JPH0312189Y2 - - Google Patents

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JPH0312189Y2
JPH0312189Y2 JP16779985U JP16779985U JPH0312189Y2 JP H0312189 Y2 JPH0312189 Y2 JP H0312189Y2 JP 16779985 U JP16779985 U JP 16779985U JP 16779985 U JP16779985 U JP 16779985U JP H0312189 Y2 JPH0312189 Y2 JP H0312189Y2
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case
thermal reed
reed switch
temperature
thermal
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はサーマルリードスイツチを用いた温度
センサ特に複数の前記スイツチを用いた温度セン
サに関する。
〔従来の技術〕
流体の雰囲気温度を感知する温度センサにサー
マルリードスイツチを用いたものがあり、その設
定温度の異なるものを同じ組付部材内に収納した
ものも使用に供されている。その従来例を第6図
と第7図により概略説明すると温度センサS1は通
常熱伝導率が優れ、且つ錆にくい非鉄金属の取付
部材20すなわち締付部21、螺設部22および
底部18を有するパイプ部17が一体的に形成さ
れ、空洞状のパイプ部17内に本例では2個のサ
ーマルリードスイツチT1,T2を収納しその被覆
コード14を外部へ引出したものである。パイプ
部17内のサーマルリードスイツチT1,T2は陰
極線12が例えば底部18にハンダ付けされ、陽
極線13は絶縁板8を貫通し被覆コード14と接
続して外部へ引き出されている。そしてパイプ部
17に収納したサーマルリードスイツチT1,T2
は底部18と絶縁板8との間をポツテイング剤P
で充填し、絶縁板8上部の被覆コード14は締付
部21の中空部15に充填した硬化剤Kにより固
定されている。
[考案が解決しようとする課題] この温度センサはパイプ部の内部に何種類かの
サーマルリードスイツチを収納することができる
ので、外部からの衝撃に優れサーマルリードスイ
ツチの保護がはかれるが、ある設定温度で作動す
るサーマルリードスイツチ例えばT1においては、
一つの周面のみしか雰囲気温度に曝されているパ
イプ部に近接しておらず、他の周面はポツテイン
グ剤や他のサーマルリードスイツチが途中に介在
するので、雰囲気温度の反応が悪くおおまかな温
度設定しかできず、精度が要求されたり設定温度
が近いところでは使用できないという問題があ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案は、陰極線と陽極線が結線されたサーマ
ルリードスイツチを細径のパイプ内に収納し、ス
イツチの周囲をポツテイング剤で充填させてケー
スを形成し、異なつた温度で作動するサーマルリ
ードスイツチが収納された他のケースを離して取
付部材に固着する。
[作用] 異なる温度で作動する複数のサーマルリードス
イツチが収納された複数のケースは各々離れて配
置されており、雰囲気温度に曝されている各々の
ケース面近傍のサーマルリードスイツチは、ケー
ス面の温度を直ぐに感知し作動を開始する。
〔実施例〕
本考案の実施例を以下図面により説明する。
第1図の温度センサSは異なる設定温度で作動
する2個のサーマルリードスイツチT1,T2を用
いた場合のものである。温度センサSは組付部材
10と前記サーマルリードスイツチT1,T2(説明
の便宜上以後1個で説明)を収納する例えば真鍮
製のケース11からなる。取付部材10は例えば
真鍮製で六角形の締付部1と図示しない装着板に
取付けるための螺設部2からなる。そして螺設部
2には前記ケース11を挿嵌する挿入孔3が穿設
され且つ停止壁4が設けられており、また締付部
1には前記挿入孔3と連通する中空部5が削設さ
れている。ケース11は挿入すべきサーマルリー
ドスイツチより若干大きな直径を有する一端が解
放し他端が閉塞するパイプ内に陰極線、陽極線が
結線されたリードスイツチを所定位置に配設し、
シリコン樹脂等のポツテイング剤Pを充填し、陰
極線12を閉塞端にハンダ付けしてなる。他のサ
ーマルリードスイツチが収納されたケース11を
ともに停止壁4に当接するまで挿嵌し、陽極線1
3は絶縁板8の小孔9を貫通し図示しないコネク
タ等に取付けられる被覆コード14と接続されて
いる。
そしてさらにケース11を挿嵌後は第1図、第
2図に示すようにケース11と螺設部2の端部6
は例えばロー付けにより固設部7を形成し、また
締付部1の中空部5には絶縁板8および被覆コー
ド14の周りを硬化剤K例えばエポキシ樹脂を充
填して固定している。
なお第3図、第4図はケース11と螺設部2の
端部6の固設の他の実施例で、ケース11周辺の
端部6に溝状の加締部16を形成して固設したも
のである。
上記構成の温度センサSは、ケース11と僅か
なポツテイング剤Pを伝達するのでケース外の流
体温度を短時間で感知できる。
第5図はサーマルリードスイツチT1,T2の設
定温度に対する応答時間と関係を示したものであ
るが、設定温度になるには+α℃の雰囲気温度と
応答するまでに時間を要していることを示したも
ので、前述の従来、本考案においては本考案によ
るものは応答時間が非常に短縮することを現わし
ている。
〔考案の効果〕
以上のように本考案の温度センサは、陰極線と
陽極線が結線された一つのサーマルリードスイツ
チを細径のパイプ内に収納するとともにポツテイ
ング剤を充填させてケースを形成し、異なつた温
度で作動するサーマルリードスイツチが収納され
た別のケースとともに互いに隙間を設けて取付部
材に固定して形成し、各々のケースを単独で雰囲
気温度に曝したので、ケース面近傍に位置するサ
ーマルリードスイツチや全周からケース面の温度
の影響を受けて直ぐに感知し精度良く作動を開始
することができる。従つて設定温度が近いサーマ
ルリードスイツチであつても設定温度毎に確実に
作動し、信頼性の高い使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部縦断面図、第2
図はその下面図、第3図はケース固設の他の実施
例で第4図はその拡大要部断面図、第5図は比較
線図、第6図は従来の説明用要部縦断面図で第7
図は第6図の−矢視断面図である。 1,21……締付部、2,22……螺設部、3
……挿入孔、4……停止壁、5,15……中空
部、6……端部、8……絶縁板、9……小孔、1
0,20……取付部材、11……ケース、14…
…被覆コード、S,S1……温度センサ、T1,T2
……サーマルリードスイツチ、P……ポツテイン
グ剤、K……硬化剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 陰極線と陽極線が結線されたサーマルリードス
    イツチを、細径を有するパイプ内に単独で挿入し
    て収納するとともに、ポツテイング剤を充填させ
    てケースを形成し、異なつた温度で作動するサー
    マルリードスイツチが収納された他のケースとと
    もに、互いに隙間を設けて取付部材に固着したサ
    ーマルリードスイツチ付きの温度センサ。
JP16779985U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH0312189Y2 (ja)

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JP16779985U JPH0312189Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6276445U JPS6276445U (ja) 1987-05-16
JPH0312189Y2 true JPH0312189Y2 (ja) 1991-03-22

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