JPH05193781A - シ−ト検知装置 - Google Patents
シ−ト検知装置Info
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- JPH05193781A JPH05193781A JP2888492A JP2888492A JPH05193781A JP H05193781 A JPH05193781 A JP H05193781A JP 2888492 A JP2888492 A JP 2888492A JP 2888492 A JP2888492 A JP 2888492A JP H05193781 A JPH05193781 A JP H05193781A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シ−ト検知装置の部品点数の削減を計り、そ
のコスト上昇を防止するとともに、ジャム処理時などの
場合にリ−ド線が邪魔にならないようにしてその操作を
容易にする。 【構成】 プリンタ本体10の側部のPCB18に検知
器19を設け、検知レバ−15のレバ−軸部15aの一
端を検知器19の位置まで延ばす。そのレバ−軸部15
aの一端に設けた被検知部15bを検知器19に対応さ
せる。そして、レバ−軸部15aの他端に設けたフィラ
−部15cをシ−ト搬送路13内を通過するシ−ト12
により回動して被検知部15bを移動し、その移動を検
知器19で検知してシ−ト12の有無を検知する。
のコスト上昇を防止するとともに、ジャム処理時などの
場合にリ−ド線が邪魔にならないようにしてその操作を
容易にする。 【構成】 プリンタ本体10の側部のPCB18に検知
器19を設け、検知レバ−15のレバ−軸部15aの一
端を検知器19の位置まで延ばす。そのレバ−軸部15
aの一端に設けた被検知部15bを検知器19に対応さ
せる。そして、レバ−軸部15aの他端に設けたフィラ
−部15cをシ−ト搬送路13内を通過するシ−ト12
により回動して被検知部15bを移動し、その移動を検
知器19で検知してシ−ト12の有無を検知する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばシ−トに印字
・転写・複写・印刷などの処理を行うプリンタ・複写機
・ファクシミリ・印刷機などのようなシ−ト処理装置に
適用しうる。詳しくは、そのようなシ−ト処理装置にお
いて、検知レバ−を、レバ−軸部とフィラ−部と被検知
部とで構成し、前記フィラ−部をシ−ト搬送路内に挿入
して前記レバ−軸部を支持部材で回動自在に支持し、前
記シ−ト搬送路内を通過するシ−トにより前記フィラ−
部を介し前記レバ−軸部を回動して前記被検知部を移動
し、その移動を検知器で検知して前記シ−トの有無を検
知するシ−ト検知装置に関する。
・転写・複写・印刷などの処理を行うプリンタ・複写機
・ファクシミリ・印刷機などのようなシ−ト処理装置に
適用しうる。詳しくは、そのようなシ−ト処理装置にお
いて、検知レバ−を、レバ−軸部とフィラ−部と被検知
部とで構成し、前記フィラ−部をシ−ト搬送路内に挿入
して前記レバ−軸部を支持部材で回動自在に支持し、前
記シ−ト搬送路内を通過するシ−トにより前記フィラ−
部を介し前記レバ−軸部を回動して前記被検知部を移動
し、その移動を検知器で検知して前記シ−トの有無を検
知するシ−ト検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシ−ト検知装置には、例
えば図10に示すように、検知レバ−1のレバ−軸部2
をシ−ト処理装置本体のカバ−などに回動自在に支持す
る。その検知レバ−1に設けたフィラ−部3をシ−ト搬
送路4内に挿入し、フィラ−部3の近くには、マイクロ
スイッチ5を設けたものがあった。そして、シ−ト7が
シ−ト搬送路4内に送られてくるとシ−ト7がフィラ−
部3を押し上げてマイクロスイッチ5を作動させて検知
するようになっていた。
えば図10に示すように、検知レバ−1のレバ−軸部2
をシ−ト処理装置本体のカバ−などに回動自在に支持す
る。その検知レバ−1に設けたフィラ−部3をシ−ト搬
送路4内に挿入し、フィラ−部3の近くには、マイクロ
スイッチ5を設けたものがあった。そして、シ−ト7が
シ−ト搬送路4内に送られてくるとシ−ト7がフィラ−
部3を押し上げてマイクロスイッチ5を作動させて検知
するようになっていた。
【0003】また、図11及び12に示すように、前記
フィラ−部3の近くにセンサ6を設けてシ−ト7がシ−
ト搬送路4内に送られてくるとシ−ト7がフィラ−部3
を押し上げ、センサ6内の光路を遮断して検知するよう
にしたものがあった。
フィラ−部3の近くにセンサ6を設けてシ−ト7がシ−
ト搬送路4内に送られてくるとシ−ト7がフィラ−部3
を押し上げ、センサ6内の光路を遮断して検知するよう
にしたものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のシ−
ト検知装置は、マイクロスイッチ5やセンサ6などの検
知器のリ−ド線8を図示省略するPCBまで延ばさなけ
ればならず、また、そのリ−ド線8を固定するためのク
ランプが必要となる。更に、PCBコネクタ・マイクロ
スイッチ5・センサ6などを固定するためのブラケット
が必要となりコストが上昇する。一方、ジャム発生など
でカバ−を開閉するとき、開閉しやすいようにリ−ド線
8をたるませておく必要があるため、カバ−の開閉時に
そのリ−ド線8の処理が面倒であるなどの問題点があっ
た。
ト検知装置は、マイクロスイッチ5やセンサ6などの検
知器のリ−ド線8を図示省略するPCBまで延ばさなけ
ればならず、また、そのリ−ド線8を固定するためのク
ランプが必要となる。更に、PCBコネクタ・マイクロ
スイッチ5・センサ6などを固定するためのブラケット
が必要となりコストが上昇する。一方、ジャム発生など
でカバ−を開閉するとき、開閉しやすいようにリ−ド線
8をたるませておく必要があるため、カバ−の開閉時に
そのリ−ド線8の処理が面倒であるなどの問題点があっ
た。
【0005】そこで、この発明の目的は、シ−ト検知装
置の部品点数の削減を計り、そのコスト上昇を防止する
とともに、ジャム処理時などの場合にリ−ド線が邪魔に
ならないようにしてその操作を容易にすることにある。
置の部品点数の削減を計り、そのコスト上昇を防止する
とともに、ジャム処理時などの場合にリ−ド線が邪魔に
ならないようにしてその操作を容易にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載のものは、例えば以下の図示実施例のように、検知レ
バ−15を、レバ−軸部15aとそれから直角に延びる
フィラ−部15cと前記レバ−軸部15aの一端から同
じく直角に延びる被検知部15bとで構成し、前記フィ
ラ−部15cをシ−ト搬送路13内に挿入して前記レバ
−軸部15aを支持部材16で回動自在に支持し、前記
シ−ト搬送路13内を通過するシ−ト12により前記フ
ィラ−部15cを介し前記レバ−軸部15aを回動して
前記被検知部15bを移動し、その移動を検知器19で
検知して前記シ−ト12の有無を検知するシ−ト処理装
置のシ−ト検知装置14において、例えばプリンタ本体
10などのようなシ−ト処理装置本体の側部に前記検知
器19を設けるとともに、その検知器19位置まで前記
レバ−軸部15aの一端を延ばしてなる、ことを特徴と
する。
載のものは、例えば以下の図示実施例のように、検知レ
バ−15を、レバ−軸部15aとそれから直角に延びる
フィラ−部15cと前記レバ−軸部15aの一端から同
じく直角に延びる被検知部15bとで構成し、前記フィ
ラ−部15cをシ−ト搬送路13内に挿入して前記レバ
−軸部15aを支持部材16で回動自在に支持し、前記
シ−ト搬送路13内を通過するシ−ト12により前記フ
ィラ−部15cを介し前記レバ−軸部15aを回動して
前記被検知部15bを移動し、その移動を検知器19で
検知して前記シ−ト12の有無を検知するシ−ト処理装
置のシ−ト検知装置14において、例えばプリンタ本体
10などのようなシ−ト処理装置本体の側部に前記検知
器19を設けるとともに、その検知器19位置まで前記
レバ−軸部15aの一端を延ばしてなる、ことを特徴と
する。
【0007】請求項2に記載のものは、例えば以下の図
6乃至図9に示す実施例のように、請求項1に記載のシ
−ト検知装置14において、前記レバ−軸部15aに拡
径部22を設けるとともに、前記支持部材16に、前記
レバ−軸部15aが嵌まり込む溝部20と、その溝部2
0に入れてから前記レバ−軸部15aを軸方向に移動し
て前記拡径部22を前記支持部材16に突き当てたとき
前記拡径部22が回転自在に係合する段部21とを形成
してなる、ことを特徴とする。
6乃至図9に示す実施例のように、請求項1に記載のシ
−ト検知装置14において、前記レバ−軸部15aに拡
径部22を設けるとともに、前記支持部材16に、前記
レバ−軸部15aが嵌まり込む溝部20と、その溝部2
0に入れてから前記レバ−軸部15aを軸方向に移動し
て前記拡径部22を前記支持部材16に突き当てたとき
前記拡径部22が回転自在に係合する段部21とを形成
してなる、ことを特徴とする。
【0008】また、請求項3に記載のものは、例えば以
下の図6乃至図9に示す実施例のように、請求項2に記
載のシ−ト検知装置14において、前記レバ−軸部15
aを前記溝部20に入れるときその溝部20に嵌まり込
むとともに、その後前記レバ−軸部15aを軸方向に移
動して回動したとき前記支持部材16と係合し、前記拡
径部22と相俟って前記レバ−軸部15aの軸方向の動
きを規制する鍔部23を、前記レバ−軸部15aに形成
してなる、ことを特徴とする。
下の図6乃至図9に示す実施例のように、請求項2に記
載のシ−ト検知装置14において、前記レバ−軸部15
aを前記溝部20に入れるときその溝部20に嵌まり込
むとともに、その後前記レバ−軸部15aを軸方向に移
動して回動したとき前記支持部材16と係合し、前記拡
径部22と相俟って前記レバ−軸部15aの軸方向の動
きを規制する鍔部23を、前記レバ−軸部15aに形成
してなる、ことを特徴とする。
【0009】
【作用】そして、シ−ト12によりフィラ−部15cを
介してレバ−軸部15aを回動して被検知部15bを移
動し、その移動をシ−ト処理装置本体の側部に設けた検
知器19で検知する。
介してレバ−軸部15aを回動して被検知部15bを移
動し、その移動をシ−ト処理装置本体の側部に設けた検
知器19で検知する。
【0010】請求項2に記載のものでは、検知レバ−1
5のレバ−軸部15aを支持部材16の溝部20に入
れ、レバ−軸部15aを軸方向に移動してその拡径部2
2を支持部材16に突き当て、拡径部22を支持部材1
6の段部21に回転自在に係合する。
5のレバ−軸部15aを支持部材16の溝部20に入
れ、レバ−軸部15aを軸方向に移動してその拡径部2
2を支持部材16に突き当て、拡径部22を支持部材1
6の段部21に回転自在に係合する。
【0011】また、請求項3に記載のものでは、レバ−
軸部15aを溝部20に入れるときレバ−軸部15aの
鍔部23を溝部20に嵌め込み、その後レバ−軸部15
aを軸方向に移動して回動し、支持部材16と係合させ
て拡径部22と相俟ってレバ−軸部15aの軸方向の動
きを規制する。
軸部15aを溝部20に入れるときレバ−軸部15aの
鍔部23を溝部20に嵌め込み、その後レバ−軸部15
aを軸方向に移動して回動し、支持部材16と係合させ
て拡径部22と相俟ってレバ−軸部15aの軸方向の動
きを規制する。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
について説明する。図1は、シ−ト処理装置の一例であ
るレ−ザプリンタの概略構成を示す平面図である。図
中、符号10は、プリンタ本体を示す。プリンタ本体1
0には、給紙カセット11を着脱自在に取り付ける。そ
の給紙カセットからシ−ト12が給紙されて搬送される
シ−ト搬送路13上に、この発明の一実施例であるシ−
ト検知装置14を設ける。
について説明する。図1は、シ−ト処理装置の一例であ
るレ−ザプリンタの概略構成を示す平面図である。図
中、符号10は、プリンタ本体を示す。プリンタ本体1
0には、給紙カセット11を着脱自在に取り付ける。そ
の給紙カセットからシ−ト12が給紙されて搬送される
シ−ト搬送路13上に、この発明の一実施例であるシ−
ト検知装置14を設ける。
【0013】このシ−ト検知装置14は、以下の図2及
び図3に示すように、その検知レバ−15をレバ−軸部
15aとレバ−軸部15aの一端から直角に延びる被検
知部15bとレバ−軸部15aの他端から直角に延びる
フィラ−部15cとで構成する。一方、プリンタ本体1
0の図示しないカバ−に設けた一対の支持部材16のそ
れぞれに、図4に示すようなレバ−軸部15aの径より
やや幅狭の下向きの溝部17aと、この溝部17aの奥
には、レバ−軸部15aの径よりやや大きい丸穴部17
bを形成した軸受部17を設ける。そして、検知レバ−
15のフィラ−部15cを搬送路13内に挿入してレバ
−軸部15aを支持部材16の溝部17aから支持部材
16を弾性変形させて丸穴部17b内に押し込み、軸受
部17で回動自在に支持する。また、プリンタ本体10
の側部に設けたPCB18に、例えばフォトセンサのよ
うな検知器19を取り付け、この検知器19の光路19
a内に被検知部15bの屈曲した先端15dを介入させ
る。
び図3に示すように、その検知レバ−15をレバ−軸部
15aとレバ−軸部15aの一端から直角に延びる被検
知部15bとレバ−軸部15aの他端から直角に延びる
フィラ−部15cとで構成する。一方、プリンタ本体1
0の図示しないカバ−に設けた一対の支持部材16のそ
れぞれに、図4に示すようなレバ−軸部15aの径より
やや幅狭の下向きの溝部17aと、この溝部17aの奥
には、レバ−軸部15aの径よりやや大きい丸穴部17
bを形成した軸受部17を設ける。そして、検知レバ−
15のフィラ−部15cを搬送路13内に挿入してレバ
−軸部15aを支持部材16の溝部17aから支持部材
16を弾性変形させて丸穴部17b内に押し込み、軸受
部17で回動自在に支持する。また、プリンタ本体10
の側部に設けたPCB18に、例えばフォトセンサのよ
うな検知器19を取り付け、この検知器19の光路19
a内に被検知部15bの屈曲した先端15dを介入させ
る。
【0014】そして、図5に示すように、シ−ト12が
シ−ト搬送路13内を通過すると、シ−ト12によりフ
ィラ−部15cが持ち上げられ、レバ−軸部15aが回
動して検知器19の光路19a内に介入していた被検知
部15bが光路19aの外へ移動する。その移動を検知
器19で検知してシ−ト搬送路13内にシ−ト12が有
ることを検知する。
シ−ト搬送路13内を通過すると、シ−ト12によりフ
ィラ−部15cが持ち上げられ、レバ−軸部15aが回
動して検知器19の光路19a内に介入していた被検知
部15bが光路19aの外へ移動する。その移動を検知
器19で検知してシ−ト搬送路13内にシ−ト12が有
ることを検知する。
【0015】前記実施例においては、検知レバ−15の
レバ−軸部15aを一対の支持部材16のそれぞれに設
けた軸受部17に、支持部材16の弾性変形により押し
込んで支持する構成としたが、図6に示すような構成と
してもよい。即ち、一対の支持部材16のPCB18側
の支持部材16aにレバ−軸部15aが嵌まり込む下向
きの溝部20を設ける。その支持部材16aのPCB1
8と反対側の面の下部に上向きの段部21を溝部20の
両側に設ける。一方、レバ−軸部15aには、拡径部2
2を設けるとともに、その拡径部22の被検知部15b
側に、その拡径部22から支持部材16aの厚み分の間
隔を開けた位置へ、レバ−軸部15aの径と同幅で、直
径方向には、その径より長い鍔部23を設ける。
レバ−軸部15aを一対の支持部材16のそれぞれに設
けた軸受部17に、支持部材16の弾性変形により押し
込んで支持する構成としたが、図6に示すような構成と
してもよい。即ち、一対の支持部材16のPCB18側
の支持部材16aにレバ−軸部15aが嵌まり込む下向
きの溝部20を設ける。その支持部材16aのPCB1
8と反対側の面の下部に上向きの段部21を溝部20の
両側に設ける。一方、レバ−軸部15aには、拡径部2
2を設けるとともに、その拡径部22の被検知部15b
側に、その拡径部22から支持部材16aの厚み分の間
隔を開けた位置へ、レバ−軸部15aの径と同幅で、直
径方向には、その径より長い鍔部23を設ける。
【0016】そして、PCB18と反対側にある一方の
支持部材16の軸受部17に検知レバ−15のレバ−軸
部15aを前記実施例と同様にして嵌め込む。PCB1
8側にある他方の支持部材16aには、図7に示すよう
に、溝部20にレバ−軸部15aの鍔部23を嵌め入れ
てレバ−軸部15aを溝部20に入れ、その後軸方向に
移動して拡径部22を支持部材16aに突き当てて回動
する。すると、図8及び図9に示すように、鍔部23が
支持部材16aと係合し、拡径部22と鍔部23とが相
俟ってレバ−軸部15aの軸方向の動きを規制する。
支持部材16の軸受部17に検知レバ−15のレバ−軸
部15aを前記実施例と同様にして嵌め込む。PCB1
8側にある他方の支持部材16aには、図7に示すよう
に、溝部20にレバ−軸部15aの鍔部23を嵌め入れ
てレバ−軸部15aを溝部20に入れ、その後軸方向に
移動して拡径部22を支持部材16aに突き当てて回動
する。すると、図8及び図9に示すように、鍔部23が
支持部材16aと係合し、拡径部22と鍔部23とが相
俟ってレバ−軸部15aの軸方向の動きを規制する。
【0017】この図6乃至図9に示すシ−ト検知装置
は、シ−ト12の通過によってフィラ−部15cが持ち
上げられるとレバ−軸部15aの他端の被検知部15b
側に支持部材16を支点として下方へ押し下げる力が働
くが、他方の支持部材16aの段部21が拡径部22と
係合してそれを阻止する。従って、レバ−軸部15a
は、正常状態に支持されて円滑に回転し、シ−ト搬送路
13内のシ−ト12の有無の検知が正確に行われる。ま
た、レバ−軸部15aが軸方向に移動しようとしても、
拡径部22と鍔部23とが支持部材16aを挟んでその
移動を規制するので、被検知部15bが検知器19に突
き当たることを防止する。更に、支持部材16aへのレ
バ−軸部15aの嵌め込みは、押し込まなくてもよいた
め嵌め込みが極めて容易である。
は、シ−ト12の通過によってフィラ−部15cが持ち
上げられるとレバ−軸部15aの他端の被検知部15b
側に支持部材16を支点として下方へ押し下げる力が働
くが、他方の支持部材16aの段部21が拡径部22と
係合してそれを阻止する。従って、レバ−軸部15a
は、正常状態に支持されて円滑に回転し、シ−ト搬送路
13内のシ−ト12の有無の検知が正確に行われる。ま
た、レバ−軸部15aが軸方向に移動しようとしても、
拡径部22と鍔部23とが支持部材16aを挟んでその
移動を規制するので、被検知部15bが検知器19に突
き当たることを防止する。更に、支持部材16aへのレ
バ−軸部15aの嵌め込みは、押し込まなくてもよいた
め嵌め込みが極めて容易である。
【0018】
【発明の効果】従って、この発明によれば、レバ−軸部
の被検知部の移動をシ−ト処理装置本体の側部に設けた
検知器で検知するので、リ−ド線が不要となり、リ−ド
線を固定するためのクランプや、PCBコネクタや、検
知器などを固定するためのブラケットなどが不要となっ
てシ−ト検知装置のコスト上昇を防止するとともに、ジ
ャム処理時などにリ−ド線を邪魔にならないように片寄
せるなどの処理が不要となってその操作を容易にするこ
とができる。
の被検知部の移動をシ−ト処理装置本体の側部に設けた
検知器で検知するので、リ−ド線が不要となり、リ−ド
線を固定するためのクランプや、PCBコネクタや、検
知器などを固定するためのブラケットなどが不要となっ
てシ−ト検知装置のコスト上昇を防止するとともに、ジ
ャム処理時などにリ−ド線を邪魔にならないように片寄
せるなどの処理が不要となってその操作を容易にするこ
とができる。
【0019】請求項2に記載のものによれば、検知レバ
−のレバ−軸部を支持部材の溝部に入れ、レバ−軸部を
軸方向に移動してその拡径部を支持部材に突き当て、拡
径部を支持部材の段部に回転自在に係合するので、例え
ば検知レバ−のフィラ−部がシ−ト搬送路内を通過する
シ−トによって持ち上げられ、レバ−軸部の被検知部側
に支持部材を支点として下方へ押し下げる力が作用して
もこれを受け止めてレバ−軸の傾きを防止して検知レバ
−を円滑に作動させることができる。
−のレバ−軸部を支持部材の溝部に入れ、レバ−軸部を
軸方向に移動してその拡径部を支持部材に突き当て、拡
径部を支持部材の段部に回転自在に係合するので、例え
ば検知レバ−のフィラ−部がシ−ト搬送路内を通過する
シ−トによって持ち上げられ、レバ−軸部の被検知部側
に支持部材を支点として下方へ押し下げる力が作用して
もこれを受け止めてレバ−軸の傾きを防止して検知レバ
−を円滑に作動させることができる。
【0020】また、請求項3に記載のものによれば、レ
バ−軸部を溝部に入れるときレバ−軸部の鍔部を溝部に
嵌め込み、その後レバ−軸部を軸方向に移動して回動
し、支持部材と係合させて拡径部と相俟ってレバ−軸部
の軸方向の動きを規制するので、検知レバ−の被検知部
が検知器などに突き当たることを防止する。
バ−軸部を溝部に入れるときレバ−軸部の鍔部を溝部に
嵌め込み、その後レバ−軸部を軸方向に移動して回動
し、支持部材と係合させて拡径部と相俟ってレバ−軸部
の軸方向の動きを規制するので、検知レバ−の被検知部
が検知器などに突き当たることを防止する。
【図1】レ−ザプリンタに設けたこの発明の一実施例で
あるシ−ト検知装置の概略構成を示す平面図である。
あるシ−ト検知装置の概略構成を示す平面図である。
【図2】そのシ−ト検知装置の斜視図である。
【図3】そのシ−ト搬送路との関係を示す説明図であ
る。
る。
【図4】その支持部材の軸受部におけるレバ−軸部の支
持状態図である。
持状態図である。
【図5】そのシ−ト搬送時における検知レバ−の作動説
明図である。
明図である。
【図6】他の実施例における軸支持部の構成を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図7】その支持部材への検知レバ−の嵌め込みを示す
説明図である。
説明図である。
【図8】その支持部材へ検知レバ−を取り付けた状態を
軸方向から示す構成図である。
軸方向から示す構成図である。
【図9】その縦断面図である。
【図10】従来のシ−ト検知装置の概略構成図である。
【図11】従来のシ−ト検知装置の他例の概略構成図で
ある。
ある。
【図12】その検知器と被検知部との斜視図である。
10 プリンタ本体(シ−ト処理装置本体) 12 シ−ト 13 シ−ト搬送路 14 シ−ト検知装置 15 検知レバ− 15a レバ−軸部 15b 被検知部 15c フィラ−部 16 支持部材 19 検知器 20 溝部 21 段部 22 拡径部 23 鍔部
Claims (3)
- 【請求項1】 検知レバ−を、レバ−軸部とそれから直
角に延びるフィラ−部と前記レバ−軸部の一端から同じ
く直角に延びる被検知部とで構成し、前記フィラ−部を
シ−ト搬送路内に挿入して前記レバ−軸部を支持部材で
回動自在に支持し、前記シ−ト搬送路内を通過するシ−
トにより前記フィラ−部を介し前記レバ−軸部を回動し
て前記被検知部を移動し、その移動を検知器で検知して
前記シ−トの有無を検知するシ−ト処理装置のシ−ト検
知装置において、シ−ト処理装置本体の側部に前記検知
器を設けるとともに、その検知器位置まで前記レバ−軸
部の一端を延ばしてなる、シ−ト検知装置。 - 【請求項2】 前記レバ−軸部に拡径部を設けるととも
に、前記支持部材に、前記レバ−軸部が嵌まり込む溝部
と、その溝部に入れてから前記レバ−軸部を軸方向に移
動して前記拡径部を前記支持部材に突き当てたとき前記
拡径部が回転自在に係合する段部とを形成してなる、請
求項1に記載のシ−ト検知装置。 - 【請求項3】 前記レバ−軸部を前記溝部に入れるとき
その溝部に嵌まり込むとともに、その後前記レバ−軸部
を軸方向に移動して回動したとき前記支持部材と係合
し、前記拡径部と相俟って前記レバ−軸部の軸方向の動
きを規制する鍔部を、前記レバ−軸部に形成してなる、
請求項2に記載のシ−ト検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02888492A JP3174376B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | シ−ト検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02888492A JP3174376B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | シ−ト検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05193781A true JPH05193781A (ja) | 1993-08-03 |
JP3174376B2 JP3174376B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=12260828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02888492A Expired - Fee Related JP3174376B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | シ−ト検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3174376B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014065587A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Brother Ind Ltd | シート搬送機構及び画像形成装置 |
JP2014156338A (ja) * | 2013-02-18 | 2014-08-28 | Brother Ind Ltd | 搬送装置及び画像記録装置 |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP02888492A patent/JP3174376B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014065587A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Brother Ind Ltd | シート搬送機構及び画像形成装置 |
JP2014156338A (ja) * | 2013-02-18 | 2014-08-28 | Brother Ind Ltd | 搬送装置及び画像記録装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3174376B2 (ja) | 2001-06-11 |
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