JPH05196112A - 作動装置 - Google Patents

作動装置

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JPH05196112A
JPH05196112A JP4030174A JP3017492A JPH05196112A JP H05196112 A JPH05196112 A JP H05196112A JP 4030174 A JP4030174 A JP 4030174A JP 3017492 A JP3017492 A JP 3017492A JP H05196112 A JPH05196112 A JP H05196112A
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cam
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feed
actuator
pitch
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Kouichi Asai
鎬一 浅井
Mamoru Tsuda
護 津田
Shinsuke Suhara
信介 須原
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Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カム装置により作動させられる作動部材に、
カム装置とは別のアクチュエータによりカム装置による
動作と同種の動作を行わせる。 【構成】 電子部品送り装置の1回の送り動作で電子部
品74を部品供給位置に送ることができる場合には、エ
アシリンダ176の気密室は大気に解放され、エアシリ
ンダ176は昇降ロッド154と一体的に昇降させられ
てレバー204,216を回動させ、電子部品送り装置
の駆動バー126が回動させられてテーピング電子部品
が1ピッチ分送られる。1ピッチ分の送りに複数回の送
り動作が必要な場合には、カム駆動モータの回転が停止
させられた状態でエアシリンダ176のシリンダブロッ
クが必要な送り回数より1回少ない回数昇降させられて
テーピング電子部品が送られた後、昇降ロッド154が
昇降させられてテーピング電子部品が1ピッチ分送られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は作動装置に関するもので
あり、特に、作動部材がカム装置により作動させられる
作動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の作動装置は、広く使用されてい
る。カム装置は、カムと、カムフォロワとを含み、作動
部材はカムフォロワに連携させられ、カムフォロワのカ
ムへの追従により予め定められた動作を行う。作動部材
とカムフォロワとの連携の態様には、カムフォロワの正
逆両方向の移動が共に強制的に作動部材に伝達されるよ
うに両者が連結される態様や、カムフォロワの正逆両方
向の移動のうち、いずれか一方のみが強制的に作動部材
に伝達される態様がある。後者の場合には、例えば、カ
ムフォロワに連結された可動部材に作動部材が付勢手段
によって当接させられる。この場合には、可動部材が付
勢手段の付勢方向とは逆向きに移動する際には可動部材
の移動が強制的に作動部材に伝達されるが、可動部材が
付勢手段の付勢方向に移動する際には、作動部材は付勢
手段の付勢力によって可動部材の移動に追従させられる
のみで、可動部材によって強制的に移動させられるわけ
ではないのである。このようにカム装置を用いて作動部
材を作動させれば、複数の作動部材を共通のカム駆動源
によって作動させたり、複数の作動部材を同期して作動
させたり、あるいは一つの作動部材の作動速度や加速度
をカムのカム面の形状によって精度良くコントロールす
ることができる等の効果を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その反
面、作動部材にカムのカム面により決められた量や方向
の動作しか行わせることができず、不都合が生ずること
がある。例えば、電子部品装着装置において電子部品を
部品吸着ノズルに供給する場合に不都合が生ずる。部品
吸着ノズルに電子部品を供給する場合、電子部品をキャ
リヤテープに等間隔に保持させてテーピング電子部品と
し、そのテーピング電子部品を送り装置によって一定ピ
ッチずつ送って部品吸着ノズルに供給する場合がある。
テーピング電子部品送り装置は、それの被駆動部材が送
り駆動装置のカム装置によって駆動される作動部材によ
って動かされることによりテーピング電子部品を一定1
ピッチずつ送るように構成されるとともに、電子部品の
大きさに応じて送りピッチを変えることができるように
されている。しかし、電子部品の中には寸法が大きく、
送り装置の送りピッチを最大にしても1回の送り動作で
は送ることができないものがある。この場合、送り装置
に送り動作を複数回行わせれば電子部品を送ることがで
きるのであるが、例えば、送り駆動装置のカム装置が他
の作動装置のカム装置と共に共通の駆動源によって駆動
される場合、他の作動装置が1回の作動を行う間に送り
駆動装置のみが複数回作動を行うことはできず、電子部
品を送ることができない。また、送り駆動装置のカム装
置のみが単独でカム駆動源によって駆動される場合で
も、例えば、その送り駆動装置のカム装置のカム面が送
り装置の送り開始時あるいは送り終了時の速度および加
速度が適正な大きさとなる形状とされている場合には、
送りのうち厳しい速度および加速度の制御が要求される
部分以外の部分において送り量を付加的に増大させるこ
とが必要であるが、カム面の形状による送り量は決まっ
ており、必要な送り量を得ることはできない。請求項
1,2および3の発明はそれぞれ、カム装置により作動
させられる作動部材に、カム装置によらないでカム装置
による動作と同種の動作を行わせることができる作動装
置を提供することを課題として為されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る作
動装置は、上記の課題を解決するために、前記カム装置
および前記作動部材に加えて、その作動部材とカム装置
のカムフォロワとの間に、カムフォロワにより作動部材
と共に移動させられる状態で設けられ、作動部材にカム
フォロワのカムへの追従により予め定められた動作と同
種の動作を行わせるアクチュエータとを含むように構成
される。なお、ここにおいて「同種の動作」とは、直線
運動,曲線運動等、作動部材の動き方が同じであること
であり、動作の方向や量は異なっていてもよい。請求項
2の発明に係る作動装置は、上記の課題を解決するため
に、それぞれ複数ずつのカム装置および作動部材を有す
るとともに、それら複数のカム装置の各カムに共通のカ
ム駆動源と、複数の作動部材の少なくとも一つに対して
設けられ、その少なくとも一つにカムフォロワのカムへ
の追従により予め定められた動作と同種の動作を行わせ
るアクチュエータとを含むように構成される。請求項3
の発明に係る作動装置は、上記の課題を解決するため
に、請求項2の発明に係る作動装置のカム装置,作動部
材,カム駆動源およびアクチュエータに加えて、カム駆
動源の駆動を制御し、複数の作動部材の作動時にはカム
駆動源を作動させ、アクチュエータの作動時にはカム駆
動源を停止させる制御手段を含むように構成される。
【0005】
【作用】請求項1の発明に係る作動装置において、アク
チュエータはカム装置により作動部材と共に移動させら
れる。したがって、アクチュエータの非作動時には、作
動部材はカム装置のみにより作動させられるが、アクチ
ュエータの作動時には、作動部材にカム装置の駆動によ
る動作と同種の動作がアクチュエータによって与えられ
る。アクチュエータの作動時には、カム装置の動きは止
めてもよいし、止めなくてもよい。カム装置の動きを止
めない場合、作動部材がアクチュエータによる駆動と並
行してカム装置による駆動を受けるようにしてもよく、
別々の時期に駆動されるようにしてもよい。作動部材が
アクチュエータおよびカム装置により同時に作動させら
れる場合には、作動部材はカム装置の駆動による動作と
アクチュエータの駆動による動作とを合わせた動作を行
うこととなる。請求項2の発明に係る作動装置において
は、複数の作動部材のうちアクチュエータが設けられた
作動部材は、カム装置の駆動による動作の他に、アクチ
ュエータの駆動による動作を行う。アクチュエータは請
求項1の発明におけると同様に作動部材とカムフォロワ
との間に設けてもよく、作動部材に対してカム装置とは
並列に設けてもよい。請求項3の発明に係る作動装置に
おいては、アクチュエータが設けられた作動部材をアク
チュエータによって作動させる場合には、全部のカム装
置の動きが止められ、アクチュエータの駆動による作動
部材の作動のみが生起させられる。
【0006】
【発明の効果】請求項1の発明に係る作動装置において
は、作動部材に、カムのカム面の形状により予め定めら
れた動作のみならず、アクチュエータの駆動により同種
の動作を行わせることができ、カム装置によって作動部
材を作動させることの効果が得られるとともに作動部材
の作動態様の種類が多くなる効果が得られる。例えば、
前記テーピング電子部品送り装置の送り駆動装置では、
カム装置の駆動による送りでは不足する送りをアクチュ
エータによって補うことができ、1つの送り駆動装置に
より送り得る電子部品の種類が増す効果が得られるので
ある。請求項2の発明に係る作動装置においては、複数
のカム装置の駆動源を共通にして構造の簡単化および低
コスト化を図るとともに、複数の作動部材を正確に所定
のタイミングで作動させることができ、しかも、アクチ
ュエータが設けられた作動部材については請求項1の発
明と同様な効果が得られる。また、アクチュエータを作
動部材に対してカム装置と並列に設ける場合には、アク
チュエータの配置の自由度が高く、設計の自由度が向上
する効果が得られる。請求項3の発明に係る作動装置に
おいては、アクチュエータの作動時にはカム駆動源が停
止させられるため、アクチュエータをカム装置の動きに
拘束されることなく作動させることができ、作動装置を
容易に構成することができる。複数の作動部材がカム装
置により同期して作動させられる場合にカム装置を止め
ないでアクチュエータを作動させる場合、アクチュエー
タが設けられた作動部材と設けられない作動部材との間
で、カムによる作動の同期を損なわないようにアクチュ
エータを作動させることが必要であり、カム装置の構成
が容易ではなく、また、アクチュエータの作動も制限を
受けるのに対し、カム駆動源の駆動を停止させれば、作
動部材をアクチュエータによって任意の時期に動かすこ
とができるとともに、カム装置をアクチュエータの作動
を考慮することなく、容易に構成することができるので
ある。
【0007】
【実施例】以下、本発明を電子部品装着装置の電子部品
送り装置を駆動する装置に適用した場合を例に取り、図
面に基づいて詳細に説明する。図4において10はベッ
ドである。ベッド10上には2本の支柱12が互に平行
に上方へ延び出させられており、その上端においてカム
ボックス14を支持している。支柱12の中間部にそれ
ぞれ取付ブラケット16が固定され、それらの間に台板
18が掛け渡されている。カムボックス14には、図5
に示すように、円筒カム20が固定され、カムボックス
14および円筒カム20によって回転軸22が軸受2
3,24により垂直軸線まわりに回転可能かつ軸方向に
移動不能に支持されている。この回転軸22の上端部は
カムボックスの底壁25の上方へ突出させられるととも
に、その突出端部に設けられた大径の円板部26には複
数のローラ28が垂直軸線まわりに回転可能に取り付け
られ、バレルカム30の溝32に順次係合させられるよ
うになっている。
【0008】また、回転軸22の下端部は円筒カム20
から突出させられ、大径の嵌合部34が形成されるとと
もに、インデックステーブル36の嵌合穴37に嵌合さ
れている。このインデックステーブル36は台板18に
より軸受38,39を介して垂直軸線まわりに回転可能
かつ軸方向に移動不能に支持されており、また、嵌合部
34に下方に延び出す向きに設けられたピン40とピン
穴42とにおいて係合させられ、回転軸22の回転が伝
達されるようになっている。したがって、バレルカム3
0が図示しないモータにより回転させられ、その回転に
伴って複数のローラ28が順次溝32に係合し、回転軸
22が回転させられるとき、インデックステーブル36
が一定角度ずつ間欠回転させられる。
【0009】インデックステーブル36には、その回転
軸線を中心とする一円周上に複数組の部品装着ヘッド4
4(図5には2組のみ示されている)が等角度間隔に取
り付けられており、インデックステーブル36の間欠回
転によりそれぞれ、部品供給位置,部品姿勢90度変更
位置,部品姿勢検出位置,部品排出位置,部品姿勢修正
位置,部品装着位置等に移動させられる。部品装着ヘッ
ド44は、一対のガイドロッド46(図には一方のみ示
されている)においてインデックステーブル36に上下
方向に摺動可能に嵌合されている。一対のガイドロッド
46の下端部は支持部材47に固定されており、その支
持部材47にヘッド本体48が支持されているのであ
る。ガイドロッド46の上端部は連結板49により連結
されるとともに、連結板49にはローラ50がインデッ
クステーブル36の半径方向に延びる軸線まわりに回転
可能に取り付けられ、円筒カム20の外周面に形成され
た溝52に係合させられている。溝52は、図4に示す
ように高さが周方向において漸変させられたものであ
り、インデックステーブル36が回転させられるとき、
部品装着ヘッド44が昇降させられる。
【0010】支持部材47にはまた、インデックステー
ブル36に上下方向に形成された嵌合穴58に気密にか
つ軸方向に移動可能に嵌合された管60の下端部が固定
されている。嵌合穴58は、インデックステーブル36
に形成された通路62,回転軸22に形成された通路6
4,円筒カム20に形成されたポート66および図示し
ないホースにより負圧源に接続されており、管60から
部品装着ヘッド44に負圧が供給されるとともに、管6
0の昇降により部品装着ヘッド44の昇降時にも負圧が
供給される状態に保たれるようになっている。
【0011】上記ヘッド本体48には、吸着ノズル70
がそれ自身の軸線のまわりに回転可能かつ軸方向に移動
可能に嵌合されている。吸着ノズル70は前記管60等
を経て供給されるバキュームによって電子部品74を吸
着するものであり、スプリング72によってヘッド本体
68に対して上方へ付勢されている。
【0012】部品供給位置には、電子部品74を送る電
子部品送り装置80(図6参照),図1に示すように、
その送り装置80を駆動して電子部品74を送らせる部
品送り駆動装置82,吸着ノズル70を押し下げて電子
部品74を吸着させるノズル押下げ装置84が設けられ
ている。
【0013】まず、電子部品送り装置80を図6〜図8
に基づいて説明する。この送り装置80は、本出願人に
係る特願平3−135626号の出願に記載の送り装置
と同じであり、簡単に説明する。電子部品74はテーピ
ング電子部品90とされて送り装置80により送られ
る。テーピング電子部品90は、図7に示すように上向
きに開口する電子部品収容凹部92と送り穴94とが長
手方向に沿ってそれぞれ所定のピッチで形成されたキャ
リヤテープ96と、そのキャリヤテープ96の上面に貼
り付けられた薄くて透明なカバーフィルム98とによっ
て、リード線を有しないチップ状の前記電子部品74が
テーピングされたものであり、図示しないリールに巻き
付けられている。このテーピング電子部品90は、幅の
狭いブロック状を成す送り装置80の本体100上を送
られる。電子部品収容凹部92のピッチは、電子部品7
4の大きさに応じた距離とされ、本実施例では2mm,8
mm,12mm,16mm,24mm,32mmの6種類あるが、
送り穴94のピッチは電子部品収容凹部92のピッチに
関係なく、いずれも4mmとされている。
【0014】本体100には、スプロケット102が軸
104によりテーピング電子部品90の移動方向と直交
する水平軸線まわりに回転可能に取り付けられている。
スプロケット102の歯106は、図8に示すようにキ
ャリヤテープ96に形成された送り穴94に係合し、ス
プロケット102の時計方向の回転によりテーピング電
子部品90が長手方向に送られる。
【0015】スプロケット102はラチェット装置11
0により一定角度ずつ回転させられ、それによりテーピ
ング電子部品90が一定ピッチずつ送られる。ラチェッ
ト装置110は、スプロケット102に相対回転不能に
取り付けられたラチェットホイール116,ラチェット
爪118,爪保持レバー120,ストッパレバー12
2,駆動板124および駆動バー126を備えている。
駆動バー126は軸127において本体100に回動可
能に取り付けられており、図6において時計方向に回動
させられれば、駆動板124が後退方向(図において左
方向)に移動させられるとともに爪保持レバー120が
反時計方向に回動し、ラチェット爪118がスプリング
128の付勢力に抗して前進し、その爪部130がラチ
ェットホイール116の歯132を乗り越えて別の歯1
32に係合する。この際、ラチェットホイール116が
ラチェット爪118の移動に伴って逆転させられること
がストッパレバー122により防止される。
【0016】その後、駆動バー126に加えられていた
力が解放されれば、駆動板124がスプリング134の
付勢力によって前進させられるとともに爪保持レバー1
20が時計方向に回動させられ、ラチェット爪118が
後退してラチェットホイール116を時計方向に回転さ
せ、テーピング電子部品90がラチェット爪118が乗
り越えた歯132の数に対応する距離送られる。ラチェ
ット爪118の移動がストッパ面136により止められ
るとともに、ラチェット爪118の爪部130がラチェ
ットホイール116の歯132の互に反対向きの歯面に
係合してラチェットホイール116の正逆両方向の回転
を阻止することにより、ラチェットホイール116は完
全に停止し、乗り越えた歯132に対応する角度だけ回
転した位置において精度良く停止させられ、テーピング
電子部品90は正確に設定距離だけ送られる。なお、ラ
チェットホイール116の回転時には、ストッパレバー
122の爪部138は歯132を乗り越えてラチェット
ホイール116の回転を許容する。
【0017】本送り装置80において、ラチェットホイ
ール116の歯132の数は、ラチェットホイール11
6が1個の歯132に対応する角度だけ回転するとき、
スプロケット102がテーピング電子部品90を2mm送
る数に設定されている。テーピング電子部品90の最小
送りピッチは2mmなのであるが、テーピング電子部品9
0の送りピッチは、駆動バー126の回動軸線の位置を
変え、爪保持レバー120の前進量を変えてラチェット
爪118が乗り越える歯132の数を変えることにより
変えられる。駆動バー126は、軸127を穴140に
挿入する代わりに、穴142または144に挿入するこ
とによっても本体100に取り付けることができるよう
にされており、いずれの穴を使用するかによって爪保持
レバー120の前進量が変えられ、テーピング電子部品
90の送り量が変えられるのであり、本実施例において
は2mm,8mm,12mmの3種類の送りピッチでテーピン
グ電子部品90を送ることができるようにされている。
この送りピッチは電子部品収容凹部92のピッチに合わ
せて決められる。電子部品収容凹部92のピッチが送り
ピッチと同じ場合には、その送りピッチとされ、異なる
場合には電子部品収容凹部92のピッチの整数分の1の
送りピッチが選択される。例えば、24mmのときは12
mmとされ、16mm,32mmのときは8mmとされる。電子
部品送り装置80は電子部品供給位置に多数設けられ、
吸着ノズル70に電子部品74を供給する送り装置80
が選択的に供給位置に移動させられるのであるが、各装
置80の送りピッチはそれぞれ、その装置80が送るテ
ーピング電子部品94の収容ピッチに合わせて設定され
るのである。
【0018】次に、部品送り駆動装置82を図1〜図3
に基づいて説明する。部品送り駆動装置82は、図3に
示すように、カム装置146とカム装置146の駆動力
を後述する作動部材に伝達する駆動力伝達装置148と
を備えている。駆動力伝達装置148は、一端部におい
て軸150を介して前記カムボックス14に回動可能に
支持されたレバー152を備えている。レバー152の
他端部には、昇降ロッド154が継手部材156により
回動可能に連結されて下方に延びている。また、レバー
152の長手方向の中間部には、カムフォロワとしての
ローラ160がブラケット162によって水平軸線まわ
りに回転可能に取り付けられるとともに、レバー152
とカムボックス14との間に張り渡された引張コイルス
プリング164によってカム166のカム面168に押
し付けられている。したがって、カム166のカム軸1
69がカム駆動源としてのカム駆動モータ170(図9
参照)によって回転させられるとき、レバー152が回
動し、昇降ロッド154が昇降させられる。
【0019】昇降ロッド154の下端部には、図2に示
すようにアクチュエータとしてのエアシリンダ176が
取り付けられている。エアシリンダ176のシリンダブ
ロック178には、上面に開口するシリンダボア180
が形成されるとともにプラグ182により閉塞されてい
る。シリンダボア180内にはピストン184が気密に
かつ軸方向に移動可能に嵌合されており、ピストン18
4から延び出させられたピストンロッド186は、プラ
グ182を軸方向に移動可能に貫通し、その突出した上
端部が昇降ロッド154に圧入された雌ねじ部材188
に螺合されている。
【0020】ピストン184は、プラグ182との間に
配設されたスプリング190によって下方に付勢されて
おり、ピストン184とシリンダボア180との間に形
成された気密室192は、シリンダブロック178に形
成された通路194,ポート196および管路197に
よってエア供給源198に接続されている。ポート19
6とエア供給源198との間には電磁方向切換弁200
が設けられており、電磁方向切換弁200の切換えによ
り気密室192はエア供給源198と大気とに選択的に
連通させられる。気密室192が大気に解放された状態
では、シリンダブロック178がスプリング190によ
り付勢され、シリンダボア180の底面がピストン18
4に当接する上昇端位置にあり、この状態でエアシリン
ダ176は昇降ロッド154と一体的に昇降する。ま
た、気密室192がエア供給源198に連通させられれ
ば、シリンダブロック178がスプリング190の付勢
力に抗して、プラグ182がピストン184に当接する
下降端位置まで下降する。なお、シリンダブロック17
8が上昇端位置および下降端位置まで移動したことはそ
れぞれ、上昇端位置センサ202および下降端位置セン
サ203(図9参照)によって検出される。
【0021】シリンダブロック178の下端部には、図
1に示すようにレバー204が軸206により回動可能
に連結されている。前記台板18に固定の支持ブロック
208の下面には、コの字形の取付部材210が固定さ
れており、レバー204は取付部材210に両端を支持
された軸212に回動可能に嵌合されたボス部材214
に固定されている。ボス部材214には、別のレバー2
16がレバー204に対してほぼ直角にかつ下方に延び
出す向きに固定されており、その下端部にはローラ22
0がブラケット222により回転可能に取り付けられて
いる。このローラ220には、前記電子部品送り装置8
0の駆動バー126の上端部が係合している。駆動バー
126は、前記駆動板124を付勢するスプリング13
4により図1において反時計方向に回動する方向の付勢
力を受けており、それによりローラ220に係合させら
れているのである。
【0022】したがって、レバー204,216が図1
において反時計方向に回動させられれば、ローラ220
が駆動バー126を時計方向に回動させ、ラチェット爪
118を前進させる。そして、レバー204,216が
時計方向に回動させられれば駆動バー126が反時計方
向に回動し、ラチェット爪118がラチェットホイール
116を回転させ、テーピング電子部品90が所定ピッ
チ送られる。レバー204,ボス部材214およびレバ
ー216が作動部材を構成しているのである。
【0023】レバー204,216は、カム装置146
あるいはエアシリンダ176の駆動によって回動させら
れる。カム装置146によって回動させられる場合に
は、エアシリンダ176の気密室192は大気に解放さ
れ、エアシリンダ176が昇降ロッド154と一体的に
昇降する状態とされる。そして、カム装置146によっ
て昇降ロッド154が昇降させられることによりレバー
204,216が回動させられ、テーピング電子部品9
0が送られる。それに対し、エアシリンダ176によっ
てレバー204,216が回動させられる場合には、昇
降ロッド154は昇降させられず、気密室192がエア
供給源198と大気とに択一的に連通させられ、シリン
ダブロック178が昇降させられることによりレバー2
04,216が回動させられてテーピング電子部品90
が送られる。
【0024】次に、ノズル押下げ装置84について説明
する。ノズル押下げ装置84は、図1に示すように押下
げロッド230を備えている。押下げロッド230は、
カムボックス14に水平軸線まわりに回動可能に支持さ
れたレバー232に回動可能にかつ下方に延び出す向き
に取り付けられており、レバー232がカム装置によっ
て回動させられることにより、昇降させられる。このカ
ム装置は部品送り駆動装置82のカム装置146と同じ
構成のものであり、そのカムは前記カム駆動モータ17
0によって回転させられる。
【0025】押下げロッド230の下端部にはスプライ
ンロッド236が連結されるとともに、前記支持ブロッ
ク208に支持されたスプライン部材238,240に
嵌合されている。スプラインロッド236の支持ブロッ
ク208から突出した下端部には押下げ板242が水平
にかつインデックステーブル36側に延び出す向きに固
定されており、その突出端部はちょうど部品供給位置に
移動させられた吸着ノズル70と同心となるようにされ
ている。
【0026】上記カム駆動モータ170は、前記部品送
り駆動装置82のカム装置146および上記ノズル押下
げ装置84のカム装置以外のカム装置の駆動にも共通し
て使用される。本電子部品装着装置には、部品送り駆動
装置82,ノズル押下げ装置84以外にも吸着ノズル7
0による電子部品74の保持姿勢を正逆両方向に90度
ずつ変更する変更装置において係合部材を吸着ノズル7
0に係合させる装置等、作動部材がカム装置により作動
させられる装置が設けられており、カム駆動モータ17
0はそれら装置のカム装置のカムの駆動に共通に使用さ
れるのである。
【0027】本電子部品装着装置は、図9に示す制御装
置250によって制御される。制御装置250はコンピ
ュータを主体とするものであり、本発明に関連の深い部
分のみについて説明すれば、制御装置250には、前記
上昇端位置センサ202,下降端位置センサ203の検
出信号が供給されるようになっており、また、前記カム
駆動モータ170および電磁方向切換弁200が接続さ
れており、これらを制御するようにされている。さら
に、コンピュータのROMには、電子部品74のプリン
ト基板への装着に必要な種々のプログラムが格納されて
いる。
【0028】以上のように構成された電子部品装着装置
において、複数の部品装着ヘッド44はインデックステ
ーブル36の回転により部品供給位置,部品姿勢90度
変更位置,部品姿勢検出位置,部品排出位置,部品姿勢
修正位置,部品装着位置等に順次移動させられ、電子部
品74を吸着し、プリント基板に装着する。電子部品7
4の吸着時には、部品装着ヘッド44が部品供給位置に
移動させられた後、押下げロッド230が下降し、押下
げ板242が吸着ノズル70を押し下げて電子部品74
を吸着させる。
【0029】電子部品送り装置80は、電子部品74が
吸着される毎にテーピング電子部品90を1ピッチ(こ
のピッチは電子部品収容凹部92の形成間隔に等しい)
ずつ送って次の電子部品74を部品供給位置に移動させ
る。このテーピング電子部品90の送りは、吸着ノズル
70による電子部品74の吸着と同期して行われ、先に
電子部品74を吸着した吸着ノズル70が次の作動位置
に移動し、次に電子部品74を吸着する吸着ノズル70
がノズル押下げ装置84によって押し下げられ、電子部
品74の吸着動作を行うまでの間にテーピング電子部品
90が送られるように各カム装置のカムが形成されてい
る。ここでは、部品送り駆動装置82のカム装置146
のカム166は、図10に示すように170度から36
0度回転するまでの間にテーピング電子部品90の送り
を行うように形成されている。
【0030】供給する電子部品74の寸法が小さく、電
子部品送り装置80の1回の送り動作でテーピング電子
部品90を1ピッチ送ることができる場合には、テーピ
ング電子部品90はカム装置146の駆動によって送ら
れる。エアシリンダ176が昇降ロッド154に対して
一体的に昇降する状態とされ、昇降ロッド154の昇降
によりレバー204,216が回動させられてテーピン
グ電子部品90が送られるのである。
【0031】それに対し、電子部品74の寸法が大き
く、電子部品送り装置80の1回の送り動作ではテーピ
ング電子部品90を1ピッチ送ることができない場合に
は、次のようにして送り装置80の送り動作が複数回行
われる。
【0032】例えば、1ピッチが16mmの場合には、前
述のように電子部品送り装置80の送りピッチが8mmに
設定されており、送り動作を2回行うことが必要であ
る。制御装置250は、供給すべき電子部品74の種類
に基づいて送り動作が複数回必要であるか否かを判定
し、必要な場合には図10に示すようにカム166が1
70度回転した状態でカム駆動モータ170の回転を停
止させ、カム駆動モータ170によって駆動される全部
のカム装置の作動を一斉に停止させる。その状態で電磁
方向切換弁200を切り換え、エアシリンダ176の気
密室192をエア供給源198と大気とに択一的に連通
させ、シリンダブロック178を昇降させてレバー20
4,216を回動させ、テーピング電子部品90を送ら
せる。エアシリンダ176に何回送り動作を行わせるか
のデータは、供給すべき電子部品74の種類データと共
に設定されており、その送り回数は制御装置250のコ
ンピュータにおいてカウントされ、所定回数行われた
後、カム装置の作動が再開される。ここでは1ピッチが
16mmであり、エアシリンダ176の駆動によるテーピ
ング電子部品90の送りは1回でよいため、1回の送り
が済み、テーピング電子部品90が8mm送られたならば
カム駆動モータ170が起動され、カム装置146の駆
動により電子部品送り装置80がテーピング電子部品9
0を送る。合計2回の送り動作が行われるのであり、そ
れによりテーピング電子部品90は16mm送られること
となる。
【0033】カム装置146の作動が再開されるとき、
他の装置も作動を再開し、カム装置146の駆動による
テーピング電子部品90の送りと同期してそれら装置の
作動が行われる。カム装置146によるテーピング電子
部品90の送りは他の装置と同期して行われるため、1
回しか行うことができず、必要な送り回数のうち残り回
数の送りを、他の操作の作動も止めた状態でエアシリン
ダ176の駆動により行い、その送りの終了後、カム装
置146および他の装置の作動を再開し、それらが同期
して作動するようにされているのである。
【0034】送りピッチが32mmの場合には、カム装置
146の駆動を停止した状態でエアシリンダ176によ
る送りが3回行われた後、カム装置146の作動が再開
され、テーピング電子部品90が32mm送られる。さら
に、送りピッチが24mmの場合には、12mmの送り動作
を2回行えばよく、エアシリンダ176の駆動による送
りが1回行われた後、カム装置146の駆動により1回
送られる。
【0035】このように本実施例の電子部品装着装置に
おいては、部品送り駆動装置82の昇降ロッド154に
エアシリンダ176を組み込むのみでテーピング電子部
品90をカム装置によらずに必要な距離送ることがで
き、電子部品装着装置を構成する他の部分を改造する必
要がなく、装置コストの上昇,構成の複雑化を極力回避
しつつ、テーピング電子部品90を必要な距離送ること
ができる装置が得られる。
【0036】以上の説明から明らかなように、本実施例
においては、制御装置250が制御手段を構成している
のである。
【0037】なお、上記実施例においては、カム装置1
46の駆動によるテーピング電子部品90の送り量とエ
アシリンダ176の駆動によるテーピング電子部品90
の送り量とが等しくされていたが、異なる量としてもよ
い。エアシリンダ176のストロークをテーピング電子
部品90の送り量がカム装置146の駆動による送り量
とは異なる大きさになるように設定するのであり、例え
ば、1ピッチが16,24,32mmの電子部品送り装置
80において送りピッチをすべて12mmとし、エアシリ
ンダ176の駆動による送り量を4mmとする。そして、
1ピッチが16mmの場合には、エアシリンダ176によ
る送りを1回行った後、カム装置146の駆動による送
りを1回行えば16mm送ることができ、24mmの場合に
はエアシリンダ176の駆動による送りを3回、カム装
置146の駆動による送りを1回行えば24mm送ること
ができ、32mmの場合にはエアシリンダ176の駆動に
よる送りを5回、カム装置146の駆動による送りを1
回行えば32mm送ることができる。このようにすれば、
1ピッチの大きさが異なっても電子部品送り装置80の
駆動バー126の回動軸線の位置を変える必要がなく、
作業者の手間が軽減される。
【0038】本発明の別の実施例を図11に示す。本実
施例は、アクチュエータとしてのエアシリンダ260を
作動部材であるレバー262,ボス部材264およびレ
バー266に対してカム装置146と並列に設けたもの
である。カム装置146により昇降させられる昇降ロッ
ド268の下端部に取り付けられたブロック270に
は、長穴272が昇降ロッド268の軸線上に形成され
るとともに、レバー262の一端部に立設されたピン2
74が移動可能に嵌合されている。レバー262は、前
記取付部材210に両端を支持された軸276に回動可
能に嵌合されたボス部材264に固定されている。ボス
部材264に固定された別のレバー266は、レバー2
62に対してほぼ直角にかつ下方に延び出す向きに固定
されており、その下端部に前記ローラ220がブラケッ
ト222により回転可能に取り付けられ、電子部品送り
装置80の駆動バー126の上端部が係合している。
【0039】エアシリンダ260は、前記台板18に固
定の支持ブロック208の側面にピン278により、水
平軸線まわりに回動可能に取り付けられており、ピスト
ンロッド280の先端部に取り付けられた係合板282
には長穴284がピストンロッド280の軸線上に形成
されるとともに、レバー266に立設されたピン286
が移動可能に嵌合されている。
【0040】テーピング電子部品90を送らないときに
は、レバー262,266は、駆動バー126を介して
電子部品送り装置80のスプリング134によって付勢
されることにより図示の位置にあり、ピン274は上昇
端位置にある昇降ロッド268の長穴272の上面に係
合し、ピン286は伸長端にあるピストンロッド280
の長穴284のピストンロッド280から離れた側の側
面に係合している。カム装置146の駆動によってテー
ピング電子部品90を送る場合には昇降ロッド268が
下降してレバー262,264を回動させ、駆動バー1
26を回動させる。そして、昇降ロッド268の上昇に
より駆動バー126は逆向きに回動し、テーピング電子
部品90が1ピッチ分送られる。この場合、ピン286
は長穴284内を移動し、レバー262,266の回動
が許容される。また、エアシリンダ260の駆動により
テーピング電子部品90を送る場合には、カム装置14
6のカム166の回転が止められた状態でピストンロッ
ド280が収縮させられ、レバー262,264が回動
させられて駆動バー126が回動させられる。次いで、
ピストンロッド280の伸長により駆動バー126が逆
向きに回動し、テーピング電子部品90が1ピッチ分送
られる。この場合にはピン274が長穴272内を移動
し、レバー262,266の回動が許容される。
【0041】また、上記実施例においては、エアシリン
ダ176によるテーピング電子部品90の送り時にはカ
ム駆動モータ170の回転が停止されるようになってい
たが、これは不可欠ではない。カム166のカム面16
8の形状を、エアシリンダ176が作動する間もカム1
66が回転していても昇降ロッド154を昇降させない
形状にすることができるからである。
【0042】さらに、上記実施例においては、カム装置
146とエアシリンダ176とが異なる時期に作動させ
られ、昇降ロッド154の昇降によるテーピング電子部
品90の送りと、シリンダブロック178の昇降による
テーピング電子部品90の送りとが別々に行われるよう
になっていたが、同時に行われるようにしてもよい。
【0043】さらにまた、カム装置146とエアシリン
ダ176との各作動によるテーピング電子部品90の送
り方向が同じとされて、各作動による送りの和だけテー
ピング電子部品90が送られるようにされていたが、逆
にして、各作動による送りの差だけテーピング電子部品
90が送られるようにしてもよい。この場合には、カム
装置146による作動とエアシリンダ176による作動
とが同時に行われ、カム装置146による送りがエアシ
リンダ176による送りにより打ち消されるようにし
て、ラチェットホイール116が逆回転しなくて済むよ
うにすることが必要であるが、カム装置によって駆動さ
れる装置が逆方向の作動を許容するものである場合に
は、カム装置による駆動とエアシリンダ等アクチュエー
タによる駆動とが別々に行われるようにしてもよい。
【0044】また、上記実施例においてアクチュエータ
は1個設けられているのみであったが、複数個設けても
よい。この場合、アクチュエータは、作動部材とカムフ
ォロワとの間にのみ設けてもよく、作動部材に対してカ
ム装置と並列にのみ設けてもよく、あるいは作動部材と
カムフォロワとの間に設けるとともに、作動部材に対し
てカム装置と並列に設けてもよい。また、各アクチュエ
ータの駆動による作動部材の作動量(上記実施例におい
てはテーピング電子部品90の送り量)は同じ量でもよ
く、あるいは異なる量にしてもよく、各アクチュエータ
の組合わせにより種々の態様で作動部材を作動させるこ
とができる。
【0045】さらに、上記実施例においてアクチュエー
タの駆動による作動部材の作動量は一種類とされていた
が、アクチュエータをその駆動による作動部材の作動量
を複数種類に変えることができるものとし、必要に応じ
て作動量を変えるようにしてもよい。
【0046】また、上記実施例においてカム166は外
周カムとされていたが、内周カムでもよく、消極カムに
限らず、確動カムでもよく、さらに、回転カムのみなら
ず、直線的に移動するカムでもよい。
【0047】さらに、本発明は、部品送り駆動装置82
以外にも、電子部品装着装置に設けられたカム装置を有
する他の作動装置や、電子部品装着装置以外にも、作動
部材がカム装置により駆動される作動装置を1つあるい
は複数有する作動装置に適用することができる。
【0048】その他、特許請求の範囲を逸脱することな
く、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した
態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である部品送り駆動装置を備
えた電子部品装着装置の部品供給位置における部分を示
す正面図(一部断面)である。
【図2】上記部品送り駆動装置のエアシリンダを示す正
面断面図である。
【図3】上記部品送り駆動装置のカム装置を示す正面図
である。
【図4】上記電子部品装着装置を概略的に示す図であ
る。
【図5】上記電子部品装着装置の要部の正面断面図であ
る。
【図6】上記電子部品装着装置に設けられた電子部品送
り装置の正面図である。
【図7】上記電子部品送り装置により送られるテーピン
グ電子部品を示す平面図である。
【図8】上記電子部品送り装置のスプロケットがテーピ
ング電子部品のキャリヤテープの送り穴に係合した状態
を示す正面図である。
【図9】上記電子部品装着装置の制御装置のうち本発明
に関連の深い部分を示す図である。
【図10】上記部品送り駆動装置のカム装置およびエア
シリンダによるテーピング電子部品の送り時期を示す図
である。
【図11】本発明の別の実施例である部品送り駆動装置
の要部を示す正面図である。
【符号の説明】
44 部品装着ヘッド 70 吸着ノズル 74 電子部品 80 電子部品送り装置 82 部品送り駆動装置 84 ノズル押下げ装置 146 カム装置 160 ローラ 164 引張コイルスプリング 166 カム 168 カム面 170 カム駆動モータ 176 エアシリンダ 204 レバー 214 ボス部材 216 レバー 250 制御装置 260 エアシリンダ 262 レバー 264 ボス部材 266 レバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カムと、カムフォロワとを含むカム装置
    と、 前記カムフォロワに連携させられ、カムフォロワの前記
    カムへの追従により予め定められた動作を行う作動部材
    と、 その作動部材と前記カムフォロワとの間に、カムフォロ
    ワにより作動部材と共に移動させられる状態で設けら
    れ、作動部材に前記予め定められた動作と同種の動作を
    行わせるアクチュエータとを含むことを特徴とする作動
    装置。
  2. 【請求項2】 それぞれカムと、カムフォロワとを含む
    複数のカム装置と、 それら複数のカム装置の各カムに共通のカム駆動源と、 前記複数のカム装置の各カムフォロワにそれぞれ連携さ
    せられ、カムフォロワの前記カムへの追従により予め定
    められた動作を行う複数の作動部材と、 前記複数の作動部材の少なくとも一つに対して設けら
    れ、その少なくとも一つに前記予め定められた動作と同
    種の動作を行わせるアクチュエータとを含むことを特徴
    とする作動装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記カム駆動源の駆動を制御
    し、前記複数の作動部材の作動時にはカム駆動源を作動
    させ、前記アクチュエータの作動時にはカム駆動源を停
    止させる制御手段を含むことを特徴とする請求項2に記
    載の作動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5769300A (en) * 1996-02-07 1998-06-23 Tenryu Technics Co., Ltd. Automatic part feeding apparatus
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