JPH08328406A - 加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

加熱装置及び画像形成装置

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JPH08328406A
JPH08328406A JP7153975A JP15397595A JPH08328406A JP H08328406 A JPH08328406 A JP H08328406A JP 7153975 A JP7153975 A JP 7153975A JP 15397595 A JP15397595 A JP 15397595A JP H08328406 A JPH08328406 A JP H08328406A
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曜 遊坐
Shuji Nishitani
修治 西谷
Masaaki Nishikawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加圧手段で互いに圧接させた加熱手段と対向
手段との間に被加熱材を挟持させて加熱する加熱装置に
おいて、被加熱材ジャム時の加熱手段と対向手段の圧解
除作業とジャム処理作業を別時に行うことができるよう
にして、ジャムしている被加熱材の除去処理の両手操作
を可能にし、ジャム処理性を向上させること。 【構成】 加圧手段18・20・24で互いに圧接させ
た加熱手段16・18・19と対向手段11との間に被
加熱材を挟持させて加熱する加熱装置において、第1位
置と第2位置に変位操作自在であり、第1位置において
は加熱手段と対向手段とを加圧手段の付勢力で圧接させ
た状態を許容し、第2位置においては加圧手段の付勢力
に抗して加熱手段と対向手段の圧接力を解除又は緩和し
その状態を保持する加圧解除手段22を有することを特
徴とする加熱装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加圧手段で互いに圧接
させた加熱手段と対向手段との間に被加熱材を挟持させ
て被加熱材を加熱する加熱装置、及び該加熱装置を被記
録材に未定着画像を加熱定着させる画像加熱定着装置と
して備えている画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7〜図10に、このような加熱装置の
一例を示した。本例の装置は、特開昭63−31318
2号公報、特開平1−263679号公報、特開平2−
157878号公報、特開平4−44075〜4408
3号公報等で知られるフィルム加熱方式の加熱装置であ
る。
【0003】即ち、加圧手段で互いに圧接させた加熱手
段と対向手段との間に耐熱フィルムを挟ませて走行さ
せ、耐熱フィルムを挟んで加熱手段と対向手段とで形成
される圧接ニップ部の耐熱フィルムと対向手段との間に
被加熱材を導入して耐熱フィルムに密着させて耐熱フィ
ルムと一緒にニップ部を通過させることで加熱手段の熱
を耐熱フィルムを介して被記録材に与えて加熱する装置
であり、図示例の装置は特開平4−44075〜440
83号公報に開示のように、耐熱フィルムとしてチュー
ブ型(円筒状、エンドレス状)のものを使用し、これを
対向部材としての加圧ローラーで回転駆動する、所謂、
加圧ローラー駆動方式・テンションレスタイプの装置あ
る。
【0004】この装置は、電子写真複写機・プリンター
・ファックス等の画像形成装置における画像加熱定着装
置、即ち電子写真・静電記録・磁気記録等の適宜の画像
形成プロセス手段により加熱溶融性の樹脂等より成るト
ナーを用いて被記録材(転写材シート・エレクトロファ
ックスシート・静電記録シート・印刷紙等)に形成した
トナー画像を永久固着像として加熱定着する画像加熱定
着装置等として活用できる。
【0005】図7は加圧状態時の装置(画像加熱定着装
置)の側面図、図8は横断側面図、図9は加圧解除状態
時の装置の側面図、図10は加圧状態時の装置の背面図
である。
【0006】8は装置枠体のベース板、9・9は装置枠
体の左右側面板であり、ベース板8の左右部をそれぞれ
直角に上向きに折り曲げてベース板8と一体に形成具備
させてある。その左右側面板9・9の面には、それぞれ
対称に、上端を側面板の上辺に開放させた縦長のガイド
溝穴10を形成具備させてある。
【0007】11は後述する加熱手段に対する対向手段
としての加圧ローラーであり、鉄やアルミニウムの心金
棒12と耐熱性ゴム材層13とからなり、芯金棒12の
左右両端側にそれぞれ軸受14a・14bを外嵌し、そ
の各軸受14a・14bをそれぞれ前記の左右側面板9
・9の各ガイド溝穴10に上端開放部から嵌め入れてガ
イド溝穴10の下端まで落とし込むことにより、加圧ロ
ーラー11を左右側面板9・9間に軸受14a・14b
を介して回転自在に組み込んである。15は加圧ローラ
ー11の芯金棒12の一端側に固着した駆動ギアであ
る。
【0008】16は横断面略半円弧状樋型のフィルム内
面ガイド部材(以下、フィルムガイドと記す)である。
17a・17bはこのフィルムガイド16の左右両端部
にそれぞれ一体に外方に延長させて具備させた張り出し
部である。
【0009】このフィルムガイド16の下面の略中央部
には長手に沿って熱源としてのセラミックヒーター18
を固定保持させて設けてある。該ヒーター18は、耐熱
性・絶縁性のセラミック基板と、該基板に形成された通
電発熱抵抗体を基本構成とし、該抵抗体に電力を供給し
て発熱させるものである。
【0010】19は上記のヒーター18付のフィルムガ
イド16にルーズに外嵌させたチューブ型(エンドレ
ス)の耐熱フィルム(以下、定着フィルムと記す)であ
る。
【0011】本例装置において、上記のフィルムガイド
16・ヒーター18・定着フィルム19のアセンブリが
加熱手段である。
【0012】チューブ型の定着フィルム19を外嵌させ
た上記のヒーター18付のフィルムガイド16は、ヒー
ター18を保持させた下面を下向きにして、左右両端部
の張り出し部17a・17bをそれぞれ装置枠体の左右
側面板9・9のガイド溝穴10に上端開放部から嵌め入
れて左右側面板9・9の間に落とし込むことにより組み
込んである。
【0013】このフィルムガイド16の組み込みによ
り、先に組み込んだ加圧ローラー11の上面部とフィル
ムガイド16の下面のヒーター18とが定着フィルム1
9を挟んで対向する。
【0014】20は装置枠体の左右側面板9の上辺間に
回動中心軸21を中心に上下方向に回動自在に設けた加
圧部材(以下、加圧板と記す)である。
【0015】24a・24bは左右一対のセットバネで
あり、加圧板20の回動中心軸21側と反対側の左右部
に設けたバネ掛り部25a・25bと、装置枠体のベー
ス板8の左右部に設けたバネ掛り部26a・26bとの
間に張設してある。
【0016】加圧板20は自由状態において上記のセッ
トバネ24a、24bの引っ張り力により回動中心軸2
1を中心に左右側面板9・9の上辺の突き当て部27a
・27bに突き当たって受け止められて装置枠体に対す
る位置決めがなされた姿勢に保持される。
【0017】28・28は加圧板20の左右側にそれぞ
れ回動中心軸21とセットバネ24a・24bの間位置
に設けた左右一対の予圧部材である。この予圧部材28
はそれぞれ加圧板20に設けた穴にゆるく嵌入している
軸棒部28aと、その上端部と下端部に一体に設けた鍔
座28b・28cとからなる縦長の棒材である。
【0018】29・29はそれぞれこの左右の予圧部材
28の軸棒部28aにゆるく外嵌させて加圧板20と下
端部鍔座28cとの間に縮設した加圧バネである。
【0019】左右の予圧部材28・28の各下端部鍔座
28c・28cはそれぞれフィルムガイド16の左右両
端部の張り出し部17a・17bに対応しており、加圧
板20が図7・8・10のように、セットバネ24a・
24bの引っ張り力により突き当て部27a・27bに
突き当たって受け止められて装置枠体に対する位置決め
がなされた姿勢に保持されている状態においては、左右
の予圧部材28・28の下端部鍔座28c・28cがそ
れぞれフィルムガイド16の左右両端部の張り出し部1
7a・17bに当接して加圧バネ29・29の突っ張り
力による予圧部材28・28の押し下げ力でフィルムガ
イド16に押し下げ力が作用してフィルムガイド16と
加圧ローラー11とが定着フィルム19を挟んで加圧さ
れ、加圧ローラー11の耐熱性ゴム材層13が変形して
ヒーター18と加圧ローラー11とが定着フィルム19
を挟んで面接触して所定幅の圧接ニップ部(定着ニップ
部)Nが形成された状態となる。このニップ部Nの幅が
加熱の温度と共に定着性能を保証する上で重要であり、
ニップ部Nの幅を安定的にかつ必要十分な形で確保する
ことが設計上大切なポイントになっている。17cは予
圧部材28の下端部鍔座28cが対応当接するフィルム
ガイド16の左右両端部の張り出し部17a・17bの
加圧部分である。
【0020】一般的に、このような装置において加熱手
段と対向手段との加圧力は大きく、小型装置で総圧5〜
10kg、大型装置で総圧40〜60kgとされてい
る。
【0021】上述の図7・8・10の装置状態を以降
「装置の加圧状態」という。この装置の加圧状態におい
ては、左右の各予圧部材28・28の上端部鍔座28b
・28bの下面と加圧板20の上面の間には隙間aが生
じていて予圧部材28・28の上端部鍔座28b・28
bと加圧板20とは非掛合であり、予圧部材28・28
自体には加圧バネ29・29による引っ張り応力は何等
かかっていない。
【0022】またこの装置の加圧状態において、セット
バネ24a・24bは加圧バネ29・29に抗して加圧
板20を装置枠体の左右側面板9・9の上辺の突き当て
部27a・27bに突き当てて受け止めさせて装置枠体
に対する位置決め姿勢状態を安定に保持する力を必要と
するが、図示モーメントを考えると、そのセットバネ2
4a・24bの力は加圧バネ29・29の略半分以上の
バネ力で良いことがわかる。そして装置の加圧状態にお
いてはフィルムガイド16と加圧ローラー11とは加圧
バネ29・29の所定の変位による圧力で圧接状態が安
定に保たれていることになる。
【0023】本実施例の装置では、予圧部材28・2
8、加圧バネ29・29、加圧板回動中心21、セット
バネ24a・24bを装置へ導入させる被加熱材として
の被記録材P(シート材)の幅に対して前後に各1個ず
つ設けて被記録材Pの幅方向に対して安定した圧力が加
えられるように構成している。
【0024】30は装置への被記録材案内ガイドであ
り、装置枠体のベース板8に取付けてある。31は定着
後下ガイドであり、装置枠体のベース板8に取付けてあ
る。32は定着後上ガイドであり、加圧板20の下面に
取付けてある。
【0025】33はヒーター18に対する給電用コネク
ターであり、このコネクターを介してヒーター18に対
する給電がなされてヒーター18が加熱され、不図示の
温調系により所定の温度に温調される。
【0026】加圧ローラー11はその一方の軸端に固着
したギア15が画像形成装置本体の駆動系のギア(不図
示)に噛合しており、所定の周速度をもって反時計方向
に回転駆動されることで加圧ローラー11の表面摩擦力
で定着フィルム19がヒーター18の表面に密着してフ
ィルムガイド16の外回りを回転駆動される。
【0027】定着フィルム1が加圧ローラー11の回転
駆動により回転しており、又ヒーター18の加圧状態に
おいて、不図示の画像形成プロセス手段部から搬送され
た被加熱材としての、未定着トナー画像を上面に担持し
被記録材Pが被記録材案内ガイド30で定着ニップ部N
を通過する過程で、ヒーター18の熱エネルギーが定着
フィルム19を介して被記録材Pにあたえられてトナー
画像の加熱定着がなされる。
【0028】このようなフィルム加熱方式の加熱装置
は、昇温の速い低熱容量のヒーター18や薄膜の耐熱フ
ィルム19を用いることができるため、省電力化、ウェ
イトタイムの短縮化が可能となる、画像形成装置等の本
機の機械昇温を低めることができる等の利点を有し、効
果的なものである。
【0029】Aは加圧板20に取り付けた加圧解除用把
手部である。加熱手段側の定着フィルム19や対向手段
である加圧ローラー13に対して被加熱材としての被記
録材Pが巻き付いてジャムしたり、装置の緊急停止によ
り定着ニップ部Nに被記録材Pが挟まれて滞留状態にな
った時は上記の把手部Aを握って加圧板20をセットバ
ネ24a・24bに抗して軸21を中心に、図9のよう
に上方に回動操作する。
【0030】この加圧板20の上方への回動により、回
動初期においては加圧板20の上面が左右の予圧部材2
8・28の上端鍔座28b・28bの下面に掛合し、引
き続く加圧板20の上方への回動により予圧部材28・
28が加圧板20と共に上方へ引き上げられて予圧部材
28・28の下端部鍔部28c・28cがそれぞれフィ
ルムガイド16の左右両端部の張り出し部17a・17
bから離れて該張り出し部17a・17bに対する加圧
バネ29・29の押圧力がなくなる。
【0031】これによりフィルムガイド16と加圧ロー
ラー11との圧接、即ち定着ニップ部Nの加圧状態が解
除され、加熱手段としてのフィルムガイド16・ヒータ
ー18・定着フィルム19のアセンブリは対向手段とし
ての加圧ローラー11に対して自重で乗っているだけの
状態となり、定着ニップ部Nに挟まれたジャム被記録材
Pの拘束が解かれてそのジャム被記録材Pを引き抜いて
取り除くジャム処理を行うことができる。把手部Aから
手を離すと、セットバネ24a・24bツ装置は再び加
圧状態に復帰する。
【0032】
【発明が解決しようとしている課題】従来装置において
は、加熱手段16・18・19と対向部材11の圧接ニ
ップ部Nに挟まれてジャムしている被加熱材Pのジャム
処理は、上記のように、一方の手で加圧解除用把手部A
を握って加圧手段24a・24bの加圧力に抗して加熱
手段と対向部材との圧接力を解除又は緩和し、把手部A
から手を離すと装置は再び加圧状態に復帰してしまうか
ら、その加圧解除状態を把手部Aを引き続き握ったまま
保持させ、他方の手によりジャムしている被加熱材Pの
除去処理をする操作である。即ち圧解除作業とジャム処
理作業を同時に行う構成であって、ジャムしている被加
熱材Pの除去処理は片手操作となり作業しにくく手間取
る場合もあり、ジャム処理性がわるい。
【0033】本発明はこの種の加熱装置のジャム処理性
を向上させることを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする加熱装置及び画像形成装置である。
【0035】(1)加圧手段で互いに圧接させた加熱手
段と対向手段との間に被加熱材を挟持させて加熱する加
熱装置において、第1位置と第2位置に変位操作自在で
あり、第1位置においては加熱手段と対向手段とを加圧
手段の付勢力で圧接させた状態を許容し、第2位置にお
いては加圧手段の付勢力に抗して加熱手段と対向手段の
圧接力を解除又は緩和しその状態を保持する加圧解除手
段を有することを特徴とする加熱装置。
【0036】(2)加圧部材で互いに圧接させた加熱手
段と対向手段との間に被加熱材を挟持させて加熱する加
熱装置であって、前記加熱手段と、前記加熱手段に対す
る前記対向手段と、前記加熱手段と前記対向手段とを圧
接する加圧バネと、前記加圧バネを支持する加圧部材
と、前記加圧部材を回転自在に支持する回転中心と、前
記加圧部材を突き当て位置決めする突き当て部を有し、
前記加熱手段と前記対向手段を支持する枠体と、前記加
圧部材と係合し前記加圧バネに予圧を与える予圧部材
と、前記加圧部材と前記枠体とに掛け渡され前記加圧バ
ネに抗して前記加圧部材を前記枠体に対して所定の位置
へ保持するセットバネと、前記枠体に回転自在に支持さ
れ、それの回動により、前記加圧部材を前記セットバネ
の力に抗して浮上させ、前記加熱手段と前記対向手段の
圧接力を解除又は緩和しその状態を保持するカム機構を
有する加圧解除手段を有することを特徴とする加熱装
置。
【0037】(3)前記加熱手段が、ヒーターと、耐熱
エンドレスフィルムと、前記ヒーターを支持し前記耐熱
エンドレスフィルムを回転可能に支持するガイド部材を
有し、前記耐熱エンドレスフィルムを挟んで前記ヒータ
ーと前記対向手段とが圧接され、前記耐熱エンドレスフ
ィルムの外面と前記対向手段との間に搬送された被加熱
材がヒーターの熱を耐熱エンドレスフィルムを介して受
けて加熱されることを特徴とする(1)又は(2)に記
載の加熱装置。
【0038】(4)加熱手段と対向手段の圧接力を解除
又は緩和する第2位置に保持状態の加圧解除手段を、加
熱装置を具備させた本体装置のジャム処理用開閉カバー
部材の本体装置に対する閉動作に連動させて加熱手段と
対向手段とを圧接状態とする第1位置に戻り変位させる
ようにしたことを特徴とする(1)乃至(3)のいずれ
か1つに記載の加熱装置。
【0039】(5)被加熱材が加熱定着すべき未定着画
像を担持した被記録材であることを特徴とする(1)乃
至(4)のいずれか1つに記載の加熱装置。
【0040】(6)前記(1)乃至(5)のいずれか1
つに記載の加熱装置を、被記録材に未定着画像を加熱定
着させる画像加熱定着装置として備えていることを特徴
とする画像形成装置。
【0041】
【作用】加圧手段の付勢力に抗して加熱手段と対向手段
の圧接力を解除又は緩和する第2位置に変位させた加圧
解除手段は以後それから手を離してもその第2位置状態
に保持される、すなわち加熱手段と対向手段の圧接力解
除又は緩和状態が保持されることで、被加熱材ジャム時
の加熱手段と対向手段の圧解除作業とジャム処理作業を
別時に行うことができて、ジャムしている被加熱材の除
去処理は両手操作が可能となり、ジャム処理性が向上す
る。
【0042】また、加熱手段と対向手段の圧接力を解除
又は緩和する第2位置に保持状態の加圧解除手段を、加
熱装置を具備させた本体装置のジャム処理用開閉カバー
部材の本体装置に対する閉動作に連動させて加熱手段と
対向手段とを圧接状態とする第1位置に戻り変位させる
ようにすることで、ジャム処理のために第1位置から第
2位置へ変位させた加圧解除手段を再び第1位置へ戻す
手作業を省略し、且つ戻し忘れを防止して本体装置の作
動時には加熱装置の加圧状態を確保でき、該加熱装置を
画像加熱定着装置として備える画像形成装置にあっては
安定した定着性を得ることができる。
【0043】
【実施例】
〈実施例1〉(図1〜図4) (1)画像形成装置例 図1は本発明に従う加熱装置を画像加熱定着装置として
具備させた画像形成装置の一例の概略図である。
【0044】本例の画像形成装置は、転写式電子写真プ
ロセス利用、プロセスカートリッジ着脱式の、レーザー
ビームプリンターである。
【0045】51は矢示の時計方向に所定の周速度で回
転されるドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラム
と記す)である。
【0046】この感光ドラム51は回転過程で一次帯電
器52により正または負の所定電位に均一帯電をうけ、
次いでレーザースキャナ53によるレーザー走査露光L
を受けて目的の画像情報の走査書き込みをうける。53
aはレーザー光偏向ミラーである。この走査書き込みに
より感光ドラム51上に目的の画像情報の静電潜像が形
成される。
【0047】潜像の形成された感光ドラム51面は現像
装置54によりトナーTの供給をうけて潜像がトナー画
像として顕画化される。
【0048】そのトナー画像が、感光ドラム51と転写
ローラー55との圧接ニップ部である転写部において、
該転写部に給紙カセット57側から所定のタイミングで
搬送された被記録材としての転写紙Pの面に順次に転写
されていく。感光ドラム51から転写紙Pへのトナー画
像の転写は転写ローラー55により転写紙Pの裏面にト
ナー画像の荷電極性と逆極性の帯電がなされることによ
り行われる。
【0049】給紙カセット57はその内部に転写紙Pを
積載収納させてあり、プリンター本体の前面側に開口さ
せたカセット装着口に対して着脱自在である。給紙カセ
ット57が装着された状態において、給紙ローラ58が
給紙スタート信号に基づいて時計方向に1回転駆動さ
れ、不図示の分離爪との共動で、給紙カセット内の収納
転写紙Pがプリンター本体内に1枚分離給送され、レジ
ストローラー対59により転写部に所定のタイミングを
もって搬送される。
【0050】転写部を出た転写紙Pは転写ローラー55
と逆極性の電圧を印加した除電針60で除電されて感光
ドラム51面から分離され、ガイド61に案内されて、
後述する加熱装置である画像加熱定着装置7に導入さ
れ、トナー画像の加熱定着処理を受ける。
【0051】定着装置7を出た転写紙Pはガイド62に
沿って上方へ進路変更され、シートパス63→排紙ロー
ラー対64→排紙口65の経路を通ってプリンター本体
の上面に配設した排紙トレイ66に画像面下向きでプリ
ントアウトされる。
【0052】また転写紙分離後の回転感光ドラム51面
はクリーニング装置56により転写残りトナー等の付着
残留汚染物の除去を受けて清掃されて、繰り返して作像
に供される。
【0053】本例のプリンターは感光ドラム51・帯電
器52・現像装置54・クリーニング装置56の4つの
プロセス機器を一括してプリンター本体に対して着脱交
換自在のプロセスカートリッジ67にしてある。このプ
ロセスカートリッジ67はプリンター本体の前面カバー
68を開けてプリンター本体内を開放することで着脱操
作される。68aはこの前面カバー68の開閉ヒンジ部
である。
【0054】34はプリンター本体の外装と紙ガイドの
一部を兼ねる背面カバーであり、この背面カバー34を
下辺側のヒンジ部34aを中心に開くことで、プリンタ
ー本体内の定着装置7の背面側が開放される。
【0055】定着装置7の定着ニップ部に転写紙Pが挟
まれた状態でジャムした場合には、上記の背面カバー3
4を開けて定着装置7の背面側を開放し、後述する要領
にて定着ニップ部の加熱手段と対向部材の加圧解除を行
なってジャム紙の除去を行うことができる。ガイド62
はこの背面カバー34の内面側に設けてある。定着装置
7の転写紙出口側から排紙ローラー対64の間にジャム
した転写紙も背面カバー34を開けることにより除去処
置できる。
【0056】(2)加熱定着装置7 加熱定着装置7は前述した図7〜図10と同様の加圧ロ
ーラー駆動方式・テンションレスタイプのフィルム加熱
方式の加熱装置である。図7〜図10の装置と同じ構成
部材・部分には共通の符号を付して再度の説明を省略す
る。
【0057】図2は加圧状態時の装置の側面図、図3は
加圧解除状態時の装置の側面図、図4は加圧状態時の装
置の背面図である。
【0058】22・22は装置枠体の左右側面板9・9
の外面側にそれぞれ配設した左右一対の加圧解除部材で
ある。本実施例においてこの各加圧解除部材22・22
はそれぞれ装置枠体の左右側面板9・9の外面側に軸2
3・23を中心に回動自在の略L型のレバー部材(以
下、圧解除レバーと記す)である。該圧解除レバー22
の一方の腕部22aは握り部として装置後方に突出させ
てあり、他方の腕部22bは加圧板20の下面に作用す
るカム腕部としてある。なお、本実施例の装置において
は加圧板20は図7〜図10の装置におけるような把手
部Aは具備させていない。
【0059】上記の左右一対の各圧解除レバー22・2
2は、図2の装置の加圧状態時には、セットバネ24a
・24bの引っ張り力により装置枠体の左右側面板9・
9の上辺の突き当て部27a・27bに受け止められて
閉じ込まれた状態の加圧板20の左右部の下面に対して
カム腕部22bが当たって受け止められている図2の回
転角姿勢(第1位置)に保持されている。
【0060】そしてプリンター作動中に定着装置7にお
いて転写紙Pが定着フィルム19や加圧ローラー11に
巻き付いてジャムしたり、本体装置の緊急停止により定
着ニップ部Nに転写紙Pが挟まれて滞留状態になったと
き等のジャム処理時に定着ニップ部Nの加圧状態を解除
したいときは、プリンター本体の前記背面カバー34を
開けて定着装置7の背面側を開放し、左右の圧解除レバ
ー22・22を、それぞれ握り部22a・22aを握っ
て図3のように押し下げることで、カム腕部22b・2
2bが略上向きに起立した回転角姿勢になるまで軸23
・23を中心に回動させる(第2位置)。
【0061】この左右の圧解除レバー22・22の回動
操作により、加圧板20がカム腕部22b・22bでセ
ットバネ24a・24bの引っ張り力に抗して突き上げ
られて図3の実線示のように軸21を中心に装置枠体の
左右側面板9・9の上辺から上方へ持ち上げ回動(浮
上)される。
【0062】この加圧板20の上方への回動により、回
動初期においては加圧板20の上面が左右の予圧部材2
8の上端鍔座28bの下面に掛合し、引き続き加圧板2
0の上方への回動により予圧部材28が加圧板20と共
に上方へ引き上げられて予圧部材28の下端部鍔部28
cがそれぞれフィルムガイド16の左右両端部の張り出
し部17a・17bから離れて該張り出し部17a、1
7bに対する加圧バネ29・29の押圧力がなくなる。
【0063】これによりフィルムガイド16と加圧ロー
ラー11との圧接、即ち定着ニップ部Nの加圧状態が解
除され(又は圧接力が緩和され)、加熱手段としてのフ
ィルムガイド16・ヒーター18・定着フィルム19の
アセンブリは対向手段としての加圧ローラー11に対し
て自重で乗っているだけの状態となり、定着ニップ部N
に挟まれたジャム転写紙Pの拘束が解かれる。
【0064】この加圧解除状態は、左右の圧解除レバー
22・22をカム腕部22b・22bが略上向きに起立
した回転角姿勢になるまで回動させることで、その後に
各圧解除レバー22・22の握り部22a・22aから
手を離してもはなしても圧解除レバー22・22が自然
に戻り回動することがなく、加圧板20の上方への回動
状態が略上向きに起立した回転角姿勢のカム腕部22b
・22bで安定に支えられることで保持される(第2位
置の保持)。
【0065】従って、圧解除作業とジャム処理作業を別
時に行うことができて、ジャムしている被加熱材Pの除
去処理は両手操作が可能となり、ジャム処理性が向上す
る。
【0066】ジャム処理後は左右の圧解除レバー22・
22を、握り部22a・22aを押し上げることで戻し
回動させれば(第1位置への戻し)、カム腕部22b・
22bによる支えが解除されることで加圧板20がセッ
トバネ24a・24bの引っ張り力により装置枠体の左
右側面板9・9の上辺の突き当て部27a・27bに受
け止められて閉じ込まれた状態に戻り、装置は図2の安
定した加圧状態に復帰する。
【0067】〈実施例2〉(図5・図6) 本実施例は上記実施例1において、ジャム処理後に装置
を加圧状態に復帰させるための左右の解除レバー22・
22の戻し回動操作を、プリンター本体に対して前記背
面カバー34を再び閉じ込む操作に連動させて自動的に
行わせるようにしたものである。
【0068】即ち図5・図6のように、背面カバー34
の内面の左右部にそれぞれリブ34bを具備させてあ
り、この各リブ34bは、図5のように左右の圧解除レ
バー22・22の握り部22a・22aが押し下げられ
て装置が加圧解除されている状態において、背面カバー
34をプリンター本体に閉じ込み回動させたとき、その
閉じ込み回動途中過程で押し下げ状態の左右の圧解除レ
バー握り部22a・22aにそれぞれ干渉して背面カバ
ー34の閉じ込み回動力にて左右の圧解除レバー握り部
22a・22aに押し上げ力を作用させる。
【0069】従って、左右の圧解除レバー22・22が
プリンター本体に対する背面カバー34の閉じ込みに連
動して戻し回動され、装置は図6の安定した加圧状態に
復帰する。
【0070】このように本実施例では、背面カバー34
を閉めることにより圧解除レバー22・22を装置の加
圧状態の位置(第1位置)に戻すことができ、圧解除レ
バー22・22の戻し手作業を省略し、且つ戻し忘れを
防止してプリンターの作動時には定着装置7の加圧状態
を確保でき、安定した定着性を得ることができる。
【0071】〈その他〉実施例の加熱装置は画像加熱定
着装置としてばかりではなく、例えば、画像を担持した
被記録材を加熱して画像の表面性(つや出しなど)を改
質する装置、仮定着する装置、シート状の材料を搬送し
つつ加熱や乾燥、ラミネート処理する装置など被加熱材
の加熱装置として広く利用できる。
【0072】また実施例の加圧ローラー駆動方式・テン
ションレスタイプのフィルム加熱方式の加熱装置に限ら
ず、他の構成形態のフィルム加熱方式の加熱装置であっ
てもよい。
【0073】また加熱装置はフィルム加熱方式の加熱装
置に限らず、熱ローラと加圧ローラ対からなる装置等で
あってもよく、本発明は、要するに、加圧手段で互いに
圧接させた加熱手段と対向手段との間に被加熱材を挟持
させて被加熱材を加熱する加熱装置について、加熱手段
や対向手段の形態の如何によらず適用できる。
【0074】対向手段も加熱手段にして被加熱材を表裏
両面側から加熱する加熱装置であってもよい。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、加圧部材
で互いに圧接させた加熱手段と対向手段との間に被加熱
材を挟持させて加熱する加熱装置において、被加熱材ジ
ャム時の加熱手段と対向手段の圧解除作業とジャム処理
作業を別時に行うことができて、ジャムしている被加熱
材の除去処理は両手操作が可能となり、ジャム処理性が
向上する。
【0076】また、ジャム処理のために加熱手段と対向
手段の圧接力を解除又は緩和する加圧解除位置(第2位
置)に変位させた加圧解除手段を、ジャム処理後に加熱
手段と対向手段とを圧接させた位置(第1位置)に戻す
操作を、該加熱装置を具備させた本体装置のジャム処理
用開閉カバー部材の本体装置に対する閉動作に連動させ
る構成とすることで、加圧解除手段の戻し手作業を省略
し、且つ戻し忘れを防止して本体装置の作動時には加熱
装置の加圧状態を確保でき、画像形成装置にあっては安
定した定着性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例の構成図
【図2】実施例1の加熱装置(画像加熱定着装置)の加
圧状態時の側面図
【図3】加圧解除状態時の装置側面図
【図4】加圧状態時の装置背面図
【図5】実施例2の装置の加圧解除状態時の側面図
【図6】加圧状態時の装置側面図
【図7】従来の加熱装置の加圧状態時の側面図
【図8】装置の横断面図
【図9】加圧状態時の装置側面図
【図10】加圧状態時の装置背面図
【符号の説明】
7 加熱定着装置(加熱装置) 8 装置枠体のベース板 9 装置枠体の側面板 11 加圧ローラー 16 フィルムガイド 18 ヒーター 19 定着フィルム 20 加圧板 22 圧解除レバー 24(a,b) セットバネ 28 予圧部材 29 加圧バネ 34 背面カバー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧手段で互いに圧接させた加熱手段と
    対向手段との間に被加熱材を挟持させて加熱する加熱装
    置において、 第1位置と第2位置に変位操作自在であり、第1位置に
    おいては加熱手段と対向手段とを加圧手段の付勢力で圧
    接させた状態を許容し、第2位置においては加圧手段の
    付勢力に抗して加熱手段と対向手段の圧接力を解除又は
    緩和しその状態を保持する加圧解除手段を有することを
    特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】 加圧部材で互いに圧接させた加熱手段と
    対向手段との間に被加熱材を挟持させて加熱する加熱装
    置であって、 前記加熱手段と、前記加熱手段に対する前記対向手段
    と、前記加熱手段と前記対向手段とを圧接する加圧バネ
    と、前記加圧バネを支持する加圧部材と、前記加圧部材
    を回転自在に支持する回転中心と、前記加圧部材を突き
    当て位置決めする突き当て部を有し、前記加熱手段と前
    記対向手段を支持する枠体と、 前記加圧部材と係合し前記加圧バネに予圧を与える予圧
    部材と、前記加圧部材と前記枠体とに掛け渡され前記加
    圧バネに抗して前記加圧部材を前記枠体に対して所定の
    位置へ保持するセットバネと、 前記枠体に回転自在に支持され、それの回動により、前
    記加圧部材を前記セットバネの力に抗して浮上させ、前
    記加熱手段と前記対向手段の圧接力を解除又は緩和しそ
    の状態を保持するカム機構を有する加圧解除手段を有す
    ることを特徴とする加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱手段が、ヒーターと、耐熱エン
    ドレスフィルムと、前記ヒーターを支持し前記耐熱エン
    ドレスフィルムを回転可能に支持するガイド部材を有
    し、前記耐熱エンドレスフィルムを挟んで前記ヒーター
    と前記対向手段とが圧接され、前記耐熱エンドレスフィ
    ルムの外面と前記対向手段との間に搬送された被加熱材
    がヒーターの熱を耐熱エンドレスフィルムを介して受け
    て加熱されることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 加熱手段と対向手段の圧接力を解除又は
    緩和する第2位置に保持状態の加圧解除手段を、加熱装
    置を具備させた本体装置のジャム処理用開閉カバー部材
    の本体装置に対する閉動作に連動させて加熱手段と対向
    手段とを圧接状態とする第1位置に戻り変位させるよう
    にしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    か1つに記載の加熱装置。
  5. 【請求項5】 被加熱材が加熱定着すべき未定着画像を
    担持した被記録材であることを特徴とする請求項1乃至
    請求項4のいずれか1つに記載の加熱装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか1つに
    記載の加熱装置を、被記録材に未定着画像を加熱定着さ
    せる画像加熱定着装置として備えていることを特徴とす
    る画像形成装置。
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