JP2939653B2 - 発熱抵抗体の駆動方法 - Google Patents

発熱抵抗体の駆動方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、発熱量自己調整機能を有する発熱抵抗体の
順次駆動方法に関する。
〔発明の概要〕
通電によって発熱する発熱抵抗体とこの発熱抵抗体に
給電する電極とから成る複数の発熱回路および、この発
熱回路への通電を制御する複数のスイッチング素子を備
え、前記発熱回路が通電による発熱抵抗体の温度上昇と
共に前記発熱回路の抵抗が上昇し通電電流が減少する特
性を有し、前記スイッチング素子が通電電流が特定値以
下に減少すると通電をターンオフする機能を有するサー
マルヘッドを本出願人は先に提案(特願平1−269767
号)しており、本発明は、先に提案したサーマルヘッド
などの、発熱抵抗体の順次駆動方法であって、前記ひと
つの発熱回路の通電動作における前記スイッチング素子
のターンオフを検出し、この検出信号を次の発熱回路の
通電スイッチング動作を開始するトリガ信号として利用
するなどして、前記発熱抵抗体を順次駆動することによ
って、より高速な順次駆動をきわめて省電力のもとに実
現しようとするものである。
〔従来の技術〕
従来、サーマルヘッドなど複数(M×N個)の発熱抵
抗体を省電力で駆動するために、前記N個発熱抵抗体を
M個発熱抵抗体から成るN個のブロックに分け、各ブロ
ックをタイミングをずらして駆動するブロック分割駆動
が一般的に利用されていた。
また、前記複数の発熱抵抗体の発熱非発熱を決定する
発熱選択信号において、予め決められた最大通電発熱抵
抗体数を超えないように、発熱させるべき発熱抵抗体を
事前にカウントし、前記最大通電発熱抵抗体数を超えた
場合には、前記発熱選択信号の中の発熱信号数を減らし
てまず通電し、跡に残った通電すべき発熱抵抗体に対応
する発熱選択信号を改めてセットして残りの通電を行う
通電数の制御の方法も用いられていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の従来のブロック分割駆動は、省電力を推し進め
るためにはブロック数Nを増やしていく必要があり、各
ブロックに駆動のタイミングを与えるストローブ信号が
増えてしまうという問題点があった。また、機械的に各
ブロックを順次駆動すれば、ブロックの中の全発熱抵抗
体が非発熱であっても一定時間ストローブを与えてしま
うため時間のロスとなってしまうという問題点があっ
た。さらに、ブロック分割における最大電力は、1ブロ
ック内の全発熱抵抗体が通電されるときであるが、その
ようなケースが常に有るわけでなく、結果的に電源は通
常有効に活用されていないことにる。また、前記通電数
制御は、カウンタを設け、発熱選択信号を常に調整、分
割転送していなければならず、この制御のためにCPUに
余裕がなくなったり、あるいは高速の演算処理を強いら
れるという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するために本出願人が先
に提案した特願平1−269767号、特願平1−269770号に
記載された自己温度調整の発熱抵抗体、あるいはスイッ
チング素子を含む発熱回路では、温度制御や、発熱のた
めの通電の完了動作は、きわめて単純な機構による内部
処理で済まされているため、外部からのCPU等による制
御における情報処理や制御処理量、処理速度上きわめて
有利な方式である。
一方、近年携帯機器など電池駆動を必要とする熱記録
装置の必要性が高まり、省エネルギー、省電力のニーズ
が高まっている。上述の自己温調型の熱記録素子などに
おいて、省電力化を推し進める上で、前述したようにブ
ロック分割駆動や通電数制御を利用すると、温度制御に
おいては負荷を無くしているものの、やはり処理速度な
どの問題が生じ易くなる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上述した省電力下でより高速の発熱処理を
実現するためになされたもので、容量の小さな電源であ
っても常にムダなく効率的に発熱を順次行うことがで
き、かつCPUの演算処理などに頼ることなく、発熱抵抗
体の駆動回路に簡単な回路を付加するだけで上述の機能
を発揮させる方法を提供している。
本発明は、通電によって発熱する発熱抵抗体とこの発
熱抵抗体に給電する電極とから成る複数の発熱回路およ
び、この発熱回路への通電を制御する複数のスイッチン
グ素子を備え、前記発熱回路が通電による発熱抵抗体の
温度上昇と共に前記発熱回路の抵抗が上昇し通電電流が
減少する特性を有し、前記スイッチング素子が通電電流
が特定値以下に減少すると通電をターンオフする機能を
有する熱記録素子などにおいて、前記一発熱回路と前記
スイッチング素子間の電圧などをモニタして、前記スイ
ッチング素子のターンオフを検出するターンオフ検出手
段を設ける。ターンオフ検出は、発熱完了あるいは通電
完了の検出であって、このターンオフが検出された後、
次に発熱すべき発熱回路の通電スイッチング動作を開始
する。この動作を順次発熱すべき複数の発熱回路に対し
行うものである。
〔作用〕
例えば定電圧を発熱抵抗体に印加し、スイッチング素
子をオンする(ターンオンする)と発熱抵抗体はジュー
ル熱によって温度上昇する。この発熱抵抗体の抵抗温度
係数が大きなプラスの値を持っているか、特定温度領域
を境に急に高い比抵抗となる相転移的な特性を持ってい
る場合、前記温度上昇によって前記発熱抵抗体の抵抗値
は大きな値となって、定電圧の元では、通電電流は通電
開始時に比べ小さな値となる。スイッチング素子がサイ
リスタの場合、通電電流がターンオフ電流になればスイ
ッチング素子のインピーダンスはきわめて高くなり、実
質的に通電を停止する。例えば、この通電開始以降の前
記サイリスタのアノードカソード間の電圧をモニタする
と、通電完了すなわちターンオフの時に前記電圧は大き
く変化し通電完了検出が可能である。
この通電完了検出がされたら検出信号を発し、次に発
熱すべき発熱回路に接続されたサイリスタのゲートにト
リガを与えターンオンさせる。上述の経過と同様に、発
熱抵抗体は温度上昇によって抵抗値を大きくし、通電電
流の減少によってサイリスタはターンオフする。このタ
ーンオフを検出し次に発熱すべき発熱抵抗体の発熱回路
に上述の方法で通電を開始する。
このように順次発熱すべき発熱抵抗体を駆動すること
で、ひとつの発熱抵抗体ずつ通電することが可能であ
る。上述の動作を複数並列に実行すれば、2つあるいは
3つの発熱抵抗体ずつ順に駆動することができる。
一般に熱記録素子などでは、複数の発熱回路の中で発
熱すべき発熱抵抗体とそうでない発熱抵抗体とが入り乱
れるが、通電すべきでない発熱回路がつぎに控えていた
場合は、スキップしてその次の発熱すべき発熱回路に接
続されたサイリスタをターンオンして通電すれば、通電
のない空白時間を節約できる。すなわち、発熱すべき発
熱回路だけを選んで、通電の休みなく、かつ通電の重複
なく順次駆動することも可能である。
通電の空白時間がない分電源は有効に使われ、かつ時
間のロスもなくなり、省電力かつ高速の発熱動作を実現
できる。
〔実施例〕
本発明の詳細を実施例をもって説明する。
第1の実施例 第1図は、本発明を用いたサーマルヘッドの平面図で
ある。グレージング処理されたアルミナセラミック、あ
るいはガラス、保温性の高い耐熱性樹脂等の基板(6)
上に、数百℃を境に低温側で金属的、高温側で非金属的
な電気伝導度特性を持つ材料からなる薄膜の発熱抵抗体
(1)を設け、この発熱抵抗体の一端を個別電極(2)
と接続し、他端を第1の共通電極(3)と接続する。上
記個別電極はスイッチング素子(10)と接続されてい
て、本実施例では、サイリスタを用いている。(5)は
上記スイッチング素子(10)と接続された第2の共通電
極である。サーマルヘッドとしては前記スイッチング素
子(10)および第2の共通電極(5)を設けず、記録機
器として別個に設けても構わない。
記録データに応じて金属非金属転移をする各発熱体
(1)に1:1で接続されたサイリスタ(10)のゲート(1
1)に任意のタイミングでターンオン信号を入力し、上
記サイリスタ(10)をオンさせる。(100)は、上記サ
イリスタのゲート(11)に入力する制御信号を処理す
る、バッファや論理ゲートからなる制御回路である。
第1の共通電極(3)にはプラス電位、第2の共通電
極(5)にはマイナス電位が印加されており、上記サイ
リスタがオンすることによって、発熱抵抗体(1)に
は、上記プラス、マイナスの電位差がほとんど印加され
た状態となって、電流が流れ始める。発熱抵抗体は、こ
の通電によりジュール熱を発生し、昇温を開始する。発
熱抵抗体(1)の温度が、この発熱抵抗体を構成する材
料のもつ金属非金属転移温度に達すると、例えばCrをド
ープした酸化バナジウムの発熱抵抗体であれば、この発
熱抵抗体に流れる電流値が2〜3桁小さくなり、前記サ
イリスタのターンオフ特性の適当な素子を選んでおく
と、発熱抵抗体の通電電流の遮断によって、前記サイリ
スタはターンオフする。一度ターンオフするとゲート
(11)にターンオン信号を入力しない限り再び発熱抵抗
体(1)に通電することができないため、発熱抵抗体
(1)における発熱は停止する。すなわち、発熱抵抗体
(1)は、通電によって前記相転移温度まで昇温すると
自動的に発熱を停止し、次のサイリスタのターンオン信
号入力まで冷却待機することになる。
第2図は、サイリスタのゲートに与えるターンオン信
号を出力処理する前記制御回路構成を表す。(101)は
シフトレジスタであって、D型フリップフロップ(10
2)で構成されている。このシフトレジスタには、シフ
トレジスタの各ビットに対応する発熱抵抗体が、発熱す
べきか発熱すべきでないか、すなわち、記録すべきビッ
トか記録すべきでないビットかの画信号が入力される。
(103)は、第1図に示したサイリスタと、前記シフト
レジスタのフリップフロップ(102)出力を受ける画信
号入力端子(104)と、発熱抵抗体(1)に通電を開始
するためのトリガ信号入力端子(105)と、次のビット
の発熱抵抗体に通電を開始するためのトリガ出力端子
(106)を有する回路である。
この回路(103)の例を第3図に示した。前記画信号
入力端子(104)にハイレベルの(以下‘H,と書く)入
力がある状態で、トリガ信号入力端子(105)にローレ
ベル(以下‘L,と書く)から‘H,に変化するパルス状の
トリガ信号が入力され,サイリスタ(110)のゲート(1
11)に、このトリガ信号と同じパルスが入力され、前記
サイリスタ(110)はターンオンし、発熱抵抗体(1)
に通電が開始される。前記あサイリスタは、前記画信号
入力端子が‘L,ればまたは前記トリガ信号入力端子が
‘L,の状態であればターンオンすることはない。
前記発熱抵抗体(1)とサイリスタ(110)のアノー
ドの間のポイント(112)にはインバータ(113)が接続
されており、共通電極(3)にプラス電位が印加されて
いれば、このインバータ出力は発熱抵抗体(1)が通電
すなわちサイリスタ(110)がオン状態のとき‘H,、非
通電すなわちサイリスタがオフのとき‘L,となってい
る。このインバータ(110)の先には、コンデンサ、抵
抗、インバータで構成された積分回路の遅れによる微分
パルス発生回路(114)があり、前記インバータ(113)
出力が‘H,から‘L,に変化したときだけパルス状の‘L,
出力をする。言い替えれば、前記回路(114)は、前記
発熱抵抗体(1)の通電が完了したときだけパルスを発
生する。
上述の一連の動作を含め、前記制御回路(103)の各
入力端子(104,105)の入力状態に対するトリガ出力端
子(106)の出力状態のタイミング図を、第4図A,Bに示
した。第4図Aから明らかなように、まず、画信号入力
が通電すべき状態にあるときは、トリガ信号が端子(10
5)に入力されると対応する発熱抵抗体へ通電が開始
し、発熱抵抗体の有する抵抗温度特性から電流を遮断
し、サイリスタがターンオフするときだけトリガ出力端
子(106)がトリガ信号を出力する。また、第4図Bか
ら明らかなように、画信号入力が通電すべきでない状態
にあるときには、トリガ信号が端子(105)に入力され
ると対応するサイリスタ(110)はオンせず、入力され
たトリガ信号がそのままトリガ出力端子(106)に出力
され、通電動作をスキップする。
前記トリガ出力端子は、次の隣接する発熱抵抗体に対
応する制御回路のトリガ入力端子につながっており、上
述の発熱抵抗体への通電、非通電動作が連続的に順次連
鎖反応的に実行される。非通電ビットが存在するとその
ビットはスキップされるので、時間的なロスなしで、常
にいずれかの発熱抵抗体が通電状態となる。
上述のように、複数の発熱抵抗体に対応する前記制御
回路(103)をシリアルに接続して通電動作をさせるこ
とで、シリアルに接続された範囲内では、通電される発
熱抵抗体が2つ以上になることなく、1発熱抵抗体分だ
け動作させるに足りる電源を持てばよいことになる。ま
た、前記複数の発熱抵抗体を複数のブロックに分け、こ
のブロック内では制御回路(103)をシリアルに接続
し、それぞれのブロックの第1ビット目に外部からトリ
ガ信号を入力させることで、発熱抵抗体の同時通電数
は、最大ブロックの数に一致し、この数の同時通電に足
りる電源を用意することで、より高速な順次駆動を効率
よく実現できる。
第2の実施例 第5図は、本発明によるサーマルヘッドのブロック図
である。制御回路(123)は、前述の第1の実施例の制
御回路に、より汎用性を持たせている。第6図は、この
制御回路(123)の内部回路の例である。第7図A,B,C,D
は、この制御回路の各入出力端子の各信号状態に対応す
るタイミング図である。
コントロール端子(127)に‘L,信号が入力されてい
る間は、複数のシリアルにつながった発熱抵抗体の制御
回路は前述の第1の実施例と全く同じ順次駆動の動作を
する。一方、コントロール端子(127)に‘H,信号が入
力されているときは、任意の発熱抵抗体が画信号によっ
て通電されるべきが否かの選択が与えられているにかか
わらず、トリガ信号入力端子(125)に入力されたトリ
ガはすぐトリガ出力端子(126)に出力されると同時
に、もしトリガが入力された回路に対応する画信号入力
が‘H,ならそこのサイリスタをターンオンさせる。か
つ、サイリスタがターンオフしても微分パルス発生回路
(134)が発生したトリガパルスはカットされ、トリガ
出力端子には出力されない。
すなわち、1発熱抵抗体ずつ順次通電動作させるモー
ドと、通電すべき発熱抵抗体を一斉に通電するモードを
前記コントロール端子(127)で選択できるものであっ
て、たとえば、携帯機器など一度に電流を確保できない
電池駆動の場合には、順次駆動のモードを選択し、ACア
ダプタなどを接続詞で電流を確保できる状態では一斉駆
動のモードを選択して高速に処理するなど、電源要領や
用途に応じてモードの使い分けができる。
第3の実施例 サーマルヘッドを持ちいた熱記録装置などでは、1列
の発熱抵抗体アレイの発熱動作と感熱紙の相対移動動作
のタイミングが重要で、1ラインの動作周期に合わせた
感熱紙の相対移動周期を実現しなければ、記録された文
字が前記相対移動方向に縮まったり延びたりしてしま
う。第8図は、本発明を利用した熱記録機器の記録紙搬
送モータの駆動回路を含むブロック図であって、前述の
第1、第2の実施例に示した、制御回路(103,123)の
トリガ出力を紙送り動作のトリガとして利用する回路ブ
ロックを示している。
前述の第1、第2の実施例のサーマルヘッドでは、複
数の発熱抵抗体アレイの発熱によって記録される1ライ
ンの記録動作が、順次駆動した場合発熱抵抗体を含めた
駆動制御回路(103,123)内部で処理されてしまうた
め、1ラインの記録完了の時点が不明確であって、かつ
1ラインに含まれる通電すべき発熱抵抗体の数などによ
って1ラインの記録に必要な時間は大きく変化する。
しかし、シリアルにつながれた最終段の制御回路のト
リガ出力端子のトリガ出力は、このシリアルにつながれ
た発熱抵抗体群の発熱動作完了信号と見なすことができ
る。従って、第8図のように、前記最終段のトリガ出力
を紙送りあるいはヘッド送りモータ(143)の駆動制御
回路(141)の駆動タイミングを与える入力端子(142)
に接続し、入力端子に入力されたトリガのタイミングを
基にモータを駆動することで、容易に発熱抵抗体群の発
熱動作と感熱紙の相対移動動作を同期させることができ
る。
同様に、発熱抵抗体群の1回の一連の発熱動作に続く
次の回の、一連の発熱動作を開始するタイミングを与え
るタイミング信号として、前記最終段のトリガ信号出力
を利用することも、記録機器の構成を簡略化することに
役立つ。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、本発明は、 わずかな入力信号を与えるだけで多数の発熱抵抗体を
1つずつ順次駆動でき、発熱抵抗体駆動の外部制御回路
の負荷が著しく軽くなる 発熱すべき発熱抵抗体が少ない場合も、つねに発熱す
べき発熱抵抗体だけをアクセスして発熱させるため時間
のロスがない 発熱抵抗体の通電のためのトリガ信号が、記録紙の送
りタイミング信号や、発熱抵抗体群の次回の発熱開始タ
イミング信号として利用でき、装置の回路軽減に役立つ 同時通電発熱体数を少なく制限でき、かつ、上記の
理由によって、小さい容量の電源でも効率よく利用でき
る 等の優れた効果を発揮する発熱抵抗体の駆動方法を提供
するものであって、サーマルヘッド、感熱記録装置、通
電熱記録装置、サーマルインクジェット装置などの省電
力化や制御の簡略化に役立つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を用いたサーマルヘッドの平面図、第
2図は、第1図の発熱抵抗体駆動回路のブロック図、第
3図は、第2図の制御回路内部を表す図、第4図は、第
3図の入出力タイミング図、第5図は、本発明を用いた
別の発熱抵抗体駆動回路のブロック図、第6図は、第5
図の制御回路内部を表す図、第7図は、第6図の入出力
タイミング図、第8図は、本発明を用いた熱記録装置の
発熱抵抗体駆動部とモータ駆動制御部のブロック図であ
る。 1……発熱抵抗体 3……共通電極 10,110……サイリスタ 101……シフトレジスタ 102……フリップフロップ 104,124……画信号入力端子 105,125……トリガ入力端子 106,126……トリガ出力端子 111……サイリスタゲート 114……134.微分パルス発生器 127……コントロール端子 141……モータ駆動制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/355

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通電によって発熱する発熱抵抗体とこの発
    熱抵抗体に給電する電極とから成る複数の発熱回路およ
    び、この発熱回路への通電を制御する複数のスイッチン
    グ素子を備え、 前記発熱回路が通電による発熱抵抗体の温度上昇と共に
    前記発熱回路の抵抗が上昇し通電電流が減少する特性を
    有し、 前記一発熱回路の通電電流減少を検出する検出手段と、
    この通電電流減少の検出の後、次の発熱回路の通電スイ
    ッチング動作を開始する通電開始手段とによって、前記
    複数の発熱回路を順次通電駆動することを特徴とする発
    熱抵抗体の駆動方法。
  2. 【請求項2】前記発熱回路が通電による発熱抵抗体の温
    度上昇と共に前記発熱回路の抵抗が上昇し通電電流が減
    少する特性を有すとともに、前記スイッチング素子が通
    電電流が特定値以下に減少すると通電をターンオフする
    機能を有し、 前記一発熱回路の通電動作における前記スイッチング素
    子のターンオフを検出するターンオフ検出手段と、この
    ターンオフ検出の後、次の発熱回路の通電スイッチング
    動作を開始する通電開始手段とによって、前記複数の発
    熱回路を順次通電駆動することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の発熱抵抗体の駆動方法。
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