JP6924473B2 - 空気圧式立体物 - Google Patents

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本発明は、空気圧式立体物に関する。
本発明者は、幟用の支柱部材等を利用して空気圧式立体物を地面から離して空中に配置することができるとともに、空気供給手段が内部に配置されている空気圧式立体物を提案している(特許文献1)。
かかる空気圧式立体物によれば、支柱部材に差し込むだけで空中に配置された空気圧式立体物を作製することができ、表示物等として使用することができる。また、空気圧供給手段は、立体形成外面シートの中に配置されているため、空気圧供給手段の設置場所を設ける必要がなくなる。また、外部に空気圧供給手段が視認されないため、全体として美観的にも優れた空気圧立体物とすることができる。さらに、空気圧供給手段が立体形成外面シート内に配置されているため、空気圧吸収手段のファンが回った際に発生する音や振動が外部に漏れづらく、より静かな空気圧式立体物とすることができるという効果がある。
しかしながら、かかる空気圧式立体物は、立体形成外面シートやその他の部品等を運ぶ際に、それぞれ別々に運搬しなければならないという問題があった。また、立体形成外面シートは、比較的大きなシートであるので畳んだ際には別途紐等で結んで固定しなければならないという煩雑さがあった。さらに、かかる空気圧式立体物は、表面に広告の印刷をして看板としての機能を有するものであるが、印刷等による広告を施すと他の広告に使用することができず汎用性が低いという問題点があった。
また、送風機の重さをいずれかで支える必要があるが、地面に置くと送風口が長く必要となり、雨の場合には雨除けのカバーが必要となる。一方で、立体形成外面シートに取り付けるとバルーン部が垂れ下がったり、形状が歪んでしまったりするという問題点があった。
実用新案第3197889号公報
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、特に別途紐等を準備することなく空気圧式立体物自体に容易かつ迅速に収納でき、運搬が容易な空気圧式立体物を提供することを目的とする。また、表面の表示情報を容易に変更可能な空気圧式立体部を提供することを目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明にかかる空気圧式立体物は、
空気を供給することにより、膨張状態を維持する空気圧式立体物において、
空気を供給する空気供給口を備えた立体物を造形する立体形成外面シートと、
前記立体形成外面シートの内側の空間に仕切りを形成するように設けられてなる仕切面と、
前記仕切面に対して、前記空気供給口と反対側の前記立体形成外面シートに形成された収納口と、
を備えたことを特徴とする。
本発明にかかる空気圧式立体物によれば、立体形成外面シートの内側に仕切面を設け、かつ収納口が設けられているので、収納口側の立体形成外面シートを表裏逆転させることによって袋状に形成することができるため、空気圧式立体物をそれ自体に収納することができ、運搬し易い空気圧式立体物とすることができる。
また、本発明にかかる空気圧式立体物において、前記収納口は、前記空気圧式立体物の頂面部を含むように形成されていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、収納口が頂面に配置されるので、空気圧式立体物を視認した際に、視認者に収納口が視認されることを防止することができる。
さらに、本発明にかかる空気圧式立体物において、前記収納口は、開閉可能な閉塞手段を備えていることを特徴とするものであってもよい。例えば、ファスナーやボタン等の閉塞手段を備えることによって、空気圧式立体物を収納した際に収納口を閉じることができるので、運搬時に見栄えがよく、また内部に収納した部品等が落下する可能性を低減することができる。
さらに、本発明にかかる空気圧式立体物において、前記仕切面は、前記仕切面より頂面側に配置される立体形成外面シートと同じ面積又はより大きい面積であることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、仕切面が空気透過性であっても非空気透過性であっても、問題なくバルーンの頂面を立体的に膨張させることができる。また、収納口が比較的大きな口であっても問題なく、バルーン部の頂面を形成することができる。
さらに、本発明にかかる空気圧式立体物において、前記空気圧式立体物の内側であって、前記仕切面に対して前記空気供給口の側に、支柱部材を挿入可能なように、前記支柱部材の周囲を被覆するように筒状に形成されている支柱部材用筒状シートを有し、
前記支柱部材用筒状シートの端部は仕切面の略中央に接合されていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、バルーン部の支柱に対する位置を固定することができ、安定した空気圧式立体物とすることができる。
さらに、本発明にかかる空気圧式立体物において、前記仕切面より頂面側に配置される立体形成外面シートであって、かつ裏面側に把持部を備えていることを特徴とするものであってもよい。収納状態の頂面側の立体形成外面シートは表裏が逆になるので、収納した状態では外側に把持部が配置される。そのため、容易に把持部を持って運搬することができる。
さらに、本発明にかかる空気圧式立体物において、前記立体形成外面シートを被覆可能な表示情報が記載されたカバー部材を備えたことを特徴するものであってもよい。かかる構成を採用することによって、カバー部材を交換することで、広告内容を変更することができ、空気圧式立体物自体は同一のものを再使用することができるため、汎用性の高い空気圧式立体物とすることができる。また、立体形成外面シートの収納口がカバー部材で完全に隠されるため、収納口が視認される可能性を確実に防止することができる。また、立体形成外面シートの収納口がカバー部材で完全に覆われるため、収納口から漏れる空気の量を低減させることができるので、大きな収納口を設けても、膨張させやすくすることができる。
さらに、本発明にかかる空気圧式立体物において、前記空気圧式立体物を支持する支持部材と、前記支持部材に対して前記空気供給口近傍において前記支持部材に固定される空気供給手段と、を備えていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、支柱の長さや本数が変わったり、バルーン部の形状や大きさが変わったりした場合であっても、バルーン部の近くに配置されるので問題なくバルーン部を膨らませることができる。
図1は、第1実施形態にかかる空気圧式立体物100を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態にかかる空気圧式立体物100のA−A一部拡大断面図である。 図3は、第1実施形態にかかる空気圧式立体物100の別実施形態を示す 図4は、第1実施形態にかかる空気圧式立体物100を収納する方法を示す斜視図である。 図5は、第2実施形態にかかる空気圧式立体物100を示す斜視図である。 図6は、第3実施形態にかかる空気圧式立体物100を示す斜視図である。 図7は、各実施形態にかかる空気圧式立体物100のバリエーションを示す斜視図である。
本発明にかかる空気圧式立体物100の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。なお、各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。なお、表側及び裏側とは、立体形成外面シート10が図1の状態における表側及び裏側を指す。
(第1実施形態)
第1実施形態にかかる空気圧式立体物100が図1及び図2に示されている。図1は、空気圧式立体物100の斜視図であり、図2は図1のA−A部の一部拡大断面図である。
空気圧式立体物100は、主として、袋状に形成された立体形成外面シート10と、この立体形成外面シート10の内部を2つの空間に仕切っている仕切面15と、支柱部材用筒状シート20と、立体形成外面シート10内に設けられた空気供給口40と、を有するバルーン部60と、空気供給口40に設けられ、バルーン部60に空気を供給する空気供給手段30と、バルーン部60を固定する支柱部材70と、を備えている。
立体形成外面シート10は、空気圧式立体物100の外郭を形成するシートであり、基本的に袋状に形成され、内部に供給された空気の圧力によって膨張状態で立体形状を維持するものである。なお、ここでいう「膨張」とは、立体形成外面シート10自体が伸張することを指すではなく、内圧により立体形状を維持している状態を指す。そのため、立体形成外面シート10としては、空気不透過性又は空気低透過性のシートを使用することが好ましい。例えば、空気不透過性のシートとしては、ビニールシート等の合成樹脂性のシートが挙げられる。空気低透過性シートは、空気圧式立体物100とした際に供給される空気の量より立体形成外面シート10から漏れる空気の量が少ないシートであれば使用することができる。例えば、空気低透過性シートとしては、密に編まれた合成樹脂織物等を使用することができる。立体形成外面シート10は、下方の空気供給口40(図2参照)及びこの空気供給口40とは別途設けられた収納口21を除き、閉鎖された空間となるように縫製、溶着、接着その他の接合方法(以下「接合等」という)によって立体造形されるように接合して作製される。なお、立体造形の形態は、図1においては、略円柱状に形成しているが、これに限定するものではなく、様々な形態を採用することができる。
立体形成外面シート10の内側の空間50には、頂面側空間50aと空気供給口側空間50bとに内部空間を仕切る仕切面15が設けられている。仕切面15は、シート状に形成されている。仕切面15は空気非透過性シートであっても、空気透過性シートであっても構わない。空気非透過性シートを使用するか、空気透過性シートを使用するかで、膨張している状態が異なる。詳細は後述する。仕切面15は、必ずしも布状のものに限らず、網状のものであっても構わない。なお、以下、仕切面15より頂面側にある立体形成外面シート10を「頂面側立体形成外面シート10a」、仕切面15より空気供給口側にある立体形成外面シート10を「空気供給口側立体形成外面シート10b」という。
また、立体形成外面シート10は、下方に内部に空気を供給する空気供給手段30を取り付けるために空気供給口40が設けられている。空気供給口40は、立体形成外面シート10の内部に配置され、バルーン部60の内側と外気とが連通するように形成される。また、頂面側立体形成外面シート10aには、使用後に立体形成外面シート10を収納するための収納口21が設けられている。収納口21には、線ファスナー、面ファスナーその他の閉塞手段を設けても良い。なお、この際に閉塞手段の開閉部は、少なくとも収納口21の内側(裏側)から開け閉め可能に設ける。すなわち、図1の状態においては、収納口21は閉塞不可能又は閉塞しづらくても問題はない。また、図1に示すように、頂面側立体形成外面シート10aの裏側には、把持部86を設けても良い。
支柱部材用筒状シート20は、立体形成外面シート10の内側に配置されており、バルーン部60を立設するための支柱部材70の周囲を包むように形成された筒状のシートである。素材としては、立体形成外面シート10と同じ素材であってもよいし、異なる素材を使用してもよい。支柱部材用筒状シート20の上端は、どこにも固定されていなくてもよいが、好ましくは、仕切面15に接合等によって固定するとよい。支柱部材用筒状シート20を仕切面15に接合(例えば、中央)することによって、立体形成外面シート10を膨張させた際に、立体形成外面シート10と支柱部材用筒状シート20の相対位置が固定され、結果として、支柱部材70に対する立体形成外面シート10によって形成されるバルーン部60の位置を固定することができ、風等によってバルーン部60が大きく揺れることを低減することができる。支柱部材用筒状シート20の下端側は、開放されており、支柱部材70を下端から挿入可能に設けられている。なお、支柱部材70と支柱部材用筒状シート20は、紐等で別途固定してもよいし、固定しなくてもよい。立体形成外面シート10に空気を供給することで支柱部材用筒状シート20は、図2の矢印に示すように空気圧により支柱部材70に押圧されるため、紐等の別手段で固定しなくても支柱部材70に固定される。
空気供給手段30は、電気で駆動する送風機であり、既知の送風機を使用することができる。外気の空気を立体形成外面シート10の内側に送風することができる構成であれば、特にその構成は限定するものではない。空気供給手段30は、直接又は間接的に支柱に固定される。空気供給手段30は、空気供給口40に取り付けられた状態で支柱部材70に固定される。空気供給手段30は、吸気側がバルーン部60の外気側と連通するように支柱部材用筒状シート20の内側に設けられ、空気供給手段30の排気側がバルーン部60の内側に配置されるように空気供給口40に取り付けられる。そして、空気供給手段30は、空気供給口40に取り付けられた状態で支柱部材70に固定される。空気供給手段30を稼働することによって、外気の空気が空気供給口40を通って、空気供給手段30によって立体形成外面シート10の内側に送風されることになる。これにより、バルーン部60は膨張状態を維持することができる。支柱部材用筒状シート20の下端には、立体形成外面シート10より剛性を有し、かつ空気を通す蓋部材41が設けられている。かかる蓋部材41を設けることによって内部構造が見えづらくなり、美観性に優れたバルーン部60とすることができる。また、剛性を有する素材を使用することにより、空気供給手段30により蓋部材41が内側に吸い込まれる可能性を低減することができる。
支柱部材70は、立設可能な棒状部材である。例えば、図1に示すように下端にコンクリートや水タンク等の土台を有する幟用の支柱を好適に使用することができる。後述するように、最終的にバルーン部60に収納可能なように伸縮自在なものを使用するとよい。
こうして作製された空気圧式立体物100は、バルーン部60の支柱部材用筒状シート20の下端から支柱部材70を挿入し、空気供給手段30を空気供給口40に取り付けた(予め取り付けられているものであってもよい。)状態で支柱部材70を土台に固定することで準備が完了となる。そして、空気供給手段30を稼働すると空気が立体形成外面シート10内に送り込まれ、立体形成外面シート10のうち、まず、空気供給口側空間50bが膨張する。
その後、仕切面15に空気透過性のシートを使用した場合であって、収納口21の大きさが空気供給量よりも少ない空気排出量である場合には、空気供給口側空間50bの膨張が完了すると、空気が仕切面15を通過して頂面側空間50aに空気が供給され頂面側空間50aが膨張する。これにより、空気圧式立体物100が完成する。なお、この際に、頂面側に形成される収納口21は空気圧式立体物100を視認する者の目線より高い位置にあるので、収納口21が開いていたとしても視認者に視認されることが防止される。
一方、仕切面15に空気透過性のシートを使用した場合であって、収納口21の大きさが空気供給量よりも多い空気排出量である場合、または、仕切面15に空気非透過性のシートを使用した場合には、頂面側空間50aを膨張させるほどの空気が供給されないか、若しくは空気が頂面側空間50aに供給されない。仕切面15が、実際には図3に示すように、平面ではなく空気圧によって上面側に凸状に膨らんで形成される。そのため、頂面側立体形成外面シート10aが仕切面15の上に載置されている状態となる。この際に、頂面側立体形成外面シート10aは、視認する者の目線より高い位置にあるので、それほど違和感なく膨張したバルーン部60として視認させることができる。なお、これらの場合には、好ましくは、仕切面15は、仕切面15と頂面側立体形成外面シート10aと同じ面積又はより大きい面積に形成するとよい。かかる構成を採用することによって、頂面側立体形成外面シート10aがたるむことなく、仕切面15で頂面を押圧して平滑な面を形成することができる。
そして、空気圧式立体物100の使用が終了した後は、図4に示すように、頂面側立体形成外面シート10aを収納口21で表面が裏面となるように裏返すことによって、仕切面15が底面となるように空気供給口側立体形成外面シート10b側が袋状に形成され、空気供給口側立体形成外面シート10b、空気供給手段30等を収納することができる。裏返すことにより、裏面側に設けられていた把持部86が表側に配置されて収納された状態で持ち手が形成され、バッグのように運ぶことができる。よって、別途紐等で結ぶ必要がなく、容易に運搬可能な空気圧式立体物100を提供することができる。なお、収納口21には、収納口21を閉塞することができるように、ファスナー等の閉塞部材を使用してもよい。なお、伸縮自在でこの袋内に収納可能な支柱部材70を使用すれば、空気圧式立体物100に必要な部材すべてを運ぶことができる。
(第2実施形態)
第2実施形態にかかる空気圧式立体物100が図5に示されている。第2実施形態にかかる空気圧式立体物100は、立体形成外面シート10が光透過性の素材で作製されているとともに、バルーン部60の内部に照明器具80が設けられている。その他の点は第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
このように内部に照明器具80を設けることにより、夜間であっても、視認性が高い広告幟として使用することができる。また、夜間に点灯可能とすることで非常に目立たせることができるので、注意を喚起する部材や案内等として使用することが可能である。
(第3実施形態)
第3実施形態にかかる空気圧式立体物100が図6に示されている。第3実施形態にかかる空気圧式立体物100は、バルーン部60の外周に広告が記載されたカバー部材85を有する点が異なる。カバー部材85は、バルーン部60が膨張したときの大きさとほぼ同様の大きさに作製されている。
かかるカバー部材85を用いることによって、カバー部材85を交換することで、広告内容を変更することができる。従って、空気圧式立体物100は、同一のものを再使用することができるため、汎用性の高い空気圧式立体物100とすることができる。また、立体形成外面シート10の収納口21がカバー部材85で完全に隠されるため、収納口21が視認される可能性を確実に防止することができる。また、立体形成外面シート10の収納口21がカバー部材85で完全に覆われるため、収納口21から漏れる空気の量を低減させることができるので、大きな収納口21を設けることができる。このように大きな収納口21とすることによって、空気圧式立体物100を収納する際に収納しやすくすることができる。
かかる空気圧式立体物100は、様々な立体的形態を中空に配置することができ、表現性の高い装飾として使用することができる。また、表面に表示情報を設けることによって、宣伝・広告等として立体的な幟のように使用することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、前述した空気圧式立体物100はすべて支柱部材70が1本のものを使用して説明したが、図7に示すように、水平方向に広く展開されるバルーン部60を有するタイプのものである場合には、複数の支柱部材70を使用してもよい。なお、この場合において、空気供給手段は、すべての支柱に設ける必要はなく、バルーン部60を膨張させるのに必要な数だけ設ければよい。
上述した実施の形態で示すように、宣伝、広告用の立体的な幟として産業上利用することができる。
10…立体形成外面シート、10a…頂面側立体形成外面シート、10b…空気供給口側立体形成外面シート、15…仕切面、20…支柱部材用筒状シート、21…収納口、30…空気供給手段、40…空気供給口、41…蓋部材、50…空間、50a…頂面側空間、50b…空気供給口側空間、60…バルーン部、70…支柱部材、80…照明器具、85…カバー部材、86…把持部、100…空気圧式立体物

Claims (7)

  1. 空気供給手段によって空気を供給することにより、膨張状態を維持する空気圧式立体物において、
    空気を供給する空気供給口を備えた立体物を造形する立体形成外面シートと、
    前記立体形成外面シートの内側の空間に仕切りを形成するように設けられてなる仕切面と、
    前記仕切面に対して前記空気供給口と反対側の前記立体形成外面シートに形成され、かつ前記空気圧式立体物の頂面部を含むように形成されている開口可能な収納口と、
    を備え、
    前記仕切面より頂面側の頂面側立体形成外面シートを前記収納口で表面が裏側となるように裏返すことによって、袋状に形成され、前記立体形成外面シート及び前記空気供給手段を収納することが可能であることを特徴とする空気圧式立体物。
  2. 前記収納口は、開閉可能な閉塞手段を備えていることを特徴とする請求項に記載の空気圧式立体物。
  3. 前記仕切面は、前記仕切面より頂面側に配置される前記立体形成外面シートと同じ面積又はより大きい面積であることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気圧式立体物。
  4. 前記空気圧式立体物の内側であって、前記仕切面に対して前記空気供給口の側に、支柱部材を挿入可能なように、前記支柱部材の周囲を被覆するように筒状に形成されている支柱部材用筒状シートを有し、
    前記支柱部材用筒状シートの端部は前記仕切面に接合されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の空気圧式立体物。
  5. 前記仕切面より頂面側に配置される前記立体形成外面シートであって、かつ裏面側に把持部を備えていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の空気圧式立体物。
  6. 前記立体形成外面シートを被覆可能な表示情報が記載可能なカバー部材を備えたことを特徴する請求項1からのいずれか1項に記載の空気圧式立体物。
  7. 前記空気圧式立体物を支持する支持部材と、
    前記支持部材に対して前記空気供給口近傍において前記支持部材に固定される空気供給手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の空気圧式立体物。
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