JPH05197035A - 画像形成装置のミラー保持装置 - Google Patents

画像形成装置のミラー保持装置

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JPH05197035A
JPH05197035A JP4009352A JP935292A JPH05197035A JP H05197035 A JPH05197035 A JP H05197035A JP 4009352 A JP4009352 A JP 4009352A JP 935292 A JP935292 A JP 935292A JP H05197035 A JPH05197035 A JP H05197035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
light source
image forming
mirror holding
forming apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP4009352A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Tagami
和之 田上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置のミラー保持装置に取付けられ
る各部材を精度よく保持すると共にコスト低減を図る。 【構成】 プレス加工された単1のミラー保持部材20の
基台部21に対し第1の折曲げ部22と複数の第2の折曲げ
部23とを設ける。基台部21には摺動部材24、第1折曲げ
部22には光源ランプ2aとその回路部27、基台部21と第
2の折曲げ部22との間には光源反射鏡25がそれぞれ位置
決めされて取付けられる。第2の折曲げ部22には第1ミ
ラー2bとスリット26とが位置決めして取付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置の走査光
学系に設けられる光源、光源反射鏡及び平面ミラー等の
保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に複写機やイメージスキャナー等の
電子写真式画像形成装置には原稿を載置するプラテンと
その下方に往復動する原稿照射ランプと反射ミラー及び
固定された投影レンズと反射ミラーとで構成される走査
光学系と帯電極によって所定の電位がチャージされてエ
ンドレスに回転する感光体ドラムと、前記走査光学系に
よって前記感光体ドラム面上に形成された静電潜像にト
ナーを付与して現像する現像器と、該感光体ドラム面の
下方に向けて搬送される転写材である記録用紙面上にト
ナー画像を転写する転写極と、分離極及び除電極と、前
記記録用紙面上に転写されたトナー画像を定着する定着
器と、転写したのちの前記感光体面上に残留するトナー
や紙粉などを除去するクリーニング装置とによって構成
されている。
【0003】そして所定の搬送経路に従って間欠的に搬
送される記録用紙面上に所要のトナー画像がつぎつぎに
記録されるようになっている。従来前記走査光学系に設
けられる原稿照射ランプの反射鏡や複数の平面ミラーは
例えば鋳造加工されたホルダー或いはプレス加工された
複数からなる板状部材の所定の取付部に該平面ミラーを
載置し弾性部材によってミラー面を押圧し互いの位置や
角度が調節されて取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】画像形成装置の走査光
学系に設けられる平面ミラーは例えばB4版幅方向の原
稿画像が投影可能な長さと所定の走査スリットに対応す
る幅とを有しているためその面積は大きく従ってその重
量も重い。従来前記平面ミラーの保持部材はその平面性
を維持すると共に重量に十分耐えるように鋳造加工によ
るホルダーが用いられているが加工工数がかかる上に抜
き勾配等によって十分な精度が保たれないばかりでなく
画像形成装置の軽量化やコンパクト化の上で問題があっ
た。近来このような問題を避けるためにミラーの小型軽
量化やミラーを保持する部材のプレス加工部材化が一段
と進み更に実開昭55-91545号公報に開示されている如く
プレス加工による複数の板状部材に前記平面ミラーの両
端側を受ける取付部を設けこの板状部材を組立ててミラ
ー保持枠としたのち例えば一方の取付部に1つの突起部
を設け他方の取付部に2つの突起部を設けて構成される
いわゆる3点支持によって無調整にてミラー面を受ける
ようにしたものが開示されている。
【0005】しかしながら平面ミラーの両側端部を保持
するために複数の板状部材をプレス加工しかつミラー支
持体を精度よく組立てるために大変多くの工数がかけら
れている。
【0006】また、実開昭58-96548号公報に見られるよ
うに合成樹脂部材を用いてミラー保持以外の機能をもた
せるようにした技術手段についてもよく知られているが
ミラー保持枠が大型で複雑な形状をなしているため大変
高価な部材となっている。
【0007】本発明はこのような問題点を解決して光源
及び複数の反射鏡やこれに関連する他の部材を精度よく
保持しかつコスト低減することのできる画像形成装置の
ミラー保持装置の提供を課題目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は下記のa,
b,c何れかの手段によって達成される。
【0009】(a)少くとも原稿を照射する光源と光源
反射鏡と複数の平面ミラーと投影レンズとを有する画像
形成装置の走査光学系において、前記光源及び前記各ミ
ラーを保持して前記画像形成装置のガイド上を走行する
ミラー保持部材はその基台部に前記光源反射鏡を保持す
る第1の折曲げ部と前記基台部から折曲げられて互に対
向して立設し前記平面ミラーを保持する複数の第2の折
曲げ部とが1体に形成されると共に前記光源反射鏡と平
面ミラーとを前記基台部及び前記第1,第2の折曲げ部
に設けたそれぞれの取付基準面に位置決めされて保持す
るようにしたことを特徴とする画像形成装置のミラー保
持装置。
【0010】(b)(a)において、前記ミラー保持部
材の前記第1の折曲げ部に原稿を照明する照明手段を保
持するようにしたことを特徴とする画像形成装置のミラ
ー保持装置。
【0011】(c)(a)において、前記ミラー保持部
材の前記第2の折曲げ部に視野絞り手段を位置決めする
取付基準を設けたことを特徴とする画像形成装置のミラ
ー保持装置。
【0012】
【実施例】本発明の1実施例を図1のミラー保持装置の
構成を示す斜視図と図2の同側断面図と図3の画像形成
装置の構成を示す側断面図とによって説明する。
【0013】しかし、本発明は本実施例に限定されるも
のではない。
【0014】図3に示すように電子写真式画像形成装置
18は本体1の上面に原稿Mを設置するプラテンガラスP
が設けられ、本体1内のこのプラテンガラスPの下方に
は走査光学系2が設けられている。走査光学系2は往復
動する光源ランプ2a、第1ミラー2b、V字形を形成
する第2,第3ミラー2cおよび固定されたレンズ2d
と第4ミラー2eとから成る。本体1の内部中央には感
光体ドラム3が矢印方向に回転可能に設けられており、
その周辺には、回転方向に沿って感光体3aを一様に帯
電する帯電極4と、トナー補給装置5によりトナーが補
給され現像スリーブ6aを内蔵する現像装置6と、転写
電極7と、分離電極8と、除電電極9と、クリーニング
装置10とが順次配置されている。給紙カセット11,11′
にはそれぞれサイズの異なる2種類の記録紙が収納され
て本体1にセットされている。12は給紙カセット11に収
納された記録紙を第2供給ローラ13の手前の待機位置ま
で給送する第1給紙ローラであり、記録紙の重送を防止
するためにベルトを介して回転されるローラ12a,12a
と停止ローラ(さばきローラともいう)12bとにより構
成されている。13は第1給紙ローラ12により給送される
記録紙を前記待機位置で一旦停止させ、その後感光体3
a上の可視像先端と記録紙先端とを転写位置で一致させ
るように適切なタイミングで転写位置に向けて再び給紙
する第2給紙ローラ、14は第1給紙ローラ12により給送
された記録紙を第2給紙ローラ13の位置まで案内するた
めのガイド板であり、レバー(図示せず)を操作するこ
とによって開閉され、手を入れてジャム紙が取り出せる
ようになっている。15は転写後の記録紙を定着位置まで
搬送する搬送装置であり、定着装置16は加熱ローラ16a
と圧着ローラ16bとから成る。17は定着後の記録紙を本
体外部に排紙する排紙ローラである。
【0015】上記装置において、コピーボタンを操作す
ると、プラテンガラスP上の原稿Mは走査光学系2によ
り露光走査され、感光体ドラム3の感光体3a上に原稿
Mの静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置6
により可視像とされ、この可視像は本体1の給紙カセッ
ト11,11′のいずれかから給送された記録紙に転写電極
7によって転写される。転写後記録紙は分離電極8によ
り感光体3aから分離され、搬送装置15により定着装置
16に搬送され、そこで定着され排紙ローラ17により排紙
される。
【0016】このようにして記録紙面上に所要のトナー
画像がつぎつぎと記録されるようになっている。
【0017】本発明は画像形成装置18に装着される走査
光学系2のミラー保持装置を次のように構成した。図1
に示すように本発明によるミラー保持装置30はミラー保
持部材20とこのミラー保持部材20に取付けられる回路部
27及びソケット28を含む光源ランプ2aと、光源反射鏡
25と、視野絞り手段であるスリット26と第1ミラー2b
と走行時に画像形成装置のガイドレール(図示せず)上
を摺動する摺動部材24とから構成されている。
【0018】そしてミラー保持部材20は摺動部材24が底
面部に取付けられる基台部21とこの基台部21の右端に矢
印で示す走行方向に対して直角に折曲げられる第1の折
曲げ部22と第1の折曲げ部22の左側所定の位置に第1の
折曲げ部22面と直交し所定の間隔を設け互に対向して立
設される第2の折曲げ部23とが設けられている。
【0019】そして図中A,Bで示すミラー保持部材20
の幅方向の寸法は例えばB4サイズ原稿の幅方向を十分
照射することのできる長さをもった光源ランプ2aと光
源反射鏡25とが装着される寸法となっている。また各第
2の折曲げ部23の間隔は照射された原稿像をV字形ミラ
ー2Cに反射することのできる第1ミラー2bが取付け
られる間隔寸法を有している。
【0020】基台部21の下面には画像形成装置18のガイ
ドレール上を走行するための摺動部材24がミラー保持部
材20の幅方向の両側所定の位置に突起して一体的に取付
けられている。そして基台部21の上面と第1の折曲げ部
22の左面とによって光源反射鏡25の反射面と反対の弯曲
面が位置決めされる基準面となっている。また図1に示
すように第1の折曲げ部22の右面には光源ランプ2aの
回路部27が取付けられると共にこの回路部27の両側端か
らコの字形に屈折されて第1の折曲げ部22の左面に臨む
ソケット28によって光源ランプ2aが第1の折曲げ部22
の左側所定の位置に装着されるようになっている。
【0021】一方第2の折曲げ部23には第1ミラー2b
を位置決めして取付けるための角穴23aがそれぞれ対称
に設けられプレス加工で打抜かれた各角穴23aの左側面
に設けられる2点のミラー用突起23b及び1点のミラー
用突起23cのそれぞれの突起面に第1ミラー2bの反射
面を当接することによって第1ミラー2bが所定の角度
に位置決めされるようになっている。
【0022】また、第2の折曲げ部23の上端面の中央付
近には原稿像の視野を絞るためのスリット26が位置決め
されるスリット用突起部23eがそれぞれ対称に設けられ
ると共にその右端部には凹面状に形成される光源反射鏡
25の取付けに際し時計方向の回り止めとなる位置決め面
23dが設けられこの位置決め面23dに光源反射鏡25の左
側端面の切欠き部25aが係合してミラー保持部材20の幅
方向に対する位置決めがなされるようになっている。そ
して、ミラー保持部材20は例えば0.6〜1.6mmの鋼板材を
用いプレス加工によって形成される単1の部材である。
【0023】このように形成されるミラー保持部材20に
対し光源反射鏡25は図2に示すように反射面と反対の弯
曲面が第1の折曲げ部22面と基台部21の上面及び各第2
の折曲げ部23の位置決め面23dとによって位置決めして
取付ける。そして、ミラー保持部材20の上方向からスリ
ット26のスリット長穴26aと各第2の折曲げ部23の各ス
リット用突起部23eとを嵌め合せスリット26を位置決め
して取付けたのち第2の折曲げ部23と一体的に接着され
る。
【0024】そして図のように折曲げられたカバー25b
を光源反射鏡25の上端部に当接させたのち第1の折曲げ
部22の右面とこの面に接するカバー25bの折曲げ面とを
接着又はねじ止めされてミラー保持部材22と一体的に取
付けられる。このようにして光源反射鏡25は基台部21と
第1の折曲げ部22と第2の折曲げ部23と光源用スリット
26との間に光源反射鏡25の弯曲部の弾性を利用して保持
される。一方、図1及び図2に示すように第1ミラー2
bは前述したように各第2の折曲げ部23の角穴23aの左
側面に設けられる各ミラー用突起23b,23cの各面を位
置決め面にしてミラーの反射面を当接してブリッジ状に
取付けたのち反射面と反対側の各角穴23aの隙間に波形
に形成された弾性部材29を挿入して弾発的に第1ミラー
2bを第2の折曲げ部23に保持する。このようにして画
像形成装置18のガイドレール上を走行するミラー保持装
置30が構成される。以上説明したようにプレス加工され
た単1のミラー保持部材20は極めて寸法精度がよく摺動
部材24、回路部27を含む光源ランプ2a、光源反射鏡2
5、第1ミラー2b及びスリット26のそれぞれ所定の取
付基準面に位置決めされて取付けられ極めて精度よく保
持される。
【0025】また従来のように大型な合成樹脂材による
成型部材を用いたりミラー支持体を複数の部材で組立て
たりすることもないので部品加工、組立工数の大幅なコ
スト低減が可能となった。なお本発明のミラー保持部材
20は前述した各部材の取付けに限らず他のミラー等を取
付けるように形成されてミラー保持装置が構成されるこ
とも勿論本発明の範囲に含まれる。
【0026】
【発明の効果】本発明の精度よくプレス加工された単1
のミラー保持部材の各取付基準面に例えば摺動部材光源
ランプ、光源用回路部、光源反射鏡、第1ミラー、スリ
ット等の多くの部材を位置決めして取付けるようにした
ので相互が精度よく保持される。またミラー支持体の組
立が不要となり部品加工と共に大幅なコスト低減が可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例によるミラー保持装置の構成
を示す斜視図。
【図2】同上の側断面図。
【図3】画像形成装置の構成を示す側断面図。
【符号の説明】
1 本体 2 走査光学系 2a 光源ランプ 2b 第1ミラー 3 感光体ドラム 18 画像形成装置 20 ミラー保持部材 21 基台部 22 第1の折曲げ部 23 第2の折曲げ部 23a 角穴 23b,23c ミラー用突起 23d 光源反射鏡用基準面 23e スリット用突起部 24 摺動部材 25 光源反射鏡 26 スリット 27 回路部 30 ミラー保持装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも原稿を照射する光源と光源反射
    鏡と複数の平面ミラーと投影レンズとを有する画像形成
    装置の走査光学系において、前記光源及び前記各ミラー
    を保持して前記画像形成装置のガイド上を走行するミラ
    ー保持部材はその基台部に前記光源反射鏡を保持する第
    1の折曲げ部と前記基台部から折曲げられて互に対向し
    て立設し前記平面ミラーを保持する複数の第2の折曲げ
    部とが1体に形成されると共に前記光源反射鏡と平面ミ
    ラーとを前記基台部及び前記第1,第2の折曲げ部に設
    けたそれぞれの取付基準面に位置決めされて保持するよ
    うにしたことを特徴とする画像形成装置のミラー保持装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ミラー保持部材
    の前記第1の折曲げ部に原稿を照明する照明手段を保持
    するようにしたことを特徴とする画像形成装置のミラー
    保持装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ミラー保持部材
    の前記第2の折曲げ部に視野絞り手段を位置決めする取
    付基準を設けたことを特徴とする画像形成装置のミラー
    保持装置。
JP4009352A 1992-01-22 1992-01-22 画像形成装置のミラー保持装置 Pending JPH05197035A (ja)

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