JPS64584Y2 - - Google Patents

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JPS64584Y2
JPS64584Y2 JP1621283U JP1621283U JPS64584Y2 JP S64584 Y2 JPS64584 Y2 JP S64584Y2 JP 1621283 U JP1621283 U JP 1621283U JP 1621283 U JP1621283 U JP 1621283U JP S64584 Y2 JPS64584 Y2 JP S64584Y2
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JP
Japan
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thermistor
tube
metal
temperature sensor
diameter
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JP1621283U
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JPS59122528U (ja
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は気体又は液体の温度測定に使用する温
度センサの改良に関する。
一般に、ガラスで溶封されたサーミスタは、最
も安定性が良いとされているが、リード線取出し
部の電気絶縁性とそれを維持するのに問題があり
それが大きな欠点であつた。この欠点は、ガラス
部の端末を2ケのリード線用貫通孔を有するセラ
ミツク体に融着し、第1図のa又はbのような構
造にすることにより解決可能となつた。(特願昭
56−072581) しかし、この方法によつても、ガラスで溶封さ
れたサーミスタに共通する、外傷、打僕等による
ガラスのクラツク発生の事故を除去するのは困難
であつた。本考案はこれらの欠点を改良し、落
下、振動等の機械的衝撃に対しても優れた温度セ
ンサを供給するのを目的としている。
本考案による温度センサは、実用新案登録請求
の範囲の項で述べたように、サーミスタ、金属製
保護管、コード保護用金属管の3個の要素で構成
されているが夫々の実施例が第1図及至第3図で
ある。
第1図は本考案による温度センサに使用するサ
ーミスタの実施例を示す断面図で同図のa、bの
ような構造のものをサーミスタ(同図の1)と称
し、2はサーミスタ素子、3はガラス封止体、4
はセラミツク体、5はリード線である。このサー
ミスタの構造は第2図のような保護管に挿入した
とき、保護管内壁のストツパーの部分でストツプ
するように外径に段差がついている。第1図aの
場合はガラス封止体3と円柱状のセラミツク体と
の境界面でガラス封止体3の方が細くなつて段差
がついており、第1図bの場合は円柱状セラミツ
ク体の外側の直径が異なつて段差がついている。
なお第1図a、bとも、セラミツク体4の直径と
垂直方向にリード線5を通すための2個の貫通孔
を有している。第2図は本考案による温度センサ
の金属製保護管部分の断面図でaは測定側端末が
開口しており、主として気体の温度測定用に、b
の場合は測定端末が有底になつており、主として
液体の温度測定用に使用される。なお、図中6は
金属製保護管、6aは温度センサ取付けの際のネ
ジ部で、6bはその際の締付けに使用する締付部
である。第3図7は本考案による温度センサに使
用するコード保護用の鍔付き金属管で、7aは鍔
の部分である。なお、第2図の金属製保護管のリ
ード線側開口部の内壁の寸法と、第3図の鍔付き
金属管の鍔の外径とは嵌合する構造になつてお
り、最終的には金属製保護管のリード線側開口部
を屈曲し、該鍔付き金属管の鍔の部分7aとを一
体としてかしめることにより前述のストツパー部
分を併せてサーミスタを固定するような構造にな
つている。
次に本考案による温度センサの具体的な実施例
について述べる。
第4図aは本考案による温度センサの実施例の
断面図である。この温度センサは第1図aのサー
ミスタと第2図aの金属製保護管と、第3図の鍔
付き金属管とで構成されている。同図に於いて8
は絶縁チユーブである。この温度センサを組立て
る順序は、まず、サーミスタ1のリード線5に絶
縁チユーブ8を挿入した後、該サーミスタ1を金
属製保護管6〔第2図のa〕のリード線開口部よ
り該金属製保護管内壁の段差のついた部分にスト
ツプするまで挿入する。しかる後、鍔付き金属管
7の鍔の部分7aを、サーミスタ1のセラミツク
円柱体4に密着せしめてから、金属製保護管6の
端末部分を折り曲げて該鍔付き金属管7の鍔部分
7aと一体としてかしめてサーミスタ1を固定す
る。なお、金属製保護管6の測定側がサーミスタ
1の素子部分を囲むように長くなつているのは、
サーミスタ素子2、ガラス封止体3の部分を外部
からの衝撃に対して保護するためである。この実
施例のような温度センサは主として気体の温度測
定に使用されるが、サーミスタの素子部分が直接
被測定気体に触れるので熱時定数は著しく小さ
い。
次に第4図bにより他の実施例について説明す
る。第4bは本実施例の断面図であるがこの場合
はサーミスタ1〔第1図b〕と、金属製保護管6
〔第2図b〕と、鍔付き金属管7とで構成されて
いる。この場合サーミスタ1は第2図aの構造で
も使用できる。同図に於いて、9はコード、10
は熱収縮チユーブ、11はエポキシ樹脂、12は
アルミナ、マグネシヤ、又は熱伝導性合成樹脂で
ある。この温度センサを組立てる順序は、まず、
金属製保護管6〔第2図b〕に、所定量のアルミ
ナ、マグネシヤ、又は熱伝導性樹脂を入れる。次
にサーミスタ1のリード線5にコード9を半田付
接続する。このときリード線5の露出部分とコー
ドとの半田付部分を覆うように熱収縮チユーブ1
0を挿入することが必要である。次にサーミスタ
1とコード9との接続部分にエポキシ樹脂11を
塗布した後、鍔付き金属管7の中に入れ、鍔付き
金属管7の鍔の部分7aがサーミスタ1のセラミ
ツク体4に密着するようにし、金属製保護管6
〔第2図b〕に押し込むようにして金属製保護管
内側の段差の部分でストツプするまで挿入する。
しかる後、金属製保護管6〔第2図のb〕の端末
部分を折り曲げて鍔付き金属管7の鍔の部分7a
と一体としてかしめ、組立作業は終了である。こ
の実施例の場合の温度センサは主として液体の温
度測定に使用されるが、サーミスタの素子部分
(第1図の2、3)は金属製保護管6を介して被
測定液体に触れるもので前述の第4図aの実施例
の場合に比して熱時定数は大きくなるが、この影
響を軽減するため金属製保護管6〔第2図のb〕
の頭部にアルミナ、マグネシヤ、又は熱伝導性合
成樹脂12を充填している。また、気体測定の場
合、熱時定数が若干大きくなつてもサーミスタの
素子部分を外部からの衝撃に対して、より安全を
要求される場合にはこの実施例の温度センサが使
用されることも考えられる。
気体及び液体の温度測定に使用する温度センサ
を、以上のような構造にすることにより機械的強
度は著しく改善される。
考案者の実験によれば、落下試験に於ける強度
は、第1図a、bのサーミスタでは、樫板上1
m、平滑コンクリート上30cm〜50cmの高さの落下
に耐えるものであるのに対し、本考案による温度
センサでは、コンクリート上への落下試験で、2
mの高さからの落下に耐える強度を得ることがで
きた。
また、振動に対する強度は、第1図a、bのサ
ーミスタでは15Gの加速度が限度であるに対し、
本考案による温度センサでは30Gの加速度に耐え
得ることが判明した。
以上のように、本考案による温度センサは、石
油ストープ、調理器、給湯器等の家庭用電気製品
の温度センサとして量産化が可能であるので産業
上益すること大である。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは本考案に使用するサーミスタの
断面図、第2図a、bは本考案に使用する金属製
保護管の断面図、第3図は本考案に使用する鍔付
き金属管の断面図、第4図a,bは本考案による
温度センサの実施例の断面図である。図中の番号
の主なものは次の通りである。 1……サーミスタ、2……サーミスタ素子、3
……ガラス封止体、4……セラミツク体、5……
リード線、6……金属製保護管、6a……同ネジ
部、6b……同締付部、7……鍔付き金属管、7
a……同鍔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガラスで溶封されたサーミスタ素子をセラミツ
    ク円柱体にガラス融着した構造のサーミスタと、
    該サーミスタを収容する金属製保護管と、コード
    保護用金属管で構成される温度センサに於いて、
    該サーミスタの測定端に近い側の外径が細くなる
    よう直径に段差を有する構造とするとともに、直
    径と垂直方向に2個のリード線用貫通孔を設け、
    該金属製保護管の内径は該サーミスタの外径寸法
    に対応する形状になるよう内部の直径に段差を設
    け、また、該コード保護用鍔付き金属管の鍔の径
    を、該金属製保護管のリード線側開口部の内径に
    嵌合する寸法とし、最終的には、該金属製保護管
    のリード線側の端末部を折り曲げ、該鍔付き金属
    管の鍔の部分と一体としてかしめることにより、
    該サーミスタを保持固定することを特徴とする温
    度センサ。
JP1621283U 1983-02-08 1983-02-08 温度センサ Granted JPS59122528U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1621283U JPS59122528U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 温度センサ

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JP1621283U JPS59122528U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 温度センサ

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JPS59122528U JPS59122528U (ja) 1984-08-17
JPS64584Y2 true JPS64584Y2 (ja) 1989-01-09

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ID=30147512

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JP1621283U Granted JPS59122528U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 温度センサ

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JP5163057B2 (ja) * 2007-10-31 2013-03-13 Tdk株式会社 サーミスタ
US20100079136A1 (en) * 2008-09-29 2010-04-01 Rosemount Aerospace Inc. Blade tip clearance measurement sensor and method for gas turbine engines

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JPS59122528U (ja) 1984-08-17

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