JPH0519775Y2 - - Google Patents

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JPH0519775Y2
JPH0519775Y2 JP1984183133U JP18313384U JPH0519775Y2 JP H0519775 Y2 JPH0519775 Y2 JP H0519775Y2 JP 1984183133 U JP1984183133 U JP 1984183133U JP 18313384 U JP18313384 U JP 18313384U JP H0519775 Y2 JPH0519775 Y2 JP H0519775Y2
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JP
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lead wire
sensor
electrode terminal
outer cylinder
protective
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JP1984183133U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はハウジング内に格納されるセンサの電
極端子とリード線との接合部を絶縁及び防水保護
するセンサ電極端子の保護構造に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来より、例えばガスセンサや温度センサ等、
周囲の状態を電気信号として検出するセンサの1
つとして、例えば金属等により作成されたハウジ
ング内に検出素子を格納し、検出素子を所望の箇
所に取り付け得るよう、あるいは機械的衝撃から
保護するように構成されたものがある。またセン
サにはその検出信号を外部に取り出したり、ある
いは外部から動作信号を供給するためのリード線
が接続されるが、上記のように検出素子をハウジ
ング内に格納する場合、リード線と検出素子の電
極端子とはハウジング内で接合されることにな
る。そしてその接合部にはセンサの検出信号や動
作信号が印加されることから、各接合部間、ある
いは接合部とハウジング間は絶縁保護する必要が
ある。また各接合部間あるいは接合部とハウジン
グ間には、湿気により電気リークを生じることが
あるので、その使用条件によつては、接合部を防
水保護する必要がある。
[考案が解決しようとする課題] ところがこの場合従来では、例えば各接合部を
シリコンゴム等からなる絶縁体で覆い、その部分
を収納したハウジングを周囲からかしめることに
よつて接合部を絶縁及び防水保護するようにして
いたため、その作業に手間がかかると共に、場合
によつてはかしめ部分から水分が入るといつたこ
とがあつた。
そこで本考案は、上記問題に鑑みなされたもの
で、センサ電極端子とリード線との接合部を、簡
単な作業で確実に絶縁及び防水保護できるセンサ
電極端子の保護構造を提供することによつて、セ
ンサの信頼性を向上すると共にその組立作業の作
業性を向上することを目的としている。
[課題を解決するための手段] かかる目的を達成するための本考案の構成は、 ハウジング内に格納され、周囲の状態を検出す
るセンサと、前記センサから前記ハウジング外に
向けて延在し、前記ハウジングから突き出した前
記センサの電極端子とを有する検出部と、 前記電極端子に接合されるリード線が挿通さ
れ、前記検出部に嵌合される保護外筒と、 前記保護外筒内に収納される弾性を有する絶縁
材料からなる保護部材と、 を備えた検出装置において、 前記保護部材は、前記電極端子と前記リード線
との接合部を収納する収納孔と、前記収納孔に連
通された、前記リード線が貫通される貫通孔とを
有する保護本体を備え、 前記保護外筒が前記検出部に嵌合されたとき、
前記保護本体は、前記保護外筒の内面と前記検出
部の端部との間に挟まれて圧縮され、前記リード
線の外周面および前記保護外筒内面とに密着する
ことを特徴とするセンサ電極端子の保護構造を要
旨としている。
[作用] ここでセンサとは、ハウジング内に格納され、
その検出信号や動作信号をリード線を用いて外部
に入出力するよう構成されたセンサのことであ
る。また保護部材とは、電極端子とリード線との
接合部を絶縁保護すると共に防水保護するもので
あり、圧縮可能な絶縁材料、例えばシリコンゴ
ム、フツ素ゴム、アクリルゴム等により作成され
る。
ここで、保護本体に電極端子とリード線との接
合部を収納する収納孔を設けて接合部を保護する
のは、接合部を絶縁するためであり、また、保護
部材を圧縮可能な材料から構成し、保護本体にリ
ード線が貫通される貫通孔を設けるのは、保護外
筒を検出部に嵌合したときに、保護部材を圧縮さ
せて、保護外筒−保護部材間、リード線−貫通孔
間を気密状態に保つて電極部に外部から水分が入
り込まないようにするためである。
[実施例] 以下に、本考案の一実施例を図面と共に説明す
る。
第1図は本考案が適用された酸素センサの一部
断面正面図である。第1図において、1はアルミ
ナを主成分としたセラミツク基板上の一端にチタ
ニアを主成分としてなる素子層2が形成された酸
素検出素子、3は酸素検出素子1より突出された
電極線、4は電極線3に接合され、検出信号や動
作信号等を入出力するリード線5に接続される電
極端子、6は電極端子4が接合された酸素検出素
子1を絶縁保護するために筒状に形成されたセラ
ミツク絶縁体であり、酸素検出素子1、電極線3
及び電極端子4は、ワツシヤー7、石綿パツキン
8、ガラスシール9及び充填粉末10を介してセ
ラミツク絶縁体6に把持されている。次に、11
は被検出ガスが酸素検出素子1の素子層2に接触
するようガスの流通孔11aが複数個穿設された
素子層2を保護するためのプロテクタ、12はプ
ロテクタ11及び上記セラミツク絶縁体6を把持
すると共に当該酸素センサを被測定箇所に固定す
るため外部にねじ部12aが刻設された主体金具
であつて、プロテクタ11及びセラミツク絶縁体
6は綿パツキン13、滑石14、かしめリング1
5を介して主体金具12に把持されている。
一方、セラミツク絶縁体6より突出された電極
端子とリード線5との接続は、かしめ金具16を
用いてかしめ接続されており、その電極端子4の
接合部は、前記保護部材に相当する、シリコンゴ
ムからなるシール材17により覆われている。即
ち、シール材17は第2図に示す如く電極端子4
の接合部を収納する収納孔17aとリード線5が
貫通される貫通孔17bが連設されており、上記
電極端子4とリード線5との接合部を保護するよ
うに構成されているのである。そして、シール材
17は前述の保護外筒に相当する第3図に示す外
筒18内部に格納され、外筒18はシール材17
をセラミツク絶縁体6に押圧して圧縮し、かしめ
リング15にかしめ接続されている。尚、第2図
において、イはシール材17の一部断面正面図、
ロは左側面図、ハは右側面図である。また第1図
において、5′及び5″は夫々酸素検出素子1の信
号が入出力される図示しない他の電極端子に接続
されるリード線を表しており、従つて第2図に示
す如くシール材17には、各々のリード線及び電
極端子の貫通孔及び収納孔も夫々連設されてい
る。
次に、上記電極端子4とリード線5の接合及び
シール材17による接合部の保護は第4図に示す
如く行われる。つまり、まず、外筒18内にリー
ド線5が貫通されたシール材17を収納した電極
保護部20と、酸素検出素子1を把持したセラミ
ツク絶縁体6を主体金具12に収納した検出部2
1とを各々別体に作成し、セラミツク絶縁体6よ
り突出された電極端子4とリード線5とをかしめ
金具16を用いてかしめ接続すると共に、その他
の電極端子及びリード線も同様に接続する。その
後、電極保護部20を矢印A方向に移動して検出
部21に接続する。すると、電極保護部20のシ
ール材17は外筒18とセラミツク絶縁体6に挟
まれて圧縮し、電極端子4とリード線5との接合
部を単に絶縁保護するだけでなく、その部分に外
部から水分が侵入しないように保護することがで
きるようになる。
つまり、本実施例の酸素センサにおいては、電
極端子とリード線との接合部を、単にシール材1
7の収納された電極保護部20を検出部21に接
合するだけで容易に絶縁保護することができるよ
うになり、その組立て作業の作業性を向上するこ
とができ、また従来のように接合部周囲にはかし
め箇所がなく、シール材17−外筒18間は密着
され、絶縁及び防水保護を確実にできるようにな
り、センサの信頼性を向上することができるので
ある。
[考案の効果] 以上詳述した如く、本考案のセンサ電極端子の
保護構造においては、センサの電極端子とリード
線との接合部を圧縮可能な絶縁材料からなる保護
部材に穿設された収納孔に収納すると共に、保護
部材にはリード線の貫通孔を収納孔と連設し、リ
ード線を保護部材に貫通してセンサの検出信号や
動作信号を外部に入出力し得るよう構成されてお
り、また保護部材は、保護外筒が検出部に嵌合さ
れたとき、保護外筒の内面と検出部の端部との間
に挟まれて圧縮され、リード線の外周面および保
護外筒内面に密着するように構成されている。
従つて、従来のように電極端子とリード線との
接合部を絶縁材料を用いて覆つた後、ハウジング
を被せ、その部分を周囲からかしめるといつた作
業をしなくても、保護部材の収納された保護外筒
を接合部に被せるだけで、接合部を簡単に絶縁及
び防水保護できるようになる。また、保護外筒が
接合部を有する検出部に嵌合されたとき、保護部
材が圧縮され、リード線の外周面と貫通孔の内面
とが密着しかつ保護外筒の内面と保護部材外面と
が密着するので、接合部の気密性は向上され、信
頼性の高いセンサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本実施例の酸素センサを表す一部断
面正面図である。第2図はシール材を示す図であ
り、イはその一部断面の正面を示し、ロは左側面
を示し、ハは右側面を示す。第3図は、外筒の一
部断面正面図である。第4図は、リード線と電極
端子との接続、及びその接合部の保護の仕方を説
明する説明図である。 1……酸素検出素子、4……電極端子、5……
リード線、11……プロテクタ、12……主体金
具、16……かしめ金具、17……シール材、1
8……外筒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ハウジング内に格納され、周囲の状態を検出す
    るセンサと、前記センサから前記ハウジング外に
    向けて延在し、前記ハウジングから突き出した前
    記センサの電極端子とを有する検出部と、 前記電極端子に接合されるリード線が挿通さ
    れ、前記検出部に嵌合される保護外筒と、 前記保護外筒内に収納される弾性を有する絶縁
    材料からなる保護部材と、 を備えた検出装置において、 前記保護部材は、前記電極端子と前記リード線
    との接合部を収納する収納孔と、前記収納孔に連
    通された、前記リード線が貫通される貫通孔とを
    有する保護本体を備え、 前記保護外筒が前記検出部に嵌合されたとき、
    前記保護本体は、前記保護外筒の内面と前記検出
    部の端部との間に挟まれて圧縮され、前記リード
    線の外周面および前記保護外筒内面に密着するこ
    とを特徴とするセンサ電極端子の保護構造。
JP1984183133U 1984-11-30 1984-11-30 Expired - Lifetime JPH0519775Y2 (ja)

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JPS6197720U JPS6197720U (ja) 1986-06-23
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JPS6197720U (ja) 1986-06-23

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