JPH0519663Y2 - - Google Patents

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JPH0519663Y2
JPH0519663Y2 JP1989013033U JP1303389U JPH0519663Y2 JP H0519663 Y2 JPH0519663 Y2 JP H0519663Y2 JP 1989013033 U JP1989013033 U JP 1989013033U JP 1303389 U JP1303389 U JP 1303389U JP H0519663 Y2 JPH0519663 Y2 JP H0519663Y2
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JP
Japan
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wire harness
bracket
wall
locking protrusion
upper inner
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JP1989013033U
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気配線に用いるワイヤハーネスを
車両等に固定するための保持具に係り、振動等に
より保持具の破損を防止したものである。
〔従来の技術〕
第3図は、自動車のバツテリートレイ13にワ
イヤハーネス2を固定する状態を示すものであ
る。
図で、17は、合成樹脂性のワイヤハーネス保
持具であり、板状のワイヤハーネス保持部18の
中央に係止用突起19を突設して成るものであ
る。該係止突起19は、支柱20の先端から左右
に拡がる傘部21を形成して成り、該傘部21は
縮径方向に可撓性及び復元性を有している。そし
て、該保持部18にワイヤハーネス2をビニール
テープ12で巻回固定する。
図で、3はバツテリートレイ13に設けられた
取付ブラケツトであり、該ブラケツト3には、前
記係止突起19の傘部21よりも小径の取付孔1
4を穿設してある。
このバツテリートレイ13の場合には、ブラケ
ツト3の上方あるいは側方にスペース的な余裕が
ないため、ブラケツト3の下方にワイヤハーネス
2を位置させざるを得ず、ブラケツト3の取付孔
14に対し、ワイヤハーネス保持具17の係止突
起19を嵌入してワイヤハーネス2を吊り下げた
状態に保持する。
しかしながら、この状態にあつては、ワイヤハ
ーネス2の重量がそのまま係止突起19にかかる
ために、走行中の振動で係止突起19の傘部21
や支柱20が欠損して保持具17が外れてしまう
という問題があつた。特に、このバツテリートレ
イ13の下方にはブレーキパイプ(図示せず)が
通つている関係上、ブレーキパイプとワイヤハー
ネス2との干渉は絶対避けなければならない。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記の問題に鑑み、車両走行中の振
動等によつても破損せず、安定してワイヤハーネ
スを保持可能なワイヤハーネス保持具を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、ワイヤ
ハーネスを固定させるワイヤハーネス保持板と、
車体側から突出した板状のブラケツトを挿通させ
る開口を有し、該ワイヤハーネス保持板と連結し
た函体部と、該ブラケツトの取付孔に対する係止
突起とを具備するワイヤハーネス保持具におい
て、一対の該ワイヤハーネス保持板の間に、対向
する一対の側部内壁と該一対の側部内壁を連結す
る上部内壁とを有する矩形状に屈曲した前記函体
部を形成し、該函体部の上部内壁に前記係止突起
を一体に垂設して成り、該係止突起を前記ブラケ
ツトの取付孔に係合させた状態で、該上部内壁が
該ブラケツトに当接してワイヤハーネスを支持さ
せることを特徴とする。
〔作用〕
取付側ブラケツトに函体部の開口を差し込み、
函体部を押し下げて該ブラケツトの取付孔に上方
より係止突起を嵌入すると、函体部の内壁はブラ
ケツトに直接当接し、函体部内にブラケツトを安
定して把持する。そして、函体部が上下及び左右
方向の力を直接受けるから、係止突起には負担が
かからない。
〔実施例〕
第1図は、本考案の係るワイヤハーネス保持具
の一実施例を示すもので、1は保持具、2はワイ
ヤハーネス、3は相手側取付ブラケツトである。
該保持具1は、合成樹脂を材料とした函体部4
の正面側並びに下面側を開口すると共に、正面の
開口5に隣接する上部内壁6に対し、係止突起7
を垂設してある。該係止突起7は、従来と同じ
く、支柱8の先端から左右に拡がる傘部9を形成
して成り、該傘部9は縮径方向の可撓性及び復元
性を有している。さらに、函体部4の下端両側に
対し、該係止突起7の垂設方向に対して直交する
方向にワイヤハーネス保持板10を延設してあ
る。また、該保持板10の先端上縁には、突出部
11を設けてある。
そして、該保持板10の下側にワイヤハーネス
2をビニールテープ12で巻回固定している。
取付ブラケツト3は、従来と同じく、車両側の
バツテリートレイ13に対して水平方向に突き出
して設けてあり、該ブラケツト3の中央には保持
具取付孔14を穿設している。
そして、函体部4の開口5を該ブラケツト3に
差し込み、係止突起7を取付孔14に嵌入する。
第2図は、その取付状態を示す平面図(上方
視)である。
ここで、函体部4の上部内壁6はブラケツト3
の上面3′に直接当接しており、振動等で生じる
垂直方向荷重を該上部内壁6が直接受けるから、
係止突起7に引張力が作用することはない。さら
に、函体部4の側部内壁15及び背部内壁16が
ブラケツト3の側面3″に当接してガタツキを規
制するから、係止突起7に曲げ方向の力が作用す
ることもない。従つて、係止突起7が破損するこ
とはない。
〔考案の効果〕
上記の如くに、本考案に係るワイヤハーネス保
持具は、一対のワイヤハーネス保持板の間に函体
部を形成し、該函体部の上部内壁に係止突起を設
けて、該係止突起をブラケツトの取付孔に係合さ
せた状態で、該上部内壁がブラケツトに当接して
ワイヤハーネスを支持させるから、車両走行中の
振動等によつても係止突起が破損せず、ワイヤハ
ーネスを安定して保持できる。そしてワイヤハー
ネスの切損やその他の事故を未然に防止する効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図はその取付状態を示す平面図(上方視)、第3
図は従来例を示す斜視図である。 1……ワイヤハーネス保持具、3……ブラケツ
ト、4……函体部、5……開口、6……上部内
壁、7……係止突起、10……保持板、15……
側部内壁、16……背部内壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ワイヤハーネスを固定させるワイヤハーネス保
    持板と、車体側から突出した板状のブラケツトを
    挿通させる開口を有し、該ワイヤハーネス保持板
    と連結した函体部と、該ブラケツトの取付孔に対
    する係止突起とを具備するワイヤハーネス保持具
    において、 一対の該ワイヤハーネス保持板の間に、対向す
    る一対の側部内壁と該一対の側部内壁を連結する
    上部内壁とを有する矩形状に屈曲した前記函体部
    を形成し、該函体部の上部内壁に前記係止突起を
    一体に垂設して成り、 該係止突起を前記ブラケツトの取付孔に係合さ
    せた状態で、該上部内壁が該ブラケツトに当接し
    てワイヤハーネスを支持させることを特徴とする
    ワイヤハーネス保持具。
JP1989013033U 1989-02-08 1989-02-08 Expired - Lifetime JPH0519663Y2 (ja)

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JPH02105679U JPH02105679U (ja) 1990-08-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2544887Y2 (ja) * 1991-03-28 1997-08-20 因幡電機産業株式会社 配管支持具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6033692U (ja) * 1983-08-15 1985-03-07 三菱重工業株式会社 原子炉容器支持構造物

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