JP3146901B2 - 密閉形圧縮機の油ポンプ構造 - Google Patents

密閉形圧縮機の油ポンプ構造

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JP3146901B2 JP01206195A JP1206195A JP3146901B2 JP 3146901 B2 JP3146901 B2 JP 3146901B2 JP 01206195 A JP01206195 A JP 01206195A JP 1206195 A JP1206195 A JP 1206195A JP 3146901 B2 JP3146901 B2 JP 3146901B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密閉形圧縮機を構成す
る駆動軸の端部に設ける油ポンプ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、密閉形圧縮機は、胴部ケーシン
グと、該胴部ケーシングの端部に組付ける蓋部ケーシン
グとを備えた密閉ケーシングを有し、該密閉ケーシング
内に、圧縮要素及び該圧縮要素等を駆動するモータを内
装して、該密閉ケーシングの内底部に油溜めを設けると
共に、該モータの駆動軸の端部に、前記油溜の油を汲み
上げる油ポンプを設けている。
【0003】ところで、本願出願人は、以上の密閉形圧
縮機において、前記油ポンプが汲み上げる油を前記密閉
ケーシングの外部に取り出すようにした構造のものを先
に提案した(特願平6−147302)。即ち、この圧
縮機は、図5に概略的に示すように、密閉ケーシングA
を構成する胴部ケーシングA1内に組付けた支持ハウジ
ングBに、油ポンプCのポンプケースDを固定する一
方、別途形成した油取出管Eを、密閉ケーシングAの外
部から該密閉ケーシングAを構成する蓋部ケーシングA
2に形成した取付穴Fを介して密閉ケーシングA内に挿
通して、その挿通端部を、前記ポンプケースDの外面に
開口する油取出口Gに圧入により接続し、該油取出管E
を介して前記油ポンプCが汲み上げる油を前記密閉ケー
シングAの外部に取り出すようにしたのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、油取出管E
を介して前記油ポンプCが汲み上げる油を前記密閉ケー
シングA外に取り出すようにした前記構造のものでは、
前記油取出管Eを前記ポンプケースDに接続する場合、
該油取出管Eの長さ方向一端側を、前記胴部ケーシング
A1に蓋部ケーシングA2を組み付けて密閉状とした密
閉ケーシングAの外部から、前記蓋部ケーシングA2に
形成した取付穴Fを介して密閉ケーシングA内に挿入
し、その挿入端部を前記ポンプケースDの油取出口Gに
圧入する必要があるので、前記油ポンプCを前記ケーシ
ング内に組付ける際、前記油取出口Gが、蓋部ケーシン
グA2の取付穴Fに一致するように組付けねばならない
のは勿論のこと、前記密閉ケーシングA内は、前記胴部
ケーシングA1と蓋部ケーシングA2とにより閉じてい
るので、前記密閉ケーシングA内に挿通した油取出管E
の挿通端部を外部から見ることが出来ず、そのため前記
油取出管Eの前記油取出孔Gへの圧入作業が非常に困難
であり、従って全体として圧縮機の組立て作業が行ない
難い。
【0005】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、組立て作業の行ない易
い密閉圧縮機の油ポンプ構造を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
密閉ケーシング(1)に内装するモータ(2)の駆動軸
(21)の端部に、ケーシング(1)の内部に形成する
油溜(10)の油を前記ケーシング(1)の外部に取り
出す油ポンプ(3)を設けた密閉形圧縮機において、前
記モータ(2)と油ポンプ(3)とを収納する胴部ケー
シング(1a)と、該胴部ケーシング(1a)の端部に
嵌合する蓋部ケーシング(1b)とを備えた密閉ケーシ
ング(1)を有し、前記蓋部ケーシング(1b)に、前
記油ポンプ(3)のポンプケース(30)を挿嵌可能と
するポンプ受入部(4a)と、前記ポンプ受入部(4
a)に前記ポンプケース(30)の油取出口(31)と
連通可能に接続される油取出管(5)とを設けて、この
油取出管(5)を前記蓋部ケーシング(1b)の取出穴
(14)から外部に取り出すようにしたのである。
【0007】請求項2記載の発明は、ポンプ受入部(4
a)を、ポンプケース(30)が挿嵌可能な筒状に形成
して、該ポンプケース(30)の外周面に油取出口(3
1)を開口させると共に、前記ポンプ受入部(4a)の
内周面とポンプケース(30)の外周面との間で前記油
取出口(31)に対し上下位置にシールリング(34)
を設けたのであり、また請求項3記載の発明は、ポンプ
受入部(4a)をポンプケース(30)が挿嵌可能な筒
状に形成し、該ポンプケース(30)の外周面に油取出
口(31)を開口させると共に、前記ポンプケース(3
0)の外周面に前記油取出口(31)が開口する環状溝
(32)を形成したのである。
【0008】また請求項4記載の発明は、ポンプ受入部
(4a)が、取付部(4b)を介して蓋部ケーシング
(1b)に固定する油取出カバー(4)から成り、前記
油取出カバー(4)の取付部(4b)を、胴部ケーシン
グ(1a)端面と対向させて形成すると共に、蓋部ケー
シング(1b)の内面に前記取付部(4b)を受け止め
る係合部(13)を形成して、前記取付部(4b)の前
記胴部ケーシング(1a)端面と前記蓋部ケーシング
(1b)の係合部(13)との挟持により前記油取出カ
バー(4)を前記蓋部ケーシング(1b)へ固定したの
である。
【0009】また請求項5記載の発明は、油取出カバー
(4)のポンプ受入部(4a)と取付部(4b)とを、
径方向に延びる複数の支持部(4c)により連結したの
であり、請求項6記載の発明は、この支持部(4c)
に、補強用の凹部(43)を形成したのである。
【0010】更に請求項7の発明は、前記油取出管
(5)を、ポンプ受入部(4a)に接続される小径油取
出管(5a)と、該小径油取出管(5a)に接続され、
蓋部ケーシング(1b)に接続される大径油取出管(5
b)とにより形成したのであり、請求項8記載の発明
は、前記小径油取出管(5a)と大径油取出管(5b)
とを螺子締めにより接続したのである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、圧縮機の組立て
時において、胴部ケーシング1aに蓋部ケーシング1b
を組付ける前に、該油取出管5を、その一端側が前記蓋
部ケーシング1bの取出穴14から外部に取り出された
状態にして前記蓋部ケーシング1b内に設けたポンプ受
入4aに接続しておき、しかる後、モータ2及び油ポン
プ3等を組込んだ胴部ケーシング1aを前記蓋部ケーシ
ング1bに組付けて、この組付けの際、油ポンプ3のポ
ンプケース30を前記ポンプ受入部4aに挿嵌すること
により、圧縮機の組立てが行なえる。
【0012】請求項2記載の発明によれば、ポンプケー
ス30を筒状のポンプ受入部4aに挿嵌するだけで、前
記油取出口31に対し上下位置に設けたシールリング3
4により、前記油取出口31と前記連通路41との接続
部位をシールすることが出来る。
【0013】請求項3記載の発明によれば、前記ポンプ
ケース30を筒状のポンプ受入部4aに対して挿嵌する
際、前記油取出口31が前記連通路41に一致していな
くとも、前記環状溝32を介して前記油取出口31を前
記連通路41に連通させることが出来る。
【0014】請求項4記載の発明によれば、油取出カバ
ー4の取付部4bを前記蓋部ケーシング1bの係合部1
3に載置して、前記胴部ケーシング1aの端部外周に前
記蓋部ケーシング1bを嵌め込むだけで、油取出カバー
4の取付部4bが、前記胴部ケーシング1aの端面と前
記蓋部ケーシング1bの係合部13とで挟持されて固定
されるので、前記ポンプ受入部4aの前記蓋部ケーシン
グ1bへの固定が簡単である。
【0015】請求項5記載の発明によれば、油取出カバ
ー4のポンプ受入部4aと取付部4bとが、複数の支持
部4cだけで連結されているので、油取出カバー4の軽
量化が図れるし、しかも例えば圧縮機の駆動に伴って圧
縮要素側から流下する潤滑油を、前記支持部4間の空隙
を介して油溜10にスムーズに戻せる。
【0016】請求項6によれば、ポンプ受入部4aと取
付部4bとを支持部4cで連結することにより軽量化を
図った油取出カバー4の剛性を、前記支持部に形成した
補強用の凹部43により高められる。
【0017】請求項7記載の発明によれば、蓋部ケーシ
ング1b内にポンプ受入部4aを取付ける際、前記ポン
プ受入部4aに接続した前記小径油取出管5aの遊端部
を、大径油取出管5bを受入れる大きさとした前記蓋部
ケーシング1bの取出穴14に簡単に挿通することが出
来るし、該取付穴14に挿通した小径油取出管5aの遊
端部に前記大径油取出管5bを接続して、油取出管5を
前記蓋部ケーシング1bの外部に簡単に取り出せる。
【0018】請求項8記載の発明によれば、大径油取出
管5bを前記小径油取出管5aに螺締するだけで、両取
出管5a・5bを簡単に接続することが出来て、油取出
管5の前記蓋部ケーシング1bへの組付作業が容易とな
る。
【0019】
【実施例】図1に示すものは、本発明に係る油ポンプ構
造を採用した密閉形のスクロール圧縮機であって、該圧
縮機は、円筒状の胴部ケーシング1aと、該胴部ケーシ
ング1aの上端開口を閉鎖する上側の蓋部ケーシング
(図示せず)と、胴部ケーシング1aの下端開口を閉鎖
する下側の蓋部ケーシング1bとから成り、内底部に油
溜10を設けるようにした密閉ケーシング1を備え、該
密閉ケーシング1における前記胴部ケーシング1a内
に、スクロール型の圧縮要素(図示せず)を内装すると
共に、該圧縮要素の下方に、駆動軸21を結合したモー
タ2と、後記する油ポンプ3のポンプケース30を支持
する支持ハウジング20とを固定し、該モータ2の駆動
により、前記密閉ケーシング1に接続した吸入管(図示
せず)から取り込む吸入ガスを、前記圧縮要素の圧縮室
内に取り込み、圧縮後の吐出ガスを、前記密閉ケーシン
グ1に接続した吐出管(図示せず)から外部に取り出す
ようにした既知構造のものである。
【0020】又、前記駆動軸21の下端部には、2つの
ポンプ機構を内装する油ポンプ3を設け、一方のポンプ
機構により汲み上げる潤滑油を、駆動軸21の内部に設
ける給油通路に供給する一方、他方のポンプ機構により
汲み上げる潤滑油は、該油ポンプ3におけるポンプケー
ス30の外周面に開口する油取出口31から、該油取出
口31に連通する後記の油取出管5を介して、密閉ケー
シング1の外部に取り出すようにしている。
【0021】しかして以上の構成からなる密閉形圧縮機
において、図1に示す実施例では、前記蓋部ケーシング
1bを底壁11と該底壁11の外周から立ち上がる円筒
状の筒壁12とから形成し、該筒壁12の上端開口部を
径方向外方に膨出させて、該筒壁12の上端開口部内周
面に、後記する油取出カバー4の取付部4bを受け止め
可能な段状の係合部13を周設する一方、前記ポンプケ
ース30を挿嵌可能とするポンプ受入部4aと、前記蓋
部ケーシング1bへの取付部4bとを備える油取出カバ
ー4を別途形成するのである。
【0022】具体的には、図3及び図4に示すように、
前記油取出カバー4のポンプ受入部4aを、前記ポンプ
ケース30が挿嵌可能な円筒状に形成すると共に、該ポ
ンプ受入部4aの上端部に、径方向外方に向けて延びる
3本の支持部4cを放射状に延設して、これら支持部4
cの径方向外方側遊端部に、前記胴部ケーシング1aの
下端面と対向し且つ蓋部ケーシング1bに設けた前記係
合部13上に載置可能で各支持部4cを連結する環状の
取付部4bを周設し、前記胴部ケーシング1aの下端部
を前記蓋部ケーシング1bに嵌合により組付ける時点
で、前記係合部13上に載置した前記取付部4bを、前
記胴部ケーシング1aの下端面と前記係合部13とで挾
持することで、前記油取出カバー4を前記密閉ケーシン
グ1に固定するようにしている。
【0023】また図2に示すように、前記油取出カバー
4のポンプ受入部4aに円形孔を開設して、該円形孔
を、前記ポンプケース30の油取出口31に連通可能な
連通路41と成すと共に、該ポンプ受入部4aの外面で
且つ前記連通路41の周りに、径方向外方に突出する円
筒状の接続筒部42を突設して、該接続筒部42を介し
て前記連通路41に油取出管5を接続する一方、図3及
び図4に示すように、前記各支持部4cの底壁に補強用
の凹部43を形成している。
【0024】前記油取出管5は、前記接続筒部42を介
して前記ポンプ受入部4aに接続する小径油取出管5a
と、該小径取出管5aの一端側に接続され、前記蓋部ケ
ーシング1bに接続固定される大径油取出管5bとから
成り、前記小径油取出管5aと大径油取出管5bとを螺
子締めにより接続するようにしている。
【0025】具体的には、前記小径油取出管5aの外径
を、前記蓋部ケーシング1bの筒壁12に形成した取出
穴14の内径よりも一周り小さくして、該小径油取出管
5aを前記取出穴14に遊挿可能としているのであっ
て、係る小径油取出管5aは、その長さ方向一端側開口
部を前記接続筒部42の外周に密嵌した上で、該小径油
取出管5aを前記ポンプ受入部4aの外面にろう付けに
より固着すると共に、該小径油取出管5aの長さ方向他
端部外周に、前記大径油取出管5bを螺着するための雄
螺子51を周設している。
【0026】また前記大径油取出管5bは、その長さ方
向一端側内周面に、前記小径油取出管5aに形成した雄
螺子51に螺合可能な雌螺子52を周設すると共に、該
大径油取出管5bの長さ方向一端に前記取出穴14に挿
通可能な筒軸部53を設けている。
【0027】一方、図1及び図2に示すように、前記ポ
ンプケース30の外周面に環状溝32を周設して、該環
状溝32の内底部に前記油取出口31を開口させる一
方、前記ポンプケース30の外周面で且つ前記環状溝3
2の上方及び下方に環状の凹溝33を周設して、該凹溝
33に合成ゴムから成るシールリング34を嵌め込んで
いる。
【0028】斯くして以上の構造からなる密閉形圧縮機
を組み立てるには、まず前記小径油取出管5aの長さ方
向一端側開口部を、前記ポンプ受入部4に突設した接続
筒部42に密嵌して、該小径油取出管5aを前記ポンプ
受入部4aの外面にろう付けにより固着しておくのであ
る。
【0029】そして以上のごとく前記小径油取出管5a
をあらかじめ組付けた前記油取出カバー4の取付部4b
を、前記蓋部ケーシング1bの筒壁12に設けた係合部
13上に載置すると共に、前記小径油取出管5aの遊端
部を前記取出穴14に遊挿することで、前記油取出カバ
ー4を前記蓋部ケーシング1b内にセットすると共に、
小径油取出管5aの遊端部を蓋部ケーシング1bの外方
に突出させるのであって、以上の実施例では、前記小径
油取出管5aの外径が前記取出穴14の内径よりも一周
り小さいので、前記小径油取出管5aの遊端部を前記取
出穴14に挿通する作業が簡単に行なえるのである。
【0030】そして前記筒壁12の外方から、前記大径
油取出管5bの筒軸部53を前記前記取出穴14に挿通
すると共に、該大径油取出管5bに形成した雌螺子52
を前記小径油取出管5aに形成した雄螺子51に螺締し
て、大径油取出管5bを前記小径油取出管5aに接続し
た後、前記大径油取出管5bを前記筒壁12に溶接によ
り固定しておくのである。
【0031】一方、前記胴部ケーシン1a内に、圧縮要
素・モータ2・支持ハウジング20を組み込むと共に、
前記支持ハウジング20の下部に前記ポンプケース30
を固定した上で、前記ポンプケース30を、前記蓋部ケ
ーシング1b内にセットした前記油取出カバー4のポン
プ受入部4a内に挿入しながら、前記胴部ケーシング1
aの下端部を、前記蓋部ケーシング1bにおける筒壁1
2の上端開口部内周に嵌め込んで、該胴部ケーシング1
aの下端面と前記係合部13とで、前記油取出カバー4
の取付部4bを挾持させて、前記油取出カバー4を前記
蓋部ケーシング1bに固定し、しかる後、前記胴部ケー
シング1aと蓋部ケーシング1bとの接合部位を溶接す
るのである。
【0032】斯くして前記ポンプケース30の前記ポン
プ受入部4a内への挿嵌により、前記油取出口31が、
前記環状溝32を介して前記ポンプ受入部4aの連通路
41に連通すると共に、前記シールリング34により、
前記環状溝32の上下位置で前記ポンプケース30の外
周面とポンプ受入部4aの内周面との間がシールされ、
油が漏れることがないのである。
【0033】ところで、以上の実施例では、前記ポンプ
ケース30の外周面に環状溝32を形成して、該環状溝
32の内底部に前記油取出口31を開口させているの
で、ポンプケース30の前記ポンプ受入部4a内への挿
嵌に伴い、前記油取出口31が前記連通路41の開口と
一致しなくとも、前記油取出口31を前記環状溝32を
介して前記連通路41に常に連通させられる。
【0034】尚、ポンプケース30には、環状溝32を
形成することなく、油取出口31を直接連通路41に対
向させるようにしてもよい。
【0035】また以上の実施例では、油取出カバー4の
ポンプ受入部4aと取付部4bとが、径方向に延びる3
本の支持部4cだけで連結されているので、油取出カバ
ー4が軽量となり、しかも圧縮機の駆動に伴って、前記
油取出カバー4の上方に配設された圧縮要素側などから
流下する潤滑油を、前記支持部4c間の空隙を介して油
溜10にスムーズに戻せるのであり、それでいながら前
記支持部4cに形成した補強用の凹部43により、前記
のごとく軽量化が図られた油取出カバー4の剛性が高め
られるのである。
【0036】以上の実施例では、ポンプ受入部4aと取
付部4bとを支持部4cにより連結して、油取出カバー
4を形成したが、前記取付部4bと支持部4cとを設け
ることなく、前記ポンプ受入部4aを前記蓋部ケーシン
グ1bに直接組付けるようにしても良いし、あるいは前
記ポンプ受入部4aを前記蓋部ケーシング1bに一体形
成してもよく、該ポンプ受入部4aを前記蓋部ケーシン
グ1bに一体形成する場合には、部品点数の削減が図れ
る。
【0037】
【発明の効果】以上のごとく請求項1記載の発明によれ
ば、圧縮機の組立て時において、胴部ケーシング1aに
蓋部ケーシング1bを組付ける前に、油取出管5を、そ
の一端側が前記蓋部ケーシング1bの取出穴14から外
部に取り出された状態にして前記蓋部ケーシング1b内
に設けたポンプ受入4aに接続しておくことにより、モ
ータ2及び油ポンプ3等を組込んだ胴部ケーシング1a
を前記蓋部ケーシング1bに組付ける際、油ポンプ3の
ポンプケース30を前記ポンプ受入部4aに挿嵌するだ
けで、油取出管5が接続された圧縮機の組立てが行なえ
るので、従来のように、油取出管を、組立てられた密閉
ケーシングの外部から配索しながら密閉ケーシング内の
ポンプケースに接続する必要がなく、全体として圧縮機
の組立て作業性が良好となる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、ポンプ受入
部4aを、ポンプケース30が挿嵌可能な筒状に形成
し、該ポンプケース30の外周面に油取出口31を開口
させると共に、ポンプ受入部4aの内周面とポンプケー
ス30の外周面との間で、前記油取出口31に対し上下
位置にシールリング34を設けたことにより、ポンプケ
ース30を前記ポンプ受入部4aに挿嵌するだけで、前
記シールリング34により、前記油取出口31と前記連
通路41との接続部位を簡単にシールすることが出来
る。
【0039】請求項3記載の発明によれば、ポンプケー
ス30の外周面に油取出口31を開口させると共に、前
記ポンプケース30の外周面に前記油取出口31が開口
する環状溝32を形成したことにより、前記ポンプケー
ス30を筒状としたポンプ受入部4aに対して挿嵌する
際、前記油取出口31を前記連通路41に一致させる必
要がなく、それだけ組付作業性が良好となる。
【0040】請求項4記載の発明によれば、ポンプ受入
部(4a)が、取付部(4b)を介して蓋部ケーシング
(1b)に固定する油取出カバー(4)から成り、蓋部
ケーシング1bの内面に前記取付部4bを受け止める係
合部13を形成して、前記取付部4bの前記胴部ケーシ
ング1a端面と前記蓋部ケーシング1bの係合部13と
の挟持により、前記油取出カバー4を前記蓋部ケーシン
グ1bへ固定するようにしたことにより、前記取付部4
bを前記係合部13に載置した上で、前記胴部ケーシン
グ1aの端部外周に前記蓋部ケーシング1bを嵌め込む
だけで、簡単に前記ポンプ受入部4aを前記蓋部ケーシ
ング1bに固定することが出来る。
【0041】請求項5記載の発明によれば、油取出カバ
ー4のポンプ受入部4aと取付部4bとを複数の支持部
4cだけで連結したので、油取出カバー4の軽量化が図
れるのは勿論のこと、例えば圧縮機の駆動に伴って圧縮
要素側から流下する潤滑油を、前記支持部4間の空隙を
介して油溜10にスムーズに戻すことが出来る。
【0042】請求項6によれば、支持部4cに補強用の
凹部43を形成したことにより、軽量化を図った油取出
カバー4の剛性を高めることが出来る。
【0043】請求項7記載の発明によれば、油取出管5
を、ポンプ受入部4aに接続される小径油取出管5a
と、該小径油取出管5aに接続され、蓋部ケーシング1
bに接続される大径油取出管5bとにより形成したこと
により、蓋部ケーシング1b内に前記ポンプ受入部4a
を取付ける際、該ポンプ受入部4aに接続した前記小径
油取出管5aの遊端部を、前記大径油取出管5bを受け
入れる大きさをもつ前記蓋部ケーシング1bの取出穴1
4に簡単に挿通することが出来るし、該取付穴14に挿
通した小径油取出管5aの遊端部に前記大径油取出管5
bを接続して、油取出管5を前記蓋部ケーシング1bの
外部に簡単に取り出すことが出来る。
【0044】請求項8記載の発明によれば、小径油取出
管5aと大径油取出管5bとを螺子締めにより接続する
ようにしたことにより、大径油取出管5bを前記小径油
取出管5aに螺締するだけの簡単な作業で、両取出管5
a・5bを接続することが出来て、油取出管5の前記蓋
部ケーシング1bへの組付作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油ポンプ構造を採用した密閉圧縮
機の一部を省略して示す断面図。
【図2】同、要部の拡大断面図。
【図3】油取出カバーの平面図。
【図4】図3におけるX−X線断面図。
【図5】従来の油ポンプ構造を採用した密閉圧縮機の要
部の断面図。
【符号の説明】
1 密閉ケーシング 1a 胴部ケーシング 1b 蓋部ケーシング 10 油溜 13 係合部 14 取出穴 2 モータ 20 支持ハウジング 21 駆動軸 3 油ポンプ 30 ポンプケース 31 油取出口 32 環状溝 34 シールリング 4 油取出カバー 4a ポンプ受入部 4b 取付部 4c 支持部 41 連通路 43 凹部 5 油取出管 5a 小径油取出管 5b 大径油取出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−117382(JP,A) 特開 平6−330873(JP,A) 実開 昭51−38707(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 39/02 F04C 29/02 - 29/02 361 F04C 18/02 311

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉ケーシング(1)に内装するモータ
    (2)の駆動軸(21)の端部に、ケーシング(1)の
    内部に形成する油溜(10)の油を前記ケーシング
    (1)の外部に取り出す油ポンプ(3)を設けた密閉形
    圧縮機の油ポンプ構造であって、前記密閉ケーシング
    (1)は、前記モータ(2)と油ポンプ(3)とを収納
    する胴部ケーシング(1a)と、該胴部ケーシング(1
    a)の端部に嵌合する蓋部ケーシング(1b)とを備
    え、該蓋部ケーシング(1b)に、前記油ポンプ(3)
    のポンプケース(30)を挿嵌可能とするポンプ受入部
    (4a)と、前記ポンプ受入部(4a)に前記ポンプケ
    ース(30)の油取出口(31)と連通可能に接続され
    る油取出管(5)とを設けて、この油取出管(5)を前
    記蓋部ケーシング(1b)の取出穴(14)から外部に
    取り出していることを特徴とする密閉形圧縮機の油ポン
    プ構造。
  2. 【請求項2】ポンプ受入部(4a)をポンプケース(3
    0)が挿嵌可能な筒状に形成し、該ポンプケース(3
    0)の外周面に油取出口(31)を開口させると共に、
    前記ポンプ受入部(4a)の内周面とポンプケース(3
    0)の外周面との間で、前記油取出口(31)に対し上
    下位置にシールリング(34)を設けている請求項1記
    載の密閉形圧縮機の油ポンプ構造。
  3. 【請求項3】ポンプ受入部(4a)をポンプケース(3
    0)が挿嵌可能な筒状に形成し、該ポンプケース(3
    0)の外周面に油取出口(31)を開口させると共に、
    前記ポンプケース(30)の外周面に前記油取出口(3
    1)が開口する環状溝(32)を形成している請求項1
    または請求項2記載の密閉形圧縮機の油ポンプ構造。
  4. 【請求項4】ポンプ受入部(4a)が、取付部(4b)
    を介して蓋部ケーシング(1b)に固定する油取出カバ
    ー(4)から成り、前記取付部(4b)を胴部ケーシン
    グ(1a)端面と対向させて形成すると共に、前記蓋部
    ケーシング(1b)の内面に前記取付部(4b)を受け
    止める係合部(13)を形成して、前記取付部(4b)
    の前記胴部ケーシング(1a)端面と前記蓋部ケーシン
    グ(1b)の係合部(13)との挟持により前記油取出
    カバー(4)を前記蓋部ケーシング(1b)へ固定して
    いる請求項1乃至請求項3の何れか一記載の密閉形圧縮
    機の油ポンプ構造。
  5. 【請求項5】油取出カバー(4)のポンプ受入部(4
    a)と取付部(4b)とを径方向に延びる複数の支持部
    (4c)により連結している請求項4記載の密閉形圧縮
    機の油ポンプ構造。
  6. 【請求項6】油取出カバー(4)の支持部(4c)に補
    強用の凹部(43)を形成している請求項5記載の密閉
    形圧縮機の油ポンプ構造。
  7. 【請求項7】油取出管(5)が、ポンプ受入部(4a)
    に接続される小径油取出管(5a)と、該小径油取出管
    (5a)に接続され、蓋部ケーシング(1b)に接続さ
    れる大径油取出管(5b)とにより形成している請求項
    1乃至請求項6の何れか一記載の密閉形圧縮機の油ポン
    プ構造。
  8. 【請求項8】小径油取出管(5a)と大径油取出管(5
    b)とを螺子締めにより接続している請求項7記載の密
    閉形圧縮機の油ポンプ構造。
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