JP3114469B2 - 電子部品吸着装置 - Google Patents

電子部品吸着装置

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JP3114469B2
JP3114469B2 JP05298014A JP29801493A JP3114469B2 JP 3114469 B2 JP3114469 B2 JP 3114469B2 JP 05298014 A JP05298014 A JP 05298014A JP 29801493 A JP29801493 A JP 29801493A JP 3114469 B2 JP3114469 B2 JP 3114469B2
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弘行 竹下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチップ部品をプリント基
板に実装する電子部品装着機に付随して使用される電子
部品吸着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品吸着装置は電子部品装着
機のチップ部品を供給場所から所定の実装場所へ移動す
るためのX・Y方向の駆動系を有するX・Yテーブルに
設置されているものであり、このような従来の電子部品
吸着装置について図3を用いて説明する。
【0003】図3は従来の電子部品吸着装置を示す斜視
図であり、チップ部品(図示せず)を吸着するための吸
着ノズル21と、この吸着ノズル21を昇降ならびに回
転させる機構で構成されている。図3において軸受けブ
ロック22の中にはスプラインナット23とスプライン
シャフト24が入っており、上下スライドと回転可能な
軸受けが構成されている。また、スプラインシャフト2
4には真空を導く穴が開いており、その先端には吸着ノ
ズル21が取り付けられている。吸着ノズル21の上下
駆動はシリンダ25で行い、継ぎ手26でスプラインシ
ャフト24と結合されている。吸着ノズル21の回転駆
動はモータ27で行い、スプラインシャフト24に取り
付けられた従動プーリ28とモータ27に取り付けられ
た駆動プーリ29をタイミングベルト30で連結してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の電子部品吸着装置の構成では、高速・高位置決め精度
・小型化が電子部品装着機に求められている現状では、
以下の課題を有するものであった。
【0005】1)吸着ノズル21が1個の構成であるた
め、チップ部品の品種切り替えによるノズル交換を必要
とし、さらに電子部品装着機の無人化を図る際には自動
ノズル交換機が必要となる。
【0006】2)吸着ノズル21が1個の構成であるた
め、チップ部品を多数個実装するための時間の削減が困
難であり、また電子部品吸着装置を複数台設置すると設
備が大型になる。
【0007】3)タイミングベルト30で吸着ノズル2
1と回転駆動用のモータ27を連結しているので、バッ
クラッシにより回転方向の位置決め精度が安定しない。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の電子部品吸着装置は、チップ部品を吸着する
吸着ノズルを下端に備え、内部に設けた真空吸引用の穴
を電磁弁に接続した昇降自在なシャフトと、このシャフ
トの上端に結合され位置決めピンと係合してノズルの回
転位置決めを行う位置決めホルダーと、この位置決めホ
ルダーに係合された第2のツメを下端に備えてシャフト
を上昇させて保持する電磁石と、上記第2のツメの下面
に当接する第1のツメを下端に備えて上下スライド駆動
用モータに結合されたクランクを介して昇降するプレー
トと、上記シャフトの中間部に結合された従動プーリを
ベルトを介して回転させる回転駆動用モータからなる構
成としたものである。
【0009】
【作用】この構成により装置全体を小型化することがで
きるようになり、この結果吸着ノズルを複数個整列して
配置した多連形の装置を構成して生産性の大幅な向上を
図ることができる。さらに各ノズルの回転は位置決めホ
ルダーを位置決めピンに係合させることによって行うこ
とにより、回転位置決めの精度向上を図ることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。
【0011】図1は同実施例による電子部品吸着装置の
構成を示す一部切欠斜視図、図2は図1のA部拡大断面
図である。
【0012】図1,図2において1は軸受けブロック、
2はこの軸受けブロック1の上面部と下面部にはめ込ま
れた軸受けブッシュ、3はこの軸受けブッシュ2に支持
されたシャフト、4はこのシャフト3の下端に取り付け
られた吸着ノズル、5は上記シャフト3に接続された電
磁弁であり、本実施例では上述の構成を直線上に整列し
て配置させた多連式の構成としている。
【0013】6は上記吸着ノズル4の回転駆動用モー
タ、7はこの回転駆動用モータ6の軸に結合された駆動
プーリ、8はピン10によりシャフト3に接続された従
動プーリ、9は上記駆動プーリ7の回転を従動プーリ8
に伝達するタイミングベルトである。11はシャフト3
の上端に取り付けられ所定の角度で溝を設けた位置決め
ホルダー、12はこの位置決めホルダー11の上部に配
置されたバネ、13は上記位置決めホルダー11の溝に
入り込んで吸着ノズル4の回転位置決めを行う位置決め
ピンである。
【0014】14は上記吸着ノズル4の上下スライド駆
動用モータ、15はこの上下スライド駆動用モータ14
の軸に結合されたクランク、16はこのクランク15と
係合するプレート、17はこのプレート16を結合した
スライダー、18はプレート16に結合された第1のツ
メである。19はプレート16に取り付けられた電磁
石、20はこの電磁石19の下端に結合された第2のツ
メであり、この第2のツメ20は上記第1のツメ18の
上面に接触した状態で取り付けられている。
【0015】このように構成された本発明の電子部品吸
着装置の動作について以下に説明する。
【0016】吸着ノズル4は通常全て上昇位置にあり、
上下スライド駆動用モータ14が180度回転すること
によりクランク15を介してプレート16がクランク1
5の偏心量分だけ下降し、これに連動して全ての吸着ノ
ズル4が同時にチップ部品(図示せず)の上面まで下降
する。
【0017】この時、吸着ノズル4はシャフト3の上端
に配置されたバネ12によりたわみ、チップ部品の全高
ばらつきを吸収するようにしており、この状態で図1の
軸受けブロック1内の記号Pで示す真空吸引用の穴から
真空吸引し、複数の吸着ノズル4が一括して複数のチッ
プ部品を吸着した後、上下スライド駆動用モータ14が
再び180度回転することによって全ての吸着ノズル4
が同時に上昇する。
【0018】次に、このようにしてチップ部品を吸着し
た吸着ノズル4がこのチップ部品を装着するプリント基
板(図示せず)の上面の所定位置まで移動すると、回転
駆動用モータ6を回転させて吸着ノズル4を回転させる
ことによってチップ部品を所定の角度まで回転させ、位
置決めホルダー11の溝が位置決めピン13に係合する
ことによって吸着ノズル4の回転位置決めを精度良く行
う。
【0019】その後、上下スライド駆動用モータ14が
180度回転することによって吸着ノズル4が下降して
プリント基板の上面にチップ部品を装着させるわけであ
るが、この際、複数の吸着ノズル4のうち1本の吸着ノ
ズル4のみ下降させ、他の吸着ノズル4は電磁石19を
作動させることによって上昇位置で保持しておき、上記
真空吸引用の穴に電磁弁5を作動させて加圧エアーを送
り込んでチップ部品を吸着ノズル4から分離してプリン
ト基板上に装着するものである。
【0020】また、チップ部品を装着した後は上下スラ
イド駆動用モータ14を再度180度回転させて吸着ノ
ズル4を上昇させ、以降上述の動作を繰り返して行うこ
とにより、プリント基板上に複数のチップ部品を装着す
るものである。
【0021】このように構成された本発明の電子部品吸
着装置は以下のような効果を奏するものである。 (1)装置全体を小型化できることから、各種チップ部
品の形状に応じた複数個の吸着ノズルを整列して配置し
た多連形の電子部品吸着装置を構成することができ、従
ってチップ部品の品種切り替えによるノズル交換を無く
するばかりでなく、チップ部品を実装するための時間を
削減し、大幅な生産性の向上を可能とする。 (2)複数個の吸着ノズルの上下ならびに回転駆動をそ
れぞれ一つの動力で行い、かつ電磁石を用いて各ノズル
の上下の選択を行う構成とすることにより、安価で小型
の装置を提供することができる。 (3)位置決めピンを用いた回転方向の位置決め機構を
各吸着ノズルに設けることにより、装着位置精度を高め
ることができる。 (4)電磁弁を装置の先端部近傍に搭載してエアー配管
をより短くすることにより、真空・排圧の応答時間の高
速化を図ることができる。 (5)シャフトと吸着ノズルを軽量化することにより、
吸着ノズル下降時の加速度から生ずるチップ部品の破損
を防止することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の電子部品吸着装置
は、チップ部品の形状に応じた複数個の吸着ノズルの上
下ならびに回転駆動をそれぞれ一つの動力で行うと共
に、電磁石を用いた各吸着ノズルの上下選択機構を備え
た構成とすることにより、安価で小型の電子部品吸着装
置を提供することを可能とするものである。また、電磁
弁を同装置の先端部近傍に搭載し、エアー配管をより短
くすることで真空・排圧の応答時間の高速化を図ると共
に、回転方向の位置決め機構を各吸着ノズルに設けるこ
とにより、装着位置精度の高精度化を可能にすることが
できる。さらに装置本体をコンパクトにしたことで、電
子部品装着機内に複数の電子部品吸着装置を設置するこ
とが可能となり、チップ部品の形状に応じた複数個の真
空吸着ノズルで複数個あるいは複数種のチップ部品を同
時に吸着し、この複数の吸着ノズルから所定のチップ部
品1個を適時選択し、所定の角度に位置決めしてからプ
リント基板に高精度に実装することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電子部品吸着装置の構
成を示す一部切欠斜視図
【図2】図1のA部拡大断面図
【図3】従来の電子部品吸着装置の構成を示す斜視図
【符号の説明】
1 軸受けブロック 2 軸受けブッシュ 3 シャフト 4 吸着ノズル 5 電磁弁 6 回転駆動用モータ 7 駆動プーリ 8 従動プーリ 9 タイミングベルト 10 ピン 11 位置決めホルダー 12 バネ 13 位置決めピン 14 上下スライド駆動用モータ 15 クランク 16 プレート 17 スライダー 18 第1のツメ 19 電磁石 20 第2のツメ
フロントページの続き (72)発明者 皆藤 裕祥 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−226887(JP,A) 特開 平4−217400(JP,A) 特開 平4−107999(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ部品を吸着する吸着ノズルを下端
    に備え、内部に設けた真空吸引用の穴を電磁弁に接続し
    た昇降自在なシャフトと、このシャフトの上端に結合さ
    れ位置決めピンと係合してノズルの回転位置決めを行う
    位置決めホルダーと、この位置決めホルダーに係合され
    た第2のツメを下端に備えてシャフトを上昇させて保持
    する電磁石と、上記第2のツメの下面に当接する第1の
    ツメを下端に備えて上下スライド駆動用モータに結合さ
    れたクランクを介して昇降するプレートと、上記シャフ
    トの中間部に結合された従動プーリをベルトを介して回
    転させる回転駆動用モータからなる電子部品吸着装置。
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