JPH0233931Y2 - - Google Patents

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JPH0233931Y2
JPH0233931Y2 JP4067584U JP4067584U JPH0233931Y2 JP H0233931 Y2 JPH0233931 Y2 JP H0233931Y2 JP 4067584 U JP4067584 U JP 4067584U JP 4067584 U JP4067584 U JP 4067584U JP H0233931 Y2 JPH0233931 Y2 JP H0233931Y2
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roll
drive roll
drive
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movable arm
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JP4067584U
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、駆動ロールと従動ロールとの間に被
加工板を挟圧して駆動ロールの回転により被加工
板を所定の曲率に曲げ加工するロール曲げ機に関
し、この考案は、従動ロールを一つとしこれが弾
性体から構成される形式のものや、従動ロールが
複数の金属ロールからなる形式のものに利用でき
る。
通常のロール曲げ機は被加工板を円筒状に加工
するものとして多用されており、この場合は、駆
動ロール1及び従動ロール2として円柱状のもの
が利用され、これら両方のロールが平行に対接せ
しめられる。(第9,10図参照) 他方、被加工板を円錐台形状の筒体に加工する
には、共にテーパー状表面を持つ駆動ローラー及
び従動ローラーとの組み合せからなるもの、ある
いは、実開昭58−185321号公報に開示のものが採
用される。
このうち、後者のものでは駆動ロールの取替に
より種々のテーパーの筒体が加工できる。従動ロ
ールは独立して回転可能な多数の円板で構成さ
れ、この駆動ロールが揺動可能でしかも駆動ロー
ル方向に摺動可能となつているからである。
従つて、この後者のものによれば、駆動ロール
を円柱状のロールとすることにより、被加工板を
円筒状にも加工することができる。
ところが、この従来のものでは、被加工板の曲
げ加工作業の実際についての配慮が不十分で、作
業性が悪い。
駆動ロール、及び従動ロールが縦型となよつて
おり、被加工板を縦向きに支持して両ロール間に
挿入しなければならず、しかも、テーパー状の筒
体に加工する場合には、駆動ロールのテーパーに
合せた角度で縦向きに支持したまま被加工板を両
ロール間に挟圧しなければならないからである。
本考案は、〓一定姿勢に支持された駆動ロール
と、これに対して被加工板を介して対接する従動
ロールを具備し、この従動ロールが多数の独立回
転可能な円板から構成されるロール曲げ機〓にお
いて、加工作業の作業性を向上させるため、被加
工板を機体上面に横向きに載置したままテーパー
状及び円筒状のロール加工ができるようにするこ
とをその課題とする。
上記課題を解決するための本考案の技術的手段
は、〓駆動ロールをその下方の母線が機体上面よ
り上方に位置するように横向きに配設し、この駆
動ロールの下方に従動ロールを対向させると共
に、この従動ロールを、駆動ロールとの間に被加
工板を挟圧した最上昇位置と駆動ロールから離反
して被加工板を開放させた最降下位置との間で、
昇降可能とし、前記従動ロールの一端近傍に設け
た支点によつて傾斜可能に支持され且傾斜姿勢を
調節可能にした可動台を機体上面から突出させ、
前記可動台に設けた回転駆動手段に前記駆動ロー
ルの一端を着脱自在に取付け、前記回転駆動手段
の可動台に対する取付け位置を上下方向に調節可
能とし、駆動ロールの自由端を回動自在に支持す
る支持部を先端側に具備させた可動腕を機体の一
側で且駆動ロールの自由端下方において揺動可能
に軸支し、前記可動腕の揺動範囲を、駆動ロール
の自由端を支持した姿勢から前記自由端と機体上
面との間を開放した姿勢までの範囲に設定し、可
動腕の前記支持部の位置を上下方向に調節可能な
らしめた〓ことである。
本考案の上記技術的手段は、次のように作用す
る。
この考案のロール曲げ機では、初期状態では、
従動ロールは最降下位置にあつて駆動ロールから
下方に離反した状態にあり、駆動ロールと従動ロ
ールとの間には所定の間隙がある。駆動ロールの
下方の母線は、機体上面よりも上方に位置するか
ら、前記間隙も機体の上面に一致するか又はこれ
よりも上方に位置する。又、このとき、駆動ロー
ルの一端は回転駆動手段を介して可動台に支持さ
れ、他方の自由端は、可動腕の支持部により回動
自在に支持されている。
この両ロール間に被加工板の加工始端部を挿入
し、従動ロールを最上昇位置に位置させると、こ
の位置では、従動ロールは、機体上面の上方近傍
に位置する駆動ロールとの間に被加工板を所定の
圧力で挟圧する。
その後、駆動ロールが回転駆動せしめられる
と、被加工板が所定の曲率に曲成されて筒状体又
はテーパ筒体となる。この加工後に、加工済製品
を取出すととなるが、これには、従動ロールを最
降下位置に移動させると共に、可動腕をその先端
の支持部が駆動ロールから外れた所定の位置に揺
動させる。これにより、従動ロールと駆動ロール
との間に被加工板を開放するに十分な間隙が生
じ、しかも、この間隙が駆動ロールの自由端側で
開放し、駆動ロールに遊嵌状態にある前記製品が
前記自由端側から引き出せる。
以後、可動腕をその支持部が駆動ロールの自由
端を支持した状態に復帰揺動させると、各部が初
期状態となる。
従動ロールは、多数数の円板を独立して回転で
きるようにしたものであるから、駆動ロールがテ
ーパであつても、円柱状であつても、所定のテー
パ状筒体又は円筒体の加工が可能となるが、所望
の製品に加工するために、駆動ロールを取り換え
た場合には、その直径やテーパが変わり、共通の
従動ロールを使用する場合には、駆動ロールの軸
線の位置及び傾斜角度を調節する必要が生じる。
何れの駆動ロールの場合でも、下方の母線が従動
ロールの上方の母線と平行に対向し且所定の高さ
に位置する必要があるからである。
可動台の傾斜始勢及びこの可動台における回転
駆動手段の取付け位置が、調節可能であるから、
これらの調節により、前記回転駆動手段に取付け
られた駆動ロールが上記条件を満足する姿勢に支
持されることとなる。又、可動腕の支持部の位置
も調節可能であるから、これの調節により、前記
適正姿勢に設定された駆動ロールの自由端が可動
腕の支持部によつて回動自在支持できることとな
る。
この調節を行つて、上記手順により曲げ加工す
れば、被加工板を駆動ロールに合つたテーパ筒体
又は円筒体に加工出来る。
言い換えれば、駆動ロールを取り換えた場合に
も、従動ロールと駆動ロールの関係が適正に対応
することとなる。
本考案は、上記構成であるから、次の特有の効
果を有する。
加工時には、円筒体の成形及びテーパ筒体の成
形加工において、駆動ロールの直径等の異る何れ
の駆動ロールを用いる場合においても、駆動ロー
ルと従動ロールとの被加工板挟圧部は、機体の上
面近傍に位置するから、両ロール間に被加工板を
挿入して加工作業を行うことができ、被加工板を
作業者が保持する必要がなく、作業性が向上す
る。
又、駆動ロールを取り換えることにより、円筒
体とテーパ筒体の両方の加工が可能である。
さらに、加工時には、駆動ロールが両端支持状
態にあるから、駆動ロールの支持強度が十分で厚
板の曲げ加工も可能である。
以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図に本考案実施例の概略を示すが、同図に
おいて、従動ロール2は第2図の如くロール用ウ
レタン材からなる円板21の多数を軸22に回動
自在に取付けたもので、各円板には軸22に外嵌
するメタル23を設けて円板21の回転の円滑化
を図り、さらに、各円板21,21が独立して回
転するために各円板間にスペーサー24を介装し
ている。従つて、各円板は独立して回転可能とな
ると共に円板21,21の回転の相互干渉はスペ
ーサー24により防止される。
次に、従動ロール2の両端はスライダクランク
機構からなる昇降手段のスライダー31により支
持されており、クランク32に応じた範囲水平姿
勢のままで昇降する。(第5図参照) このスライダ31,31は機体4内に設けた枠
体41内で摺動可能に保持されるが、同図の如
く、スライダ31とリンク33とはウオームホイ
ール34に連設されるネジ35で連結されてお
り、ウオーム35の回転によりスライダ31の最
上昇位置が調節できるようになつている。この機
構は各スライダークランク機構に設けられてお
り、前記ウオーム相互を継ぐウオーム軸36の一
端を機体4の側部に突出させて該突出部に操作ハ
ンンドル37を設けてあり、これにより、両方の
スライダ31,31の位置調節が同期して行え
る。
従つて、加工板厚さに合せて従動ロール2の最
上昇位置を調整する作業がこの操作ハンドル37
の操作だけで可能となる。
尚、上記のものでは、駆動ロール昇降手段とし
て、スライダクランク機構を採用したが、これを
テコクランク機構に置き換えることが可能であ
る。
次に、可動台11は前記従動ロールの一端の前
後に設けた一対の支点12,12により支持され
ており、この可動台に連設した枠13に回転駆動
手段としてのモーター5が取付けられ、このモー
ター5の出力軸51に駆動ロール1の一端がボル
ト52により取外し可能にネジ止めされている。
可動台11の一部と機体4の一部とはネジ棒1
4で連結され、このネジ棒14のネジ込み度合に
より該可動台の傾斜角度が調整できる。
この為、可動台11に設けた雌ネジ体15は回
動自在に取付けられており、他方、機体4の一部
に設けたネジ棒貫通部も回動可能な支持体42と
なり、ネジ棒14の基端部がこの支持体とまわり
対偶する。
従つて、ネジ棒14を雌ネジ体15にネジ込む
方向に回転させると可動台11が直立姿勢に近づ
き、逆に回転させると可動台11がより傾斜する
ようになる。
従つて、テーパーが大きな筒体に加工する場合
には、可動台11を大きく傾斜させるべく、ネジ
棒14を逆転させることとなる。
可動台11に取付けられたモーター5は枠13
に対して上下方向に摺動自在に取付けられてお
り、枠13に連設した腕16にモーター5に固定
した調節ネジ53が貫通し、この貫通部に、腕1
6にまわり対偶し且調節ネジ53にネジ嵌合する
回転ハンドル17を取付けてあり、この回転ハン
ドルの回転に応じてモーター5が上下方向に摺動
せしめられる。尚、ここで、モーター5と枠13
とはすすみ対偶状態にあることは言うまでもな
い。(第6図参照) 次に、可動腕16はエアーシリンダー61によ
り揺動せしめられるように機体4の側部に取付ら
れており、略直立した状態で支持部62が駆動ロ
ール1の自由端17に嵌合する。この支持部17
は可動腕6に設けた調節ボルト63の下端に首振
り自在に取付けられており、駆動ロール1の種類
によつてその自由端17の姿勢が変化しても常に
適正に該自由端と対接する。
この支持部62は調節ボルト63の調節によつ
てその高さ位置も調節可能であり、種々の駆動ロ
ールに対応可能となる。(第1図、第4図参照) 尚、この実施例では、支持部62を首振り可能
にしたが、自由端支持状態における可動腕16の
姿勢を調節できるように設定すれば、支持部62
の首振り可能な機構は不要である。また、この実
施例の支持部62は下方開放の半円状となつてい
るが、支持部62に設けた透孔に自由端17が嵌
合する構成とすることもできる。
また、テーパーが大きなものでは、通常、製品
としての筒体の長さが小さくなるが、この場合に
は、駆動ロール1を、第7図の如く、片持ち状態
で支持することもできる。
以上の実施例では、従動ロール2としてウレタ
ンロールを用いた場合について説明したが、従動
ロール2としては、二つの金属ロール2a,2b
を採用することが可能で、この場合には、これら
金属ロールの上方に駆動ロール1が位置する状態
とし、第8図の態様で曲げ加工が進行する。この
場合には、従動ロール2は、第3図の如く、多数
の小径金属円板21a,21aから構成し、各金
属円板のコーナー部は所定の面取り状態とする。
以上、いずれの実施例の場合も、同径の円板2
4,24を軸22に取付けた構成としたが、テー
パー状の円板の多数をその頂部が水平線を構成す
るように配列した構成としても円筒及びテーパー
状の円筒の加工が可能となる。この場合には、テ
ーパー状円筒の加工の際に隣接円板相互に生ずる
回転速度差を大きく設定でき、テーパー状円筒の
加工精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の説明図、第2図は従動
ロールの要部断面図、第3図は他の従動ロールの
要部断面図、第4図は可動腕6の支持部62の説
明図、第5図はスライダクランク機構の説明図、
第6図はモーター5の取付状態の説明図、第7図
は本考案実施例の他の使用状態の説明図、第8図
は従動ロールの変形例の断面図、第9図、第10
図は従来例の説明図であり、その内、第10図は
X−X断面図を示す。 図中、1……駆動ロール、2……従動ロール、
21……円板、11……可動台、17……自由
端、31……スライダ、4……機体、5……モー
ター、53……調節ネジ、6……可動腕、62…
…支持部、63……調節ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定姿勢に支持された駆動ロールと、これに対
    して被加工板を介して対接する従動ロールとを具
    備し、この従動ロールが多数の独立回転可能な円
    板から構成されるロール曲げ機において、駆動ロ
    ールをその下方の母線が機体上面より上方に位置
    するように横向きに配設し、この駆動ロールの下
    方に従動ロールを対向させると共に、この従動ロ
    ールを、駆動ロールとの間に被加工板を挟圧した
    最上昇位置と駆動ロールから離反して被加工板を
    開放させた最降下位置との間で、昇降可能とし、
    前記従動ロールの一端近傍に設けた支点によつて
    傾斜可能に支持され且傾斜姿勢を調節可能にした
    可動台を機体上面から突出させ、前記可動台に設
    けた回転駆動手段に前記駆動ロールの一端を着脱
    自在に取付け、前記回転駆動手段の可動台に対す
    る取付け位置を上下方向に調節可能とし、駆動ロ
    ールの自由端を回動自在に支持する支持部を先端
    側に具備させた可動腕を機体の一側で且駆動ロー
    ルの自由端下方において揺動可能に軸支し、前記
    可動腕の揺動範囲を、駆動ロールの自由端を支持
    した姿勢から前記自由端と機体上面との間を開放
    した姿勢までの範囲に設定し、可動腕の前記支持
    部の位置を上下方向に調節可能ならしめたロール
    曲げ機。
JP4067584U 1984-03-21 1984-03-21 ロ−ル曲げ機 Granted JPS60151622U (ja)

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JP4067584U JPS60151622U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 ロ−ル曲げ機

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Publication Number Publication Date
JPS60151622U JPS60151622U (ja) 1985-10-08
JPH0233931Y2 true JPH0233931Y2 (ja) 1990-09-12

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