JPH05195954A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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JPH05195954A
JPH05195954A JP923092A JP923092A JPH05195954A JP H05195954 A JPH05195954 A JP H05195954A JP 923092 A JP923092 A JP 923092A JP 923092 A JP923092 A JP 923092A JP H05195954 A JPH05195954 A JP H05195954A
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JP
Japan
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accumulator
compressor
outer diameter
volume
outlet pipe
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JP923092A
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Inventor
Fumio Minamihata
文雄 南端
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】支持具6の充分な取付スペースを確保しなが
ら、圧縮機本体1とアキュムレータ7との間のデッドス
ペースを有効に利用して、アキュムレータ7の容積を液
バック量の増大などに対応した大容積となし、また、大
容積とするにも拘らず、アキュムレータ7の出っ張り量
を少なくし圧縮機全体の小形化を図る。 【構成】アキュムレータ本体71の上方に入口管73
を、下方に出口管74を接続したアキュムレータ7にお
いて、アキュムレータ本体71を径小の上部胴体71a
と径大な下部胴体71bとに上下2分割して、径小の上
部胴体71aを支持具6を介して圧縮機本体1の側方に
取付けると共に、下部胴体71b位の外面を圧縮機本体
1の側面に近接させて、圧縮機全体が大形化することな
く下部胴体71bにおいて容積の増大を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮機本体の側方に支
持具を介してアキュムレータを取付けている圧縮機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種圧縮機は、例えば実開昭6
3−22387号公報に記載され、かつ、図4で示した
ように、密閉ケーシングAにモータBと圧縮要素Cとを
内装して成る圧縮機本体Dの側方部に、支持具Eを介し
てアキュムレータFを取付けている。また、前記アキュ
ムレータFは、内方上部にフイルタなどを設けた上下方
向に長い中空円筒形状のアキュムレータ本体F1を備
え、該アキュムレータ本体F1の上方に入口管F2を、
かつ、下方に出口管F3をそれぞれ接続して構成されて
いる。そして、前記出口管F3を前記圧縮要素Cの吸入
通路C1に接続すると共に、前記入口管F2を冷房シス
テム側に接続して、この入口管F2から前記アキュムレ
ータ本体F1内に導入される液混じりの冷媒ガスを気液
分離して、ガス冷媒を前記出口管F3から前記吸入通路
C1を経て圧縮要素Cに供給するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記アキュ
ムレータFのアキュムレータ本体F1は、軸方向にほぼ
同一断面とされており、また、前記圧縮要素Cの吸入通
路C1に前記アキュムレータ本体F1の出口管F3を接
続するとき、該出口管F3の折損事故などを招かないよ
うに、この出口管F3には緩やかな曲げ角度が要求さ
れ、しかも、前記支持具Eの取付スペースを確保する必
要があることから、前記圧縮機本体Dに前記アキュムレ
ータFを取付けたとき、これらアキュムレータFと圧縮
機本体Dとの対向部位にデッドスペースが生じて、該圧
縮機本体Dに対し前記アキュムレータFが外側方に出っ
張った状態で取付けられることとなり、このため圧縮機
全体が大きくなる問題があった。特に、以上のような圧
縮機では、例えば起動時などに冷房システム側からの液
バック量が多くなることがあるため、この液バック量の
増大に対応すべく、前記アキュムレータ本体F1の容積
を大きくしたりすると、前記圧縮機本体Dに対し前記ア
キュムレータFがさらに外側方に大きく出っ張ったり、
縦方向に長くなったりすることとなって、圧縮機全体が
さらに大型化する問題が生じるのである。
【0004】本発明は以上のような問題に鑑みて成した
もので、その目的は、従来生じていた圧縮機本体とアキ
ュムレータとの間のデッドスペースを有効に利用して、
該アキュムレータの容積を液バック量の増大などに対応
した容積にできながら、圧縮機全体の小形化が図れ、ま
た、逆に、前記アキュムレータの容積増大を必要としな
い場合には、このアキュムレータを小形化して、圧縮機
全体をさらに小形にできる圧縮機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、アキュムレータ本体71の上方に入口管
73を、下方に出口管74を接続したアキュムレータ7
を、モータ3と圧縮要素5とを備えた圧縮機本体1の側
方に支持具6を介して取付け、前記出口管74を前記圧
縮要素5の吸入通路55に接続している圧縮機におい
て、前記アキュムレータ本体71の上部外径を下部外径
より小径として、前記上部外径部位に前記支持具6を設
けて前記圧縮機本体1の側方に取付けると共に、前記下
部外径部位の外面を前記圧縮機本体1の側面に近接させ
たのである。
【0006】また、前記アキュムレータ本体71を、上
部胴体71aと下部胴体71bとで構成して、前記上部
胴体71aに支持具6を設けて前記圧縮機本体1の側方
に取付けると共に、前記下部胴体71bの外径を前記上
部胴体71aの外径より大径となし、該下部胴体71b
を前記上部胴体71aに対し前記圧縮機本体1側に偏位
させることが好ましい。
【0007】さらに、前記アキュムレータ本体71にお
ける前記下部胴体71bの下部で、該下部胴体71bの
軸中心に対し非圧縮機本体側に前記出口管74を取付け
るようにしてもよい。
【0008】
【作用】以上の圧縮機では、前記アキュムレータ7にお
けるアキュムレータ本体71の上部外径が下部外径より
も小径とされ、この本体71の上部外径部位が前記支持
具6を介して前記圧縮機本体1の側方に取付けられ、ま
た、前記本体71の下部外径部位の外面が前記圧縮機本
体1の側面に近接されているために、前記支持具6の充
分な取付スペースを確保できながら、従来生じていた前
記圧縮機本体1と前記アキュムレータ7との間に設けら
れるデッドスペースを有効に利用して、前記本体71の
大径とされた下部外径部位で前記アキュムレータ7の容
積確保が行われ、このアキュムレータ7の容積を液バッ
ク量の増大などに対応した大容積とすることができ、し
かも、前記アキュムレータ7を大容積とするにも拘ら
ず、該アキュムレータ7の外側方への出っ張り量を少な
くできるので、圧縮機全体が大形化するのを防止できる
のである。また、逆に、前記アキュムレータ7の容積を
増大する必要がない場合には、該アキュムレータ7に充
分な容積確保が行われることから、前記本体71を小形
とすることができ、圧縮機全体を小形化できるのであ
る。
【0009】また、前記アキュムレータ本体71を、上
部胴体71aと下部胴体71bとで構成して、前記上部
胴体71aに支持具6を設けて前記圧縮機本体1の側方
に取付けると共に、前記下部胴体71bの外径を前記上
部胴体71aの外径よりも大径となし、この下部胴体7
1bを前記上部胴体71aに対し前記圧縮機本体1側に
偏位させることにより、従来、前記支持具6の下方に生
じていた前記密閉ケーシング2と前記アキュムレータ7
との間のデッドスペースのみを有効に利用して、前記下
部胴体71bの容積がこのデッドスペースにおいて増大
され前記アキュムレータ7の容積が十分に確保され、前
記下部胴体71bの密閉ケーシング2との非対向部位は
偏位されることなく、前記アキュムレータ7の外側方へ
の出っ張りが防止されるので、このアキュムレータ7の
容積を液バック量の増大などに対応した容積とすること
ができながら、圧縮機全体の大形化をより効果的に防止
できるのである。また、逆に、前記アキュムレータ7の
容積を増大する必要がない場合には、前述した場合と同
様に、該アキュムレータ7を小形にすることができ、圧
縮機全体をより効果的に小形化できるのである。
【0010】さらに、前記アキュムレータ本体71にお
ける前記下部胴体71bの下部位置で、該下部胴体71
bの軸中心に対し非圧縮機本体側に前記出口管74を取
付けることにより、この出口管74における前記下部胴
体71bと前記圧縮要素5の吸入通路55との間に充分
な距離を確保できて、前記出口管74の折損事故などを
招くことなく、該出口管74の曲げ角度に大きな自由度
が得られる。
【0011】
【実施例】図1は密閉形圧縮機の全体構造を示してお
り、該図中、1は圧縮機本体であって、密閉ケーシング
2の内方上部に、ステータ31とロータ32とから成る
モータ3を配設すると共に、該モータ3の下部側に、前
記ロータ32から延びる駆動軸4で回転駆動される圧縮
要素5を配設している。
【0012】前記圧縮要素5は、シリンダ室50をもっ
たシリンダ51と、該シリンダ51の上下部に対設され
たフロント及びリヤヘッド52,53と、前記シリンダ
室50に回転可能に内装されたローラ54とを備え、こ
のローラ54内に前記駆動軸4の偏心部41を挿嵌させ
て、前記駆動軸4の駆動に伴い前記ローラ54を前記シ
リンダ室50内で偏心回転させることにより、前記シリ
ンダ51に設けた吸入通路55から前記シリンダ室50
に吸入される冷媒ガスを圧縮するようにしている。
【0013】また、前記圧縮機本体1における密閉ケー
シング2の外側部には、支持具6を介してアキュムレー
タ7を取付けており、このアキュムレータ7は、アキュ
ムレータ本体71の内方上部にフイルタ72を配設する
と共に、前記本体71の上部側に入口管73を接続し、
かつ、前記本体71の下部側に上端が前記フイルタ72
の近くに達するように出口管74を接続している。そし
て、この出口管74を前記圧縮要素5の吸入通路55に
接続し、また、前記入口管73を冷房システム側に接続
して、該入口管73から前記アキュムレータ本体71内
に導入される液混じりの冷媒ガスを気液分離して、ガス
冷媒を前記出口管74から前記吸入通路55を経て圧縮
要素5に供給するようにしている。
【0014】さらに、前記支持具6は、前記圧縮機本体
1の密閉ケーシング2に固定された支持台61と、該支
持台61に設けられた締付バンド62とからなり、この
締付バンド62で前記アキュムレータ7を締付けること
により、該アキュムレータ7を前記密閉ケーシング2の
外側方に固定支持させるのである。
【0015】しかして以上の圧縮機において、前記アキ
ュムレータ7におけるアキュムレータ本体71の上部と
下部の外径を異ならしめるのであって、上部外径を小径
に、かつ、下部外径を前記上部外径より大径と成して、
前記上部外径部位を前記支持具6を介して前記圧縮機本
体1の外側方に取付けると共に、前記下部外径部位の外
面を前記圧縮機本体1における密閉ケーシング2の側面
に近接させたのである。
【0016】具体的には、図1で明らかにしたように、
前記アキュムレータ7のアキュムレータ本体71を上下
に2分割して、全体が径小とされた上部胴体71aと、
該上部胴体71aより径大とされた下部胴体71bとで
構成する。即ち、前記上部胴体71aは、前記入口管7
3が接続される上部側を閉鎖状にし、下部側を開口した
径小の蓋状となし、かつ、前記上部胴体71aの開口下
部側に下方に向かって拡径する拡径部71cを形成し、
この拡径部71cの下部側に前記下部胴体71bへの接
続部位71dを連続状に形成する。また、前記下部胴体
71bは、上部が前記接続部位71dを受入可能な大き
さに開口され、前記出口管74が突出される下部側を閉
鎖した大径の有底筒状に形成して、前記下部胴体71b
に前記上部胴体71aの接続部位71dを、これら各胴
体71a,71bの軸中心が一致するように接合一体化
することにより、前記アキュムレータ7の全体を上部側
が径小で下部側が径大となる概略瓢箪形状に形成する。
【0017】そして、前記上部胴体71aにおける前記
拡径部71cの上部側に位置する径小部を、前記支持具
6の締付バンド62で締付けることにより、前記下部胴
体71bの外面を前記密閉ケーシング2の外側面に近接
させた状態で、前記アキュムレータ7を前記圧縮機本体
1に取付けると共に、前記下部胴体71bの下部側から
突出される前記出口管74を前記圧縮要素5の吸入通路
55に接続させるのである。
【0018】以上の構成とすることにより、前記支持具
6によるアキュムレータ7の取付を液溜に影響の少ない
前記上部胴体71aにおいて取付けて、前記下部胴体7
1bの外面を前記密閉ケーシング2の外側面に近接させ
て取付けることができるのであり、従来、前記支持具6
の下方に生じていた前記密閉ケーシング2と前記アキュ
ムレータ7との間のデッドスペースを有効に利用して、
前記下部胴体71bの容積を増大して前記アキュムレー
タ7の容積確保を十分に行い、このアキュムレータ7の
容積を液バック量の増大などに対応した容積とすること
ができ、しかも前記アキュムレータ7の容積が増大して
も、該アキュムレータ7が外側方へ大きく出っ張ること
なく、圧縮機全体の大形化を防止できるのである。ま
た、逆に、前記アキュムレータ7の容積を増大する必要
がない場合には、前記下部胴体71bを大径とした分だ
け充分な容積確保を行えることから、この下部胴体71
bや前記上部胴体71aの外径を全体的に小としたり、
又は、これら各胴体71a,71bの高さを低くしたり
して、前記アキュムレータ7を小形とすることができ、
圧縮機全体を小形化できるのである。尚、前記上部胴体
71aは、前記アキュムレータ7の有効容積にはほとん
ど関係ないため、以上のように、前記上部胴体71aを
径小としても、別に問題は発生しないのである。
【0019】また、前記アキュムレータ7は、図2で明
らかにしたように、前述した場合と同様に、上部胴体7
1aと下部胴体71bとに上下2分割して、この下部胴
体71bの前記密閉ケーシング2との対向部位を、前記
上部胴体71aに対し前記密閉ケーシング2側に偏位さ
せ、かつ、前記下部胴体71bの前記密閉ケーシング2
との非対向部位を、前記上部胴体71aの外面と面一状
となすようにしてもよいのである。
【0020】以上の構成とするときには、従来、前記支
持具6の下方に生じていた前記密閉ケーシング2と前記
アキュムレータ7との間のデッドスペースのみを有効に
利用して、前記下部胴体71bの容積をこのデッドスペ
ースにおいて増大して前記アキュムレータ7の容積確保
を十分に行い、前記下部胴体71bの密閉ケーシング2
との非対向部位は偏位されることなく、前記上部胴体7
1aの外面と面一状として、前記アキュムレータ7の外
側方への出っ張りをなくしているので、このアキュムレ
ータ7の容積を液バック量の増大などに対応した容積と
することができながら、圧縮機全体の大形化をより効果
的に防止できるのである。また、逆に、前記アキュムレ
ータ7の容積を増大する必要がない場合には、前述した
場合と同様に、該アキュムレータ7を小形にすることが
でき、圧縮機全体をより効果的に小形化できるのであ
る。
【0021】さらに、前記アキュムレータ7は、図3で
示したように、前記下部胴体71bの前記密閉ケーシン
グ2との対向部位を、前記上部胴体71aに対し前記密
閉ケーシング2側に偏位させ、かつ、前記下部胴体71
bの前記密閉ケーシング2との非対向部位を、前記上部
胴体71aの外面と面一状に形成すると共に、この上部
胴体71aと下部胴体71bとの結合部分に前記密閉ケ
ーシング2側に膨張する膨張部71eを形成するように
してもよい。斯くするときには、前記膨張部71eによ
り前記アキュムレータ7の容積を一層拡大することがで
きる。
【0022】また、以上のように、前記下部胴体71b
の前記密閉ケーシング2への対向部位を、該密閉ケーシ
ング2側に偏位させるときには、図2で示したように、
前記アキュムレータ本体71における下部胴体71bの
下部側で、この下部胴体71bの軸中心に対し前記密閉
ケーシング2の非対向側に前記出口管74を接続するこ
とが好ましい。
【0023】以上の構成とするときには、前記下部胴体
71bが前記密閉ケーシング2側に偏位させているにも
拘らず、前記出口管74における前記下部胴体71bと
前記圧縮要素5の吸入通路55との間に充分な距離を確
保できて、前記出口管74の折損事故などを招くことな
く、該出口管74の曲げ角度に大きな自由度を得ること
ができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、アキ
ュムレータ本体71の上方に入口管73を、下方に出口
管74を接続したアキュムレータ7を、モータ3と圧縮
要素5とを備えた圧縮機本体1の側方に支持具6を介し
て取付け、前記出口管74を前記圧縮要素5の吸入通路
55に接続した圧縮機において、前記アキュムレータ本
体71の上部外径を下部外径より小径として、前記上部
外径部位に前記支持具6を設けて前記圧縮機本体1の側
方に取付けると共に、前記下部外径部位の外面を前記圧
縮機本体1の側面に近接させるようにしたから、前記支
持具6の充分な取付スペースを確保できながら、従来生
じていた前記圧縮機本体1と前記アキュムレータ7との
間に設けられるデッドスペースを有効に利用して、前記
本体71の大径とされた下部外径部位で前記アキュムレ
ータ7の容積確保を行って、このアキュムレータ7の容
積を液バック量の増大などに対応した大容積とすること
ができ、しかも、前記アキュムレータ7を大容積とする
にも拘らず、該アキュムレータ7の外側方への出っ張り
量を少なくできるので、圧縮機全体が大形化するのを防
止できるのである。また、逆に、前記アキュムレータ7
の容積を増大する必要がない場合には、以上の構成によ
り、該アキュムレータ7に充分な容積確保が行われるこ
とから、前記本体71を小形とすることができ、圧縮機
全体を小形化できるのである。
【0025】また、前記アキュムレータ本体71を、上
部胴体71aと下部胴体71bとで構成して、前記上部
胴体71aに支持具6を設けて前記圧縮機本体1の側方
に取付けると共に、前記下部胴体71bの外径を前記上
部胴体71aの外径よりも大径となし、この下部胴体7
1bを前記上部胴体71aに対し前記圧縮機本体1側に
偏位させることにより、従来、前記支持具6の下方に生
じていた前記密閉ケーシング2と前記アキュムレータ7
との間のデッドスペースのみを有効に利用して、前記下
部胴体71bの容積をこのデッドスペースにおいて増大
して前記アキュムレータ7の容積確保を十分に行い、前
記下部胴体71bの密閉ケーシング2との非対向部位は
偏位されることなく、前記アキュムレータ7の外側方へ
の出っ張りをなくすことができるので、このアキュムレ
ータ7の容積を液バック量の増大などに対応した容積と
することができながら、圧縮機全体の大形化をより効果
的に防止できるのである。また、逆に、前記アキュムレ
ータ7の容積を増大する必要がない場合には、前述した
場合と同様に、該アキュムレータ7を小形にすることが
でき、圧縮機全体をより効果的に小形化できるのであ
る。
【0026】さらに、前記アキュムレータ本体71にお
ける前記下部胴体71bの下部位置で、該下部胴体71
bの軸中心に対し非圧縮機本体側に前記出口管74を取
付けることにより、この出口管74における前記下部胴
体71bと前記圧縮要素5の吸入通路55との間に充分
な距離を確保できて、前記出口管74の折損事故などを
招くことなく、該出口管74の曲げ角度に大きな自由度
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる圧縮機の一部切欠正面図であ
る。
【図2】他の実施例を示す一部省略した正面図である。
【図3】同じく他の実施例を示す一部省略した正面図で
ある。
【図4】従来の圧縮機を示す一部切欠正面図である。
【符号の説明】
1 圧縮機本体 3 モータ 5 圧縮要素 55 吸入通路 6 支持具 7 アキュムレータ 71 アキュムレータ本体 71a 上部胴体 71b 下部胴体 73 入口管 74 出口管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アキュムレータ本体71の上方に入口管7
    3を、下方に出口管74を接続したアキュムレータ7
    を、モータ3と圧縮要素5とを備えた圧縮機本体1の側
    方に支持具6を介して取付け、前記出口管74を前記圧
    縮要素5の吸入通路55に接続している圧縮機であっ
    て、前記アキュムレータ本体71の上部外径を下部外径
    より小径として、前記上部外径部位に前記支持具6を設
    けて前記圧縮機本体1の側方に取付けると共に、前記下
    部外径部位の外面を前記圧縮機本体1の側面に近接させ
    ていることを特徴とする圧縮機。
  2. 【請求項2】アキュムレータ本体71は上部胴体71a
    と下部胴体71bとから成り、前記上部胴体71aに支
    持具6を設けて圧縮機本体1の側方に取付けると共に、
    前記下部胴体71bの外径を前記上部胴体71aの外径
    より大径として、該下部胴体71bを前記上部胴体71
    aに対し圧縮機本体1側に偏位させている請求項1記載
    の圧縮機。
  3. 【請求項3】アキュムレータ本体71の下部胴体71b
    の下部で、該下部胴体71bの軸中心に対し非圧縮機本
    体側に出口管74を取付けている請求項2記載の圧縮
    機。
JP923092A 1992-01-22 1992-01-22 圧縮機 Withdrawn JPH05195954A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1975370A1 (en) 2007-03-28 2008-10-01 Fujitsu General Limited Rotary compressor with accumulator and heat pump system
JP2008274844A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Fujitsu General Ltd ロータリ圧縮機

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EP1975370A1 (en) 2007-03-28 2008-10-01 Fujitsu General Limited Rotary compressor with accumulator and heat pump system
JP2008274844A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Fujitsu General Ltd ロータリ圧縮機

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