JP3622916B2 - 小動物用営巣箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明はハムスターなどの愛玩用小動物の営巣箱および飼育装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭におけるハムスターなどの愛玩用小動物の飼育装置は一般には飼育籠又は飼育槽を用いる。巣はプラスチックなどでできた巣箱などが市販されている。地中に複数の部屋を持って営巣するハムスターの習性に着目した地中環境を模した飼育器としては、横から営巣状況を鑑賞する方式の特許公開広報「特開平10−056903号」げっ歯類小動物用鑑賞飼育容器がある。しかし、既存の飼育籠又は飼育槽と組み合わせて使用できる複数の部屋を持った扁平な形の営巣箱でかつ上部から除き見る方法で営巣状況を観察し容易に掃除が出来る営巣箱は無い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ハムスターなどの愛玩用小動物が巣の中に居る状態のそのままを観察したい。また、ハムスターなどの愛玩用小動物の多くは地中に複数の部屋を造って営巣する習性があるので、寝室や貯蔵室やトイレや産室など複数の部屋を有した営巣箱で飼育する方が自然である。複数の部屋を有して、その部屋の中を観察する手段を有して、各部屋の掃除が容易にできる構造の営巣箱があったら、多くの人がハムスターなどの愛玩用小動物をより自然に近い環境で飼育し観察することができる。
【0004】
また、本発明の営巣箱と籠を組み合わせれば、営巣箱と籠が一体化したハムスターなどの愛玩用小動物用の飼育装置ができる。
【0005】
1つの飼育装置に2匹を別々に飼育することができたら場所効率も良い。生活圏を左右または前後に分離して、外見は1つでも中に2つの独立した生活圏を作れば、2匹をお互いに隔離した状態で飼育することができるので縄張り意識が強いハムスターなどを番で飼育することもできる。
【0006】
本発明の営巣箱を既存の飼育籠または飼育槽と連結して使用したい。ハムスターなどの愛玩用小動物が行き来できる連絡通路があれば既存の飼育籠または飼育槽に本発明の営巣箱を巣箱として使用することができる。
【0007】
ハムスターなどのげっ歯類小動物を飼育する際には歯と爪の伸び過ぎには特に注意を要する。齧って歯を減らす、掘って爪を減らすなどの行動を誘発する物が営巣箱の中に備わると良い。さらにハムスターなどのげっ歯類小動物の歯や爪が伸びすぎないように自然に近い方法ですり減らせる設備があれば健康を保てる。
【0008】
家の中でハムスターを自由に遊ばせたい。そのときに危険なところに入り込んだり室外に逃げ出したりしないように衝立として使用する小型の柵または壁が有ったら良い、なお、衝立は人に安全な形状でなければならない。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、ハムスターなどの愛玩用小動物の多くが地中の穴に複数の部屋を持って営巣する習性に着目した。また、巣箱の中のハムスターなどの愛玩用小動物の多くは音や振動には極めて過敏であるわりには巣の中に光が入っても強い拒否反応は示さず、むしろ静かで周囲が動かなくて体が周りのどこかに触れ続けてさえいれば安心している様子である。この性質を利用して、天井を透明にして天井越しに静かに覗ける営巣箱を作れば、ハムスターなどの愛玩用小動物にストレスを与えることなく巣の中を観察することができる。本発明のハムスターなどの愛玩用小動物の営巣箱は巣の中を上から観察するための透明な天板を持ち、かつ、平時の遮光のための遮光板を併せ持ったものである。さらに、中に通路と複数の部屋を有し、掃除を容易にするために上部構造物を自在に開閉できるようにしたものなどがある。
【0010】
巣の天井または巣箱の天板などの名称の巣の中から見上げて第一番目の構造物を透明なガラス板または透明な合成樹脂板を用いて透明に造り透明な天板とする。さらに、巣の中を遮光するために遮光機能を有した素材からなる板状またはシート状または蓋状の遮光物を前記の透明な天板の上に重ねる遮光板とした。このことにより、平時には巣の中を遮光しておき、観察する時には巣の中を上から透かし観ることができ、静かに巣の中を観察するという課題を解決する営巣箱ができた。営巣箱箱部の材料は合成樹脂または木材や草などの植物または土や粘土を素材として、形状は、箱型の他に丸型など自然の巣に似せた器状の形などでも良く、出入り口は側面に設けるが、巣箱の設置場所によっては上部または下部に設ける場合もある。なお、以下に用いる透明な天板という名称は、前記の通り巣の中から見上げて第一番目の構造物を透明なガラス板または透明な合成樹脂板を用いて透明に造った物と定義する。併せて、以下に用いる遮光板という名称は、透明な天板の上に位置して巣の中の遮光の役割を果たす板状またはシート状の物質または蓋や装飾屋根などに加工した物質の総称と定義する。またハムスターなどの愛玩用小動物とは、げっ歯類の小動物および本発明の営巣箱に営巣することができる愛玩用小動物すべてを対象とする。
【0011】
透明な天板および遮光板を有した上部構造物を自在かつ簡単に着脱できる、または、自在に開閉できる構造を持った営巣箱であり、透明な天板を外す主な目的は巣の中の掃除の時であり、遮光板を外す主な目的は巣の中を観察する時である。固定するのはハムスターなどの愛玩用小動物が中から持ち上げたり、外から動かさないようにするためである。よって固定は、透明な天板か遮光板のいずれか一方固定すれば良い。透明な天板を固定すれば遮光板は載るだけになり、遮光板を固定すれば透明な天板は遮光板に押さえられて動かない。なお、透明な天板と遮光板の両方を固定する場合もあり、透明な天板と遮光板を重みで固定する場合もある。なお、巣籠の中に入れる小型の営巣箱の場合は遮光板を動かされないように遮光板を固定する方法が良く、大型の営巣箱の場合は透明な天板を固定すれば観察の時に遮光板を取り除くだけで観察できる。その他に透明な天板または遮光板のいずれか一方あるいは双方をスライドしてロックする方法などがある。遮光板の固定装置は観察時に静かに取り除くかまたは取り外すために簡単に着脱できて着脱時の動作音や振動が生じない構造であることが重要であり、固定装置はフックやトンボやピンなど、前記の動作音や振動が生じない構造の固定装置を用いる。また、上部構造物の一辺を番などで営巣箱箱部に留めて開閉型にする方法などもある。
【0012】
また、営巣箱は内側の最大寸法を幅10センチメートル以上60センチメートル未満、奥行き5センチメートル以上40センチメートル未満、高さ3センチメートル以上12センチメートル未満とする。営巣箱の寸法は対象にする動物の寸法に合わせる。部屋の数などの巣箱の規模は前記の寸法の範囲の中で任意に決める。営巣箱は、形が扁平であり、中に2室以上20室未満の部屋を有し、かつ、それぞれの部屋に通じる通路を有する。部屋の形は立方体でも、自然の巣の形に似せた不定形でも良い。部屋や通路の作り方は仕切り板で仕切る方法、または、1つの区画や複数の区画から成るユニットを組み合わせる方法、または、営巣箱箱部全体を一体成型で作る方法、または、部材を提供して飼育者が組み立てるキット式の方法などがある。透明な天板は1区画ごとに独立して設ける場合と複数の区画ごとに分割して設ける場合と、営巣箱全体を1枚でカバーする場合がある。透明な天板の上には遮光板が載って巣の中を遮光する。外部との出入り口は透明な天板および遮光板などの上部構造物あるいは側板あるいは底板のいずれかの任意の場所に少なくとも一つ、穴を開けるなどの手段で設け、出入り口には他の飼育籠などと繋げる連絡通路を取り付けるための、はめ込むとかクリップやピンで固定するなどの取り付け機能を持たせる。なお、小型の営巣箱の用途は既存の飼育籠や飼育槽の中に設置して用いると良く、大型の営巣箱の用途は飼育籠や飼育槽の外付けや次に述べる一体型飼育装置に適する。
【0013】
本発明の営巣箱に籠の機能を組み合わせることによって、営巣箱と籠を一体化した飼育装置ができる。前記の飼育装置は本発明の営巣箱の上に籠を載せて、固定装置で固定して一体化してハムスターなどの愛玩用小動物用の飼育装置とした。一体化の基本構造は、下から、営巣箱箱部、透明な天板、遮光板、籠部底板、籠部の順に重なる。籠部はフック方式あるいはピン方式あるいはベルト方式などの簡単な構造の固定装置で営巣箱箱部と着脱する。固定装置はバネなどの衝撃音や振動が生ずる構造のものは避けるが、使用する場合には衝撃音や振動が生じないように対策を講ずる。営巣箱部と籠部との間の通行には籠部底板から遮光板と透明な天板まで貫通した穴を営巣箱との出入り口として設ける。但し透明な天板がガラス製の場合には穴の加工がコストアップになるので、出入り口にあたる部分を合成樹脂などに代えて穴加工を容易にする場合もある。なお、同じ一体化の手法で上部に飼育槽を一体化することもできる。
【0014】
一体化した請求項4のハムスターなどの愛玩用小動物の飼育装置の生活圏全体を左右または前後に分離する。籠部の分離は、空間を左右または前後に2分するように隔壁を設けるなどの方法で行う。あるいは、籠部には独立した半分の大きさの籠を2つ並べて置いて、遮光物と透明な天板も籠部の大きさにあわせて2分して、どちらか一方だけの観察や掃除が出来るようにすることも可能である。籠部の開口部を左右の籠部の側面または上面に設け、営巣箱部と籠部との間の通行には籠部底板から遮光板と透明な天板まで貫通した穴を営巣箱との出入り口として設ける。営巣部の箱部は通路に隔壁を設けるなどの方法でお互いを隔離する。ただし、必ずしも互いを等分する必要は無く、むしろ番で飼育する場合は雌用に産室や子供の活動域を余分に設けるなどの配分を隔壁の設置場所で調整すると良い。
【0015】
本発明の営巣箱を、既存の飼育籠に外付けで増設することができる。増設はハムスターなどの愛玩用小動物が自由に行き来するための連絡通路を本発明の営巣箱と飼育籠の間に設けることで可能になる。連絡通路は合成樹脂製のパイプや既存のハムスター用の遊具パイプのようなものでもよく、一方に既存の飼育籠の開口部に接続し固定する機能の装置を設け、もう一方に本発明の営巣箱の出入り口に接続し固定する機能の装置を設ける。連絡通路は自在に曲げたりカーブさせることができて、長さ調節機能と分岐機能を有した継ぎ手機能を有する。また、飼育槽の場合は通路の先端が飼育槽の底に届いていればハムスターなどの愛玩用小動物は行き来ができるので、飼育槽にも営巣箱を増設することが可能となる。
【0016】
合成樹脂や植物や鉱物や動物の骨などのハムスターなどのげっ歯類小動物が齧っても無害で安全な素材を、そのまま使用するか、あるいは砕いて、ハムスターなどのげっ歯類小動物が齧り取ることができて、かつ、ハムスターなどのげっ歯類小動物の歯も同時に磨耗する程度の硬さに固めて、厚さ2ミリメートル以上20ミリメートル未満の板状に加工した材料、または前記の素材を太さ2ミリメートル以上20ミリメートル未満の棒状に加工した材料からなる、ハムスターなどのげっ歯類小動物が齧ることを促すように営巣箱の部屋の入り口や通路に、齧り広げることによって通過可能な障害物として設置する、ハムスターなどのげっ歯類小動物用の齧り物である。設置のために本発明の営巣箱の部屋の出入り口や通路に溝または窪みまたはガイドまたは突起など、齧り物を設置する手段をあらかじめ設けておく。前記の齧り物を設置した部屋に入る、または設置した通路を通り抜けるには、ハムスターなどのげっ歯類小動物自らが齧り広げなければならないように仕向けることで、げっ歯類特有の齧ることで歯の健康を保つ有効な道具になる。さらに、この齧り物は素材にミネラルやビタミンなどの栄養補助物質を加えておけば、齧り食べることによる栄養補助食品とすることもできる。なお、齧り物の表面が平らな場合は、齧り付き易いように小穴や切欠きを設ける。
【0017】
粘土や土や砂や草木のチップや動物の骨や合成樹脂など、ハムスターなどの愛玩用小動物が口や頬袋に入れて運んでも無害で安全な素材を、ハムスターなどの愛玩用小動物の爪を使って掻き崩せてかつハムスターなどの愛玩用小動物の爪も同時に磨耗する硬さである乾燥した地面程度の硬さに固め、本発明の営巣箱の任意に選んだ部屋や通路にはめ込むまたは埋め込むなどの方法で、堀り広げることによって除去可能な障害物として、設置する。前記の掘る物を設置した部屋に入ろうとするか、前記の掘る物を設置した通路を通り抜けようとればハムスターなどの愛玩用小動物自らが堀崩さなければならないように仕向けることで、地中生活するハムスターなどの愛玩用小動物特有の穴掘り運動をさせて爪をすり減らして健全な状態に保ちその上に運動不足を補いストレス解消の効果も期待できる地中を模したハムスターなどの愛玩用小動物用の掘り物。なお、ハムスターなどの愛玩用小動物が自ら穴掘り活動に取り掛かりやすいように前記の掘る物の表面に小穴や切欠きをあらかじめ設けておくと効果がある。なお、前記の素材は無害で安全で必要な硬さがある物であれば何でも良い。固め方は粘土や土と混ぜて乾燥して固めて自然な地面または日本壁に似せたものが効果が有るが、合成樹脂や粘着材などを固着剤としたものでも良く、材料を提供して飼育者が固める方法でも良い。
【0018】
本発明はハムスターの行動域を制限する衝立であり、安定を保つ足の部分と、壁または柵の部分と、上部の滑らか斜面からなる。滑らか斜面は表面を合成樹脂または金属またはガラスまたは陶磁器を素材として、表面をハムスターの爪が立たない硬さと滑らかさに加工した物であり、かつ、乗り越えようとするハムスターの手掛かり足掛かりを与えないための一定の角度で一定の長さの下向きの斜面または滑り落ちるように下向きに傾斜した曲面からなる。衝立は前記の滑らか斜面を上部に備えた、高さが8センチメートル以上20センチメートル未満で、衝立の横方向の長さは任意でかつ直線でまたは曲線で横方向へ継ぎ足して展開する機能を有する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態として実施例を図1〜図17に基づいて説明する。
【0020】
図1に示される実施例の通り、本発明の営巣箱は営巣箱箱部1に透明な天板2と遮光板3を有することを特徴とする。図1は営巣箱箱部1の上に透明な天板2を中蓋状に落とし込んで、営巣箱箱部の縁に設けた固定装置4、5で固定して、上に遮光板3を載せた実施例である。出入り口6は図では丸くなっているが成型効率上U字型または逆U字型などでも差し支えなく形は問わない。くぼみ7は観察の時に遮光板3を取り易くして、かつ、掃除の時に透明な天板2を取り易くするための指掛けのものであるが遮光板および透明な天板に取っ手やテープなどの摘む部分を設けるなど、持ち上げる手段を有していればこのくぼみ7は必要でない。なお、図1の固定装置4、5の実施例ではトンボを用いた。固定方法について図では説明していないが遮光板の上から固定装置4、5で固定しても良い。図2は透明な天板の固定の方法と遮光の方法が図1とは異なる例であり、営巣箱箱部8の上に透明な天板9を置き、蓋の形状をした遮光板10を被せる方法の図である。蓋の形状をした遮光板10が透明な天板9の厚みの分も包み込むので透明な天板の厚み部分から漏れる光の遮光まで確実に行い、かつ、透明な天板9を定位置に保持する役割をする。固定装置11は、透明な天板9ごと遮光板10を営巣箱箱部8に固定するもので、実施例ではフックを用いた。図1および図2で説明した通り、上部構造物の固定方法には透明な天板を固定する場合と、遮光板を固定する場合と、その他に透明な天板と遮光板両方を固定する場合と、あるいは固定手段は設けずに重さで動かないようにする方法などがある。また固定手段は図で示したフックやトンボのほかにピンやベルトなど固定用具を用いたり、スライドしてロックするなど、形式は自由であり、固定手段は問わない。ただし、固定や解除の動作時に音や振動を発しないかまたは発しないように対策を施した固定手段である必要がありこれは静かに観察するための必須条件になる。また、遮光の方法は透明な天板の縁を不透明に塗りつぶすことで厚み部分から漏れ入る光を防ぐ方法などがある。
【0021】
次に、本発明の営巣箱は営巣箱箱部の中に複数の部屋と通路を有することを特徴とする。図3は営巣箱箱部12の中に部屋13と通路14を仕切り15で造った実施例である。仕切り15には部屋出入り口16を各々の部屋に設ける。透明な天板17は営巣箱箱部12の側板19の内側に落とし込んで定位置に置き、上に遮光板18が載る。遮光板18は固定装置20で営巣箱箱部12に固定する。なお固定装置20はフックを用いた例である。側板19には透明な天板17に指を掛け易くするくぼみ21を設けて遮光板18と透明な天板17の自在の取外しを容易にする。なお、図3では説明していないが、透明な天板の取外し方法は透明な天板に摘む部分を設けるとか、テープを引っ張ると透明な天板が持ち上がるようにするとか、静かに簡単に取外せれば方法は自由であり、遮光板は遮光機能を有していればシート状の物質でも装飾の屋根などでも良く、必ずしも板状でなくても良い。出入り口は営巣箱箱部12の側板19の通路14にあたる部分に側方出入り口22を設ける。ただし出入り口については、上方出入り口23を設ける場合があり、その場合は透明な天板17の通路14にあたる部分に穴を開けて、合わせて遮光板18にも穴を開けて上部へ貫通させる。また設置場所などの必要に応じて営巣箱箱部の低板24の通路14にあたる部分に下方出入り口25を設けることも出来る。垂直方向への出入り口の場合は穴の周辺に昇降のための手掛かりや足掛かりやステップを設けておくと良い。また、図3では説明していないが、透明な天板がガラス製の場合、上方出入り口の穴を開ける部分には合成樹脂を用いて加工コストを削減する方法もある。なお、出入り口には後に述べる連絡通路を容易に取り付けられる機能を備えて本発明の営巣箱を飼育籠の外で使用できる手段にする。なお、営巣箱箱部の部分は、全体を一体成型にしたり、仕切板などの部品や部屋ユニットなどを組み合わせて営巣箱箱部を造る方法などがある。図4は本発明の営巣箱の営巣箱箱部を合成樹脂や陶磁器または紙や粘土などの練って固めたものなどからなる一体成型した営巣箱箱部26の例である。一体成型の営巣箱の営巣箱箱部26は縁27とくぼみ28を有した、透明な天板を落とし込むタイプを例にした。出入り口30を入ると通路33があり通路33には部屋31の部屋出入り口32があり、時には通路を介さないで部屋から部屋の部屋出入り口もある。通気が必要な場合のために塞ぐこともできる通気孔34も設けておく場合もある。なお、図4においては一体成型の営巣箱箱部26のみを示したため、上部構造物とその固定装置は省略した。
【0022】
図5は本発明の営巣箱の上に従来の飼育籠の籠にあたる部分を重ねて一体化して飼育装置とした場合の模式図である。なお、営巣箱箱部41の内部構造の表現は省略した。図5では、下部の営巣箱箱部41の上に透明な天板42遮光板43の順に重なり、その上に籠部底板45を有した籠部44が載る。営巣箱部40と籠部44は容易に着脱できる構造の固定装置46で固定する。実施例では固定装置にフックを用いているがピン方式あるいはベルト方式など何でも良い。ただし、着脱はハムスターなどの愛玩用小動物にストレスを与えないように静かに行うことが重要であるため固定装置はバネなどの衝撃音や振動が生ずる構造のものは避けるかまたは衝撃音や振動が生じないように対策を講ずる必要がある。観察または掃除の手順は、固定装置46をはずして籠部44を取り除く。このとき遮光板43が露出する。遮光板43を除くと透明な天板42が露出して巣の中を透かし観て観察することができる。くぼみ47に指を入れて透明な天板42を持ち上げて除き、部屋および通路を露出させれば巣の中などを容易に掃除ができる。籠部44と営巣箱部40の間の出入り口48は籠部底板45と遮光板43と透明な天板42を貫通して営巣箱箱部の通路に直接通じる。但し透明な天板42がガラス製の場合には穴の加工がコストアップになるので、穴にあたる部分を合成樹脂などに代えて穴加工を容易にする場合もある。また、図5の実施例から遮光板43または籠部底板45のいずれか一方を省く構造もある。遮光版43を省略する方法は籠部底板45に遮光機能を兼ねさせる場合であり、籠部44を持ち上げると透明な天板42が露出する構造である。もう1つの方法は籠部44が籠部底板45を持たない場合であり固定したときに遮光版43が籠部底板45を兼ねる。なお、同じ一体化の手法で上部に飼育槽を一体化することもできる。
【0023】
図6は一体化した飼育装置全体を中ほどで縦に仕切って、互いに独立した2つの生活圏を有した2匹用飼育装置の模式図である。なお、営巣箱部の内部構造の表現は省略した。営巣箱部51は営巣箱部隔壁52で二つに分かれる。番で飼育する場合には雌用に産室や子供の活動域などの分を広く配分する場合もある。透明な天板53と遮光板54も営巣箱部51の営巣箱部隔壁52の位置で2分する。籠部55も籠部隔壁56で2分するが営巣箱部51の営巣箱部隔壁52の位置に必ずしも合わせなくても良い。籠部55と営巣箱部51の間の出入り口57は2つの生活圏にそれぞれに設ける。また、籠部には隔壁を用いずにそれぞれに独立した籠を2つ載せる形式でも良い。なお営巣箱部隔壁52は図では巣箱を半分にする板状に表現しているが、生活圏が隔離できれば通路に隔壁を設けるだけでも良い。なお、営巣箱部を2段重ねにして、二匹を上下に別れて営巣させる方法もある。この場合の下段の営巣箱部にも透明な天板を備えて観察ができるようにして、籠部との出入り口は上段の営巣箱部を筒状に隔離して通過する。
【0024】
図7は本発明の営巣箱を既存の飼育籠の外に接続して用いる場合の模式図である。連絡通路60を用いれば飼育籠61の外で本発明の営巣箱62を使用することができる。連絡通路60は透明な合成樹脂のパイプなどからなり、自在に曲げることができ、接続などの長さ調節手段を有する。営巣箱62の側方出入り口63には、はめ込むなどのハムスターなどの愛玩用小動物の動きなどでは容易には外れない方法で固定する。もう一方を飼育籠61の開口部64を通過して飼育籠61の中に入れ、開口部にはハムスターなどの愛玩用小動物が逃げないように連絡通路60を固定する。連絡通路60は二股または三又の分岐機能を有した継ぎ手によって本発明の営巣箱を複数連結することもできる。また、連絡通路65を図8の様に用いることで飼育槽66でも本発明の営巣箱67を使用することもできる。なお、図では説明していないが、本発明の営巣箱の上に飼育籠を重ねればスペース効率もよくなって一体化した飼育装置とほぼ同等の使用効果が得られる。
【0025】
図9、10、11は合成樹脂や植物や鉱物や動物の骨などのハムスターなどのげっ歯類小動物が齧っても無害で安全な素材を、そのまま使用するか、あるいは砕いてハムスターなどのげっ歯類小動物が齧り取ることができて、かつ、ハムスターなどのげっ歯類小動物の歯も同時に磨耗する程度の硬さに固めて、厚さ2ミリメートル以上20ミリメートル未満の板状に加工した材料、または前記の素材を太さ2ミリメートル以上20ミリメートル未満の棒状に加工した材料からなる、ハムスターなどのげっ歯類小動物が齧ることを促すように営巣箱の部屋の入り口や通路に、齧り広げることによって通過可能な障害物として設置するハムスターなどのげっ歯類小動物の齧り物である。設置のために本発明の営巣箱の部屋の出入り口や通路に溝または窪みまたはガイドまたは突起など、齧り物を設置する手段をあらかじめ設けておき、前記の齧り物を部屋または通路に障害物の様に設置して用いる。齧り物の表面は平面であるよりも凹凸がある方がハムスターなどのげっ歯類小動物が齧り始め易い。齧り物の凹凸の例は切り欠きや隙間などで良く、柵や格子の場合は齧り広げ易い太さと間隔にしておけば良い。前記の齧り物は、設置した部屋に入ろうとするか、または設置した通路を通り抜けようとすればハムスターなどの愛玩用小動物自らが齧り広げなければならないように仕向けることで、げっ歯類特有の齧ることで歯の健康を保つ有効な道具になる。さらに、この齧り物は素材にミネラルやビタミンなどの栄養補助物質を加えておけば、齧り食べることによる栄養補助食品の役割を兼ねることもできる。図9は板状に加工した齧り物70を、本発明の営巣箱の部屋出入り口71に設置する例で固定手段には設置用の溝72を用い、齧り物70には溝に合わせた凸部を設け、齧り始め易いように隙間73を設けておく。図10は板状に加工した齧り物75を、本発明の営巣箱の通路76に設置する例で、固定手段として設置用のガイド77を用いている。齧り始め易いように隙間78を設けておく。図11は円柱81を横柵状に並べた齧り物の例である。
【0026】
図12には掘る物を部屋に設置する例を示した。掘る物83は、粘土や土や砂や草木のチップや動物の骨や粒状または粉末状の合成樹脂など、ハムスターなどの愛玩用小動物が口や頬袋に入れて運んでも無害で安全な素材を、ハムスターなどの愛玩用小動物の爪を使って掻き崩せてかつハムスターなどの愛玩用小動物の爪も同時に磨耗する硬さである、乾燥した地面と同じ程度の硬さに結合剤などで固めた地中を模した固形物である。固め方は粘土や土と混ぜて乾燥して固めて地面に似せたものが理想であるが、結合剤や合成樹脂や粘着材などを使用したものでも良く、材料を提供して使用者が固める方法でも良い。実施は本発明の営巣箱の部屋84や通路に掘る物83を空間を塞ぐようにはめ込むまたは埋め込むなどの方法で任意に選んだ部屋や通路に設置する。掘る物83を設置した部屋84に部屋出入り口86から入ろうとするか、設置した通路を通り抜けようとればハムスターなどの愛玩用小動物自らが堀崩さなければならないように仕向けることで、地中生活をするハムスターなどの愛玩用小動物特有の穴掘り運動をさせて爪をすり減らして健全な状態に保ちその上に運動不足を補いストレス解消の効果も期待できる地中を模したハムスターなどの愛玩用小動物用の掘り物。なお、ハムスターなどの愛玩用小動物が自ら穴掘り活動に取り掛かりやすいように小穴85や切欠きをあらかじめ設けておくと効果が早く現れる。使用方法はあらかじめ部屋や通路にはめ込める形に作っておくか、飼育者がカットして使用できるようにブロック状にしておく。
【0027】
図13、14、15、16はハムスターを部屋で放し飼いにする場合の行動域を制限する衝立の例である。本発明の衝立は安定を保つ足の部分と壁または柵の部分と、上部の滑らか斜面からなり、高さは8センチメートル以上20センチメートル未満とコンパクトで横方向へは直線でまたは曲線で継ぎ足して展開する機能を有する。また、室内用であるから、尖った部分などがなく人に安全な形状でなければならない。さて、本発明の特徴である滑らか斜面とは、表面を合成樹脂または金属またはガラスまたは陶磁器を素材として、ハムスターの爪がかからない硬さと滑らかさに加工した表面を有し、かつ、乗り越えようとするハムスターの手掛かり足掛かりを与えないための一定の角度で一定の長さの下向きの斜面または滑り落ちるように下向きに傾斜した曲面からなる。なお、滑らか斜面は表面だけでよいので、他の素材に貼り付けた場合でも有効である。図13は材質に合成樹脂板または金属板を用いて折り曲げて作った例である。足部87と壁部88と滑らか斜面89が主な構成部分となる。図14は柵の上に本発明の滑らか斜面92を有した例であり、足部90と柵部91と曲面の滑らか斜面92からなる。図15は合成樹脂または金属またはガラスまたは陶磁器でできる形状の例であり平らな足部93と壁部94と曲面の滑らか斜面95からなる。図16は円筒を横にした例であり安定のための足部96と壁部97となる側面と滑らか斜面98となる上部からなる。なお、図13、14、15、16では、横方向へ直線でまたは曲線で継ぎ足して展開する機能の説明を省略してある。図17に滑らか斜面の角度と長さの範囲を示す。8センチメートル以上20センチメートル以内の高さにある頂点を点Aとして点Aから垂線AHを下ろし点Aを中心とした扇形ABCをつくる。このとき角HABは20度、角HACは75度、AB=AC=10センチメートルである。また、AB上に点Eを、AC上に点Dを置き、点Aを中心とした扇形AEDをつくる。このときAE=AD=2センチメートルである。図の斜線の台形扇型BCDEを本発明の範囲とする。Aを頂点として下りの傾斜面または曲面の一部が斜線の台形扇形BCEDの範囲に入るか触れる角度と長さを有している場合を本発明の滑らか斜面の傾斜角度と長さの範囲とする。なお、本発明の対象動物は小型で跳躍力が弱いハムスターなどが適しており、跳躍力が強いネズミやシマリスなどには有効でない。
【0028】
【発明の効果】
本発明は巣の中をいつでも観察できて、かつ、容易に掃除ができて、かつ、自然の習性に沿った方法でハムスターなどの愛玩用小動物を飼育するための営巣箱や飼育装置などに関するものであり、以下に記載されるような効果を奏する。
【0029】
営巣箱に透明な天板と遮光板を設けたことによって、ハムスターなどの愛玩用小動物に大きなストレスを与えることなく、飼育者がいつでも巣の中の生態を観察できるようになった。また、自在に着脱できる上部構造により、簡単に清掃できることから、巣を清潔な環境に保ちやすくなった。さらに、寝室を始めトイレや貯蔵室など複数の部屋を有する巣箱によって、ハムスターなどの愛玩用小動物に自然に近い営巣活動をさせることができる。本発明の営巣箱の上部を平らにして飼育箱を飼育籠または飼育層の中で使用すると、上に遊具などを置くスペースの余裕ができる。そして本発明の営巣箱は営巣箱箱部を一体成型することが出来るので安価に製造できる。
【0030】
本発明の営巣箱を飼育籠または飼育槽と一体化することでハムスターなどの愛玩用小動物の飼育装置が実現する。しかも、扱いやすくてローコストで生産できる構造である。
【0031】
一体化した飼育装置の生活圏を2分することで1つの飼育装置で2匹のハムスターなどの愛玩用小動物をお互いに隔離して飼育することが出来る。特に縄張り習性の強いハムスターには有効である。
【0032】
連絡通路を取り付けることによって既存の飼育籠などでも本発明の営巣箱を外付けで使用することができ、ハムスターなどの愛玩用小動物の営巣環境を向上させることができ、かつ、巣の中の観察がし易くなる。
【0033】
ハムスターなどのげっ歯類の愛玩用小動物の飼育において、歯の伸び過ぎは健康に直接害を及ぼすので注意が必要である。本発明の齧り物を営巣箱の中に設置すれば、自然な行動の中で齧り物を齧って歯の健康を保つことができる。また、食べることによって栄養補給ができる。
【0034】
本発明の地中を模した固形物を営巣箱の中に設置すれば、穴掘り活動を促すことになり、爪の伸び過ぎによる指の怪我などを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上部に透明な天板と遮光板を有した営巣箱の実施例であり、透明な天板を固定する例である。
【図2】上部に透明な天板と遮光板を有した営巣箱の実施例であり、遮光板を固定する例である。
【図3】上部に透明な天板と遮光板を有して、複数の部屋を持った営巣箱の実施例である。
【図4】複数の部屋を持った営巣箱の箱部の実施例であり、一体成型の例である。
【図5】複数の部屋を持った営巣箱の上に籠を載せて一体化して飼育装置とした場合の実施例の模式図である。
【図6】一体化した飼育装置を2匹飼育用にした実施例の模式図である。
【図7】営巣箱を既存の飼育籠に連結して使用する場合の連絡通路の使用例と使用方法の実施例である。
【図8】営巣箱を既存の飼育槽に連結して使用する場合の連絡通路の使用例と使用方法の実施例である。
【図9】齧り物の実施例と溝を用いて部屋入り口に設置する設置例である。
【図10】齧り物の実施例とガイドを用いて通路に設置する設置例である。
【図11】柵型の齧り物の実施例である。
【図12】掘る物の実施例と部屋に設置する設置例である。
【図13】壁型衝立の実施例である。
【図14】柵型衝立の実施例である。
【図15】置物型の衝立の実施例である。
【図16】円筒型衝立の実施例である。
【図17】滑らか斜面の範囲の説明図
【符号の説明】
1、8、12、41 営巣箱箱部
2、9、17、42、53 透明な天板
3、10、18、43、54 遮光板
4、5、11、20、46 固定装置
6、30、48、57 出入り口
7、21、28、47 くぼみ
13、31、84 部屋
14、33、76 通路
15 仕切り
16、32、71、86 部屋出入り口
19 側板
22、63 側方出入り口
23 上方出入り口
24 底板
25 下方出入り口
26 一体成型の営巣箱箱部
27 縁
34 通気孔
40、51 営巣箱部
44、55 籠部
45 籠部底板
52 営巣箱部隔壁
56 籠部隔壁
60、65 連絡通路
61 飼育籠
62、67 営巣箱
64 開口部
66 飼育槽
70、75、80 齧り物
72 設置用の溝
73、78、82 隙間
77 設置用のガイド
81 円柱
83 掘る物
85 小穴
87、90、93、96 足部
88、94、97 壁部
89、92、95、98 滑らか斜面
91 柵部

Claims (3)

  1. 天井あるいは天板などの名称の、巣の中から見上げて第一番目の構造物を透明なガラスまたは透明な合成樹脂を用いて透明に造って透明な天板(2、9、17、42、53)とし、さらに、巣の中を遮光するために遮光機能を有した合成樹脂または金属または木材または紙または布などの素材からなる板状またはシート状または蓋状の遮光物を前記の透明な天板の上に重ねる遮光板(3、10、18、43、54)とした、上から巣の中を透かし観る手段および巣の中の遮光手段を併せ持った、透明な天板(2、9、17、42、53)および遮光板(3、10、18、43、54)を上部構造物に有したハムスターなどの愛玩用小動物用の営巣箱。
  2. 前記上部構造物は、自在に着脱できる構造であることを特徴とする、請求項1記載のハムスターなどの愛玩用小動物用の営巣箱。
  3. 営巣箱の内側の最大寸法を幅10センチメートル以上60センチメートル未満、奥行き5センチメートル以上40センチメートル未満、高さ3センチメートル以上12センチメートル未満とした扁平な空間を有して、中に2室以上20室未満の部屋(13、31、84)を有し、それぞれの部屋(13、31、84)に通じる通路(14、33、76)を有し、外部との出入り口は側板(19)あるいは上部構造物あるいは底板(24)のいずれかの任意の場所に少なくとも一つ設けた、扁平な空間に複数の部屋(13、31、84)を持った、請求項2記載のハムスターなどの愛玩用小動物用の営巣箱。
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