JPH05192Y2 - - Google Patents

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JPH05192Y2
JPH05192Y2 JP1990058096U JP5809690U JPH05192Y2 JP H05192 Y2 JPH05192 Y2 JP H05192Y2 JP 1990058096 U JP1990058096 U JP 1990058096U JP 5809690 U JP5809690 U JP 5809690U JP H05192 Y2 JPH05192 Y2 JP H05192Y2
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urn
bag
columbarium
buried
opening
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JP1990058096U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は納骨袋に関する。さらに詳しくは、故
人の遺骨を残さず埋葬でき、かつ、土中に埋葬し
たばあいに自然に分解しうる納骨袋に関する。
[従来の技術] 従来より、納棺された遺体の火葬後に故人の遺
骨を納めるために白磁製などの骨壺が用いられて
いる。この骨壺は、ある地方では遺骨を入れたま
ま墓地内に埋葬されるが、多くの地方では墓地の
敷地内に掘られた穴に遺骨だけを埋葬し、残つた
骨壺は別な場所に破棄されているのが実情であ
る。
したがつて、このように骨壺を破棄してしまう
地方では、粉末化して骨壺に付着した遺骨は手近
な布などでぬぐうか、あるいはやむなく骨壺ごと
破棄しなければならない。
また、遺骨は仏教的観点からみれば土に還るの
が理想であるにもかかわらず、骨壺に入れて埋葬
したばあいには、骨壺内で水になるまでに長い年
月を要する。その一方、遺族の感情からいえば、
遺骨だけを土中にそのまま埋葬するのは忍びな
い。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、かかる問題を解消し、故人の遺骨を
残さず埋葬でき、かつ、土中に埋葬したばあいに
は容器全体が自然に分解しうる手段を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案の納骨袋は、上端に開口部を有する有底
円筒状の袋であつて、開口部付近に紐が取りつけ
られており、天然繊維で調製されるとともに、お
経または仏画が施されてなることを特徴とする。
[作用] 本考案の納骨袋は、通常、あらかじめ骨壺本体
に収容しておく。納骨袋を骨壺本体に収容すると
きには、前記納骨袋の上端を下に折り返し、壺本
体の上端に係合させる。これにより納骨袋の開口
部が骨壺の上端で固定され、容易に遺骨を納める
ことができる。
墓地に埋葬するばあいは、納骨袋ごと遺骨を壺
本体から取り出し、埋葬する。
[実施例] つぎに、図面を参照しながら本考案の納骨袋の
実施例を説明する。
第1図は、本考案の納骨袋の一実施例を示す斜
視図、第2図は納骨袋を骨壺に収容する状態を示
す斜視図、第3図は第2図の納骨袋を骨壺に収容
した状態の断面図である。
第1図、第2図および第3図において、1は骨
壺の蓋体、2は納骨袋、3は骨壺本体、4は紐で
ある。
本考案の納骨袋2は、土中で分解するように、
木綿などの天然繊維で調製(編製または織製)さ
れたものであれば材質を選ばないが、とりわけ絹
を用いれば高貴な風合いがだされ、好ましい。
納骨袋2は、通常用いられる白磁製などの円筒
形の骨壺にすつぽりと納まるように、全体が円筒
形に形成されるのが望ましい。
納骨袋2の開口部付近には紐4を挿通するため
の環状の孔を設け、あらかじめ紐を挿通してお
く。紐4を挿通する環状の孔は、納骨袋2の側面
の布を二重にしたばあいには1cm程度の間隔で内
側の布と外側の布を縫合することにより容易に形
成することができる。
本実施例では、納骨袋2はあらかじめ骨壺本体
3に収容しておく。納骨袋2を骨壺本体3に収容
するときには、第3図に示されるように、前記納
骨袋2の上端を適当な長さに折り返し、骨壺本体
の上端に係合させる。これにより、納骨袋2の開
口部が骨壺本体3の上部開口部で固定されるとと
もに、納骨袋2が骨壺本体3の内面に実質的に密
着するようにひろげられるので、納骨が容易にな
る。
納骨袋2に内に遺骨が納められると、納骨袋2
の上端を骨壺本体3からはずし、納骨袋2を骨壺
本体3から取り出す。その際、前記紐4で開口部
を巾着状に縛れば容易に封をすることができる。
取り出された納骨袋2は、そのまま墓地に埋葬
され、骨壺本体3および蓋体1は破棄される。
なお、納骨袋2を紫色に染め、袋内部もしくは
外部あるいはその両方に金色や黒色などの染料
で、般若心経や観音経など各宗派のをお経を書い
たり、観音菩薩、弥勒菩薩などの仏像を描くこと
により、白色などの使用された繊維の素材そのま
まで使用するばあいよりも格段に高貴な風合いが
得られるとともに、故人を偲ぶ親族や知人などの
気持ちをやわらげることができる。
[考案の効果] 本考案によれば、故人の遺骨を骨壺内に残すこ
となく埋葬することができ、かつ、土中に埋葬し
たばあいには袋全体が自然に分解しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の納骨袋の一実施例を示す斜
視図、第2図は納骨袋を骨壺に収容する状態を示
す斜視図、第3図は第2図の納骨袋を骨壺に収容
した状態の断面図である。 図面の符号、1…骨壺の蓋体、2…納骨袋、3
…骨壺本体、4…紐。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端に開口部を有する有底円筒状の袋であつ
    て、開口部付近に封をするための紐が取りつけら
    れており、天然繊維で調製されるとともに、お経
    または仏画が施されてなることを特徴とする納骨
    袋。
JP1990058096U 1990-05-31 1990-05-31 Expired - Lifetime JPH05192Y2 (ja)

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JP1990058096U JPH05192Y2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31

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JPH0415925U JPH0415925U (ja) 1992-02-10
JPH05192Y2 true JPH05192Y2 (ja) 1993-01-06

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ID=31583397

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000051294A (ja) * 1998-08-07 2000-02-22 Takao Kuroi 納骨具
JP2001187095A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Sosenji 収骨箱用骨体収納袋

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JP2010035961A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Sanwa Shokai:Kk 遺骨用骨入れ

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JPH0415925U (ja) 1992-02-10

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