JPH0519474Y2 - - Google Patents

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JPH0519474Y2
JPH0519474Y2 JP6544188U JP6544188U JPH0519474Y2 JP H0519474 Y2 JPH0519474 Y2 JP H0519474Y2 JP 6544188 U JP6544188 U JP 6544188U JP 6544188 U JP6544188 U JP 6544188U JP H0519474 Y2 JPH0519474 Y2 JP H0519474Y2
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JP
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lock
key
lever
locking
bicycle
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、一側に錠杆の出入口を設けた錠箱
内に、錠箱とほぼ同長の長さを有し、常時開錠方
向に付勢される復元ばねを備えて上記出入口から
臨出する錠杆を摺動自在に備えるとともに、この
錠杆を施錠状態に掛止する錠機構を設け、錠箱の
他側面から着脱自在に挿入されて上記錠機構に係
合する鍵を備えて、主として自転車のホークに取
り付けて用いられるようにした自転車用錠に関す
る。
従来の技術 従来のこの種の自転車用錠には、例えば実開昭
61−22867号公報のように、錠箱を前後に貫通す
る錠杆を備えたものと、例えば実開昭62−149566
号公報のように、錠箱の長さとほぼ同長の錠杆を
錠箱の一側面に設けた出入口から出入りさせて、
施錠、開錠するようにしたものとがある。
考案が解決しようとする課題 前者には、開錠状態で錠箱の後部に突出してい
る錠杆が押されると施錠状態に切り換わるので、
自転車の走行中などに不用意に施錠される危険が
ある。後者は開錠中の錠杆が錠箱内に収まるので
前者ほどの危険性はないが、錠箱の表面に施錠操
作用のレバーが露出しているので、不用意に施錠
される危険性が若干残るという欠点があつた。
そのために、錠箱を貫通する錠杆の採用を止
め、かつ、施錠操作用のレバーが錠箱の表面に表
われないようにすることによつて、更にこの種の
自転車用錠の安全性を向上させることが求められ
ていた。
課題を解決するための手段 そこで本考案は、一側に錠杆の出入口を設けた
錠箱内に、錠箱とほぼ同長の長さを有し、常時開
錠方向に付勢される復元ばねを備えて上記出入口
から臨出する錠杆を摺動自在に備えるとともに、
この錠杆を施錠状態に掛止する錠機構を設け、錠
箱の他側面から着脱自在に挿入されて上記錠機構
に係合する鍵を備えた自転車用錠において、前記
錠機構を、前記鍵の挿入通路に沿つて歯先を臨出
させて該鍵に設けた凸凹部との係合により前記錠
杆の摺動方向に沿つて回転する歯車と、先端に錠
杆との当接子を具えて上記歯車と従動連結子を介
して支点軸上で半回転し、前記鍵を挿入通路から
引き抜くときの上記当接子の回転位置で錠杆を施
錠状態に保持する施錠レバーによつて構成したこ
とを特徴とする自転車用錠を提供するものであ
る。
作 用 上記のように構成した本考案は、第6図に示す
ように、錠機構が開錠状態にあるとき、歯車の歯
先と凸凹部との係合により、通常の自転車用錠の
場合と同様に鍵は錠箱の挿入通路内に掛止されて
いる。この開錠状態から、鍵を引き抜くとそれに
つれて錠機構が作動して、歯車が回転し、従動連
結子を介して施錠レバーを半回転し、復元ばねに
抗して錠杆を前進せしめ、復元ばねの付勢方向と
施錠レバーの支点軸とを結ぶ死点位置を超えた回
動位置に回動した当接子によつて錠杆を施錠状態
に保つ。また、第1,2図に示す施錠状態におい
て鍵が差し込まれると、歯車が逆回転し、第3図
に示すようにほぼ半回転した位置で従動連結子が
作動して施錠レバーを逆回転し、当接子が死点位
置を超えて戻ることで錠杆の後退阻止が開放され
て、復元ばねの付勢により開錠位置に達する。す
なわち、本考案によれば錠箱からの鍵の引き抜き
によつて施錠でき、錠箱外への突起物を可及的に
少なくすることにより前記従来の諸欠点を除去す
ることができる。
実施例 以下に本考案の実施例を図面について説明す
る。
図において、Bは錠の前端面となる一側に出入
口1を設けた長立方体の錠箱、Aは上記出入口1
から先端を臨出させて錠箱B内に摺動自在に嵌装
され、錠箱Bとほぼ同長の長さを有する錠杆、2
は錠杆Aを裏面から支承するとともに、後述の錠
機構Cを取り付けて錠箱Bの底部に固定される段
付きの固定板、3は固定板2の一端に起立するば
ね受板4と断面コ字形の錠杆Aの後部内側面との
間に嵌装されて、常時錠杆Aを開錠方向に付勢す
る復元ばね、Cは錠箱B内に錠杆Aの摺動方向に
沿つて回転自在に設けられた欠歯状の歯車5と、
この歯車5に重ね合わされて該歯車5の軸を支点
軸6として半回転の搖動を自在にし、先端に錠杆
Aの後部に当接して施錠状態に保持する当接子7
を具えた施錠レバー8とによつて構成した錠機
構、9は錠杆Aの摺動方向に沿つて固定板2の側
縁に断面コ字形のガイド部材10を固定すること
により形成した鍵の挿入通路、Dは挿入通路9に
錠箱Bの他側面から着脱自在に挿入されて上記錠
機構Cと係合する鍵である。
錠機構Cの前記歯車5は、ガイド部材10に設
けた窓孔11から挿入通路9内に歯先5′を臨出
させて、鍵Dの長さ方向に沿つて多段の窓孔を設
けることによつて形成した凸凹部12に係合せし
め、鍵Dの進退に伴つて正逆に回転する。13は
この歯車5の復帰用ばねである。14は歯車5の
側縁に突起状に一体形成した従動連結子で、この
従動連結子14は、前記施錠レバー8の側面に支
点軸6を中心にして形成した半円弧面15に嵌合
し、第1図に示す施錠状態のとき、復帰用ばね1
3に付勢される歯車5の第1の歯先5′を鍵Dの
挿入通路9に臨出せしめて鍵Dの挿入を待機せし
めるように、上記半円弧面15の一端の段部aに
当接し、鍵Dが差し込まれると第3図に示すよう
に上記半円弧面15の他端の段部bに当接したの
ち、同図中虚線矢印で示すように更に継続する鍵
Dの進入に伴つて生ずる歯車5の回転を前記施錠
レバー8の開錠方向の回転に伝達する。
一方、前記施錠レバー8の当接子7は、第1図
に示すように施錠状態のとき、錠杆Aの底部裏面
に横架固定した当接補助板16に接して、復元ば
ね3の付勢方向と支点軸6とを結ぶ死点位置を超
えた一方の回動位置にあつて、ガイド部材10の
背面に施錠レバー8の先端の一側を当接させるこ
とにより、錠杆Aの後退を阻止して施錠を保持す
る。また、前述のように鍵Dが差し込まれる開施
操作過程では、第3図に示す位置から生ずる施錠
レバー8の回転に伴つて先端の当接子7が上記死
点位置を戻り方向に超えることによつて、錠杆A
の抑止が開放され、復元ばね3が作動し、逆の死
点位置に当接子7の回動位置が達することによつ
て開錠状態が保持される。
考案の効果 以上のように、本考案は、錠箱内に、錠箱とほ
ぼ同長の長さを有し、復元ばねを備えて錠箱の一
側から出入するようにした錠杆と、この錠杆を施
錠状態に掛止する錠機構とを備え、錠箱の他側面
から着脱自在に挿入されて上記錠機構に係合する
鍵を備えた自転車用錠において、前記錠機構を、
前記錠との係合により錠杆の摺動方向に沿つて回
転する歯車と、先端に錠杆との当接子を具えて上
記歯車と従動連結子を介して支点軸上で半回転
し、鍵を挿入通路から引き抜くときの上記当接子
の回動位置で錠杆を施錠状態に保持する施錠レバ
ーとによつて構成するようにしたので、開錠時に
おける錠箱の表面には、通常の自転車用錠と同様
に鍵の外端が臨出するのみで、それ以外には開錠
に作動する部材の突出がない。また、開錠に作動
する鍵も挿入位置からの抜き出し方向の移動によ
つてのみ作動するので、突起物が押し込まれるこ
とによつて施錠されるおそれのある従来品に比べ
て著しく安全性が向上するという実用的効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
施錠状態における一部切欠平面図、第2図は同上
状態の一部切欠立面図、第3図は開錠直前の状態
における一部切欠平面図、第4図はほぼ中央部分
に沿つた縦断側面図、第5図は施錠状態における
錠機構部分の斜視図、第6図は開錠状態における
同上部分の斜視図である。 A……錠杆、B……錠箱、1……出入口、2…
…固定板、3……復元ばね、4……ばね受板、C
……錠機構、5……歯車、5′……歯先、6……
支点軸、7……当接子、8……施錠レバー、9…
…鍵の挿入通路、10……ガイド部材、11……
窓孔、D……鍵、12……凸凹部、13……復帰
用ばね、14……従動連結子、15……半円弧
面、a,b……段部、16……当接補助板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側に錠杆Aの出入口1を設けた錠箱B内に、
    錠箱とほぼ同長の長さを有し、常時開錠方向に付
    勢される復元ばね3を備えて上記出入口1から臨
    出する錠杆Aを摺動自在に備えるとともに、この
    錠杆Aを施錠状態に掛止する錠機構Cを設け、錠
    箱Bの他側面から着脱自在に挿入されて上記錠機
    構Cに係合する鍵Dを備えた自転車用錠におい
    て、前記錠機構Cを、前記鍵Dの挿入通路9に沿
    つて歯先5′を臨出させて該鍵Dに設けた凸凹部
    12との係合により前記錠杆Aの摺動方向に沿つ
    て回転する歯車5と、先端に前記錠杆Aとの当接
    子7を具えて上記歯車5と従動連結子14を介し
    て支点軸6上で半回転し、前記鍵Dを挿入通路9
    から引き抜くときの上記当接子7の回動位置で錠
    杆Aを施錠状態に保持する施錠レバー8とによつ
    て構成したことを特徴とする自転車用錠。
JP6544188U 1988-05-18 1988-05-18 Expired - Lifetime JPH0519474Y2 (ja)

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JP6544188U JPH0519474Y2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18

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JP6544188U JPH0519474Y2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18

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JPH01168768U JPH01168768U (ja) 1989-11-28
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