JP3403326B2 - 走査装置 - Google Patents

走査装置

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JP3403326B2
JP3403326B2 JP34957797A JP34957797A JP3403326B2 JP 3403326 B2 JP3403326 B2 JP 3403326B2 JP 34957797 A JP34957797 A JP 34957797A JP 34957797 A JP34957797 A JP 34957797A JP 3403326 B2 JP3403326 B2 JP 3403326B2
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麻言 増田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の画像情報を
読取るための読取り装置または画像データを印字出力す
る画像処理装置などに用いられる走査装置に関する。
【0002】
【従来技術】複写機、プリンタ、ファクシミリまたはス
キャナなどは、原稿の画像情報を読取るための原稿読取
り装置を備えており、この原稿読取り装置は、原稿の読
取るべき表面を走査してその反射光を受光手段に導くた
めの走査装置を有している。この走査装置の一例とし
て、たとえば特公平8−31989号公報に開示された
ものが存在する。この公知の走査装置は、読取るべき原
稿を露光するための露光源と、原稿からの反射光を受光
するためのイメージセンサと、原稿からの反射光をイメ
ージセンサに導くための光学反射鏡と、光学反射鏡の光
路中に配設されたレンズ組立体とを具備している。レン
ズ組立体はレンズ支持台に設けられ、イメージセンサは
センサ基板に取付けられ、センサ基板は第1調整板およ
び第2調整板を介してセンサ支持台に支持されている。
第2調整板はレンズ組立体の光軸を中心として回動自在
にセンサ支持台に支持され、第1調整板は上記光軸に対
して実質上垂直な軸線を中心として回動自在に支持さ
れ、センサ基板はこの第1調整板に取付けられている。
そして、センサ支持台に対する第2調整板の角度位置を
調整するための調整ねじが設けられ、また第2調整板に
対する第1調整板の角度位置を調整するための調整ねじ
とが設けられている。
【0003】また、複写機、プリンタ、ファクシミリな
どの画像処理装置は、画像情報を有するレーザ光を感光
体表面に走査するための走査装置を備えてる。この走査
装置の一例として、たとえば特公昭62−23844号
公報に開示されたものが存在する。この公知の走査装置
は、画像情報を有するレーザ光を照射するレーザ照射手
段と、レーザ照射手段からのレーザ光を受光する感光受
光体と、レーザ照射手段からのレーザ光を感光受光体に
導くための光学手段とを具備している。光学手段はレー
ザ光を所定方向に反射するための光学反射鏡を備え、こ
の光学反射鏡は光学ハウジングに角度調整自在に支持さ
れ、光学ハウジングに対する光学反射鏡の角度位置を調
整するための調整プランジャが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た走査装置には、次のとおりの解決すべき問題が存在す
る。特公平8−31989号公報に開示された走査装置
では、センサ支持台に対する第2調整板の角度を調整す
る調整ねじ、および第2支持板に対する第1調整板の角
度を調整する調整ねじは、それぞれ、単に回動自在に螺
合されており、したがってこれら調整ねじによる調整範
囲は比較的広く、調整の際の調整量が所定位置(調整す
べき特定位置)から大きく外れると再度調整作業に時間
を要するという問題がある。また、特公昭62−238
44号公報に開示された走査装置でも、調整プランジャ
が単に回動自在に螺合されているのみであり、上述した
と同様の問題が存在する。
【0005】本発明の目的は、光学反射手段の光路とレ
ンズ組立体の光軸との相対的位置関係を容易に調整する
ことができる走査装置を提供することである。
【0006】また本発明の目的は、光学反射鏡の傾きを
容易に調整することができる走査装置を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、読取るべき原
稿を露光するための露光源と、前記原稿からの反射光を
受光するための受光手段と、前記原稿からの反射光を前
記受光手段に導くための光学反射手段と、前記光学反射
手段の光路中に配設され、前記原稿の画像情報を前記受
光手段に結像するためのレンズ組立体とを具備する走査
装置において、前記レンズ組立体および受光手段は受光
ユニットに設けられ、前記受光ユニットは受光ハウジン
グと、前記受光ハウジングに前記光学反射手段の光路と
前記レンズ組立体の光軸との相対的位置関係を、光軸に
直交する方向および上下方向に対して調整するための位
置調整機構を介して支持された第1支持フレームと、前
記レンズ組立体の光軸に沿って前記第1支持フレームに
対して相対的に位置調整自在に装着された第2支持フレ
ームと、前記レンズ組立体の光軸に沿って前記第2支持
フレーム位置調整自在に装着された補助支持フレームと
を備え、前記レンズ組立体は前記第2支持フレームに取
付けられ、前記受光手段は前記補助支持フレームに取付
けられ、前記受光ハウジングに対する第1および第2支
持フレームの前記位置調整機構による位置調整範囲を規
制し前記受光反射手段の光路と前記レンズ組立体の光軸
との特定範囲を超える相対移動を阻止するための調整範
囲規制手段を備えたことを特徴とする走査装置である。
【0008】本発明に従えば、光学反射手段の光路とレ
ンズ組立体の光軸との相対的位置関係を調整するための
位置調整機構が設けられているので、この位置調整機構
によって、レンズ組立体の光軸と光学反射手段の光路と
の相対的位置関係を光軸に直交する方向および上下方向
に対して調整することができる。また、この位置調整機
構に関連して調整範囲規制手段が設けられているので、
レンズ組立体の光軸と光学反射手段の光路との特定範囲
を超える移動が確実に阻止され、これによってレンズ組
立体と光学反射手段とが上記特定範囲を超えて大きく相
対的移動されることが防止され、かくしてレンズ組立体
と光学反射手段との相対的位置関係の調整を容易に行う
ことができる。本発明に従えば、レンズ組立体および受
光手段は第1支持フレームに取付けられ、この第1フレ
ームに第2フレームがレンズ組立体の光軸に沿って位置
調整自在に装着され、この第2支持フレームが受光ハウ
ジングに位置調整機構を介して支持されている。そし
て、前記調整範囲規制手段は、受光ハウジングに対する
第1および第2支持フレームの特定範囲を超える移動を
阻止する。それ故に、比較的簡単な構成でもってレンズ
組立体および受光手段の光学反射手段に対する特定範囲
を超える移動を阻止することができる。
【0009】
【0010】
【0011】また本発明は、画像情報を有するレーザ光
を照射するレーザ光照射手段と、前記レーザ光照射手段
からのレーザ光が照射される感光受光手段と、前記レー
ザ光照射手段からのレーザ光を前記感光受光手段に導く
ための光学手段とを具備する走査装置において、前記光
学手段は、レーザ光を所定方向に反射する光学反射鏡を
含んでおり、前記光学反射鏡は一対の反射鏡支持体に支
持され、前記光学反射鏡の一端部が一方の反射鏡支持体
に回動自在に支持され、その他端部が他方の反射鏡支持
体に近接および離隔する方向に移動自在に支持され、前
記光学反射鏡の前記他端部を前記他方の反射鏡支持体に
近接および離隔する方向に移動して前記光学反射鏡の長
手方向の傾きを調整し、これによって前記感光受光手段
に導かれるレーザ光のスポットの歪みを調整するための
歪み調整機構と、前記の歪み調整機構によるスポットの
歪み調整範囲を規制するための調整範囲規制手段とが設
けられ、前記調整範囲規制手段は、前記光学反射鏡の傾
きを規制して前記スポットの前記歪み調整範囲を超える
歪みの発生を阻止することを特徴とする走査装置であ
る。
【0012】本発明に従えば、レーザ照射手段からのレ
ーザ光を感光受光手段に導くための光学手段は光学反射
鏡を含み、光学反射鏡の一端部が一方の反射鏡支持体に
回動自在に支持され、その他端部が他方の反射鏡支持体
に近接および離隔する方向に移動自在に支持されている
ので、歪み調整機構によって光学反射鏡の位置を調整す
ることによってその長手方向の傾きを容易に調整するこ
とができ、これによって前記感光受光手段に導かれるレ
ーザ光のスポットの歪みを調整することができる。また
調整範囲規制手段は光学反射鏡の傾きを規制するので、
レーザ光のスポットの歪み調整範囲を超えてスポットが
歪むことが防止され、かくして上記スポットの歪み調整
を容易に行うことができる。
【0013】
【0014】
【0015】さらに本発明は、前記歪み調整機構は、前
記光学反射鏡の前記他端部を前記他方の反射鏡支持体に
近接および離隔する方向に移動させるための操作部材を
備え、前記操作部材の操作部の少なくとも一部が前記他
方の反射鏡支持体から外方に突出し、前記調整範囲規制
手段は、前記操作部材の移動量を規制して前記スポット
の前記歪み調整範囲を超える歪みの発生を阻止すること
を特徴とする。
【0016】本発明に従えば、歪み調整機構は、光学反
射鏡の他端部を移動させるための操作部材を備え、この
操作部材の操作部の少なくとも一部が他方の反射鏡支持
体から外方に突出しているので、この操作部を容易に操
作して光学反射鏡の傾きを調整することができる。ま
た、調整範囲規制手段は操作部材の移動量を規制するの
で、これによって光学反射鏡の移動範囲、換言するとそ
の傾きの角度範囲を制限することができ、かくしてレー
ザ光のスポットの歪み調整範囲を超える歪みの発生を阻
止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に従う走査装置の実施形態について説明する。図1
は、本発明に従う走査装置を備えた画像処理装置の一例
としての複写機を簡略的に示す断面図である。
【0018】図1において、図示の複写機は、複写機ハ
ウジング2を備えており、この複写機ハウジング2の上
側に自動原稿送り装置4が設けられている。この複写機
は、複写すべき原稿の画像情報を読取る原稿読取り部6
と、読取った画像情報に基づいて複写画像を形成する画
像形成部7から構成され、原稿読取り部6が複写ハウジ
ング2の上部に配置され、画像形成部7が複写ハウジン
グ2の下部に配置されている。
【0019】まず、原稿読取り部6について概説する
と、原稿読取り部6は、第1の光学ユニット8と、第2
の光学ユニット10と、受光ユニット12とを備え、こ
れら第1および第2の光学ユニット8,10、ならびに
受光ユニット12が原稿を読取るための走査装置として
作用する。複写機ハウジング2の上面には、透明ガラス
からなる原稿載置プレート14が設けられ、この原稿載
置プレート14を覆うように自動原稿送り装置4が配設
されてる。自動原稿送り装置4は、複写すべき原稿を1
枚ずつ原稿載置プレート14に送給してその上面に位置
付け、原稿載置プレート14に位置付けられた原稿が原
稿読取り部6の作用によって読取られる。
【0020】第1の光学ユニット8は、原稿載置プレー
ト14上の原稿を露光する露光ランプ16(露光源を構
成する)および第1反射鏡18を備え、また第2の光学
ユニット10は第2反射鏡20および第3反射鏡22を
備えている。また、受光ユニット12は、複数枚のレン
ズを有するレンズ組立体13およびCCD(光電変換素
子)の如き受光素子15(受光手段を構成する)を備え
ている。原稿を走査する際、第1の光学ユニット8(露
光ランプ16および第1反射鏡18)は、所定速度で図
1において右方に原稿載置プレート14に沿って実質上
平行に移動され、第2の光学ユニット10(第2および
第3反射鏡20,22)は、上記所定速度の半分の速度
で図1において右方に実質上平行に移動される。露光ラ
ンプ16は、原稿載置プレート14上の原稿を照射し、
原稿からの反射光は、第1反射鏡18、第2反射鏡20
および第3反射鏡22に順次反射された後にレンズ組立
体13に導かれ、このレンズ組立体13を通して受光素
子15に受光される。したがって、原稿の画像情報は、
受光素子15によって読取られ、読取られた画像情報
は、画像データとして画像データ処理手段(図示せず)
に送給され、この画像データ処理手段にて所要のとおり
に処理された後に画像メモリ(図示せず)に一旦記憶さ
れる。画像メモリに記憶されたに画像情報信号は、その
後画像形成部7に供給され、この画像形成部7に送給さ
れた画像データ信号に基づいて、後述する如くして原稿
の複写画像が形成される。
【0021】原稿読取り部6がこのように構成されてい
るので、第1〜第3反射鏡8,10,12は、原稿から
の反射光を受光素子15に導くための受光反射手段を構
成し、レンズ組立体13はこの受光反射手段の光路中に
配置され、原稿の画像情報を受光素子15に結像する。
【0022】また画像形成部7は、複写画像を形成する
ための複写画像形成部24と、シート部材を複写画像形
成部24に供給するためのシート部材供給部26とを備
えている。複写画像形成部24は、その表面に感光層を
有する感光ドラム28(感光受光手段を構成する)を備
え、矢印で示す方向に回動される感光ドラム28の周囲
に、電荷付与用帯電器30、現像装置32、転写用帯電
器34、剥離用帯電器36およびクリーニング装置38
がこの順序で配置されている。これら感光ドラム28、
電荷付与用帯電器30、現像装置32などは、電子写真
プロセスを遂行する電子写真プロセス部を構成する。
【0023】感光ドラム28の上方には、画像情報を有
するレーザ光を、電荷付与後の感光ドラム28の表面に
照射するための走査装置40が設けられている。この走
査装置40はレーザ光学ユニット42を備え、このレー
ザ光学ユニット42内には、画像情報を有するレーザ光
を照射するレーザ光源(レーザ光照射手段を構成する)
等が設けられている。このレーザ光学ユニット42の構
成については後述する。走査装置40は、また、反射鏡
44を備え、レーザ光学ユニット42からのレーザ光
は、反射鏡44によって反射された後に感光ドラム28
の表面に導かれる。
【0024】複写機ハウジング2内には、感光ドラム2
8と転写用帯電器34および剥離用帯電器36との間を
通して複写紙の如きシート部材を搬送するための搬送経
路46が延びている。この搬送経路46の一端部は図1
において右方に延び、その一端には給紙テーブル機構4
8が設けられている。この給紙テーブル機構48は給紙
テーブル49上に載置されたシート部材を1枚ずつ搬送
経路46に送給する。また、搬送経路46の一端部は分
岐し、搬送経路46の下方に配設された両面複写用給紙
装置50およびシート部材を収容したシート部材供給装
置52,54まで延びている。両面複写用給紙装置50
は、シート部材の両面に複写画像を形成する場合に用い
られ、片面に複写画像を有するシート部材を一時的に収
容し、他面に複写画像を形成するためにこのシート部材
を搬送経路46に向けて再度送給する。また、シート部
材供給装置50,52は、積層状態に収容されたシート
部材を1枚ずつ搬送経路46に向けて送給する。
【0025】搬送経路46の下流側部には定着ローラ対
54が配設され、この定着ローラ対54はシート部材の
表面に形成されたトナー画像を定着して永久像にする。
この搬送経路46の他端には、複写後のシート部材を仕
分けするソータの如き後処理装置56が設けら、複写後
のシート部材が所要のとおりに後処理される。
【0026】次に、図1とともに図2〜図4を参照し
て、第1の光学ユニット8の構成について説明する。第
1の光学ユニット8は、図1および図2において左右方
向に移動自在であるユニットハウジング62を備え、こ
のユニットハウジング62の一側部(図1および図2に
おいて左側部)に露光ランプ16が配設され、その他側
部に露光ランプ16に対向して露光反射板64が設けら
れている。露光ランプ16の周表面の一部には光を外部
に照射するすための開口66(図3)が形成されてお
り、露光ランプ16はこの開口66を通して照射光を照
射する。ユニットハウジング62には、明確に図示して
いないが、第1反射鏡18が取付けられ、また原稿から
の反射光を第1反射鏡18に導くためのスリット68が
設けられている。かく構成されているので、図4に示す
とおり、露光ランプ16の開口66からの照射光は、そ
の大部分は原稿載置プレート14上の原稿70を直接的
に照射し、またその残部の一部は露光反射板64によっ
て反射された後原稿70を間接的に照射し、これら直接
照射光72および間接照射光74によって原稿70が照
射される。そして、原稿70の、スリット68に対応し
た領域76(原稿読取り領域)からの反射光は、このス
リット68を通して第1反射鏡18に至り、第1反射鏡
18、第2反射鏡20および第3反射鏡22に順次に反
射された後に受光ユニット12に導かれ、原稿読取り部
6の光学反射手段の光路78は、図2および図4に破線
で示す範囲となり、この光路78の中心軸線80は図
1、図2および図4に一点鎖線で示すとおりであり、こ
の光路70の中心軸線80がレンズ組立体13の光軸と
実質上一致する。
【0027】次いで、図5〜図7を参照して、受光ユニ
ット12の構成について説明する。図示の受光ユニット
12は受光ハウジング84を備え、この受光ハウジング
84が複写機ハウジング2(図1)内に設けられた支持
フレーム体(図示せず)に装着される。受光ハウジング
84には、位置調整機構86を介して第1支持フレーム
88が支持され、この第1支持フレーム88に第2支持
フレーム90が装着され、この第2支持フレーム90に
レンズ組立体13および受光素子15が取付けられてい
る。主として図5を参照して、図示の受光ハウジング8
4は、矩形状の本体部92を有し、この本体部92の両
端部には上方に突出する側壁部94,96が設けられ、
側壁部94,96の上端部には両側に延びる取付部9
8,100が設けられている。一方の取付部98には、
X軸方向(図1において左右方向、図5において右上か
ら左下の方向であって、レンズ組立体13の光軸に実質
上平行な方向)に延びる長孔102とY軸方向(図1に
おいて紙面に垂直な方向、図3において左上から右下の
方向であって、レンズ組立体13の光軸に対して実質上
垂直な方向)に延びる長孔104とがそれぞれ1個設け
られている。また、他方の取付部100には、X軸方向
に延びる長孔106,108がそれぞれ2個設けられて
いるとともに、Y軸方向に延びる長孔110が1個設け
られている。この受光ハウジング84は、次のとおりに
して複写機ハウジング2に取付けられる。複写機ハウジ
ング2の支持フレーム体(図示せず)の所定部位には一
対の第1ガイドピン(図示せず)が設けられ、かかるガ
イドピンが取付部98,100の長孔104,110に
受入れられ、受光ハウジング84は第1ガイドピンに案
内されてY軸方向に移動自在に支持される。また、複写
機ハウジング2の支持フレーム体の他の所定部位には3
本の第2ガイドピン(図示せず)が設けれ、これら第2
ガイドピンが取付部98,100の長孔102,106
に受入れられ、受光ハウジング84は第2ガイドピンに
案内されてX軸方向にも移動自在に支持されている。し
たがって、この受光ハウジング84は、X軸方向および
Y軸方向に移動させて所定位置に位置付けられ、このよ
うに位置付けた状態にて取付部100の各長孔108を
通して固定用ねじ(図示せず)を複写機ハウジング2の
支持フレーム体に螺着することによって固定される。
【0028】受光ハウジング84の本体部92には、Y
軸方向に所定の間隔を置いて一対のガイドシャフト11
2,114が設けられ、ガイドシャフト112,114
は本体部92から上方に延びている。また、この本体部
92の所定部位には上方に幾分突出する突出部116,
118,120が設けられている。突出部116,11
8,120は略三角状に配置され、それらの各々には雌
ねじ部が形成されている。本体部92の一側部、図5に
おいて左側側部には、上方に突出する上折曲部122,
124が設けられ、上折曲部122,124の先端部に
は切欠き126が形成されている。
【0029】受光ハウジング84に支持される第1支持
フレーム88は、プレート状部材から構成されている。
第1支持フレーム88は、受光ハウジング84の本体部
92よりも幾分小さく、一対の側壁部94,96間にて
この本体部92の上方に配置される。この第1支持フレ
ーム88の略中央部にはX軸方向に長い矩形状の開口1
28が形成され、またその所定部位には、受光ハウジン
グ84の各突出部116,118,120に対応して3
個の長孔130,132,134が形成されており、各
長孔130,132,134はY軸方向に延びている。
第1支持フレーム88には、また、開口128の両側に
一対の雌ねじ孔136が設けられ、一対の雌ねじ孔13
6の外側に一対の孔138が設けられている。
【0030】第1支持フレーム88は、位置調整機構8
6を介して位置調整自在に受光ハウジング84に支持さ
れている。図示の位置調整機構86は、各突出部11
6,118,120の雌ねじ部に螺合される調整部材1
40,142,144から構成されている。調整部材1
40,142,144は実質上同一の構成であり、その
軸線方向中央部に設けられたフランジ部146と、この
フランジ部146から一端側に延びる雄ねじ部148
と、フランジ部146から他端側に延びるピン部150
とを有している。各調整部材140,142,144の
雄ねじ部148は、受光ハウジング84の対応する突出
部116,118,120の雌ねじ部に螺合され、螺合
状態を調整することによって、それらのフランジ部14
6の位置、すなわち受光ハウジング84の本体部92か
らの高さを調整することができる。第1支持フレーム8
8は、受光ハウジング84に取付けた調整部材140,
142,144のピン部148を長孔130,132,
134内に位置付けることによってそれらのフランジ部
146に支持される。このように支持された状態では、
受光ハウジング84のガイドシャフト112,114
は、第1支持フレーム88の対応する孔138を挿通
し、その先端部は第1支持フレーム88を通して上方に
延びている。
【0031】第1支持フレーム88に装着される第2支
持フレーム90は、プレート状部材から構成されてい
る。第2支持フレーム90も受光ハウジング84の本体
部92よりも幾分小さく、一対の側壁部94,96間に
て本体部92の上方に配置される。この第2支持フレー
ム90の略中央部にはX軸方向に長い矩形状の取付開口
150が形成されている。この取付開口150は第1支
持フレーム88の開口128より幾分小さく形成されて
いる。この取付開口150には、レンズ組立体13の下
部が収容され、かく収容することによってレンズ組立体
13は第2支持フレーム90の所定取付位置に位置付け
られる。かく位置付けた状態では、容易に理解される如
く、レンズ組立体13の下部は、第2支持フレーム90
の取付開口150を通して第1支持フレーム88の開口
128内に位置する。取付開口150の両側にはねじ孔
152が形成されている。レンズ組立体13を固定する
のに金属製帯状部材154が用いられ、この帯状部材1
54はレンズ組立体13の凹部外周に巻付けられる。帯
状部材154は、それらの両端部を通して固定ねじ15
6をねじ孔152に螺着することによって取付けられ、
かく帯状部材154を取付けることによって、レンズ組
立体13が第2支持フレーム90に固定される。
【0032】第2支持フレーム90には、また、受光ハ
ウジング84の各突出部116,118,120に対応
して3個の長孔158,160,162が形成されてい
る。各長孔158,160,162はX軸方向に細長
く、長孔158,160,162の幅は調整部材14
0,142,144のピン部148の外径よりも大きく
形成されている。また。第1支持フレーム88の雌ねじ
孔136に対応して一対の長孔164が、また第1支持
フレーム88の孔138に対応して一対の長孔166が
形成されている。各長孔164,166はX軸方向に延
びている。
【0033】第2支持フレーム90は、各調整部材14
0,142,144のピン部148を第2支持フレーム
90の長孔158,160,162内に位置付けること
によって、第1支持フレーム88に支持され、このよう
に支持された状態では、受光ハウジング84のガイドシ
ャフト112,114の先端部が第2支持フレーム90
の長孔166,166内に位置付けられる。この支持状
態では、長孔158,160,162,164,166
がX軸方向に延びているので、第1支持フレーム88に
対して第2支持フレーム90がX軸方向に相対的に位置
調整自在であり、第1支持フレーム88に対する第2支
持フレーム90のX軸方向の位置を調整することによっ
て、図1から理解されるとおり、原稿載置プレート14
に載置された原稿の面からレンズ組立体13までの距離
を調整することができる。第1支持フレーム88と第2
支持フレーム90との相対的位置を調整した後は、第2
支持フレーム90の長孔164を通して固定用ねじ16
8が第1支持フレーム88の雌ねじ孔136に螺着さ
れ、したがって第1支持フレーム88と第2支持フレー
ム90とが一体化される。
【0034】第1および2支持フレーム88,90に関
連して押圧部材170などが設けられる。受光ハウジン
グ84のガイドピン112,114には、それぞれ、先
端面に押圧部材170が取付けられる。各押圧部材17
0は、両端部が下方に折曲された板ばねから構成され、
その中央部を通して固定用ねじ172をガイドピン11
2,114に螺着することによって対応するガイドピン
112,114の先端面に固定される。押圧部材170
の両端部は、図7に示すとおり、第2支持フレーム90
の上面に作用してこれを受光ハウジング84に向けて弾
性的に押圧し、したがって第1および第2支持フレーム
88,90は、押圧部材170の作用によって調整部材
140,142,144のフランジ部146に押圧保持
され、所定位置に弾性的に保持される。ガイドシャフト
112,114の先端部には、また、係止リング174
が係止されている。図7から理解されるとおり、第1お
よび第2支持フレーム88,90が受光ハウジング84
から離隔する方向に上方に大きく上昇すること係止リン
グ174に当接し、かくして第1および第2支持フレー
ム88,90が所定範囲を超えて上昇することが阻止さ
れる。
【0035】第2支持フレーム90には、さらに、その
一側部に一対の突出片176,178が設けられ、その
他側部に一対の折曲片180,182が設けられてい
る。突出片176,178は、受光ハウジング84の上
折曲部122,124に対応して設けられ、各突出片1
76,178が上折曲部122,124の切欠き126
内に位置付けられる。また、受光ハウジング84に向け
て下方に折曲された折曲片180,182は、その本体
部92に対応して設けられ、この本体部92の上方に配
置されている。このように構成されているので、第1お
よび第2支持フレーム88,90が受光ハウジング84
に近接する方向に大きく下降すると、突出片176,1
78が上折曲部122,124の切欠き126に当接す
るとともに、折曲片180,182の先端が受光ハウジ
ング84の本体部92に当接し、かくして第1および第
2支持フレーム88,90が所定範囲を超えて下降する
ことが阻止される。
【0036】第2支持フレーム90には補助支持フレー
ム184が取付けられ、この補助支持フレーム90に受
光素子15が取付けられている。補助支持フレーム18
4は略L字状であり、取付部186と、この取付部18
6から上方に延びる支持壁部188とを有している。取
付部186には一対の長孔190が形成され、かかる長
孔190を通して固定用ねじ192を第2支持フレーム
90の雌ねじ孔194に螺着することによって、補助支
持フレーム184が第2支持フレーム90に装着されて
いる。取付部186の長孔190はX軸方向に細長く形
成されており、したがって補助支持フレーム184は第
2支持フレーム90に対してX軸方向に位置調整自在で
あり、第2支持フレーム90に対する補助支持フレーム
184のX軸方向の位置を調整することによって、レン
ズ組立体13と受光素子15との距離を調整することが
できる。
【0037】補助支持フレーム184の支持壁部188
には受光素子15の形状に対応した矩形状の開口194
が形成されている。受光素子15は回路基板196に設
けられ、この回路基板196が固定用ねじ198によっ
て支持壁部188に取付けられ、回路基板196上の受
光素子15は支持壁部188の開口194内に位置して
いる。このように支持された受光素子15は、その受光
面がレンズ組立体13に対向して位置し、レンズ組立体
13の光軸200(図7)は受光素子15の受光面の実
質上中心と一致するように配置される。
【0038】第1〜第3反射鏡18,20,22(光学
反射手段)の光路78の中心軸線80の方向におけるレ
ンズ組立体13(および受光素子15)の位置調整は、
複写機ハウジング2の支持フレーム体(図示せず)に対
して受光ハウジング84をX軸方向に移動するおよび/
または第1支持フレーム88に対して第2支持フレーム
90をX軸方向に移動することによって行うことができ
る。また、第1〜第3反射鏡18,20,22(光学反
射手段)の光路78の中心軸線80に対して実質上垂直
な横方向におけるレンズ組立体13(および受光素子1
5)の位置調整は、複写機ハウジング2の支持フレーム
体に対して受光ハウジング84をY軸方向に移動するこ
とによって行うことができる。また、第1〜第3反射鏡
18,20,22(光学反射手段)の光路78の中心軸
線80とレンズ組立体13の光軸200の上下方向の位
置調整は、位置調整機構86の3個の調整部材140,
142,144を同時に回動させることによって行うこ
とができる。たとえば、調整部材140,142,14
4を同時に所定方向(または所定方向と反対方向)に回
動すると、これら調整部材140,142,144の受
光ハウジング84への螺合量が多く(または少なく)な
り、これによって第1および第2支持フレーム88,9
0とともにレンズ組立体13は受光ハウジング84、換
言すると上記光路78の中心軸線80に対して相対的に
下方(または上方)に移動され、このようにして光路7
8の中心軸線80とレンズ組立体13の光軸200とを
一致させることができる。このとき、第1および第2支
持フレーム88,90の上昇が特定範囲を超えると、第
2支持フレーム90がガイドシャフト112,114に
係止された係止リング174に当接し、第2支持フレー
ム90の上方への移動が阻止される。また、第1および
第2支持フレーム88,90の下降が特定範囲を超える
と、第2支持フレーム90の突出部176,178が受
光ハウジング84の上折曲部122,124の切欠き1
26に当接するとともに、その折曲片180,182が
受光ハウジング84の本体部92に当接し、第2支持フ
レーム90の下方への移動が阻止される。かくのとおり
であるので、ガイドシャフト112,114に装着され
た係止リング174および受光ハウジング84の一部が
レンズ組立体13(および受光素子15)の上下方向、
すなわちZ軸方向の特定範囲を超える移動を阻止するの
で、上述した位置付けを容易に行うことができ、係止リ
ング174および受光ハウジング84の一部などが特定
範囲を超える移動を阻止するための調整範囲規制手段と
して機能する。
【0039】レンズ組立体13の光軸200の上下方向
の傾き調整および受光素子15の受光部の配列方向と第
1〜第3反射鏡18,20,22(光学反射手段)によ
る主走査線の調整(受光部の配列方向と主走査線とを実
質上一致させるための調整)は、位置調整機構86の3
個の調整部材140,142,144を必要に応じて1
個または2個以上を所定方向または所定方向と反対方向
に回動させることによって行うことができ、このような
調整のときにも、たとえば、第1および第2支持フレー
ム88,90の一端部(または他端部)の上昇が特定範
囲を超えると、第2支持フレーム90がガイドシャフト
114(または112)に係止された係止リング174
に当接し、第2支持フレーム90の一端部(または他端
部)の上方への移動が阻止される。また、第1および第
2支持フレーム88,90の一端部(または他端部)の
下降が特定範囲を超えると、第2支持フレーム90の突
出部176(または178)が受光ハウジング84の上
折曲部122(または124)の切欠き126に当接す
るとともに、その折曲片180(または182)が受光
ハウジング84の本体部92に当接し、第2支持フレー
ム90の一端部(または他端部)の下方への移動が阻止
される。かくのとおりであるので、このときにもガイド
シャフト112,114に装着された係止リング174
および受光ハウジング84の一部が調整範囲規制手段と
して機能し、レンズ組立体13(および受光素子15)
の特定範囲(角度範囲を含む)を超える移動を阻止す
る。
【0040】上述した走査装置においては、レンズ組立
体13の光軸200と第1〜第3反射鏡18,20,2
2の光路78の中心軸線80とを実質上一致するように
調整される。このような調整の際に、第1〜第3反射鏡
18,20,22の角度が適正に調整されていなけれ
ば、いくらレンズ組立体13の光軸200の位置調整を
行っても、受光素子15が受光する受光量は、露光ラン
プ16によって原稿を露光したときの露光分布のピーク
光量から外れ、その結果受光素子15の受光量が少なく
なり、原稿画像の階調性が低下し、良好な印字画像を得
ることができなくなる。調整作業時のこのような不都合
を解消するために、調整範囲規制手段を設け、この調整
範囲規制手段により調整可能な特定範囲を設定すること
によって、特定の調整範囲から外れてレンズ組立体13
(および受光素子15)が移動することが確実に阻止さ
れ、これによって調整作業を容易にし、その時間短縮を
図ることができる。
【0041】このような走査装置は、複写機以外に、た
とえばファクシミリ、スキャナなどにも同様に適用する
ことができる。
【0042】次に、図8を参照して、レーザ光を照射す
るための走査装置40について説明する。この走査装置
40のレーザ光学ユニット42は、レーザ光源としての
半導体レーザ素子202と、回転多面鏡(ポリゴンミラ
ー)204を備えた多面鏡組立体206と、f−θレン
ズ群208とを有している。半導体レーザ素子202
は、原稿読取り部7によって読取った原稿の画像情報を
有するレーザ光を回転多面鏡204に向けて照射し、こ
のように照射されたレーザ光は、所定方向に回転駆動さ
れる多面鏡204によって反射され、f−θレンズ群2
08を通して反射鏡44に至り、この反射鏡44によっ
て反射された後感光ドラム28の表面に照射される。こ
のように構成されているので、回転多面鏡組立体20
6、f−θレンズ群208、反射鏡44が、レーザ光を
感光ドラム28に導くための光学手段を構成し、反射鏡
44がレーザ光を反射する光学反射鏡を構成する。
【0043】このような走査装置40においては、反射
鏡44にて反射される反射ライン210と、感光ドラム
28の回転中心軸線とが実質上平行になるように構成す
ることが重要である。このように構成すると、半導体レ
ーザ素子202から照射されたレーザ光が回転ドラム2
8の円筒状感光層に描く主走査ライン212は、感光ド
ラム28の感光層表面で直線状となり、回転ドラム28
の回転中心軸線と実質上平行になる。また、半導体レー
ザ素子202からのレーザ光による主走査方向の感光ド
ラム28表面の書込み始点Sと書込み終点Eとが適切な
位置となり、それ故に、感光ドラム28の表面に形成さ
れたトナー画像をシート部材に転写しても、このトナー
画像がシート部材の幅方向(シート部材の搬送方向に対
して実質上垂直な方向)にずれることがなく、シート部
材の適切な領域に複写画像を形成することができる。
【0044】これに対して、反射鏡44の傾き、具体的
にはその長手方向の傾きが適切でないと、反射鏡44の
反射ライン210と感光ドラム28の回転中心軸線とが
平行でなく、傾斜した状態になる。このような状態のと
きには、感光ドラム28の感光層が円筒形状である故
に、感光ドラム28の表面の主走査ライン212は曲線
になるとともに、感光ドラム28表面における、主走査
方向の書込み始点Sおよび書込み終点Eが設計時に設定
される設計位置と相違し、複写画像がシート部材に斜め
に形成されるなどの画像不良が発生する。
【0045】また、図9に示すように、半導体レーザ素
子202を用いて感光ドラム28に画像情報を有するレ
ーザ光を照射すると、画像情報の画素毎にレーザ光によ
るスポット216が形成される。このレーザ光のスポッ
ト216は、画素ピッチPでもって形成されるので、レ
ーザ光の主走査方向に対して縦長の楕円状に形成される
必要がある。ところが、反射鏡44の反射ライン210
と感光ドラム28の回転中心軸線、換言すると感光ドラ
ム28上の主走査ライン212とが実質上平行に調整さ
れていないと、感光ドラム28の円筒状感光層表面での
レーザ光のスポットは、図9に216Aで示すように、
その径が大きくなるとともに、その形状が円形に近くな
り、その径の扁平率が小さくなる。その結果、形成され
る複写画像の品位が劣り、良好な複写画像を得ることが
できなくなる。
【0046】反射鏡44の傾きの調整不備による上述し
た問題を解消するために、この走査装置40では、図1
0および図11で示すとおり、反射鏡40に関連して、
歪み調整機構218および調整範囲規制手段220が設
けられている。この実施形態では、反射鏡44の一端部
(図1において紙面に垂直な方向における奥側、図8に
おいて右側端部)は、図10に示す支持構造によって支
持され、反射鏡44の他端部(図1において紙面に垂直
な方向における手前側、図8において左側端部)は、図
11に示す支持構造によって支持されている。
【0047】図10を参照して反射鏡44の一端部の支
持構造について説明すると、複写機ハウジング2内に設
けられた支持フレーム体の後支持フレーム(図示せず)
の所定部位には、反射鏡支持体222が取付けられてい
る。この反射鏡支持体222は、両端部に設けられた一
対の取付突部224を有しており、反射鏡支持体222
における、一対の取付突部224の間の部位には、一対
の支持突部226が設けられている。さらに、一方(図
10において下側)の取付突部224の内側面には、反
射鏡44を支持するための支持面228が形成されてい
る。このように構成されているので、反射鏡44の一端
部は、その反射面230が反射鏡支持体222の支持突
部226によって支持され、これら一対の支持突部22
6を支点として回動自在に支持されている。また、この
反射鏡44の一端部の下側面は反射鏡支持体222の支
持面228に支持され、これによって反射鏡44の下側
への移動が阻止される。
【0048】反射鏡支持体222の一対の取付突部22
4の先端には、固定用ねじ232によって鏡押圧部材2
34の両端部が取付けられている。鏡押圧部材234
は、たとえば細長い板ばねから構成され、反射鏡44の
一端部を弾性的に押圧するための一対の押圧突部236
が設けられている。一対の押圧突部236は反射鏡支持
体222の一対の支持突部226に対向して配置され、
反射鏡44の一端部は反射鏡支持体222の支持突部2
26と鏡押圧部材234の押圧突部236との間に弾性
的に挟持される。
【0049】次いで、図11を参照して反射鏡44の他
端部の支持構造について説明すると、複写機ハウジング
2内に設けられた支持フレーム体の前支持フレームの所
定部位には、反射鏡支持体242が取付けられている。
この反射鏡支持体242は、両端部に設けられた一対の
取付突部244と、その側部に設けられたねじ取付部2
46とを有し、ねじ取付部246は図1および図11に
おいて手前側に突出している。ねじ取付部246には、
歪み調整機構218の操作部材として機能する調整ねじ
248が螺合されている。調整ねじ248は、ねじ取付
部246に螺合されるねじ部250、ねじ部250の一
端部に設けられた操作部252と、ねじ部の他端部に設
けられた作用部254とを有している。また、反射鏡支
持体242の一方(図11において下側)の取付突部2
44の内側面には、反射鏡44を支持するための支持面
256が形成されている。このように構成されているの
で、反射鏡44の他端部は、その反射面230が反射鏡
支持体242のねじ取付部246に螺合された調整ねじ
248の作用部254によって支持され、調整ねじ24
8の操作部252をたとえば所定方向(または所定方向
と反対方向)に回動することによって、反射鏡支持体2
42に近接(または離隔)する方向に移動させることが
できる。また、この反射鏡44の他端部の下側面は反射
鏡支持体242の支持面256に支持され、これによっ
て反射鏡44の下側への移動が阻止される。なお、この
実施形態では、調整ねじ248を調整後にロックするた
めにロック用ナット258が設けられている。
【0050】反射鏡支持体242の一対の取付突部24
4の先端には、固定用ねじ260によって鏡押圧部材2
62の両端部が取付けられている。鏡押圧部材262
は、たとえば細長い板ばねから構成され、反射鏡44の
他端部を弾性的に押圧するための押圧突部264が設け
られている。押圧突部264は反射鏡支持体242に螺
合された調整ねじ248の作用部254に対向して配置
され、反射鏡44の他端部は調整ねじ248の作用部2
54と鏡押圧部材262の押圧突部264との間に弾性
的に挟持される。
【0051】調整範囲規制手段220は、調整ねじ24
8に関連して設けられている。図示の調整範囲規制手段
220は、一対の規制部265を有する略コ字状の規制
部材266から構成され、規制部材266が反射鏡支持
体242のねじ取付部246に設けられている。このよ
うな規制部材266を用いる場合、調整ねじ248の操
作部252は規制部材266の一対の規制部265の間
に配置され、調整ねじ248の操作部252の移動が一
対の規制部265間に制限され、所定調整範囲を越えて
調整ねじ248が移動することが阻止される。
【0052】反射鏡44の傾き調整を行うには、調整ね
じ248を所定方向(または所定方向とは反対方向)に
回動すればよい。かく回動すると、図11から理解され
るとおり、調整ねじ248が緩む(または締める)方向
に移動し、反射鏡44の両端部が反射鏡支持体222,
242の支持面228,256に支持された状態でその
面他端部が反射鏡支持体242に近接(または離隔)す
る方向に移動し、これによって反射鏡44はその一端部
(反射鏡支持体222の一対の支持突部226の先端)
を支点として回動され、これによって反射鏡44の全体
の長手方向の傾きが調整される。そして、このように調
整ねじ248を調整することによって、反射鏡44の反
射ライン210(図8)と感光ドラム28の回転中心軸
線、換言すると感光ドラム28上の主走査ライン212
とが実質上平行となるように調整される。
【0053】調整ねじ248による調整作業の際に調整
ねじ248を緩む(または締める)方向に大きく回動す
ると、調整ねじ248の操作部252が規制部材266
の外側(または内側)の規制部265に当接し、操作部
252の一対の規制部265の間を越える移動が確実に
阻止される。それ故に、反射鏡44の長手方向の所定角
度範囲を超える傾き、換言すると、レーザ光のスポット
216の所定の歪み調整範囲を超える歪みの発生が防止
され、反射鏡44の長手方向の傾きの調整を比較的容易
にかつ比較的短時間に行うことができる。
【0054】なお、たとえば調整ねじ248を用いる場
合、調整ねじ248の操作部252の一部を反射鏡支持
体242のねじ取付部246から外側に突出させるのが
望ましい。このように構成することによって、反射鏡支
持体242から突出する操作部252の一部を容易に操
作することができる。また、上述した構成に加えて、反
射鏡支持体242のねじ取付部246を複写機ハウジン
グ2内の支持フレーム体の前支持フレーム(図示せず)
よりも手前側(前側)に突出させて配置するのが望まし
い。このように構成すると、複写機ハウジング2の前カ
バー(図示せず)を解放することによって調整ねじ24
8の操作部252が外部に露出し、この操作部252を
容易に操作することができる。なお、このような場合、
複写機のユーザが簡単に調整することができないよう
に、この調整ねじ248の操作部252を保護カバーな
どで覆うのが好ましい。
【0055】図12は、反射鏡44の他端部の支持構造
の変形形態を示している。なお、図12において、図1
1に示す部材と実質上同一の部材には同一の番号を付し
てその説明を省略する。
【0056】図11を参照して、複写機ハウジング2内
に設けられた支持フレーム体の前支持フレーム(図示せ
ず)の所定部位には、反射鏡支持体272が取付けられ
ている。この反射鏡支持体272は、両端部に設けられ
た一対の取付突部274を有している。この反射鏡支持
体272の側面には、歪み調整機構218の操作部材と
して機能する調整カム276が回転自在に装着されてい
る。調整カム276は、偏心カムから構成され、その外
周面にカム作用面278を有している。また、反射鏡支
持体272の一方(図12において下側)の取付突部2
74の内側面には、反射鏡44を支持するための支持面
280が形成されている。このように構成されているの
で、反射鏡44の他端部は、その反射面230が反射鏡
支持体272に取付けられた調整カム276のカム作用
面278に支持され、調整カム276の操作部、この形
態では調整カム276の係合穴282に、たとえばプラ
スドライバの如き操作工具(図示せず)を係合させて所
定方向(または所定方向と反対方向)に回動することに
よって、反射鏡支持体272に近接(または離隔)する
方向に移動させることができる。また、この反射鏡44
の他端部の下側面は反射鏡支持体272の支持面280
に支持され、これによって反射鏡44の下側への移動が
阻止される。
【0057】反射鏡支持体272の一対の取付突部27
4の先端には、固定用ねじ284によって鏡押圧部材2
84の両端部が取付けられている。鏡押圧部材284
は、たとえば細長い板ばねから構成され、反射鏡44の
他端部を弾性的に押圧するための押圧突部288が設け
られている。押圧突部288は、調整カム276におけ
る、反射鏡44との接触部に対向して配置され、反射鏡
44の他端部は調整カム276のカム作用面278と鏡
押圧部材286の押圧突部288との間に弾性的に挟持
される。なお、調整カム276に関連して、その回動を
ロックするためのロックねじ290が設けられている。
このロックねじ290は、反射鏡支持体272の側面に
螺合することによってその頭部が調整カム276の一部
に作用してロックする。
【0058】この変形形態では、調整範囲規制手段22
0は、調整カム276に関連して設けられている。図示
の調整範囲規制手段220は、規制ピン294から構成
されている。調整カム276の一部には略弧状の切欠き
296が設けられ、反射鏡支持体272の側面に固定さ
れた規制ピン294が上記切欠き296内に位置付けら
れている。このような規制ピン294を用いる場合で
も、調整カム276の回動量を大きくするとその切欠き
296が規制ピン294に当接し、調整カム276の回
動量が規制ピン294によって制限され、所定調整範囲
を越えて調整カム276が移動することが阻止される。
【0059】このような変形形態においても、調整カム
276を所定方向(または所定方向とは反対方向)に回
動することによって、反射鏡44の他端部を反射鏡支持
体272に近接(または離隔)する方向に移動させるこ
とができ、したがって反射鏡44の全体の長手方向の傾
きを調整することができる。また、規制ピン294によ
って調整カム276の回動量を規制することができ、し
たがって反射鏡44の長手方向の所定角度範囲を超える
傾きが発生せず、上述したと同様に反射鏡44の長手方
向の傾きの調整を比較的容易にかつ比較的短時間に行う
ことができる。
【0060】図8〜図12に示す走査装置は、複写機以
外に、たとえばプリンタ、ファクシミリなどにも同様に
適用することができる。
【0061】以上、本発明に従う走査装置の実施形態に
ついて説明したが、本発明はかかる実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々
の変形、修正が可能である。
【0062】たとえば、図10および図11の実施形態
では、反射鏡44の後側端部(位置端部)を回動自在に
支持し、その前側端部(他端部)に歪み調整機構218
を設けて反射鏡支持体242に近接および離隔する方向
に移動自在に支持しているが、これとは反対に、反射鏡
44の前側端部を回動自在に支持し、その後側端部を反
射鏡支持体242に近接および離隔する方向に移動自在
に支持するように構成することができる。
【0063】
【発明の効果】本発明の走査装置によれば、光学反射手
段の光路とレンズ組立体の光軸との相対的位置関係を調
整するための位置調整機構が設けられているので、この
位置調整機構によって、レンズ組立体の光軸と光学反射
手段の光路との光軸と直交する方向および上下方向に対
する相対的位置関係を調整することができる。また、こ
の位置調整機構に関連して調整範囲規制手段が設けられ
ているので、レンズ組立体の光軸と光学反射手段の光路
との特定範囲を超える移動が確実に阻止され、これによ
ってレンズ組立体と光学反射手段とが上記特定範囲を超
えて大きく相対的移動されることが防止され、かくして
レンズ組立体と光学反射手段との相対的位置関係の調整
を容易に行うことができる。また本発明の走査装置によ
れば、レンズ組立体および受光手段は第1支持フレーム
に取付けられ、この第1フレームに第2フレームがレン
ズ組立体の光軸に沿って位置調整自在に装着され、この
第1および第2支持フレームが光学ハウジングに位置調
整機構を介して支持されている。そして、調整範囲規制
手段は、受光ハウジングに対する第1および第2支持フ
レームの特定範囲を超える移動を阻止する。それ故に、
比較的簡単な構成でもってレンズ組立体および受光手段
の光学反射手段に対する特定範囲を超える移動を阻止す
ることができる。
【0064】
【0065】また本発明の走査装置によれば、レーザ照
射手段からのレーザ光を感光受光手段に導くための光学
手段は光学反射鏡を含み、光学反射鏡の一端部が一方の
反射鏡支持体に回動自在に支持され、その他端部が他方
の反射鏡支持体に近接および離隔する方向に移動自在に
支持されているので、歪み調整機構によって光学反射鏡
の位置を調整することによってその長手方向の傾きを容
易に調整することができ、これによってレーザ光のスポ
ットの歪みを調整することができる。また調整範囲規制
手段は光学反射鏡の傾きを規制するので、レーザ光のス
ポットの歪み調整範囲を超えてスポットが歪むことが防
止され、かくして上記スポットの歪み調整を容易に行う
ことができる。
【0066】
【0067】さらに本発明の走査装置によれば、歪み調
整機構は、光学反射鏡の他端部を移動させるための操作
部材を備え、この操作部材の操作部の少なくとも一部が
他方の反射鏡支持体から外方に突出しているので、この
操作部を容易に操作して光学反射鏡の傾きを調整するこ
とができる。また、調整範囲規制手段は操作部材の移動
量を規制するので、これによって光学反射鏡の移動範
囲、換言するとその傾きの角度範囲を制限することがで
き、かくしてレーザ光のスポットの歪み調整範囲を超え
る歪みの発生を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う走査装置の一実施形態を備えた複
写機を簡略的に示す断面図である。
【図2】図1の複写機における原稿読取り部の一部を示
す部分断面図である。
【図3】図2の原稿読取り部における露光ランプを示す
斜視図である。
【図4】図2の原稿読取り部の露光ランプからの照射光
を説明するための部分断面図である。
【図5】図1の複写機における受光ユニットを分解して
示す斜視図である。
【図6】図5の受光ユニットを、レンズ組立体および受
光素子などを除いて示す平面図である。
【図7】図宇6におけるVII−VII線による断面図
である。
【図8】図1の複写機に装備された他の形態の走査装置
を簡略的に示す斜視図である。
【図9】感光ドラム表面に照射されるレーザ光のスポッ
トの形状を説明するための簡略図である。
【図10】図8の走査装置における反射鏡の一端部の支
持構造を示す断面図である。
【図11】図8の走査装置における反射鏡の他端部の支
持構造を示す断面図である。
【図12】図8の走査装置における反射鏡のお他端部の
他の形態の支持構造を示す断面図である。
【符号の説明】
2 複写機ハウジング 6 原稿読取り部 7 画像形成部 8 第1の光学ユニット 10 第2の光学ユニット 12 受光ユニット 13 レンズ組立体 15 受光素子 28 感光ドラム 40 走査装置 42 レーザ光学ユニット 44 反射鏡 84 受光ハウジング 86 位置調整機構 88 第1支持フレーム 90 第2支持フレーム 144 調整部材 184 補助支持フレーム 202 半導体レーザ素子 218 歪み調整機構 220 調整範囲規制手段 222,242,272 反射鏡支持体 248 調整ねじ 276 調整カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−311310(JP,A) 特開 平5−119246(JP,A) 特開 平4−324415(JP,A) 特開 平3−223820(JP,A) 特開 平3−204626(JP,A) 実開 昭63−26176(JP,U) 特公 昭62−23844(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/113 G02B 26/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取るべき原稿を露光するための露光源
    と、前記原稿からの反射光を受光するための受光手段
    と、前記原稿からの反射光を前記受光手段に導くための
    光学反射手段と、前記光学反射手段の光路中に配設さ
    れ、前記原稿の画像情報を前記受光手段に結像するため
    のレンズ組立体とを具備する走査装置において、 前記レンズ組立体および受光手段は受光ユニットに設け
    られ、 前記受光ユニットは受光ハウジングと、前記受光ハウジ
    ングに前記光学反射手段の光路と前記レンズ組立体の光
    軸との相対的位置関係を、光軸に直交する方向および上
    下方向に対して調整するための位置調整機構を介して支
    持された第1支持フレームと、前記レンズ組立体の光軸
    に沿って前記第1支持フレームに対して相対的に位置調
    整自在に装着された第2支持フレームと、前記レンズ組
    立体の光軸に沿って前記第2支持フレーム位置調整自在
    に装着された補助支持フレームとを備え、 前記レンズ組立体は前記第2支持フレームに取付けら
    れ、前記受光手段は前記補助支持フレームに取付けら
    れ、 前記受光ハウジングに対する第1および第2支持フレー
    ムの前記位置調整機構による位置調整範囲を規制し前記
    受光反射手段の光路と前記レンズ組立体の光軸との特定
    範囲を超える相対移動を阻止するための調整範囲規制手
    段を備えたことを特徴とする走査装置。
  2. 【請求項2】 画像情報を有するレーザ光を照射するレ
    ーザ光照射手段と、前記レーザ光照射手段からのレーザ
    光が照射される感光受光手段と、前記レーザ光照射手段
    からのレーザ光を前記感光受光手段に導くための光学手
    段とを具備する走査装置において、 前記光学手段は、レーザ光を所定方向に反射する光学反
    射鏡を含んでおり、 前記光学反射鏡は一対の反射鏡支持体に支持され、前記
    光学反射鏡の一端部が一方の反射鏡支持体に回動自在に
    支持され、その他端部が他方の反射鏡支持体に近接およ
    び離隔する方向に移動自在に支持され、 前記光学反射鏡の前記他端部を前記他方の反射鏡支持体
    に近接および離隔する方向に移動して前記光学反射鏡の
    長手方向の傾きを調整し、これによって前記感光受光手
    段に導かれるレーザ光のスポットの歪みを調整するため
    の歪み調整機構と、 前記の歪み調整機構によるスポットの歪み調整範囲を規
    制するための調整範囲規制手段とが設けられ、 前記調整範囲規制手段は、前記光学反射鏡の傾きを規制
    して前記スポットの前記歪み調整範囲を超える歪みの発
    生を阻止することを特徴とする走査装置。
  3. 【請求項3】 前記歪み調整機構は、前記光学反射鏡の
    前記他端部を前記他方の反射鏡支持体に近接および離隔
    する方向に移動させるための操作部材を備え、前記操作
    部材の操作部の少なくとも一部が前記他方の反射鏡支持
    体から外方に突出し、 前記調整範囲規制手段は、前記操作部材の移動量を規制
    して前記スポットの前記歪み調整範囲を超える歪みの発
    生を阻止することを特徴とする請求項2記載の操作装
    置。
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