JPH05190110A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH05190110A
JPH05190110A JP4166194A JP16619492A JPH05190110A JP H05190110 A JPH05190110 A JP H05190110A JP 4166194 A JP4166194 A JP 4166194A JP 16619492 A JP16619492 A JP 16619492A JP H05190110 A JPH05190110 A JP H05190110A
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Antonius P F Zegers
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Philips Gloeilampenfabrieken NV
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/003Arrangements for eliminating unwanted electromagnetic effects, e.g. demagnetisation arrangements, shielding coils
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/0007Elimination of unwanted or stray electromagnetic effects
    • H01J2229/0015Preventing or cancelling fields leaving the enclosure

Abstract

(57)【要約】 【目的】 漂遊磁界が近接配置の表示装置の画像表示に
及ぼす悪影響を簡単且つ有効に低減させる。 【構成】 偏向コイル装置11, 21の漂遊磁界を補償する
補償装置が、フィールド偏向方向に対し平行な表示窓の
対称平面15の両側で延在する2つのコイルL1 及びL2
を有し、これらコイルは、フィールド偏向方向でのこれ
らコイルの寸法Aがフィールド偏向方向及びライン偏向
方向に対し直交する方向でのこれらコイルの寸法Bの3
倍よりも長くなるような細長形状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子銃と、表示窓と、
フィルード偏向方向及びライン偏向方向で1つ以上の電
子ビームを表示窓にまたがって偏向させる偏向コイル装
置とを有する陰極線管と、偏向コイル装置の漂遊磁界を
補償する補償手段とを具える表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】このような表示装置は、英国特許第22
17959号明細書に開示されており既知である。この
ような表示装置は特にテレビジョン受信機及びコンピュ
ータモニタに用いられている。このような表示装置で
は、動作中1つ以上の電子ビームが偏向コイル装置によ
り偏向される。この目的のために、偏向コイル装置は動
作中電磁的な偏向磁界を発生する。しかし、偏向コイル
装置は動作中電磁的な漂遊磁界をも発生する。この漂遊
磁界は接近して配置された表示装置における画像表示に
悪影響を及ぼすおそれがある。この漂遊磁界の強さは、
表示装置からある距離の位置に、漂遊磁界とは逆方向で
ほぼ同じ強さの磁界を発生する補償手段を表示装置に設
けることにより減少せしめることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、漂遊
磁界による前述した悪影響を簡単且つ有効に低減せしめ
うるようにした表示装置を提供せんとするにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子銃と、表
示窓と、フィルード偏向方向及びライン偏向方向で1つ
以上の電子ビームを表示窓にまたがって偏向させる偏向
コイル装置とを有する陰極線管と、偏向コイル装置の漂
遊磁界を補償する補償手段とを具える表示装置におい
て、前記の補償手段は、フィールド偏向方向に対し平行
な表示窓の対称平面の両側で延在する2つのコイルを有
し、これらコイルは、フィールド偏向方向でのこれらコ
イルの寸法がフィールド偏向方向及びライン偏向方向に
対し直交する方向でのこれらコイルの寸法の3倍よりも
長くなるような細長状形状をしていることを特徴とす
る。このような細長状形状のコイルは本発明による表示
装置に隣接して配置した表示装置に及ぼす漂遊磁界の悪
影響を極めて有効に低減させる。コイルの寸法の上述し
た比を3:1よりも小さくすると、有効な補償を得るた
めに補償磁界で比較的大きな磁気エネルギーを発生させ
る必要がある。コイルを細長状形状とすることにより、
補償磁界は簡単且つ有効に比較的小さな空間領域に集中
される。コイル間の間隔はライン偏向方向での表示窓の
寸法の約0.7 倍よりも長くするのが好ましい。コイル間
の間隔を小さくすると、当該表示装置自体の偏向磁界が
悪影響を受ける。フィールド偏向方向でのコイルの寸法
はフィールド偏向方向での表示窓の寸法の約0.5 倍より
も長くするのが好ましい。
【0005】本発明による表示装置の他の例では、本発
明による表示装置の下側又は上側或いはその双方に配置
した表示装置に及ぼす漂遊磁界による悪影響を極めて有
効に低減せしめうる表示装置を提供する。
【0006】この目的のために、本発明による表示装置
の例では、前記の補償手段が、磁気コアを有する2つの
ソレノイドコイルを具え、これらソレノイドコイルはラ
イン偏向方向に対し平行な表示窓の対称平面の両側で延
在し、これらソレノイドコイルの長手方向がライン偏向
方向に対しほぼ平行となっているようにする。これらソ
レノイドコイル間の間隔はフィールド偏向方向での表示
窓の寸法の0.5 倍よりも長くするのが好ましい。
【0007】磁気コアの長さは、ライン偏向方向での表
示窓の寸法の0.4 〜0.8 倍の範囲とするのが好ましい。
動作中ソレノイドコイルにより発生される補償磁界は、
有効な補償を得る上でこの補償磁界で比較的わずかな磁
気エネルギーを発生させればよいような空間形状を有す
る。
【0008】本発明の範囲内で、ライン偏向とは高周波
での偏向を意味し、フィールド偏向とは低周波での偏向
を意味するものとする。
【0009】
【実施例】図1は本発明による表示装置の長手軸線に沿
う部分的断面図である。この表示装置、本例ではカラー
表示装置1は、表示窓3、コーン部4及びネック部5と
より成る排気容器2を有する。ネック部5内には、一平
面、すなわちインライン平面、この場合図面の平面内に
延在する3つの電子ビーム7,8及び9を発生する電子
銃6が設けられている。表示窓の内側には表示スクリー
ン10が設けられている。この表示スクリーン10は赤、緑
及び青で発光する多数の蛍光体素子を有している。電子
ビーム7,8及び9は表示スクリーン10に向う途中で偏
向コイル装置11により表示スクリーン10にまたがって偏
向され、表示窓3の前方に配置された色選択電極12を通
過する。この色選択電極12は孔13があけられている薄肉
プレートを有する。この色選択電極は懸垂手段14により
表示窓内に懸垂されている。3つの電子ビーム7,8及
び9は色選択電極の孔13を互いにわずかの角度を成して
通過し、従って各電子ビームは1つのみの色の蛍光体素
子に当たる。偏向されない電子ビームが位置する平面は
本例の場合ライン偏向方向に対し平行とする。この場合
生じる問題は、フィールド偏向コイルの漂遊磁界が近く
の表示装置の画像表示に悪影響を及ぼすということであ
る。2台の表示装置が互いに比較的短かい距離で例えば
互いに隣り合わせて配置されている場合には、一方の表
示装置の漂遊磁界が他方の表示装置の偏向磁界を妨害す
る。この現象は特に、これら表示装置に環状のフィール
ド偏向コイルが設けられている場合に生じる。環状コイ
ルにより発生される漂遊磁界は近くの表示装置における
偏向に著しい影響を及ぼす。
【0010】図2Aは表示窓3の正面図である。本例で
は、陰極線管は表示窓の対角線で測って約51cmの寸法を
有する表示窓を具えている。本例では、ライン偏向方向
が水平であり、垂直偏向方向が垂直である。ライン偏向
方向(x方向)における表示窓の寸法が約40cmであり、
フィールド偏向方向(y方向)の寸法が約30cmである。
図2Aには、フィールド偏向方向に対し平行に延在する表
示窓3の対称平面15と、ライン偏向方向に対し平行に延
在する対称平面16をも示してある。図2Bは本発明による
表示装置の側面図である。この表示装置は、対称平面16
に対し直交する方向に延在するフィールド偏向方向に電
子ビームを偏向させる偏向装置21を有している。ライン
偏向方向はフィールド偏向方向に対し直交し表示スクリ
ーンに対し平行な方向に延在する。本例では偏向装置21
が環状のコイル21a を有する。このようなコイルは、コ
イルが巻装された環状コアを有する。表示装置は、表示
窓の対称平面15の両側でフィールド偏向方向に対し平行
に延在する2つのコイルL1 及びL2 より成るコイル装
置をも有している。動作中これらのコイルL1 及びL 2
はほぼ横方向に向いた補償磁界を表示装置の両側に発生
する。すなわち、補償磁界はライン偏向方向に対しほぼ
平行な方向に向いている。これらのコイルは細長状、本
例の場合長さ対幅の比が3:1を越える長方形とする。
本例では、フィールド偏向方向に対し平行な方向でのこ
れらコイルL1 及びL2 の寸法Aが17.5cmであり、フィ
ールド偏向方向及びライン偏向方向の双方に対し直交す
る方向でのこれらコイルL1 及びL2 の寸法が3.0cm で
あり、従って本例では比A:Bが約6:1である。この
ような細長状コイルは動作中、比較的小さな細長状領域
に集中される補償磁界を発生する。長さ対幅の比が3:
1よりも小さいと、補償磁界は比較的大きな空間領域に
亘って延在し、従ってこの補償磁界では比較的多くの磁
気エネルギーを発生させる必要がある。コイルL1 及び
2 の寸法Aはフィールド偏向方向での表示窓の寸法の
0.5 倍以上とするのが好ましい。寸法Aがフィールド偏
向方向での表示窓の寸法の0.5 倍よりも小さいと、近く
の表示装置で隅部の方向に偏向された電子ビームに妨害
を及ぼす漂遊磁界を有効に補償するのが困難となる。本
例では、Aの寸法をフィールド偏向方向での表示窓の寸
法の0.57倍とする。コイルL1 及びL2 間の距離Gはラ
イン偏向方向での表示窓の寸法の少なくとも約0.7 倍と
するのが好ましい。コイルL1 及びL2 間の間隔を短か
くすると、偏向コイル装置21により行なわれる電子ビー
ム7,8及び9の偏向に悪影響を及ぼす。本例では、コ
イルL1 及びL2 間の距離Gを40.5cmとし、これはライ
ン偏向方向での表示窓の寸法にほぼ等しい。コイルL1
又はL2 の長手軸線25とコイル21a の重力平面23との間
の距離Dはこの重力平面23と表示窓との間の距離Cの0
〜0.5 倍の範囲とするのが好ましい。このようにするこ
とにより、コイルL1 及びL2 によって発生された横方
向補償磁界のほぼ最適な好結果が、当該表示装置に隣接
されて配置された他の表示装置の位置で得られる。その
理由は、この補償磁界の最大点が他の表示装置のフィー
ルド偏向コイルよりもわずかな距離だけ前に位置する為
である。本例では、距離Dを6.5cm 、すなわち重力平面
23と表示窓の平面との間の距離Cの約0.2 倍に等しくす
る。重力平面23は表示窓の平面に平行でフィールド偏向
コイルの重心を通る平面に相当する。図3には、横方向
補償磁界の方向を矢印32により線図的に示してある。本
例では、この補償磁界はコイルL1 及びL2 の長手軸線
25に対しほぼ直交して延在する。本例では、コイルL1
及びL2 は650 μH のインダクタンスと、0.7 Ωの抵抗
値とを有し、その巻回数は約60とする。本例では、コイ
ルL1 及びL2 はコイル21a と直列に配置されている。
表示装置には、コイル21に電流を供給する手段31を設け
るか又は設けることができる。
【0011】図4及び5は本発明による表示装置の他の
例を示す。本例の表示装置は2つのソレノイドコイルL
3 及びL4 を有するコイル装置を具える。これらソレノ
イドコイルは対称平面16の両側に位置する。これらソレ
ノイドコイルL3 及びL4 は動作中表示装置の下側及び
上側にほぼ横方向に向いた磁界を発生する。その結果、
当該表示装置の下又は上側に位置する他の表示装置によ
って生ぜしめられる漂遊磁界により当該表示装置に及ぼ
される悪影響が簡単且つ有効に軽減化される。これらソ
レノイドコイルL3 , L4 は磁気コア27, 28を有する。
これら磁気コア27, 28の長さはライン偏向方向での表示
窓の寸法の0.4 〜0.8 倍の範囲とするのが好ましい。こ
れら磁気コアの長さをライン偏向方向での表示窓の寸法
の0.4 倍よりも短かくすると、動作中ソレノイドコイル
により生ぜしめられる磁界の空間的形状が、表示窓の隅
部の方向に偏向された電子ビームに影響を及ぼす漂遊磁
界を満足に補償するのが困難となるように集中されてし
まう。本例では磁気コアの長さHを、ライン偏向方向で
表示窓の寸法の約0.55倍である22.5cmとする。ソレノイ
ドコイルは対称平面16からFの距離に位置させるのが好
ましい。ここにFは、フィールド偏向方向での表示窓の
寸法の0.5 倍よりも大きな値である。この距離をフィー
ルド偏向方向での表示窓の寸法の0.5 倍よりも短かくす
ると、電子ビーム7,8及び9の偏向磁界が比較的大き
く悪影響を受ける。コイルL3 , L4 と重力平面23との
間の距離Eは距離Cの0〜0.5 倍の範囲とするのが好ま
しい。このようにすることにより、コイルL3 及びL4
により発生される横方向の補償磁界が、当該表示装置の
下方又は上方に配置された他の表示装置の位置でほぼ最
適に好影響を及ぼす。その理由は、この補償磁界の最大
値が上記の他の表示装置のフィールド偏向コイルよりも
わずかに前の距離の位置に生じる為である。本例では、
距離Eを2.5cm とし、重力平面23と表示窓との間の距離
Cを31cmとする。本例で用いるコア材料は約250 の透磁
率μを有する材料とする。本例では、コアの断面Iの直
径を1cmとする。インダクタンスは515 μH とし、抵抗
値は0.06Ωとし、コイルの巻数は80とする。表示装置の
下側又は上側でのみ補償を必要とする場合には、ソレノ
イドコイルのみを用いるように、すなわち表示装置はコ
イルL1 及びL2 を設けないようにすることができる。
しかし、双方のコイル装置を組合せて用いるのが好まし
い。コイルL1 及びL2 を、存在する場合にはコイルL
3 及びL4 をも図5に線図的に示すようにコイル21a と
直列に配置するのが好ましい。動作中は、コイルL 1
2 , L3 及びL4 を流れる電流は、フィールド偏向コ
イル21を流れる電流と同じ周波数を有している。表示装
置には、動作中コイルL1 , L2 , L3 及びL4 に流す
電流を発生させる電流発生手段31を設けるか或いは設け
ることができる。直列配置された補償コイルには抵抗R
を並列に接続し、その抵抗値は自然共振が充分に減衰さ
れるような値とするのが好ましい。自然共振は電子ビー
ムの偏向に悪影響を及ぼすおそれがある。本例では、抵
抗Rの抵抗値を470 Ωとする。コイルL1 , L2 , L3
及びL4 は表示装置の外匣26に位置させるのが好まし
い。コイルL1 , L2 , L3 及びL4 が設けられていな
い上述した2つのモニタ(表示装置)の相互妨害は約0.
7mm であり、これにより表示に著しい妨害を及ぼした。
本例では、コイルL1 , L2 , L 3及びL4 を用いるこ
とにより、相互妨害が約0.05mmまで減少し、表示が可成
り改善された。
【0012】本発明の範囲内で種々の変形が可能である
こと明らかである。上述した例ではインライン型の電子
銃を有するカラー表示装置を示したが、本発明は例えば
いわゆるデルタ型の電子銃を有するカラー表示装置或い
はモノクロ表示装置にも適用しうる。本発明の範囲内で
は、電子銃6とは1つ以上の電子ビームを発生する手段
を意味するものと理解すべきである。上述した例では、
コイルL1 及びL2 を長方形としたが、これらのコイル
は楕円形とすることもできる。これらのコイルは2つ以
上のサブコイルL1a ,2a,L1b ,2bを以って構成す
るか或いは平坦なD字状にすることもできる。これらの
可能な形状の幾つかを図6A〜6Dに示す。これらの形状の
すべては動作中ライン偏向方向に対しほぼ平行に延在す
る補償磁界を発生するのに適しており、この補償磁界
は、フィールド偏向方向に対し平行な方向では、フィー
ルド偏向方向とライン偏向方向との双方に対し直交する
方向におけるよりも大きな(少なくとも3倍大きい)領
域に亘って延在する。上述した例では、コイルL1 及び
2 を表示窓の平面に対しほぼ垂直に配置したが、これ
らコイルL1 及びL2 は長手軸線を中心に回動させるこ
とができる。この場合、電子ビーム7,8及び9の偏向
に及ぼす補償磁界の影響は減少するも、補償磁界の空間
形状を隣接する表示装置の位置で改善することができ
る。コイルL1 及びL2 は平坦コイルとする、すなわち
これらコイルをほぼ一平面に延在させるのが好ましい
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0013】上述した例では対角線が51cmの陰極線管を
有する表示装置を示したが、本発明はこの寸法の陰極線
管に限定されるものではない。又、上述した例では、ラ
イン偏向が水平方向で行なわれ、フィールド偏向が垂直
方向で行なわれる陰極線管を示したが、本発明はこれに
限定されず、ライン偏向方向とフィールド偏向方向とを
交換することができる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による表示装置をその長手軸線に沿って
断面とした部分的断面図である。
【図2】表示窓を示す正面図(図2A)及び本発明の表示
装置を示す側面図(図2B)である。
【図3】本発明による表示装置の一部を示す背面図であ
る。
【図4】本発明による表示装置の他の例を示す側面図で
ある。
【図5】図4の表示装置の一部を示す背面図である。
【図6】コイル形状の数例を示す線図である。
【符号の説明】
1 カラー表示装置 2 排気容器 3 表示窓 4 コーン部 5 ネック部 6 電子銃 7, 8, 9 電子ビーム 10 表示スクリーン 11 偏向コイル装置 12 色選択電極 13 孔 15, 16 対称平面 21 偏向装置 21a コイル 26 外匣 27, 28 磁気コア 31 電流発生手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子銃と、表示窓と、フィルード偏向方
    向及びライン偏向方向で1つ以上の電子ビームを表示窓
    にまたがって偏向させる偏向コイル装置とを有する陰極
    線管と、 偏向コイル装置の漂遊磁界を補償する補償手段とを具え
    る表示装置において、 前記の補償手段は、フィールド偏向方向に対し平行な表
    示窓の対称平面の両側で延在する2つのコイルを有し、 これらコイルは、フィールド偏向方向でのこれらコイル
    の寸法がフィールド偏向方向及びライン偏向方向に対し
    直交する方向でのこれらコイルの寸法の3倍よりも長く
    なるような細長状形状をしていることを特徴とする表示
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表示装置において、前
    記のコイル間の間隔でライン偏向方向での表示窓の寸法
    の約0.7 倍よりも長いことを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の表示装置におい
    て、フィールド偏向方向での前記のコイルの寸法がフィ
    ールド偏向方向での表示窓の寸法の約0.5 倍よりも長く
    なっていることを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の表
    示装置において、前記の補償手段が、磁気コアを有する
    2つのソレノイドコイルを具え、これらソレノイドコイ
    ルはライン偏向方向に対し平行な表示窓の対称平面の両
    側で延在し、これらソレノイドコイルの長手方向がライ
    ン偏向方向に対しほぼ平行となっていることを特徴とす
    る表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の表示装置において、前
    記の磁気コアの長さがライン偏向方向での表示窓の寸法
    の0.4 〜0.8 倍の範囲であることを特徴とする表示装
    置。
  6. 【請求項6】 電子銃と、表示窓と、フィルード偏向方
    向及びライン偏向方向で1つ以上の電子ビームを表示窓
    にまたがって偏向させる偏向コイル装置とを有する陰極
    線管と、 偏向コイル装置の漂遊磁界を補償する補償手段とを具え
    る表示装置において、 前記の補償手段が、磁気コアを有する2つのソレノイド
    コイルを具え、これらソレノイドコイルはライン偏向方
    向に対し平行な表示窓の対称平面の両側で延在し、これ
    らソレノイドコイルの長手方向がライン偏向方向に対し
    ほぼ平行となっていることを特徴とする表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の表示装置において、前
    記の磁気コアの長さがライン偏向方向での表示窓の寸法
    の0.4 〜0.8 倍の範囲であることを特徴とする表示装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項に記載の表
    示装置において、前記の偏向コイル装置が環状型のフィ
    ールド偏向コイルを有していることを特徴とする表示装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項4又は5に記載の表示装置におい
    て、前記の偏向コイル装置がフィールド偏向コイルを有
    し、前記の補償手段のコイル及びソレノイドコイルがフ
    ィールド偏向コイルと直列に配置されていることを特徴
    とする表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の表示装置において、
    前記のコイルに抵抗が並列に配置されていることを特徴
    とする表示装置。
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