JPH05193230A - プリンタ装置 - Google Patents
プリンタ装置Info
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- JPH05193230A JPH05193230A JP875392A JP875392A JPH05193230A JP H05193230 A JPH05193230 A JP H05193230A JP 875392 A JP875392 A JP 875392A JP 875392 A JP875392 A JP 875392A JP H05193230 A JPH05193230 A JP H05193230A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】プリンタ装置に関し、高速作動と低消費電力の
双方を目的とする。 【構成】センサと、センサの作動のための電源を周期的
にオン・オフ制御する電源制御部と、前記オン・オフ制
御のタイミングに関連するタイミング信号を出力するタ
イミング発生部と、前記タイミング信号に従ってセンサ
の出力信号を逐次ラッチするデータラッチ部とを具備
し、センサの出力信号を所定期間保持すると共にこの出
力信号を周期的に更新するように構成する。
双方を目的とする。 【構成】センサと、センサの作動のための電源を周期的
にオン・オフ制御する電源制御部と、前記オン・オフ制
御のタイミングに関連するタイミング信号を出力するタ
イミング発生部と、前記タイミング信号に従ってセンサ
の出力信号を逐次ラッチするデータラッチ部とを具備
し、センサの出力信号を所定期間保持すると共にこの出
力信号を周期的に更新するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ装置に関し、
更に詳しくは、パーソナルコンピュータ等のためのプリ
ンタ装置におけるセンサ回路の改良に関する。
更に詳しくは、パーソナルコンピュータ等のためのプリ
ンタ装置におけるセンサ回路の改良に関する。
【0002】近年、パーソナルコンピュータでは、機器
の小型・軽量化が進み、そのバッテリ駆動が可能となっ
ている。これに伴い、その付属機器を成すプリンタ装置
について、特にバッテリ駆動においても長時間作動が可
能となるように、低消費電力化が強く要請されている。
このため、プリンタ装置における制御用ICの省電力
化、印字駆動方法における省電力化が進んでいる。
の小型・軽量化が進み、そのバッテリ駆動が可能となっ
ている。これに伴い、その付属機器を成すプリンタ装置
について、特にバッテリ駆動においても長時間作動が可
能となるように、低消費電力化が強く要請されている。
このため、プリンタ装置における制御用ICの省電力
化、印字駆動方法における省電力化が進んでいる。
【0003】
【従来の技術】プリンタ装置に使用される用紙センサ
は、前記の如く低消費電力化が進んだ制御用ICに比べ
ると、一般的に作動時の消費電力が大きいことが知られ
ている。
は、前記の如く低消費電力化が進んだ制御用ICに比べ
ると、一般的に作動時の消費電力が大きいことが知られ
ている。
【0004】例えば、用紙センサは、用紙の有無或いは
位置等を光学的に検出するフォトセンサとして、一台の
プリンタ装置に一及至数個が設けられ、プリンタ装置の
制御回路部に対して印字制御のための信号を供給する。
フォトセンサは、その一つ一つが電源電流として例えば
数十mアンペアの電流を消費し、この消費電流はプリン
タ装置において比較的大きな割合を占めている。
位置等を光学的に検出するフォトセンサとして、一台の
プリンタ装置に一及至数個が設けられ、プリンタ装置の
制御回路部に対して印字制御のための信号を供給する。
フォトセンサは、その一つ一つが電源電流として例えば
数十mアンペアの電流を消費し、この消費電流はプリン
タ装置において比較的大きな割合を占めている。
【0005】このため、用紙センサに継続的に電源を供
給してその出力を制御信号として常時利用する方式の他
に、特に消費電力を低減する方法の一つとして、用紙セ
ンサの出力信号がプリンタ制御のために必要な際にの
み、用紙センサに電源を供給するという間欠的電源供給
方法も採用されており、この方式によって、プリンタ装
置のバッテリ駆動の際における長時間作動が図られてい
る。
給してその出力を制御信号として常時利用する方式の他
に、特に消費電力を低減する方法の一つとして、用紙セ
ンサの出力信号がプリンタ制御のために必要な際にの
み、用紙センサに電源を供給するという間欠的電源供給
方法も採用されており、この方式によって、プリンタ装
置のバッテリ駆動の際における長時間作動が図られてい
る。
【0006】一般に、プリンタ装置では、用紙が無くな
った時点で印字を行なうと、プリンタ装置における回転
ローラ(用紙ローラ)を損傷する等の障害を生ずるた
め、用紙センサは、プリンタの印字作動中は確実に用紙
の有無等の検出を継続的に行う必要があり、この用紙セ
ンサの出力信号に従って、安全にプリンタ装置の作動制
御が行なわれる。
った時点で印字を行なうと、プリンタ装置における回転
ローラ(用紙ローラ)を損傷する等の障害を生ずるた
め、用紙センサは、プリンタの印字作動中は確実に用紙
の有無等の検出を継続的に行う必要があり、この用紙セ
ンサの出力信号に従って、安全にプリンタ装置の作動制
御が行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】例えばフォトセンサ
は、電源を供給開始した後その出力が安定する迄に数十
μsec及至数百μsecの時間を必要とする。前記間欠的電
源供給方式の場合、用紙センサの出力信号が現実に印字
制御に必要となった時点で用紙センサに対して作動電源
を供給してその出力信号の読出しを行なうので、センサ
出力の読出しを必要としてから実際にその読出しが可能
となるまでに時間遅れが生じ、この方式を採用すると、
プリンタ装置の高速作動に一定の限界が生ずることとな
る。
は、電源を供給開始した後その出力が安定する迄に数十
μsec及至数百μsecの時間を必要とする。前記間欠的電
源供給方式の場合、用紙センサの出力信号が現実に印字
制御に必要となった時点で用紙センサに対して作動電源
を供給してその出力信号の読出しを行なうので、センサ
出力の読出しを必要としてから実際にその読出しが可能
となるまでに時間遅れが生じ、この方式を採用すると、
プリンタ装置の高速作動に一定の限界が生ずることとな
る。
【0008】従って、間欠的電源供給方式の従来のプリ
ンタ装置では、そのプリンタ装置において高速印字を行
う高速モードにおいては、センサによる用紙の有無等の
信号に依存することなく、プリンタ装置の用紙ローラの
損傷のおそれを無視して高速印字を行うか、或いは、特
に高速モードにおいてのみ用紙センサに常時電源を供給
して用紙の有無を検出しながら印字を行ない、低消費電
力を犠牲にして用紙ローラに損傷が生じ難い安全性優先
の高速印字を行なうかの何れかを採用する必要があり、
この高速モードでは、安全性確保と低消費電力の双方を
満足することが困難という問題があった。
ンタ装置では、そのプリンタ装置において高速印字を行
う高速モードにおいては、センサによる用紙の有無等の
信号に依存することなく、プリンタ装置の用紙ローラの
損傷のおそれを無視して高速印字を行うか、或いは、特
に高速モードにおいてのみ用紙センサに常時電源を供給
して用紙の有無を検出しながら印字を行ない、低消費電
力を犠牲にして用紙ローラに損傷が生じ難い安全性優先
の高速印字を行なうかの何れかを採用する必要があり、
この高速モードでは、安全性確保と低消費電力の双方を
満足することが困難という問題があった。
【0009】本発明は、上記従来のプリンタ装置におけ
る高速モードの際の問題に鑑み、安全性と低消費電力の
双方が可能となるように改良されたプリンタ装置を提供
することを目的とする。
る高速モードの際の問題に鑑み、安全性と低消費電力の
双方が可能となるように改良されたプリンタ装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理図
である。同図において、Aはセンサ、Bは電源制御部、
Cはタイミング発生部、Dはデータラッチ部、Eはプリ
ンタ制御回路部である。
である。同図において、Aはセンサ、Bは電源制御部、
Cはタイミング発生部、Dはデータラッチ部、Eはプリ
ンタ制御回路部である。
【0011】前記目的を達成するため、本発明のプリン
タ装置は、図1に示したように、センサ(A)と、前記
センサ(A)の作動のための電源を周期的にオン・オフ
制御する電源制御部(B)と、前記オン・オフ制御のタ
イミングに関連するタイミング信号を出力するタイミン
グ発生部(C)と、前記タイミング信号に従って前記セ
ンサの出力信号を逐次ラッチするデータラッチ部(D)
とを具備し、前記センサの出力信号を所定期間保持する
と共に該出力信号を周期的に更新することを特徴とする
ものである。
タ装置は、図1に示したように、センサ(A)と、前記
センサ(A)の作動のための電源を周期的にオン・オフ
制御する電源制御部(B)と、前記オン・オフ制御のタ
イミングに関連するタイミング信号を出力するタイミン
グ発生部(C)と、前記タイミング信号に従って前記セ
ンサの出力信号を逐次ラッチするデータラッチ部(D)
とを具備し、前記センサの出力信号を所定期間保持する
と共に該出力信号を周期的に更新することを特徴とする
ものである。
【0012】
【作用】センサの電源を周期的にオン・オフすることに
より、常時センサに通電する方式に比してセンサの消費
電力が低減されると共に、センサの出力信号を周期的に
ラッチして、以前にラッチされたセンサの出力信号を新
たにラッチされたセンサの出力信号によって逐次更新す
ることにより、センサの電源供給開始後の応答速度に依
存すること無く、必要なときにセンサの出力信号をプリ
ンタ装置の作動のための制御信号として使用することが
でき、特にプリンタ装置の高速印字モードにおいても、
低消費電力及び安全性確保の双方が可能となる。
より、常時センサに通電する方式に比してセンサの消費
電力が低減されると共に、センサの出力信号を周期的に
ラッチして、以前にラッチされたセンサの出力信号を新
たにラッチされたセンサの出力信号によって逐次更新す
ることにより、センサの電源供給開始後の応答速度に依
存すること無く、必要なときにセンサの出力信号をプリ
ンタ装置の作動のための制御信号として使用することが
でき、特にプリンタ装置の高速印字モードにおいても、
低消費電力及び安全性確保の双方が可能となる。
【0013】
【実施例】図面を参照して本発明を更に説明する。図2
は本発明の一実施例のプリンタ装置における用紙検出回
路のブロック図である。同図において、このプリンタ装
置では、用紙の有無或いは位置を検出するためにフォト
センサAが設けられ、フォトセンサAの電源は、電源制
御部Bから供給されている。
は本発明の一実施例のプリンタ装置における用紙検出回
路のブロック図である。同図において、このプリンタ装
置では、用紙の有無或いは位置を検出するためにフォト
センサAが設けられ、フォトセンサAの電源は、電源制
御部Bから供給されている。
【0014】電源制御部Bは、クロック発生回路B3、
カウンタ(分周)回路B2及び制御用トランジスタB1
から構成されており、発振器を成すクロック発生回路B
3からのクロック信号がカウンタ回路B2に供給され、
カウンタ回路B2よってクロック信号が例えば1/10
0に分周される。カウンタ回路B2のカウントアップ出
力は、この出力に従ってオン・オフ制御される制御用ト
ランジスタB1に与えられ、制御トランジスタB21に
よってフォトセンサAの作動電源がオン・オフ制御され
る。
カウンタ(分周)回路B2及び制御用トランジスタB1
から構成されており、発振器を成すクロック発生回路B
3からのクロック信号がカウンタ回路B2に供給され、
カウンタ回路B2よってクロック信号が例えば1/10
0に分周される。カウンタ回路B2のカウントアップ出
力は、この出力に従ってオン・オフ制御される制御用ト
ランジスタB1に与えられ、制御トランジスタB21に
よってフォトセンサAの作動電源がオン・オフ制御され
る。
【0015】カウンタ回路B2の出力は、更に、タイミ
ング発生部を成す単安定マルチバイブレータCに与えら
れ、この単安定マルチバイブレータCの出力は、データ
ラッチ部Dの一部を構成するラッチ回路D2に対してそ
の制御信号を成すタイミング信号として与えられる。フ
ォトセンサAの出力信号は、データラッチ部Dの一部を
構成するコンパレータD1によってコンパレータD1の
基準電圧と比較され、ディジタル化された上で、前記ラ
ッチ回路D2に与えられ、前記タイミング信号に従って
ラッチされる。
ング発生部を成す単安定マルチバイブレータCに与えら
れ、この単安定マルチバイブレータCの出力は、データ
ラッチ部Dの一部を構成するラッチ回路D2に対してそ
の制御信号を成すタイミング信号として与えられる。フ
ォトセンサAの出力信号は、データラッチ部Dの一部を
構成するコンパレータD1によってコンパレータD1の
基準電圧と比較され、ディジタル化された上で、前記ラ
ッチ回路D2に与えられ、前記タイミング信号に従って
ラッチされる。
【0016】ラッチ回路D2の出力は、プリンタ装置の
制御回路部を成すマイクロプロセッサ(MPU)Eに与
えられ、マイクロプロセッサEによって、フォトセンサ
Aによる検出出力である用紙の有無或いは位置に関する
信号に従うプリンタ装置の印字制御が行われる。
制御回路部を成すマイクロプロセッサ(MPU)Eに与
えられ、マイクロプロセッサEによって、フォトセンサ
Aによる検出出力である用紙の有無或いは位置に関する
信号に従うプリンタ装置の印字制御が行われる。
【0017】図3は、上記実施例のプリンタ装置におけ
る作用説明図であり、図2に示した用紙検出回路の各部
の信号a〜dの信号波形を示している。図3において、
aは電源制御部BのカウンタB2の出力を示しており、
この信号aは、通常時Lレベルにあって、各周期TCの
間に一度づつ一定期間(TO)だけHレベルに立上がる
信号である。なお、同図に付記したように、第一及び第
三のHレベルの期間においてプリンタ用紙が有る状態、
第二のHレベルの期間においてプリンタ用紙が無い状態
であるとして、各信号波形を示してある。
る作用説明図であり、図2に示した用紙検出回路の各部
の信号a〜dの信号波形を示している。図3において、
aは電源制御部BのカウンタB2の出力を示しており、
この信号aは、通常時Lレベルにあって、各周期TCの
間に一度づつ一定期間(TO)だけHレベルに立上がる
信号である。なお、同図に付記したように、第一及び第
三のHレベルの期間においてプリンタ用紙が有る状態、
第二のHレベルの期間においてプリンタ用紙が無い状態
であるとして、各信号波形を示してある。
【0018】単安定マルチバイブレータCの出力信号b
は、信号aの立上がりと同時に立上がり、更に、所定の
時間経過後、信号aの立下がりに先行して立下がる信号
である。即ち単安定マルチバイブレータCは、フォトセ
ンサの作動電源の立上がり時点(時刻tO)からの一定
の時間(TO−Tsen)経過後に信号がLレベルに変化す
る遅延回路として作用する。
は、信号aの立上がりと同時に立上がり、更に、所定の
時間経過後、信号aの立下がりに先行して立下がる信号
である。即ち単安定マルチバイブレータCは、フォトセ
ンサの作動電源の立上がり時点(時刻tO)からの一定
の時間(TO−Tsen)経過後に信号がLレベルに変化す
る遅延回路として作用する。
【0019】フォトセンサAの出力信号cは、フォトセ
ンサのための作動電源の供給開始後、図示した如く、所
定時間経過後に安定な状態に移行するもので、単安定マ
ルチバイブレータCの出力信号bのLレベルへの立下が
り時点において安定しているので、この出力信号bの立
下がり時点でフォトセンサAのディジタル化された出力
信号がラッチされて用紙状態信号dが形成されるもので
ある。
ンサのための作動電源の供給開始後、図示した如く、所
定時間経過後に安定な状態に移行するもので、単安定マ
ルチバイブレータCの出力信号bのLレベルへの立下が
り時点において安定しているので、この出力信号bの立
下がり時点でフォトセンサAのディジタル化された出力
信号がラッチされて用紙状態信号dが形成されるもので
ある。
【0020】用紙状態信号dは、制御回路部Eにおいて
制御のために利用される制御信号を成しており、同図に
示したように、周期TC毎に逐次ラッチされたディジタ
ル出力信号である。制御回路部Eは、フォトセンサによ
る検出信号が必要な時点で、直ちにこの用紙状態信号d
を制御信号として利用できる。このため、制御回路部E
によって行なわれる制御がフォトセンサの信号安定化時
間のために遅れることはない。
制御のために利用される制御信号を成しており、同図に
示したように、周期TC毎に逐次ラッチされたディジタ
ル出力信号である。制御回路部Eは、フォトセンサによ
る検出信号が必要な時点で、直ちにこの用紙状態信号d
を制御信号として利用できる。このため、制御回路部E
によって行なわれる制御がフォトセンサの信号安定化時
間のために遅れることはない。
【0021】例えば、電源が供給されてからフォトセン
サが安定するまでに要する時間は、数十乃至は数百μse
c程度であり、また、センサの出力ラッチに要する時間
は1μsec以下で十分であるので、フォトセンサAのた
めの各電源供給サイクルにおける供給継続時間(TO)
は、数十乃至は数百μsec程度で足りる。
サが安定するまでに要する時間は、数十乃至は数百μse
c程度であり、また、センサの出力ラッチに要する時間
は1μsec以下で十分であるので、フォトセンサAのた
めの各電源供給サイクルにおける供給継続時間(TO)
は、数十乃至は数百μsec程度で足りる。
【0022】一方、プリンタ装置において、フォトセン
サの出力信号は、印字途中で用紙が無くなると直ちに用
紙ローラを損傷するおそれがある感熱および熱転写方式
のプリンタ装置の場合でも、その更新周期TCとして1
0〜20msecが採用でき、この周期TC毎にセンサ出力
を更新すればプリンタ装置の印字制御において安全性に
欠けるところはない。
サの出力信号は、印字途中で用紙が無くなると直ちに用
紙ローラを損傷するおそれがある感熱および熱転写方式
のプリンタ装置の場合でも、その更新周期TCとして1
0〜20msecが採用でき、この周期TC毎にセンサ出力
を更新すればプリンタ装置の印字制御において安全性に
欠けるところはない。
【0023】また、印字途中で用紙が無くなった場合で
も、直ちに用紙ローラを損傷するおそれが少ないワイヤ
ドット方式のプリンタ装置の場合には、前記フォトセン
サの出力データの更新周期TCは100msec乃至は1se
c程度迄拡張可能である。
も、直ちに用紙ローラを損傷するおそれが少ないワイヤ
ドット方式のプリンタ装置の場合には、前記フォトセン
サの出力データの更新周期TCは100msec乃至は1se
c程度迄拡張可能である。
【0024】従って、上記実施例のプリンタ装置では、
センサ出力信号の更新周期TC(10msec〜1sec)に
あって、実際に用紙センサが電源供給される時間は単に
TO(数十〜数約μsec)で足りるので、用紙センサにお
ける通電時間比率は十分に小さく採れ、この比率に従っ
てフォトセンサの消費電力が大幅に低減可能である。
センサ出力信号の更新周期TC(10msec〜1sec)に
あって、実際に用紙センサが電源供給される時間は単に
TO(数十〜数約μsec)で足りるので、用紙センサにお
ける通電時間比率は十分に小さく採れ、この比率に従っ
てフォトセンサの消費電力が大幅に低減可能である。
【0025】図4は、本発明の第二の実施例のプリンタ
装置における用紙検出回路の構成を示すブロック図であ
る。同図において、このプリンタ装置では、N個のフォ
トセンサA1〜ANを有して用紙の有無及び位置の検出が
行なわれている。なお、同図において先の実施例におけ
る要素と同様な要素は、図2と同様な符号を付して示し
てある。
装置における用紙検出回路の構成を示すブロック図であ
る。同図において、このプリンタ装置では、N個のフォ
トセンサA1〜ANを有して用紙の有無及び位置の検出が
行なわれている。なお、同図において先の実施例におけ
る要素と同様な要素は、図2と同様な符号を付して示し
てある。
【0026】電源制御部Bは、基本クロックを生成する
発振回路B3、この基本クロックを分周する分周回路B
23、分周回路B23の出力パルスを逐次カウントする
カウンタB22、カウンタB22のカウント出力に従っ
て出力ラインL1〜LNの何れかを順次選択するデコーダ
回路B21、及び、各出力ラインL1〜LNに供給される
ディジタル信号a1〜aNに夫々制御されて、対応する各
フォトセンサA1〜ANに作動電源を供給するN個の制御
用トランジスタB11〜B1Nから構成される。この構成
により、電源制御部Bは、各フォトセンサA1〜ANを時
分割駆動する。
発振回路B3、この基本クロックを分周する分周回路B
23、分周回路B23の出力パルスを逐次カウントする
カウンタB22、カウンタB22のカウント出力に従っ
て出力ラインL1〜LNの何れかを順次選択するデコーダ
回路B21、及び、各出力ラインL1〜LNに供給される
ディジタル信号a1〜aNに夫々制御されて、対応する各
フォトセンサA1〜ANに作動電源を供給するN個の制御
用トランジスタB11〜B1Nから構成される。この構成
により、電源制御部Bは、各フォトセンサA1〜ANを時
分割駆動する。
【0027】タイミング発生部Cは、分周回路B23の
出力を受けてその信号立上がり時刻と同時に立上がると
共にその立上がり時刻からセンサの安定に必要な時間を
計測した後立下がるタイマ回路C1、及び、このタイマ
回路C1の出力が一方の入力に、デコーダ回路B21の
対応する各出力ラインの信号a1〜aNが他方の入力に夫
々与えられるN個のAND回路C21〜C2Nから構成さ
れる。この構成により、タイミング発生部Cは、対応す
る各センサに作動電源が供給開始されてから所定時間経
過後に夫々立下がりが生ずる各タイミング信号b1〜bN
を生成する。
出力を受けてその信号立上がり時刻と同時に立上がると
共にその立上がり時刻からセンサの安定に必要な時間を
計測した後立下がるタイマ回路C1、及び、このタイマ
回路C1の出力が一方の入力に、デコーダ回路B21の
対応する各出力ラインの信号a1〜aNが他方の入力に夫
々与えられるN個のAND回路C21〜C2Nから構成さ
れる。この構成により、タイミング発生部Cは、対応す
る各センサに作動電源が供給開始されてから所定時間経
過後に夫々立下がりが生ずる各タイミング信号b1〜bN
を生成する。
【0028】データラッチ部Dは、各フォトセンサA1
〜ANの出力を夫々ディジタル信号に変換するコンパレ
ータD11〜D1N、及び、この各コンパレータ出力側に
配され、信号b1〜bNの立下がりタイミングに従って各
コンパレータの出力を夫々ラッチするN個のラッチ回路
D21〜D2Nから構成される。この構成により、データ
ラッチ部Dは、AND回路C21〜C2Nから夫々与えら
れるタイミングで、ディジタル化された各フォトセンサ
A1〜ANの出力信号を、順次且つ周期的にラッチすると
共に、この出力を次段のプリンタ制御部Eに供給する。
〜ANの出力を夫々ディジタル信号に変換するコンパレ
ータD11〜D1N、及び、この各コンパレータ出力側に
配され、信号b1〜bNの立下がりタイミングに従って各
コンパレータの出力を夫々ラッチするN個のラッチ回路
D21〜D2Nから構成される。この構成により、データ
ラッチ部Dは、AND回路C21〜C2Nから夫々与えら
れるタイミングで、ディジタル化された各フォトセンサ
A1〜ANの出力信号を、順次且つ周期的にラッチすると
共に、この出力を次段のプリンタ制御部Eに供給する。
【0029】上記第二の実施例においては、N個のフォ
トセンサA1〜ANが電源制御部Bを介して時分割駆動さ
れると共に、各フォトセンサA1〜ANの出力が安定する
タイミングで各センサA1〜ANによる検出出力がデータ
ラッチ部Dによってラッチされて、プリンタ制御回路E
に常時与えられているので、プリンタ制御において必要
な各センサ出力は、その都度直ちに利用できることとな
り、信号読出しに時間遅れが生じない。また、N個のフ
ォトセンサを駆動しながらも、フォトセンサ全体による
ピークの消費電流が唯1個のフォトセンサの消費電流に
抑えられる。
トセンサA1〜ANが電源制御部Bを介して時分割駆動さ
れると共に、各フォトセンサA1〜ANの出力が安定する
タイミングで各センサA1〜ANによる検出出力がデータ
ラッチ部Dによってラッチされて、プリンタ制御回路E
に常時与えられているので、プリンタ制御において必要
な各センサ出力は、その都度直ちに利用できることとな
り、信号読出しに時間遅れが生じない。また、N個のフ
ォトセンサを駆動しながらも、フォトセンサ全体による
ピークの消費電流が唯1個のフォトセンサの消費電流に
抑えられる。
【0030】なお、フォトセンサの出力信号の更新周期
TCは、フォトセンサの位置と用紙ローラとの間の間隔
によって、並びにプリンタ装置の形式によっても夫々異
なるが、例えば更新周期TCが100msecで、センサの
出力安定に必要な電源供給開始からの経過時間TOが1
00μsecであると仮定すれば、常時電源をオンとする
方式の従来のプリンタ装置に比べると、上記実施例のプ
リンタ装置では、消費電力が1/1000程度に削減可
能である。従って、このプリンタ装置はバッテリ駆動に
おいても長時間の作動が可能になる。
TCは、フォトセンサの位置と用紙ローラとの間の間隔
によって、並びにプリンタ装置の形式によっても夫々異
なるが、例えば更新周期TCが100msecで、センサの
出力安定に必要な電源供給開始からの経過時間TOが1
00μsecであると仮定すれば、常時電源をオンとする
方式の従来のプリンタ装置に比べると、上記実施例のプ
リンタ装置では、消費電力が1/1000程度に削減可
能である。従って、このプリンタ装置はバッテリ駆動に
おいても長時間の作動が可能になる。
【0031】また、上記実施例のプリンタ装置は、間欠
的電源供給方式の従来のプリンタ装置と比較すると、プ
リンタ装置の高速印字モードにおいても、各フォトセン
サの出力信号を印字のための制御信号として時間遅れな
く利用できるため、従来のプリンタ装置のように、セン
サ出力を利用しないことにより安全性が損われたり、或
いは、高速モードおいてはフォトセンサに対して常時電
源を供給して低消費電力を犠牲にしたりということもな
い。
的電源供給方式の従来のプリンタ装置と比較すると、プ
リンタ装置の高速印字モードにおいても、各フォトセン
サの出力信号を印字のための制御信号として時間遅れな
く利用できるため、従来のプリンタ装置のように、セン
サ出力を利用しないことにより安全性が損われたり、或
いは、高速モードおいてはフォトセンサに対して常時電
源を供給して低消費電力を犠牲にしたりということもな
い。
【0032】なお、上記各実施例においては、例示を目
的として、センサがフォトセンサである場合について説
明したが、本発明のプリンタ装置におけるセンサは、必
ずしもフォトセンサに限るものではなく、各形式のプリ
ンタ装置に採用される種々のセンサとして構成できる。
的として、センサがフォトセンサである場合について説
明したが、本発明のプリンタ装置におけるセンサは、必
ずしもフォトセンサに限るものではなく、各形式のプリ
ンタ装置に採用される種々のセンサとして構成できる。
【0033】また、本発明のプリンタ装置は、必ずしも
パーソナルコンピュータ等の付属装置としてのプリンタ
装置に限定されるものではなく、種々の用途に使用され
るプリンタ装置に広く応用可能である。
パーソナルコンピュータ等の付属装置としてのプリンタ
装置に限定されるものではなく、種々の用途に使用され
るプリンタ装置に広く応用可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリンタ
装置によると、センサに間欠的に電源を供給する一方、
高速印字モードにおいても、センサの出力信号が常にプ
リンタ装置の作動制御のために利用できるので、プリン
タ装置における安全な高速作動及び低消費電力化の双方
が可能になったという顕著な効果を奏する。
装置によると、センサに間欠的に電源を供給する一方、
高速印字モードにおいても、センサの出力信号が常にプ
リンタ装置の作動制御のために利用できるので、プリン
タ装置における安全な高速作動及び低消費電力化の双方
が可能になったという顕著な効果を奏する。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第一の実施例のプリンタ装置における
用紙検出回路のブロック図である。
用紙検出回路のブロック図である。
【図3】図2の実施例における作用説明図である。
【図4】本発明の第二の実施例における用紙検出回路の
ブロック図である。
ブロック図である。
【符号の説明】 A、A1〜AN:センサ(フォトセンサ) B :電源制御部 C :タイミング発生部 D :データラッチ部 E :プリンタ制御回路部 B1 :制御用トランジスタ B2 :カウンタ回路 B3 :発振回路 D1 :コンパレータ D2 :ラッチ回路
Claims (3)
- 【請求項1】センサ(A)と、 前記センサ(A)の作動のための電源を周期的にオン・
オフ制御する電源制御部(B)と、 前記オン・オフ制御のタイミングに関連するタイミング
信号を出力するタイミング発生部(C)と、 前記タイミング信号に従って前記センサの出力信号を逐
次ラッチするデータラッチ部(D)とを具備し、 前記センサの出力信号を所定期間保持すると共に該出力
信号を周期的に更新することを特徴とするプリンタ装
置。 - 【請求項2】複数のセンサ(A1〜AN)と、 前記各センサ(A1〜AN)に対し該各センサの作動のた
めの電源を順次且つ周期的に供給する電源制御部(B)
と、 前記各センサ(A1〜AN)の作動のための電源の供給タ
イミングに関連して前記各センサ毎の読出しタイミング
信号を出力するタイミング発生部(C)と、 前記各読出しタイミング信号に従って前記各センサの出
力信号を夫々ラッチするデータラッチ部(D)とを具備
し、 前記各センサの出力信号を夫々、所定期間保持すると共
に該出力信号を周期的に更新することを特徴とするプリ
ンタ装置。 - 【請求項3】前記センサ(A、A1〜AN)が用紙の有無
或いは位置の検出を行うフォトセンサであることを特徴
とする請求項1又は2記載のプリンタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP875392A JPH05193230A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | プリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP875392A JPH05193230A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | プリンタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05193230A true JPH05193230A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=11701690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP875392A Withdrawn JPH05193230A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | プリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05193230A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007318352A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 磁電変換スイッチ |
EP2354059A2 (en) | 2010-02-04 | 2011-08-10 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Sheet transportation device including electromagnetic component and control method thereof |
JP2012148439A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Seiko Epson Corp | 省電力モードを有する装置、画像形成装置、及び電源制御方法 |
JP2013028000A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Brother Industries Ltd | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP875392A patent/JPH05193230A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007318352A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 磁電変換スイッチ |
EP2354059A2 (en) | 2010-02-04 | 2011-08-10 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Sheet transportation device including electromagnetic component and control method thereof |
US8292294B2 (en) | 2010-02-04 | 2012-10-23 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Sheet transportation device including electromagnetic component and control method thereof |
JP2012148439A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Seiko Epson Corp | 省電力モードを有する装置、画像形成装置、及び電源制御方法 |
JP2013028000A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Brother Industries Ltd | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |