JPH05190891A - リードフレームおよびこれを利用した光学装置の製造方法 - Google Patents

リードフレームおよびこれを利用した光学装置の製造方法

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JPH05190891A
JPH05190891A JP542992A JP542992A JPH05190891A JP H05190891 A JPH05190891 A JP H05190891A JP 542992 A JP542992 A JP 542992A JP 542992 A JP542992 A JP 542992A JP H05190891 A JPH05190891 A JP H05190891A
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陽史 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂封止前の振動時にワイヤの断線を防ぐ。 【構成】 搭載用端子12と結線用端子14の結線位置
付近をブリツヂ部16で連結し、これを樹脂封止後に切
断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検出物体の有無を無
接点で検出する光結合装置等の光学装置用リードフレー
ムおよびこれを利用した光学装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のリードフレームを示す図、
図9は従来の樹脂封止後のリードフレームを示す図、図
10は従来のタイバー切断後のリードフレームを示す図
である。
【0003】図示の如く、従来のリードフレームは、素
子搭載用端子1と内部結線用端子2をタイバー3で連結
しており、発光素子または受光素子等の光学素子4を搭
載し、金線等のワイヤ6により内部結線した後、両端子
1,2を透光性の封止樹脂により封止して一次モールド
体7を成形し、その後タイバー3を切断していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のリードフレーム
は、素子搭載用端子1と内部結線用端子2とを相対的に
固定して位置決め後、樹脂封止していた。この際、タイ
バー3は光学素子4のワイヤ6による内部結線位置から
比較的離れた位置に配設していた。
【0005】しかし、この場合、素子4の搭載ないし内
部結線後、封止樹脂により封止するまでの間、生産工程
上のリードフレームの移動等によりリードフレームの振
動が発生し、内部結線に用いるワイヤ6のループ形状の
変形や断線が起こることがあつた。
【0006】本発明は、上記課題に鑑み、樹脂封止前に
両端子に振動が生じてもワイヤの断線等を防止し得るリ
ードフレームおよびこれを利用した光学装置の製造方法
の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1による課
題解決手段は、光学素子11を搭載する搭載用端子12
と、該光学素子11にワイヤ13にて内部結線される結
線用端子14とを備え、該結線用端子14および搭載用
端子12が外郭域のタイバー15にて一体連結され、光
学素子11の内部結線位置周辺が封止樹脂17aにて樹
脂封止されるリードフレームにおいて、前記両端子1
2,14の樹脂封止領域17外でかつ光学素子11の内
部結線位置付近に、両端子12,14を一体連結するブ
リツヂ部16が形成されたものである。
【0008】本発明請求項2による課題解決手段は、請
求項1記載の搭載用端子12に光学素子11を搭載し、
該光学素子11をワイヤ13にて請求項1記載の結線用
端子14に結線し、光学素子11のワイヤ結線位置付近
を封止樹脂17aにて樹脂封止した後、外郭域のタイバ
ー15とワイヤ結線位置付近に隣接したブリツヂ部16
とを切断するものである。
【0009】
【作用】上記請求項1,2による課題解決手段におい
て、光学素子11を搭載用端子12上に搭載し、光学素
子11と結線用端子14との間をワイヤ13にて内部結
線し、封止樹脂17aにより封止する。
【0010】この間、搭載用端子12と結線用端子14
を、その樹脂封止領域17外でかつ光学素子11の内部
結線位置付近に配されたブリツヂ部16にて一体連結し
ているため、封止樹脂17aによる封止前にリードフレ
ームの移動等により振動が発生しても、両素子12,1
4の相対的位置関係が安定する。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すリードフレー
ムの正面図、図2はリードフレームが使用された透過型
光結合装置の側面図、図3は図2のA−A断面図、図4
は図2のB−B断面図、図5は光結合装置の背面図であ
る。
【0012】図示の如く、本実施例のリードフレーム
は、例えば、受発光部に一対に設けられて、被検出物の
有無を無接点で検出する透過型光結合装置(フオトイン
タラプタ)の一構成部品として使用される。
【0013】該透過型光結合装置は、発光部および受光
部の夫々について、光学素子11を搭載する搭載用端子
12と、該搭載用端子12上の光学素子11にワイヤ1
3にて内部結線される結線用端子14とを備え、該各結
線用端子14および搭載用端子12が外郭域のタイバー
15にて夫々一体連結され、各光学素子11の内部結線
位置周辺が例えばエポキシのような熱硬化性の透光性封
止樹脂17aにて樹脂封止されて一次モールド体が形成
され、該受発光部の一次モールド体が対向配置されてな
る。
【0014】前記各搭載用端子12は、図1,4の如
く、光学素子11を搭載するための短冊状のヘツダ部1
2aを有し、前記各結線用端子14は、光学素子11に
ワイヤ13にて内部結線される結線部14aを有してい
る。該各ヘツダ部12aおよび結線部14aの各先端
は、一次モールド体の形成領域17から外み出すよう延
設されている。そして、各ヘツダ部12aおよび結線部
14aの先端同士はブリツヂ部16にて連結されてい
る。これにより、ヘツダ部12aおよび結線部14a
は、各一次モールド体の形成領域17外でかつ光学素子
11の内部結線位置付近において互いに位置決め固定さ
れる。
【0015】ここで、図2〜5中、21は遮光性樹脂2
1aにて樹脂封止された外装モールド体、22は受発光
部の両光学素子11間の光を通過させる通光窓、23は
受発光部を連結固定する連結部である。
【0016】次に、上記透過型光結合装置の製造方法に
ついて説明する。図1に示すように、まず、透過型光結
合装置の受光部について、搭載用端子12のヘツダ部1
2aへフオトダイオードやフオトトランジスタ等の光学
素子11を搭載し、光学素子11を結線用端子14へワ
イヤ13により内部結線し、これらの周囲をトランスフ
アーモールド方式にて封止樹脂17aで封止し、受光側
一次モールド体を形成する。
【0017】同様に、発光部についても、光学素子11
として赤外発光ダイオード等の発光素子を用いて、これ
を搭載用端子12のヘツダ部12aへ搭載し、ワイヤ1
3による内部結線後、封止樹脂17aで封止する。
【0018】次に、受発光部について、タイバー15お
よびブリツヂ部16を同時に切断する。この際、タイバ
ー15およびブリツヂ部16を封止樹脂17aの封止領
域17外に配しているため、型状の切断器を用いれば、
その同時切断が容易となる。
【0019】その後、受発光部を一定間隔で向い合わ
せ、射出成形(インジエクシヨン)方式にて例えばポリ
フエニレンサルフアイド(PPS)のような遮光性の熱
可塑性樹脂21aで一体封止し、図2〜5に示すような
外装モールド体21を形成する。この際、搭載用端子1
2と結線用端子14のブリツヂ部16を切断した残りの
はみ出し部分は、図4の如く、外装モールド体21内に
収納しておき、製品外部へ露出するのを防止し、外部か
ら電気的に保護しておく。
【0020】このように、搭載用端子12および結線用
端子14を、結線位置に近いブリツヂ部16で連結して
いるため、両者間の位置決めを強固になし得、樹脂封止
前でも、生産工程上の移動等により両端子12,14が
振動し内部結線のループ形状が変形したり断線したりす
ることがなくなる。したがつて、製品としての信頼性が
向上し、歩留アツプ(コストダウン)が望める。
【0021】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0022】例えば、図6,7の如く、封止樹脂17a
の一次モールド体の内部に切欠部27を形成し、この切
欠部27に対応する位置にブリツヂ部16を配置し、樹
脂封止後に切欠部27に治具を挿入してブリツヂ部16
を切断してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1,2によると、搭載用端子と結線用端子とを、そ
の樹脂封止領域外でかつ光学素子の内部結線位置付近に
配されたブリツヂ部にて一体連結しているので、樹脂封
止前でも、両端子の内部結線位置を相対的に位置決め固
定できる。そうすると、内部結線前においては、ワイヤ
の結線位置が確定するため、結線作業が容易となる。ま
た内部結線後においては、生産工程上の移動等により両
リード端子が振動し内部結線が変形したりワイヤが断線
したりすることがなくなる。したがつて、製品としての
信頼性向上、歩留アツプ(コストダウン)が望めるとい
つた優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すリードフレームの正面
【図2】リードフレームが使用された透過型光結合装置
の側面図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】図2のB−B断面図
【図5】リードフレームが使用された透過型光結合装置
の光結合装置の背面図
【図6】本発明の他の実施例のリードフレームが使用さ
れた透過型光結合装置の断面図
【図7】図6のC−C断面図
【図8】従来のリードフレームの正面図
【図9】従来の樹脂封止後のリードフレームを示す図
【図10】従来のタイバー切断後のリードフレームを示
す図
【符号の説明】
11 光学素子 12 搭載用端子 13 ワイヤ 14 結線用端子 15 タイバー 16 ブリツヂ部 17 樹脂封止領域 17a 封止樹脂

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学素子を搭載する搭載用端子と、該搭
    載用端子上の光学素子にワイヤにて内部結線される結線
    用端子とを備え、該結線用端子および搭載用端子が外郭
    域のタイバーにて一体連結され、光学素子の内部結線位
    置周辺が封止樹脂にて樹脂封止されるリードフレームに
    おいて、前記両端子の樹脂封止領域外でかつ光学素子の
    内部結線位置付近に、両端子を一体連結するブリツヂ部
    が形成されたことを特徴とするリードフレーム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の搭載用端子に光学素子を
    搭載し、該光学素子をワイヤにて請求項1の結線用端子
    に結線し、光学素子のワイヤ結線位置付近を封止樹脂に
    て樹脂封止した後、外郭域のタイバーとワイヤ結線位置
    付近に隣接したブリツヂ部とを切断することを特徴とす
    る光学装置の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6242801B1 (en) * 1995-05-11 2001-06-05 Rohm Co., Ltd. Semiconductor device
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DE102015100262A1 (de) * 2015-01-09 2016-07-14 Osram Opto Semiconductors Gmbh Leiterrahmen und Verfahren zum Herstellen eines Chipgehäuses sowie Verfahren zum Herstellen eines optoelektronischen Bauelements

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US10297537B2 (en) 2015-01-09 2019-05-21 Osram Opto Semiconductors Gmbh Lead frame and method of producing a chip housing

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