JPH0519291B2 - - Google Patents

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JPH0519291B2
JPH0519291B2 JP6614387A JP6614387A JPH0519291B2 JP H0519291 B2 JPH0519291 B2 JP H0519291B2 JP 6614387 A JP6614387 A JP 6614387A JP 6614387 A JP6614387 A JP 6614387A JP H0519291 B2 JPH0519291 B2 JP H0519291B2
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JP
Japan
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fuse
anode terminal
exterior resin
resin
chip
Prior art date
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Application number
JP6614387A
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English (en)
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JPS63232412A (ja
Inventor
Kazuhiro Mine
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヒユーズ付きチツプ型電解コンデンサ
に関し、特にヒユーズを外装樹脂に内蔵させた構
造に関する。
〔従来の技術〕
一般に、固体電解コンデンサは、種々の電子回
路に使用されており、故障率は小さいが、万一故
障が起きた場合の故障モードは短絡故障が多く、
大きな短絡電流が流れるとコンデンサ素子が発熱
し焼損に至ることもある。この過度の短絡電流に
よる故障発生の際には、回路構成素子を保護する
ため故障モードを短絡(シヨート)から開放(オ
ープン)にすることが必要で、一般的にはヒユー
ズを用いる手段が知られている。
このような従来の電解コンデンサとして、第5
図a,bの斜視図およびその側面の断面図に示す
ものがある。この電解コンデンサの外部陰極端子
15と陰極層18との間に絶縁物17を介挿させ
て絶縁し、ヒユーズ8をはんだにて外部陰極端子
15と陰極層18との間に橋絡接続させ、外装樹
脂10で絶縁外装し、この壁面に沿つて折り曲げ
させた構造となつている。もう一方の陽極線2に
接続された外部陽極端子14も外装樹脂10の外
壁面に沿つて折り曲げ導出されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のヒユーズ付きチツプ型固体電解
コンデンサは、陰極層18の側にヒユーズ8を接
続させているので、以下のような欠点がある。
(1) ヒユーズとコンデンサ素子が近接しているの
で、過電流が流れた時にヒユーズが溶断し、こ
の溶断熱により間接的に陰極層18のはんだが
溶けて熱膨張し、外装樹脂10を破壊して吹き
出すことになり、そのため他の配線回路を短絡
させて二次災害を引き起したり、また直接的に
はコンデンサ素子の焼損を発生させ、さらに甚
大な災害を起すことがある。
(2) ヒユーズの接続に際しては、コンデンサ素子
の陰極層18と陰極端子15との絶縁を樹脂1
0でとつているので、この樹脂10の硬化時に
短絡する危険性があり、予め陰極層18または
陰極端子15の絶縁をとつておく必要がある。
また、陰極層の表面はコンデンサ素子自体の大
きさのバラツキも含めて形状的に一定でなく、
自動ではんだ付けを行う場合は非常に条件設定
が難しくなるなど、工程が煩雑になる。
(3) チツプ型固体電解コンデンサは、特に小型大
容量化の要求が強く、収容するコンデンサ素子
を大きくし、外装樹脂の肉厚をできるだけ薄く
する必要がある。しかし、陰極層にヒユーズ8
を接続するには、接続部およびヒユーズ自体の
スペースの確保と、はんだの吹き出しの防止の
ために外装樹脂10を厚くしなければならず、
このために容量の体積効率が小さくなる。
本発明の目的は、これらの欠点を除去し、特性
上の信頼性が高く、体積効率の高いヒユーズ付き
チツプ型電解コンデンサを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の構成は、コンデンサ素子の陽極線およ
び陰極層からそれぞれ突出された外部端子が外装
樹脂の壁面に沿つて折り曲げられたチツプ型電解
コンデンサにおいて、前記陽極線と直交して横方
向に接続された帯状陽極端子と前記外部陽極端子
との間で前記外装樹脂の内部にて橋絡接続された
ヒユーズを有し、前記外装樹脂の側面で前記帯状
陽極端子のある個所の一部に樹脂切欠き部が設け
られ、この切欠き部内で前記帯状陽極端子が切離
されていることを特徴とする。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
第1図a,bは本発明の第1の実施例の内部構
造を表わす斜視図およびその長手方向の断面図、
第2図は第1図の正面の断面図である。
本実施例は、先ずニツケル、42合金などの薄い
金属系を用意し、プレス等の成型手段により、第
2図に示すように帯状陽極端子3、外部陽極端子
4および段差部を有する外部陰極端子5が連結さ
れたリードフレーム6を形成する。
次に、タンタルなどの弁作用金属の陽極体を陽
極酸化し、その上に二酸化マンガン層、カーボン
層、銀ペースト層を順次被着させ、最外層に陰極
部を有する固体電解コンデンサ素子(以後、コン
デンサ素子という)1を形成する。このコンデン
サ素子1に植立状に接続された陽極線2を帯状陽
極端子3の一部に溶接等の手段により接続する。
一方、段差部を有する外部陰極端子5にあらか
じめ一定量塗布しておいた導電性接着剤7にコン
デンサ素子1を接着させ乾燥固着させる。その
後、帯状陽極端子3と外部陽極端子4の間にヒユ
ーズ8をはんだ付け、あるいはワイヤーボンデイ
ングなどにより橋絡させてヒユーズ8の両端を固
着し、さらにシリコン樹脂等の弾性樹脂9でヒユ
ーズ8を覆うように被着する。
その後にトランスフアーモールド等の手段によ
り、エポキシ樹脂などの外装樹脂10で絶縁外装
し、外装樹脂10の陽極近辺の二側面に切欠き部
10a,10bより突出している帯状陽極端子3
の橋絡部を外装樹脂10の切欠き部10a,10
bの壁面内で切り離し、さらに外部陽極端子4お
よび陰極端子5をリードフレーム6より切り離し
て外装樹脂10の壁面に沿つて折り曲げ形成し、
ヒユーズ付きチツプ型固体電解コンデンサを完成
する。
この完成品に過電流を流した際でも、ヒユーズ
8がコンデンサ素子1の陰極層に近接していない
ので、ヒユーズ8が発熱し切断に至るまでの間に
はんだの吹き出しや、焼損等の事故は発生せず、
安全装置として確実に機能し、二次災害等は発生
しない。
また、陽極端子側は陰極層と比較して平坦性や
寸法の均一性が良いので、ヒユーズの接続が容易
であり、自動のワイヤーボンデイング機等の適用
が十分に可能であるために、工程の簡略化ができ
る。
さらに、帯状陽極端子は長手方向に連続的に接
合加工したリードフレームを形成しているため、
製造工程の搬送や製造工程中に変形したり不揃に
なるのを防ぐ役目をなしているので作業性や歩留
が向上できる。この陽極端子側は陰極側に比べて
ヒユーズの接続スペースが十分にあり、チツプ形
状を大きくしたり、コンデンサ素子形状を小さく
することもなく、容量の体積効率はヒユーズを付
けないチツプ型固体電解コンデンサと同等のもの
が得られる。
さらに、外装樹脂の近辺の二側面の切欠き部1
0a,10bの内部にて切離しする。並びに折り
曲げたりするので、帯状陽極端子3が外装樹脂1
0の外周面より突出しないため、回路基板等へ自
動装着する自動装着機でのセンタリングが確実に
できるので、回路基板などへの装着位置精度向上
および装着確率が高いヒユーズ付き電解コンデン
サが得られる。
第3図は本発明の第2の実施例を示すx−x′短
方向の断面図である。この実施例では、第1の実
施例で記載した帯状陽極端子3を外装樹脂10の
側面の切断線a−a′、b−b′で切断し、切欠き部
10a,10b内に折り曲げて折曲げ部3aを形
成したものである。従つて、切断個所が外装樹脂
10の外側となり、広い範囲で切断できるので、
切断および折り曲げ加工が容易となる。
第4図は本発明の第3の実施例を示す同様の断
面図である。この実施例では、第1の実施例で記
載した外装樹脂10の側面の下部のみに切欠き部
10c,10dを形成し、帯状陽極端子3を外装
樹脂10の側面の切断線c−c′、d−d′で切断
し、切欠き部10c,10d内に折り曲げて、折
曲げ部3aを形成したものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、次の効果
がある。
1 はんだ吹き出しや焼損事故の危険性がなく、 2 ヒユーズの接合工程が簡便であり、 3 工程中の作業性や歩留が向上し、 4 小型大容量化の容易な、 5 自動装着機に適合し、装着確率の高い、 ヒユーズ付チツプ型固体電解コンデンサが得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明の第1の実施例の内部構
造を示す斜視図、およびその長手方向の断面図、
第2図は第1図の正面の断面図、第3図は本発明
の第2の実施例を示す短辺方向の断面図、第4図
は本発明の第3の実施例を示す短辺方向の断面
図、第5図a,bは従来のヒユーズ付きチツプ型
固体電解コンデンサの内部構造を示す斜視図、お
よびその長手方向の断面図である。 1……コンデンサ素子、2……陽極線、3……
帯状陽極端子、3a……折曲げ部、4,14……
外部陽極端子、5,15……外部陰極端子、6…
…リードフレーム、7……導電性接着剤、8……
ヒユーズ、9……弾性樹脂、10……外装樹脂、
10a,10b,10c,10d……切欠き部、
17……絶縁物、18……陰極層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンデンサ素子の陽極線および陰極層からそ
    れぞれ突出された外部端子が外装樹脂の壁面に沿
    つて折り曲げられたチツプ型電解コンデンサにお
    いて、前記陽極線と直交して横方向に接続された
    帯状陽極端子と前記外部陽極端子との間で前記外
    装樹脂の内部にて橋絡接続されたヒユーズを有
    し、前記外装樹脂の側面で前記帯状陽極端子のあ
    る個所の一部に樹脂切欠き部が設けられ、この切
    欠き部内で前記帯状陽極端子が切離されているこ
    とを特徴とするヒユーズ付きチツプ型電解コンデ
    ンサ。 2 切離された帯状陽極端子が外装樹脂の側面で
    切欠き部内に折り曲げられたものである特許請求
    の範囲第1項記載のヒユーズ付きチツプ型電解コ
    ンデンサ。
JP6614387A 1987-03-20 1987-03-20 ヒユ−ズ付きチツプ型電解コンデンサ Granted JPS63232412A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6614387A JPS63232412A (ja) 1987-03-20 1987-03-20 ヒユ−ズ付きチツプ型電解コンデンサ

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JP6614387A JPS63232412A (ja) 1987-03-20 1987-03-20 ヒユ−ズ付きチツプ型電解コンデンサ

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JPS63232412A JPS63232412A (ja) 1988-09-28
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JP6614387A Granted JPS63232412A (ja) 1987-03-20 1987-03-20 ヒユ−ズ付きチツプ型電解コンデンサ

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JPH0518028U (ja) * 1991-08-13 1993-03-05 関西日本電気株式会社 チツプ型固体電解コンデンサ
JP2010251716A (ja) * 2009-03-25 2010-11-04 Rohm Co Ltd 固体電解コンデンサおよびその製造方法

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