JPH05192495A - 物干具 - Google Patents

物干具

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JPH05192495A
JPH05192495A JP757892A JP757892A JPH05192495A JP H05192495 A JPH05192495 A JP H05192495A JP 757892 A JP757892 A JP 757892A JP 757892 A JP757892 A JP 757892A JP H05192495 A JPH05192495 A JP H05192495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clothes
arm
rib
base
drying arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP757892A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyohei Kida
恭平 来田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Publication date
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】物干しアームの基部の後端面を奥に向かって傾
斜して延設されたリブの上面に当接させて、回動操作を
なめらかにすると共に、頻繁な物干しアームの回動操作
によっても物干しアームを常に安定した起立状態に維持
させる。 【構成】中央部に引掛軸1が立設された支持体2の周縁
に複数の窓孔31を形成する。それぞれの窓孔31の両
内側壁5には軸孔51を、また窓孔31の底面には奥に
向かって傾斜して延設するリブ41を形成する。物干し
アーム6の基部62の両側面に突軸64を形成する。軸
孔51に突軸64を枢着して物干しアーム6を窓孔31
に起倒自在に取り付ける。物干しアーム6が起立状態に
あるときに、基部62の後端面65が前記リブ41の上
面に当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の物干しアームを
有する折り畳み型の物干具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の物干具は、物干しアームにタオ
ル、肌着、おむつ等の小物の洗濯物を多数吊り下げて干
せるようになされており、従来、該物干具の構造は、例
えば実開昭63−28497号公報に記載される如く、
支持体の周縁に多数の物干しアームが起倒自在に枢着さ
れ、該物干しアームの後端には凸部が、支持体にはスト
ッパー部がそれぞれ設けられており、不使用時に、該物
干しアームを回動して起立させると、前記物干しアーム
の凸部と、支持体のストッパー部が嵌合され、物干しア
ームが起立状態に保持されて、コンパクトな状態で収納
されるようになされた物干具が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
物干具においては、物干しアームを起立状態や倒伏状態
に保持しようとすると、物干しアームの凸部を、支持体
のストッパー部を乗り越えさせて嵌合したり、該嵌合を
解除する必要があるため、強い力で物干しアームを回動
させねばならず、しかも該回動もなめらかではなかっ
た。またストッパー部の位置や高さ等についても、物干
しアームの凸部との関係において、高い寸法精度が要求
された。さらに頻繁な物干しアームの回動操作を繰り返
すと、物干しアームの凸部と支持体のストッパー部が磨
耗したり、変形して、安定な起立状態に保持できなくな
るといった欠点もあった。
【0004】本発明は、従来の物干具が有していた上記
の問題点を解消し、物干しアームの回動操作をなめらか
にすると共に、頻繁な物干しアームの回動操作によって
も物干しアームが常に安定した起立状態に維持される物
干具を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成としている。すなわち、こ
の発明に係る物干具は、中央部に引掛軸が立設された支
持体の周縁に複数の窓孔が形成され、それぞれの窓孔の
両内側壁には軸孔が、また窓孔の底面には奥に向かって
傾斜して延設されたリブが形成されており、前記それぞ
れの窓孔には物干しアームの基部が挿入され、該基部の
両側面に形成された突軸が前記軸孔に枢着されて、物干
しアームが起倒自在となされると共に、物干しアームが
起立状態にあるときに、物干しアームの基部の後端面が
前記リブの上面に当接されるようになされたことを特徴
としている。
【0006】
【作用】以上の構成により、物干しアームを起立状態に
保持させるには、物干しアームを倒伏状態から起立方向
に回動させれば、物干しアームの基部の後端面の下縁部
が、奥に向かって傾斜して延設されたリブの上面を押圧
しながら摺動され、遂に該基部の後端面がリブの上面に
当接され、物干しアームは、該基部の突軸と端面が、支
持体の軸孔とリブの上面とで挟持されて、安定した起立
状態に保持される。
【0007】また物干しアームは、奥に向かって傾斜し
て延設されたリブの上面に対して垂直に起立されるた
め、起立状態ではやや内方向に傾いており、外方向に倒
れにくく、安定した起立状態に保持される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の物干具の一実施例を示す斜視
図、図2は図1の物干具の部分拡大断面説明図、図3は
図1の物干具の支持体の上蓋と下蓋の内部平面図、図4
は図1の物干具に使用される物干しアームの一実施例を
示す分解図、図5は図4の物干しアームの斜視図であ
る。
【0009】図1において、1は引掛軸である。該引掛
軸1は杆状の金属や硬質の合成樹脂等より作製され、吊
り部12と、該吊り部12から延設される取付部11か
らなる。該吊り部12は略逆U字状に折曲されて、竿等
の被引掛物に引っ掛けられるようになされている。また
取付部11は直線状であって、該取付部11の下端には
ストッパー13が形成されている。
【0010】2は支持体であって、該支持体2は合成樹
脂製の上蓋3と底蓋4からなり、該上蓋3および底蓋4
の形状は円盤状であっても、方形状であってもよい。な
お、前記引掛軸1は上蓋3の中央部に立設されており、
該引掛軸1の取付部11が、上蓋3の中央部に穿設され
た支持孔34に回動自在に挿通され、且つストッパー1
3が支持孔34に係止されて、脱落が抑止されていると
共に、上蓋3と底蓋4で形成される空間45を上下方向
に摺動自在とされている。
【0011】さらに、前記引掛軸1が上方向に摺動され
た状態では、吊り部12は、起立状態にある後述の物干
しアーム6の先端より突出されており、物干しアーム6
が起立状態にあっても、被引掛物に引っ掛けられるよう
になされている。また吊り部12は摩擦係数の高い材
料、例えば軟質ポリ塩化ビニール樹脂等で該表面が被着
されていれば、被引掛物に対して、滑らず、安定して引
っ掛けられるので好ましい。
【0012】上蓋3の周縁には、該周縁を適宜間隔に切
り欠いて複数の窓孔31が形成され、該それぞれの窓孔
31の内面には、両側に二個一対の側壁32が形成され
ている。
【0013】下蓋4は、外周が上蓋3の外周と略同一形
状とされ、上蓋3の周縁に形成された窓孔31よりやや
中心よりの位置で、複数のビス等により上蓋3に螺着さ
れて、嵌合一体化されている。また下蓋4の下面の中央
部には筒状の握持部44が垂下され、該握持部44の内
部には空間45が形成されている。さらに下蓋4の内面
には、上蓋3の窓孔31の両側に形成された二個一対の
側壁32に相対向して、同様な二個一対の側壁42が形
成され、且つ前記上蓋3の側壁32と下蓋4の側壁42
の各上面の一部がそれぞれ半円状に切り欠かれた凹部3
3,43が形成されており、該上下の側壁32,42が
当接されて形成された側壁5に、凹部33,43からな
る軸孔51が形成されるようになされている。
【0014】さらにまた、下蓋4の内面に形成された二
個の側壁42の間には、側壁42に沿って平行に延設さ
れたリブ41が底面より立設され、該リブ41の高さは
奥に向かって低くなるように傾斜されている。該リブ4
1の傾斜角は略5度前後が好ましい。
【0015】6は物干しアームであって、該物干しアー
ム6は支杆61、基部62、先端部63とからなり、通
常基部62および先端部63には、洗濯物が挟持される
クリップ66が取り付けられている。
【0016】物干しアーム6の支杆61、基部62、先
端部63は硬質の合成樹脂で一体に成型されてもよい
し、図4、図5の如く、支杆61をステンレス等の金属
管製とし、合成樹脂製の基部62や先端部63をそれぞ
れ取着してもよく、この場合には基部62と先端部63
に、支杆61の内径よりやや径太となされ且つ支杆61
の断面と異なった断面形状とされた柱状の挿入部67を
形成し、該挿入部67を前記支杆61の内側に両端より
挿着して、物干しアーム6を作製してもよい。
【0017】この場合、支杆61に外径8mm、肉厚
0.3mmのステンレスのパイプを使用し、基部62及
び先端部63の挿入部67を長径が9mm、短径が6m
m程度の断面寸法の小判形で、先端をやや細くした長さ
7mm程度に形成すれば好適であり、該挿入部67が支
杆61の内側に圧入されると、挿入部67が支杆61を
内側より押し広げつつ挿入されて、支杆61に挿着さ
れ、基部62および先端部63は支杆61と強固に一体
化される。
【0018】物干しアーム6の基部62は前記支持体2
に形成された複数の窓孔31にそれぞれ挿入されてお
り、該挿入された基部62には、後端面65から所定位
置の両側面に突軸64が対向して形成され、該突軸64
が前記支持体2の窓孔31の側壁5に形成された軸孔5
1に枢着されて、物干しアーム6が支持体2に対して倒
伏状態から起立状態の間で回動自在とされている。
【0019】また物干しアーム6の基部62の後端面6
5より突軸64の中心までの長さは、支持体2に形成さ
れた軸孔51の中心より下蓋4に形成された傾斜状のリ
ブ41の上面までの垂線距離と略同一とされて、軸孔5
1に枢着された物干しアーム6が、起立状態にあるとき
に、該基部62の後端面65が前記傾斜状のリブ41の
上面に当接されるようになされており、物干しアーム6
は、該基部62の突軸64と後端面65が、前記軸孔5
1とリブ41の上面とで挟持されて、起立状態に保持さ
れる。
【0020】なお、物干しアーム6が起立状態にあると
きに、物干しアーム6の支杆61の上面が、窓孔31の
上端部35に係止されるようにすれば、物干しアーム6
はより安定して起立状態に保持される。
【0021】上記構成による物干具の使用方法を示せ
ば、まず支持体2の下面の握持部44を持って、引掛軸
1を上方向に摺動させて、引掛軸1を物干しアーム6の
先端部63より突出させた後、竿等の被引掛物に該引掛
軸1の吊り部12を引っ掛ける。次に物干しアーム6を
回動させて倒伏方向に倒せば、物干しアーム6の支杆6
1の下面が、窓孔31の外周端部36に係止され、物干
しアーム6が倒伏状態に保持される。しかる後、物干し
アーム6のクリップ66で洗濯物を挟持して干せばよ
い。
【0022】次に物干具を収納するときは、物干しアー
ム6を回動させて起立方向に起こせば、物干しアーム6
の基部62の後端面65の下縁部が、傾斜されたリブ4
1の上面を押圧しながら摺動され、遂に該基部62の後
端面65が前記リブ41の上面に当接されて、物干しア
ーム6が起立状態に保持される。しかる後、そのまま引
掛軸1の吊り部12を被引掛物に引っ掛けて放置しても
よく、また吊り部12を被引掛物から外して、引掛軸1
を下方に摺動させて、物干しアーム6の先端部63から
突出しないようにして収納してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明物干具は、物
干しアームを倒伏状態から起立方向に回動させれば、物
干しアームの基部の後端面の下縁部が、奥に向かって傾
斜して延設されたリブの上面を押圧しながら摺動され、
遂に該基部の後端面がリブの上面に当接され、物干しア
ームは、該基部の突軸と後端面が、支持体の軸孔とリブ
の上面とで挟持されるので、安定した起立状態に保持さ
れると共に、物干しアームの倒伏状態と起立状態間の回
動操作も、軽く、なめらかである。
【0024】また本発明物干具は、物干しアームが奥に
向かって傾斜して延設されたリブの上面に対して垂直に
起立されるため、起立状態ではやや内方向に傾いてお
り、外方向に倒れにくく、安定した起立状態に保持され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の物干具の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の物干具の部分拡大断面説明図である。
【図3】図1の物干具の支持体の上蓋と下蓋の内部平面
図である。
【図4】図1の物干具に使用される物干しアームの一実
施例を示す分解図である。
【図5】図4の物干しアームの斜視図である。
【符号の説明】
1 引掛軸 2 支持体 3 上蓋 4 下蓋 41 リブ 5 側壁 51 軸孔 6 物干しアーム 62 基部 64 突軸 65 後端面 66 クリップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に引掛軸1が立設された支持体2の
    周縁に複数の窓孔31が形成され、それぞれの窓孔31
    の両内側壁5には軸孔51が、また窓孔31の底面には
    奥に向かって傾斜して延設されたリブ41が形成されて
    おり、前記それぞれの窓孔31には物干しアーム6の基
    部62が挿入され、該基部62の両側面に形成された突
    軸64が前記軸孔51に枢着されて、物干しアーム6が
    起倒自在となされると共に、物干しアーム6が起立状態
    にあるときに、物干しアーム6の基部62の後端面65
    が前記リブ41の上面に当接されるようになされた物干
    具。
JP757892A 1992-01-20 1992-01-20 物干具 Pending JPH05192495A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP757892A JPH05192495A (ja) 1992-01-20 1992-01-20 物干具

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JP757892A JPH05192495A (ja) 1992-01-20 1992-01-20 物干具

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JPH05192495A true JPH05192495A (ja) 1993-08-03

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JP757892A Pending JPH05192495A (ja) 1992-01-20 1992-01-20 物干具

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JP (1) JPH05192495A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0248091B2 (ja) * 1984-10-16 1990-10-24 Kooyuu Kogei Kk

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0248091B2 (ja) * 1984-10-16 1990-10-24 Kooyuu Kogei Kk

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