JPH0519619B2 - - Google Patents
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- JPH0519619B2 JPH0519619B2 JP12786385A JP12786385A JPH0519619B2 JP H0519619 B2 JPH0519619 B2 JP H0519619B2 JP 12786385 A JP12786385 A JP 12786385A JP 12786385 A JP12786385 A JP 12786385A JP H0519619 B2 JPH0519619 B2 JP H0519619B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcement
- column
- joint
- joining
- main reinforcement
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 32
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
産業上の利用分野
本発明は、柱、梁等のプレキヤスト鉄筋コンク
リート部材（以下PC柱・PC梁という）の接合方
法に関するものである。
リート部材（以下PC柱・PC梁という）の接合方
法に関するものである。
従来の技術
従来、PC柱とPC梁の接合は、第４図に示すよ
うに、PC柱１１の頭部に凹型欠込１２を形成し
て、この中に左右から組付けたPC梁１３の下端
梁主筋の露出アンカー部１４を挿入し、上記凹型
欠込１２及び接合空間部にコンクリート１５を打
設して接合していた。
うに、PC柱１１の頭部に凹型欠込１２を形成し
て、この中に左右から組付けたPC梁１３の下端
梁主筋の露出アンカー部１４を挿入し、上記凹型
欠込１２及び接合空間部にコンクリート１５を打
設して接合していた。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記のような従来の接合方法で
は、PC柱１１の頭部に凹型欠込１２を形成しな
ければならないため、PC柱１１の製造が煩雑で
あるのみならず、場所打ちコンクリート１５の量
が多くなる欠点があつた。
は、PC柱１１の頭部に凹型欠込１２を形成しな
ければならないため、PC柱１１の製造が煩雑で
あるのみならず、場所打ちコンクリート１５の量
が多くなる欠点があつた。
また、PC梁１３の下端梁主筋の露出アンカー
部１４を下方に折曲げて、これを上記凹型欠込１
２の中に挿入させなければならず、建方作業に手
間取る等の欠点があつた。
部１４を下方に折曲げて、これを上記凹型欠込１
２の中に挿入させなければならず、建方作業に手
間取る等の欠点があつた。
本発明は、上記従来の接合方法の欠点を解消す
るためになされたもので、その目的とするところ
は、施工が簡単で迅速に出来、現場打ちコンクリ
ートの量が少なくてコストダウンを図ることの出
来るPC柱・梁の接合方法を提供するにある。
るためになされたもので、その目的とするところ
は、施工が簡単で迅速に出来、現場打ちコンクリ
ートの量が少なくてコストダウンを図ることの出
来るPC柱・梁の接合方法を提供するにある。
［発明の構成］
問題点を解決するための手段
本発明のPC柱・梁の接合方法は、PC柱の頭部
に張間方向のPC梁を建込んで、該張間方向のPC
梁の下端梁主筋を、上記PC柱に植設したアンカ
ー筋の折曲げ端部とジヨイントすると共に、該張
間方向のPC梁と直交する桁行方向のPC梁を建込
んで、該桁行方向のPC梁の接合端部にループ状
に形成した梁主筋を接合空間内にし、続いて、上
記PC梁上に上端梁主筋を配筋して、該上端梁主
筋の接合端部を下方に折り曲げて上記接合空間内
に配筋し、その後、該接合空間内に場所打ちコン
クリートを打設することを特徴とするものであ
る。
に張間方向のPC梁を建込んで、該張間方向のPC
梁の下端梁主筋を、上記PC柱に植設したアンカ
ー筋の折曲げ端部とジヨイントすると共に、該張
間方向のPC梁と直交する桁行方向のPC梁を建込
んで、該桁行方向のPC梁の接合端部にループ状
に形成した梁主筋を接合空間内にし、続いて、上
記PC梁上に上端梁主筋を配筋して、該上端梁主
筋の接合端部を下方に折り曲げて上記接合空間内
に配筋し、その後、該接合空間内に場所打ちコン
クリートを打設することを特徴とするものであ
る。
実施例
以下、本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
第１〜３図において、１は角隅部のPC柱であ
つて、その頭部は梁下端まで、脚部は梁天端まで
の長さに製作されていると共に、接合部分の出隅
部には壁１ａが形成されている。また、該PC柱
１の頭部には、その上端部は直角方向に折り曲げ
られている。（第３図参照） ３は桁行方向のPC梁であつて、その上下の梁
主筋４を接合端部に露出させてループ状に接続し
て製作する。
つて、その頭部は梁下端まで、脚部は梁天端まで
の長さに製作されていると共に、接合部分の出隅
部には壁１ａが形成されている。また、該PC柱
１の頭部には、その上端部は直角方向に折り曲げ
られている。（第３図参照） ３は桁行方向のPC梁であつて、その上下の梁
主筋４を接合端部に露出させてループ状に接続し
て製作する。
５は張間方向のPC梁であつて、その上部はス
ラブ厚程度に欠込み、スターラツプ筋の一部を上
部に露出させると共に、下端梁主筋６は接合端部
に直状に露出させて製作する（第３図参照）。
ラブ厚程度に欠込み、スターラツプ筋の一部を上
部に露出させると共に、下端梁主筋６は接合端部
に直状に露出させて製作する（第３図参照）。
尚、上記PC梁２，４の接合端面にはシヤーコ
ツターを形成してもよい。
ツターを形成してもよい。
以上のように製作した各PC部材１，３，５を
現場に搬入し、以下のようにして接合する。
現場に搬入し、以下のようにして接合する。
まずPC柱１を建込み、その頭部上に両側方向
から張間方向のPC梁５，５を建込み、その下端
梁主筋６をPC梁１のアンカー筋２の折曲げ端部
とジヨイントする。
から張間方向のPC梁５，５を建込み、その下端
梁主筋６をPC梁１のアンカー筋２の折曲げ端部
とジヨイントする。
次に、上記PC梁５に対して直交する方向（左
右方向）から桁行方向のPC梁３を建込み、第２
図に示すように、ループ状の梁主筋４を接合空間
内に挿入する。
右方向）から桁行方向のPC梁３を建込み、第２
図に示すように、ループ状の梁主筋４を接合空間
内に挿入する。
続いて、接合空間７内に補強筋８を配筋すると
共に、上記PC梁３の上部に上端梁主筋９を配筋
しその接合端部を下方に折曲げる。
共に、上記PC梁３の上部に上端梁主筋９を配筋
しその接合端部を下方に折曲げる。
以上のようにして、PC柱１とPC梁３，５の組
付けを完了すると、最後に接合空間７内に場所打
ちコンクリート１０を打設して接合を完了する。
尚、第１図には、上端梁主筋９を省略している。
付けを完了すると、最後に接合空間７内に場所打
ちコンクリート１０を打設して接合を完了する。
尚、第１図には、上端梁主筋９を省略している。
［発明の効果］
(1) PC柱に凹型欠込を設ける必要がないので、
PC柱の製造が容易であるばかりでなく、現場
打ちコンクリートの量が少なくて済む。
PC柱の製造が容易であるばかりでなく、現場
打ちコンクリートの量が少なくて済む。
(2) PC梁の下端梁主筋のアンカー部を下方に折
曲げる必要がないので、建方が容易である。
曲げる必要がないので、建方が容易である。
(3) PC梁の下端梁主筋をPC柱のアンカー筋とジ
ヨイントし、上端梁主筋を接合空間内に折曲げ
て配筋したので、構造耐力が向上する。
ヨイントし、上端梁主筋を接合空間内に折曲げ
て配筋したので、構造耐力が向上する。
第１図は本発明方法による接合部の平面図、第
２図は第１図の−線に沿つた断面図、第３図
は第１図の−線に沿つた断面図、第４図は従
来の接合方法の説明図である。 １……PC柱、１ａ……壁、２……アンカー筋、
３……PC梁、４……梁主筋、５……PC梁、６…
…下端梁主筋、７……接合空間、８……補強筋、
９……上端梁主筋、１０……場所打ちコンクリー
ト。
２図は第１図の−線に沿つた断面図、第３図
は第１図の−線に沿つた断面図、第４図は従
来の接合方法の説明図である。 １……PC柱、１ａ……壁、２……アンカー筋、
３……PC梁、４……梁主筋、５……PC梁、６…
…下端梁主筋、７……接合空間、８……補強筋、
９……上端梁主筋、１０……場所打ちコンクリー
ト。
Claims (1)
- １ 上部をスラブ厚程度に欠き込み、スターラツ
プ筋の一部を上部に露出させると共に、下端梁主
筋を接合端部に直状に露出させて成る張間方向の
PC梁を、PC柱の頭部に建込んで、該張間方向の
PC梁の下端梁主筋を、上記PC柱に植設したアン
カー筋の折曲げ端部とジヨイントすると共に、該
張間方向のPC梁と直交する桁行方向のPC梁を建
込んで、該桁行方向のPC梁の接合端部にループ
状に形成した梁主筋を接合空間内に配筋し、続い
て、上記張間方向のPC梁上に上端梁主筋を配筋
して、該上端梁主筋の接合端部を下方に折り曲げ
て上記接合空間内に配筋し、その後、該接合空間
内に場所打ちコンクリートを打設することを特徴
とするPC柱・梁の接合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12786385A JPS61286430A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | Ｐｃ柱・梁の接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12786385A JPS61286430A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | Ｐｃ柱・梁の接合方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61286430A JPS61286430A (ja) | 1986-12-17 |
| JPH0519619B2 true JPH0519619B2 (ja) | 1993-03-17 |
Family
ID=14970518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12786385A Granted JPS61286430A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | Ｐｃ柱・梁の接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61286430A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1162264A (ja) * | 1997-08-13 | 1999-03-05 | Takenaka Komuten Co Ltd | 外殻フレーム耐震補強構造 |
-
1985
- 1985-06-12 JP JP12786385A patent/JPS61286430A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61286430A (ja) | 1986-12-17 |
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