JPH06162Y2 - 圧延機のロ−ル傾斜角調整装置 - Google Patents

圧延機のロ−ル傾斜角調整装置

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JPH06162Y2
JPH06162Y2 JP1987115191U JP11519187U JPH06162Y2 JP H06162 Y2 JPH06162 Y2 JP H06162Y2 JP 1987115191 U JP1987115191 U JP 1987115191U JP 11519187 U JP11519187 U JP 11519187U JP H06162 Y2 JPH06162 Y2 JP H06162Y2
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JP
Japan
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cradle
roll
curved surface
jack
adjusting device
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Application number
JP1987115191U
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English (en)
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JPS6420901U (ja
Inventor
明男 石水
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、シームレス鋼管製造設備のピアサ等圧延機に
おけるロール傾斜角調整装置に関するものである。
(従来の技術とその問題点) 従来、シュータイプピアサやディスクタイプピアサで
は、第2図に示す如く、フレーム2内にクレードル1を
材料パスライン側に前後進可能でかつ回転可能にクレー
ドル受3を介して支持すると共に、該クレードル1の下
部にシフトブロック25を突設し、該シフトブロック2
5を挟んで対向する電動ウォームジャッキ14及び油圧
シリンダ9をフレーム2に設け、油圧シリンダ9の力に
打ち勝ってウォームジャッキ14の作動ロッド(ジャッ
キ軸)15を前進させ、或いはこのジャッキ軸15の後
退によって油圧シリンダ9の作動ロッド(ピストンロッ
ド)10を押出させてシフトブロック25を介してクレ
ードル1を図示時計回り方向或いは反時計回り方向に回
転させ、該クレードル1にヨークを介して支持した主ロ
ール23の材料パスライン方向に対する傾斜角θを調整
していた。
しかしながら、このロール傾斜角調整装置では、傾斜角
θが大きくなると、同一軸心上にあるジャッキ軸15及
びピストンロッド10の先端がシフトブロック25に対
して前記軸心から大きくずれた位置にて小さい面積で当
接するから、ジャッキ軸15及びピストンロッド10と
シフトブロック25との間に大きなすべり摩擦を生じ、
調整がスムーズにできず、また、ジャッキ軸15及びピ
ストンロッド10は偏心当接により強大な曲げ力を受け
るので、これに耐える頑丈な構造にする必要があり、さ
らに、安定したロール傾斜角維持のために第2図の装置
では所望のロール傾斜角に角度調整したクレードル1を
ロール傾斜角調整装置とは別個に設けたクレードルクラ
ンプ装置でクランプしており、装置が複雑となり高価な
装置となる欠点があった。
(考案の目的) 本考案は、前記従来の問題点を解決するためになされた
もので、ジャッキ及びシリンダによってクレードルをク
レードル受上にクランプしながら回転させてロール傾斜
角調整をスムーズに行え、しかも調整後そのクランプ状
態を保持することができるようにすることを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る圧延機のロール傾斜角調整装置は、材料パ
スライン側に主ロール(23)をロールチョック(24)を介し
て回転可能に取付けると共に、材料パスライン側に前後
進可能でかつ回転可能なクレードル(1)をフレーム内に
設け、該クレードルの周面部に、平坦な摺動面を形成し
た受突起を設け、該受突起の摺動面上に、反摺動面側に
クレードルの回転中心より偏心した位置での仮想中心の
まわりの凸曲面(22)を形成したスライドブロックを移動
可能に設け、前記フレームに前記受突起と夫々当接可能
な作動ロッドが突出したジャッキ及びシリンダを設け、
該ジャッキ及びシリンダの作動ロッドの受突起側端に前
記スライドブロックの凸曲面に当接する凹曲面(18)を形
成したことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図で説明する。
図中1は一対のクレードルで、フレーム2内に材料パス
ラインを挟んで対向配置され、フレーム2に設けたクレ
ードル受3上にクレードル1に取換え可能に設けたライ
ナー4にて当接して材料パスライン方向と直角な同一中
心線まわりに回転可能で、かつ、材料パスラインL側に
前後進可能に支持されている。
5,6は受突起で、前記クレードル1の周面より突設され
ており、該受突起5,6の上部には平坦な摺動面7,8が形成
されている。
9は油圧シリンダで、前記一方の受突起5の直上に位置
するようにフレーム2に設けられており、該油圧シリン
ダ9の下方に突出した作動ロッド10の下端には、フレ
ーム2に設けた昇降ガイド11にガイドされる押圧ブロ
ック12が装着されている。押圧ブロック12の下端面
には凹曲面13が形成されている。
14はスクリュジャッキ(実施例ではウォームジャッ
キ)で、前記他方の受突起6の直上に位置するようにフ
レーム2に設けられており、該スクリュジャッキ14の
下方に突出した作動ロッド15の下端には、フレーム2
に設けた昇降ガイド16にガイドされる押圧ブロック1
7が装着されている。押圧ブロック17の下端面には凹
曲面18が形成されている。
19,20はスライドブロックで、前記受突起5,6上部の摺動
面7,8上に移動可能に載置されており、一方のスライド
ブロック19の上部には、前記凹曲面13に当接する凸
曲面21が形成され、他方のスライドブロック20の上
部には、前記凹曲面18に当接する凸曲面22が形成さ
れている。
23は主ロールで、ロールチョック24を介して回転可
能に前記クレードル1に取付けられている。
(作用) 油圧シリンダ9及びスクリュジャッキ14の押出し作動
により作動ロッド10,15を介して押圧ブロック12,17を下
降させて夫々の凹曲面13,18とスライドブロック19,20の
凸曲面21,22とを当接せしめ、該スライドブロック19,20
及び受突起5,6を介してクレードル1を互いに反対方向
に回転させる同一の押下げ力を付勢すると、クレードル
1は、ライナー4にてクレードル受3上に回転可能に支
持されながら回転することがなく、油圧シリンダ9及び
スクリュジャッキ14によりクランプされることにな
る。
油圧シリンダ9の力に打ち勝ってスクリュジャッキ14
の作動ロッド15を押下げれば、クレードル1は、その
クランプ状態を保持しながら第2図の時計回り方向に回
転する。反対に、スクリュジャッキ14の作動ロッド1
5を上げて油圧シリンダ9の作動ロッド10を押下げれ
ば、クレードル1は、そのクランプ状態を保持しながら
第2図の反時計回り方向に回転する。クレードル1の回
転で受突起5,6とともにスライドブロック19,20は傾動す
るが、該スライドブロック19,20の上部に設けた凸曲面2
1,22に対して夫々前記作動ロッド10,15の下端に設けた
凹曲面13,18が広い面積で均一に当接しており、しか
も、凹曲面13,18と凸曲面21,22の係合によってスライド
ブロック19,21が受突起5,6上部の摺動面7,8上を移動す
ることで前記の均一当接状態が常に保持され、作動ロッ
ド10(15)からスライドブロック19(20)を経て受突起
5(6)に押下げ力が確実に、かつ、無理なく伝達される
から、作動ロッド10(15)には曲げ力が働かず、穿孔圧
延中でもスムーズにロール傾斜角の調整を行えることに
なる。
尚、上記実施例では油圧シリンダ9及びスクリュージャ
ッキ14により押下げ方向に作用させてクレードル1を
反対方向に回転付勢するようにしているが、押上げ方向
に作用させるものでもよく、又、対向して作用させるも
のでも同効である。そして、加工される材料の鋼種変更
を考慮して本考案のロール傾斜角調整装置とは別個にク
レードルクランプ装置を具備させておいてもよい。
(考案の効果) 以上の通り本考案は、オンロード中であってもクレード
ルクランプをゆるめることなくロール傾斜角をスムーズ
に調整できる。従って、高合金やステンレス鋼等材料に
応じその噛込み時ロール傾斜角を小さくしておき、噛込
み後圧延中にロール傾斜角を調整して精度のよい圧延を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は従来
例を示す断面図である。 1…クレードル、2…フレーム、3…クレードル受、5,
6…受突起、7,8…摺動面、9…油圧シリンダ、10…作
動ロッド、13…凹曲面、14…スクリュジャッキ、1
5…作動ロッド、18…凹曲面、19,20…スライドブロ
ック、21,22…凸曲面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】材料パスライン側に主ロール(23)をロール
    チョック(24)を介して回転可能に取付けると共に、材料
    パスライン側に前後進可能でかつ回転可能なクレードル
    (1)をフレーム内に設け、該クレードルの周面部に、平
    坦な摺動面を形成した受突起を設け、該受突起の摺動面
    上に、反摺動面側にクレードルの回転中心より偏心した
    位置での仮想中心のまわりの凸曲面(22)を形成したスラ
    イドブロックを移動可能に設け、前記フレームに前記受
    突起と夫々当接可能な作動ロッドが突出したジャッキ及
    びシリンダを設け、該ジャッキ及びシリンダの作動ロッ
    ドの受突起側端に前記スライドブロックの凸曲面に当接
    する凹曲面(18)を形成したことを特徴とする圧延機のロ
    ール傾斜角調整装置。
JP1987115191U 1987-07-28 1987-07-28 圧延機のロ−ル傾斜角調整装置 Expired - Lifetime JPH06162Y2 (ja)

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JP1987115191U JPH06162Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28 圧延機のロ−ル傾斜角調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS6420901U JPS6420901U (ja) 1989-02-01
JPH06162Y2 true JPH06162Y2 (ja) 1994-01-05

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ID=31356622

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60261606A (ja) * 1984-06-08 1985-12-24 Sumitomo Heavy Ind Ltd 交差型傾斜圧延機

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Publication number Publication date
JPS6420901U (ja) 1989-02-01

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