JP4130124B2 - 標識装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
土木工事や道路工事業者は勿論のこと、自動車の故障中を知らせる等標識装置等を必要とする業者間で広く利用できるものであり、看板や標識装置を製造し、或いは販売する取り扱い業者で利用できるものである。
【0002】
【従来の技術】
土木工事業者や道路工事業者等間では、危険場所或いは立入禁止等各種の看板標識が利用されている。また自動車の故障中を知らせる標識は小さくて見つけ難い欠点が指摘されているものがある。これらの標識は一般に打設した杭に標識板を取り付けたり或いは標識装置を組立枠に取り付けて立設しているが、運搬に不便あったり、設置に時間を要したり、大形化が出来ない等の欠点が指摘されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらから運搬に便利でありしかも設置に手間を要せず、かつ大型化できて人目に就き易いような標識装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
四角形の収納箱に折り畳んで収納され、空気等ガス体の送入によって膨らんだアーチ型の門型枠を形成し、該門型枠内に標識を配置する標識装置であって、該門型枠の左右両支柱部の根元部はそれぞれ収納箱の頂面側蓋板を構成する蓋板に開閉自在に設けた開閉蓋板の裏側にそれぞれ取り付けて構成し、ガス体の送入によって門型枠を形成すると共に格納時はガス体を抜いて門型枠を折畳み、開閉蓋板とともに収納箱内に納めるように構成したものである。
【0005】
【実施例】
以下図面に基づいて本発明を詳細に説明するが、図は本発明の具体的な実施の一例を示したもので、本発明は図示例に限定されず以下説明する範囲において設計を変更したり或いは一部の構成を変更しても同様に実施することができる。
図1(正面図)、図2(一部省略平面図)及び図3(図1の右側面図)は本発明標識装置の一例を示したものである。これらの図において、1は収納箱を示しており、該収納箱1の蓋板の一部は2枚の蓋板2,2aがそれぞれ収納箱1の側面側に蝶番で扇形に開閉自在に設けられている。そしてこれらの蓋板2,2aは互いに重なって収納箱1に納まり、蓋板2が収納箱1の蓋板となって閉塞するようになっている。またこれらの蓋板2,2aの幅寸法は図2に示すように、収納箱1の頂面側蓋板の中央部分を構成している。1aは収納箱の手掛け用孔、1bは後述する脚杆9の収納凹部である。
【0006】
他方3で示す門型枠は、薄いゴムあるいはビニール等合成樹脂材で成形した筒体を互いに接合して支柱部3,3bと鴨居部3aとて構成し、ガスや空気等のガス体の送入によって膨らんで図示のように門型枠を形成するようになっている。従ってガス体を抜いたときは形を崩して、折り畳み自在になる。一方このような門型枠の支柱部3,3bの根元部は、それぞれ蓋板2,2aの裏側に輪具8,8を介して気密的に取り付けられ、支柱部3側は蓋板2に通し孔を形成してガス体導入口3cを設けている。なおこれらの取り付けは輪具8を利用したものを示したが、他の適当な取り付け接合手段を利用してもよい。また両蓋板2,2aの一部両側辺側には側壁板7,7をそれぞれ設けて、折り畳んで収納する門型枠の保護ならびに整理に役立つように構成している。
【0007】
一方このような収納箱1では門型枠を膨らませて組み立てたとき不安定のおそれがあるので収納箱1の前後には安定支持用の脚杆を設けることが推奨される。図では突出脚杆を金属棒で形成した脚杆9,9,9,9を示しており、これら脚杆9はそれぞれ先端側を折り曲げ、後端側はT字型部9aを形成して収納箱1内に格納し、かつ図2および図3に示すように突出指向させて全体を安定支持するようになっている。即ち脚杆9はそれぞれ収納箱1の両側に形成した挿入孔10,10(図3)へ先端折り曲がり側から挿入して前記T字型部9aをこの挿入孔10の奥部分に係留させると共に脚杆9を開くときは、このT字型部9aが挿入孔の奥部で枢支されるようになっている。また脚杆9は不用時は収納箱1の前記凹部1bに納まるようになっている。
【0008】
他方門型枠内に設ける標識は、図1に示すように支柱部分3,3b及び鴨居部3aの内側部分に、取付片4をそれぞれ接着等で取り付け、これらの取付片4の間にネット5を縫合或いは接着して張設する。そして図では標識6として三角形の「故障中」を例示しており、この標識6は反射剤を塗布した布巾で構成したものを示しており、ネット5に接着或いは縫着している。なおこれらネット5および標識6は可撓性材料で形成し、容易に折り畳むことができるものであることが必要である。またこの折り畳み標識を整然としかも安全に収納箱の収納部に格納するにあたっては蓋板2,2aの支柱部取り付け面の、両側面の一部に側突壁7,7を設けておくことが好都合である。
【0009】
図4(正面図),図5(平面図),図6(底面図)及び図7(図5の左側側面図)は収納箱1に折り畳んだ標識を収納した状態を、拡大すると共に要部を破断して示したものである。これらの図において折り畳んだ標識は図4に示すように蓋板2aの先端側を3dで示すように迂回して収納される。また前記脚杆9,9は凹部1bに納められ、これを安定支持するために弾板からなる止め具9b,9bを設けておくことが便利である。そして脚杆9の支持は前記T字部9aが挿入孔10の奥部分で係留されると共に枢支され、図2,図3に示すように突出させたときは、前記凹部1bの両側に形成した切り込み係留段部1e,1eで支持されるようになっている。図5に示す蝶番2b,2bは蓋板2を取り付けており、蝶番2c,2cは蓋板2aを取り付けている。
【0010】
またこのような標識装置には、門型枠を膨らませるための気圧ボンベイや空気ポンプを備えて置くことが便利である。図6は一般に市販されている足踏み式の空気ポンプ12を収納箱1の底側空所に配設したものを示している。即ち収納箱1の底側空間に開閉自在な底板11を設け、使用時にポンプ12を取り出して使用するものである。図示のポンプ12は空気取り入れ開閉弁座部12aと空気送り出し可撓性パイプ12bから成り、パイプ12の先端に設けた差し込み口12cを蓋板2側に設けた前記導入口3cに挿入して門型枠に空気を圧送入するものである。
【0011】
なお収納箱1としては、木製のものを示したが、軽金属板で形成したり或いは合成樹脂の一体形成部材を適当に組み合わせて構成してもよく、門型枠に応じた十分な収納空間を形成すれば良い。図7では収納部を底棚板1cと壁板1dで構成したものを示したが、これらは自由に選択することができるものである。また必要によっては収納箱に、着脱自在であったり或いは退避自在な搬送用車輪を設けて構成してもよい。
【0012】
図8(平面図)及び図9(正面図)は、本発明の他の実施例を示したもので、図8は標識を折り畳んで収納した状態を示し、図9は組み立てた状態を示していてる。これらの図において、収納箱1の頂面側に設け門型枠3の支柱部を取り付ける開閉蓋板2,2aは、収納閉塞時互いにその先端が平面状に合うように開閉自在に構成すると共に、この門型枠はアーチ型のものを示している。そして図8に示すように蓋板2aに取り付ける支柱部には3dで示すような空気抜き口を設けておけば、撤収時素早く門型枠を折り畳んで収納することができ、作業時間を短縮できる。13,13は収納箱1の固定蓋板である。また収納箱1の安定支持用脚としては、図9に示すように凹部1b内に互いに向かい合って収納される開閉脚14,14で構成しても良い、14a,14aはそれぞれ脚14の蝶番である。またこのアーチ型標識枠3内に設ける標識は、前記した例と同じように、取付片4を介してネット5を張設しこれに標識6を取り付けたものを示しているが、必要によって適当な標識としてもよい。このように構成すれば収納箱の折り畳み収納部を広くすることができ、かつ門型枠の支柱取付部も平面状になって見易い。また折り畳み収納部を広くできることによっで、標識立設時この収納部に適当な重垂部材を置く事ができ、標識装置の安定支持に役立てることができる。
【0013】
【発明の効果】
本発明標識装置はこのように構成したから、小型化することができ、現場に容易に搬送することができ、しかも簡単に組み立てることができる。また標識枠を大形化することができ、人目を引き易い。また門型枠は風によって揺れ動き易いので注目され、標識装置として本来の目的を達成することができる。また撤収に際しては、短時間で収納することができると共にその搬送も容易である。また不使用時は多数を整然と積み重ね配置することができる等従来の標識装置では発揮できなかった効果を得ることができる。また自動車の携帯用標識とするときは小型軽量化でき、門型枠中や収納箱の一部に電球等の照明具を配置すれば、更に効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】 本発明を利用した標識装置の一例を示す正面図。
【図 2】 図1の一部省略平面図。
【図 3】 図1の右側側面図。
【図 4】 収納箱の収納時を示す一部破断正面図。
【図 5】 図4の一部破断平面図。
【図 6】 図4の一部破断底面図。
【図 7】 図4の左側一部破断側面図。
【図 8】 本発明の他の実施例を示す収納箱の平面図。
【図 9】 図8の実施例を組み立てた正面図。
【符号の説明】
1 収納箱
2 蓋板
3 筒体支柱部(門型枠)
3a 鴨居部
3b 支柱部
3c 導入口
3e 空気抜き口
4 取付片
5 ネット
6 標識
7 側壁
8 輪具
9 脚杆
10 挿入孔
11 底板
12 空気ポンプ
13 頂板
14 開閉脚
Claims (3)
- 四角形の収納箱に折り畳んで収納され、空気等ガス体の送入によって膨らんでアーチ型の門型枠を形成し、該門型枠内に標識を配置する標識装置であって、該門型枠の左右両支柱部の根元部はそれぞれ折畳み収納箱の頂面側蓋板の一部に開閉自在に設けた開閉蓋板の裏側にそれぞれ取り付け、ガス体の導入によって門型枠を形成すると共に格納時は門型枠のガス体を抜いて門型枠を折り畳んで収納箱に納めるように構成したことを特徴とする標識装置。
- 四角形の収納箱に折り畳んで収納され、空気等ガス体の送入によって膨らんでアーチ型の門型枠を形成し、該門型枠内に標識を配置する標識装置であって、該門型枠の左右両支柱部の根元部はそれぞれ折り畳み収納箱の頂面側蓋板の一部に開閉自在に設けた開閉蓋板の裏側にそれぞれ取り付け、ガス体の導入によって門型枠を形成すると共に格納時は門型枠のガス体を抜いて門型枠を折り畳んで収納する収納箱は、その前後面側に脚杆を突出自在に設けたことを特徴とする標識装置。
- 枠内に配置した網状ネットに可撓性材料からなる標識を取り付けたものである請求項1または請求項2記載の標識装置。
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