JPH0519658A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH0519658A
JPH0519658A JP33861391A JP33861391A JPH0519658A JP H0519658 A JPH0519658 A JP H0519658A JP 33861391 A JP33861391 A JP 33861391A JP 33861391 A JP33861391 A JP 33861391A JP H0519658 A JPH0519658 A JP H0519658A
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JP
Japan
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roller
fixing
fixing device
main body
stopper
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Application number
JP33861391A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kagiura
和夫 鍵浦
Hiroyuki Miyake
裕幸 三宅
Seiji Sagara
誠治 相良
Nobukazu Sasaki
信和 佐々木
Takaharu Yonemori
隆治 米盛
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着ユニットのメンテナンスを容易にする。 【構成】 定着ユニットを定着ローラ母線方向に引き出
し可能とし、所定以上の引き出しを阻止するストッパを
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は像支持材をローラ対で挟
持搬送してトナー像を定着する定着装置を有する画像記
録装置に関する。
【0002】例えば、周面に離型材料の被覆を有する加
熱された定着ローラと、ゴムのような弾性変形する表面
層を有する加圧ローラとを互いに圧接させ、この両ロー
ラ間に像支持材を通してトナー像を加熱溶融定着するよ
うに構成された定着装置は広く使用されているが、かか
る定着装置に於いては、前記ローラが種々の原因により
損傷しやすい(ローラが損傷すると定着不良やオフセッ
ト、像支持材のローラへの巻き付きが頻発するようにな
る)為、ローラの修理や交換が容易に行えるものである
こと、またローラはトナーや紙粉等で汚損しやすい(こ
の場合も上記と同様な不都合が頻発する)のでローラの
清掃が容易に行えるものであること、ジャムした像支持
材が容易に除去できることが望まれる。しかし従来に於
いてはジャム処理が面倒で、またローラの修理、交換や
清掃は一々定着装置を分解して行っていたため手間がか
かるばかりでなく、再組立の際の調節が面倒で熟練を要
し、その為補修後縷々定着不良が生ずるというような不
都合があった。
【0003】本発明の主な目的は上記の不都合を解決し
た構成の簡単な装置を提供することである。
【0004】この目的を達成する本発明は、像支持材上
に未定着画像を形成する手段と、像支持材を挟持搬送し
て未定着画像を定着する定着ローラ対を有する定着ユニ
ットと、を有する画像記録装置において、上記定着ユニ
ットは定着ローラ母線方向に引き出し可能であると共
に、所定以上の引き出しを阻止するストッパを有するこ
とを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0006】図1は本発明の画像記録装置である電子写
真複写装置である。
【0007】図に於いて、1は周面に電子写真感光体を
有し、矢印方向に回転する感光ドラムである。ドラム1
は回転に従ってまずコロナ放電器2で均一に帯電され、
次にスリット9を介して被複写原稿0の光学像のスリッ
ト露光を受け、かくしてドラム1には原稿0に対応した
静電潜像が形成される。
【0008】原稿0は原稿台ガラス0′に載置され、そ
して矢印方向に1:1/2の速度比で移動する走査ミラ
ー3、4で走査される。その際ミラー3と一体的に移動
する照明器5によって原稿は照明される。斯様に走査さ
れた原稿0はレンズ6によって結像されるが、その結像
光束は固定ミラー7、8によって反射され、そして前記
スリット9を介してドラム1に入射する。
【0009】前記潜像は現像器10によって現像され、
トナー像が形成される。このトナー像は転写帯電器11
の作用下で紙Pに転写される。紙Pは供給カセット12
から送出しローラ13によって一枚宛送り出され、ガイ
ド板14に案内されてタイミングローラ15に送られ
る。ローラ15は原稿走査に磁気を対応させて紙を発進
させるが、この紙はガイド板16に案内されて転写位置
に送られ、上記の如くトナー像が転写される。転写後紙
Pはドラム1から分離され、ベルト17によって定着装
置に送られる。定着装置は内部に熱源を有する定着ロー
ラ18と、この定着ローラに圧接した加圧ローラ19と
を有し、夫々矢印方向に回転して上記の紙を挟持搬送す
る。その際紙Pのトナー像支持面はローラ18に圧接さ
れるが、トナー像はローラ18の熱により溶融され、こ
れによって像は紙Pに定着せしめられる。ローラ18、
19の圧接部を通過した紙Pは、この紙Pをローラ18
から分離する為に先端がローラ18に当接せしめられた
分離爪20と、この爪20に対向して紙Pの通路を構成
するガイド板21′とにより排紙ローラ22、23に導
かれる。ローラ22、23は夫々矢印方向に回転し、ロ
ーラ18、19から出て来た紙Pを挟持搬送して収納ト
レイ29に排出する。
【0010】尚、転写後ドラム1に残留したトナーはク
リーナー25によりクリーニングされ、ドラム1は再び
前記画像形成プロセスに使用される。
【0011】以上の諸手段は原稿台0′を上部表面に固
定した複写装置本体の外装箱体B内に配置されている
が、ローラ18、19は、箱体Bの前扉(不図示)を開
いてから、この箱体外に取り出し可能でり、また箱体内
の所定位置に装着可能である。
【0012】即ち、ローラ18は上側板24a,24b
に回転可能に支持されており、一方ローラ19は下側板
25a,25bに回転可能に支持されている。そして後
述のように上側板24a,24bは回動可能に下側板2
5に軸着されている。下側板25a,25bは後述のよ
うに座台26に固定されており、そしてこの座台26は
複写装置本体外装箱B内の不動位置に固定されたガイド
部材27に摺動可能に支持されている。このガイド部材
27は図に垂直な方向に座台26を案内する。而して後
述の支持板28を平常位置から臨時位置に倒すと、座台
26、側板24a,24b,25a,25bと一体的に
ローラ18、19を、ガイド部材27の案内下で、図1
で紙面の手前に向って、箱体B内の定着作用を営む設定
位置から引き出することができる。なお簡単の為、側板
24a,24b,25a,25bとこれに取り付けられ
た部材、手段(例えばローラ18,19、座台26)等
で構成される部分を定着装置本体部分ということにす
る。
【0013】以下定着装置につき更に詳述する。
【0014】以下の各図に於いて、定着ローラ18は金
属製円筒ロールの周面に4弗化エチレン樹脂等の離型材
料の薄い被覆18′を施して成り、このローラの中空内
にはヒータ18″が配置されている。ヒータ18″はロ
ーラ18を加熱し、これに圧接された紙Pのトナー像を
溶融させる。また加圧ローラ19は芯金ロール19′に
シリコーンゴム等の離型性のある厚い弾性体の層19″
を被覆して成る。ローラ18は常時は図2のようにロー
ラ19に圧接されており、これによって上記弾性体層1
9″は両ローラの圧接部にて弾性変形して紙Pの進行方
向に関しローラ圧接幅を形成し、ローラ18,19の回
転速度に対して定着に必要な時間紙をローラ18,19
に挾圧させるようになっている。尚、モータからの回転
駆動力はローラ18の軸に固設されたギア18″に伝達
され、これによってローラ18は矢印方向に回転駆動さ
れる。一方ローラ19は摩擦力によりローラ18に従動
回転する。なお前記ベルト17で送られて来た紙はガイ
ド板21で案内され、ローラ18,19間に送り込まれ
る。
【0015】さて、ローラ18は両端側に夫々設けられ
た上側板24a,24bに回転可能に支持されている。
詳述するとローラ18の両端は夫々軸受31a,31b
に回転自在に支持されている。一方、上側板24a,2
4bには夫々U字状で下部が開放された軸受支持用切除
部30a,30bが設けられている。そして上記軸受3
1a,31bがこの切除部30a,30bにややきつめ
に押し込められ、これによってローラ18は側板24
a,24bに支持される。軸受31a,31bは後述の
側板24a,24bの回動運動程度ではこの側板から外
れないが、側板24a,24bを図2の平常位置から図
5の臨時位置に回動しそして工具で上記軸受31a,3
1bに軽い打撃を加えるとこの軸受は側板の前記U字状
切除部から容易に取り外せるものである。即ちローラ1
8を側板24a,24bから取り外すことができる。
【0016】また下側板25a,25bにも同様に上部
が開いたU字状切除部32a,32bが夫々設けられて
いる。そしてこの切除部32a,32bには、夫々ロー
ラ19の両端を回転自在に支持した軸受33a,33b
が各々ややゆるめに落し込まれており、これによってロ
ーラ19は側板25a,25bに支持される。そして上
側板24a,24bを臨時位置に回動させると、ローラ
19はその軸受33a,33bと一体的に工具を使用せ
ずに側板25a,25bから取り外すことができる。ま
た下側板25a,25bには前記ガイド板21が固設さ
れている。
【0017】前記上側板24a,24bは、ステー34
で連結され、相互に固定されている。一方、下側板25
a,25bは、前記座台26で連結され、相互に固定さ
れている。而して上側板24a,24bは下側板25
a,25bに夫々植設されたピン35a,35bに回動
可能に支持されている。
【0018】また下側板25a,25bには、ローラ1
9に関してピン35a,35bと逆の側の位置に於いて
夫々ピン36a,36bが植設されている。そしてこの
ピン36a,36bには夫々フック部材37a,37b
が回動可能に支持されている。一方、上側板24a,2
4bにはロッド38が掛け渡されている。詳述すると、
側板24a,24bには夫々長孔39a,39bが穿設
されており、そしてこの長孔に上記ロッド38の両端が
長孔長手方向に変位可能に嵌入されている。一方、ロッ
ド38には横孔が設けられていてこの横孔にボルト40
が挿通されている。このボルト40のねじ部は前記ステ
ー34に設けられた孔に挿通され、ステーの孔から突き
出た部分にナット41が螺合されている。而してロッド
38はボルト40の頭部によって支持され、そしてボル
ト40はナット41によってステー34に支持されてい
る。従ってナット41の回転調節によってロッド38は
前記長孔長手方向に位置調節可能である。これによって
前記フック部材37a,37bの回動軸36a,36b
とこのロッド38間の距離が調節できる。そしてフック
部材37a,37bのフック部37′a,37′bは上
記ロッド38に引っ掛けられ、これに係止される。
【0019】このようにしてローラ18はローラ19に
圧接され、前記のようにローラ19の弾性体層19″を
圧縮変形させて像支持紙Pを挾圧搬送し、トナー像を定
着させるニップ部を形成する。このようにフック部材の
フック部37′a,37′bがロッド38に掛けられ係
止された時に於いて、ローラ18及びその支持側板24
a,24bは通常位置にあるという(図2、図3参
照)。
【0020】尚、通常位置に於けるローラ18のローラ
19に対する圧接力は前記ナット41の調節によって調
整できるものである。そしてボルト40、ナット41か
ら成る調節手段はローラの両端部側に各1組設けられて
いて、相互に独立して調節可能である。
【0021】尚、複写位置のメインスイッチがONであ
ろうとOFFであろうと、或いは複写位置の複写動作が
行われていようと休止中であろうと、或いはローラ1
8、19間に紙Pがあろうとなかろうと、操作者が前記
フック部材37a,37bを手動で軸36a,36bを
中心に時計方向に回してフック部をロッド38から外し
(図4参照)或いは更に上側板24a,24bを手動で
軸35a,35bを中心に反時計方向に回動させローラ
18をローラ19から退避させ(図5参照)ない限り、
常時ローラ18はローラ19に圧接されている。しかし
層19″として使用される最近のシリコーンゴムは常時
圧縮されていても殆んど永久変形を来さないほど性能が
向上しているので、層19″に常時ローラ18を圧接し
ていても不都合はない。また、複写装置のメインスイッ
チをOFFにしてヒータ18″を消勢している時、ロー
ラ18、19は熱膨張していないので両者の圧接力は小
さいものである。
【0022】次に、前述した分離爪20、ガイド板2
1′、排出ローラ22,23及びトレイ29は支持板2
8に取り付けられている。この支持板28は複写装置本
体側の不動位置に支持されている軸42に回動自在に支
持されている。そして支持板28はこの軸42を中心に
操作者の手動で図2の位置から反時計方向に90°程度
回動させることができる。従ってこの支持板28と一体
的にローラ22,23、ガイド板21′、爪20は、ロ
ーラ18,19の後方から大きく退避する。尚、簡単の
為支持板28とこれに取り付けられた手段、部材(2
0,21′,22,23等)で構成される部分を定着装
置排紙系部分という。
【0023】支持板28には図2に図示のようにピン4
3が植設されており、このピン43を軸にフック44が
揺動可能に支持されている。フック44には、一端が支
持板28の後部壁に押し当てられたトーションばね45
の他端が係止されており、これによってフック44は反
時計方向の回動習性が与えられている。しかしその時計
方向の回動範囲は支持板28の凸起28′によって制限
されている。フック44には切欠き44′が設けられて
おり、支持板28が図2の平常位置にある時、即ち、ロ
ーラ18,19の後の排紙路が構成される位置にある
時、この切欠き44′が複写機本体箱B内の不動位置に
固定された固定棒46に係合し、これによって支持板2
8が平常位置に保持される。支持板28をローラ18,
19の後が開放され、前記排紙路が解消される臨時位置
に倒すには、操作者がフック44の折曲板部44″を押
せば、フック44がばね45の付勢力に逆らって反時計
方向に回動し、これによって切欠き44′が固定棒46
から外れるから、支持板28は反時計方向に手動で回動
できる。支持板28を臨時位置から平常位置に戻すに
は、操作者が手で押して支持板28を時計方向に回動さ
せればよい。フック44の先端にはカム面44′′′が
形成されており、上記回動に伴ってこのカム面4
4′′′が棒46の下面に当り、これによってフック4
4は時計方向に回動されて切欠き44′が棒46に嵌合
する。
【0024】尚、支持板28が図2の位置にある時は爪
20はローラ18に当接している。
【0025】さて、前述したように27は複写装置本体
の不動位置に固定されたガイドレールで、両側に底面に
対する90°折曲部27′と更にそれに対する90°折
曲部27″とを有している。一方、側板25a,25b
の固定された座台26もその両側に底面に対する90°
折曲部26′を有している。而して座台26はガイドレ
ール27に図の如く摺動可能に嵌合され、これにより定
着装置本体部分が操作者の手動操作で本体箱B内の定位
置から手前に引き出せ、また手前から奥に挿し込めるよ
うになっている。図6に示すように、座台26の手前側
には開口47が設けられている。そしてレール27の手
前側には、ばね49によって上向きに回動付勢されたス
トッパ48が設けられている。このストッパ48はレー
ル27に取り付けられた軸に回動可能に支持された操作
部材51の端部で構成されているものであるが、いずれ
にせよ定着装置本体部分が複写装置本体内の設定位置に
ある時上記ストッパ47がばね49の付勢力により上記
座台の開口48にはまって、これにより定着装置本体部
分が複写装置本体から不用意に引き出されることを防止
している。定着装置本体部分を前記のように引き出すに
は、後述のように支持板28を臨時位置に倒して、次に
手動で部材51を上に押してストッパ48を座台26下
に退避させてから行う。そして座台26の奥の側にも図
7に示すように開口52が設けられており、定着装置本
体部分をガイドレール27に沿って手前に引き出して行
くと、その行程の最後に於いて前記ストッパ48がばね
49の付勢力でこの開口52にはまり込み、それ以上の
引き出しが阻止されるようになっている。勿論この状態
で操作者が前記押え51を上に押して開口52からスト
ッパ48を退避させ、更に定着装置本体部分を引き出す
と、複写装置本体から完全に取り外すこともできる。
尚、図7の状態に於いて、座台26の折曲部26′がガ
イドレールの折曲部27″に干渉して、定着装置本体部
分は転倒することはない。
【0026】前記支持板28の下部には図2、図6図示
のように突起53が設けられており、一方座台26とガ
イドレール27には夫々切欠き54、55が設けられて
いる。而してローラ18,19が定着作用を営む設定位
置に位置している時、換言すれば定着装置本体部分が複
写装置本体箱B内の設定位置に位置している時、この座
台26の上記切欠き54とレール27の上記切り欠き5
5とが図2、図6に示すように一致し、そしてこの一致
した両切り欠き54,55中に通常位置にある時の支持
板28の前記突起部53が嵌合する。従って支持板28
が通常位置にある時、座台26の切り欠き54の側面が
前記突起部53に当ってこの状態では定着装置本体部分
を設定位置から引き出すことはできない。そして爪2
0、ガイド板21、排出ローラ22,23をローラ1
8,19の後部から退避させてローラ18,19の後方
の紙排出路を開放する為に支持板28を前記のように軸
42を中心にして倒すと、支持板28の突起部53は前
記切り欠き54,55から逃げ、これによって定着装置
本体部分を設定位置から引き出すことができるようにな
る。一方、その後定着装置本体部分を設定位置に押し込
むに際し、設定位置に戻っていない場合は前記2つの切
り欠き54,55が一致しないから、その場合は突起部
53が折曲部26′の上端に当るだけで座台26の切り
欠き54に落ち込めず、支持板28を臨時位置から2
0,21,22,23の各部材が紙の排出路を構成する
正常位置に復帰させることができない。つまり53,5
4,55の手段は、前記分離爪20がローラ18に当接
したままの状態では定着装置本体部分を設定位置から引
き出せない(もし引き出すと爪20によりローラ18に
傷がつけられ、これが定着不良の原因となる)ように保
証するとともに、定着装置本体部分が設定位置に戻され
ないと定着装置全体が作動可能な状態にセットできない
よう保証され、誤操作が防止できる。
【0027】次にローラ駆動機構について説明する。図
8、図9はローラ駆動機構を図1紙面に関し奥の方から
見た図である。各図に於いて、18′′′は定着ローラ
18の軸に固定されたギアである。また56は複写機本
体箱B内の不動位置に回転可能に支持されたギアであ
り、このギア56にはスプロケット57が一体的に固定
されている。そしてメインモータMからの回転駆動力を
伝達するチェーン58がスプロケット57に掛けられて
おり、これによりギア56が回転駆動される。ギア56
の回転はアイドラギア59,60を介してギア1
8′′′に伝達される。即ちギア56はギア59に噛合
し、ギア59はギア60に噛合しており、そしてギア6
0がギア18′′′に噛合せしめられる。
【0028】尚、モータMはドラム1、ミラー3,4、
ローラ13,15、ベルト17もチェーン、スプロケッ
ト、クラッチ、ギア列等の動力伝達機構を介して駆動す
るものである。
【0029】さて、ギア60は、複写機本体箱B内の不
動位置に支持されている軸61を中心に揺動可能なアー
ム63に植設された軸62に回転自在に支持されてい
る。従って定着装置本体部分を複写機本体から引き出し
ても、ギア59,60は複写機本体側に残る。上記軸6
1にはギア59も回転自在に支持されている。図8の状
態の時、即ち前記支持板28が平常位置にある時、アー
ム63は重力により軸61を中心として反時計方向の回
動習性を有し、これによってギア60がギア18′′′
に噛合する。
【0030】一方、64は複写機本体箱B内の不動位置
に支持された軸65を中心に揺動可能なアームで、その
アーム64の一端には一端が複写機本体箱B内の不動位
置に係止されたばね66の他端が係止されており、これ
によってアーム64には時計方向の回動習性が与えられ
ている。そして軸65に関し、ばね66の係止部とは反
対側の位置に於いて、アーム64にはピン67が植設さ
れ、また軸65に関し、ばね66の係止部と同じ側には
ピン68が植設されている。而して支持板28が平常位
置にある時は、この支持板28の上部側面がピン68に
係合してアーム64をばね66の弾性力に抗して図8の
位置に保持する(この時ピン67はアーム63から離間
している)が、支持板28を臨時位置に倒すとピン68
はこの支持板28から開放され、依ってアーム64はば
ね66により時計方向に回動する。するとピン67がア
ーム63の一端部に当接してこれを押し、アーム63を
時計方向に回動して図9の如くギア60をギア1
8′′′から離間させる。尚、アーム63が時計方向に
所定角度範囲回動すると、アーム53はストッパ69に
当って回動停止する(図9参照)。支持板28を平常位
置へ回動復帰させると、前記のように支持板28の上部
側面がピン68に当ってこれを押し、アーム64をばね
66の弾性力に抗して反時計方向に回動させるので、ア
ーム63も重力により反時計方向に回動し、これによっ
てギア60がギア18′′′に噛合する。
【0031】尚、70はローラ18のギア18′′′が
固定されたのとは反対側の軸に固定された手動回転操作
用ノブである。
【0032】さて、複写機の動作中、紙Pがローラ1
8,19に挟まれたままの状態で詰まった場合、公知の
検知手段によりそれを検知してモータMとヒータ18″
への入力を断つ。そしてこの場合箱体Bの前扉を開くと
ともに前記の操作によって支持板28を臨時位置に倒
す。これにより紙の進行方向に関し、ローラ18,19
より後側に配置されていた爪20、ガイド21′、及び
排紙ローラ22,23が紙の搬送路から退避して、ロー
ラ18,19の後方には自由な空間が開く。かくして前
記ノブ70を操作者が手動で回転すればローラ19が矢
印方向に回転し、またこれによってローラ18も摩擦従
動回転するから、前記紙はローラ後部に送り出される。
そして如上の大きく開放された空間から紙は容易に取り
除ける。この時、ローラ19はローラ18から離れてい
ないから紙はこのローラ19によってローラ18に当接
せしめられている。従ってトナー像はローラ18の余熱
を受け、溶融して紙に定着する。またこの時前記の如く
ギア60はギア18′′′から離れ、モータ、ローラ間
の連結が断たれているので、ローラ対18,19はノブ
70によって手動で回転できる。
【0033】そして、万一如上の操作によってもジャム
した紙が取り除けなかったり、或いはローラ18,19
の交換や修理、清掃、ガイド21の清掃等の場合は、前
記ガイド部材27に沿って複写機本体からローラ18,
19を内蔵した定着装置本体部分を引き出すものである
が、その際ギア60はギア18′′′から離間している
ので、この引き出しと所要作業終了後ガイド部材27に
沿って複写機本体内に上記定着本体部分を押し込む再装
置の際、ギア18′′′に干渉するものはなく、操作は
容易である。而して前記の操作によって定着装置本体部
分を設定位置から引き出し、そしてフック部材37a,
37bを図4のように時計方向に手動で回動してロッド
38から外した後、図5に示す如く上側板24a,24
bをローラ18と一体的に反時計方向に手動で回動し、
定着装置本体部分を開いて所要の処置を施すものであ
る。所要処置が終了すると上記と逆の順序で定着装置本
体部分を複写装置本体内の設定位置に手動操作で戻す。
【0034】
【発明の効果】以上実施例につき詳述したが、本発明に
よれば簡単な構成により像支持材のジャム処理やローラ
の清掃修理、交換が容易となり、その際ローラを損傷す
ることもない等、種々有用な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の画像記録装置の断面図であ
る。
【図2】本発明の実施例の部分断面図である。
【図3】定着ローラ対を加圧した状態を示す側面図であ
る。
【図4】定着ローラ対の加圧を解除した状態を示す側面
図である。
【図5】定着ローラ対を開放した状態を示す断面図であ
る。
【図6】定着ユニットを設定位置に押し込んだ状態を示
す要部斜視図である。
【図7】定着ユニットを設定位置から引き出した状態を
示す要部斜視図である。
【図8】駆動機構の説明図である。
【図9】駆動機構の説明図である。
【符号の説明】
18 定着ローラ 19 加圧ローラ 20 分離爪 21 ガイド板 22,23 排出ローラ 24a,24b 上側板 25a,25b 下側板 26 座台 27 ガイドレール 28 支持板 35a,35b 軸 36a,36b 軸 37a,37b フック部材 38 係止ロッド 40 調節ボルト 41 調節ナット 42 軸 53 突出部 54,55 切り欠き
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 信和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 米盛 隆治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像支持材上に未定着画像を形成する手段
    と、像支持材を挟持搬送して未定着画像を定着する定着
    ローラ対を有する定着ユニットと、を有する画像記録装
    置において、 上記定着ユニットは定着ローラ母線方向に引き出し可能
    であると共に、所定以上の引き出しを阻止するストッパ
    を有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 上記ストッパを解除することにより、定
    着ユニットは装置本体から取り外し可能であることを特
    徴とする請求項1の画像記録装置。
JP33861391A 1991-12-20 1991-12-20 画像記録装置 Pending JPH0519658A (ja)

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