JPH11258203A - ガスセンサ - Google Patents

ガスセンサ

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JPH11258203A
JPH11258203A JP10060015A JP6001598A JPH11258203A JP H11258203 A JPH11258203 A JP H11258203A JP 10060015 A JP10060015 A JP 10060015A JP 6001598 A JP6001598 A JP 6001598A JP H11258203 A JPH11258203 A JP H11258203A
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JP
Japan
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gas
sensitive element
glass
base end
insulator
Prior art date
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Pending
Application number
JP10060015A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Yamada
達哉 山田
Yoshihiko Nakatsuka
佳彦 中塚
Yoshihide Jin
嘉秀 神
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱処理時のセンサ素子のクラックを防止して
歩留まりを向上させる。 【解決手段】 感ガス素子70とヒータ72とをセメン
ト74にて接着した積層体76の基端部78には、感ガ
ス素子70の底面70aから積層体76の側面76a、
76bに至るセメントの隔離材80a、80bがコーテ
ィングされているので、滑石とガラスの混合粉末(混合
ガラス)が感ガス素子70の稜線82a、82b付近に
接触するのを防ぐことができる。これにより、第1固着
層100、第2固着層102およびガラス層104を溶
融、固化させる際の冷却時に、混合ガラス特に第2固着
層102と感ガス素子70との熱膨張差に起因する応力
が、感ガス素子70の稜線82a、82b付近に作用し
てクラックが生じるのを防止でき、歩留まりを向上させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスセンサの技術
分野に属し、詳しくは感ガス素子の基端部の保護技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、接触したガス中の特定の成分の濃
度に応じて電気的特性が変化する感ガス素子を有するガ
スセンサが知られている。いくつか例を挙げると、ガス
中の酸素の濃度を検出するための酸素センサ、窒素酸化
物(NOX)の濃度を検出するためのNOXセンサ、炭
化水素(HC)の濃度を検出するためのHCセンサ等が
ある。
【0003】感ガス素子は検出対象に応じてさまざまな
ものが用いられているが、接触したガス中の特定の成分
の濃度に応じて起電力が変化するもの(起電力変化型)
や抵抗値が変化するもの(抵抗変化型)が広く使用され
ている。例えば酸素センサでは、起電力変化型としては
酸素イオン伝導性の固体電解質(一例としてジルコニ
ア)が用いられ、抵抗変化型としてはチタニア等の金属
酸化物が用いられている。また、これらの感ガス素子は
温度が低いと活性化しない性質があり、ガスセンサには
感ガス素子を活性化させるために加熱するヒータを備え
ているのが普通である。このヒータは、例えばアルミナ
等のセラミック製で、耐熱セメント等により感ガス素子
と積層されて用いられていた。
【0004】そのようなガスセンサの構造について、内
燃機関の排気中の酸素残量を測定対象とする空燃比セン
サを例にして説明する。図5に示すように、空燃比セン
サ10では、感ガス素子とヒータとを積層した積層体1
2からは、感ガス素子およびヒータに接続されている取
出線14が取り出され、各取出線14はそれぞれ1枚の
電極リード16の一端部に溶接されている。また、電極
リード16の他方の端部は接続端子18を介してリード
線20に接続されている。こうした構造により、リード
線20を介して感ガス素子からの信号を外部に取り出す
ことができ、またヒータに電力を供給することができ
る。
【0005】積層体12は、取出線14が引き出されて
いる基端部側をアルミナ製で筒状の絶縁体22に収容さ
れ、先端部は絶縁体22から露出されている。詳しく
は、絶縁体22の先端部分では、積層体12は絶縁体2
2に内挿されたアルミナ製の絶縁碍管24に嵌挿され、
碍管接合セメント26により絶縁碍管24と接着されて
いる。さらに、絶縁体22と積層体12とは、滑石とガ
ラスの混合粉末(ガラス12%程度)を溶融、固化した
第1充填材層28および滑石とガラスの混合粉末(ガラ
ス50%程度)を溶融、固化した第2充填材層30を介
して固着されており、取出線14と電極リード16との
接続部分はガラス粉末(ガラス100%)を溶融、固化
したガラス層32によって封止されている。
【0006】積層体12の先端部は主体金具34に保持
される有孔のプロテクタ36a、36bにて保護されて
いる。主体金具34と絶縁体22とは板パッキン38お
よび滑石層40を介在させて嵌合している。また絶縁体
22には滑石層40を封止するカシメリング42が外嵌
され、カシメリング42に嵌合する外筒44が絶縁体2
2を内挿させている。さらに、外筒44にはリング46
が外嵌され、そのリング46を覆うようにして主体金具
34の端部34aがかしめられており、そのかしめによ
って主体金具34と外筒44が連結され、絶縁体22が
主体金具34に保持されている。また、主体金具34に
は、空燃比センサ10を検出位置に取付ける際のシール
材とされる金属ガスケット47が外嵌されている。
【0007】一方、外筒44の他端には保護外筒48が
かしめによって連結され、その保護外筒48に内嵌され
ているゴムキャップ50により、接続端子18およびリ
ード線20が保持されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に絶縁体22と積層体12との間に、第1充填材層2
8、第2充填材層30およびガラス層32を形成する際
には、各層28、30、32を形成するための粉末(滑
石とガラスの混合粉末、ガラス粉末)を絶縁体22と積
層体12との間に充填し、加熱によって溶融させ、それ
を冷却して固化させる方法が用いられている。その溶
融、固化により第1充填材層28および第2充填材層3
0は、滑石とガラスの混合ガラスとなるが、第2充填材
層30の熱膨張係数(ガラスの場合α=50×10-7
℃で、第2充填材層30はこれに近い)とセンサ素子と
して使用されるセラミック例えばジルコニア(ZrO
2 )の熱膨張係数(α=80〜90×10-7/℃)の差
が大きいと、この熱処理に際してセンサ素子にクラック
が入ることがあった。なお、ヒータに用いられるアルミ
ナの熱膨張係数(α=60〜70×10-7/℃)はガラ
スに近いためにクラックの発生は免れていた。
【0009】本発明は、この熱処理に際してのセンサ素
子のクラックを防止して歩留まりを向上させることを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載のガスセンサは、接触したガス中の特定
の成分の濃度に応じて電気的特性が変化する感ガス素子
と、該感ガス素子の先端部を露出させ該感ガス素子から
の電気信号を取り出すための取出線が引き出される基端
部側を収容する筒状の絶縁体と、前記感ガス素子と前記
絶縁体との間に充填された充填材と、前記感ガス素子の
先端部と測定対象のガスとの接触を可能に前記絶縁体と
共に前記感ガス素子を収容する外殻体とを備えるガスセ
ンサにおいて、前記感ガス素子の基端部の一部と前記充
填材との間に隔離材層を設たことを特徴とする。
【0011】請求項2記載のガスセンサは、請求項1記
載のガスセンサにおいて、前記隔離材層は前記感ガス素
子の基端部の少なくとも1稜線を覆っていることを特徴
とする。請求項3記載のガスセンサは、請求項1または
2記載のガスセンサにおいて、前記隔離材層は、前記感
ガス素子の基端部に隔離材をコーティングして形成され
ていることを特徴とするガスセンサ。
【0012】請求項4記載のガスセンサは、請求項1ま
たは2記載のガスセンサにおいて、前記隔離材層は、前
記感ガス素子の基端部に隔離材を接着して形成されてい
ることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】上記の請求項1記載のガスセンサ
は、感ガス素子の基端部の一部と充填材との間に隔離材
層を設けているので、隔離材が感ガス素子と充填材(例
えば滑石とガラスの混合ガラス)との接触を防ぐ。これ
により、充填材を溶融、固化させる際の冷却時に、充填
材(混合ガラス)と感ガス素子との熱膨張差に起因する
応力が、感ガス素子の一部例えば稜線付近に作用してク
ラックが生じるのを防止でき、歩留まりを向上させるこ
とができる。
【0014】隔離材は、充填材の熱処理温度に耐えうる
無機質の材料であればよく、例えばセメント(耐熱接着
剤)、アルミナ、ムライト質、(他に具体的な材質があ
れば教えて下さい)等を使用できる。セメント等の粘性
を有する材料を使用する場合、請求項3に記載されるよ
うに、セメント等の隔離材を感ガス素子の基端部にコー
ティングして固化させて隔離材層を形成すればよい。
【0015】アルミナ等の固体材料は、例えば粉体や粒
体を焼結等によって板状等に成形して、それを感ガス素
子の基端部に接着したり、筒状に成形して感ガス素子の
基端部を差し込む構造とできる。これら板状等の隔離材
は、請求項4記載のように、感ガス素子の基端部に隔離
材を接着して隔離材層を形成するとよい。なお、アルミ
ナ等を板状等に成形する場合、密な構造の焼結体として
も、微小孔を持つポーラス体としても、どちらでも構わ
ない。
【0016】感ガス素子は板状とされることが多く、そ
の場合にはコーナ部分すなわち稜線付近にクラックが発
生しやすい。そこで、請求項2記載のガスセンサは、隔
離材層にて感ガス素子の基端部の少なくとも1稜線を覆
う構成としている。このようにすれば、クラックが発生
しやすい稜線付近が充填材に接触するのを防止でき、ク
ラックの発生を一層確実に防止できる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
することにより発明の実施の形態をさらに具体的に説明
する。なお、ガスセンサの全体的な構成は従来例として
図5に示したものと同様であるので、以下の実施例では
本発明の要部となる部分についてのみ説明し、ガスセン
サの外殻体等の図示と説明は省略する。
【0018】本実施例ではジルコニア(ZrO2 、α=
80〜90×10-7/℃)製の感ガス素子70と、この
感ガス素子70を加熱するためにアルミナ(α=60〜
70×10-7/℃)製のヒータ72を用いている。図1
に示すように、感ガス素子70とヒータ72とをセメン
ト74にて接着して積層体76が形成されている。この
積層体76の基端部78においては、感ガス素子70の
底面70aから積層体76の側面76a、76bに至る
セメント(耐熱接着剤)の隔離材80a、80bがコー
ティングされており、これら隔離材80a、80bによ
り基端部78の稜線82a、82bが被覆されている。
また、感ガス素子70およびヒータ72の基端部78側
の端面からは、それぞれ取出線84、86が引き出され
て、電極リード88、90に接続されている。
【0019】なお、電極リード88、90は、図4に示
されるように電極リード88と電極リード90とが交互
に並べられたフォーク状のリード母材92の一部となっ
ていて、電極リード90は、図4(b)に示されるよう
に、跳ね上げるようにして折り曲げられている。取出線
84、86を電極リード88、90に溶接する際には、
電極リード88、90を上下方向から押さえて同一平面
上に位置させ、その状態で取出線84、86を溶接し、
押圧力を解除すると、電極リード90がその弾性で跳ね
上がるように変位して、図1に示される状態になる。こ
のように電極リード90が変形することにより取出線8
4、86の短絡を防止できる。そして、電極リード8
8、90は、図示しないリード線(図5参照)との接続
に先だって切断位置Cにおいて切断され、互いに分離さ
れる。
【0020】積層体76の基端部78側はアルミナ製で
筒状の絶縁体94に収容され、先端部96は絶縁体94
から露出されている。詳しくは、積層体76は絶縁体9
4に内挿されたアルミナ製の絶縁碍管98に嵌挿され、
碍管接合セメント99により絶縁碍管98と接着され、
絶縁体94と積層体76とは、滑石とガラスの混合粉末
(ガラス12%)を溶融、固化した第1充填材層100
および滑石とガラスの混合粉末(ガラス50%)を溶
融、固化した第2充填材層102を介して固着されてお
り、取出線84、86と電極リード88、90との接続
部分はガラス粉末(ガラス100%)を溶融、固化した
ガラス層104によって封止されている。なお、積層体
76の基端部78は、ほぼ第1充填材層100内にある
が、一部は第2充填材層102内にある。
【0021】このように、大部分が第1充填材層100
内になり一部が第2充填材層102内になる積層体76
の基端部78において、隔離材80a、80bをコーテ
ィングして感ガス素子70の稜線82a、82bを被覆
しているので、滑石とガラスの混合粉末を充填した際
に、混合粉末が感ガス素子70の稜線82a、82b付
近に接触するのを防ぐことができる。すなわち混合ガラ
スが稜線82a、82b付近に接触するのを防ぐことが
できる。これにより、第1充填材層100、第2充填材
層102およびガラス層104を溶融、固化させる際の
冷却時に、混合ガラス特に第2充填材層102と感ガス
素子70との熱膨張差に起因する応力が、感ガス素子7
0の稜線82a、82b付近に作用してクラックが生じ
るのを防止でき、歩留まりを向上させることができる。 (変形例1)この例は、板状の成形体を隔離材として用
いる例である。隔離材以外は実施例と同じであるので、
図1を援用して(図1と同じ品番を用いて)それらの図
示と説明は省略する。
【0022】図2に示すように、この変形例では、アル
ミナの焼結体である隔離材110を積層体76の基端部
78にセメントを用いて接着している。隔離材110
は、図示するようにコの字状で、感ガス素子70の底面
70aからヒータ72の側面76a、76bの一部まで
を覆っている。なお、隔離材110の長さは実施例の隔
離材80a、80bとほぼ同じである。
【0023】このように、積層体76の基端部78にお
いて、隔離材110を接着して感ガス素子70の底面7
0a、稜線82a、82bおよび側面の一部を被覆して
いるので、滑石とガラスの混合粉末(混合ガラス)が感
ガス素子70の底面70aや稜線82a、82b付近に
接触するのを防ぐことができる。これにより、第1充填
材層100、第2充填材層102およびガラス層104
を溶融、固化させる際の冷却時に、混合ガラス特に第2
充填材層102と感ガス素子70との熱膨張差に起因す
る応力が、感ガス素子70(特に稜線82a、82b付
近)に作用してクラックが生じるのを防止でき、歩留ま
りを向上させることができる。
【0024】なお、コの字状の隔離材110に代えて図
2(b)に示されるような単板状の隔離材110aを用
いてもよい。この場合、感ガス素子70の稜線82a、
82bを完全に覆うわけではないが、底面70aは覆わ
れるので十分なクラック防止効果を期待できる。 (変形例2)この例は、筒状の成形体を隔離材として用
いる例である。隔離材以外は実施例と同じであるので、
図1を援用して(図1と同じ品番を用いて)それらの図
示と説明は省略する。
【0025】図3に示すように、この変形例の隔離材1
20は、外形が楕円状で積層体76の外周に整合する
(わずかに大きい)長方形の内周形状を有する筒体であ
り、アルミナを焼結して作られている。なお、隔離材1
20の内面には半円形の溝122が設けられており、こ
の溝122内に充填されたセメント(耐熱接着剤)12
4により積層体76に接着されている。なお、隔離材1
20の長さは実施例の隔離材80a、80bとほぼ同じ
である。
【0026】このように筒状の隔離材120を用いる
と、積層体76の基端部78全体を被覆することがで
き、基端部78が滑石とガラスの混合粉末(混合ガラ
ス)に接触するのを完全に防ぐことができる。これによ
り、第1充填材層100、第2充填材層102およびガ
ラス層104を溶融、固化させる際の冷却時に、混合ガ
ラス特に第2充填材層102と感ガス素子70との熱膨
張差に起因する応力が、感ガス素子70に作用してクラ
ックが生じるのを防止でき、歩留まりを向上させること
ができる。
【0027】以上、実施例および変形例に従って、本発
明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらの
例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
例えば、実施例ではセメントをコーティングして隔離材
層を形成しているが、これと同様の形状の成形体を接着
してもよい。また、変形例1、2では、隔離材として成
形体を使用しているが、セメント等をコーティングする
ことで変形例1、2と同様の形状の隔離材層を設けても
よい。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載のガスセンサは、充填材を
溶融、固化させる際の冷却時に、充填材(混合ガラス)
と感ガス素子との熱膨張差に起因する応力が、感ガス素
子の一部例えば稜線付近に作用してクラックが生じるの
を防止でき、歩留まりを向上させることができる。
【0029】請求項2記載のガスセンサは、隔離材層に
て感ガス素子の基端部の少なくとも1稜線を覆う構成と
しているので、クラックが発生しやすい稜線付近が充填
材に接触するのを防止でき、クラックの発生を一層確実
に防止できる。請求項3記載のガスセンサは、粘性を有
する隔離材にて隔離材層を形成するのに適している。
【0030】請求項4記載のガスセンサは、成形体の隔
離材を用いるのに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のガスセンサの要部の説明図であり、
図1(a)は絶縁体の縦断面図、図1(b)は積層体の
A−A線に沿った拡大端面図である。
【図2】 変形例1の説明図であり、図2(a)は図1
(b)に対応する端面図、図2(b)は単板状の隔離材
の説明図である。
【図3】 変形例2の隔離材を積層体に装着した状態
の、図1(b)に対応する端面図である。
【図4】 実施例で使用しているリード母材の平面図で
ある。
【図5】 従来例のガスセンサの半断面図である。
【符号の説明】
10…空燃比センサ(ガスセンサ) 12…積層体
14…取出線 16…電極リード 18…接続端子 20…リード
線 22…絶縁体 24…絶縁碍管 26…碍管接合セメント 28…
第1充填材層 30…第2充填材層 32…ガラス層 34…主体
金具 34a…端部 36a、36b…プロテクタ 38
…板パッキン 40…滑石層 42…カシメリング 44…外筒
46…リング 47…金属ガスケット 48…保護外筒 50…ゴ
ムキャップ 70…感ガス素子 70a…底面 72…ヒータ
74…セメント 76…積層体 76a、76b…側面 78…基端
部 80a、80b…隔離材 82a、82b…稜線
84、86…取出線 88、90…電極リード 92…リード母材 94
…絶縁体 96…先端部 98…絶縁碍管 99…碍管接合セ
メント 100…第1充填材層 102…第2充填材層(充填
材) 104…ガラス層 110…隔離材 110a…隔
離材 120…隔離材 122…溝 124…セメント

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触したガス中の特定の成分の濃度に応
    じて電気的特性が変化する感ガス素子と、該感ガス素子
    の先端部を露出させ該感ガス素子からの電気信号を取り
    出すための取出線が引き出される基端部側を収容する筒
    状の絶縁体と、前記感ガス素子と前記絶縁体との間に充
    填された充填材と、前記感ガス素子の先端部と測定対象
    のガスとの接触を可能に前記絶縁体と共に前記感ガス素
    子を収容する外殻体とを備えるガスセンサにおいて、 前記感ガス素子の基端部の一部と前記充填材との間に隔
    離材層を設けたことを特徴とするガスセンサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のガスセンサにおいて、 前記隔離材層は前記感ガス素子の基端部の少なくとも1
    稜線を覆っていることを特徴とするガスセンサ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のガスセンサにお
    いて、 前記隔離材層は、前記感ガス素子の基端部に隔離材をコ
    ーティングして形成されていることを特徴とするガスセ
    ンサ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のガスセンサにお
    いて、 前記隔離材層は、前記感ガス素子の基端部に隔離材を接
    着して形成されていることを特徴とするガスセンサ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002202282A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
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