JP3574013B2 - ドアを具えた収納装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャビネット内に被収納物が装着されるトレイを出没自在に配備した収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下の記載にあっては、収納装置としてキャビネット内にディスクを引き込んで信号の記録又は再生を行うディスク記録又は再生装置を例示する。
図13は、以前に出願人が提案した装置の斜視図、図14(a)、(b)は、同上の側面図である(特開平10−255364号参照)。これはキャビネット(2)の開口面に、ドア(1)の下端部を枢支(24)し、ディスクDが載置されるトレイ(4)を出没自在に設けている。トレイ(4)には、ディスクを回転させるターンテーブル(60)及びディスクに向けてビームを発するピックアップ(61)が設けられている。トレイ(4)の一端部はキャビネット(2)の側面に開設されたガイド溝(20)に嵌まり、他端部はドア(1)の側面に設けられた長孔(13)に嵌合する。
ドア(1)が閉じた状態では、図14(b)に示すように、トレイ(4)はキャビネット(2)内に収納される。図14(a)に示すように、ドア(1)を手で開くと、トレイ(4)が斜め上向きに傾いて露出し、ターンテーブル(60)にディスクを着脱できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図13に示す装置では、ドア(1)の前面が大きいから、使用者はディスクではなくカセットテープを挿入する装置と誤認する虞れがある。また、斯種装置にあっては薄型化が求められているが、図13のようにトレイ(4)を斜めに引き出す装置にあっては、キャビネット(2)の高さは斜めに傾いたトレイ(4)の高さ以上となり、薄型化は困難である。従って、装置前面の見映えも悪い。
出願人はこの点に鑑みて、ドア(1)を上下に分かれた複数枚のドア片(3)(5)にて形成し、ドア(1)を開く際に上側のドア片(3)が下側のドア片(5)に対して外向きに飛び出す構成とすれば、上側のドア片(3)だけが突出してくるように見えることでドア(1)が薄くなったように見え、見映えを改善できることを着想した。また、ディスク装着時には上側のドア片(3)が下側のドア片(5)に対して突出して見える。即ち、上側のドア片(3)が下側のドア片(5)を隠すからドア(1)が薄く見える効果も有することになる。
更に、上側のドア片(3)よりも下側のドア片(5)を少し凹めた形のデザインとすれば、ドア(1)が閉まった状態でも薄くなったように見せることは可能である。
本発明は、トレイを斜めに引き出す装置に於いて、ドアが閉まった状態の時、ドアが開こうとする時、ディスク装着時にドアを薄く見せることを目的とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
キャビネット(2)の前面を覆うドア(1)は、キャビネット(2)の前面にて上下に配備された一対のドア片(3)(5)から構成され、少なくとも一方のドア片(3)(5)がトレイ(4)に連繋している。下側のドア片(5)は下端部がキャビネット(2)に枢支(24)され、上側のドア片(3)は基端部(33)が下側のドア片(5)又はトレイ(4)に枢支(41)されて、下向きにバネ付勢されている。上側のドア片(3)は閉じ姿勢にてトレイ(4)の先端に対向し、上側のドア片(3)からはトレイ(4)の先端よりも上側に位置する突板(31)がトレイ(4)に向けて突出している。
両ドア片(3)(5)の閉じ姿勢から開き姿勢への移行時に、トレイ(4)の先端が上側のドア片(3)の突板(31)に接して該ドア片(3)のバネ付勢方向の回動を規制する。
【0005】
【作用及び効果】
キャビネット(2)からドア片(3)(5)を開くと、両ドア片(3)(5)は下側のドア片(5)とキャビネット(2)との枢支部(24)を中心に回動する。ドア片(3)(5)の少なくとも一方に連繋したトレイ(4)はキャビネット(2)から突出する。開き途中にて、トレイ(4)の先端が上側のドア片(3)の突板(31)に接して該ドア片(3)の下向きの回動を規制する。然るに、下側のドア片(5)は開く向きに回動し続ける。従って、両ドア片(3)(5)は互いに分離するように開く。このとき、上側のドア片(3)だけが突出してくる為、使用者はドア(1)が薄くなったように見える。開き途中の両ドア片(3)(5)を正面から見ると、上側のドア片(3)が下側のドア片(5)に対して突出して見える。即ち、上側のドア片(3)が下側のドア片(5)を隠すように見えるからドア(1)が薄く見え、見映えを改善できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
第1実施例
(全体構成)
以下、本発明の一例を図を用いて詳述する。以下の記載では、ディスクを装置内に挿入する方向を後方、排出する方向を前方とする。
図1(a)、(b)は、本例に関わる装置の斜視図であり、(a)はドアの閉じ姿勢、(b)はドアの開き姿勢を夫々示す。キャビネット(2)の開口面はドア(1)にて覆われ、該ドア(1)は2枚の第1、第2ドア片(3)(5)を上下に配備して構成される。
この上下のドア片(3)(5)は同一面内又は意図的に上側のドア片(3)が前方に突出した形にしている。理由は使用者に対して上側のドア片(3)だけが突出してくるように見せる為である。下側に位置する第2ドア片(5)は下端部がキャビネット(2)に枢支(24)されている。キャビネット(2)の側面には、ガイド溝(20)が前後に延びて開設されており、キャビネット(2)の両側壁は天板(21)にて繋がっている。天板(21)は右端部に切欠き(22)を設け、該切欠き(22)の前端縁から当て板(23)を下向きに突出している。
図1(b)に示すように、第2ドア片(5)は左右に延びたパネル(50)の右端部内側から腕片(51)を突出している。
【0007】
キャビネット(2)内にはターンテーブル(60)及びピックアップ(61)を具えたトレイ(4)が配備され、トレイ(4)の前後端部からは第1、第2嵌合軸(41)(42)が外向きに突出している。前側に位置する第1嵌合軸(41)は第1ドア片(3)を貫通して、第2ドア片(5)の腕片(51)に嵌まり、後側に位置する第2嵌合軸(42)はガイド溝(20)に嵌まる。第1ドア片(3)は第1嵌合軸(41)を中心に回動自在に設けられている。従来と同様に、ドア片(3)(5)が開いた状態では、トレイ(4)が斜め上向きに露出し、ディスクを装着できる。
【0008】
(構成詳細)
図2は、装置を構成する各部品の分解斜視図である。第1ドア片(3)は、透窓(36)が開設された覆い板(30)の上端部から突板(31)を、また覆い板(30)の両側からは側板(32)(32)が夫々内向きに突出して構成され、外側から透窓(36)を通してトレイ(4)上のディスクを見ることができる。各側板(32)にはトレイ(4)の第1嵌合軸(41)が貫通する嵌め孔(33)が開設され、嵌め孔(33)の近傍には、バネ支持軸(34)が内向きに、当り軸(35)が外向きに突出している。バネ支持軸(34)には第1ネジリバネ(11)が嵌まり、該第1ネジリバネ(11)は一方の脚片がトレイ(4)に、他方の脚片が第1ドア片(3)に引掛って、第1ドア片(3)を反時計方向、即ち下向きに付勢する。
第1ドア片(3)の右端部には、開口を後側に向けた収納室(37)が形成され、該収納室(37)内に規制部材(9)が嵌まる。規制部材(9)は図5に示す如く、金属板を折曲して形成され、収納室(37)内に挿入される基端部(92)から、横向きに撓み変形可能な当り片(91)と、当り片(91)よりも自由端部側に位置する嵌合片(90)を一体に具える。第2ドア片(5)のパネル(50)の上面右端部からは、カム片(52)が突出している。該カム片(52)は左側に斜面(53)を形成し、後記の如く、ドア(1)を閉じる途中には、斜面(53)と当り片(91)とが当接する。
【0009】
図2の第2ドア片(5)の各腕片(51)には、嵌め孔(33)を貫通した第1嵌合軸(41)が嵌まる透孔(56)が開設されている。第2ドア片(5)の枢支部(24)は、第2ドア片(5)の下端部から突出した枢軸(57)をキャビネット(2)に開設された丸孔(25)に嵌めて形成され、枢軸(57)には第2ドア片(5)を反時計方向、即ち開く向きに付勢する第2ネジリバネ(12)が嵌まっている。
キャビネット(2)の右側板には、ロックレバー(7)が枢支(70)される。ロックレバー(7)は合成樹脂にて形成され、図7(a)に示すように、天板(21)の切欠き(22)を貫通する操作板(71)と、弾性を有するバネ片(72)と、第2ドア片(5)に引掛る係止爪(73)を一体に具える。ロックレバー(7)の係止爪(73)は第2ドア片(5)の閉じ姿勢にて、腕片(51)の先端部を係止する。バネ片(72)は天板(21)の当て板(23)に接して係止爪(73)を反時計方向に付勢して腕片(51)の先端に引掛ける。
【0010】
図3は、トレイ(4)の分解斜視図である。トレイ(4)は枠体(40)の開口(43)に、サブシャーシ(6)を嵌めて構成される。サブシャーシ(6)はベース(62)の上にターンテーブル(60)と前記ピックアップ(61)及びその駆動機構が配備される。これらを覆うように、カバー(64)を取り付けてある。受け板(62)はダンパ(63)を介して枠体(40)に載置されており、枠体(40)に加わった衝撃や振動がサブシャーシ(6)に直接伝わることを防ぐ。
枠体(40)の前端部両側には山状突起(44)(44)が上向きに設けられ、右側の山状突起(44)内に逃げ空間(46)が形成されている。図4は図3を矢印A方向から見上げた図である。逃げ空間(46)内には壁片(47)が設けられ、前記規制部材(9)の嵌合片(90)は後記するようにドア(1)を閉じる際に、当初壁片(47)に接しており、ドア(1)の閉じ動作に伴って逃げ空間(46)に嵌まる。山状突起(44)の下側からは、突片(45)が前向きに突出している。
【0011】
(ドアの開き動作)
図7(a)、(b)、図8(a)、(b)は、キャビネット(2)の側面図であり、図7(a)はドア(1)の閉じ姿勢を、図8(b)は開き姿勢を夫々示す。図7(a)、(b)、図8(a)、(b)にあっては、便宜上第1ネジリバネ(11)の図示を省く。
図7(a)に示すドア(1)の閉じ姿勢では、第1、第2ドア片(3)(5)はキャビネット(2)の前面開口を覆い、トレイ(4)はキャビネット(2)内に収納されている。
ドア(1)を開くには図7(b)に示すロックレバー(7)の操作板(71)をバネ片(72)に抗して手で後側に押す。係止爪(73)と第2ドア片(5)の係合が外れ、第2ネジリバネ(12)により第2ドア片(5)は枢支部(24)を中心に反時計方向に回動する。第2ドア片(5)は第1嵌合軸(41)を押してトレイ(4)をキャビネット(2)から排出する向きに移動させる。第1嵌合軸(41)には第1ドア片(3)が嵌まっているから、第1ドア片(3)もトレイ(4)とともに移動する。第1ドア片(3)は第1ネジリバネ(11)(図2参照)により下向きに付勢されているから、第1ドア片(3)は下端部(39)が第2ドア片(5)のパネル(50)の上面に接しながら回動する。
係止爪(73)と第2ドア片(5)の係合が外れて、操作板(71)から手を離すと、ロックレバー(7)はバネ片(72)の弾性力により元の姿勢に戻される。
【0012】
図8(a)に示すように、第2ドア片(5)が開いている途中に、キャビネット(2)から突出したトレイ(4)の突片(45)が第1ドア片(3)の突板(31)の裏面に当接する。第1ドア片(3)の回動は規制され、第2ドア片(5)だけが枢支部(24)を中心に反時計方向に回動する。
トレイ(4)の後側の軸(42)がキャビネット(2)の長孔(20)の前端に当たって、トレイ(4)の移動が停止する。トレイ(4)に連繋した第2ドア片(5)の回動が停止し、開き動作が完了する。
第2ドア片(5)が開き完了すると、図8(b)に示す位置に達する。ターンテーブル(60)がキャビネット(2)から露出し、トレイ(4)にディスクDを装着できる。
本例に係わる装置にあっては、両ドア片(3)(5)は互いに分離するように開く。開き途中の両ドア片(3)(5)を正面から見ると、上側のドア片(3)が下側のドア片(5)に対して突出して見える。即ち、上側のドア片(3)だけが突出してくるように見せることができる。更に両ドア片(3)(5)が開ききった状態では、上側のドア片(3)が下側のドア片(5)を隠すように見えるからドア(1)が薄く見え、見映えを改善できる。
【0013】
(ドアの閉じ動作)
ドア(1)を閉じる際には、手で第1ドア片(3)又は第2ドア片(5)を押して、上記動作とは逆の動作を行えばよい。しかし、手で第1ドア片(3)を強く押し込んだ場合、第1ドア片(3)が第1ネジリバネ(11)の付勢力に抗して不用意に開くことがある。これにより、第1ドア片(3)と第2ドア片(5)の間隔が開き過ぎ、該間隔内に指を挟む虞れがある。
この虞れをなくすために、本装置にはドア(1)を閉じる際に第1ドア片(3)が不用意に開くことを防止する機構が設けられており、前記規制部材(9)は該機構を構成する。
【0014】
(第1ドア片の持ち上がり過ぎ防止)
図6は、ドア(1)が閉じる途中に於ける規制部材(9)とカム片(52)を示す正面図であり、トレイ(4)の山状突起(44)を破断している。規制部材(9)の当り片(91)及び嵌合片(90)はトレイ(4)の壁片(47)の下方に位置している。
図9(a)、(b)、(c)は、規制部材(9)とトレイ(4)を示す側面図であり、第1、第2ドア片(3)(5)を一点鎖線で示す。図9(a)に示すドア(1)が開いた状態にあっては、規制部材(9)の嵌合片(90)の先端がトレイ(4)の壁片(47)の下端に接する。これにより、第1ドア片(3)は第1嵌合軸(41)を中心として時計方向に回動することが防止される。
第1ドア片(3)を閉じる向きに押すと、第1嵌合軸(41)を介してトレイ(4)が押され、トレイ(4)は嵌合片(90)に接しながら後退する。第1嵌合軸(41)が後退するから、第2ドア片(5)も枢支部(24)を中心に時計方向に回動する。
【0015】
図9(b)に示すように、更に第1ドア片(3)を押すと、第2ドア片(5)上のカム片(52)が規制部材(9)の当り片(91)に接する。図6に示すように、当り片(91)はカム片(52)の斜面(53)に接するから、斜面(53)に押されて規制部材(9)の基端部(92)を中心に撓んで左側に移動する。嵌合片(90)も左側に移動するから、嵌合片(90)と壁片(47)の当接が外れ、嵌合片(90)は逃げ空間(46)に嵌まる。
図9(c)に示すように、更に第1ドア片(3)を押すと、嵌合片(90)が逃げ空間(46)に嵌まりながら第1ドア片(3)が閉じる。第1ドア片(3)と第2ドア片(5)の間隔は開き過ぎないことになる。
【0016】
第2実施例
本例にあっては、第1ネジリバネ(11)が第1ドア片(3)を時計方向、即ち上向きに付勢している点、及び規制部材(9)が設けられていない点が第1実施例と異なる。
図10に示すように、第1ネジリバネ(11)はバネ支持軸(34)に嵌まって、一方の脚片が第1ドア片(3)の収納室(37)に嵌まる。収納室(37)の前方にはリブ(38)が設けられている。
図11は、両ドア片(3)(5)が閉じた状態の右側面図である。第1ネジリバネ(11)の他方の脚片は、トレイ(4)の下面に接しており、第1ドア片(3)を上向き、即ち第1嵌合軸(41)を中心として時計方向に付勢している。第1ドア片(3)のリブ(38)はトレイ(4)の突片(45)に接して、第1ドア片(3)の時計方向の回動を規制している。
【0017】
(ドア開き動作)
ロックレバー(7)と第2ドア片(5)の係合を解除すると、第2ネジリバネ(12)により両ドア片(3)(5)が開く。図12(a)に示す位置までドア片(3)(5)が開くと、第2ドア片(5)の腕片(51)の先端が第1ドア片(3)の当り軸(35)に当たり、第1ドア片(3)を第1ネジリバネ(11)による時計方向の付勢力に抗して、第1ドア片(3)を押し下げるようになる。よって、リブ(38)と突片(45)の間が開き出す。
この第1ドア片(3)を押し下げる動作がなければ、両ドア片(3)(5)が開き完了したときに第1ドア片(3)がトレイ(4)の前端部の上を覆うことにより、ディスクの交換がしにくくなる。この問題を解決する為に第1ドア片(3)を押し下げている。
【0018】
更に両ドア片(3)(5)を開くと、第2ドア片(5)の先端の移動軌跡により第1ドア片(3)の当り軸(35)が更に押し下げられ、開ききった状態では図12(b)に示すように、トレイ(4)の突片(45)が第1ドア片(3)の突板(31)の下面に接する。
軸(42)が長孔(20)の前端に当たることにより両ドア片(3)(5)は開き完了する。ターンテーブル(60)がキャビネット(2)から露出し、ディスクを装着できる。
尚、両ドア片(3)(5)を閉じるには、第2ネジリバネ(12)に抗して、ドア片(3)(5)を押し込む。上記とは逆の経路を辿ってドア片(3)(5)が閉じる。
図12(b)に示すように、ドア片(3)(5)の開き姿勢にて当り軸(35)が第2ドア片(5)の腕片(51)に接して、第1ドア片(3)の時計方向の回動を規制している。故に本例にあっては、第1実施例のような規制部材(9)は不要である。
更に上側のドア片(3)だけが突出してくるように見せるにはより効果的である。
【0019】
本例にあっては、トレイ(4)にディスクを装着するとしたが、これに限定されず、例えばディスクを載せて搬送するだけの搬送トレイ(図示せず)であってもよい。
【0020】
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
上記記載では、上側のドア片(3)は、トレイ(4)の嵌合軸(41)に同軸に嵌まっているが、該ドア片(3)の枢軸は嵌合軸(41)と別個に設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は、収納装置の斜視図であり、(a)はドアの閉じ姿勢を、(b)は開き姿勢を夫々示す。
【図2】収納装置を構成する各部品の分解斜視図である。
【図3】トレイの分解斜視図である。
【図4】図3を矢印A方向から見上げた図である。
【図5】規制部材とカム片の斜視図である。
【図6】ドアが閉じる途中に於ける規制部材とカム片を示す正面図である。
【図7】(a)、(b)はキャビネットの側面図である。
【図8】(a)、(b)はキャビネットの側面図である。
【図9】(a)、(b)、(c)は規制部材とトレイを示す側面図である。
【図10】他の実施例に於ける第1ドア片と第1ネジリバネの斜視図である。
【図11】ドア片が閉じた状態の右側面図である。
【図12】(a)、(b)はキャビネットの側面図である。
【図13】従来の収納装置の斜視図である。
【図14】(a)、(b)は、同上の側面図である。
【符号の説明】
(1) ドア
(2) キャビネット
(3) 第1ドア片
(4) トレイ
(5) 第2ドア片
(9) 規制部材
(24) 枢支
(41) 第1嵌合軸
(42) 第2嵌合軸

Claims (5)

  1. キャビネット(2)の前面にドア(1)の基端部を枢支し、ドア(1)とキャビネット(2)に被収納物が装着されるトレイ(4)を連繋して設け、ドア(1)の開閉に応じてトレイ(4)を出没させ、ドア は、キャビネット の前面にて上下に配備された一対のドア片 )( から構成され、少なくとも一方のドア片 )( がトレイ に連繋し、下側のドア片 は下端部がキャビネット に枢支 (24) された収納装置に於いて、
    上側のドア片(3)は基端部 (33) がトレイ に枢支 (41) されて、下向きにバネ付勢され、上側のドア片(3)は閉じ姿勢にてトレイ(4)の先端に対向し、上側のドア片(3)からはトレイ(4)の先端よりも上側に位置する突板(31)がトレイ(4)に向けて突出し、両ドア片(3)(5)の閉じ姿勢から開き姿勢への移行時に、トレイ(4)の先端が上側のドア片(3)の突板(31)に接して該ドア片(3)のバネ付勢方向の回動を規制することを特徴とする収納装置。
  2. キャビネット(2)の前面にドア(1)の基端部を枢支し、ドア(1)とキャビネット(2)に被収納物が装着されるトレイ(4)を連繋して設け、ドア(1)の開閉に応じてトレイ(4)を出没させ、ドア は、キャビネット の前面にて上下に配備された一対のドア片 )( から構成され、少なくとも一方のドア片 )( がトレイ に連繋し、下側のドア片 は下端部がキャビネット に枢支 (24) された収納装置に於いて、
    上側のドア片(3)は基端部 (33) がトレイ に枢支 (41) されて、上向きにバネ付勢され、両ドア片(3)(5)の閉じ姿勢から開き姿勢への移行時に下側のドア片(5)の自由端部が上側のドア片(3)に接して該ドア片(3)のバネ付勢方向の回動を規制することを特徴とする収納装置。
  3. 上側のドア片(3)とトレイ(4)との間には、該ドア片(3)の開き状態にてトレイ(4)の下面に接する規制部材(9)が設けられ、両ドア片(3)(5)の間には、上側のドア片(3)の開き状態から閉じ状態への移行時にトレイ(4)と規制部材(9)との当接を解除するカム機構が設けられた請求項1に記載の収納装置。
  4. トレイ(4)には信号記録媒体であるディスクが着脱可能に取り付けられる請求項1乃至3に記載の収納装置。
  5. 両ドア片(3)(5)は閉じ姿勢にて、上側のドア片(3)は下側のドア片(5)に対してキャビネット(2)から突出した位置に配備される請求項1乃至4に記載の収納装置。
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