JPS5914740Y2 - 金属シ−ル型温度センサ - Google Patents

金属シ−ル型温度センサ

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Publication number
JPS5914740Y2
JPS5914740Y2 JP13336582U JP13336582U JPS5914740Y2 JP S5914740 Y2 JPS5914740 Y2 JP S5914740Y2 JP 13336582 U JP13336582 U JP 13336582U JP 13336582 U JP13336582 U JP 13336582U JP S5914740 Y2 JPS5914740 Y2 JP S5914740Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
temperature sensor
electrode
temperature sensing
metal
Prior art date
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Expired
Application number
JP13336582U
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English (en)
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JPS5889835U (ja
Inventor
康清 上田
慶一 森
伸一 中根
継治郎 森
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 最近の温度制御は、特に高い精度が要望されて来きてい
る。
そこで応答性の速い温度センサが要望され、現在でも相
当速い応答を有するセンサが開発されている。
しかし、センサの位置条件から、どうしても金属シール
が必要になる場合があり、その時には応答性が遅くなり
、温度制御精度が落ちる欠点があった。
本考案は前記欠点を解決し、応答の速い金属シール型温
度センサの実現を可能にするものである。
第1図は従来のもつとも簡単な温度センサの構成図であ
る。
温度検知体1の両側に電極2を設はハンダ付3によって
外部へリード線4を引き出す構造である。
このままでは湯沸器などの湯温を検知するために水没状
態で使用することは出来ない。
又、ガスオーブンなどの庫内温度を検知する場合でも、
還元性雰囲気中や硫化ガス雰囲気中では使用出来ない場
合がほとんどである。
具体的には温度検知体1として市販されているものは酸
化物が多く、還元性雰囲気に弱い。
又、電極の金属部のほとんど硫化ガスに腐蝕するもので
ある。
そこで第2図に示すように前記構造体をガラス5でコー
ティングされているものも多いが、湯沸器などの湯温検
知として水没させる場合には、異常時、何らかの原因で
ガラス5が破壊した時、飲料水に混入するという危険性
があり、ガスオーブンなどへの応用で゛も、ガ゛ラスコ
ーティングだけで゛還元性雰囲気や硫化ガス雰囲気から
完全に隔離するのは難しい。
そこでよく行われる方法として、第2図の温度センサを
金属管6内に封入し、熱伝導性を牛歩しでも向上させる
ために熱伝導性コンパウンド7を充填する方法がある。
この場合には、前述の全ての欠点は解決されるが、結局
応答性が憔悴になり、温度制御精度が悪くなる。
本考案では薄膜温度検知体を用い、金属シールでも応答
性が損われず、かつリード線にかかる外部応力に対して
強い構造を開発した。
第4図において、金属管、6.の先端部に絶縁被膜8を
施し、その上に間隙を置いて電極2を蒸着する。
前記電極2の間隙部に前記電極2の一部を覆うようにS
iCなどの温度検知体1を蒸着させる。
前記電極2上の前記温度検知体1が蒸着されていない部
分からはハンダ付3で外部リード線4を引き出す。
この構造では温度検知体1は金属管6に密着するため応
答性が大幅に向上する。
しかも、応答性のバラツキが非常に少ない。
又製造も簡単であり、充填物も必要ないなどの利点が有
る。
又、第4図のように、先端がメクラになった筒の内側先
端に温度検知体などを蒸着するのが難しい場合には第5
図に示すように、金属管6をキャップ部6Aと筒部6B
に分け、キャップ部、6Aに温度検知体などを取り付け
た後、筒部6Bに接続し、カシメなどの方法でシールを
保つ方法も考えられる。
もちろん、カシメの代りにパツキンなどでシールを確保
する構造でもかまわない。
以上の実施例の説明から明らかなよう・に本考案の金属
シール型温度センサは、被温度検知物からのシールを目
的とした形状を有する金属の、前記被温度検知物と接触
しない側へ絶縁被膜を施し、前記絶縁被膜の上に間隙を
置いて電極を設けるとともに、前記電極間に一部が前記
電極を覆うように温度検知体を蒸着し、前記電極上め前
記温度検知体が蒸着されない部分にリード線を結合した
構成であるため、 (1)電極は温度検知体によって一部を覆われることに
より、保護材がなくても電極に結合され外部に引き出さ
れたリード線に外部応力がかかった場合でもはく離しに
くくなり、したがって例えば保護材として応答性を悪く
する充填物を有しなくとも信頼性を高く維持できる。
(2)還元性雰囲気や硫化ガス雰囲気から完全に保護す
ることができ、また、センサの故障時に破壊することが
なくなるので飲料水中で用いても水中に異物を混入させ
ることがなくなり安全である。
という金属シール型センサ個有の特長を維持しながら、
被温度検知物の温度を熱伝導性の良い金属および薄い絶
縁被膜を介して効率良く温度検知体に伝導することがで
き、温度検知体間体も蒸着薄膜であるため極めて熱容量
が少なく、更に金属と絶縁被膜、また、絶縁被膜と温度
検知体間に間隙を生ずることが無い、等の理由により、
従来の金属シール型センサの欠点であった「応答性の遅
さ」を解消し、極めて応答の速い金属シール型センサを
得ることができるものである。
(3)金属と絶縁被膜と温度検知体間の結合は、接着剤
を要しないので接着よりも強度的に優れ、従つそ機械的
強度が高い。
また、押圧等の機械的力によって結合するものでないた
め、温度センサのようにヒートショックが印加するもの
にあっても経年変化が無く、寿命が長い。
(4)絶縁被膜、温度検知体の厚みが薄く、熱容量も小
さいため、応答速度のバラツキはほとんど金属管のみの
バラツキで決まってしまい、従ってセンサとしての応答
速度のバラツキが少なく、汎用性、量産性に富むもので
ある。
(5)温度検知体を金属管に押圧したり、温度検知体と
金属管間を充填するものが不要であるため構造が簡単に
なる。
また、金属の形状を、温度検知体の蒸着部分とその他の
部分とに分け、その間を被温度検知物が通過出来ないよ
うに結合する構造をとることにより、センサとして長い
金属管が必要な場合でも金属管の先端の内側に容易に温
度検知体を蒸着できる等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の温度検知部露出型センサの断面図、第2
図は従来のガラスコーティング型センサの断面図、第3
図は従来の金属シール型センサの断面図、第4図は本考
案の実施例の断面図、第5図は他の実施例の断面図であ
る。 1・・・温度検知体、2・・・電極、4・・・リード線
、6・・・金属管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被温度検知物からのシールを目的とした金属管と、前記
    金属管の被温度検知物と接触しない側へ施した絶縁被膜
    と、前記絶縁被膜上に間隙を置いて設けた電極と、前記
    電極間に、一部が前記電極を覆うように蒸着して設けた
    温度検知体と、前記電極上の前記温度検知体が蒸着され
    ていない部分に結合されたリード線とを有する金属シー
    ル型温度センサ。
JP13336582U 1982-09-02 1982-09-02 金属シ−ル型温度センサ Expired JPS5914740Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13336582U JPS5914740Y2 (ja) 1982-09-02 1982-09-02 金属シ−ル型温度センサ

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JP13336582U JPS5914740Y2 (ja) 1982-09-02 1982-09-02 金属シ−ル型温度センサ

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Publication Number Publication Date
JPS5889835U JPS5889835U (ja) 1983-06-17
JPS5914740Y2 true JPS5914740Y2 (ja) 1984-05-01

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ID=29926828

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JP13336582U Expired JPS5914740Y2 (ja) 1982-09-02 1982-09-02 金属シ−ル型温度センサ

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JPS63253223A (ja) * 1987-04-09 1988-10-20 Terumo Corp 温度測定器
JPH0711457B2 (ja) * 1988-04-08 1995-02-08 テルモ株式会社 流体温度検出装置およびその製造方法

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JPS5889835U (ja) 1983-06-17

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