JP2001187095A - 収骨箱用骨体収納袋 - Google Patents

収骨箱用骨体収納袋

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JP2001187095A
JP2001187095A JP37381299A JP37381299A JP2001187095A JP 2001187095 A JP2001187095 A JP 2001187095A JP 37381299 A JP37381299 A JP 37381299A JP 37381299 A JP37381299 A JP 37381299A JP 2001187095 A JP2001187095 A JP 2001187095A
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JP
Japan
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bone
housing
box
storage bag
magnet
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JP37381299A
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Yoshie Suda
良江 須田
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SOSENJI
Original Assignee
SOSENJI
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収骨箱の設置場所及びその周囲の
倒壊、崩壊が生じ、各種破損物の突き刺さりや切り擦り
があっても破損することなく収納した骨体の飛び出し、
露出を防止する収骨箱用骨体収納袋とする。 【解決手段】 一部を開口した金属製収骨箱本体
の内壁面に磁石を複数個具備させ、その磁石で吸着され
吊持される骨体収納袋であって、強靱でフレキシブルな
素材で成形されていることとし、前記した素材として合
成繊維を用いたこととし、前記した素材として天然また
は人工の皮革を用いたこととし、前記した素材として金
属繊維または金属メッシュを介在させてあることとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は収骨箱用骨体収納
袋、特に遺骨を粉砕した粉骨や喉の中間にある甲状軟骨
の突起した部分(喉仏あるいは喉骨)を収納し、納骨壇
に設置する収骨箱内に磁力で吊持するための収骨箱用骨
体収納袋の改良に関する。
【0002】
【発明の背景】従来、遺体を燃焼させた後に残る遺骨は
骨壺に入れられ、墓地に埋葬されることが我国にあって
主流とはされているが、一部では墓地の不足や宗教的、
個人的な見解から、海等への散骨が増え、法的な整備も
なされれば、この散骨もさらに増加するものと思料され
る。
【0003】また、近時は墓地不足を反映して霊園や寺
院にあっても納骨壇が増えているが、スペ−ス的な問題
から骨壺も小型化され、霊園や寺院における余剰スペ−
スの解消も要請され、さらには少子化等に起因して永代
供養が増加し、無縁墓も増えており、収骨遺骨の処理が
急務となっている。
【0004】上記した点に鑑みて、出願人は納骨壇用と
して、必要スペ−スが小さくて済み、腐敗や異臭に強
く、加えて地震をはじめとする震動によって倒壊して遺
骨の散混を未然に防止する収骨箱を開発し、提案した
(特願平10−179646号)。
【0005】しかしながら、上記した収骨箱にあっては
骨体を袋体に収用し、磁石を利用して収骨箱内に吊持さ
せ衝撃を和らげ、収骨箱自体の倒壊時等に遺骨の散混を
防止することとしているが、袋体としてプラスチック製
のものを想定したため、納骨壇周域の倒壊、崩壊に起因
して、パイプ材や健材の破片等がその袋体に突き刺さ
り、あるいは切り裂いて中の骨体が散出してしまう虞が
あったところである。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明は係る従来の実情、問題
点に着目してなされたもので、収骨箱の設置場所及びそ
の周囲の倒壊、崩壊が生じ、各種破損物の突き刺さりや
切り擦りがあっても破損することなく収納した骨体の飛
び出し、露出を防止する収骨箱用骨体収納袋を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る収骨箱用骨体収納袋は一部を開口した
金属製収骨箱本体の内壁面に磁石を複数個具備させ、そ
の磁石で吸着され吊持される骨体収納袋であって、強靱
でフレキシブルな素材で成形されていることを特徴と
し、前記した素材として合成繊維を用いたことを特徴と
し、前記した素材として天然または人工の皮革を用いた
ことを特徴とし、前記した素材として金属繊維または金
属メッシュを介在させてあることを特徴としている。
【0008】
【作用】上記した構成としたことにより、基本となる収
骨箱自体の本来の目的を確実に達成して、納骨壇周囲に
倒壊、崩壊等が生じても骨体収納袋が破損してしまう虞
がなくなり、骨体の飛び出し、飛散そして散混を未然に
防止することができることとなるのである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施をす
るために用いられる収骨箱を示す側面図、図2は同じく
実施状態を示す平面図、図3は同じく収骨箱の正面断面
図、図4は同じく蓋体の銘板を分離させた正面図、図5
は同じく磁石の設置状態を示す部分斜視図、図6は同じ
く銘板を分離させた斜視図、図7は据置状態を示す部分
斜視図である。
【0010】これらの図にあって1は収骨箱本体を示し
ており、この収骨箱本体1は鋼等の磁化性金属により、
少なくとも上面を開口した方形に成形されている。ま
た、この収骨箱本体1は後述する蓋体を含め、全体に公
知の技術によって抗菌、抗臭処理が施されている。
【0011】この収骨箱本体1の底面には、収骨箱本体
1の周縁にフランジ部2aを有する底板2が設けられ、
収骨箱1の上面開口には前記した底板2と同形状とされ
た蓋体3が、やはり、収骨箱本体1の周縁にフランジ部
3aを形成して、着脱自在に備えられている。
【0012】この蓋体3の天面には一方に片寄せて平凹
穴4が形成されており、その平凹穴4には表面に故人の
戒名等の文字5・5…を表記した黄銅製の銘板6が嵌着
固定される。この銘板6の嵌着固定は平凹穴4内及び銘
板6の裏面に例えば両面テ−プを介在させたマグネット
シ−ト7a・7bを用いることによってなされ、脱落を
防止しつつ、資源としてのリサイクル使用の際の容易性
も図っている。
【0013】また、前記した収骨箱本体1の長手方向に
沿った内壁面には相対向して二対の磁石設置部8・8…
が形成されている。この磁石設置部8・8…は断面L字
状をしたアングルを対向させてあるもので上下方向に形
成されている。この各々の磁石設置部8・8…には中間
にアルミプレ−ト9を嵌装し、そのアルミプレ−ト9の
上下に板状磁石10・10を嵌装した構成となってい
る。
【0014】そして、底板2及び蓋体3の内面には前記
した磁石設置部8・8…と対応させてレ−ル状の磁石装
着部11・11…が形成されている。この磁石装着部1
1は断面L字形のアングル11aと、そのアングル11
aから内方に向けて突設させた突片11bとより構成さ
れている。
【0015】この磁石装着部11にあって、底板2の場
合はアングル11aの下方に棒状磁石12を挿通させ、
板状磁石10とアングル11aの屈曲部を介して直列的
に対向させるものとし、強力な磁力をもって底板2の収
骨箱本体1への吸着を図っている。
【0016】また、蓋体3にあっては突片11b側に磁
石13を保持させ、突片11bからアングル11aを介
しての吸着とし、底板2に比して、弱い力でもこの蓋体
3の着脱を可能としている。
【0017】さらに、収骨箱本体1を後述するように立
設した場合の下面、即ち、短手方向にあって銘板6から
遠い面の内側には全面に板状磁石14が装備され、上面
側の内面には対向するアングルより構成された磁石設置
部15が形成され、骨体収納袋19を吊持するための板
状磁石16が装備される。
【0018】ここで、この前記した骨体収納袋19には
喉仏あるいは遺骨粉が収納されてバキュ−ム処理された
ものとなっており、外面一部に磁化性金属帯あるいは片
を備えるか、開口をチャック構成として磁粉を備えたも
のが使用され、その磁性体部分を板状磁石16に吸着さ
せることで、収骨箱1を立設した状態で内部で吊持され
るようにしてある。
【0019】また、この骨体収納袋19は納骨壇の倒
壊、崩壊等に際して破損することがないように強靱な素
材が用いられ、具体的にはフレキシブルな合成繊維、天
然あるいは人工の皮革、そして、金属繊維や金属メッシ
ュを介在させたもの等が使用されることとなる。
【0020】前記した骨体収納袋19に骨体が入れられ
内部に吊持された収骨箱本体1・1…は図7に示すよう
に納骨壇17の棚部18・18…上に立設状態で据置さ
れる。この際、少なくとも棚部18・18…の表面に磁
性金属板等を敷設することによって前記した板状磁石1
4が作用して、収骨箱本体1・1…を吸着安定させる作
用が得られる。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る収骨箱用骨体収納袋は上述
のように構成され、使用される。そのため、地震等によ
って納骨壇周囲が倒壊、崩壊したとしても骨体収納袋は
破損してしまう虞がなく、内部の骨体の飛び出し、飛
散、散混が生じてしまう虞がない。また、この骨体収納
袋自体にも故人の戒名等を記しておけば収骨箱1内から
骨体収納袋が離脱しても、後に収拾を容易につけられる
こととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施をするために用いられる収骨箱を
示す側面図である。
【図2】実施状態を示す平面図である。
【図3】収骨箱の正面断面図である。
【図4】蓋体の銘板を分離させた正面図である。
【図5】磁石の設置状態を示す部分斜視図である。
【図6】銘板を分離させた斜視図である。
【図7】据置状態を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 収骨箱 2 底板 3 蓋体 4 平凹穴 5 文字 6 銘板 7a マグネットシ−ト 7b マグネットシ−ト 8 磁石設置部 9 アルミプレ−ト 10 板状磁石 11 磁石装着部 12 棒状磁石 13 磁石 14 板状磁石 15 磁石設置部 16 板状磁石 17 納骨壇 18 棚部 19 骨体収納袋

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部を開口した金属製収骨箱本体の内壁
    面に磁石を複数個具備させ、その磁石で吸着され吊持さ
    れる骨体収納袋であって、強靱でフレキシブルな素材で
    成形されていることを特徴とする収骨箱用骨体収納袋。
  2. 【請求項2】 前記した素材として合成繊維を用いたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の収骨箱用骨体収納袋。
  3. 【請求項3】 前記した素材として天然または人工の皮
    革を用いたことを特徴とする請求項1に記載の収骨箱用
    骨体収納袋。
  4. 【請求項4】 前記した素材として金属繊維または金属
    メッシュを介在させてあることを特徴とする請求項1、
    請求項2または請求項3に記載の収骨箱用骨体収納袋。
JP37381299A 1999-12-28 1999-12-28 収骨箱用骨体収納袋 Pending JP2001187095A (ja)

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JP2021194163A (ja) * 2020-06-11 2021-12-27 法月株式会社 遺骨収納体、仏壇、遺骨収納体の収納方法及び遺骨収納体の形成方法

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