JPH05195639A - 組立ハウス - Google Patents

組立ハウス

Info

Publication number
JPH05195639A
JPH05195639A JP3143992A JP3143992A JPH05195639A JP H05195639 A JPH05195639 A JP H05195639A JP 3143992 A JP3143992 A JP 3143992A JP 3143992 A JP3143992 A JP 3143992A JP H05195639 A JPH05195639 A JP H05195639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
house
section
main body
opening
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3143992A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Karasawa
秀昭 唐沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOOSHIN SASH KK
Original Assignee
TOOSHIN SASH KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOOSHIN SASH KK filed Critical TOOSHIN SASH KK
Priority to JP3143992A priority Critical patent/JPH05195639A/ja
Publication of JPH05195639A publication Critical patent/JPH05195639A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ladders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置場所の省スペース化、施工期間の短期化
及び低コスト化を図るとともに、安全性、使い勝手及び
汎用性を高める。 【構成】 ドーム形のハウス本体部2と、ハウス本体部
2の底面2dを地面Eから所定の高さHに位置するよう
に支持する脚部3と、ハウス本体部2に対して出入する
ためのハシゴ部4と、ハウス本体部2の周りに設けたテ
ラス部5を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は天体観測室や離れの個室
等に用いて好適な組立ハウスに関する。
【0002】
【従来技術及び課題】一般に、小型の組立ハウスは知ら
れているが、従来の組立ハウスはコンクリート基礎の上
に柱や壁(窓、ドアを含む)、さらに、屋根を設けて構
成したものであり、いわば通常の住宅家屋を小型化する
ことにより対処していた。
【0003】このため、従来の組立ハウスは次のような
難点があった。
【0004】第一に、広い設置場所を確保する必要があ
るとともに、基礎工事や組立施工が大変となり、施工期
間の長期化と高コスト化を招く。
【0005】第二に、洪水や雪等に対して不利となり、
安全性や使い勝手に難があるとともに、用途が限られる
ことから汎用性に欠ける。
【0006】本発明はこのような従来技術に存在する課
題を解決したものであり、設置場所の省スペース化、施
工期間の短期化及び低コスト化を図るとともに、安全
性、使い勝手及び汎用性を高めることができる組立ハウ
スの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る組立ハウス
1は、ドーム形のハウス本体部2と、ハウス本体部2の
底面2dを地面Eから所定の高さHに位置するように支
持する脚部3と、ハウス本体部2に対して出入するため
のハシゴ部4と、ハウス本体部2の周りに設けたテラス
部5とを備えてなることを特徴とする。
【0008】この場合、ハウス本体部2にはその一部、
例えば、屋根部2rが開閉する開閉部6f、6sを設け
て構成できるとともに、ハウス本体部2は脚部3に対し
て回転させることができる。また、ハウス本体部2は複
数の平板部2p…の組合わせにより構成できる。
【0009】
【作用】本発明に係る組立ハウス1によれば、ドーム形
のハウス本体部2は脚部3により支持され、これによ
り、ハウス本体部2の底面2dは地面Eから高さHに位
置する。よって、設置場所は脚部3のみの基礎部分を確
保すれば足りるとともに、全体でもハウス本体部2の広
さよりも狭いスペースで足りる。したがって、例えば、
設置場所が坂面等であっても容易に設置可能となる。ま
た、ハウス本体部2に対してはハシゴ部4を利用して出
入できる。一方、テラス部5はハウス本体部2の周りに
設けるため、地面Eから高さHの位置で利用できる。
【0010】他方、ハウス本体部2にはその一部、例え
ば、屋根部2rが開閉する開閉部6f、6sを設けるこ
とにより、天体観測等に利用でき、この場合、ハウス本
体部2は脚部3に対して相対回転させることができる。
なお、ハウス本体部2を複数の平板部2p…の組合わせ
により構成すれば、容易かつ低コストに組立施工でき
る。
【0011】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0012】まず、本発明に係る組立ハウス1の構成に
ついて、図1〜図3を参照して説明する。
【0013】組立ハウス1はハウス本体部2、脚部3、
ハシゴ部4及びテラス部5により主要部を構成する。
【0014】ハウス本体部2は全体をドーム形に構成す
る。この場合、ハウス本体部2は図3に示すように、複
数の平板部2p…の組合わせにより多面体に構成するこ
とができる。これにより、資材の保管や運搬が容易とな
る利点がある。一方、ハウス本体部2の内部は居住空間
として構成し、正面には出入ドア11を設ける。
【0015】また、屋根部2rには開閉部6f、6sを
設ける。開閉部6fは天井の開閉を行うものであり、例
えば、左右に配した縦方向に長い天板部12a、12b
の下端を、ハウス本体部2に設けた天開口13a、13
bの下端にヒンジ結合して構成する。一方、開閉部6s
は屋根の開閉を行うものであり、屋根部2rの上端中心
において前後に開閉する屋根板部14a、14bにより
構成する。なお、開閉部としては、その他、必要により
通気口やガラス窓等を設けることができる。
【0016】他方、ハウス本体部2の底面2dは脚部3
により支持される。脚部3は下側が外広がりに配した三
本の脚体3a、3b、3cにより構成し、各脚体3a…
の上端はベースプレート15の下面に結合する。そし
て、ベースプレート15の上面にハウス本体部2の底面
2dの中心を、回動軸16を介して相対回動可能に結合
する(図2参照)。これにより、ハウス本体部2の底面
2dは地面Eから所定の高さHに位置する。
【0017】また、例えば、ベースプレート15の上面
側にインナギア17gを有するリング体17を設けると
ともに、ハウス本体部2の底面2d側に駆動モータ18
を設け、さらに、駆動モータ18の回転出力をギア機構
19を介してインナギア17gに伝達可能に構成する。
これにより、駆動モータ18の作動によって、ハウス本
体部2が脚部3に対して相対回転する回転駆動部が構成
される。なお、必要により手動で回転できるように構成
してもよい。
【0018】一方、ハウス本体部2の周りにはテラス部
5を設ける。テラス部5はハウス本体部2の底面2dと
略同位置に設けた水平な床板部20と、この床板部20
の外端から上方に立上げた手摺部21からなり、この床
板部20と手摺部21は図3に示すように、ハウス本体
部2と同様に複数の平板部20p…、21p…の組合わ
せにより構成できる。
【0019】また、出入ドア11の前方に位置する手摺
部21は開放し、この位置にハウス本体部2に対して出
入するためのハシゴ部4を取付ける。この場合、ハシゴ
部4の下端は地面Eの近傍に位置する。なお、必要によ
りトイレやシャワールーム等を、脚部3を利用してハウ
ス本体部2の下方に付設することもできる。
【0020】次に、本発明に係る組立ハウス1の使用方
法及び機能について、各図を参照して説明する。
【0021】まず、施工に際しては、脚部3における三
本の脚体3a、3b、3cの下端を支持する基礎部分を
つくり、この上に脚部3を設置する。そして、順次、各
部材を組合わせて構成し、組立ハウス1の組付けを行
う。
【0022】一方、使用に際しては、ハシゴ部4を利用
してテラス部5まで上がり、出入ドア11を開いてハウ
ス本体部2の中に入ることができる。したがって、組立
ハウス1は商談、個室、カラオケルーム、天体観測室
等、他目的に利用できる。天体観測室として利用する場
合には開閉部6f、6s、即ち、天板部12a、12
b、屋根板部14a、14bを図1に示す仮想線のよう
に開き、屋根部2rの一部を開放して利用できる。ま
た、駆動モータ18を作動制御することによりハウス本
体部2を自由に回転させることができる。
【0023】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば、ハシゴ部とは階段や電動リフト等の各種昇降手
段を含む総称である。また、脚部は一本の垂直なポスト
でもよいし、二本以上の任意の数でもよい。その他、細
部の構成、形状、数量、素材等において、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
【0024】
【発明の効果】このように、本発明に係る組立ハウスは
ドーム形のハウス本体部と、ハウス本体部の底面を地面
から所定の高さに位置するように支持する脚部と、ハウ
ス本体部に対して出入するためのハシゴ部と、ハウス本
体部の周りに設けたテラス部とを備えてなるため、設置
場所の省スペース化、施工期間の短期化及び低コスト化
を図ることができるとともに、安全性、使い勝手及び汎
用性を高めることができるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る組立ハウスの正面図、
【図2】同組立ハウスの平面図、
【図3】同組立ハウスの一部を明示する斜視図、
【符号の説明】
1 組立ハウス 2 ハウス本体部 2d ハウス本体部の底面 2r 屋根部 2p 平板部 3 脚部 4 ハシゴ部 5 テラス部 6f 開閉部 6s 開閉部 E 地面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドーム形のハウス本体部と、ハウス本体
    部の底面を地面から所定の高さに位置するように支持す
    る脚部と、ハウス本体部に対して出入するためのハシゴ
    部と、ハウス本体部の周りに設けたテラス部とを備えて
    なることを特徴とする組立ハウス。
  2. 【請求項2】 ハウス本体部には一部が開閉する開閉部
    を設けることを特徴とする請求項1記載の組立ハウス。
  3. 【請求項3】 開閉部は屋根部に設けることを特徴とす
    る請求項2記載の組立ハウス。
  4. 【請求項4】 ハウス本体部は脚部に対して回転するこ
    とを特徴とする請求項1記載の組立ハウス。
  5. 【請求項5】 ハウス本体部は複数の平板部の組合わせ
    により構成することを特徴とする請求項1記載の組立ハ
    ウス。
JP3143992A 1992-01-21 1992-01-21 組立ハウス Pending JPH05195639A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3143992A JPH05195639A (ja) 1992-01-21 1992-01-21 組立ハウス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3143992A JPH05195639A (ja) 1992-01-21 1992-01-21 組立ハウス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05195639A true JPH05195639A (ja) 1993-08-03

Family

ID=12331275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3143992A Pending JPH05195639A (ja) 1992-01-21 1992-01-21 組立ハウス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05195639A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0232759U (ja) * 1988-08-22 1990-03-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0232759U (ja) * 1988-08-22 1990-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6226932B1 (en) Building with storm-proof room
US2780843A (en) Expansible building enclosure
JPH05195639A (ja) 組立ハウス
JPH0853983A (ja) 住 宅
JP3571089B2 (ja) ユニット式建物
JP2000265689A (ja) 住宅および集合住宅
JP2823474B2 (ja) 二階出入口用外階段
US3972162A (en) Building modules
JPH0734127Y2 (ja) 室内防音用間仕切装置
JP2004308283A (ja) 建物
JPH0538166Y2 (ja)
JPH10231628A (ja) 住 宅
JPH09203119A (ja) 建物ユニット
JPH0384171A (ja) 家屋の採光構造
KR20220151391A (ko) 조립식 에그형 pc 주택 모듈
JPH1072178A (ja) ホームエレベータ装置
JP2003041866A (ja) 目隠し構造物
US411516A (en) Building
JP2004060426A (ja) カーポート付き住宅
JP2000200503A (ja) 吹き抜けの照明構造
JPS6211280Y2 (ja)
JP2002227433A (ja) 建物の内側に採光空間を備えた住宅
JPH04136339A (ja) 格納式簡易住宅
JPH0988356A (ja) 住宅の間取り構造
JPH0336394Y2 (ja)