JPH0519450Y2 - - Google Patents

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JPH0519450Y2
JPH0519450Y2 JP1987095658U JP9565887U JPH0519450Y2 JP H0519450 Y2 JPH0519450 Y2 JP H0519450Y2 JP 1987095658 U JP1987095658 U JP 1987095658U JP 9565887 U JP9565887 U JP 9565887U JP H0519450 Y2 JPH0519450 Y2 JP H0519450Y2
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flange
inner cylinder
cylinder
opening
waterproof sheet
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、防水シートを使用したドレンに関す
るものである。
〔従来の技術〕
例えば、ベニヤ板その他一般に耐水性が余り良
くない材料から成る面にドレンを設置する必要が
生じたとき、耐水効果を得るために従来は、取付
け用開口と、そこに挿着するドレン金具の間に防
水シートを介装していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前記従来の設置の仕方では必ずしも
耐水効果が十分ではなく、水気が回り込んで腐食
させる等の問題があつた。
そこで、本願考案者は先に防水シートを表裏両
面から挟む構成の防水用ドレンを開発し、これに
関する出願をした。ところが、折角の防水シート
をアンカー部材で貫通するため孔があき、その貫
通部位の水洩れ対策を講じる必要があつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記の課題を解決し、且つ防水シート
をドレン内外筒で両面からサンドイツチ式に挟む
だけで、貫通する部材をアンカー部材を必要とし
ない構成により、構造及び施工が簡単で、且つ防
水効果が高いシート防水ドレンを提供することを
目的とする。
上記の目的を達成するために本考案は、シート
防水用ドレンにおいて、薄鋼板製の外筒と、その
外筒に嵌入する薄鋼板製の内筒とから成り、外筒
は防水シートによつて覆われる設置面の開口へ通
される筒部の上部に開口縁に係止するためのフラ
ンジを形成し、内筒には、前記の外筒との間に防
水シートを破断した開口片が挿入される筒部を有
すると共に、その筒部の上部に外筒フランジと防
水シートを介して重なるフランジを形成し、前記
の内筒フランジの表面の複数箇所に突起状に隆起
させて回し締め用係合片を設け、ドレンの内筒及
び外筒は、防水シートを挟んで一体に締結される
ねじ部を内外の筒部に絞り成形加工し、内筒部の
平面開口部に位置決め用脚片を有する平らな円板
状の目皿を内筒のフランジと略面位置になるよう
に配置したものである。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を以て説明する。まず、
開口3は、ベニヤ板その他耐水性を恒久的には余
り期待できない板材等から成る設置面2に設けら
れている。
次に、ドレンを構成する主な部材は、第3図に
示すように、開口3に納まる直径の筒部4を有す
る外筒6と、その内側に防水シート1を挟んで嵌
め込まれる内筒11であり、それぞれの筒6,1
1の上端にフランジ5,10を一体に設けた断面
略T字型に形成される。
そして、内外の両筒6,11は各々の筒部4,
9にロール成形等の手段によつて同時に成形され
た雄ねじ13と雌ねじ14とから成る締結手段1
2によつて締結されるように構成されている。
前記の筒部4,9の間には、防水シート1を破
断した開口片7を納めるのに必要な僅かな空所1
5が形成されている。
さらに、回し締め用係合片16は、内筒のフラ
ンジ10の平面の複数個所に突起状に隆起させて
成形してある。
図中、17は外筒のフランジ5と筒部4の交差
部位を湾曲に形成した隅部、18は内筒のフラン
ジ10と筒部9の交差部位を湾曲に形成した隅部
である。この場合、外筒の隅部17の湾曲を内筒
の隅部18の湾曲より大径にして形成してある。
19は内外筒の湾曲径隅部17,18の間に形成
した空間である。20は固結材、21は内筒11
の開口部を囲んで設置面2に打設した固結材20
において、内筒11の平面開口部を囲んで形成し
た排水口、22は外筒の筒部4に嵌めた排水パイ
プ、23は内筒11の開口部にフランジ10と略
面位置になるように配置した目皿、24は目皿の
内側に設けた複数のばね片を示す。
〔施工例〕
本考案に係るシート防水ドレンを設置するにあ
たつては、まず設置面2の開口3に外筒6を嵌め
込み、そのフランジ5を釘打ち等によつて固定す
る。
そしてそのフランジの上に開口8を設けた防水
シート1を被せ、さらにその上に内筒11を挿入
する。この場合、防水シート1は十字形等の切れ
目8′を設けることにより、前記の開口8を形成
するものである。
前記防水シートの開口8における開口片7は、
外筒の筒部4内に垂らして内筒の筒部9に嵌め込
むが、その際締結手段12により内筒11を外筒
6にねじ込むことで当該開口片部位が挾持固定さ
れる。
なお、内筒及び外筒の締結手段12は、ねじ込
みによるものが例示されているが、その他にバヨ
ネツト式のものも利用できる。
また、図示例では外筒6のフランジ5より内筒
11のフランジ10を小径としているので防水シ
ートがなじみやすく、且つ外筒6のフランジ5へ
の隅部17の湾曲を、内筒11のフランジ10へ
の隅部18の湾曲より大径としたため間に空間1
9ができ、逆流が生じてもこの空間で止まる。
このようなドレンの排水口には、内筒の筒部9
を残してモルタルその他の固結材20により設置
面2に打設するが、その固結材の打設の際に内筒
11の開口部を囲んで排水口21を形成する(第
1図鎖線示)。
〔考案の作用効果〕
本考案は上記のように、設置面2の開口3に、
外筒の筒部4を嵌め込むと共に、そのフランジ5
を釘打ちして前記設置面に固定し、防水シート
1、内筒11を順次に取付けていき、当該内筒は
締結手段12によつて固定し、排水口21を枠で
覆つた固結材20を打設すると出来上がり、施工
が著しく簡単であり、特に防水シート1は内外の
筒6,11間に挾持されるだけであるから、一切
傷付かず、空間15に垂れ下がり、開口8のため
の切れ目8′もその空間内にとどまり、フランジ
5,10より外方に拡がらず、防水性も損なわれ
ない。
従つて,防水シートは互いに締結される内筒と
外筒で強固に挾持されて固定されるので、防水機
能は略完全に生かされ、且つまた防水シートの厚
さの差違も無関係で、ねじ止め、釘打ちを全く必
要としないから施工も容易であり、例えばプレハ
ブ住宅の庇上をベランダに使用する改装を行う場
合等に非常に好都合である。
しかも、前記内筒フランジの表面の複数個所に
突起状に隆起させて回し締め用係合片を形成した
ことにより、回し締め工具を用いて薄鋼板製の外
筒をきわめて容易且つ確実に締付けることがで
き、防水効果を高めることができる。
また、内筒及び外筒に防水シートを挾んで一体
に締結されるねじ部を絞り成形加工することがで
きるから、薄鋼板によつて外筒及び内筒がきわめ
て軽量に製造することができる。
そして、その内外の筒の雄ねじ及び雌ねじ加工
も機械加工によつて簡単且つ確実に成形すること
ができる。
さらに、内筒の平面開口部に位置決め用脚片を
有する平らな円板状の目皿を内筒のフランジと略
面位置になるように配置したことにより、設置面
の表面に余計な出つ張りが形成されずに済むと共
に、略平らな状態にすることができ、その部位に
他物を載置するような場合に障害物がなくなつて
便利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るシート防水用ドレンの実施
例を示すもので、第1図は要部の断面側面図、第
2図は平面図、第3図は分解状態の斜視図であ
る。 1……防水シート、2……設置面、3……開
口、4……外筒の筒部、5……外筒のフランジ、
6……外筒、7……開口片、8……シート開口、
9……内筒の筒部、10……内筒のフランジ、1
1……内筒、12……内外筒部の締結手段、13
……雄ねじ、14……雌ねじ、15……雄雌ねじ
間の空所、16……回し締め用係合片、17……
外筒の湾曲形隅部、18……内筒の湾曲形隅部、
19……内外筒の隅部間の空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薄鋼板製の外筒6と、その外筒に嵌入する薄鋼
    板製の内筒11とから成り、外筒6は防水シート
    1によつて覆われる設置面2の開口3へ通される
    筒部4の上部に開口縁に係止するためのフランジ
    5を形成し、内筒11には、前記の外筒6との間
    に防水シート1を破断した開口片7が挿入される
    筒部9を有すると共に、その筒部の上部に外筒フ
    ランジ5と防水シート1を介して重なるフランジ
    10を形成し、前記の内筒フランジ5の表面の複
    数箇所に突起状に隆起させて回し締め用係合片1
    6を設け、ドレンの内筒11及び外筒6は、防水
    シート1を挟んで一体に締結されるねじ部13,
    14を内外の筒部9,4に絞り成形加工し、内筒
    部9の平面開口部に位置決め用脚片24を有する
    平らな円板状の目皿23を内筒部のフランジと略
    面位置になるように配置したことを特徴とするシ
    ート防水用ドレン。
JP1987095658U 1987-06-22 1987-06-22 Expired - Lifetime JPH0519450Y2 (ja)

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JPS642827U JPS642827U (ja) 1989-01-10
JPH0519450Y2 true JPH0519450Y2 (ja) 1993-05-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929055U (ja) * 1982-08-12 1984-02-23 京セラ株式会社 太陽電池を形成したガラス装飾体

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929055U (ja) * 1982-08-12 1984-02-23 京セラ株式会社 太陽電池を形成したガラス装飾体

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JPS642827U (ja) 1989-01-10

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