JPH05189846A - カセットテープレコーダ - Google Patents
カセットテープレコーダInfo
- Publication number
- JPH05189846A JPH05189846A JP4006187A JP618792A JPH05189846A JP H05189846 A JPH05189846 A JP H05189846A JP 4006187 A JP4006187 A JP 4006187A JP 618792 A JP618792 A JP 618792A JP H05189846 A JPH05189846 A JP H05189846A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- release lever
- switch
- locking
- tape recorder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 閉状態においてキャビネット11前面とカセ
ット蓋12前面との間で段差が生じることがなく、外観
上優れたカセットテープレコーダを提供すること。 【構成】 カセット18とカセット検出スイッチ17と
の係合を解除するスイッチ解除レバー16を備え、カセ
ット蓋12の長さ方向にわたるスイッチ解除レバー16
がカセット蓋12の上部後方に配設されたカセットテー
プレコーダにおいて、カセット蓋12の上面中央部にロ
ック機構を構成する係止部12dが形成される一方、係
止部12dに係合する係止片16bがスイッチ解除レバ
ー16の係止部12dと対向する箇所に形成されている
カセットテープレコーダ。
ット蓋12前面との間で段差が生じることがなく、外観
上優れたカセットテープレコーダを提供すること。 【構成】 カセット18とカセット検出スイッチ17と
の係合を解除するスイッチ解除レバー16を備え、カセ
ット蓋12の長さ方向にわたるスイッチ解除レバー16
がカセット蓋12の上部後方に配設されたカセットテー
プレコーダにおいて、カセット蓋12の上面中央部にロ
ック機構を構成する係止部12dが形成される一方、係
止部12dに係合する係止片16bがスイッチ解除レバ
ー16の係止部12dと対向する箇所に形成されている
カセットテープレコーダ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカセットテープレコー
ダ、より詳細にはカセットとカセット検出スイッチとの
係合を解除するスイッチ解除レバーを備え、カセット蓋
の長さ方向にわたる前記スイッチ解除レバーが前記カセ
ット蓋の上部後方に配設されたカセットテープレコーダ
に関する。
ダ、より詳細にはカセットとカセット検出スイッチとの
係合を解除するスイッチ解除レバーを備え、カセット蓋
の長さ方向にわたる前記スイッチ解除レバーが前記カセ
ット蓋の上部後方に配設されたカセットテープレコーダ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のカセットテープレコーダ
を図4〜図6に示す。図中31はキャビネットを示して
おり、キャビネット31の略中央部には後述するメカニ
ズム34のテープ巻きローラ40が挿入される孔31b
が左右に並んで2か所形成されている。キャビネット3
1の下部内側面に孔31aが形成されており、正面には
操作ボタン31cが形成されている。また図中32はカ
セット蓋を示しており、カセット蓋32下部側面にばね
掛け部32cが形成されており、ばね掛け部32cの下
方にはボス32bが形成されている。このボス32bに
ネジリコイルバネ33が挿入され、ネジリコイルバネ3
3の一端がはね掛け部32cに係止されるようになって
いる。カセット蓋32の外側面下部にはボス32aが形
成されており、このボス32aはキャビネット31の孔
31aに嵌入されるようになっている。ボス32aの上
方には係止片32dが形成されており、後述する係止部
35aに係止されるようになっている。また図中34は
メカニズムを示しており、メカニズム34の中央にはテ
ープ巻きローラ40が配設されており、キャビネット3
1の孔31bに貫入されるようになっている。メカニズ
ム34の上部には長さ方向にわたるスイッチ解除レバー
36が回動自在に嵌装されており、スイッチ解除レバー
36の上方にはカセット検出スイッチ37が基板39に
固定されて配設されている。またメカニズム34の側面
にはロック解除レバー35が嵌装されている。ロック解
除レバー35の中央部には係止片32dと係止される係
止部35aが形成されており、ロック解除レバー35の
上部にはスイッチ解除レバー36にロック解除レバー3
5の作動を伝達するための押圧部35bが形成されてい
る。
を図4〜図6に示す。図中31はキャビネットを示して
おり、キャビネット31の略中央部には後述するメカニ
ズム34のテープ巻きローラ40が挿入される孔31b
が左右に並んで2か所形成されている。キャビネット3
1の下部内側面に孔31aが形成されており、正面には
操作ボタン31cが形成されている。また図中32はカ
セット蓋を示しており、カセット蓋32下部側面にばね
掛け部32cが形成されており、ばね掛け部32cの下
方にはボス32bが形成されている。このボス32bに
ネジリコイルバネ33が挿入され、ネジリコイルバネ3
3の一端がはね掛け部32cに係止されるようになって
いる。カセット蓋32の外側面下部にはボス32aが形
成されており、このボス32aはキャビネット31の孔
31aに嵌入されるようになっている。ボス32aの上
方には係止片32dが形成されており、後述する係止部
35aに係止されるようになっている。また図中34は
メカニズムを示しており、メカニズム34の中央にはテ
ープ巻きローラ40が配設されており、キャビネット3
1の孔31bに貫入されるようになっている。メカニズ
ム34の上部には長さ方向にわたるスイッチ解除レバー
36が回動自在に嵌装されており、スイッチ解除レバー
36の上方にはカセット検出スイッチ37が基板39に
固定されて配設されている。またメカニズム34の側面
にはロック解除レバー35が嵌装されている。ロック解
除レバー35の中央部には係止片32dと係止される係
止部35aが形成されており、ロック解除レバー35の
上部にはスイッチ解除レバー36にロック解除レバー3
5の作動を伝達するための押圧部35bが形成されてい
る。
【0003】またこのスイッチ解除レバー36及びロッ
ク解除レバー35の要部を拡大して示した図が図5であ
る。スイッチ解除レバー36のボス36aはメカニズム
34の丸孔34aに挿入され、ボス36aを中心にスイ
ッチ解除レバー36が回動できるようになっている。
ク解除レバー35の要部を拡大して示した図が図5であ
る。スイッチ解除レバー36のボス36aはメカニズム
34の丸孔34aに挿入され、ボス36aを中心にスイ
ッチ解除レバー36が回動できるようになっている。
【0004】このように構成されたカセットテープレコ
ーダにおけるカセット蓋32の開閉動作を図6(a)、
(b)に基づいて説明する。まず開動作について説明す
ると、イジェクトボタン(図示せず)を操作すると、ロ
ック解除レバー35が矢印A方向に移動し、押圧部35
bがスイッチ解除レバー36を押し上げる。このときス
イッチ解除レバー36はボス36aを中心にD方向に回
動する。スイッチ解除レバー36が押し上げられること
によりカセット検出スイッチ37がたわみ、カセット3
8のロックを解除する。この動作と同時にロック解除レ
バー35の係止部35aとカセット蓋32の係止片32
dとのロック状態が解除され、ネジリコイルバネ33の
付勢力により、カセット蓋32に形成されたボス32a
を中心としてカセット蓋32は矢印C方向に回転し、開
状態となる。
ーダにおけるカセット蓋32の開閉動作を図6(a)、
(b)に基づいて説明する。まず開動作について説明す
ると、イジェクトボタン(図示せず)を操作すると、ロ
ック解除レバー35が矢印A方向に移動し、押圧部35
bがスイッチ解除レバー36を押し上げる。このときス
イッチ解除レバー36はボス36aを中心にD方向に回
動する。スイッチ解除レバー36が押し上げられること
によりカセット検出スイッチ37がたわみ、カセット3
8のロックを解除する。この動作と同時にロック解除レ
バー35の係止部35aとカセット蓋32の係止片32
dとのロック状態が解除され、ネジリコイルバネ33の
付勢力により、カセット蓋32に形成されたボス32a
を中心としてカセット蓋32は矢印C方向に回転し、開
状態となる。
【0005】次に閉動作について説明する。カセット蓋
32を矢印D方向にネジリコイルバネ33の付勢力に抗
して手で押圧すると、カセット蓋32はボス32aを中
心に矢印D方向に回動する。カセット蓋32の係止片3
2dとロック解除レバー35の係止部35aとが、共に
斜面状に形成されている係合面で係合し、カセット蓋3
2により一旦ロック解除レバー35は矢印A方向に押し
上げられ、係止部35a、係止片32dの前記係合斜面
における係合が解除されると、ロック解除レバー35は
矢印B方向に復帰し、カセット蓋32とロック解除レバ
ー35とがロックされて閉状態となる。このときスイッ
チ検出レバー36がボス36aを中心に一旦矢印D方向
に押し上げられるため、連動してカセット検出スイッチ
37も押し上げられてカセットテープ38が入り易くな
り、その後カセット検出スイッチ37はセットされたカ
セット38を検出する。その後キャビネット31の操作
ボタン31c(図4)を操作すると、録音再生等の所定
のモードが実行される。
32を矢印D方向にネジリコイルバネ33の付勢力に抗
して手で押圧すると、カセット蓋32はボス32aを中
心に矢印D方向に回動する。カセット蓋32の係止片3
2dとロック解除レバー35の係止部35aとが、共に
斜面状に形成されている係合面で係合し、カセット蓋3
2により一旦ロック解除レバー35は矢印A方向に押し
上げられ、係止部35a、係止片32dの前記係合斜面
における係合が解除されると、ロック解除レバー35は
矢印B方向に復帰し、カセット蓋32とロック解除レバ
ー35とがロックされて閉状態となる。このときスイッ
チ検出レバー36がボス36aを中心に一旦矢印D方向
に押し上げられるため、連動してカセット検出スイッチ
37も押し上げられてカセットテープ38が入り易くな
り、その後カセット検出スイッチ37はセットされたカ
セット38を検出する。その後キャビネット31の操作
ボタン31c(図4)を操作すると、録音再生等の所定
のモードが実行される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
カセットテープレコーダにおいて、カセット蓋32の係
止片32dとロック解除レバー35の係止部35aとの
係合箇所は一か所であり、係合箇所はカセット蓋32の
一側面中央部に設けられている。このため閉状態にある
場合、係止片32dが形成された側と反対側におけるカ
セット蓋32の上端部32eが浮き上がり、この上端部
32eとキャビネット31前面との間で段差が生じ、外
観上好ましくないという課題があった。
カセットテープレコーダにおいて、カセット蓋32の係
止片32dとロック解除レバー35の係止部35aとの
係合箇所は一か所であり、係合箇所はカセット蓋32の
一側面中央部に設けられている。このため閉状態にある
場合、係止片32dが形成された側と反対側におけるカ
セット蓋32の上端部32eが浮き上がり、この上端部
32eとキャビネット31前面との間で段差が生じ、外
観上好ましくないという課題があった。
【0007】本発明はこのような課題に鑑み発明された
ものであって、閉状態においてキャビネットとカセット
蓋との間に段差が生じることがなく、外観上問題のない
カセットテープレコーダを提供することを目的としてい
る。
ものであって、閉状態においてキャビネットとカセット
蓋との間に段差が生じることがなく、外観上問題のない
カセットテープレコーダを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るカセットテープレコーダは、カセットと
カセット検出スイッチとの係合を解除するスイッチ解除
レバーを備え、カセット蓋の長さ方向にわたる前記スイ
ッチ解除レバーが前記カセット蓋の上部後方に配設され
たカセットテープレコーダにおいて、前記カセット蓋の
上面中央部にロック機構を構成する係止部が形成される
一方、該係止部に係合する係止片が前記スイッチ解除レ
バーの前記係止部と対向する箇所に形成されていること
を特徴としている。
に本発明に係るカセットテープレコーダは、カセットと
カセット検出スイッチとの係合を解除するスイッチ解除
レバーを備え、カセット蓋の長さ方向にわたる前記スイ
ッチ解除レバーが前記カセット蓋の上部後方に配設され
たカセットテープレコーダにおいて、前記カセット蓋の
上面中央部にロック機構を構成する係止部が形成される
一方、該係止部に係合する係止片が前記スイッチ解除レ
バーの前記係止部と対向する箇所に形成されていること
を特徴としている。
【0009】
【作用】上記した構成によれば、前記カセット蓋の上面
中央部にロック機構を構成する係止部が形成される一
方、該係止部に係合する係止片が前記スイッチ解除レバ
ーの前記係止部と対向する箇所に形成されているので、
前記カセット蓋は上面中央部においてロックされ、前記
カセット蓋の上端部が浮き上がることはなくなり、前記
カセット蓋前面とキャビネット前面との間段差はほとん
ど生じなくなる。
中央部にロック機構を構成する係止部が形成される一
方、該係止部に係合する係止片が前記スイッチ解除レバ
ーの前記係止部と対向する箇所に形成されているので、
前記カセット蓋は上面中央部においてロックされ、前記
カセット蓋の上端部が浮き上がることはなくなり、前記
カセット蓋前面とキャビネット前面との間段差はほとん
ど生じなくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係るカセットテープレコーダ
の実施例を図面に基づいて説明する。
の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】図1はテープレコーダ本体の要部を示す分
解斜視図であり、図中11はキャビネットを示してお
り、キャビネット11の略中央部には後述するメカニズ
ム14のテープ巻きローラ20が挿入される孔11bが
左右に並んで2か所形成されている。キャビネット11
の下部内側面に孔11aが形成されており、正面には操
作ボタン11cが形成されている。また図中12はカセ
ット蓋を示しており、カセット蓋12下部側面にネジリ
コイルバネ13が掛けられるようにバネ掛け部12cが
形成されており、ばね掛け部12cの下方にはボス12
bが形成されている。このボス12bにネジリコイルバ
ネ13が挿入され、ネジリコイルバネ13の一端がバネ
掛け部12cに係止されるようになっている。カセット
蓋12の外側面下部にはボス12aが形成されており、
このボス12aはキャビネット11の孔11aに嵌入さ
れるようになっている。カセット蓋12の上方には係止
部12dが形成されており、後述する係止片16bが係
止されるようになっている。また図中14はメカニズム
を示しており、メカニズム14の中央にはテープ巻きロ
ーラ20が配設されており、キャビネット11の孔11
bに貫入されるようになっている。メカニズム14の上
部には長さ方向にわたるスイッチ解除レバー16が回動
自在に嵌装されており、スイッチ解除レバー16の上方
にはカセット検出スイッチ17が基板19に固定されて
配設されている。スイッチ解除レバー16の上面中央部
にはカセット検出スイッチ17と並んで係止片16bが
形成されており、係止部12dに係止されるようになっ
ている。またメカニズム14の側面にはロック解除レバ
ー15が嵌装されている。ロック解除レバー15の上部
にはスイッチ解除レバー16にロック解除レバー15の
作動を伝達するための押圧部15bが形成されている。
解斜視図であり、図中11はキャビネットを示してお
り、キャビネット11の略中央部には後述するメカニズ
ム14のテープ巻きローラ20が挿入される孔11bが
左右に並んで2か所形成されている。キャビネット11
の下部内側面に孔11aが形成されており、正面には操
作ボタン11cが形成されている。また図中12はカセ
ット蓋を示しており、カセット蓋12下部側面にネジリ
コイルバネ13が掛けられるようにバネ掛け部12cが
形成されており、ばね掛け部12cの下方にはボス12
bが形成されている。このボス12bにネジリコイルバ
ネ13が挿入され、ネジリコイルバネ13の一端がバネ
掛け部12cに係止されるようになっている。カセット
蓋12の外側面下部にはボス12aが形成されており、
このボス12aはキャビネット11の孔11aに嵌入さ
れるようになっている。カセット蓋12の上方には係止
部12dが形成されており、後述する係止片16bが係
止されるようになっている。また図中14はメカニズム
を示しており、メカニズム14の中央にはテープ巻きロ
ーラ20が配設されており、キャビネット11の孔11
bに貫入されるようになっている。メカニズム14の上
部には長さ方向にわたるスイッチ解除レバー16が回動
自在に嵌装されており、スイッチ解除レバー16の上方
にはカセット検出スイッチ17が基板19に固定されて
配設されている。スイッチ解除レバー16の上面中央部
にはカセット検出スイッチ17と並んで係止片16bが
形成されており、係止部12dに係止されるようになっ
ている。またメカニズム14の側面にはロック解除レバ
ー15が嵌装されている。ロック解除レバー15の上部
にはスイッチ解除レバー16にロック解除レバー15の
作動を伝達するための押圧部15bが形成されている。
【0012】またこのスイッチ解除レバー16及びロッ
ク解除レバー15の要部を拡大して示した図が図2であ
る。スイッチ解除レバー16のボス16aはメカニズム
14の丸孔14aに挿入され、ボス16aを中心にスイ
ッチ解除レバー16が回動できるようになっている。
ク解除レバー15の要部を拡大して示した図が図2であ
る。スイッチ解除レバー16のボス16aはメカニズム
14の丸孔14aに挿入され、ボス16aを中心にスイ
ッチ解除レバー16が回動できるようになっている。
【0013】このように構成されたカセットテープレコ
ーダにおけるカセット蓋12の開閉動作を図3(a)、
(b)に基づいて説明する。まず開動作について説明す
ると、イジェクトボタン(図示せず)を操作すると、ロ
ック解除レバー15が矢印A方向に移動し、押圧部15
bがスイッチ解除レバー16を押し上げる。このときス
イッチ解除レバー16はボス16aを中心にD方向に回
動する。スイッチ解除レバー16が押し上げられること
によりカセット検出スイッチ17がたわみ、カセット1
8のロックを解除する。この動作と同時に係止片16b
がD方向に回動し、カセット蓋12の係止部12dと係
止片16bとのロック状態が解除され、カセット蓋12
がネジリコイルバネ13の付勢力により、カセット蓋1
2に形成されたボス12aを中心として矢印C方向に回
転し、開状態となる。
ーダにおけるカセット蓋12の開閉動作を図3(a)、
(b)に基づいて説明する。まず開動作について説明す
ると、イジェクトボタン(図示せず)を操作すると、ロ
ック解除レバー15が矢印A方向に移動し、押圧部15
bがスイッチ解除レバー16を押し上げる。このときス
イッチ解除レバー16はボス16aを中心にD方向に回
動する。スイッチ解除レバー16が押し上げられること
によりカセット検出スイッチ17がたわみ、カセット1
8のロックを解除する。この動作と同時に係止片16b
がD方向に回動し、カセット蓋12の係止部12dと係
止片16bとのロック状態が解除され、カセット蓋12
がネジリコイルバネ13の付勢力により、カセット蓋1
2に形成されたボス12aを中心として矢印C方向に回
転し、開状態となる。
【0014】次に閉動作について説明する。カセット蓋
12を矢印D方向にネジリコイルバネ13の付勢力に抗
して手で押圧すると、カセット蓋12はボス12aを中
心に矢印D方向に回動する。カセット蓋12の係止部1
2dと係止片16bとが、共に斜面状に形成されている
係合面で係合し、カセット蓋12によりスイッチ解除レ
バー16はボス16aを中心として一旦矢印D方向に押
し上げられ、その後係止片16b、係止部12dの前記
係合面における係合が解除されると、スイッチ解除レバ
ー16は矢印C方向に復帰し、カセット蓋12とスイッ
チ解除レバー16とがロックされて閉状態となる。この
ときスイッチ解除レバー16がボス16aを中心にして
一旦矢印D方向に押し上げられるため、連動してカセッ
ト検出スイッチ17もD方向に押し上げられてカセット
テープ18が入り易くなり、その後カセット検出スイッ
チ17はセットされたカセット18を検出する。その後
キャビネット11の操作ボタン11c(図2)を操作す
ると、録音再生等の所定のモードが実行される。
12を矢印D方向にネジリコイルバネ13の付勢力に抗
して手で押圧すると、カセット蓋12はボス12aを中
心に矢印D方向に回動する。カセット蓋12の係止部1
2dと係止片16bとが、共に斜面状に形成されている
係合面で係合し、カセット蓋12によりスイッチ解除レ
バー16はボス16aを中心として一旦矢印D方向に押
し上げられ、その後係止片16b、係止部12dの前記
係合面における係合が解除されると、スイッチ解除レバ
ー16は矢印C方向に復帰し、カセット蓋12とスイッ
チ解除レバー16とがロックされて閉状態となる。この
ときスイッチ解除レバー16がボス16aを中心にして
一旦矢印D方向に押し上げられるため、連動してカセッ
ト検出スイッチ17もD方向に押し上げられてカセット
テープ18が入り易くなり、その後カセット検出スイッ
チ17はセットされたカセット18を検出する。その後
キャビネット11の操作ボタン11c(図2)を操作す
ると、録音再生等の所定のモードが実行される。
【0015】本実施例に係るカセットテープレコーダに
おいては、カセット蓋12の係止部12dがカセット蓋
12の上面中央部に形成されており、係止部12dに係
止される係止片16bがスイッチ解除レバー16上面略
中央部の係止部12dと対向した箇所に形成されている
ので、カセット蓋12はボス12aから最も離れたカセ
ット蓋12の上端部でロックされることとなる。したが
ってカセット蓋12前面のどの部分もキャビネット11
面から浮き上がることはなくロックされる。このためカ
セット蓋12前面とキャビネット11前面との間で生じ
る段差をほとんどなくすことができる。
おいては、カセット蓋12の係止部12dがカセット蓋
12の上面中央部に形成されており、係止部12dに係
止される係止片16bがスイッチ解除レバー16上面略
中央部の係止部12dと対向した箇所に形成されている
ので、カセット蓋12はボス12aから最も離れたカセ
ット蓋12の上端部でロックされることとなる。したが
ってカセット蓋12前面のどの部分もキャビネット11
面から浮き上がることはなくロックされる。このためカ
セット蓋12前面とキャビネット11前面との間で生じ
る段差をほとんどなくすことができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係るカセッ
トテープレコーダにあっては、カセットとカセット検出
スイッチとの係合を解除するスイッチ解除レバーを備
え、カセット蓋の長さ方向にわたる前記スイッチ解除レ
バーが前記カセット蓋の上部後方に配設されたカセット
テープレコーダにおいて、前記カセット蓋の上面中央部
にロック機構を構成する係止部が形成される一方、該係
止部に係合する係止片が前記スイッチ解除レバーの前記
係止部と対向する箇所に形成されているので、前記カセ
ット蓋前面とキャビネット前面との間に生じる段差をほ
とんどなくすことができる。
トテープレコーダにあっては、カセットとカセット検出
スイッチとの係合を解除するスイッチ解除レバーを備
え、カセット蓋の長さ方向にわたる前記スイッチ解除レ
バーが前記カセット蓋の上部後方に配設されたカセット
テープレコーダにおいて、前記カセット蓋の上面中央部
にロック機構を構成する係止部が形成される一方、該係
止部に係合する係止片が前記スイッチ解除レバーの前記
係止部と対向する箇所に形成されているので、前記カセ
ット蓋前面とキャビネット前面との間に生じる段差をほ
とんどなくすことができる。
【図1】本発明に係るカセットテープレコーダの実施例
を概略的に示した分解斜視図である。
を概略的に示した分解斜視図である。
【図2】実施例に係るカセットテープレコーダのカセッ
ト検出スイッチの周辺部を示した拡大斜視図である。
ト検出スイッチの周辺部を示した拡大斜視図である。
【図3】(a)は実施例に係るカセットテープレコーダ
の要部を概略的に示した閉状態における断面図、(b)
は実施例に係るカセットテープレコーダの要部を概略的
に示した開動作途中状態における断面図である。
の要部を概略的に示した閉状態における断面図、(b)
は実施例に係るカセットテープレコーダの要部を概略的
に示した開動作途中状態における断面図である。
【図4】従来のカセットテープレコーダを概略的に示し
た分解斜視図である。
た分解斜視図である。
【図5】従来のカセットテープレコーダのカセット検出
スイッチの周辺部を示した拡大斜視図である。
スイッチの周辺部を示した拡大斜視図である。
【図6】(a)は従来のカセットテープレコーダの要部
を概略的に示した閉状態における断面図、(b)は従来
のカセットテープレコーダの要部を概略的に示した開動
作途中状態における断面図である。
を概略的に示した閉状態における断面図、(b)は従来
のカセットテープレコーダの要部を概略的に示した開動
作途中状態における断面図である。
12 カセット蓋 12d 係止部 16 スイッチ検出レバー 16b 係止片 17 カセット検出スイッチ 18 カセットテープ
Claims (1)
- 【請求項1】 カセットとカセット検出スイッチとの係
合を解除するスイッチ解除レバーを備え、カセット蓋の
長さ方向にわたる前記スイッチ解除レバーが前記カセッ
ト蓋の上部後方に配設されたカセットテープレコーダに
おいて、前記カセット蓋の上面中央部にロック機構を構
成する係止部が形成される一方、該係止部に係合する係
止片が前記スイッチ解除レバーの前記係止部と対向する
箇所に形成されていることを特徴とするカセットテープ
レコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4006187A JPH05189846A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | カセットテープレコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4006187A JPH05189846A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | カセットテープレコーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05189846A true JPH05189846A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11631557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4006187A Pending JPH05189846A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | カセットテープレコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05189846A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6951024B2 (en) | 2001-11-22 | 2005-09-27 | Denon, Ltd. | Optical disk reproducing apparatus and reproducing method |
US7219355B2 (en) | 2002-06-18 | 2007-05-15 | D&M Holdings Inc. | Optical disk reproducing apparatus |
-
1992
- 1992-01-17 JP JP4006187A patent/JPH05189846A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6951024B2 (en) | 2001-11-22 | 2005-09-27 | Denon, Ltd. | Optical disk reproducing apparatus and reproducing method |
US7219355B2 (en) | 2002-06-18 | 2007-05-15 | D&M Holdings Inc. | Optical disk reproducing apparatus |
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