JP2502821B2 - 電子部品装着装置 - Google Patents
電子部品装着装置Info
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- JP2502821B2 JP2502821B2 JP3035873A JP3587391A JP2502821B2 JP 2502821 B2 JP2502821 B2 JP 2502821B2 JP 3035873 A JP3035873 A JP 3035873A JP 3587391 A JP3587391 A JP 3587391A JP 2502821 B2 JP2502821 B2 JP 2502821B2
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- Japan
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- electronic component
- slide block
- suction nozzle
- lever
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子部品を吸着ノズルで
吸着して回路基板の所定位置に装着する電子部品装着装
置に関するものである。
吸着して回路基板の所定位置に装着する電子部品装着装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品装着装置の一例につい
て、図3,図4に基づいて説明する。
て、図3,図4に基づいて説明する。
【0003】図3において、31は間歇回転可能な回転
テーブルで、その周囲に間歇回転ピッチで等間隔に複数
のロッド32が昇降可能に配設され、各ロッド32の先
端に電子部品を吸着する吸着ノズル33が設けられてい
る。回転テーブル31上には各吸着ノズル33に対する
真空回路のオン・オフ切換えを行うメカニカルバルブ3
4が配設されている。又、所望の電子部品を吸着ノズル
33による部品吸着位置に供給する部品供給部35が設
けられ、電子部品を装着すべき回路基板37はX−Yテ
ーブル36上に固定され、このX−Yテーブル36にて
回路基板37上の所定の電子部品装着位置を吸着ノズル
33による部品装着位置に対応させるように構成されて
いる。
テーブルで、その周囲に間歇回転ピッチで等間隔に複数
のロッド32が昇降可能に配設され、各ロッド32の先
端に電子部品を吸着する吸着ノズル33が設けられてい
る。回転テーブル31上には各吸着ノズル33に対する
真空回路のオン・オフ切換えを行うメカニカルバルブ3
4が配設されている。又、所望の電子部品を吸着ノズル
33による部品吸着位置に供給する部品供給部35が設
けられ、電子部品を装着すべき回路基板37はX−Yテ
ーブル36上に固定され、このX−Yテーブル36にて
回路基板37上の所定の電子部品装着位置を吸着ノズル
33による部品装着位置に対応させるように構成されて
いる。
【0004】又、図4において、ロッド32は回転テー
ブル31上に設置されたノズルユニット38にて昇降及
び回転自在に支持され、ロッド32の上端部にはロッド
32に回転動作を伝える歯車39が装着され、さらにそ
の上端にメカニカルバルブ34から延出された真空チュ
ーブ40が接続されている。又、ロッド32の上部に昇
降ブロック41が装着され、この昇降ブロック41を昇
降駆動する昇降用カム・レバー機構42が設けられてい
る。この昇降用カム・レバー機構42のレバー43に係
合して昇降ブロック41の下降動作を阻止するストッパ
44がシリンダ装置45にて退避可能に設けられ、電子
部品の立ち吸着時等、電子部品の吸着状態が適正でない
場合に装着動作を停止させるように構成されている。
ブル31上に設置されたノズルユニット38にて昇降及
び回転自在に支持され、ロッド32の上端部にはロッド
32に回転動作を伝える歯車39が装着され、さらにそ
の上端にメカニカルバルブ34から延出された真空チュ
ーブ40が接続されている。又、ロッド32の上部に昇
降ブロック41が装着され、この昇降ブロック41を昇
降駆動する昇降用カム・レバー機構42が設けられてい
る。この昇降用カム・レバー機構42のレバー43に係
合して昇降ブロック41の下降動作を阻止するストッパ
44がシリンダ装置45にて退避可能に設けられ、電子
部品の立ち吸着時等、電子部品の吸着状態が適正でない
場合に装着動作を停止させるように構成されている。
【0005】又、吸着ノズル33に対する真空回路のオ
ン・オフを行うメカニカルバルブ34の切換えを行うプ
ッシャー46が設けられ、このプッシャー46を駆動す
る切換用カム・レバー機構47が設けられている。さら
に、この切換用カム・レバー機構47のレバー48に係
合してプッシャー46による真空回路のオフ動作を阻止
するストッパ49がシリンダ装置50にて退避可能に設
けられ、上記電子部品の吸着状態が適正でない場合に電
子部品の吸着状態を解除しないようにして電子部品を落
下させることがないように構成されている。
ン・オフを行うメカニカルバルブ34の切換えを行うプ
ッシャー46が設けられ、このプッシャー46を駆動す
る切換用カム・レバー機構47が設けられている。さら
に、この切換用カム・レバー機構47のレバー48に係
合してプッシャー46による真空回路のオフ動作を阻止
するストッパ49がシリンダ装置50にて退避可能に設
けられ、上記電子部品の吸着状態が適正でない場合に電
子部品の吸着状態を解除しないようにして電子部品を落
下させることがないように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の電子部品装着装置においては、電子部品を立ち吸着
した場合などに、その電子部品を回路基板に装着しない
ようにするため、吸着ノズル33の昇降用カム・レバー
機構42に対するストッパ44と、メカニカルバルブ3
4の切換用カム・レバー機構47に対するストッパ49
とを設ける必要があり、それぞれにシリンダ装置45,
50が必要であるため、構成が複雑でコスト高になると
いう問題があった。
成の電子部品装着装置においては、電子部品を立ち吸着
した場合などに、その電子部品を回路基板に装着しない
ようにするため、吸着ノズル33の昇降用カム・レバー
機構42に対するストッパ44と、メカニカルバルブ3
4の切換用カム・レバー機構47に対するストッパ49
とを設ける必要があり、それぞれにシリンダ装置45,
50が必要であるため、構成が複雑でコスト高になると
いう問題があった。
【0007】又、メカニカルバルブ34から吸着ノズル
33までの真空チューブ40の配管距離も長いため応答
性が悪く、高速化に適しないという問題もあった。
33までの真空チューブ40の配管距離も長いため応答
性が悪く、高速化に適しないという問題もあった。
【0008】本発明は上記従来の問題点に鑑み、不適正
な電子部品の吸着の場合に回路基板に装着しないように
する構成を簡単で低コストの構成とし、又吸着用真空回
路の応答性の良い電子部品装着装置を提供することを目
的とする。
な電子部品の吸着の場合に回路基板に装着しないように
する構成を簡単で低コストの構成とし、又吸着用真空回
路の応答性の良い電子部品装着装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品装着装
置は、電子部品を吸着するためのノズル、および吸着ノ
ズルに対する真空回路をオン・オフするメカニカルバル
ブが装着された上下移動自在なスライドブロックと、前
記スライドブロックを上下駆動する昇降手段とを有し、
電子部品を吸着ノズルで吸着して回路基板の所定位置に
装着する電子部品装着装置であって、 前記スライドブロ
ックが下降したときのみ前記メカニカルバルブをオフ状
態に切換え可能な切換手段と、吸着した電子部品が適当
な吸着状態でない場合に前記スライドブロックの下降動
作の開始を阻止する停止手段とを備えたことを特徴とす
る。
置は、電子部品を吸着するためのノズル、および吸着ノ
ズルに対する真空回路をオン・オフするメカニカルバル
ブが装着された上下移動自在なスライドブロックと、前
記スライドブロックを上下駆動する昇降手段とを有し、
電子部品を吸着ノズルで吸着して回路基板の所定位置に
装着する電子部品装着装置であって、 前記スライドブロ
ックが下降したときのみ前記メカニカルバルブをオフ状
態に切換え可能な切換手段と、吸着した電子部品が適当
な吸着状態でない場合に前記スライドブロックの下降動
作の開始を阻止する停止手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明の電子部品装着装置によれば、電子部品
の立ち吸着等、不適正な吸着状態であるために装着を行
わない場合には、停止手段によりスライドブロックの下
降動作の開始を阻止することによって、吸着ノズルの下
降装着動作が阻止されるとともにメカニカルバルブがオ
フ状態に切り換わることを阻止するので、単一の停止手
段にて吸着ノズルの下降動作とメカニカルバルブの切換
動作を禁止することができる。又、スライドブロックに
吸着ノズルとメカニカルバルブを装着しているので、メ
カニカルバルブから吸着ノズル先端までの距離が短く、
応答性も良くなる。
の立ち吸着等、不適正な吸着状態であるために装着を行
わない場合には、停止手段によりスライドブロックの下
降動作の開始を阻止することによって、吸着ノズルの下
降装着動作が阻止されるとともにメカニカルバルブがオ
フ状態に切り換わることを阻止するので、単一の停止手
段にて吸着ノズルの下降動作とメカニカルバルブの切換
動作を禁止することができる。又、スライドブロックに
吸着ノズルとメカニカルバルブを装着しているので、メ
カニカルバルブから吸着ノズル先端までの距離が短く、
応答性も良くなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例の電子部品装着装置
を図1,図2を参照しながら説明する。
を図1,図2を参照しながら説明する。
【0012】図1,図2において、1は間歇回転駆動さ
れる回転テーブルで、その周囲に間歇回転ピッチで等間
隔に複数の装着ユニット2が配設されている。各装着ユ
ニット2はその取付ブラケット3にて回転テーブル1の
上面に取付けられている。取付ブラケット3の前面には
昇降ガイド4が取付けられ、スライドブロック5が昇降
自在に支持されている。スライドブロック5には、下端
部に電子部品を吸着する吸着ノズル7を装着したロッド
6が回転可能に装着されている。ロッド6の上端には回
転伝達用のV溝8が形成され、吸着した電子部品の回転
姿勢を任意に設定できるように構成されている。吸着ノ
ズル7は、図示は省略しているが、大,中,小のノズル
が重合されており、かつ任意の大きさのノズルを選択し
た状態で係止する機構が吸着ノズル7の上部のブロック
9に内蔵されている。
れる回転テーブルで、その周囲に間歇回転ピッチで等間
隔に複数の装着ユニット2が配設されている。各装着ユ
ニット2はその取付ブラケット3にて回転テーブル1の
上面に取付けられている。取付ブラケット3の前面には
昇降ガイド4が取付けられ、スライドブロック5が昇降
自在に支持されている。スライドブロック5には、下端
部に電子部品を吸着する吸着ノズル7を装着したロッド
6が回転可能に装着されている。ロッド6の上端には回
転伝達用のV溝8が形成され、吸着した電子部品の回転
姿勢を任意に設定できるように構成されている。吸着ノ
ズル7は、図示は省略しているが、大,中,小のノズル
が重合されており、かつ任意の大きさのノズルを選択し
た状態で係止する機構が吸着ノズル7の上部のブロック
9に内蔵されている。
【0013】スライドブロック5の側面には、吸着ノズ
ル7に対する真空回路のオン・オフ切換えを行うメカニ
カルバルブ10が取付けられている。このメカニカルバ
ルブ10の前面上部には真空回路をオン状態に切換える
オン操作レバー11が突出され、前面下部には真空回路
をオフ状態に切換えるオフ操作レバー12が突出されて
いる。
ル7に対する真空回路のオン・オフ切換えを行うメカニ
カルバルブ10が取付けられている。このメカニカルバ
ルブ10の前面上部には真空回路をオン状態に切換える
オン操作レバー11が突出され、前面下部には真空回路
をオフ状態に切換えるオフ操作レバー12が突出されて
いる。
【0014】スライドブロック5の後面にはカムフォロ
ア13が取付けられ、取付ブラケット3の背部に上下移
動自在に配設されたスライダ14の下端部が係合してい
る。スライダ14の上端部は、昇降用カム・レバー機構
15に係合している。昇降用カム・レバー機構15は、
カム軸16に固定された昇降用カム17と、中間部が枢
支され、一端が昇降用カム17に係合し、他端がスライ
ダ14の上端部に係合するレバー18にて構成され、カ
ム軸16の回転に伴って昇降用カム17にてレバー18
を揺動させ、スライダ14を昇降動作させるように構成
されている。この昇降用カム・レバー機構は電子部品吸
着位置と電子部品装着位置とに配設されている。
ア13が取付けられ、取付ブラケット3の背部に上下移
動自在に配設されたスライダ14の下端部が係合してい
る。スライダ14の上端部は、昇降用カム・レバー機構
15に係合している。昇降用カム・レバー機構15は、
カム軸16に固定された昇降用カム17と、中間部が枢
支され、一端が昇降用カム17に係合し、他端がスライ
ダ14の上端部に係合するレバー18にて構成され、カ
ム軸16の回転に伴って昇降用カム17にてレバー18
を揺動させ、スライダ14を昇降動作させるように構成
されている。この昇降用カム・レバー機構は電子部品吸
着位置と電子部品装着位置とに配設されている。
【0015】19は、電子部品吸着位置において、メカ
ニカルバルブ10のオン操作レバー11に対応して配設
された固定部材であり、スライドブロック5が下降して
吸着ノズル7にて電子部品を吸着する際にオン操作レバ
ー11に作用して吸着ノズル7に対する真空回路をオン
に切換える。
ニカルバルブ10のオン操作レバー11に対応して配設
された固定部材であり、スライドブロック5が下降して
吸着ノズル7にて電子部品を吸着する際にオン操作レバ
ー11に作用して吸着ノズル7に対する真空回路をオン
に切換える。
【0016】20は、電子部品装着位置に配置された切
換手段たる切換用カム・レバー機構であり、スライドブ
ロック5が下降して吸着ノズル7に吸着された電子部品
を回路基板に装着する際にメカニカルバルブ10のオフ
操作レバー12に作用して吸着ノズル7に対する真空回
路をオフに切換え、電子部品の吸着を解除する。この切
換用カム・レバー機構20はカム軸16に固定された切
換用カム21と、中間部が枢支され、一端が切換用カム
21に係合し、他端がスライドブロック5が下降した状
態でのみオフ操作レバー12に対向するレバー22にて
構成されている。従って、スライドブロック5が下降し
ていなければ、レバー22はオフ操作レバー12には対
向しない。
換手段たる切換用カム・レバー機構であり、スライドブ
ロック5が下降して吸着ノズル7に吸着された電子部品
を回路基板に装着する際にメカニカルバルブ10のオフ
操作レバー12に作用して吸着ノズル7に対する真空回
路をオフに切換え、電子部品の吸着を解除する。この切
換用カム・レバー機構20はカム軸16に固定された切
換用カム21と、中間部が枢支され、一端が切換用カム
21に係合し、他端がスライドブロック5が下降した状
態でのみオフ操作レバー12に対向するレバー22にて
構成されている。従って、スライドブロック5が下降し
ていなければ、レバー22はオフ操作レバー12には対
向しない。
【0017】電子部品装着装置における昇降用カム・レ
バー機構15のレバー18には、スライダ14側に延び
る部分の中間位置に係合ローラ23が取付けられ、この
係合ローラ23に下方から係合可能なストッパ24がシ
リンダ装置25にて上下位置切換え可能に配設されてい
る。停止手段たるストッパ24は常時は下方に待避し、
必要時に上昇してスライダ14の下降の開始を阻止する
ように構成されている。
バー機構15のレバー18には、スライダ14側に延び
る部分の中間位置に係合ローラ23が取付けられ、この
係合ローラ23に下方から係合可能なストッパ24がシ
リンダ装置25にて上下位置切換え可能に配設されてい
る。停止手段たるストッパ24は常時は下方に待避し、
必要時に上昇してスライダ14の下降の開始を阻止する
ように構成されている。
【0018】以上の構成によると、回転テーブル1が回
転して装着ユニット2が電子部品吸着位置で停止する
と、この電子部品吸着位置に配設された切換手段たる昇
降用カム・レバー機構15にてスライダ14を介してス
ライドブロック5が下降し、吸着ノズル7が電子部品の
上面に当設し、同時にメカニカルバルブ10のオン操作
レバー11が固定部材19にて操作されて吸着ノズル7
が真空回路に接続されて電子部品が吸着される。
転して装着ユニット2が電子部品吸着位置で停止する
と、この電子部品吸着位置に配設された切換手段たる昇
降用カム・レバー機構15にてスライダ14を介してス
ライドブロック5が下降し、吸着ノズル7が電子部品の
上面に当設し、同時にメカニカルバルブ10のオン操作
レバー11が固定部材19にて操作されて吸着ノズル7
が真空回路に接続されて電子部品が吸着される。
【0019】電子部品を吸着すると、スライドブロック
5は上昇し、回転テーブル1が回転して装着ユニット2
が回路基板に対する電子部品装着位置に対応した位置で
停止する。この電子部品吸着位置から電子部品装着位置
に移動する間に真空回路の圧力や吸着姿勢の画像認識等
によって電子部品が適当な吸着状態であるか否かの判定
が行われる。
5は上昇し、回転テーブル1が回転して装着ユニット2
が回路基板に対する電子部品装着位置に対応した位置で
停止する。この電子部品吸着位置から電子部品装着位置
に移動する間に真空回路の圧力や吸着姿勢の画像認識等
によって電子部品が適当な吸着状態であるか否かの判定
が行われる。
【0020】電子部品が適正に吸着されている場合に
は、昇降用カム・レバー機構15にてスライダ14を介
してスライドブロック5が下降し、吸着ノズル7に吸着
されている電子部品を回路基板の所定位置上に設置す
る。それと同時に切換用カム・レバー機構20にて下降
位置にあるメカニカルバルブ10のオフ操作レバー12
が操作されて吸着ノズル7が真空回路に対してオフさ
れ、電子部品の吸着が解除され、電子部品は回路基板上
に装着される。電子部品の装着後はスライドブロック5
が上昇し、回転テーブル1が回転する。
は、昇降用カム・レバー機構15にてスライダ14を介
してスライドブロック5が下降し、吸着ノズル7に吸着
されている電子部品を回路基板の所定位置上に設置す
る。それと同時に切換用カム・レバー機構20にて下降
位置にあるメカニカルバルブ10のオフ操作レバー12
が操作されて吸着ノズル7が真空回路に対してオフさ
れ、電子部品の吸着が解除され、電子部品は回路基板上
に装着される。電子部品の装着後はスライドブロック5
が上昇し、回転テーブル1が回転する。
【0021】一方、電子部品が適正に吸着されていない
場合には、シリンダ装置25が作動してストッパ24が
上昇し、レバー18の係合ローラ23に係合することに
よって、カム軸16は回転してもレバー18は揺動せ
ず、スライダ14及びスライドブロック5の下降の開始
が阻止されて吸着ノズル7は上昇位置で停止したままと
なり、又スライドブロック5が下降しないため、切換用
カム・レバー機構20がカム軸16に回転によって作動
してもレバー22の下端はオフ操作レバー12に対向し
ていないため空振り動作し、メカニカルバルブ10はオ
フ切換えされることなく、オン状態を維持する。そのた
め、吸着ノズル7にて吸着された電子部品が回路基板上
に落下してしまうようなことはない。
場合には、シリンダ装置25が作動してストッパ24が
上昇し、レバー18の係合ローラ23に係合することに
よって、カム軸16は回転してもレバー18は揺動せ
ず、スライダ14及びスライドブロック5の下降の開始
が阻止されて吸着ノズル7は上昇位置で停止したままと
なり、又スライドブロック5が下降しないため、切換用
カム・レバー機構20がカム軸16に回転によって作動
してもレバー22の下端はオフ操作レバー12に対向し
ていないため空振り動作し、メカニカルバルブ10はオ
フ切換えされることなく、オン状態を維持する。そのた
め、吸着ノズル7にて吸着された電子部品が回路基板上
に落下してしまうようなことはない。
【0022】
【発明の効果】本発明の電子部品装着装置によれば、電
子部品の立ち吸着等、不適正な吸着状態であるために電
子部品の装着を行わない場合には、停止手段によりスラ
イドブロックの下降動作の開始を停止することによっ
て、吸着ノズルの下降装着動作が阻止されるとともに、
メカニカルバルブがオフ状態に切換わることを阻止する
ので、単一の停止手段により簡単で安価な構成にて吸着
ノズルの下降動作とメカニカルバルブの切替動作を禁止
することができる。又、スライドブロックに吸着ノズル
とメカニカルバルブを装着しているので、メカニカルバ
ルブから吸着ノズル先端までの距離が短く、応答性も良
くなるため、高速装着が可能となる。
子部品の立ち吸着等、不適正な吸着状態であるために電
子部品の装着を行わない場合には、停止手段によりスラ
イドブロックの下降動作の開始を停止することによっ
て、吸着ノズルの下降装着動作が阻止されるとともに、
メカニカルバルブがオフ状態に切換わることを阻止する
ので、単一の停止手段により簡単で安価な構成にて吸着
ノズルの下降動作とメカニカルバルブの切替動作を禁止
することができる。又、スライドブロックに吸着ノズル
とメカニカルバルブを装着しているので、メカニカルバ
ルブから吸着ノズル先端までの距離が短く、応答性も良
くなるため、高速装着が可能となる。
【図1】本発明の一実施例の電子部品装着装置の要部の
側面図
側面図
【図2】図1の正面図
【図3】従来例の電子部品装着装置の全体斜視図
【図4】図3の縦断面図
5 スライドブロック 7 吸着ノズル 10 メカニカルバルブ 11 オン操作レバー 12 オフ操作レバー 15 昇降用カム・レバー機構 18 レバー 19 固定部材 20 切換用カム・レバー機構 24 ストッパ
Claims (1)
- 【請求項1】 電子部品を吸着するためのノズル、およ
び吸着ノズルに対する真空回路をオン・オフするメカニ
カルバルブが装着された上下移動自在なスライドブロッ
クと、前記スライドブロックを上下駆動する昇降手段と
を有し、電子部品を吸着ノズルで吸着して回路基板の所
定位置に装着する電子部品装着装置であって、 前記スライドブロックが下降したときのみ前記メカニカ
ルバルブをオフ状態に切換え可能な切換手段と、吸着し
た電子部品が適当な吸着状態でない場合に前記スライド
ブロックの下降動作の開始を阻止する停止手段とを備え
たことを特徴とする 電子部品装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3035873A JP2502821B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 電子部品装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3035873A JP2502821B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 電子部品装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04274400A JPH04274400A (ja) | 1992-09-30 |
JP2502821B2 true JP2502821B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=12454116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3035873A Expired - Lifetime JP2502821B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 電子部品装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502821B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4864042B2 (ja) * | 2008-05-12 | 2012-01-25 | パナソニック株式会社 | 電子部品組立装置 |
WO2012014467A1 (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-02 | パナソニック株式会社 | 部品実装装置および部品実装方法 |
-
1991
- 1991-03-01 JP JP3035873A patent/JP2502821B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04274400A (ja) | 1992-09-30 |
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