JP2732113B2 - Pc柱・梁の接合方法 - Google Patents

Pc柱・梁の接合方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、特にラーメンプレハブ工法における柱・梁
等のプレキャスト鉄筋コンクリート部材(以下、PC柱・
PC梁という)の接合方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、ラーメンプレハブ工法としては、第3A図に示す
ように、柱と梁の接合部を一体化した状態でプレキャス
ト鉄筋コンクリート部材を製造し、これを現場で、第3
図に示すように、建込んで構築する、いわゆるコラムト
リー方式の工法があった。
この工法は、部材の製造および運搬等に難点がある。
一方、PC柱とPC梁を各々単材として製造・運搬し、現
場で接合する、いわゆる単材方式という工法がある。
この工法のうち、例えば、第4図(A)(B)に示す
ものは、左右のPC梁の接合面から露出させて上方に折曲
げた下端梁主筋の上方折曲鉄筋をパネルゾーン内で向い
合わせ状態に配筋したものがあるが、これでは定着長が
充分とれずパネルゾーンが弱い等の問題点がある。
また、第5図(A)(B)に示すように、露出させた
左右の直状の下端梁主筋を相互に突合わせ状態で溶接す
るものがあるが、これは溶接による施行が困難であるば
かりでなく、溶接による拘束力が残るという難点があ
る。
さらに、第6図(A)(B)に示すものは、露出して
上方に折曲げた下端梁主筋を斜め横方向に傾斜させた状
態で左右から交互に入れ込んで配筋したものがあるが、
これは定着性状が一般的でない問題点があった。
さらにまた、第7図(A)(B)に示すものは、露出
して上方に折曲げた下端梁主筋を真っ直ぐの状態で左右
から交互に入れ込んで配筋したものであるが、これは梁
にフカシを必要として無駄が多いという問題点があっ
た。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、ラーメンプレハブ
工法に適用する単材方式の接合方法として、無駄のない
接合であって、PC化率が高く、施工性のよいPC柱・梁の
接合方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のPC柱・梁の接合方法は、現場に建込んだPC柱
の頭部に両側から各々PC梁を組込んで、各PC梁の接合端
面から露出している複数の直状下端梁主筋のうち、外側
の主筋を相互に突合せて直接接合すると共に、側方に偏
位した内側の主筋を左右から交互に入れ込ませて定着せ
しめることを特徴とするものである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
第1図および第2図に於いて、1はPC柱であって、そ
の頭部は梁下端までの寸法に、脚部は梁天端(スラブ
面)までの寸法長さに製作されている。
2は桁行方向のPC梁であって、その複数の下端梁主筋
を接合端部に直状または上方にL形に折り曲げて露出さ
せておく。該下端梁主筋のうち、外側の主筋2aはその先
端部がパネルゾーンSの中心に達するまでの長さに設定
し、一方の内側の主筋2bはその先端部がパネルゾーンS
の中心を越えて延出する長さに設定する。また。上記内
側の主筋2bは側方に偏位した位置に配筋されている。
また、上記外側の主筋2aの上側にも下端鉄筋を配筋し
て露出せしめ、上方にL形に折り曲げた上方折曲鉄筋2c
として配筋しておく。
3は張間方向のPC梁であって、接合端部に露出してい
る鉄筋3aは上方に折り曲げるか又は直状に露出してお
く。
尚、上記PC梁2,3の接合端部にはシャーコッターを形
成してもよい。
以上のように製作した各PC部材1,2および3を現場に
搬入し、以下のようにして接合する。
まず、PC柱1を所定位置に建込むと共に、その頭部上
に両側から桁行方向のPC梁2,2を建込み、その直状の複
数の下端梁主筋のうち外側の主筋2aを相互に突き合わせ
状態にして直接溶接し、内側の主筋2bを左右から交互に
入れ込ませて配置する。
次に、上記PC梁2に対して直交する方向から張間方向
のPC梁3を建込んで、フープ筋4aを配筋し、最後に、パ
ネルゾーンS内に場所打ちコンクリート4を打設して接
合を完了する。
[発明の効果] (1)PC梁の下端主筋のパネルゾーン内での接合に、下
端筋同士を直接接合する方法と、下端筋の定着による方
法とを併用したので、ラーメンプレハブ工法に適用する
単材方式の接合方法として、無駄のない接合となった。
(2)PC化率が高い。
(3)施工性がよい。
(4)経済的である。
(5)構造的に無理がない。
(6)高層化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の接合方法を実施する接合部の平面図、
第2図は第1図のII−II線に沿った断面図、第3図およ
び第3A図はコラムトリー方式の説明図、第4図〜第7図
(A)(B)は各々単材方式の従来例を示す説明図であ
る。 1……PC柱、2……PC梁、2a,2b……主筋、2c……上方
折曲鉄筋、3……PC梁、3a……鉄筋、4……場所打ちコ
ンクリート、4a……フープ筋、S……パネルゾーン。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現場に建込んだPC柱の頭部に両側から各々
    PC梁を組込んで、各PC梁の接合端面から露出している複
    数の直状下端梁主筋のうち、外側の主筋を相互に突合せ
    て直接接合すると共に、側方に偏位した内側の主筋を左
    右から交互に入れ込ませて定着せしめることを特徴とす
    るPC柱・梁の接合方法。
  2. 【請求項2】上記直状下端梁主筋のうちの外側の主筋の
    上側に上方折曲鉄筋を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載のPC柱・梁の接合方法。
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