックする。0でなければステップ49において未乗車乗
客数の表示を行ってステップ41に戻る。未乗車乗客数が
0となれば、表示器14より発車可能を表示し、その乗
車駅での乗車処理を終了する。
チャートを参照しつつ説明する。まず乗車時には運転手
自身が図7に示す乗車時のフローチャートを実行するよ
うに設定する。そうすれば乗車時にはステップ41, 42に
示すようにリードライトアンテナ13よりリードコマン
ド状態としておき、IDカード4を持った乗客が乗車す
る際にはそのデータが読出される。そしてステップ43に
進んで乗車駅を照合する。乗車駅が一致していなければ
ステップ45に進んでブザーを一定時間鳴らして処理を終
え、乗車しようとする乗客に乗車駅の誤りを報知する。
乗車駅が一致している場合には、ステップ46に進んでそ
の乗客を示すIDコードの乗車フラグを立てる。そして
ステップ47において乗客数をインクリメントし、未乗車
乗客数をディクリメントする。次いでステップ48に進ん
でその乗車駅で未乗車乗客数が0となったかどうかをチ
ェックする。0でなければステップ49において未乗車乗
客数の表示を行ってステップ41に戻る。未乗車乗客数が
0となれば、表示器14より発車可能を表示し、その乗
車駅での乗車処理を終了する。
【0017】又降車時には図8のフローチャートにおい
て、IDカード4を持った乗客がリードライトアンテナ
13の検知領域に達したかどうかを検知する(ステップ
51)。この検知領域にあればステップ52に進んでIDカ
ード4からデータを読出し、そのIDコードを有する乗
客の降車駅と一致しているかどうかをチェックする。一
致していなければステップ54から55に進んで一定時間ブ
ザーを鳴らし、一致している場合にはステップ56に進ん
でその乗客の乗車フラグをリセットする。そしてステッ
プ57において乗客数及び未降車乗客数をディクリメント
する。次いでステップ58においてその駅での未降車乗客
者数が0に達したかどうかをチェックする。0に達して
いなければステップ59に進んで、未降車乗客人数を表示
器14によって表示してステップ51に戻る。又未降車乗
客数が0となれば終了する。こうしてIDカードを用い
ることにより、各駅で乗車時及び降車時の人数等を容易
に把握することができる。又IDカードを持たずに乗車
又は降車する人に対しては、通過センサ16より信号が
得られるためブザーを鳴らす。こうすればIDカード4
を持たなければバスには搭乗できないこととなる。
て、IDカード4を持った乗客がリードライトアンテナ
13の検知領域に達したかどうかを検知する(ステップ
51)。この検知領域にあればステップ52に進んでIDカ
ード4からデータを読出し、そのIDコードを有する乗
客の降車駅と一致しているかどうかをチェックする。一
致していなければステップ54から55に進んで一定時間ブ
ザーを鳴らし、一致している場合にはステップ56に進ん
でその乗客の乗車フラグをリセットする。そしてステッ
プ57において乗客数及び未降車乗客数をディクリメント
する。次いでステップ58においてその駅での未降車乗客
者数が0に達したかどうかをチェックする。0に達して
いなければステップ59に進んで、未降車乗客人数を表示
器14によって表示してステップ51に戻る。又未降車乗
客数が0となれば終了する。こうしてIDカードを用い
ることにより、各駅で乗車時及び降車時の人数等を容易
に把握することができる。又IDカードを持たずに乗車
又は降車する人に対しては、通過センサ16より信号が
得られるためブザーを鳴らす。こうすればIDカード4
を持たなければバスには搭乗できないこととなる。
【0018】尚、本実施例ではバスの前方に1つのドア
を有し、乗車又は降車を交互に行う使用例について説明
しているが、バスの前後に夫々ドアを有しそれらの一方
を乗車専用、他方を降車専用とする場合には、図7,図
8のフローチャートを同時に動作させることができる。
又IDカード4に乗客の氏名を直接データとして記録し
ておいた場合には、ステップ49又は59において未乗車又
は未降車の乗客の氏名を表示器14に表示させることが
できる。
を有し、乗車又は降車を交互に行う使用例について説明
しているが、バスの前後に夫々ドアを有しそれらの一方
を乗車専用、他方を降車専用とする場合には、図7,図
8のフローチャートを同時に動作させることができる。
又IDカード4に乗客の氏名を直接データとして記録し
ておいた場合には、ステップ49又は59において未乗車又
は未降車の乗客の氏名を表示器14に表示させることが
できる。
【0019】次に本発明の第2実施例について説明す
る。本実施例は図9に示すように車両のドアを1つと
し、その近傍に1つのリードライトアンテナ13を設け
ると共に、その検知領域の外側及び内側に2台の通過セ
ンサ16a,16bを設けるようにしたものである。本
実施例は図1に示す第1実施例のブロック図において通
過センサを複数としただけであるため、そのブロック図
についての説明は省略する。
る。本実施例は図9に示すように車両のドアを1つと
し、その近傍に1つのリードライトアンテナ13を設け
ると共に、その検知領域の外側及び内側に2台の通過セ
ンサ16a,16bを設けるようにしたものである。本
実施例は図1に示す第1実施例のブロック図において通
過センサを複数としただけであるため、そのブロック図
についての説明は省略する。
【0020】図10は乗車時の動作を示すフローチャー
トである。動作を開始すると、まず乗車時において通過
センサ16aがオンとなるかどうかを判別する。このセ
ンサがオンとなればステップ62に進んでリードライトア
ンテナ13にリードコマンドを送出してリードライトア
ンテナを動作させる。そしてIDカード4からの応答を
待受け、応答があればそのデータを読出す。そしてステ
ップ64に進んでそのIDコードと乗車駅とが一致するか
どうかをチェックする。一致しなければステップ66にお
いて一定時間ブザーを鳴らして処理を終える。データが
一致する場合には、ステップ67に進んで通過センサ16
bがオンとなるかどうかをチェックする。このセンサが
オンでなければステップ61に戻って同様の処理を繰り返
し、オンとなれば乗客が完全にバス内に乗り込んだもの
と判別されるため、ステップ68,69に進んでそのIDコ
ードの乗客の乗車フラグを立てる。そして乗客数をイン
クリメントし未乗車乗客数をディクリメントする。そし
てステップ70において未乗車乗客数が0かどうかをチェ
ックし、0でなければ未乗車乗客数を表示する(ステッ
プ71) 。全員が乗車していれば、ステップ72に進んで発
車可能の表示を行って処理を終える。こうすれば出発時
には全ての乗客が完全にバス内に乗り込んだことが認識
できる。又一旦乗車しようとして通過センサ16aを横
切っても乗車しない場合には、IDコントローラ12内
のメモリ22が更新されないため、乗客の搭乗を確実に
識別することができる。
トである。動作を開始すると、まず乗車時において通過
センサ16aがオンとなるかどうかを判別する。このセ
ンサがオンとなればステップ62に進んでリードライトア
ンテナ13にリードコマンドを送出してリードライトア
ンテナを動作させる。そしてIDカード4からの応答を
待受け、応答があればそのデータを読出す。そしてステ
ップ64に進んでそのIDコードと乗車駅とが一致するか
どうかをチェックする。一致しなければステップ66にお
いて一定時間ブザーを鳴らして処理を終える。データが
一致する場合には、ステップ67に進んで通過センサ16
bがオンとなるかどうかをチェックする。このセンサが
オンでなければステップ61に戻って同様の処理を繰り返
し、オンとなれば乗客が完全にバス内に乗り込んだもの
と判別されるため、ステップ68,69に進んでそのIDコ
ードの乗客の乗車フラグを立てる。そして乗客数をイン
クリメントし未乗車乗客数をディクリメントする。そし
てステップ70において未乗車乗客数が0かどうかをチェ
ックし、0でなければ未乗車乗客数を表示する(ステッ
プ71) 。全員が乗車していれば、ステップ72に進んで発
車可能の表示を行って処理を終える。こうすれば出発時
には全ての乗客が完全にバス内に乗り込んだことが認識
できる。又一旦乗車しようとして通過センサ16aを横
切っても乗車しない場合には、IDコントローラ12内
のメモリ22が更新されないため、乗客の搭乗を確実に
識別することができる。
【0021】又乗客の降車時には図11のフローチャー
トに示すように、動作を開始するとまずステップ81にお
いて通過センサ16bがオンとなったかどうかをチェッ
クする。このセンサがオンとなればステップ82に進んで
リードライトアンテナ13にリードコマンドを送出して
リードライトアンテナを動作させる。そしてIDカード
4からの応答を待受け、応答があればそのデータを読出
す。そしてステップ84に進んでそのIDコードと降車駅
とが一致するかどうかをチェックする。一致しなければ
ステップ86において一定時間ブザーを鳴らして処理を終
える。データが一致する場合には、ステップ87に進んで
通過センサ16aがオンとなるかどうかをチェックす
る。このセンサがオンでなければステップ81に戻って同
様の処理を繰り返し、オンとなれば乗客が完全にバスか
ら降りたものと判別されるため、ステップ88, 89に進ん
でそのIDコードの乗客の乗車フラグをリセットする。
そして乗客数及び未降車乗客数をディクリメントする。
そしてステップ90において未降車乗客数が0かどうかを
チェックし、0でなければ未降車乗客数を表示する(ス
テップ91) 。全員が降車していればステップ92に進んで
発車可能の表示を行って処理を終える。こうすれば出発
時には降車すべき全ての乗客が完全にバスから降車した
ことが認識できる。又一旦降車しようとして通過センサ
16bを横切っても降車しない場合には、IDコントロ
ーラ内のメモリを更新しないため、乗客の降車を確実に
識別することができる。
トに示すように、動作を開始するとまずステップ81にお
いて通過センサ16bがオンとなったかどうかをチェッ
クする。このセンサがオンとなればステップ82に進んで
リードライトアンテナ13にリードコマンドを送出して
リードライトアンテナを動作させる。そしてIDカード
4からの応答を待受け、応答があればそのデータを読出
す。そしてステップ84に進んでそのIDコードと降車駅
とが一致するかどうかをチェックする。一致しなければ
ステップ86において一定時間ブザーを鳴らして処理を終
える。データが一致する場合には、ステップ87に進んで
通過センサ16aがオンとなるかどうかをチェックす
る。このセンサがオンでなければステップ81に戻って同
様の処理を繰り返し、オンとなれば乗客が完全にバスか
ら降りたものと判別されるため、ステップ88, 89に進ん
でそのIDコードの乗客の乗車フラグをリセットする。
そして乗客数及び未降車乗客数をディクリメントする。
そしてステップ90において未降車乗客数が0かどうかを
チェックし、0でなければ未降車乗客数を表示する(ス
テップ91) 。全員が降車していればステップ92に進んで
発車可能の表示を行って処理を終える。こうすれば出発
時には降車すべき全ての乗客が完全にバスから降車した
ことが認識できる。又一旦降車しようとして通過センサ
16bを横切っても降車しない場合には、IDコントロ
ーラ内のメモリを更新しないため、乗客の降車を確実に
識別することができる。
【0022】次に本発明の第3実施例について説明す
る。本実施例は図12に示すようにバスの入口の近傍に
2つの検知領域を有するリードライトアンテナ13a,
13bを配置したものである。この実施例においてもリ
ードライトアンテナが複数である点を除いて第1実施例
のブロック構成と同一であるので、その説明は省略す
る。リードライトアンテナ13aは車両のドア近傍、1
3bはこれより内側の乗客の通路に検知領域を有するも
のとし、その間には図示のように乗客の通過を検知する
通過センサ16を設けている。本実施例では常に2つの
リードライトアンテナ13a,13bをリード状態とし
ておき、その方向によって乗客の乗車及び降車を判別す
るようにしている。
る。本実施例は図12に示すようにバスの入口の近傍に
2つの検知領域を有するリードライトアンテナ13a,
13bを配置したものである。この実施例においてもリ
ードライトアンテナが複数である点を除いて第1実施例
のブロック構成と同一であるので、その説明は省略す
る。リードライトアンテナ13aは車両のドア近傍、1
3bはこれより内側の乗客の通路に検知領域を有するも
のとし、その間には図示のように乗客の通過を検知する
通過センサ16を設けている。本実施例では常に2つの
リードライトアンテナ13a,13bをリード状態とし
ておき、その方向によって乗客の乗車及び降車を判別す
るようにしている。
【0023】図13は本実施例の動作を示すフローチャ
ートであり、動作を開始すると2つのリードライトアン
テナ13a,13bを常にリード状態とする。そしてI
Dカード4を持った乗客がドアの近傍の検知領域に達し
た場合には、ステップ102 に進んでIDカード4より読
出したデータ及びそのときのリードライトアンテナをI
Dコントローラ12内のメモリ22に記憶する。そして
ステップ103 に進んで、同一IDコードのデータが2以
上かどうかをチェックする。2以上でなければステップ
101 に戻って同様の処理を繰り返す。
ートであり、動作を開始すると2つのリードライトアン
テナ13a,13bを常にリード状態とする。そしてI
Dカード4を持った乗客がドアの近傍の検知領域に達し
た場合には、ステップ102 に進んでIDカード4より読
出したデータ及びそのときのリードライトアンテナをI
Dコントローラ12内のメモリ22に記憶する。そして
ステップ103 に進んで、同一IDコードのデータが2以
上かどうかをチェックする。2以上でなければステップ
101 に戻って同様の処理を繰り返す。
【0024】こうすれば最初車外にいた人は乗車の際リ
ードライトアンテナ13a,13bを順次通過するた
め、IDコントローラ12内のメモリには図14(a)
に示すデータが保持される。このように2以上のデータ
があればステップ104 に進んで特定客の最初のデータと
最後のデータを抽出する。そしてそのデータの順序がリ
ードライトアンテナ13bから13aの順序又は13a
から13bの順序のいずれかを判別する(ステップ105,
106) 。13bから13aの場合には降車客と判断し、
ステップ107 においてその乗客の乗車フラグをリセット
する。そして乗客数をディクリメントし、未降車乗客数
をインクリメントする(ステップ108 )。又13aから
13bの順序の場合には、乗車客と判断してステップ10
9, 110に進んで乗客フラグを立てる。そして乗客数をイ
ンクリメントし未乗車乗客数をディクリメントする。更
にこれらのいずれでもなければバスの利用客でないもの
としてステップ101 に戻る。
ードライトアンテナ13a,13bを順次通過するた
め、IDコントローラ12内のメモリには図14(a)
に示すデータが保持される。このように2以上のデータ
があればステップ104 に進んで特定客の最初のデータと
最後のデータを抽出する。そしてそのデータの順序がリ
ードライトアンテナ13bから13aの順序又は13a
から13bの順序のいずれかを判別する(ステップ105,
106) 。13bから13aの場合には降車客と判断し、
ステップ107 においてその乗客の乗車フラグをリセット
する。そして乗客数をディクリメントし、未降車乗客数
をインクリメントする(ステップ108 )。又13aから
13bの順序の場合には、乗車客と判断してステップ10
9, 110に進んで乗客フラグを立てる。そして乗客数をイ
ンクリメントし未乗車乗客数をディクリメントする。更
にこれらのいずれでもなければバスの利用客でないもの
としてステップ101 に戻る。
【0025】こうすれば図14(b)に示すようにID
コード(1)〜(6)を持つ乗客がリードライトアンテ
ナの検知領域で直線的に乗車又は降車せず、いずれかの
領域に達した後に乗車や降車を中断した場合等の複雑な
動きをしても、乗客の搭乗及び下車を正確に判断するこ
とができる。即ちIDコード(1)の乗客については、
図15(a)に示すように最初にリードライトアンテナ
13bで検知され最後に再び13bで検知されているた
め、下車しようとしてやめたことがわかる。又IDコー
ド(2)の乗客については、図15(b)に示すように
初めに乗車しておりリードライトアンテナ13b,13
aを通過して下車したため降車したと正確に判断でき
る。又IDコード(3)を有する乗客については図15
(c)に示すように検知領域13aに入り、一旦車外に
出た後乗車したものと判断できる。リードライトアンテ
ナ13a,13bの検知領域は一部重なっていてもよ
い。又その間に乗客の通過を検知する通過センサ16を
設けることにより、IDカードを持たない乗客が来れば
警報を鳴らすように構成することができる。
コード(1)〜(6)を持つ乗客がリードライトアンテ
ナの検知領域で直線的に乗車又は降車せず、いずれかの
領域に達した後に乗車や降車を中断した場合等の複雑な
動きをしても、乗客の搭乗及び下車を正確に判断するこ
とができる。即ちIDコード(1)の乗客については、
図15(a)に示すように最初にリードライトアンテナ
13bで検知され最後に再び13bで検知されているた
め、下車しようとしてやめたことがわかる。又IDコー
ド(2)の乗客については、図15(b)に示すように
初めに乗車しておりリードライトアンテナ13b,13
aを通過して下車したため降車したと正確に判断でき
る。又IDコード(3)を有する乗客については図15
(c)に示すように検知領域13aに入り、一旦車外に
出た後乗車したものと判断できる。リードライトアンテ
ナ13a,13bの検知領域は一部重なっていてもよ
い。又その間に乗客の通過を検知する通過センサ16を
設けることにより、IDカードを持たない乗客が来れば
警報を鳴らすように構成することができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明では、
バスのドア近傍にデータ伝送手段を設け、各乗客が固有
のコードを有するIDカードを所持しておくことによっ
て、乗客の乗車や降車を識別できる。従って長距離バス
や観光バス等において途中の駅で乗客が乗車,降車した
り休息のために停車する場合にも、人手で乗客の人数を
確認する必要がなく、乗客の管理を確実に行うことがで
きるという効果が得られる。
バスのドア近傍にデータ伝送手段を設け、各乗客が固有
のコードを有するIDカードを所持しておくことによっ
て、乗客の乗車や降車を識別できる。従って長距離バス
や観光バス等において途中の駅で乗客が乗車,降車した
り休息のために停車する場合にも、人手で乗客の人数を
確認する必要がなく、乗客の管理を確実に行うことがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による乗客管理システムの
全体構成を示すブロック図である。
全体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例のIDカード発行装置を示す概略図で
ある。
ある。
【図3】本発明の第1実施例による乗客管理システムの
バス内での主要構成要素の配置図である。
バス内での主要構成要素の配置図である。
【図4】本実施例のIDコントローラ及びリードライト
アンテナの構成を示すブロック図である。
アンテナの構成を示すブロック図である。
【図5】本実施例のIDカードの構成を示すブロック図
である。
である。
【図6】本実施例のIDコントローラ内のメモリマップ
である。
である。
【図7】本実施例の乗客が乗車する際の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図8】本実施例の乗客が降車する際の処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図9】本発明の第2実施例による乗客管理システムの
バス内での配置状態を示す図である。
バス内での配置状態を示す図である。
【図10】本実施例の乗客が乗車する際の動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図11】本実施例の乗客が降車する際の処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図12】本発明の第3実施例による乗客管理システム
の配置図である。
の配置図である。
【図13】本実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図14】本実施例の動作によって更新されるメモリの
変化を示すメモリマップである。
変化を示すメモリマップである。
【図15】本実施例においてデータ伝送エリアと乗客の
移動状態を示す図である。
移動状態を示す図である。
1 上位コンピュータ 2,12 IDコントローラ 3,13,13a,13b リードライトアンテナ 4 IDカード 14 表示器 15 外部記憶装置 16,16a,16b 通過センサ 17 警報ブザー 21 CPU 22,34 メモリ
Claims (5)
- 【請求項1】 乗客にIDカードを交付し、該IDカー
ドによって乗客を管理する乗客管理システムであって、 前記IDカードは、各乗客に固有のデータを保持するメ
モリ、外部から与えられるコマンドとデータを復調し前
記メモリより読出されたデータを伝送するデータ伝送手
段を有するものであり、 乗物には、その出入口に設けられ乗車又は降車する乗客
が所持するIDカードとの間で非接触でのデータ伝送を
行い、該メモリのデータを読出すデータ伝送手段と、 前記データ伝送手段より読出されたデータを記憶する記
憶手段と、 前記記憶手段に記憶される乗客データに基づいて乗客の
車両の発進可能状態を判別する制御手段と、を有するこ
とを特徴とする乗客管理システム。 - 【請求項2】 前記IDカードは交付時にそのメモリに
乗客に固有のコードと乗車駅,降車駅データを記録した
ものであり、 前記記憶手段は各乗客のIDコードの乗車駅,降車駅デ
ータを更に記憶するものであり、 前記制御手段はあらかじめ前記記録手段に保持されてい
る乗客の乗車駅データ,降車駅データと、前記データ伝
送手段より得られるIDカードからのデータに基づい
て、未乗車乗客者又は未降車乗客者数を更新し、これら
が0となれば乗物の発進可能を判別するものであること
を特徴とする請求項1記載の乗客管理システム。 - 【請求項3】 前記データ伝送手段は乗物の1つのドア
の通過域を検知領域とするリードライトアンテナであっ
て、ドアを通過する乗客が所持するIDカードとの間で
データ伝送を行うものであり、 その検知領域の外側及び内側に夫々乗客の通過を検知す
る第1,第2の通過センサを有し、 前記制御手段は、該第1,第2の通過センサの通過方向
と前記データ伝送手段より得られるIDカードからのデ
ータに基づいて前記記憶手段のデータを更新するもので
あることを特徴とする請求項1又は2記載の乗客管理シ
ステム。 - 【請求項4】 前記データ伝送手段は乗物のドアの通過
経路に対して外側及び内側に検知領域を有する2つのリ
ードライトアンテナによって構成され、 前記記憶手段は前記リードライトアンテナの検知領域を
通過する乗客のIDコードとリードライトアンテナを記
憶するものであり、 前記制御手段は該リードライトアンテナの検知領域を通
過する乗客が所持するIDカードからのIDコードとリ
ードライトアンテナの記録順序に基づいて乗車及び降車
を判別し、データを更新するものであることを特徴とす
る請求項1又は2記載の乗客管理システム。 - 【請求項5】 前記データ伝送手段は、乗物の複数の出
入口に夫々設置することを特徴とする請求項1又は2記
載の乗客管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3334202A JPH05197859A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 乗客管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3334202A JPH05197859A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 乗客管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05197859A true JPH05197859A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=18274687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3334202A Pending JPH05197859A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 乗客管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05197859A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014092998A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Nippon Signal Co Ltd:The | 乗降客数カウントシステム |
-
1991
- 1991-11-21 JP JP3334202A patent/JPH05197859A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014092998A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Nippon Signal Co Ltd:The | 乗降客数カウントシステム |
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