JPH0519158Y2 - - Google Patents

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JPH0519158Y2
JPH0519158Y2 JP2885685U JP2885685U JPH0519158Y2 JP H0519158 Y2 JPH0519158 Y2 JP H0519158Y2 JP 2885685 U JP2885685 U JP 2885685U JP 2885685 U JP2885685 U JP 2885685U JP H0519158 Y2 JPH0519158 Y2 JP H0519158Y2
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tong
guide
bracket
cylinder
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、フオージングロール用マニプレータ
のトング反転装置に関するものである。
[従来の技術] 水平圧延形フオージングロールのマニプレータ
にビレツト等の角材をコンベヤから供給する場
合、角材のフラツト面を上下面として供給せざる
を得ない。従来、マニプレータにはトングの90°
反転機能しかなく、コンベヤ上の角材を反転角度
0°の状態で上・下ロールの1パス成形用ロールセ
グメント間に挿入し、次いで90°反転状態で該ロ
ールの2パス成形用ロールセグメント間に挿入し
て、2パスの型ロール圧延を行つていた。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、前記従来の圧延方法では、2パス成形
時の角材と成形型との接触面積が少なく、かつ、
角材の型内拘束力が弱いため、圧延能率及び品質
が良くないという不都合があつた。
本考案は、従来のかかる不都合を解消するため
になされたもので、マニプレータにトングの90°
反転機能に新たに45°と135°の反転機能を追加し
て角材の対角圧延をも行うことにより圧延能率及
び品質をともに向上させることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係るフオージングロール用マニプレー
タのトング反転装置は、トング軸に45°反転ガイ
ドと90°反転ブラケツトを回転可能に嵌合し、該
90°反転ブラケツトに、45°反転ガイドを回転させ
る45°反転シリンダを設け、前記トング軸を支持
するフレームに、90°反転ブラケツトを回転させ
る90°反転シリンダを設けると共に、前記トング
軸又は45°反転ガイドの一方に被案内ローラを設
け、他方にトング軸方向に沿つて前記被案内ロー
ラが係合する案内長孔を設けたことを特徴とする
ものである。
[実施例] 以下、その詳細を図示する実施例により説明す
る。
図中1はフオージングロールで、上下に対向配
置された上ロール2と下ロール3を備えている。
このフオージングロール1により例えば、ビレツ
トを4パスで型ロール圧延するために、上ロール
2と下ロール3には、上下相対応する4組のロー
ルセグメント4と5が設けられている。
6はトング台車で、マニプレータフレーム7内
にガイドロツド8を介してフオージングロール1
のロール軸方向(以下単にロール軸方向という。)
に図示しない移動シリンダにより移動可能に設け
られている。このトング台車6は、平面視矩形に
枠組されており、そのロール軸方向と直角方向端
には軸受9,10が対設されている。
11はトングで、開閉シリンダ12により開閉
可能なトングヘツド13をトング軸14の先端に
備えている。
15は45°反転ガイド、16は90°反転ブラケツ
トで、ともにトング軸14に回転可能に嵌合され
ている。これらの45°反転ガイド15と90°反転ブ
ラケツト16を介して、トング台車6に設けた軸
受9,10にトング軸14が回転可能で、かつ、
ロール軸方向と直角方向に移動可能に支持されて
いる。
45°反転ガイド15は、トング軸14に所定間
隔をおいて嵌合した一対の取付体15A間に架設
されており、該45°反転ガイド15にはトング軸
14に沿う案内長孔17が設けられている。この
案内長孔17と、トング軸14に設けた被案内ロ
ーラ18とは互いに係合しており、かつ、トング
軸方向に相対移動可能となつている。このため、
トング11のロール軸方向と直角方向移動性を保
持しながら該トング11を45°反転ガイド15及
び90°反転ブラケツト16の回転と連動して同一
方向に回転させることができる。
尚、前記と反対に、トング軸14の側面に案内
長孔17を設け、45°反転ガイド15に被案内ロ
ーラ18を設けてもよい。
45°反転ガイド15のブラケツト16側端(取
付体15A)の外周部には45°反転シリンダ19
のロツド先端が枢着され、かつ、緩衝ゴム20付
きの回転端ストツパ21が一対突設されている。
一方、90°反転ブラケツト16の側部には45°反転
シリンダ19がトラニオン支持で取付けられ、か
つ、回転端ストツパ21間に位置するストツパ受
22が突設されている。
このため、90°反転ブラケツト16に対して、
一方の回転端ストツパ21がストツパ受22に当
接する位置から他方の回転ストツパ21が該スト
ツパ受22に当接する位置まで45°反転ガイド1
5を45°反転シリンダ19により45°正逆回転で
き、またその回転端位置に固定できる。
90°反転ブラケツト16の外周部には90°反転シ
リンダ23のロツド先端が枢着され、かつ、回転
端ストツパ24が突設されている。
一方、トング台車6には、回転端ストツパ24
を挟んで対向する緩衝ゴム25付きのストツパ受
26が一対突設されている。前記90°反転シリン
ダ23は、支持フレームとなるトング台車6に垂
設された取付ブラケツト27にトラニオン支持で
取付けられている。このため、回転端ストツパ2
4が一方のストツパ受26に当接する位置から他
方のストツパ受26に当接する位置まで90°反転
ブラケツト16を90°反転シリンダ23により90°
正逆回転でき、またその回転端位置に固定でき
る。
マニプレータフレーム7の下部には、ロール軸
方向に沿う軸28が軸受29を介して支持されて
いる。該軸28にはリンク30と、リンク32と
がトング軸14の軸方向に揺動可能に設けられて
いる。
そして、リンク32の他端にはロツド31を介
して摺動可能に嵌合されたリンク34が連結され
ており、該リンク34には、トング軸14に回転
のみ可能に装着された取付リング33が連結され
ている。一方、フオージングロール1には、上・
下ロール2,3の回転と連動して回転される偏心
カム35と、これに押付シリンダ36により摺動
保持される駆動レバー37とが設けられている。
該駆動レバー37と前記リンク30は、ロツド3
8を介して連結されている。このため、フオージ
ングロール1の上・下ロール2,3の回転と連動
して揺動レバー37をトング軸方向に揺動させ、
リンク式連動機構28〜34によりトング11を
トング軸方向に前後進させることができる。
尚、39はフオージングロール1にビレツトを
供給するためのコンベヤである。
以上の構成において、トング11を45°、90°、
135°反転させる場合を説明する。
45°反転シリンダ19は、第4図の実線で示す
ロツド短縮状態の位置を反転原位置とされ、90°
反転シリンダ23は、第5図の二点鎖線で示すロ
ツド伸長状態の位置を反転原位置とされている。
トング11を45°反転させる場合、45°反転シリ
ンダ19の伸長により45°反転ガイド15を第4
図の時計回り方向に回転させると、該ガイド15
側の案内長孔17とトング軸14側の被案内ロー
ラ18が係合しているため、トング11は、45°
反転ガイド15と共に同一方向に45°反転される
(第9図a→b)。
また、トング11を90°反転させる場合、45°反
転シリンダ19を短縮して元の状態とすると共
に、90°反転シリンダ23の短縮により90°反転ブ
ラケツト16を第4図の時計回り方向に回転させ
ると、45°反転ガイド15は、45°反転シリンダ1
9により90°反転ブラケツト16に対して反転原
位置で固定されており、該ブラケツト16と共に
90°回転することになるから、前記した案内長孔
17と被案内ローラ18の係合関係で、トング1
1は、45°反転ガイド15及び90°反転ブラケツト
16と共に同一方向に90°反転される(第9図b
→c)。
更に、トング11を135°(=45°+90°)反転させ
る場合、前記したトング11の45°反転及び90°反
転操作、つまり、45°反転シリンダ19の伸長及
び90°反転シリンダ23の短縮により45°反転ガイ
ド15と90°反転ブラケツト16を第4図の時計
回り方向に回転させると、トング11は、45°反
転ガイド15及び90°反転ブラケツト16と共に
同一方向に135°反転される(第9図c→b)。
従つて、トング11を45°、90°、135°反転させ
ることができるから、トング11の前後進及びト
ング台車6の横行を組合せてトングヘツド13を
第1図に示す軌跡で移動させれば、ワークの45°、
135°反転による対角圧延を含む4パスの型ロール
圧延が可能となる。
尚、マニプレータフレーム7内に、ロール軸方
向に移動可能なトング台車6を設け、これにトン
グ11を支持した例につき説明したが、マニプレ
ータ全体をロール軸方向に移動させてもよい。
90°反転シリンダ23は、トング11を支持する
フレームに設ければよい。
[考案の効果] 以上の通り本考案は、トングの45°反転、90°反
転及びこれを合せた135°反転の機能を有してお
り、45°、135°反転による対角圧延により成形時
のワークと成形型との接触面積及びワークの型内
拘束力を増すことができるから、圧延を効率良く
行え、圧延能率及び品質を確実に向上させうる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の一実施例を示す矢
視平断面図、矢視側面図、第3図は第2図のA
部の詳細を示す拡大断面図、第4図、第5図は第
3図の〜線、〜線断面図、第6図は一部を省
略した第1図の〜線断面図、第7図は第6図の
要部とトング前後進装置を示す概要図、第8図は
第7図の縮小した−線断面図、第9図は本考
案の作用説明図である。 6……トング台車、9,10……軸受、11…
…トング、14……トング軸、15……45°反転
ガイド、16……90°反転ブラケツト、17……
案内長孔、18……被案内ローラ、19……45°
反転シリンダ、21,24……回転端ストツパ、
22,26……ストツパ受、23……90°反転シ
リンダ、27……取付ブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トング軸に45°反転ガイドと90°反転ブラケツト
    を回転可能に嵌合し、該90°反転ブラケツトに、
    45°反転ガイドを回転させる45°反転シリンダを設
    け、前記トング軸を支持するフレームに、90°反
    転ブラケツトを回転させる90°反転シリンダを設
    けると共に、前記トング軸又は45°反転ガイドの
    一方に被案内ローラを設け、他方にトング軸方向
    に沿つて前記被案内ローラが係合する案内長孔を
    設けたことを特徴とするフオージングロール用マ
    ニプレータのトング反転装置。
JP2885685U 1985-02-28 1985-02-28 Expired - Lifetime JPH0519158Y2 (ja)

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JPS61148434U JPS61148434U (ja) 1986-09-12
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