JP2000051294A - 納骨具 - Google Patents

納骨具

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JP2000051294A
JP2000051294A JP10224056A JP22405698A JP2000051294A JP 2000051294 A JP2000051294 A JP 2000051294A JP 10224056 A JP10224056 A JP 10224056A JP 22405698 A JP22405698 A JP 22405698A JP 2000051294 A JP2000051294 A JP 2000051294A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】埋葬骨の墓石内への納骨に際し、信仰上の画ま
たは信仰上の文言が正立した状態で上、正面または側面
を向いて、参列者によく見えるようになる。 【構成】納骨袋20の底面には信仰上の文言25が印刷
され、この底面30には方形状の底面30の4つの隅角
31…をつなぐように、2本の吊り下げ紐32、32が
たすき掛け状で取り付けられている;骨壺の蓋を取り納
骨袋20を反転して逆さまにしてかぶせ、納骨袋20及
び骨壺を反転してひっくり返して骨壺を抜き出し、綴じ
紐24、24を納骨袋20の周囲に巻回させて、綴じ紐
24及び24を互いに強く結び、埋葬骨の入った納骨袋
20を再度反転させて、吊り下げ紐32、32を手で持
ったり、フックに掛けたりして、墓石の中に収納する。
これにより、信仰上の画または信仰上の文言が上を向く
ようになり、この反転状態を維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、墓石への埋葬骨の納骨
具に関し、特に、墓石に収納する骨の納骨具に関するも
のである。
【0002】
【従来技術】本件特許出願人は納骨具につき実用新案登
録出願を行い登録されている(実用新案登録第3011
696号)。この納骨具では、開口部を有する袋の表面
に信仰上の画または信仰上の文言が形成され、上記開口
部に当該袋の閉塞部が設けられている。この開口部より
埋葬骨を入れ、閉塞部を閉塞して、墓石の中に収納する
ものである。したがって、墓石周辺に埋葬骨が飛散する
ことが防止され、納骨具の表面に形成された信仰上の画
または信仰上の文言によって、より敬虔さを表すことが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この実用新
案に係る考案を更に改良するものである。本発明の目的
は、墓石への納骨の際に、信仰上の画または信仰上の文
言がよく見えるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、骨が収納された収納体を反転させて、収
納体の底の信仰上の画または信仰上の文言が正立した状
態で上、正面または側面を向くようにし、この反転状態
を維持するためのものであって、上記収納体の底部に形
成された吊り下げ部を設けた。
【0005】これにより、埋葬骨の墓石内への納骨に際
し、信仰上の画または信仰上の文言が上、正面または側
面を向いて、参列者によく見えるようになる。また、収
納体によって墓石周辺に埋葬骨が飛散することを防止す
ることができ、納骨具の表面に形成された信仰上の画ま
たは信仰上の文言によって、より敬虔さを表すことがで
きる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1及び図2は精霊納骨袋(納骨
具)20の斜視図を示す。図1は納骨袋20を上面側か
ら見た図であり、図2は納骨袋20を底面側から見た図
である。この納骨袋20の材質は綿100%の綿製布
(含むさらし、以下同じ)等であって、分解風化しやす
いものである。この納骨袋20は底部が閉じられた箱型
の袋状であり、縦20〜30cm×横20〜30cm×
高さ30〜40cmである。この箱型の5つの平面は5
つの平坦な布(平面布21…)からなり、それぞれが互
いに接合辺22…で縫合されている。この接合辺22…
では平面布21…の縁が内側へ折り返されて縫合されて
いる。
【0007】この納骨袋20の上面には開口部23が形
成され、この開口部23から喉仏を除くまたは喉仏を含
む埋葬骨が納骨袋20内に収納される。この開口部23
の縁も内側へ折り返されて縫合され解れ(ほつれ)が防
止されている。この納骨袋20の箱型の縦の接合辺22
であって、この開口部23の外側やや下には、綴じ紐2
4、24が取り付けられている。この綴じ紐24、24
の基部は、上記接合辺22で縫合される2つの平面布2
1、21の間に縫合されて固定されている。
【0008】納骨袋20内に埋葬骨が収納された後、こ
の綴じ紐24、24によって開口部23が収斂され、綴
じ紐24、24同士が互いに結びつけられることで、開
口部23が閉塞される。これにより納骨袋20から埋葬
骨が飛散することが防止される。
【0009】上記納骨袋20の底面30には、この方形
状の底面30の4つの隅角31…をつなぐように、2本
の吊り下げ紐32、32がたすき掛け状で取り付けられ
ている。この吊り下げ紐32、32の両端は、上記接合
辺22で縫合される2つの平面布21、21の間に縫合
されて固定されている。この吊り下げ紐32、32を手
で持ったり、フックに掛けたりして、納骨袋20を反転
させて、信仰上の画または信仰上の文言が上を向くよう
にし、この反転状態を維持することができる。
【0010】この場合、納骨袋20の側面にも、信仰上
の文言25が印刷形成されてもよい。これにより、埋葬
骨が収納された納骨袋20を反転させても、信仰上の文
言25は正立した状態で正面または側面を向く事にな
る。
【0011】図3は納骨袋20の底面30に印刷された
信仰上の文言25を示す。上記納骨袋20の底面外側に
は、埋葬者若しくは葬儀実行者の宗教に適合する信仰上
の文言、例えば葬儀上の文言、宗教上の文言、信念上の
文言、より具体的には宗教上の文句(題目)、経典、般
若心経の文言25が印刷されている。
【0012】図4は、この信仰上の画または信仰上の文
言の第2実施例を示す。上記文言25の上には、埋葬者
若しくは葬儀実行者が信心している宗教に適合する信仰
上の画、例えば葬儀上の画、宗教上の画、信念上の画、
さらに具体的には宗教像、信心対象像、阿弥陀如来像等
の仏像を表す絵図26が印刷されている。また、「精霊
納骨袋」の文言27が、上記文言25の右隣に印刷され
ている。さらに、文言25の左隣には、死者の戒名及び
法名等の、死者を特定する為の文言28及び、死亡年月
日若しくは埋葬年月日の文言29が印刷されている。
【0013】この納骨袋20に埋葬骨を収納するときに
は以下のようにされる。まず、埋葬骨が入った骨壺の蓋
を取り、上記納骨袋20を反転して逆さまにしてかぶせ
る。次に、このままの状態で、納骨袋20及び骨壺を反
転してひっくり返し、骨壺を抜き出す。すると、埋葬骨
は納骨袋20に収納される。
【0014】そして、綴じ紐24、24を納骨袋20の
周囲に巻回させて、綴じ紐24及び24を互いに強く結
ぶ。これにより納骨袋20から埋葬骨が飛散することが
防止される。
【0015】次いで、この埋葬骨の入った納骨袋20を
再度反転させて、吊り下げ紐32、32を手で持った
り、フックに掛けたりして、墓石の中に収納する。これ
により、信仰上の画または信仰上の文言が正立した状態
で上を向くようになり、この反転状態を維持することが
できる。
【0016】図5は納骨具20の第3実施例を示す。こ
の納骨袋20は底部が閉じられた封筒型の袋状であり、
縦40〜80cm×横35〜45cmである。この封筒
型の表裏2つの平面は平坦な布(平面布21…)からな
り、それぞれが互いに接合辺22…で縫合されている。
この接合辺22…では平面布21…の縁が内側へ折り返
されて縫合されている。
【0017】この納骨袋20の上面には開口部23が形
成され、この開口部23から喉仏を除くまたは喉仏を含
む埋葬骨が納骨袋20内に収納される。この開口部23
の縁も内側へ折り返されて縫合され解れ(ほつれ)が防
止されている。この納骨袋20の表側には信仰上の文言
25が印刷されている。この納骨袋20の裏側中央の上
方には綴じ紐24、24が取り付けられている。この綴
じ紐24、24の基部は、納骨袋20の裏面に縫合され
て固定されている。
【0018】納骨袋20内に埋葬骨が収納された後、こ
の綴じ紐24、24によって開口部23が収斂され、綴
じ紐24、24同士が互いに結びつけられることで、開
口部23が閉塞される。これにより納骨袋20から埋葬
骨が飛散することが防止される。
【0019】上記納骨袋20の底辺33を跨いで、納骨
袋20の表側から裏側へかけても信仰上の文言25が印
刷されている。この信仰上の文言25は納骨袋20の表
側が上になっても、納骨袋20の裏側が上になってもよ
いし、納骨袋20の底辺33に沿って横向きであっても
よい。
【0020】上記納骨袋20の底辺33の2つの隅角3
1、31をつなぐように、1本の吊り下げ紐32が取り
付けられている。この吊り下げ紐32の両端は、上記隅
角31、31にて2つの平面布21、21の間に縫合さ
れて固定されている。この吊り下げ紐32を手で持った
り、フックに掛けたりして、納骨袋20を反転させて、
底辺33の信仰上の画または信仰上の文言25が正立し
た状態で上を向くようにし、この反転状態を維持するこ
とができる。なおこの場合、納骨袋20の表側側面の信
仰上の文言25は倒立した状態となる。
【0021】なお、1本の吊り下げ紐32は省略され、
隅角31と31とが直接連結されてもよい。これによ
り、納骨袋20の底部に環状の吊り下げ部が形成され、
同様に納骨袋20を反転させて、底辺33の信仰上の画
または信仰上の文言25が正立した状態で上を向くよう
にし、この反転状態を維持することができる。また、上
記納骨袋20の表側側面の信仰上の文言25は図5の状
態に対して上下反転倒立した状態に印刷形成されてもよ
い。
【0022】この場合、納骨袋20の裏面にも、表側と
上下反対向きの信仰上の文言25が印刷形成されてもよ
い。これにより、埋葬骨が収納された納骨袋20を反転
させても、信仰上の文言25は正立した状態で正面また
は側面を向く事になる。
【0023】図6は風呂敷状の納骨具の第4実施例を示
す。納骨風呂敷40は90cm〜120cm平方の正方
形状で、4つの辺縁41…は縁かがり縫いまたは布が折
り返されて折り返し縫いされ、布の縁が解れない(ほつ
れない)ようになっている。
【0024】この納骨風呂敷40の外面の中央及び中央
からややずれた位置には、上記文言25、25が印刷さ
れている。図6ではこの文言25、25は2つ形成され
ているが、場合によって中央に1つのみ形成されたり、
中央よりずれた位置に1つのみ形成されたり、中央から
隅角42に向かって3段以上形成されたり、一方の隅角
42から他方の隅角42に向かって対角線方向に3段以
上形成される。
【0025】この文言25の向きは納骨風呂敷40の各
辺縁41…に対して45度傾いている。これにより、納
骨風呂敷40の中に埋葬骨を入れ、納骨風呂敷40の4
つの隅角42…を互いに結んだとき、納骨風呂敷40の
底面は4角形となるが、この底面4角形の向きと文言2
5の向きとが一致し、この底面4角形の辺縁の向きと文
言25の外形の辺縁の向きとが一致してバランスが良く
なる。
【0026】この納骨風呂敷40の中に骨壺からの埋葬
骨が入れられ、この納骨風呂敷40の隅角42…は互い
に対向する隅角42…と結ばれる。これにより、納骨風
呂敷40の中に埋葬骨がしっかりと収納され、埋葬骨の
飛散が防止される。
【0027】図7は上記納骨風呂敷40の収納方法を示
す。この納骨風呂敷40の底面外側の中央、つまり中央
の信仰上の文言25の真ん中には環状の吊り下げ紐32
が縫いつけられている。この吊り下げ紐32を手で持っ
たり、フックに掛けたりして、納骨風呂敷40を反転さ
せて、信仰上の画または信仰上の文言が上、正面及び側
面を向くようにし、この反転状態を維持することができ
る。
【0028】この吊り下げ紐32は省略可能である。次
いで、この吊り下げ紐32を持ち上げて、この埋葬骨が
入った納骨風呂敷40を反転させたまま、墓石の中に収
納する。これにより、信仰上の画または信仰上の文言2
5が正立した状態で上、正面及び側面を向いたまま収納
できる。
【0029】この場合、納骨風呂敷40の底面外側に上
記2本の吊り下げ紐32、32がたすき掛け状で取り付
けられてもよい。この吊り下げ紐32、32の両端は文
言25をまたぐように、上納骨風呂敷40に縫合されて
固定されている。この吊り下げ紐32、32を手で持っ
たり、フックに掛けたりして、納骨風呂敷40を反転さ
せて、信仰上の画または信仰上の文言が正立した状態で
上、正面及び側面を向くようにし、この反転状態を維持
することができる。
【0030】図8は図6の納骨風呂敷40の別の収納方
法を示す。この納骨風呂敷40の外面の中央及び中央よ
りずれた位置には、上記文言25が印刷されている。こ
の文言25の向きは納骨風呂敷40の各辺縁41…に対
して45度傾いている。この納骨風呂敷40の中に骨壺
からの埋葬骨が入れられ、この納骨風呂敷40の対角線
方向に沿って巻かれる。そうすると、巻かれた納骨風呂
敷40は細長い状態になる。
【0031】この細長く巻かれた納骨風呂敷40の両端
の2つの隅角42は対向する隅角42と結ばれる。この
場合、納骨風呂敷40は一方の文言25が上になって見
える状態で反転されてまたは反転されないで結ばれる。
これにより、正方形状の納骨風呂敷40の辺縁41…及
び2つの隅角42、42によって、納骨風呂敷40の中
に埋葬骨が巻き込まれて閉塞されて、しっかりと収納さ
れ、埋葬骨の飛散が防止される。
【0032】次いで、上記結ばれた隅角42、42を手
で持ったり、フックに掛けたりして、墓石の中に収納す
る。これにより、信仰上の画または信仰上の文言が正立
した状態で上、正面及び側面を向くようになり、この反
転状態を維持することができる。このように、この納骨
風呂敷40は折り畳みの仕方によって種々の形態の収納
が可能である。
【0033】図9は納骨風呂敷40に箱型または壺形の
納骨容器を収納した状態を示す。この納骨容器には埋葬
骨が収納される。このような容器を納骨風呂敷40に収
納しても、上記納骨風呂敷40の中央からややずれた位
置の信仰上の文言25が正立した状態で、正面または側
面を向く。
【0034】この場合、この納骨風呂敷40は上記図6
とは異なり図10のような状態で信仰上の文言25が印
刷される。つまり、中央からややずれた信仰上の文言2
5は隅角42方向に下を向けるのではなく、上を向け
る。
【0035】本発明は上記実施例に限定されず、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例え
ば、納骨袋20及び納骨風呂敷40の表面に印刷する信
仰上の画は、観音像、キリスト像、神社、仏閣等の、埋
葬者若しくは葬儀実行者の信心する宗教に関係した像と
しても良いし、像以外の聖地の風景の画、神社仏閣の
画、人物画、静物画、勲章画、紋章画、褒章画、旗、絵
画、楽譜、シンボル、マークなどでも良い。
【0036】納骨袋20及び納骨風呂敷40の表面に印
刷する信仰上の文言についても、般若心経に限定するも
のではなく、聖書の文言、宗教上の文句(題目)、経
典、葬儀上の文言、文学上の表現(文言)、歌詞、詩、
短歌、俳句、挨拶などでもよい。さらに、納骨袋20及
び納骨風呂敷40の表面に形成する像に色彩を施すよう
にしても良い。
【0037】また、信仰上の画または信仰上の文言を納
骨袋20及び納骨風呂敷40の表面に、スクリーン印
刷、押し版印刷などの各種印刷や、刺繍によって形成す
るようにしても良いし、紋章の様に、微小片の布を複数
縫いつけたり、溶着などにより張り付けたりして形成す
るようにしても良い。
【0038】さらにまた、納骨袋20及び納骨風呂敷4
0には、信仰上の画のみ、または信仰上の文言のみが形
成されてもよい。納骨袋20及びの骨風呂敷40の材質
についても、さらし等の綿布のみに、本発明は限定する
ものではなく、天然繊維(綿織物、麻織物、絹織物、毛
織物)の布、化学繊維(合成繊維織物、再生繊維織物)
の布、無機繊維(ガラス繊維織物、金属繊維織物)の
布、アルミホイル、セロハン、やや固めの上質紙等の
紙、樹脂製の紙で形成されてもよい。
【0039】納骨袋20及び納骨風呂敷40の外形サイ
ズについても上記実施例に本発明は限定されるものでは
なく、埋葬骨の量または骨壺に適合した大きさとすれば
よい。納骨袋20の形状は箱型、円筒型、角筒型、球型
などでもよく、納骨風呂敷40の形状も正方形、長方
形、菱型、平行四辺形、円型、多角形型、星型などでも
よい。
【0040】開口部23は、納骨袋20の上部以外の側
部、下部などに設けても良いし、複数箇所に設けても良
い。閉塞部(綴じ紐24、24、隅角42、42)は、
納骨袋20及び納骨風呂敷40の上部以外の側部、下部
などに設けても良いし、複数箇所に設けても良い。
【0041】綴じ紐24、24、隅角42、42は、ゴ
ムなど弾力性のある伸び縮み自在のものでもよいし、フ
ァスナー形状、面ファスナー、面テープ、形も輪状、材
質、形状は何でも良い。閉塞部は登録実用新案3011
696号の図3乃至図10及び明細書に記載された紐形
式(図3乃至図7)や折り返し蓋形式(図7乃至図1
0)でもよい。すなわち、上記閉塞部は、上記収納体の
開口部を円周方向に取り巻く一対の拘束体であったり、
またはこの開口部を円周方向に取り巻き、しかも当該開
口部を収斂させる収斂体であったり、または上記袋状の
収納体を短手方向に取り巻く少なくとも一対の拘束体で
あったり、または上記袋状の収納体の開口部を覆う覆い
体と、当該覆い体の上端及び上記袋の底部各々に取り付
けた、少なくとも一対の拘束体とからなったり、または
上記袋状の収納体の開口部を底部方向に折り返して当該
収納体本体に、当該折り返し部分の両端を固定した袋閉
じ手段であったりする。
【0042】そして上記開口部23には収納袋20と同
じ材質(布製)の蓋が設けられてもよい。上記吊り下げ
紐32は交叉せず、並行して並んだり、2つを越える紐
であったり、1本の吊り下げフックであったり、手を差
し込める袋状であったり、バンド状であったり、握り部
状であってもよい。収納される骨は人骨の他、ペット等
の動物の骨でもよい。骨壺は納骨袋20内に収納された
ままでもよい。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は骨が収納
された収納体を反転させて、収納体の底の信仰上の画ま
たは信仰上の文言が上を向くようにし、この反転状態を
維持するためのものであって、上記収納体の底部に形成
された吊り下げ部を設けた。したがって、埋葬骨の墓石
内への納骨に際し、信仰上の画または信仰上の文言が上
を向いて、参列者によく見えるようになる効果を奏す
る。また、収納体によって墓石周辺に埋葬骨が飛散する
ことを防止することができ、納骨具の表面に形成された
信仰上の画または信仰上の文言によって、より敬虔さを
表すことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】納骨袋20の斜視図を示す。
【図2】納骨袋20の斜視図を示す。
【図3】納骨袋20底面の文言25を示す。
【図4】信仰上の画(絵図26)または信仰上の文言2
5の別の実施例を示す。
【図5】別の実施例の納骨袋20を示す。
【図6】納骨風呂敷40の展開図を示す。
【図7】納骨風呂敷40の収納方法を示す。
【図8】納骨風呂敷40の別の収納方法を示す。
【図9】別の実施例の納骨風呂敷40の収納方法を示
す。
【図10】別の実施例の納骨風呂敷40の展開図を示
す。
【符号の説明】
20…納骨袋、21…平面布、22…接合辺、23…開
口部、24…綴じ紐、25…文言、26…絵図、27…
「精霊納骨袋」の文言、28…死者を特定する為の文
言、29…死亡年月日若しくは埋葬年月日の文言、30
…底面、31…隅角、32…吊り下げ紐、33…底辺、
40…納骨風呂敷、41…辺縁、42…隅角。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨が納められる、分解風化しやすい収納
    体と、 この収納体の底の外側の全面または一部の表面に形成さ
    れた信仰上の画または信仰上の文言と、 上記収納された骨が上記収納体から脱落しないように、
    当該収納体を閉塞する閉塞部と、 この骨が収納された収納体を反転させて、上記信仰上の
    画または信仰上の文言が正立した状態で上、正面または
    側面を向くようにし、この反転状態を維持するためのも
    のであって、上記収納体の底部に形成された吊り下げ部
    とを備えたことを特徴とする納骨具。
  2. 【請求項2】 上記吊り下げ部は上記収納部の底の外側
    に取り付けられた、ほぼ同じ長さの複数の紐または帯で
    あり、手またはフックに吊り下げられるものであり、 上記閉塞部は、上記収納体の開口部を円周方向に取り巻
    く一対の拘束体である、またはこの開口部を円周方向に
    取り巻き、しかも当該開口部を収斂させる収斂体であ
    る、または上記袋状の収納体を短手方向に取り巻く少な
    くとも一対の拘束体である、または上記袋状の収納体の
    開口部を覆う覆い体と、当該覆い体の上端及び上記袋の
    底部各々に取り付けた、少なくとも一対の拘束体とから
    なる、または上記袋状の収納体の開口部を底部方向に折
    り返して当該収納体本体に、当該折り返し部分の両端を
    固定した袋閉じ手段であり、 上記信仰上の画または信仰上の文言は、葬儀上の画また
    は葬儀上の文言、宗教上の画または宗教上の文言、信念
    上の画または信念上の文言であることを特徴とする請求
    項1記載の納骨具。
  3. 【請求項3】 上記収納体は、方形状の平坦な布であ
    り、 この方形状の布の中央または中央からややずれた位置に
    上記信仰上の画または信仰上の文言が形成され、この上
    記信仰上の画または信仰上の文言の向きは、方形状の収
    納体の向きに対して斜めの向きに形成され、 この方形状の収納体の辺縁及び一部の隅角によって骨が
    収納体内に巻き込まれて閉塞されて収納され、 上記信仰上の画または信仰上の文言がある側で、他の隅
    角が互いに結ばれることを特徴とする請求項1または2
    記載の納骨具。
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