JPH0518908A - ガラス壜の高速検査方法および装置 - Google Patents

ガラス壜の高速検査方法および装置

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JPH0518908A
JPH0518908A JP19589291A JP19589291A JPH0518908A JP H0518908 A JPH0518908 A JP H0518908A JP 19589291 A JP19589291 A JP 19589291A JP 19589291 A JP19589291 A JP 19589291A JP H0518908 A JPH0518908 A JP H0518908A
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glass bottle
camera
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electronic shutter
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JP19589291A
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Shinichi Ito
真一 伊藤
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Ishizuka Glass Co Ltd
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Ishizuka Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来よりもはるかに短時間でガラス壜の全周
の検査を行うことができるガラス壜の高速検査方法およ
び装置を提供すること。 【構成】 ガラス壜Bを高速回転させ、電子シャッター
機能を外した高速移動物体用カメラ1を用いてガラス壜
Bを連続的に撮影し、画像処理する。電子シャッターを
使用しないので高速回転するガラス壜Bの欠陥4は検査
エリア3内にカメラ1の残像として捉えられ、良否を判
定される。 【効果】 理論的には、1画面当りの入力時間まで検査
時間を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス壜のビリ、欠け等
の欠陥をガラス壜を回転させつつ高速度で検査すること
ができるガラス壜の高速検査方法および装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来からガラス壜の欠陥を光学的に検査
するには、図2に示すようにガラス壜Bを回転させつつ
CCDカメラ等のカメラ1によって検査対象とする部分
を撮影し、欠陥による画像信号の変化を利用して検査を
行っている。この場合、カメラ入力時に高速度で間欠的
に開閉する電子シャッター2を用い、ガラス壜Bを見掛
け上回転を止めた状態として画像処理回路への入力を行
っている。
【0003】ところが図2のように検査エリア3を設定
した場合、電子シャッター2が開いた瞬間にAの位置に
欠陥4があり、次に電子シャッター2が開いた瞬間にB
の位置まで移動したとすると、検査エリア3内に欠陥4
の画像を捉えることができないので検査ミスとなる。
【0004】このような問題を避けるためには、ガラス
壜Bの欠陥がどの位置にあっても電子シャッター2が開
いた瞬間に必ず検査エリア3内にその画像を捉えること
ができるように多数の画面を撮影する必要がある。この
ためガラス壜の全周を検査するのに必要な画面数を例え
ば10画面とした場合、ビデオ規格により1画面当りの入
力時間は16.7msec (1/60sec)と定められているので、最
低でも167 msecが必要となり、これよりも検査を高速化
することは理論的に不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解消し、従来よりもはるかに短時間でガラス
壜の全周の検査を行うことができるガラス壜の高速検査
方法および装置を提供するために完成されたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、高速回転
するガラス壜を高速移動物体用カメラを用いて検査する
方法において、通常使用される電子シャッターを使用す
ることなくガラス壜を連続的に撮影し、ガラス壜の欠陥
をカメラの残像として捉えて良否を判定することを特徴
とするガラス壜の高速検査方法によって解決することが
できる。また上記の課題は、電子シャッター機能を持た
ない高速移動物体用カメラと、このカメラにより撮影さ
れた高速回転するガラス壜の欠陥をカメラの残像として
捉えて良否を判定する画像処理回路とを備えたことを特
徴とするガラス壜の高速検査装置によって解決すること
ができる。
【0007】即ち、本発明においてはガラス壜Bを高速
回転させ、図1に示すように電子シャッター機能を持た
ない高速移動物体用カメラ1により連続的に撮影したガ
ラス壜Bの画像を電子シャッターによって分断すること
なく画像処理回路6に入力する。画像処理回路6は従来
と同様に検査エリア3内の画像信号を2値化し、欠陥を
示す画像信号の変化に基づき良否を判定する機能を有す
るものである。このように本発明においては電子シャッ
ター機能を持たない高速移動物体用カメラ1を使用する
ので、ガラス壜Bに欠陥4が存在する場合には、夜間に
シャッターを開いたまま撮影した天体写真のように欠陥
4の残像5が円弧状に捉えられ、この残像5の一部が必
ず検査エリア3に入るようにすることができる。そこで
この残像5を含む画像を画像処理回路6により画像処理
し、その画像信号の変化が設定値を越えたか否かによ
り、良否の判定を行うことができる。
【0008】上記のように本発明では通常使用される電
子シャッターによる画像の分断を行わないため、理論的
には検査エリア3が設定された画面数を1としてもガラ
ス壜Bの全周にわたる検査が可能となる。この場合には
ビデオ規格により定められた1画面当りの入力時間であ
る16.7msecで1本のガラス壜Bの検査を完了することが
できる。しかし実際には画面数を複数とし、検査の精度
をより向上させることが好ましい。この場合にも従来の
10画面を必要としていた検査方法に比較すれば、1本の
ガラス壜Bの検査に必要な時間を数分の1とすることが
でき、従来の数倍の速度でガラス壜Bの検査を行うこと
ができる。
【0009】
【発明の効果】以上に詳細に説明したように、本発明は
従来は必要不可欠とされていた電子シャッターを高速移
動物体用カメラから外したことにより、ガラス壜の欠陥
をカメラの残像として捉えて良否を判定するようにした
もので、従来の数倍の高速度でガラス壜の検査を行うこ
とが可能である。よって本発明は従来の問題点を一掃し
たガラス壜の高速検査方法および装置として、業界に寄
与するところは極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検査方法を説明する平面図である。
【図2】従来の検査方法を説明する平面図である。
【符号の説明】
1 高速移動物体用カメラ 2 電子シャッター 3 検査エリア 4 欠陥 5 残像 6 画像処理装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速回転するガラス壜を高速移動物体用
    カメラを用いて検査する方法において、通常使用される
    電子シャッターを使用することなくガラス壜を連続的に
    撮影し、ガラス壜の欠陥をカメラの残像として捉えて良
    否を判定することを特徴とするガラス壜の高速検査方
    法。
  2. 【請求項2】 電子シャッター機能を持たない高速移動
    物体用カメラと、このカメラにより撮影された高速回転
    するガラス壜の欠陥をカメラの残像として捉えて良否を
    判定する画像処理回路とを備えたことを特徴とするガラ
    ス壜の高速検査装置。
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JPH079409B2 JPH079409B2 (ja) 1995-02-01

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