JPS62166328A

JPS62166328A - 可撓性原稿プラテンを有する像形成装置

Info

Publication number: JPS62166328A
Application number: JP62000984A
Authority: JP
Inventors: ディヴィッド　オー　キングスランド; エドワード　エイ　シュウォーツ; ジョセフ　ジー　メストニク
Original assignee: Xerox Corp
Current assignee: Xerox Corp
Priority date: 1986-01-17
Filing date: 1987-01-06
Publication date: 1987-07-22
Also published as: CN87100323A; JPH0453411B2; US4666293A; CN1021852C

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、透明な原稿支持プラテンに関し、特に容易に
取り換える事の出来る安価な可撓性プラスチックプラテ
ンに関する。

従来の技術及びその問題点従来から用いられている複写機においては、複写機のシ
ャーシによって枠組みされた矩形のガラスプラテンが、
複写すべき原稿を支持している。

原稿はその表を下向きにしてプラテンに配置され、プラ
テンの面の下にあるランプによって照光される。次いで
、原稿の像は投影レンズを介して光路に沿って導かれ怒
体に原稿の潜像が形成される。

原稿露光の品質、即ち、現像及び転写工程後に得られる
コピーの品質は、プラテンの透光性能がそこなわれる、
すなわち透光性能が不完全であると悪影響を受ける。使
用に際して、プラテンは、原稿の照光ランプの熱的な影
響や機械の操作中に起こる引掻きによって生じた影響を
受ける。プラテンの表面に沿って原稿を移動させる為に
搬送装置を用いている機械においては、連続的な使用に
より表面の磨耗が問題となる。光の悪影響や傷を受けた
領域から光が散乱しながら反射するため、前述の悪影響
の要因の全てがプラテンを通る透光効率を減少させる事
になる。実際には、この様なプラテンは取換えなければ
ならない。新しいガラスプラテンの費用は高いことがあ
り、又、交換作業も時間と費用を消費する。

従って、本発明の目的は、現在用いているガラスよりも
安価で使い易くしかも交換の容易なプラテンを使用でき
る複写機を提供する事にある。

本発明によれば、原稿像形成装置であって、複写される
べき原稿を支持する対物面に配置された可撓性プラテン
と前記プラテン上の原稿を少しづつ走査する手段とを備
え、走査手段は、プラテンの幅方向を横切って延びてい
る細幅の線状の光を照射して像形成をも行ない、且つ、
感光体への光路に沿って原稿像を投影する手段を有する
。好ましい態様においては、プラテンが、固定された支
持バーの上方に僅かに撓められるように、取付は位置に
おいて弾性を有し、少しづつ照光される走査区域に渡っ
てプラテンに所望の剛性が与えられる。

添付図面の第１図には、本発明による可撓性プラテンを
用いるゼログラフ型複写機８が図示されている。この複
写機８は青写真等の幅の大きい原稿を複写するのに特に
適しているが、本発明のプラテンは必らずしもこの態様
に限定されるものではない。複写ａ８は適当なフレーム
１２を存し、このフレームの中にゼログラフィの各機械
要素トスチージョンが収容されている。簡単に説明する
と、当業者にはよく知られている様に、ゼログラフィの
機械要素には記録部材が含まれ、この記録部材は図に示
す場合には、光導電性表面１６を有する回転ドラム式感
光体１４の形状を成している。

この代りに、他の形式の感光体、例えば、・＼ルト、ウ
ェブ等を用いる事も出来る。ドラム１４の周辺には荷電
ステーション１８（光導電性表面に均一な荷電を施す）
；露光ステーション（前記の荷電表面１６が複写される
べき原稿（図示しない）の像に応じた光線に露光される
）；現像ステーション２０（光導電性表面１６上に形成
された静電潜像がトナーによって現像される）　；転写
ステーション２２　（表面１６上の現像像とタイミング
を合わせて運ばれているコピーシート２４の如き適当な
コピー用紙に、現像後の像を転写する）；及びクリーニ
ングステーション２６（表面１６から残存している現像
剤を表面１６から取り除き、且つ、該表面上の残存電荷
を中和する）が配置されている。転写後シート２４は定
着ステーション２８に送られてトナー像が定着される。

このようなゼログラフィにおける処理ステーション及び
その繰作に付随する工程は、例えば、米国特許第４．３
９７，４０９号に開示されている様に、当業者には周知
の事であり、ここでは該米国特許を参考に引用してお（
。

再び第１図を参照すると、本発明に従う透明な可撓性プ
ラテン３０が原稿を支持しており、この原稿は図の左側
（複写機の前面）から給送されて定速型移送部材３４に
よって走査のための細幅の線状の照射領域３２を通る様
に移動させられている。図から理解されるように、実際
には線状の照射領域３２は、プラテン上の所望の点にお
いてプラテン３０の幅方向に延びる細い幅の走査ライン
であり、原稿がプラテンの表面に沿って移送部材３４に
より移動させられているときには、該原稿は線状に順次
走査される事になる。移送部材３４は、線状走査領域３
２の両側に配置された入口給送ロール対３５及び出口給
送ロール対３６を有し、所定の速度でプラテンを横切る
様に原稿を移動させる。露光ランプ３８が設けられてい
て線状走査領域３２を照光する。走査された原稿からの
像光線が投射され屈折率分布形ファイバレンズアレイ４
０によって集光させられる。レンズアレイ４０は露光ス
テーション１９において移動ドラム１４の光ｍ電性表面
１６を露光させるのに充分な長さを有している。ランプ
３８とアレイ４０はハウジング４２内に配置されている
。好ましい態様においては、レンズアレイ４０は５ＬＡ
６ＳＥＬＦＯＣ（ＳＥＬＦＯＣは日本板硝子（株）の登
録商標である。）レンズである。

プラテン３０は、好ましくは、厚さ１．５ミリメートル
、長さ１５０ミリメートル及び幅１）００ミリメートル
の光学的に清澄なポリカーボネートから形成される。以
下に第１図及び第２図をさらに参照しながら、プラテン
の取り付けの詳細について記述する。複写Ｊａ８の上面
には、第１図においてプラテンの左側に隣接して配置さ
れた前部供給棚５２がある。この棚は複写すべき原稿を
支持するのに便利であり、更に、プラテンの左端３０１
の位置を定める機能をはたす。プラテンの右端（ｒ）は
下方に延びるリップ５４に形成される。

リップ５４は、後部カバー６２のリップ６０により、下
方にある棚５６　（ハウジング４２の一部を成す）と強
く接触して保持されている。カバー６２は一対のネジ６
４によりハウジング４２に取り付けられている。本発明
の特徴に従えば、プラテンがその取付は位置において、
プラテンは支持バー７０を横切ってたわんだ屈曲形状を
呈する。

第１図及び第２図に示すように、支持バー７０は細長い
矩形状の部材であり、複写機の幅方向に延び、このバー
は所定位置において複写機のフレームに固定されており
、かくして、上縁７２（好ましい態様においては図に示
す様に少し曲っている）は、軸線ｐ−ｐによって示され
る原稿の対物面の上方を小距離ｄだけ延びていて、更に
線状の照射領域３２の上流側に少し延びている。図に示
す様な態様においては、ｄの値は１．２ミリメートルで
ある。バー７０がプラテンの屈曲部分７４を形成し、こ
の結果、線状の照射領域に沿って延びる強く固くて極め
て安定な領域が生じる。かくして、プラテン３０上を移
送されている原稿が案内され、且つ、給送ローラー間で
保持され、この結果、原稿の内、線状照射領域３２に沿
って照光されている部分がレンズアレイ４００Å口面に
対して正確に位置を制御される事になる。この様な配置
によって各複写サイクル中に最適の集光が行なわれる。

このような配置をとらないと、プラテンは走査中に幾分
垂直方向にたわむ運動を受は露光面において像の品質が
そこなわれる事になる。プラテンが屈曲している事は更
に以下に示す様にプラテンの取り換えを可能にする。

冒頭に述べた様にプラテンは透光性が悪くなる為に時々
取り換えなければならない。本発明のプラテンは以下の
操作により簡単に取り除かれる。

第１図及び第２図において、後部カバー６２を保持して
いるネジ６４を取り除き、更に、カバーをあげて複写機
からはずす。こうすると、バー７０の上部がプラテンを
屈曲する事により形成された弾性的な緊張状態からプラ
テン３０が解放される。

この様に、プラテンが解放されるとオペレータ（プラテ
ンの右側端、即ち後方端に対面している）は単にプラテ
ンを少しあげ、リップ３０１が硼５２と接触し′ない様
になる迄該プラテンを手前に引きさえすればよい。プラ
テンは軽いのでこの様な操作は、数秒間に実施される。

プラテンを完全に取り除けば、逆の操作をする事により
取り換え用プラテンを取り付けることができる。プラテ
ンを少し角度を成して保ち、棚５２の端の下方の所定位
置に給送端を配置する。プラテンがハーフ０の上部で屈
曲して縁３０１の上において上方に傾く力が生じプラテ
ンを棚５２の底部に密接させる迄プラテンを下げる。カ
バー６２及びネジ６４を取り換える事により右端リップ
３０（ｒ）を最終位置に固定する。

第１図に示すプラテンの実施例においては、凹部８０が
プラテンに形成されており、この凹部は好ましくは成形
工程において形成される。この凹部はプラテンの幅方向
に沿い、且つ、レンズを覆う線状照射領域に沿って延び
ている。通常のプラテン面より下の凹部の深さは約１ミ
リメートルである。凹部の目的は、原稿が直接線状照射
領域３２に接触するのを防止して臨界位置にあるプラテ
ンに接触している原稿の摩擦効果を減少させる事にある
。

以上において詳述した好ましい実施例に沿って本発明を
説明したが、本発明の要旨から外れない各種の修正、変
形、追加は当業者には明らかであろう。例えば、本明細
書において開示されたリニアレンズアレイは屈折率分布
型レンズアレイであるが、他の適当、なりニアレンズア
レイを用いる事も出来る。例えば、米国特許第３，５８
４，９５２号に開示されているストリップレンズアレイ
や、或いは１９８５年３月６日に公開されたヨーロッパ
特許公開第１３３７８８号に開示されている様な厚レン
ズアレイを用いる事も出来る。又、図に示す場合におい
ては、原稿は給送ローラーにより低速的にプラテンを横
切って移送されるものとして記載されていたが循環式の
原稿ベルトドライブを用いてプラテン表面を横切る様に
原稿を移動させる事も出来る。これらの各種の変形や修
正も本発明の範囲に含まれるものである。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の可撓性プラテンを用いる複写機の側面
図である。第２図は本発明のプラテンを配置した場合の部分的平面
図である。３０ニブラテン、　　３２：線状照射領域、４０：レン
ズアレイ、７０：支持バー。ＦＩ６．２

Claims

【特許請求の範囲】

（１）対物面に配置され、複写すべき原稿を支持する為
の可撓性透明プラテンと前記プラテン上において原稿を
順次線状に走査する手段とから成り、前記走査手段が、
前記プラテンの幅方向を横切って延びる細幅の線状の光
を発生し、且つ、光路に沿って原稿の像を光導電性像面
に投影する為の照光及び像形成手段を含む事を特徴とす
る原稿像形成装置。
（２）前記照光及び像形成手段が、固定された細長い支
持バーを有し、該バーの一端が前記プラテンの底面に接
触し、バーの該接触端がプラテンの幅方向に沿って対物
面の少し上方に一様に延びていて、プラテンの表面をバ
ーとの接触部分に沿って少し上方に屈曲させ、プラテン
の一部に屈曲形状を形成する様になっている事を特徴と
する特許請求の範囲第（１）項に記載の像形成装置。
（３）対物面に配置され、複写すべき原稿を支持する為
の可撓性で透明なプラテンと、該プラテンをその幅の少
なくとも一部に沿って上方に屈曲させる手段とを有する
事を特徴とする原稿像形成装置。
（４）前記屈曲手段がプラテンの幅方向に延びる支持バ
ーであり、該バーの両縁が前記対物面の少し上方に延び
ている事を特徴とする特許請求の範囲第（３）項に記載
の像形成装置。
（５）前記プラテンが前記線状光に一致する凹面を有し
ている事を特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載
の像形成装置。